JPH0542664A - 円筒状容器の方向制御装置 - Google Patents

円筒状容器の方向制御装置

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JPH0542664A
JPH0542664A JP14680791A JP14680791A JPH0542664A JP H0542664 A JPH0542664 A JP H0542664A JP 14680791 A JP14680791 A JP 14680791A JP 14680791 A JP14680791 A JP 14680791A JP H0542664 A JPH0542664 A JP H0542664A
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JP
Japan
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cylindrical container
belt conveyor
cylindrical
direction control
cylindrical containers
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JP14680791A
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Yoshihiro Horikoshi
義弘 堀越
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NICHIRIYUU KIKO KK
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NICHIRIYUU KIKO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 円筒状容器の外周面の特定位置に印字等のマ
ーキングを施こす場合等において、円筒状容器の円周方
向の方向制御を能率良く、かつその回転方向制御の精度
を向上する。 【構成】 多数の円筒状容器Pを搬送するベルトコンベ
ア1と、このベルトコンベア1に同期して円筒状容器P
を一定のピッチに整列させるリードスクリュー2と、円
筒状容器Pの移動に同調して一定距離だけ移動し、その
移動中に駆動ロール6を押し付けて円筒状容器Pを回転
し、円筒状容器Pの外周面にある基準マークを光電セン
サにより検出して、円筒状容器Pの回転方向制御を行う
回転方向制御ユニット3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外径が円筒状である円
筒状容器に印字、印刷、ラベリング等を行う場合や、円
筒状容器の印刷部等を整列させてパッケージを行う場合
等において、円筒状容器の円周方向の制御を行うために
用いられる円筒状容器の方向制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば化粧品等に使用される円筒状容器
には、その外周面の特定位置に製造年月日や内容表示等
の印字、印刷或いはラベル貼り等(以下これらをマーキ
ングという)が行われるが、その際にはマーキングする
位置を一定に揃えることが必要である。
【0003】このような要求のため、マーキングを施こ
す直前に円筒状容器のマーキングを始めるべき回転方向
位置を一定にして、円筒状容器の所定位置に正確にマー
キングできるようにした装置も開発されている。
【0004】この従来装置は、ベルトコンベアによって
移送されてくる円筒状容器を駆動ロールと従動ロールと
により挟んで回転させる手段を備えた位置決めユニット
部と、回転される円筒状容器の特定位置を検出するセン
サと、このセンサからの信号によって駆動ロールによる
回転駆動を停止させる制御部と、特定方向に位置決めさ
れた円筒状容器の外面にマーキングを施こすマーキング
機構とから構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来装置では、ベルトコンベアによって移送されてくる円
筒状容器を駆動ロールと従動ロールとにより、その回転
方向を制御した後に開放して、ベルトコンベアによって
搬出するようになっているが、円筒状容器の回転制御中
はベルトコンベアの連続的な運動に対して円筒状容器が
停止した状態になる。従って、処理能力を向上させるた
めには、円筒状容器の搬入と搬出をより高速にするた
め、ベルトコンベアの搬送速度を大幅に増速する必要が
ある。
【0006】しかし、このようにベルトコンベアの搬送
速度を上げると、円筒状容器がロールから開放されたと
き、ベルトコンベア上をスリップして特定方向に制御さ
れた位置がずれ易くなり、また背の高い容器は転倒して
生産ラインの流れを乱す虞れがある。
【0007】本発明の目的は、このような従来装置の問
題点を改善し、円筒状容器の回転方向制御を行いなが
ら、等ピッチで連続的に搬送できるようにして、その処
理能力を高めるようにした円筒状容器の方向制御装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本発明に係る円筒状容器の方向制御装置は、円筒状
