JPH05200471A - ディスクの角度位置決め装置及び方法 - Google Patents
ディスクの角度位置決め装置及び方法Info
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- JPH05200471A JPH05200471A JP4237861A JP23786192A JPH05200471A JP H05200471 A JPH05200471 A JP H05200471A JP 4237861 A JP4237861 A JP 4237861A JP 23786192 A JP23786192 A JP 23786192A JP H05200471 A JPH05200471 A JP H05200471A
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- disk
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
- B65G47/00—Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
- B65G47/22—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
- B65G47/24—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles
- B65G47/244—Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors orientating the articles by turning them about an axis substantially perpendicular to the conveying plane
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B07—SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
- B07C—POSTAL SORTING; SORTING INDIVIDUAL ARTICLES, OR BULK MATERIAL FIT TO BE SORTED PIECE-MEAL, e.g. BY PICKING
- B07C5/00—Sorting according to a characteristic or feature of the articles or material being sorted, e.g. by control effected by devices which detect or measure such characteristic or feature; Sorting by manually actuated devices, e.g. switches
- B07C5/02—Measures preceding sorting, e.g. arranging articles in a stream orientating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65G—TRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
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- B65G2203/04—Detection means
- B65G2203/042—Sensors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、非機械的検査手段を用いて、ディ
スク形状の物体の角度位置を決定するディスク形状の物
体の高速角度位置決めを可能にする。 【構成】 自動供給手段１４は、上部ターンテーブル１
２上に配置された多数のディスク受け取りステーション
２０、２２、２４、と２６の１つにディスク形状の物体
１６を供給し、ディスク保持手段３４によって保持す
る。ディスク保持手段は、上部ターンテーブルに隣接し
て配設された検査及び制御装置２８がディスク形状の物
体を検査し角度位置を決定すると、予め定められた角度
位置にディスク形状の物体が達した時、上部ターンテー
ブルから下部ターンテーブル４８にディスク形状の物体
を移送する。予め定められた角度位置は、下部ターンテ
ーブルのディスク受け取りステーション４０、４２、４
４、と４６が下部ターンテーブルに対向して回転するこ
とによって維持され、ディスク形状の物体は搬出位置に
おいて搬出手段３０によって搬出される。
スク形状の物体の角度位置を決定するディスク形状の物
体の高速角度位置決めを可能にする。 【構成】 自動供給手段１４は、上部ターンテーブル１
２上に配置された多数のディスク受け取りステーション
２０、２２、２４、と２６の１つにディスク形状の物体
１６を供給し、ディスク保持手段３４によって保持す
る。ディスク保持手段は、上部ターンテーブルに隣接し
て配設された検査及び制御装置２８がディスク形状の物
体を検査し角度位置を決定すると、予め定められた角度
位置にディスク形状の物体が達した時、上部ターンテー
ブルから下部ターンテーブル４８にディスク形状の物体
を移送する。予め定められた角度位置は、下部ターンテ
ーブルのディスク受け取りステーション４０、４２、４
４、と４６が下部ターンテーブルに対向して回転するこ
とによって維持され、ディスク形状の物体は搬出位置に
おいて搬出手段３０によって搬出される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、認識可能な角度位置特
性を備えたディスク形状の物体の位置決めを高速で行う
装置と方法、特に金属繊維の方向が同じ角度位置である
缶蓋の流れを提供する装置と方法に関する。
性を備えたディスク形状の物体の位置決めを高速で行う
装置と方法、特に金属繊維の方向が同じ角度位置である
缶蓋の流れを提供する装置と方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】飲用缶の飲み口部が金属繊維の方向、こ
こでは金属が例えば圧延されたときの金属結晶の構造の
方向、に対して正確に配置された場合、飲用缶の蓋の強
度が増すことは従来から知られていた。従来の技術で
は、ディスク形状部品の金属繊維の方向を揃える手段と
しては、缶蓋の金属繊維の方向を識別し、識別された缶
蓋をそれに続く生産工程に移送するために、缶蓋に非機
能的な物理的変形を意図的につける手段があった。
こでは金属が例えば圧延されたときの金属結晶の構造の
方向、に対して正確に配置された場合、飲用缶の蓋の強
