JP2015127599A - 貯湯ユニットおよび給湯装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】貯湯タンク上部の水熱交換器に接続された冷媒配管からの放熱を効果的に低減できる貯湯ユニットを提供する。【解決手段】平面視断面が矩形状のケーシング40と、ケーシング40内に配置され、温水を貯留する貯湯タンク11と、ケーシング40内に貯湯タンク11を覆うように配置された断熱部材50と、貯湯タンク11の上部に配置された水熱交換器12と、水熱交換器12に接続された冷媒配管31とを備える。上記断熱部材50は、ケーシングの各コーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部51a〜51dを有し、厚肉部51a内に冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を縦方向に配置する。【選択図】図3

Description

この発明は、貯湯ユニットおよび給湯装置に関する。
従来、貯湯ユニットとしては、貯湯タンク上部に水熱交換器を取り付けたものがある。このような貯湯ユニットでは、水熱交換器に接続された冷媒配管が貯湯タンク上部から下側に引き回されて長くなるため、冷媒配管の放熱ロスが問題になる。
そこで、上記貯湯タンク上部に、水熱交換器が取り付けられた貯湯ユニットにおいて、貯湯タンクを覆う断熱部材内に上記冷媒配管を埋め込むことにより、放熱による熱損失を低減することが考えられる(例えば、実開昭60−188134号公報(特許文献1)参照)。
実開昭60−188134号公報
しかしながら、上記貯湯タンクを覆う断熱部材内に冷媒配管を埋め込んだ貯湯ユニットでは、冷媒配管に対して断熱部材の厚さが薄く十分な断熱効果が得られないため、冷媒配管からの放熱による熱損失を十分に低減できないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、貯湯タンク上部の水熱交換器に接続された冷媒配管からの放熱による熱損失を効果的に低減できる貯湯ユニットおよびその貯湯ユニットを用いて給湯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の貯湯ユニットは、
平面視断面が矩形状のケーシングと、
上記ケーシング内に配置され、温水を貯留する貯湯タンクと、
上記ケーシング内に上記貯湯タンクを覆うように配置された断熱部材と、
上記貯湯タンクの上部に配置された水熱交換器と、
上記水熱交換器に接続された冷媒配管と
を備え、
上記断熱部材は、上記ケーシングのコーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部を有し、
上記断熱部材の上記厚肉部内に上記冷媒配管が縦方向に配置されていることを特徴とする。
上記構成によれば、貯湯タンクを覆う断熱部材は、平面視断面が矩形状のケーシングのコーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部を有し、その断熱部材の厚肉部内に、水熱交換器に接続された冷媒配管を縦方向に配置することによって、貯湯タンク上部の水熱交換器から下側への引き回しが長くなる冷媒配管を、貯湯タンクを覆う断熱部材の厚肉部で断熱して、冷媒配管から外部への放熱による熱損失を効果的に低減できる。
また、一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記冷媒配管の往配管と復配管が、上記断熱部材の上記厚肉部内に縦方向に配置されている。
上記実施形態によれば、冷媒配管の往配管と復配管の両方が、断熱部材の厚肉部内に縦方向に配置されていることによって、冷媒配管から外部への放熱をより効果的に低減できる。
また、一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記断熱部材は、上記厚肉部を有する本体と、少なくとも上記冷媒配管の一部が収容された上記厚肉部を覆う断熱カバーとを有する。
上記実施形態によれば、断熱部材の本体の少なくとも冷媒配管の一部が収容された厚肉部を断熱カバーにより覆うことによって、冷媒配管を断熱部材内にインサート成形するよりも、製造コストを低減できる。
また、一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記断熱部材は、上記厚肉部に設けられ、上記冷媒配管を嵌め込むための溝部と、その溝部の両側または片側に溝方向に間隔をあけて設けられ、上記溝部の内側に向かって突出する先端が上記冷媒配管に当接する複数の凸部とを有する。
