JPH0519991Y2 - - Google Patents

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JPH0519991Y2
JPH0519991Y2 JP1988167033U JP16703388U JPH0519991Y2 JP H0519991 Y2 JPH0519991 Y2 JP H0519991Y2 JP 1988167033 U JP1988167033 U JP 1988167033U JP 16703388 U JP16703388 U JP 16703388U JP H0519991 Y2 JPH0519991 Y2 JP H0519991Y2
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control panel
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printed wiring
control
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は制御ユニツトを制御盤に取り付ける取
付構造に関し、例えば自動車のデフオツガスイツ
チ等の制御ユニツトを空調制御用の制御盤に収容
して固定する取付構造に係る。
[従来の技術] 近時、各種電気制御回路を集積化し所定の機能
を実行する手段を有する制御ユニツトを構成し、
これを別の電気制御回路を有する制御盤に取り付
けるようにした装置が散見される。而して、種々
の機能を有する制御ユニツトを単体として用い、
あるいは別の機能を有する制御ユニツトと組合せ
て用いることによりニーズの多様化に対応してい
る。例えば、自動車の熱線入りリヤウインド制御
用のスイツチ、所謂デフオツガスイツチに関し、
これを単体として機能し得るようにすべく、制御
回路を搭載したプリント配線基板をスイツチケー
ス内に収容することが要求されており、本件出願
人は実願昭62−156568号(実開平1−62626号)
においてその具体的構造を提案している。
一方、デフオツガスイツチを自動車の空調制御
用の制御盤に収容し他の空調制御スイツチと並設
することも提案されている。このような装置にあ
つては、デフオツガ制御用の電気回路と空調制御
用の電気回路とは夫々別々に構成され、両者間は
完全に独立している。従つて、夫々の電気回路に
別々にコネクタが設けられ、これらのコネクタを
介して所定の装置あるいは電源に接続されること
になる。
上記の関係は第3図に示すように、制御ユニツ
トとしてのデフオツガスイツチ100が、空調制
御用の制御盤200に設けられた収容部201に
収容され、デフオツガスイツチ100のスイツチ
面が制御盤200の他のスイツチ面と略面一とな
るように取付けられる。そして、制御盤200に
接続されるコネクタ202とデフオツガスイツチ
100に接続されるコネクタ101を介して、
各々に接続されるべき装置あるいは電源に接続さ
れる。例えば、デフオツガスイツチ100はリヤ
ウインドに貼着された熱線102に接続される一
方、コネクタ202と共に外部装置103,10
4に接続される。このように、共通の外部装置1
03,104に接続されるにも拘らず、コネクタ
101,102というようにデフオツガスイツチ
100と制御盤200の夫々にコネクタが設けら
れている。
ところで、プリント配線基板(以下、単にプリ
ント基板という)実装技術として、複数のプリン
ト基板を相互に接続するに当り、基本の集積回路
に対しその一部を構成する集積回路をサブアツシ
ーとして、基本の集積回路のプリント基板に接続
する種々の技術が提案されている。例えば特開昭
50−139360号公報に記載の技術にあつては、プリ
ント基板上にスプリングで形成した接続固定部を
設け、これによりサブ電子回路板を接触固定する
ようにし、配線の簡素化が図られている。
[考案が解決しようとする課題] 第3図に記載の装置にあつては、デフオツガス
イツチ100と空調制御用の制御盤200の夫々
にコネクタが設けられ、各々のコネクタに所定の
配線を行なうように構成されており、部品の増加
のみならず取付工数の増大等によりコストアツプ
となる。これに対し、制御盤200内にてデフオ
ツガスイツチ100と接続すれば配線の簡素化を
図ることができるが、コネクタ101,202を
そのまま用いたのでは部品の削減という点では十
分でなく、また制御盤200が大型化するという
新たな問題が生ずる。
前述のように、プリント基板実装技術において
は、基板相互の接合という観点で配線の簡素化が
行なわれている。しかし、所定の制御機能を有す
る制御回路がケース内に収容され単体でそのまま
利用される制御ユニツトが、これとは別の制御機
能を備えた制御盤に組み付ける組付構造におい
て、上記のようなプリント基板実装技術をそのま
ま適用することは困難である。
そこで、本考案は簡単な構造で制御盤に対して
制御ユニツトを機械的に固定すると共に電気的に
接続できるようにすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案はケース内