度が増すことは従来から知られていた。従来の技術で
は、ディスク形状部品の金属繊維の方向を揃える手段と
しては、缶蓋の金属繊維の方向を識別し、識別された缶
蓋をそれに続く生産工程に移送するために、缶蓋に非機
能的な物理的変形を意図的につける手段があった。
【０００３】ステルターに対する米国特許第４，０１
６，９６８号は、缶蓋の予め形成されたタブがセンサー
ラグを係合するまで、主軸を往復運動させて缶蓋を回転
させる。センサーラグが係合されると、クラッチスリッ
プと位置決めされた部品は、位置決め主軸から移送され
る。ローズに対する米国特許第３，６２８，６５０号
は、複数の回転輪を使用した缶蓋の機械的位置決め手段
を開示している。缶蓋は予め形成された打ち出し部分を
備えており、打ち出し部分が缶蓋の真下に配設された同
様の形状をしたローラーと一列になり、缶蓋は重力によ
って同様の形状をしたローラーの上に配置させられるま
で、各自回転させられる。それによって、他の多数の駆
動している回転輪から缶蓋を引き出す。缶蓋は、それか
ら、装置から位置決めされた場所に移動させられる。ラ
グラーとパストゥザックに対する米国特許第２，９６
８，３８７号と３，２９７，１３４号は、ディスク形状
の物体をそれぞれ回転させ、予めディスクに形成された
物理的形状を利用して、共通の角度位置にディスク形状
の物体を整列させる。ピッチャーとイオアニデスに対す
る米国特許第４，７７６，４４７号と４，７２１，１９
９号は、それぞれ、外部に向かって張り出した部材を缶
蓋の予め形成されたカットオフに挿入して缶蓋の位置決
めを行なう装置を開示している。外部に向かって張り出
した部材は、缶蓋がそれによって位置決めされるよう
に、予め定められた経路内を移動させられる。
６，９６８号は、缶蓋の予め形成されたタブがセンサー
ラグを係合するまで、主軸を往復運動させて缶蓋を回転
させる。センサーラグが係合されると、クラッチスリッ
プと位置決めされた部品は、位置決め主軸から移送され
る。ローズに対する米国特許第３，６２８，６５０号
は、複数の回転輪を使用した缶蓋の機械的位置決め手段
を開示している。缶蓋は予め形成された打ち出し部分を
備えており、打ち出し部分が缶蓋の真下に配設された同
様の形状をしたローラーと一列になり、缶蓋は重力によ
って同様の形状をしたローラーの上に配置させられるま
で、各自回転させられる。それによって、他の多数の駆
動している回転輪から缶蓋を引き出す。缶蓋は、それか
ら、装置から位置決めされた場所に移動させられる。ラ
グラーとパストゥザックに対する米国特許第２，９６
８，３８７号と３，２９７，１３４号は、ディスク形状
の物体をそれぞれ回転させ、予めディスクに形成された
物理的形状を利用して、共通の角度位置にディスク形状
の物体を整列させる。ピッチャーとイオアニデスに対す
る米国特許第４，７７６，４４７号と４，７２１，１９
９号は、それぞれ、外部に向かって張り出した部材を缶
蓋の予め形成されたカットオフに挿入して缶蓋の位置決
めを行なう装置を開示している。外部に向かって張り出
した部材は、缶蓋がそれによって位置決めされるよう
に、予め定められた経路内を移動させられる。
【０００４】これら全ての先行する方法は、角度位置を
機械的に決定するために、ディスク形状の物体に物理的
形状または変形を予め形成し、使用するという不利益が
あった。様々な種類の品質欠陥のために、缶または缶蓋
を検査する走査機器を使用する技術も知られている。例
えば、チョンに対する米国特許第４，４９７，４０９号
は、缶の線状痕（ｓｅａｍ）を検査し、特定の品質基準
が守られているかどうかを測定するために、電子スキャ
ナーを備える線状痕検査装置を述べている。
機械的に決定するために、ディスク形状の物体に物理的
形状または変形を予め形成し、使用するという不利益が
あった。様々な種類の品質欠陥のために、缶または缶蓋
を検査する走査機器を使用する技術も知られている。例
えば、チョンに対する米国特許第４，４９７，４０９号
は、缶の線状痕（ｓｅａｍ）を検査し、特定の品質基準
が守られているかどうかを測定するために、電子スキャ
ナーを備える線状痕検査装置を述べている。
【０００５】
【発明の開示】本発明は、ディスク形状の物体に物理的
変形を予め形成することを必要としない、ディスク形状
の物体の高速角度位置決め手段を提供し、共通の角度位
置を確定する前に、非機械的検査手段を用いてディスク
形状の物体の角度位置を測定するものである。角度位置
決めとは、ディスク形状の物体のある認識可能な特徴の
方向（外部の状態の一定の方向に関連した金属繊維の方
向）に沿った向きのことをさす。
変形を予め形成することを必要としない、ディスク形状
の物体の高速角度位置決め手段を提供し、共通の角度位
置を確定する前に、非機械的検査手段を用いてディスク
形状の物体の角度位置を測定するものである。角度位置
決めとは、ディスク形状の物体のある認識可能な特徴の
方向（外部の状態の一定の方向に関連した金属繊維の方
向）に沿った向きのことをさす。
【０００６】搬入位置の自動供給手段は、上部ターンテ
ーブル上に配置された多数のディスク受け取りステーシ
ョンの１つにディスク形状の物体を供給する。各ディス
ク受け取りステーションは、ディスク形状の物体を保持
し、定められた変更位置でディスク形状の物体を解放す
る制御可能なディスク保持手段を備える。下部ターンテ
ーブルは、同様のディスク受け取りステーションと制御
可能なディスク保持手段を有し、上部テーブルのディス
ク受け取りステーションの直下に下部テーブルのディス
ク受け取りステーションが位置するように、上部ターン
テーブルと平行に取り付けられる。上部ターンテーブル
と下部ターンテーブルはともに、回転手段によって同じ
速度で回転する。
ーブル上に配置された多数のディスク受け取りステーシ
ョンの１つにディスク形状の物体を供給する。各ディス
ク受け取りステーションは、ディスク形状の物体を保持
し、定められた変更位置でディスク形状の物体を解放す
る制御可能なディスク保持手段を備える。下部ターンテ
ーブルは、同様のディスク受け取りステーションと制御
可能なディスク保持手段を有し、上部テーブルのディス
ク受け取りステーションの直下に下部テーブルのディス
ク受け取りステーションが位置するように、上部ターン
テーブルと平行に取り付けられる。上部ターンテーブル
と下部ターンテーブルはともに、回転手段によって同じ
速度で回転する。
【０００７】上部ターンテーブルに隣接して配設された
検査及び制御装置は、ディスク形状の物体の各自の角度
位置を測定するためディスク形状の物体を検査し、上部
ターンテーブルによってディスク形状の物体が予め定め
られた角度位置に回転し、上部ターンテーブルの制御可
能なディスク保持手段から下部ターンテーブルの共同し
たディスク受け取りステーション上に解放されるよう