上記実施形態によれば、断熱部材の厚肉部に設けられた溝部に冷媒配管が嵌め込まれるとき、溝部の両側または片側に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の凸部の先端が溝部の内側に向かって突出して冷媒配管に当接するので、冷媒配管を溝部に隙間なく嵌め込むよりも、冷媒配管が複数の凸部の先端で位置決めされ、溝部と冷媒配管との間にクリアランスを設けることが可能になる。これにより、断熱部材の厚肉部の溝部に冷媒配管を容易に嵌め込むことができる。また、複数の凸部の先端で位置決めされる冷媒配管を溝部の側壁に接しないようにすることが可能になり、放熱ロスを低減できる。
また、一実施形態の貯湯ユニットでは、
上記断熱部材は、上記厚肉部を有する本体と、少なくとも上記冷媒配管の一部が収容された上記厚肉部を覆う断熱カバーとを有し、
上記本体は、上記厚肉部に設けられ、上記冷媒配管の一方の側を収容するための第1溝部と、その第1溝部の底部に溝方向に間隔をあけて設けられ、上記第1溝部の開口側に向かって突出する先端が上記冷媒配管に当接する複数の第1凸部とを有し、
上記断熱カバーは、上記本体の上記第1溝部に対向する位置に設けられ、上記冷媒配管の他方の側を収容するための第2溝部と、その第2溝部の底部に溝方向に間隔をあけて設けられ、上記第2溝部の開口側に向かって突出する先端が上記冷媒配管に当接する複数の第2凸部とを有する。
上記実施形態によれば、断熱部材の本体の厚肉部に設けられた第1溝部に冷媒配管の一方の側が収容され、断熱部材の断熱カバーに設けられた第2溝部に冷媒配管の他方の側が収容されるとき、厚肉部の第1溝部の底部に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の第1凸部の先端が第1溝部の開口側に向かって突出して冷媒配管に当接すると共に、断熱カバーの第2溝部の底部に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の第2凸部の先端が第2溝部の開口側に向かって突出して冷媒配管に当接する。これにより、冷媒配管を溝部に隙間なく嵌め込むよりも、冷媒配管が複数の第1凸部の先端と複数の第2凸部の先端とで挟まれて位置決めされて、第1,第2溝部と冷媒配管との間にクリアランスを設けることが可能になる。これにより、複数の第1,第2凸部で位置決めされる冷媒配管を第1,第2溝部の側壁に接しないようにでき、放熱ロスを低減できる。
また、この発明の給湯装置では、
上記のいずれか1つの貯湯ユニットと、
上記貯湯ユニットの上記水熱交換器に上記冷媒配管を介して接続されたヒートポンプユニットと
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、貯湯ユニットの水熱交換器とヒートポンプユニットとを接続する冷媒配管から外部への放熱を効果的に低減することができる。
以上より明らかなように、この発明によれば、貯湯タンク上部の水熱交換器に接続された冷媒配管からの放熱による熱損失を効果的に低減できる貯湯ユニットおよびその貯湯ユニットを用いた給湯装置を実現することができる。
図1はこの発明の第1実施形態の貯湯ユニットを備えた給湯装置を示す簡略構成図である。 図2は上記給湯装置の回路図である。 図3は上記貯湯ユニットの要部の横断面模式図である。 図4は上記貯湯ユニットの断熱部材の要部の側面図である。 図5は図4のV−V線から見た断面図である。 図6は断熱部材の溝部の変形例の側面図である。 図7は断熱部材の溝部の他の変形例の側面図である。 図8はこの発明の第2実施形態の貯湯ユニットの要部の横断面模式図である。 図9はこの発明の第3実施形態の貯湯ユニットの要部の横断面模式図である。 図10は上記貯湯ユニットの断熱部材の要部の側面図である。 図11は図10のXI−XI線から見た断面図である。 図12はこの発明の第4実施形態の貯湯ユニットの要部の横断面模式図である。
以下、この発明の貯湯ユニットおよび給湯装置を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1はこの発明の第1実施形態の貯湯ユニットを備えた給湯装置を示す簡略構成図を示し、図2は上記給湯装置の回路図を示している。
この第1実施形態の給湯装置は、図1,図2に示すように、貯湯ユニット1およびヒートポンプユニット2を備えている。
上記貯湯ユニット1は、ケーシング40と、ケーシング40内に配置された貯湯タンク11と、この貯湯タンク11に貯留される温水を生成するための水熱交換器12とを有する。
上記貯湯ユニット1の底部には、給水源Eに接続された給水配管32が接続されている。これにより、貯湯ユニット1は、給水源Eの市水(水道水)を、給水配管32から分岐した入水配管32aを介して、貯湯タンク11の底部に導入できるようになっている。また、貯湯タンク11の底部には、循環配管33の一端が接続されている。一方、貯湯タンク11の頂部には、循環配管33の他端が接続されている。この循環配管33には、循環ポンプ34および水熱交換器12が配設されている。