容器を搬送するベルトコンベアと、該ベルトコンベア上
で前記円筒状容器を等ピッチに整列させる定ピッチ整列
装置と、該定ピッチ整列装置の範囲内で前記円筒状容器
の搬送中に駆動ロールを押し付けて前記円筒状容器を回
転し、前記円筒状容器の外周面に表示した基準マークを
センサにより検知して前記円筒状容器の回転方向制御を
行う回転方向制御ユニットと、前記円筒状容器の搬送と
同調して前記回転方向制御ユニットを前記ベルトコンベ
アに沿って一定距離だけ往復動させる駆動装置とを備え
たことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】上述の構成を有する円筒状容器の方向制御装置
は、円筒状容器の流れをベルトコンベアに同調させるた
めに、それに同期して移動する回転方向制御ユニットに
より円筒状容器を回転させて方向制御を行いかつ開放す
るので、円筒状容器に外力が作用し難くなる。
【0010】
【実施例】本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明
する。図1は正面図、図2は平面図、図3は側面図であ
る。これらの図面において、1は円筒状容器Pを搬送す
るベルトコンベアであり、ベルトコンベア1の側部には
搬入された円筒状容器Pを所定のピッチ間隔に整列させ
るためのリードスクリュー2、2が設けられており、こ
のリードスクリュー2、2は背の高い円筒状容器Pが倒
れないように送るために上下2段に配置され、同時に連
動するように駆動される。ベルトコンベア1のリードス
クリュー2、2と反対側の側部には円筒状容器Pの回転
方向制御を行う回転方向制御ユニット3が設けられてい
る。この方向制御ユニット3はカムユニット4によって
ベルトコンベア1に沿ってA方向に一定の距離だけ往復
動され、パルスモータ5によって駆動される3個の駆動
ロール6と、円筒状容器Pの外周面の基準マークを検出
する光電センサ7が設けられている。円筒状容器Pの外
周面には、図4に示すように光電センサ7によって検知
されるマーク、継ぎ目、凹凸、模様等の基準マークMが
付されている。
【0011】ベルトコンベア1の上方には上部押え装置
8が配置され、リードスクリュー2、2によって等ピッ
チに整列された円筒状容器Pの頭部を弾性的に押さえる
多数の弾性押圧具9が円筒状容器Pの速度に同期して循
環している。なお、10は円筒状容器Pの入口ストッ
パ、11は排除装置、12は操作盤である。
【0012】リードスクリュー2、2の供給速度はベル
トコンベア1の搬送速度と同速とし、両者は連続的に駆
動される。ベルトコンベア1により矢印B方向から搬入
された円筒状容器Pは、先ず入口ストッパ10によって
整頓された上で、リードスクリュー2、2によって所定
のピッチに整列される。
【0013】等ピッチに整列された円筒状容器Pは、漸
次に降下してくる弾性押圧具9によって頂部を押えられ
る。回転方向制御ユニット3はリードスクリュー2によ
って整列された円筒状容器Pの移動と同調してカムユニ
ット4により一定距離だけ移動され、その間においてパ
ルスモータ5により駆動される3個の駆動ロール6を3
個の円筒状容器Pにそれぞれ押し付けて、その摩擦力に
より円筒状容器Pを回転する。この回転中に3個の光電
センサ7により3個の円筒状容器Pの個々の基準マーク
Mを検出し、その信号によりそれぞれの円筒状容器Pの
回転を独立的に停止して方向制御を完了する。この段階
で円筒状容器Pは例えば基準マークMを光電センサ7側
に向けて停止することになるが、必要に応じて基準マー
クMを検出した後に例えば更に半回転するなどして、基
準マークMが任意の回転位置に至るように制御すること
もできる。その後に、方向制御ユニット3はベルトコン
ベア1から離れるように後退することにより、駆動ロー
ル6は円筒状容器Pから離れ、更にベルトコンベア1の
進行方向と逆方向に移動して原点に戻り、再び次の3個
の円筒状容器Pの方向制御を行うことになる。また、円
筒状容器Pの頂部を押え込んでいた弾性押圧具9は、方
向制御が終了した後は漸次に上昇して円筒状容器Pを開
放する。そして、方向制御された円筒状容器Pは、印字
機やラベラ等の後続装置に搬送される。
【0014】弾性押圧具9は円筒状容器Pを回転する際
に、円筒状容器Pがふらつくことを防止するものであ
り、例えば円筒状容器Pの頂部を押さえるピボット部9
aを内蔵スプリングで押圧する構造のものや、その他の
種々の構造のものを用いることができる。入口ストッパ
10はベルトコンベア1の入口側において円筒状容器P
を一列に整頓し、かつライン後方で円筒状容器Pが排出
されない場合は、入口側で円筒状容器Pの流入を停止す
る役を果たし、また排除装置11は方向制御がなされな
かった円筒状容器Pを個々に除去する。
【0015】この実施例では、回転方向制御ユニット3
を往復動させる駆動装置として、カムユニット4を用い
た場合を示したが、その他に例えばクラッチブレーキユ
ニットやサーボモータ等を用いてもよい。また、駆動ロ
ール6を駆動するパルスモータ5には、サーボモータ、
スッテッピングモータのようなパルス信号によって駆動
されるモータが用いられる。
【0016】更に、光電センサ7としては、線状マー
ク、継ぎ目、凹凸等を検出できるものであればよく、例