に、上部ターンテーブルの制御可能なディスク保持手段
を制御する。下部ターンテーブルのディスク受け取りス
テーションは、下部ターンテーブルが回転し、搬出位置
において予め定められた共通の角度位置にディスクの角
度位置決め装置から位置決めされたディスクを移動させ
るために下部ターンテーブルの保持手段が操作される
間、ディスク形状の物体の一定の角度位置が保持される
ように、下部ターンテーブルの回転方向に対向して回転
する。
検査及び制御装置は、ディスク形状の物体の各自の角度
位置を測定するためディスク形状の物体を検査し、上部
ターンテーブルによってディスク形状の物体が予め定め
られた角度位置に回転し、上部ターンテーブルの制御可
能なディスク保持手段から下部ターンテーブルの共同し
たディスク受け取りステーション上に解放されるよう
に、上部ターンテーブルの制御可能なディスク保持手段
を制御する。下部ターンテーブルのディスク受け取りス
テーションは、下部ターンテーブルが回転し、搬出位置
において予め定められた共通の角度位置にディスクの角
度位置決め装置から位置決めされたディスクを移動させ
るために下部ターンテーブルの保持手段が操作される
間、ディスク形状の物体の一定の角度位置が保持される
ように、下部ターンテーブルの回転方向に対向して回転
する。
【０００８】
【実施例】図１は本発明によるディスクの角度位置決め
装置１０を示す説明図である。ターンテーブル１２に
は、自動供給手段１４から供給されるディスク形状の物
体１６を受け取るよう構成された一つ以上のディスク受
け取りステーションが設けられている。本実施例では図
１に示すよう、４つのディスク受け取りステーション２
０、２２、２４、２６が設けられている。自動供給手段
１４は例えばスタック・ローダやコンベア等によって構
成されている。ディスク形状の物体１６は方向を定める
ときの指標となる、例えば金属繊維の方向や、表面に設
けられた目印等のなんらかの認識可能な特徴を備えてい
る必要がある。本実施例において、ディスク形状の物体
１６は缶の蓋であり、矢印１８に示すように検出可能な
金属繊維を有しており、個々の缶蓋の方向を定める際の
目印となっている。その他の実施例としては、切込、
溝、マーキング等の認識可能な物理的な目印を用いて、
方向を定めることも可能である。
装置１０を示す説明図である。ターンテーブル１２に
は、自動供給手段１４から供給されるディスク形状の物
体１６を受け取るよう構成された一つ以上のディスク受
け取りステーションが設けられている。本実施例では図
１に示すよう、４つのディスク受け取りステーション２
０、２２、２４、２６が設けられている。自動供給手段
１４は例えばスタック・ローダやコンベア等によって構
成されている。ディスク形状の物体１６は方向を定める
ときの指標となる、例えば金属繊維の方向や、表面に設
けられた目印等のなんらかの認識可能な特徴を備えてい
る必要がある。本実施例において、ディスク形状の物体
１６は缶の蓋であり、矢印１８に示すように検出可能な
金属繊維を有しており、個々の缶蓋の方向を定める際の
目印となっている。その他の実施例としては、切込、
溝、マーキング等の認識可能な物理的な目印を用いて、
方向を定めることも可能である。
【０００９】図１〜３は本発明によるディスクの角度位
置決め装置１０を示す説明図である。上部ターンテーブ
ル１２及び下部ターンテーブル４８にはそれぞれ４つの
ディスク受取ステーション２０、２２、２４、２４及び
４０、４２、４４、４６が設けられている。ここで、タ
ーンテーブルに設けられるディスク受け取りステーショ
ンの数は４つに限るものではなく、１つまたは２つ、３
つ、６つ等でもよい。各ディスク受け取りステーション
２０、２２、２４、２６は、ディスク形状の物体を保持
するよう構成された制御可能なディスク保持手段３４を
備え、上部ターンテーブル１２に固定的に埋設または固
設される。ディスク保持手段３４はディスクを保持する
ためのディスクホルダを備えており、ディスクホルダが
伸びた状態ではディスク形状の物体を保持し、ディスク
ホルダが収縮した状態ではディスク形状の物体を解放す
る。解放されたディスク形状の物体は、上部ターンテー
ブル１２から下部ターンテーブル４８に落下する。本実
施例においては、上部ターンテーブル１２に設けられた
ディスク受け取りステーション２０、２２、２４、２６
のディスク保持手段３４は、ソレノイドにより駆動され
るディスクホルダを、該ディスク保持手段の円周上に等
間隔に３本備えている。ソレノイドにより駆動されるデ
ィスクホルダは高速かつ同時に伸縮する能力に優れてい
る。ここで、ディスクホルダの制御手段はソレノイドの
ような電気的手段に限るものではなく、エア等を用いる
ことも考えられる。また、ディスクホルダの数も３本に
限るものではなく、４本、５本、またはそれ以上であっ
ても構わない。
置決め装置１０を示す説明図である。上部ターンテーブ
ル１２及び下部ターンテーブル４８にはそれぞれ４つの
ディスク受取ステーション２０、２２、２４、２４及び
４０、４２、４４、４６が設けられている。ここで、タ
ーンテーブルに設けられるディスク受け取りステーショ
ンの数は４つに限るものではなく、１つまたは２つ、３
つ、６つ等でもよい。各ディスク受け取りステーション
２０、２２、２４、２６は、ディスク形状の物体を保持
するよう構成された制御可能なディスク保持手段３４を
備え、上部ターンテーブル１２に固定的に埋設または固
設される。ディスク保持手段３４はディスクを保持する
ためのディスクホルダを備えており、ディスクホルダが
伸びた状態ではディスク形状の物体を保持し、ディスク
ホルダが収縮した状態ではディスク形状の物体を解放す
る。解放されたディスク形状の物体は、上部ターンテー
ブル１２から下部ターンテーブル４８に落下する。本実
施例においては、上部ターンテーブル１２に設けられた
ディスク受け取りステーション２０、２２、２４、２６
のディスク保持手段３４は、ソレノイドにより駆動され
るディスクホルダを、該ディスク保持手段の円周上に等
間隔に３本備えている。ソレノイドにより駆動されるデ
ィスクホルダは高速かつ同時に伸縮する能力に優れてい
る。ここで、ディスクホルダの制御手段はソレノイドの
ような電気的手段に限るものではなく、エア等を用いる
ことも考えられる。また、ディスクホルダの数も３本に
限るものではなく、４本、５本、またはそれ以上であっ
ても構わない。
【００１０】検査及び制御装置２８は、上部ターンテー
ブル１２の上側に該上部ターンテーブルに隣接して配設
される。検査及び制御装置２８は、ディスク形状の物体
１６を検査し、その角度を決定し、さらに該角度を基に
各ディスク受け取りステーションのディスク保持手段３
４を制御する。ディスク保持手段３４の制御信号の伝達
には、ソレノイドにより駆動されるディスクホルダが用