にプリント配線基板を備えた制御ユニツトを制御
盤の所定の収容部に収容すると共に前記制御ユニ
ツトの外面の少くとも一部が前記制御盤の盤面に
露呈するように固定する制御ユニツトの取付構造
において、前記制御ユニツトの前記ケースに開口
を形成し、前記プリント配線基板に一端を固定し
前記プリント配線基板上の配線と電気的に接続す
ると共に他端が前記プリント配線基板の側端外方
に弾性力をもつて延出する係合端子を、前記他端
が前記開口から突出するように配設し、前記制御
盤の前記収容部の前記係合端子と対向する位置に
接続子を設け、該接続子に前記係合端子の他端を
係合させて前記制御ユニツトを前記制御盤に固定
すると共に、前記係合端子を前記接続子に電気的
に接続するようにしたものである。
[作用] 本考案の制御ユニツトの取付構造においては、
制御ユニツトのケース内にプリント配線基板が収
容されると、プリント配線基板に一端が固定され
た係合端子の他端がケースの開口から突出する。
これにより制御ユニツトが単体として機能し得る
状態となる。この制御ユニツトを制御盤に取り付
ける場合には制御盤の所定の収容部に収容する。
このとき収容部に設けられた接続子に制御ユニツ
トの係合端子が係合する。これにより、制御ユニ
ツトが制御盤に機械的に固定されると共に、係合
端子と接続子が電気的に接続される。而して、制
御ユニツトの外面の少くとも一部が制御盤の盤面
に露呈する位置で固定される。同時に制御ユニツ
トは係合端子及び接続子を介して制御盤と電気的
に接続され、制御盤から両者の所定の外部装置あ
るいは電源に接続される。
[実施例] 以下、本考案の望ましい実施例を図面に基いて
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、本考
案にいう制御ユニツトとしてのデフオツガスイツ
チ1を本考案にいう制御盤としての空調制御用制
御盤2(以下、単に制御盤2という)に収容した
状態を示している。デフオツガスイツチ1は大別
してケース11、ノブ12及びこれらに内蔵され
るプリント基板13からなる。ケース11は筒体
のボデー11aとカバー11bとから成り、カバ
ー11bには筒体のノブ12が摺動自在に嵌合さ
れている。尚、本実施例のデフオツガスイツチ1
はノブ12を押しているときだけその位置にあ
り、押圧力を除去すると自動的に復帰するノンロ
ツクプツシユスイツチを採用している。
ノブ12は有底筒体で摺動方向に上下一対の突
条14が形成されており、カバー11bの内筒面
に同方向に形成された上下一対の案内溝15内を
摺動し得るように構成されている。
又、ノブ12とボデー11aの各々の両側面に
ノブ12の摺動方向に平行に溝16(第1図中で
は一方のみを代表して符号16で示す)が形成さ
れており、この溝16にプリント基板13が支持
されている。即ち、板体のプリント基板13の両
側端が上記溝16に嵌合し、ボデー11a側で固
定されている。ノブ12はプリント基板13に対
し摺動自在に嵌合し、図示しないスプリングによ
りプリント基板13から離隔する方向に付勢され
ている。
プリント基板13には、プリント配線に従いタ
イマ回路を構成する抵抗、コンデンサ、ダイオー
ド及びICから成る制御回路素子17等が固着さ
れている。ノブ12の底部に対向する位置にはプ
ツシユロツド18aを備えたスイツチ18が固着
されている。そして、リレー19がプリント基板
13に固着され、プリント配線に接続されてい
る。即ち、リレー19はプリント配線を介し制御
回路素子17及び後述する係合端子10に接続さ
れている。
ケース11の側面両側の溝16の外方に開口1
1cが穿設されている。そして、プリント基板1
3の側端部両側の開口11cに対向する位置に、
係合端子10(第1図中では一方のみを代表して
符号10で示す)の支持部10aが固着され、プ
リント配線に接続されている。係合端子10はば
ね部材の導体で形成され、第2図に示すように、
略コ字状断面の支持部10aとこれに連続して片
持ち支持される接触部10bとから成る。
支持部10aはプリント基板13にかしめ結合
され、即ちプリント配線に対し挾持する形で接続
された後半田固定され、電気的且つ機械的にプリ
ント基板13に固着される。接触部10bは平面
視略ヘ字状に折曲され、その角部が外方に延出す
るように形成されている。このように、係合端子
10は、その接触部10bが自己の弾発力に抗し
て付勢されたとき、支持部10aを支点としてプ
リント基板13方向に屈曲し得るように構成され
ている。而して、プリント基板13がケース11
内に収容されたときには、係合端子10の接触部
10bが開口11cからケース11外に突出して
いる。
一方、制御盤2にはデフオツガスイツチ1を収
容する貫通孔、即ち収容部2aが形成されてい
る。この収容部2aの内側面の、デフオツガスイ
ツチ1が収容されたときケース11の開口11c
と対向する位置に、接続子20が配設されてい
る。この接続子20は第2図に示すように、導体
のリード20aの先端に平面視略コ字状の凹部2
0bが形成されており、この凹部20bの開放端
がケース11の開口11cと対向している。リー
ド20aは制御盤2に内蔵されたプリント基板2
