JPH051980U - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH051980U JPH051980U JP896591U JP896591U JPH051980U JP H051980 U JPH051980 U JP H051980U JP 896591 U JP896591 U JP 896591U JP 896591 U JP896591 U JP 896591U JP H051980 U JPH051980 U JP H051980U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition wall
- refrigerant pipe
- pressure side
- side refrigerant
- high pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 仕切壁部分の露付防止用の高圧側冷媒配管の
熱が、庫内に洩れることを少なくして露付防止効果を向
上でき、かつ仕切壁の構成を安価にできる冷蔵庫を得
る。 【構成】 仕切壁7前面をUターンする露付防止用の高
圧側冷媒配管17の平行する配管どうしを仕切壁7上下
の略中央部分で近接させる。前面にこの高圧側冷媒配管
17を収納する収納溝19aを備え、高圧側冷媒配管1
7を仕切壁前面カバー9に押圧する弾性弾熱材19を仕
切壁7と高圧側冷媒配管17の間に設ける。
熱が、庫内に洩れることを少なくして露付防止効果を向
上でき、かつ仕切壁の構成を安価にできる冷蔵庫を得
る。 【構成】 仕切壁7前面をUターンする露付防止用の高
圧側冷媒配管17の平行する配管どうしを仕切壁7上下
の略中央部分で近接させる。前面にこの高圧側冷媒配管
17を収納する収納溝19aを備え、高圧側冷媒配管1
7を仕切壁前面カバー9に押圧する弾性弾熱材19を仕
切壁7と高圧側冷媒配管17の間に設ける。
Description
【0001】
この考案は、冷蔵庫庫内を仕切壁で区画するものにおいて、この仕切壁の前面 カバーの裏面に露付防止用の高圧側冷媒配管を密着させる構造の改善に関するも のである。
【0002】
図6、図7は例えば実開昭56−42787号公報に示された従来の冷蔵庫を 示す断面図であり、図において、1は冷蔵庫本体、2は外箱、3は内箱、4は発 泡断熱材、5は冷凍室、6は冷蔵室、7はこの冷凍室5と冷蔵室6を区画する仕 切壁、8は仕切壁断熱材、9は断面コ字状の仕切壁前面カバー、10は外箱2の 前面周辺内に配設される高圧側冷媒配管の一部であり、仕切壁7前面をUターン して配設されている。11は発泡ポリスチレン等の硬質断熱材、12は発泡ポリ エチレン等の軟質断熱材で、仕切壁7の前部壁7aに形成される断面コ字状の凹 部7b内に配置されている。13は冷凍室扉、14は冷凍室扉ガスケット、15 は冷蔵室扉、16は冷蔵室扉ガスケットである。
【0003】 次に動作について説明する。仕切壁7前部の組立ては、まず、仕切壁7の前部 壁7aの凹部7b内に硬質断熱材11および軟質断熱材12を貼り合せたものを 置き、高圧側冷媒配管10を重ね、その上から仕切壁前面カバー9を押圧固定す ることにより、主として、軟質断熱材12の弾性作用で高圧側冷媒配管10を、 仕切壁前面カバー9に密着して固定していた。そして冷蔵庫本体1の運転時に、 冷凍室5及び冷蔵室6が冷えて、前面カバー9がその影響が冷されることにより 、高温多湿時には前面カバー9や、扉ガスケット14、16の表面に露がつこう とするが、高圧側冷媒配管10内を高温の冷媒が流れて、前面カバー9を加熱す ることにより露の付着を防止していた。
【0004】 高圧側冷媒配管10は仕切壁7前面をUターンし、往復する管の間隔が開いて 冷凍室5寄り、冷蔵室6寄りにそれぞれ配設されているので、加熱の一部は伝導 により冷凍室5内、冷蔵室6内に侵入しやすくなっており、また硬質断熱材11 は寸法、形状が安定していて断熱性も比較的良く、軟質断熱材12は弾性に富ん で、配管10を前面カバー9に密着させたり、それ自身が前面カバー9に密着し て気密性を保つなどの機能を有していた。
【0005】
従来の冷蔵庫は以上のように構成されているので、高圧側冷媒配管の加熱作用 が冷凍室内や冷蔵室内にも及び、庫内温度を上げるなど、冷却性能を悪化させて しまい、逆に仕切壁前面の露の着きやすい面への加熱効果が減り、露付防止効果 が悪化するなどの課題があり、また高圧側冷媒配管を押圧する断熱材は硬質と軟 質を併用して2部材となっていたので、コストも高いという課題があった。
【0006】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、高圧側冷媒配 管の加熱が庫内の冷却性能に悪影響を及ぼさないよう、効果的に露付防止効果を 果たすとともに、仕切壁部分の製作コストも安くできる冷蔵庫を得ることを目的 とする。
【0007】
この考案に係る冷蔵庫は、仕切壁前面でUターンする高圧側冷媒配管の平行す る配管同志を仕切壁上下の厚さ方向の略中央部に接近して配置するとともに、仕 切壁前部壁と上記高圧側冷媒配管の間には、前面に高圧側冷媒配管を埋設する収 納溝を形成した弾性断熱材を配し、高圧側冷媒配管を仕切壁前面カバーに密接す るように押圧させたものである。
【0008】
この考案における冷蔵庫は、高圧側冷媒配管が仕切壁の厚さの中央部に配置さ れるので、加熱の一部が冷凍室や冷蔵室に侵入することが少なくなるとともに、 仕切壁前面カバーへの露付防止効果をよくする。また、高圧側冷媒配管が弾性断 熱材の収納溝に収まるので、位置のバラツキが少く、加熱性能が安定する。
【0009】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。なお、従来の技術と同一符 号は同一又は相当部分を示し、詳細な説明は省略する。図において、17は高圧 側冷媒配管であり、仕切壁7前面をUターンし、左右両端部に近い部分を残して 平行する配管17同志を仕切壁7上下の厚さ方向の略中央部に接近するよう、接 近部17aを形成して配設し、テープ18で固定してある。19は発泡ポリスチ レン等よりなる硬質の弾性断熱材で、前面に上記高圧側冷媒配管17の配設形状 に合わせた収納溝19aを有し、後面には周辺部19bを残して凹部19cを形 成してある。この収納溝19a内には数カ所に突起19dを設けてあり、その部 分の溝深さ寸法Aは配管17の径Dより少し小さくなっている。また、硬質の弾 性断熱材19の裏面周辺部19bを含む厚さ寸法Bは、収納状態の寸法Cよりも 少し大きくなっており、前面カバー9を被せた状態では、周辺部19bの肉薄部 が圧縮されて上記突起19dの作用も含めて高圧側冷媒配管17を前面カバー9 に密接するように組立てられる。さらにまた硬質弾性断熱材19の裏面は、2点 鎖線Eのように多少たわむので、これも高圧側冷媒配管17を前面カバー9に押 圧する弾性効果を有する。