いられている場合には、スリップ・リング等の電気機械
的手法を用い、エア駆動式のディスクホルダが用いられ
ている場合には、エアを送るライン等を用いる。下部タ
ーンテーブル４８は４つのディスク受け取りステーショ
ン４０、４２、４４、４６を備えており、各ディスク受
け取りステーションは上部ターンテーブル１２に設けら
れた対応するディスク受け取りステーション２０、２
２、２４、２６の真下に位置するよう構成されている。
ディスク受け取りステーション４０、４２、４４、４６
はそれぞれ、上部ターンテーブル１２のディスク保持手
段３４のディスクホルダが収縮した際に、上部ターンテ
ーブルからディスク形状の物体１６を受け取る。各ディ
スク受け取りステーション４０、４２、４４、４６は下
部ターンテーブル４８に対して回転自在に取り付けられ
ており、下部ターンテーブル４８の回転速度と等しい速
度で、下部ターンテーブルの回転方向と逆の方向に回転
するよう、逆回転装置５０によって駆動される。従っ
て、ディスク受け取りステーション４０、４２、４４、
４６は、周囲及び搬出装置３０に対して回転せず、該搬
出装置に対する角度は一定に保たれる。
ブル１２の上側に該上部ターンテーブルに隣接して配設
される。検査及び制御装置２８は、ディスク形状の物体
１６を検査し、その角度を決定し、さらに該角度を基に
各ディスク受け取りステーションのディスク保持手段３
４を制御する。ディスク保持手段３４の制御信号の伝達
には、ソレノイドにより駆動されるディスクホルダが用
いられている場合には、スリップ・リング等の電気機械
的手法を用い、エア駆動式のディスクホルダが用いられ
ている場合には、エアを送るライン等を用いる。下部タ
ーンテーブル４８は４つのディスク受け取りステーショ
ン４０、４２、４４、４６を備えており、各ディスク受
け取りステーションは上部ターンテーブル１２に設けら
れた対応するディスク受け取りステーション２０、２
２、２４、２６の真下に位置するよう構成されている。
ディスク受け取りステーション４０、４２、４４、４６
はそれぞれ、上部ターンテーブル１２のディスク保持手
段３４のディスクホルダが収縮した際に、上部ターンテ
ーブルからディスク形状の物体１６を受け取る。各ディ
スク受け取りステーション４０、４２、４４、４６は下
部ターンテーブル４８に対して回転自在に取り付けられ
ており、下部ターンテーブル４８の回転速度と等しい速
度で、下部ターンテーブルの回転方向と逆の方向に回転
するよう、逆回転装置５０によって駆動される。従っ
て、ディスク受け取りステーション４０、４２、４４、
４６は、周囲及び搬出装置３０に対して回転せず、該搬
出装置に対する角度は一定に保たれる。
【００１１】各ディスク受け取りステーション４０、４
２、４４、４６は、ディスク形状の物体１６を保持する
よう構成された制御可能なディスク保持手段３４を備
え、該ディスク保持手段はディスク１６を保持するため
のディスクホルダを備えている。ディスク保持手段３４
はディスクホルダが伸びた状態ではディスク形状の物体
１６を保持し、ディスクホルダが収縮した状態でディス
ク形状の物体１６を解放する。解放されたディスク形状
の物体は、搬出装置３０上に落下する。図３に示すよう
に、本実施例においては、下部ターンテーブル４８に設
けられたディスク受け取りステーション４０、４２、４
４、４６のディスク保持手段３４は、ソレノイドにより
駆動されるディスクホルダを、該ディスク保持手段の円
周上に等間隔に３本備えている。ここで、ディスクホル
ダの制御手段はソレノイドのような電気的手段に限るも
のではなく、エア等を用いることも考えられる。また、
ディスクホルダの数も３本に限るものではなく、４本、
５本、またはそれ以上であっても構わない。搬出装置３
０は、各ディスク受け取りステーション４０、４２、４
４、４６のディスク保持手段３４から解放された、方向
の揃えられたディスク形状の物体１６を受け取り、該デ
ィスク形状の物体をディスクの角度位置決め装置１０か
ら運び去る。
２、４４、４６は、ディスク形状の物体１６を保持する
よう構成された制御可能なディスク保持手段３４を備
え、該ディスク保持手段はディスク１６を保持するため
のディスクホルダを備えている。ディスク保持手段３４
はディスクホルダが伸びた状態ではディスク形状の物体
１６を保持し、ディスクホルダが収縮した状態でディス
ク形状の物体１６を解放する。解放されたディスク形状
の物体は、搬出装置３０上に落下する。図３に示すよう
に、本実施例においては、下部ターンテーブル４８に設
けられたディスク受け取りステーション４０、４２、４
４、４６のディスク保持手段３４は、ソレノイドにより
駆動されるディスクホルダを、該ディスク保持手段の円
周上に等間隔に３本備えている。ここで、ディスクホル
ダの制御手段はソレノイドのような電気的手段に限るも
のではなく、エア等を用いることも考えられる。また、
ディスクホルダの数も３本に限るものではなく、４本、
５本、またはそれ以上であっても構わない。搬出装置３
０は、各ディスク受け取りステーション４０、４２、４
４、４６のディスク保持手段３４から解放された、方向
の揃えられたディスク形状の物体１６を受け取り、該デ
ィスク形状の物体をディスクの角度位置決め装置１０か
ら運び去る。
【００１２】本発明によるディスクの角度位置決め装置
１０の、現在知られている最も優れた実施例としては、
缶蓋の向きを予め決定された方向に揃える処理が挙げら
れる。図１及び図２に示すように、自動供給手段１４
は、搬入位置６０において上部ターンテーブル１２のデ
ィスク受け取りステーション２０に検査対象の缶蓋１６
を供給する。上部ターンテーブル１２と下部ターンテー
ブル４８の回転速度は等しく、下部ターンテーブル４８
のディスク受け取りステーション４０、４２、４４、４
６は絶えず上部ターンテーブル１２のディスク受け取り
ステーション２０、２２、２４、２６の真下に位置して
いる。図１〜３において、各ディスク受け取りステーシ
ョン２０、２２、２４、２６、４０、４２、４４、４６
は静止した状態で描かれているが、該各ディスク受け取
りステーションはターンテーブル１２、４８の回転と共
に３６０度回転し、検査と方向の決定は回転中に行われ
る。各缶蓋１６の金属繊維の方向は検出可能であり、各
缶蓋の方向の決定が可能となっている。また、図示しな
いその他の実施例としては、缶蓋に設けられたマーキン
グや予め形成された物理的変形の位置から、缶蓋の方向
を決定することも可能である。
１０の、現在知られている最も優れた実施例としては、
缶蓋の向きを予め決定された方向に揃える処理が挙げら
れる。図１及び図２に示すように、自動供給手段１４
は、搬入位置６０において上部ターンテーブル１２のデ
ィスク受け取りステーション２０に検査対象の缶蓋１６
を供給する。上部ターンテーブル１２と下部ターンテー