1に接続され、例えば第3図に示したコネクタ2
02を介して熱線102、外部装置103,10
4及び図示しない電源等に接続されている。
而して、デフオツガスイツチ1が収容部2a内
に挿入されると、係合端子10の接触部10bは
屈曲して収容部2aの内側面を押接しながら収容
され、係合端子10が接続子20に係合して固定
される。即ち、接触部10bの角部が凹部20b
内に侵入し、凹部20bの角部及び/又は底部に
接触部10bがその弾発力により押接した状態と
なる。これにより両者間が電気的に接続されると
共に、デフオツガスイツチ1が機械的に固定され
る。従つて、第1図に示すようにデフオツガスイ
ツチ1の外面即ちノブ12の先端面が制御盤2の
盤面に露呈した状態で固定される。
上記の構成になるデフオツガスイツチ1におい
ては、ノブ12が図示しないスプリングの付勢力
に抗しボデー11a方向に押圧されると、ノブ1
2の突条14はカバー11bの案内溝15に案内
されて摺動する。これにより、ブツシユロツド1
8aが移動してスイツチ18が作動する。そし
て、ノブ12の押圧力を除去するとスプリングの
付勢力により元の位置に復帰する。この作動によ
り、スイツチ18が一旦オンとなり、制御回路素
子17を含むタイマ回路がタイマ作動を開始し、
リレー19が駆動され、係合端子10に接続され
る回路が導通する。例えば第3図の熱線102が
係合端子10、接続子20及び図示しないコネク
タを介して電源に導通され、熱線102が加熱さ
れる。そして、所定時間経過後、制御回路素子1
7がタイマ作動を終了すると、リレー19が非作
動とされ上記熱線102に対する電源回路が遮断
する。
このように係合端子10及び接続子20により
デフオツガスイツチ1が制御盤2に機械的に固定
されるのみでなく、第3図のコネクタ202を制
御盤2に接続すれば係合端子10及び接続子20
を介してデフオツガスイツチ1自体が機能するこ
とができる。
尚、上記実施例においては、係合端子10はプ
リント基板13の両側に各1個設けることとして
いるが、型側に1個又は複数個設けることとして
もよく、両側に複数個づつ設けることとしてもよ
い。また、制御盤2を例えば自動車のインストル
メントパネルに装着する場合に、上記係合端子1
0及び接続子20と同様の構成により機械的且つ
電気的に取り付ける構造とすることも可能であ
る。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成したので以下の効果
を奏する。
即ち、本考案によれば制御ユニツトは係合端子
と接続子により機械的且つ電気的に制御盤に接続
されるので、外部装置と接続するコネクタは1個
のみでよく、部品点数の削減のみならず組付工数
の大巾な低減が可能となり、コストダウンとな
る。しかも、機械的及び電気的接続を同一個所で
行なうことができるので、制御盤に対する制御ユ
ニツトの取付スペースを低減することができ制御
盤全体としての小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すもので制御ユ
ニツトとしてのデフオツガスイツチを空調制御用
制御盤に取付けた状態を示す断面図、第2図は
同、デフオツガスイツチ内に収容するプリント配
線基板に係合端子を固定した状態を示す部分斜視
図、第3図は従来の空調制御用制御盤とデフオツ
ガスイツチの接続関係を示す斜視図である。 1……デフオツガスイツチ(制御ユニツト)、
2……制御盤、2a……収容部、10……係合端
子、10a……固定部、10b……接触部、11
……ケース、13……プリント配線基板、20…
…接続子、20a……リード、20b……凹部、
100……デフオツガスイツチ、101,202
……コネクタ、102……熱線、200……制御
盤、201……収容部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケース内にプリント配線基板を備えた制御ユニ
    ツトを制御盤の所定の収容部に収容すると共に前
    記制御ユニツトの外面の少くとも一部が前記制御
    盤の盤面に露呈するように固定する制御ユニツト
    の取付構造において、前記制御ユニツトの前記ケ
    ースに開口を形成し、前記プリント配線基板に一
    端を固定し前記プリント配線基板上の配線と電気
    的に接続すると共に他端が前記プリント配線基板
    の側端外方に弾性力をもつて延出する係合端子
    を、前記他端が前記開口から突出するように配設
    し、前記制御盤の前記収容部の前記係合端子と、
    対向する位置に接続子を設け、該接続子に前記係
    合端子の他端を係合させて前記制御ユニツトを前
    記制御盤に固定すると共に、前記係合端子を前記
    接続子に電気的に接続するようにしたことを特徴
    とする制御ユニツトの取付構造。
JP1988167033U 1988-12-24 1988-12-24 Expired - Lifetime JPH0519991Y2 (ja)

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