えばカメラによる読取装置やリミットスイッチ等も使用
することができる。また、処理される円筒状容器Pは、
回転方向制御時に駆動ロール6とリードスクリュー2と
の間に保持される部分の断面形状が円形であることが条
件となるが、その他の部分の形状は必ずしも円形でなく
てもよい。
【0017】実施例のように、リードスクリュー2、2
を上下2段に設けることにより、背の高い円筒状容器P
でも安定的に回転方向を制御することが可能であるが、
円筒状容器Pの背が低い場合には1段でも充分である
し、また場合によっては3段以上に設けることも可能で
ある。更には、弾性押圧具9についても安定した円筒状
容器Pには不要な場合もある。
【0018】円筒状容器Pはベルトコンベア1上を均一
なピッチで搬送されるため、例えば直径50mm程度の
円筒状容器Pを毎分150個処理する能力を有する場合
でも、ベルトコンベア1の搬送速度は毎分12m程度の
低速で済ませることができる。この程度の速度は、同じ
処理能力の一般の生産ラインの速度に近いため、円筒状
容器Pに外力を与えることが少なく、生産ラインへの組
み込みが容易である。
【0019】本実施例では、円筒状容器Pの流れをベル
トコンベア1に同調させるために、それに同期した定ピ
ッチ整列装置つまりリードスクリュー2を用い、この定
ピッチ整列装置内で円筒状容器Pを回転し、かつ開放す
るようにしているので、円筒状容器Pに外力が作用し難
くなり、方向制御の位置精度が良く、また円筒状容器P
を等ピッチで連続的に搬送できるため、処理能力を安定
的に向上することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る円筒状
容器の方向制御装置は、円筒状容器を搬送するベルトコ
ンベアと定ピッチ整列装置とを停止することなく、連続
的に駆動しながら円筒状容器の回転方向制御が行えるた
め、処理能力を大幅に向上することができる。また、ベ
ルトコンベアに同期した定ピッチ整列装置内で円筒状容
器の回転方向制御が行えるため、円筒状容器に外力が作
用し難くなり、円筒状容器の回転方向制御の精度を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の正面図である。
【図2】平面図である。
【図3】側面図である。
【図4】円筒状容器の正面図である。
【符号の説明】
1 ベルトコンベア 2 リードスクリュー 3 方向制御ユニット 4 カムユニット 5 パルスモータ 6 駆動ロール 7 光電センサ 8 上部押え装置 9 弾性押圧具 M 基準マーク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状容器を搬送するベルトコンベア
    と、該ベルトコンベア上で前記円筒状容器を等ピッチに
    整列させる定ピッチ整列装置と、該定ピッチ整列装置の
    範囲内で前記円筒状容器の搬送中に駆動ロールを押し付
    けて前記円筒状容器を回転し、前記円筒状容器の外周面
    に表示した基準マークをセンサにより検知して前記円筒
    状容器の回転方向制御を行う回転方向制御ユニットと、
    前記円筒状容器の搬送と同調して前記回転方向制御ユニ
    ットを前記ベルトコンベアに沿って一定距離だけ往復動
    させる駆動装置とを備えたことを特徴とする円筒状容器
    の方向制御装置。
JP14680791A 1991-05-22 1991-05-22 円筒状容器の方向制御装置 Expired - Lifetime JPH0741708B2 (ja)

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JPH0542664A true JPH0542664A (ja) 1993-02-23
JPH0741708B2 JPH0741708B2 (ja) 1995-05-10

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08104413A (ja) * 1994-10-04 1996-04-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd スクリューによる容器整列装置
JP2008105716A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 N Tech:Kk 容器印刷装置
JP2022089904A (ja) * 2017-12-27 2022-06-16 昭和アルミニウム缶株式会社 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08104413A (ja) * 1994-10-04 1996-04-23 Toyo Seikan Kaisha Ltd スクリューによる容器整列装置
JP2008105716A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 N Tech:Kk 容器印刷装置
JP2022089904A (ja) * 2017-12-27 2022-06-16 昭和アルミニウム缶株式会社 印刷装置

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