ブル４８の回転速度は等しく、下部ターンテーブル４８
のディスク受け取りステーション４０、４２、４４、４
６は絶えず上部ターンテーブル１２のディスク受け取り
ステーション２０、２２、２４、２６の真下に位置して
いる。図１〜３において、各ディスク受け取りステーシ
ョン２０、２２、２４、２６、４０、４２、４４、４６
は静止した状態で描かれているが、該各ディスク受け取
りステーションはターンテーブル１２、４８の回転と共
に３６０度回転し、検査と方向の決定は回転中に行われ
る。各缶蓋１６の金属繊維の方向は検出可能であり、各
缶蓋の方向の決定が可能となっている。また、図示しな
いその他の実施例としては、缶蓋に設けられたマーキン
グや予め形成された物理的変形の位置から、缶蓋の方向
を決定することも可能である。
【００１３】図４及び図５は本発明によるディスクの角
度位置決め装置１０の動作を示す説明図である。図４中
の上部ターンテーブル上の各位置６０、６２、６４、６
６は、本発明によるディスクの角度位置決め装置１０の
処理の過程において、各ディスク受け取りステーション
２０、２２、２４、２６が通過する位置を表している。
位置６０は搬入位置６０に相当し、位置６２は検査位置
であり、位置６４及び位置６６は受け渡し位置の例であ
る。
度位置決め装置１０の動作を示す説明図である。図４中
の上部ターンテーブル上の各位置６０、６２、６４、６
６は、本発明によるディスクの角度位置決め装置１０の
処理の過程において、各ディスク受け取りステーション
２０、２２、２４、２６が通過する位置を表している。
位置６０は搬入位置６０に相当し、位置６２は検査位置
であり、位置６４及び位置６６は受け渡し位置の例であ
る。
【００１４】缶蓋１６は自動供給手段１４から、上部タ
ーンテーブル１２のディスク受け取りステーション２
０、２２、２４、２６の一つに受け渡される。搬入位置
６０で受け渡された時点での缶蓋１６の方向にはばらつ
きがある。方向１８ａ及び方向１８ｂは、金属繊維の方
向によって示される缶蓋１６の向きである。本実施例に
おいては、簡便のため、無数にある方向のうち特に方向
１８ａ及び１８ｂの罐蓋を例として取上げて装置１０の
動作について説明を行なう。上部ターンテーブル１２
は、缶蓋１６を保持したディスク受け取りステーション
が検査位置６２に達するまで回転する。検査位置６２で
は、検査及び制御手段２８は缶蓋１６の検査を行い、金
属繊維の方向１８（例えば１８ａまたは１８ｂ）を測定
する。ディスク受け取りステーション２０、２２、２
４、２６は上部ターンテーブル１２に固定状態で取り付
けられているため、上部ターンテーブル１２によって運
搬されている各缶蓋１６の金属原子の結晶の方向は上部
ターンテーブル１２に対して一定であり、また、周囲に
対しては上部ターンテーブル１２の回転に伴って回転す
る。すなわち、図４に示すように、上部ターンテーブル
１２の外周に引いた接線と金属原子の結晶の方向とのな
す角φは一定であり、従って、上部ターンテーブル１２
の回転に伴って、缶蓋１６の金属繊維の方向は、周囲や
搬出装置３０に対して回転する。
ーンテーブル１２のディスク受け取りステーション２
０、２２、２４、２６の一つに受け渡される。搬入位置
６０で受け渡された時点での缶蓋１６の方向にはばらつ
きがある。方向１８ａ及び方向１８ｂは、金属繊維の方
向によって示される缶蓋１６の向きである。本実施例に
おいては、簡便のため、無数にある方向のうち特に方向
１８ａ及び１８ｂの罐蓋を例として取上げて装置１０の
動作について説明を行なう。上部ターンテーブル１２
は、缶蓋１６を保持したディスク受け取りステーション
が検査位置６２に達するまで回転する。検査位置６２で
は、検査及び制御手段２８は缶蓋１６の検査を行い、金
属繊維の方向１８（例えば１８ａまたは１８ｂ）を測定
する。ディスク受け取りステーション２０、２２、２
４、２６は上部ターンテーブル１２に固定状態で取り付
けられているため、上部ターンテーブル１２によって運
搬されている各缶蓋１６の金属原子の結晶の方向は上部
ターンテーブル１２に対して一定であり、また、周囲に
対しては上部ターンテーブル１２の回転に伴って回転す
る。すなわち、図４に示すように、上部ターンテーブル
１２の外周に引いた接線と金属原子の結晶の方向とのな
す角φは一定であり、従って、上部ターンテーブル１２
の回転に伴って、缶蓋１６の金属繊維の方向は、周囲や
搬出装置３０に対して回転する。
【００１５】本実施例において、検査及び制御装置２８
は、検査位置６２において缶蓋１６を電気光学的に走査
するスキャナであり、金属繊維の方向１８を測定する。
検査及び制御装置２８は、缶蓋１６の方向を揃える基準
となる既定の角度を入力するための入力手段を備えてい
る。該入力手段はキーボードや、光学カード・リーダ、
パンチテープ・リーダ等のような読み取り装置を備えて
いる。さらに、検査及び制御装置２８は、プログラム可
能なマイクロプロセッサ等の計算手段を備えており、該
計算手段は、罐蓋１６の方向と既定の基準となる角度を
用いて、缶蓋１６の金属繊維の方向１８が既定の基準と
なる角度に一致するために必要な上部ターンテーブルの
回転角βを算出する。
は、検査位置６２において缶蓋１６を電気光学的に走査
するスキャナであり、金属繊維の方向１８を測定する。
検査及び制御装置２８は、缶蓋１６の方向を揃える基準
となる既定の角度を入力するための入力手段を備えてい
る。該入力手段はキーボードや、光学カード・リーダ、
パンチテープ・リーダ等のような読み取り装置を備えて
いる。さらに、検査及び制御装置２８は、プログラム可
能なマイクロプロセッサ等の計算手段を備えており、該
計算手段は、罐蓋１６の方向と既定の基準となる角度を
用いて、缶蓋１６の金属繊維の方向１８が既定の基準と
なる角度に一致するために必要な上部ターンテーブルの
回転角βを算出する。
【００１６】図４において、スキャナ２８は、検査位置
６４において金属繊維の方向が１８ａである缶蓋１６を
走査し、基準線に対する缶蓋１６の角度を測定する。例
えば基準線を検査位置６２での上部ターンテーブル１２
の接線８０とすると、缶蓋１６の金属繊維の方向１８ａ
と接線８０とのなす角φが、基準線に対する罐蓋１６の
角度である。ここで、基準線としては上部ターンテーブ
ル１２の接線以外にも、搬出装置３０の缶蓋の搬出方向
等の幾何学的な線や面を用いることも可能である。缶蓋
１６の方向の測定結果から、検査及び制御手段２８は、
缶蓋１６の方向１８ａが既定の基準となる角度１８ｃに
一致するために必要な上部ターンテーブル１２の回転角
β１を計算する。従って、上部ターンテーブル１２が角
度β１度回転した時点での罐蓋１６の位置を受渡し位置
６４とすると、該受け渡し位置では、回転された缶蓋１
６の金属繊維の方向１８ａは、搬出装置３０上の缶蓋１