【0010】 次に動作について説明する。上記のように構成された冷蔵庫では、高圧側冷媒 配管17の特に接近部17aを、硬質弾性断熱材19の収納溝19a内に収め、 前面カバー9を被せて固定すると、硬質弾性断熱材19の収納溝19a内の突起 19dと周辺部19bが圧縮され、また裏面の凹部19cが、2点鎖線Eのよう にたわむことも加えて、高圧側冷媒配管17を前面カバー9裏面に弾性的に密接 させる。そして、冷蔵庫本体1の運転による高圧側冷媒配管17の加熱効果は、 前面カバー9の外気露出部に集中的に行渡り、冷凍室5内及び冷蔵室6内に洩れ ることが少なくなる。
【0011】 実施例2. なお、図5に示すように、弾性断熱材19の側部に前面カバー9の巾寸法Fよ りも少し大きい巾寸法Gとなる突起20を設けて、圧縮により、前面カバー9と 弾性断熱材19との上下の隙間のシールをよくするようにしてもよく、また、弾 性断熱材19裏面中央部21の厚さ寸法を収納時の寸法Cと同じにして圧縮性を 持たせつつ、裏面の隙間をなくすようにしてもよく、上記実施例と同様の効果を 奏する。
【0012】
以上のように、この考案によれば高圧側冷媒配管を仕切壁前面でUターンする 部分の配管同志を仕切壁上下の厚さ方向の略中央部に接近するように配置し、か つ弾性断熱材前面に収納溝を設けて固定し、仕切壁前面カバーに圧接するように 構成したので、高圧側冷媒配管の加熱作用が前面カバーの中央部に効き、露付防 止効果が良好で、かつ、冷凍室や冷蔵室などの庫内に加熱の影響が及ぶという弊 害を防ぐことができ、また、高圧側冷媒配管を仕切壁前面カバーに圧接する部材 が、弾性断熱単体となり、安価なものが得られる効果がある。
【図1】この考案の実施例1を示す冷蔵庫の要部分解斜
視図である。
視図である。
【図2】この考案の実施例1を示す要部側断面図であ
る。
る。
【図3】図2の仕切壁部分を分解して示す要部側断面図
である。
である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】この考案の実施例2を示す図3に相当する側断
面図である。
面図である。
【図6】従来の冷蔵庫を一部破断して示す側断面図であ
る。
る。
【図7】図6仕切壁部分を示す要部側断面図である。
1 冷蔵庫本体 7 仕切壁 7a 前部壁 9 仕切壁前面カバー 17 高圧側冷媒配管 19 弾性断熱材 19a 収納溝
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 断熱箱体の庫内を複数の貯蔵室に区画す
る仕切壁の仕切壁前面カバーに冷凍サイクルの高圧側冷
媒配管を熱交換的に配設して仕切壁前面カバーの露付き
防止加熱体とする冷蔵庫において、上記高圧側冷媒配管
の仕切壁前面をUターンして平行する配管同志を仕切壁
上下厚さ方向の略中央部に接近して設け、かつ仕切壁前
面壁と上記高圧側冷媒配管との間に、前面12高圧側冷
媒配管を収納する収納溝を備え、この高圧側冷媒配管を
上記仕切壁前面カバーに押圧する弾性断熱材を設けたこ
とを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP896591U JPH051980U (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP896591U JPH051980U (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051980U true JPH051980U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=11707393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP896591U Pending JPH051980U (ja) | 1991-02-26 | 1991-02-26 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH051980U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101401622B1 (ko) * | 2014-02-18 | 2014-06-27 | 대영이앤비 주식회사 | 냉장고 |
JP2015127599A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | ダイキン工業株式会社 | 貯湯ユニットおよび給湯装置 |
JP2016151367A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
-
1991
- 1991-02-26 JP JP896591U patent/JPH051980U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015127599A (ja) * | 2013-12-27 | 2015-07-09 | ダイキン工業株式会社 | 貯湯ユニットおよび給湯装置 |
KR101401622B1 (ko) * | 2014-02-18 | 2014-06-27 | 대영이앤비 주식회사 | 냉장고 |
JP2016151367A (ja) * | 2015-02-16 | 2016-08-22 | ホシザキ電機株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
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