６の既定の角度１８ｃと一致している。
６４において金属繊維の方向が１８ａである缶蓋１６を
走査し、基準線に対する缶蓋１６の角度を測定する。例
えば基準線を検査位置６２での上部ターンテーブル１２
の接線８０とすると、缶蓋１６の金属繊維の方向１８ａ
と接線８０とのなす角φが、基準線に対する罐蓋１６の
角度である。ここで、基準線としては上部ターンテーブ
ル１２の接線以外にも、搬出装置３０の缶蓋の搬出方向
等の幾何学的な線や面を用いることも可能である。缶蓋
１６の方向の測定結果から、検査及び制御手段２８は、
缶蓋１６の方向１８ａが既定の基準となる角度１８ｃに
一致するために必要な上部ターンテーブル１２の回転角
β１を計算する。従って、上部ターンテーブル１２が角
度β１度回転した時点での罐蓋１６の位置を受渡し位置
６４とすると、該受け渡し位置では、回転された缶蓋１
６の金属繊維の方向１８ａは、搬出装置３０上の缶蓋１
６の既定の角度１８ｃと一致している。
【００１７】受け渡し位置６４では、検査及び制御装置
２８は上部ターンテーブルのディスク受け取りステーシ
ョンのディスク保持手段３４を制御して、方向の揃った
缶蓋１６を下部ターンテーブル４８の対応するディスク
受け取りステーション上へ落下させる。検査位置６４で
の個々の缶蓋の方向にはばらつきがある（すなわちφに
ばらつきがある）ため、計算によって求められる受け渡
し位置も個々の缶蓋によって異なる。例えば、図４には
検査位置６２において金属繊維の方向が１８ｂである缶
蓋１６が破線によって示されている。この缶蓋１６は、
その金属繊維の方向１８ｂが、搬出装置３０上に示され
る缶蓋１６の既定の角度１８ｃに一致するためには、角
度β２度回転されなければならない。角度β２回転した
後の受け渡し位置６６で、金属繊維の角度が１８ｂであ
る缶蓋を保持しているディスク保持手段３４は、該缶蓋
を下部ターンテーブル４８の対応するディスク受け取り
ステーション上へ受け渡すよう制御される。
２８は上部ターンテーブルのディスク受け取りステーシ
ョンのディスク保持手段３４を制御して、方向の揃った
缶蓋１６を下部ターンテーブル４８の対応するディスク
受け取りステーション上へ落下させる。検査位置６４で
の個々の缶蓋の方向にはばらつきがある（すなわちφに
ばらつきがある）ため、計算によって求められる受け渡
し位置も個々の缶蓋によって異なる。例えば、図４には
検査位置６２において金属繊維の方向が１８ｂである缶
蓋１６が破線によって示されている。この缶蓋１６は、
その金属繊維の方向１８ｂが、搬出装置３０上に示され
る缶蓋１６の既定の角度１８ｃに一致するためには、角
度β２度回転されなければならない。角度β２回転した
後の受け渡し位置６６で、金属繊維の角度が１８ｂであ
る缶蓋を保持しているディスク保持手段３４は、該缶蓋
を下部ターンテーブル４８の対応するディスク受け取り
ステーション上へ受け渡すよう制御される。
【００１８】図１及び図２に示したスキャナ２８は、受
け渡し位置（例えば受け渡し位置６４、６６）を決定す
るためのマイクロプロセッサを備えているが、それに代
わる実施例として、スキャナ２８をデジタル・コンピュ
ータに脱着可能な状態で接続する方法が挙げられる（図
示しない）。該デジタル・コンピュータはディスク形状
の物体の方向を揃えるために必要な上部ターンテーブル
１２及び下部ターンテーブル４８の回転角βを計算し、
該回転角βを基に各ディスク保持手段３４のディスクホ
ルダの伸縮の制御を行うようプログラムされる。図１〜
４において、上部ターンテーブル１２のディスク保持手
段３４のディスクホルダが収縮すると、重力により缶蓋
１６は下部ターンテーブル４８上に落下する。下部ター
ンテーブル４８は回転装置３４と係合して駆動されてお
り、従って、上部ターンテーブル１２と下部ターンテー
ブル４８の回転速度は等しく、ディスク受け取りステー
ション４０、４２、４４、４６は絶えずディスク受け取
りステーション２０、２２、２４、２６の直下に位置し
ている。
け渡し位置（例えば受け渡し位置６４、６６）を決定す
るためのマイクロプロセッサを備えているが、それに代
わる実施例として、スキャナ２８をデジタル・コンピュ
ータに脱着可能な状態で接続する方法が挙げられる（図
示しない）。該デジタル・コンピュータはディスク形状
の物体の方向を揃えるために必要な上部ターンテーブル
１２及び下部ターンテーブル４８の回転角βを計算し、
該回転角βを基に各ディスク保持手段３４のディスクホ
ルダの伸縮の制御を行うようプログラムされる。図１〜
４において、上部ターンテーブル１２のディスク保持手
段３４のディスクホルダが収縮すると、重力により缶蓋
１６は下部ターンテーブル４８上に落下する。下部ター
ンテーブル４８は回転装置３４と係合して駆動されてお
り、従って、上部ターンテーブル１２と下部ターンテー
ブル４８の回転速度は等しく、ディスク受け取りステー
ション４０、４２、４４、４６は絶えずディスク受け取
りステーション２０、２２、２４、２６の直下に位置し
ている。
【００１９】図５は搬出位置７２と、下部ターンテーブ
ル４８における受け渡し位置７０を示している。受け渡
し位置７０は図４における上部ターンテーブル１２の受
け渡し位置６４に対応している。受け渡し位置６４でデ
ィスク保持手段３４を駆動することによって方向の揃え
られた罐蓋１６を上部ターンテーブル１２から下部ター
ンテーブル４８に受け渡した後、上部ターンテーブル１
２と下部ターンテーブル４８は同時に、受け渡し位置７
０から搬出位置７２まで回転する。搬出位置７２は、方
向の揃った缶蓋１６をディスクの角度位置決め装置１０
から運び去る搬出装置３０の真上に位置している。下部
ターンテーブル４８が受け渡し位置７０から搬出位置７
２まで回転する間、上部ターンテーブル１２と接続手段
５２を介して接続される逆回転装置５０は、下部ターン
テーブル４８のディスク保持手段３４上の各缶蓋１６の
方向を一定に保つ。すなわち、缶蓋１６の金属繊維の方
向は、搬出装置３０の搬出方向に対して一定に保たれ
る。ディスク受け取りステーション４０、４２、４４、
４６は、下部ターンテーブル４８が１回転する毎に下部
ターンテーブル４８と逆の方向に１回転するように、既
存の適当な駆動装置によって駆動される。そのような駆
動装置は適当な歯車やベルト、その他のｎｏｎ−ｓｌｉ
ｐｐｉｎｇ ｄｒｉｖｅ ｍｅａｎｓの組み合わせによ
り構成される。
ル４８における受け渡し位置７０を示している。受け渡
し位置７０は図４における上部ターンテーブル１２の受
け渡し位置６４に対応している。受け渡し位置６４でデ
ィスク保持手段３４を駆動することによって方向の揃え
られた罐蓋１６を上部ターンテーブル１２から下部ター
ンテーブル４８に受け渡した後、上部ターンテーブル１
２と下部ターンテーブル４８は同時に、受け渡し位置７
０から搬出位置７２まで回転する。搬出位置７２は、方
向の揃った缶蓋１６をディスクの角度位置決め装置１０
から運び去る搬出装置３０の真上に位置している。下部
ターンテーブル４８が受け渡し位置７０から搬出位置７
２まで回転する間、上部ターンテーブル１２と接続手段
５２を介して接続される逆回転装置５０は、下部ターン
テーブル４８のディスク保持手段３４上の各缶蓋１６の
方向を一定に保つ。すなわち、缶蓋１６の金属繊維の方
向は、搬出装置３０の搬出方向に対して一定に保たれ
る。ディスク受け取りステーション４０、４２、４４、
４６は、下部ターンテーブル４８が１回転する毎に下部
ターンテーブル４８と逆の方向に１回転するように、既
存の適当な駆動装置によって駆動される。そのような駆
動装置は適当な歯車やベルト、その他のｎｏｎ−ｓｌｉ
ｐｐｉｎｇ ｄｒｉｖｅ ｍｅａｎｓの組み合わせによ
り構成される。
【００２０】図３に示すように、下部ターンテーブル４
８上の缶蓋１６の方向１８ｃは、ディスクの角度位置決
め装置１０から搬出装置３０によって運び去られる缶蓋
の方向と一致した状態で維持される。図５に示す例にお
いて、下部ターンテーブル４８上の缶蓋１６の方向１８
ａは、搬出装置３０上の缶蓋１６の方向１８ｃと一致し
た状態のまま運搬される。本発明によるディスクの角度
位置決め装置１０によれば、缶蓋の方向を後の加工工程
にとって望ましい任意の方向に揃えることが可能であ
る。さらに、下部ターンテーブル４８上の缶蓋１６の方
向は、逆回転装置５０によって予め定められた角度に維
持されているので、搬出位置７２の位置の設定にはある
程度の自由がある。実施例においては、搬出位置７２は
自動供給手段１４の真下に位置しているが、それ以外の
位置に設定することも可能である。搬出位置７２では、
ディスク保持手段３４は起動され、缶蓋は搬出装置３０
に受け渡される。図５に示すように、搬出手段３０は各
缶蓋１６の方向が既定の方向１８ｃに揃っている状態
で、該缶蓋をディスクの角度位置決め装置１０から運び
去り、次の工程の工作機械へとさらなる加工を施すため
に搬送する。本実施例において、搬送搬出装置３０は、
方向の揃えられた缶蓋をディスクの角度位置決め装置１
０から搬出するための搬送手段から構成される。
８上の缶蓋１６の方向１８ｃは、ディスクの角度位置決
め装置１０から搬出装置３０によって運び去られる缶蓋
の方向と一致した状態で維持される。図５に示す例にお
いて、下部ターンテーブル４８上の缶蓋１６の方向１８
ａは、搬出装置３０上の缶蓋１６の方向１８ｃと一致し
た状態のまま運搬される。本発明によるディスクの角度
位置決め装置１０によれば、缶蓋の方向を後の加工工程
にとって望ましい任意の方向に揃えることが可能であ
る。さらに、下部ターンテーブル４８上の缶蓋１６の方
向は、逆回転装置５０によって予め定められた角度に維
持されているので、搬出位置７２の位置の設定にはある
程度の自由がある。実施例においては、搬出位置７２は
自動供給手段１４の真下に位置しているが、それ以外の
位置に設定することも可能である。搬出位置７２では、
ディスク保持手段３４は起動され、缶蓋は搬出装置３０
に受け渡される。図５に示すように、搬出手段３０は各
缶蓋１６の方向が既定の方向１８ｃに揃っている状態
で、該缶蓋をディスクの角度位置決め装置１０から運び
去り、次の工程の工作機械へとさらなる加工を施すため
に搬送する。本実施例において、搬送搬出装置３０は、
方向の揃えられた缶蓋をディスクの角度位置決め装置１
０から搬出するための搬送手段から構成される。
【００２１】図６は本発明によるディスクの角度位置決
め装置１０を、缶蓋の方向を整える手段及び装置として
使用した場合の処理の流れを示す流れ図である。ステッ
プ１００において、自動供給手段１４は、搬入位置６０
で上部ターンテーブル１２のディスク受け取りステーシ
ョンに連続的または一定量ずつ缶蓋を供給する。ステッ
プ１１０において、検査及び制御装置２８は検査位置６
２にある缶蓋を走査し、缶蓋の金属繊維の方向を測定す
る。ステップ１２０において、検査及び制御装置２８
は、缶蓋の金属繊維の方向を、缶蓋を揃える基準となる
既定の方向に一致させるのに必要な上部ターンテーブル
の回転角度βを算出する。ステップ１３０において、上
部ターンテーブル１２は缶蓋の金属繊維の方向が既定の
方向に一致するまで角度β度回転する。ステップ１４０
において、検査及び制御手段２８は上部ターンテーブル
１２のディスク保持手段３４を制御して、金属繊維の方
向が基準となる既定の方向に一致した缶蓋を下部ターン
テーブル４８に受け渡す。ステップ１５０において、下
部ターンテーブルは回転して、方向の揃えられた缶蓋
を、該方向を維持しつつ搬出位置７２まで運搬する。ス
テップ１６０において、検査及び制御手段２８は下部タ
ーンテーブル４８のディスク保持手段３４を制御して、
缶蓋を搬出装置３０に受け渡す。ステップ１７０におい
て、搬出装置３０は方向の揃えられた缶蓋を、ディスク
の角度位置決め装置１０から運び去る。以上、本発明に
よるディスクの角度位置決め装置１０の、現在知られて
いる最良の適用例として、缶蓋の方向を揃える処理を実
施例として取り挙げたが、装置１０の適用範囲は上記に
限るものではない。
め装置１０を、缶蓋の方向を整える手段及び装置として
使用した場合の処理の流れを示す流れ図である。ステッ
プ１００において、自動供給手段１４は、搬入位置６０
で上部ターンテーブル１２のディスク受け取りステーシ
ョンに連続的または一定量ずつ缶蓋を供給する。ステッ
プ１１０において、検査及び制御装置２８は検査位置６
２にある缶蓋を走査し、缶蓋の金属繊維の方向を測定す
る。ステップ１２０において、検査及び制御装置２８
は、缶蓋の金属繊維の方向を、缶蓋を揃える基準となる
既定の方向に一致させるのに必要な上部ターンテーブル
の回転角度βを算出する。ステップ１３０において、上
部ターンテーブル１２は缶蓋の金属繊維の方向が既定の
方向に一致するまで角度β度回転する。ステップ１４０
において、検査及び制御手段２８は上部ターンテーブル
１２のディスク保持手段３４を制御して、金属繊維の方
向が基準となる既定の方向に一致した缶蓋を下部ターン
テーブル４８に受け渡す。ステップ１５０において、下
部ターンテーブルは回転して、方向の揃えられた缶蓋
を、該方向を維持しつつ搬出位置７２まで運搬する。ス
テップ１６０において、検査及び制御手段２８は下部タ
ーンテーブル４８のディスク保持手段３４を制御して、
缶蓋を搬出装置３０に受け渡す。ステップ１７０におい
て、搬出装置３０は方向の揃えられた缶蓋を、ディスク
の角度位置決め装置１０から運び去る。以上、本発明に
よるディスクの角度位置決め装置１０の、現在知られて
いる最良の適用例として、缶蓋の方向を揃える処理を実
施例として取り挙げたが、装置１０の適用範囲は上記に
限るものではない。
【図１】装置の上面図。
【図２】装置の側面図。
【図３】上部ターンテーブルと供給手段を取り除いた装
置の上面図。
置の上面図。
【図４】動作中の装置の上部ターンテーブル上のディス
ク受け取りステーションを説明する装置の上面図。
ク受け取りステーションを説明する装置の上面図。
【図５】動作中の装置の下部ターンテーブル上のディス
ク受け取りステーションを説明する、上部ターンテーブ
ルと供給手段を取り除いた装置の上面図。
ク受け取りステーションを説明する、上部ターンテーブ
ルと供給手段を取り除いた装置の上面図。
【図６】装置を缶蓋の生産ラインに適用した場合の処理
の流れを示す流れ図。
の流れを示す流れ図。
１０ 本発明によるディスクの角度位置決め装置 １２ 上部ターンテーブル １４ 自動供給手段 １６ ディスク形状の物体（缶蓋） ２０、２２、２４、２６ ディスク受け取りステーショ
ン ２８ 検査及び制御装置 ３０ 搬出装置 ３４ ディスク保持手段 ４０、４２、４４、４６ ディスク受け取りステーショ
ン ４８ 下部ターンテーブル ５０ 逆転装置
ン ２８ 検査及び制御装置 ３０ 搬出装置 ３４ ディスク保持手段 ４０、４２、４４、４６ ディスク受け取りステーショ
ン ４８ 下部ターンテーブル ５０ 逆転装置
Claims (10)
- 【請求項１】 次の構成要素を備えたディスクの角度位
置決め装置：検出可能な角度位置特性を有するディスク
形状の物体を受け取るために取付けされた上部ターンテ
ーブルであって、多数のディスク受け取りステーション
を備えるもの；前記上部ターンテーブルから前記ディス
ク形状の物体を別々に受け取るために取付けされた下部
ターンテーブルであって、一定の角度位置を維持するた
めに前記下部ターンテーブルの回転方向と回転速度に関
連して回転する前記上部ターンテーブルと同数のディス
ク受け取りステーションを備えるもの；多数のディスク
受け取りステーションに配設された多数の制御可能なデ
ィスク保持手段であって、ディスク受け取りステーショ
ン内に前記ディスク形状の物体を保持し、重力によって
前記多数のディスク受け取りステーションから前記ディ
スク形状の物体を移送させるもの；前記下部ターンテー
ブルと、前記上部ターンテーブルを回転させる手段；前
記ディスク形状の物体の角度位置を決定するための検査
及び制御装置であって、予め定められた角度位置で前記
上部ターンテーブルから前記下部ターンテーブルへ前記
ディスク形状の物体を移送するために、前記制御可能な
ディスク保持手段を制御するもの。 - 【請求項２】 前記検査及び制御装置が、上部ターンテ
ーブルと下部ターンテーブルの回転速度を制御する請求
項１記載の装置。 - 【請求項３】 前記検査及び制御装置が、前記ディスク
形状の物体の表面上の最低１個の認識可能な特徴を検知
し、検知結果に基づいて角度位置を決定させる請求項１
記載の装置。 - 【請求項４】 前記上部ターンテーブルと前記下部ター
ンテーブルが、前記回転手段に従属的に接続された請求
項１記載の装置。 - 【請求項５】 前記制御可能なディスク保持手段が、ソ
レノイドにより駆動されるディスクホルダーからなる請
求項１記載の装置。 - 【請求項６】 前記ディスク形状の物体の流れを前記上
部ターンテーブルに供給するための自動供給手段を備え
た請求項１記載の装置。 - 【請求項７】 検査及び制御装置が、前記下部ターンテ
ーブルから搬出手段へ、前記予め定められた角度位置で
前記ディスク形状の物体を個別に移送するために、前記
下部ターンテーブルの多数のディスク保持手段を制御す
る請求項１記載の装置。 - 【請求項８】 次のステップからなるディスク形状の物
体を位置決めする方法：認識可能な角度の位置でディス
ク形状の物体を上部ターンテーブルに供給し；前記上部
ターンテーブルに配置するディスク受け取りステーショ
ンにディスク形状の物体を受け取り；前記ディスク形状
の物体が検査及び制御手段に隣接して配置されるよう
に、前記上部ターンテーブルを回転し；前記ディスク形
状の物体の角度位置を決定するために、前記検査及び制
御手段を用いて前記ディスク形状の物体を検査し；予め
定められた角度位置に検査済みのディスク形状の物体を
整列させるために、前記上部ターンテーブルが回転する
角度を演算し；予め定められた角度位置にディスク形状
の物体が達するまで、前記上部ターンテーブルを回転
し；予め定められた位置に保持する間に、前記ディスク
形状の物体を前記上部ターンテーブルから前記下部ター
ンテーブルへ移送し；前記下部ターンテーブルの回転中
にあっても予め定められた角度位置に前記ディスク形状
の物体を保持しつつ、前記下部ターンテーブルをディス
ク形状の物体の搬出位置へ回転する。 - 【請求項９】 前記ディスク形状の物体を前記下部ター
ンテーブルから前記搬出位置の搬出手段へ移送するステ
ップを含む請求項８記載の方法。 - 【請求項１０】前記搬出手段が、前記ディスク形状の物
体を運搬手段の進行方向に関して、前記予め定められた
角度位置で前記下部ターンテーブルから受け取る前記運
搬手段である請求項８記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/756,676 US5139132A (en) | 1991-09-09 | 1991-09-09 | Orientation apparatus and method for disk shaped parts |
| US07/756,676 | 1991-09-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05200471A true JPH05200471A (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=25044567
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4237861A Pending JPH05200471A (ja) | 1991-09-09 | 1992-09-07 | ディスクの角度位置決め装置及び方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5139132A (ja) |
| EP (1) | EP0531830A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05200471A (ja) |
| AU (1) | AU645437B2 (ja) |
| CA (1) | CA2076484A1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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