また、貯湯タンク11の頂部には、給湯配管35を介して、混合弁36が接続されている。この混合弁36には、給水配管32から分岐した他方の入水配管32bと、給湯端末Tとが接続されている。これにより、上記給湯装置は、貯湯タンク11の頂部から出湯された温水と給水源Eから供給される水を混合弁36で混合することによって、給湯端末Tにおいて、所望の温度の温水を供給できるようになっている。なお、図2では省略しているが、貯湯タンク11には、図1に示す風呂用循環配管37が接続されている。
上記水熱交換器12は、貯湯タンク11上部に配置され、凝縮器として作用する。より詳しくは、水熱交換器12では、ヒートポンプユニット2からの高温冷媒と貯湯タンク11からの水とが熱交換する。これにより、貯湯ユニット1は、貯湯タンク11からの水を水熱交換器12で温めて、貯湯タンク11に戻すことができるようになっている。
上記ヒートポンプユニット2は、水熱交換器12を含まないが、水熱交換器12に接続された圧縮機21と、膨張手段22および空気熱交換器23を含む。この圧縮機21と、水熱交換器12と、膨張手段22および空気熱交換器23は、冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を介して環状に接続されている。この空気熱交換器23は蒸発器として作用する。なお、膨張手段22は例えば膨張弁である。
また、上記圧縮機21および循環ポンプ34を駆動させると、貯湯タンク11内の水が、貯湯タンク11の底部から循環配管33を流れる。このとき、循環配管33を流れる水は、高温冷媒との熱交換で温水になった後、貯湯タンク11の頂部から貯湯タンク11内に戻る。このような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク11内に高温の温水を貯留することができる。貯湯タンク11内の温水は、給湯端末Tや風呂に供給される。
図3は上記貯湯ユニット1の要部の横断面模式図を示しており、平面視断面が矩形状のケーシング40内に、温水を貯留する貯湯タンク11を配置している。上記ケーシング40内において、略円柱状の缶体である貯湯タンク11を断熱部材50により覆っている。この断熱部材50は、ケーシング40のコーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部51a〜51dを有する筒状の本体51と、その本体51の厚肉部51a内に嵌め込まれた冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を覆う断熱カバー52とを有する。
このように、平面視断面が矩形状のケーシング40では、平面視断面が円形状の貯湯タンク11との間に形成されるスペースのうち、ケーシング40の各コーナー部側のスペースが広いので、ケーシング40のコーナー部に対向する断熱部材50の部分を厚肉にすることが可能である。
なお、断熱部材50の本体51は、図示しないが、鉛直平面により二分割されたものを組み合わせて形成されている。また、断熱カバー52は、取付金具などを用いて本体51に固定されている。
また、上記貯湯タンク11の上部に配置された水熱交換器12に、断熱部材50の本体51の厚肉部51a内に嵌め込まれた冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を接続している。
図4は上記貯湯ユニット1の断熱部材50の要部の側面図を示し、図5は図4のV−V線から見た断面図を示している。
図4,図5に示すように、断熱部材50(図3に示す)の厚肉部51aに縦方向に設けられた溝部61に、冷媒配管31(図4では往配管31a)が嵌め込まれている。その溝部61の両側に溝方向に間隔をあけて複数の凸部62が設けられ、各凸部62の先端が溝部61の内側に向かって突出している。上記複数の凸部62の先端が冷媒配管31(図4,図5では往配管31a)に当接している。
なお、冷媒配管31の復配管31b側も、断熱部材50の厚肉部51aに設けられた溝部61に嵌め込まれている。
図6は断熱部材の溝部の変形例の側面図を示している。図6では、断熱部材50(図3に示す)の厚肉部51aに縦方向に設けられた溝部61に冷媒配管31(図6では往配管31a)が嵌め込まれている。その溝部61の両側に溝方向に間隔をあけて複数の凸部63が設けられ、各凸部63の先端が溝部61の内側に向かって突出している。
この複数の凸部63は、溝部61の内側に向かって徐々に狭くなるように、両側にテーパー面63a,63bを有する。
上記複数の凸部63を有する溝部61では、凸部63両側のテーパー面63a,63bによって冷媒配管31を溝部61に嵌め込みやすくなる。
また、図7は断熱部材の溝部の他の変形例の側面図を示している。図7では、断熱部材50の厚肉部51aに縦方向に設けられた溝部61に冷媒配管31(図7では往配管31a)が嵌め込まれている。その溝部61の両側に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の凸部64の先端が溝部61の内側に向かって突出している。
この複数の凸部64は、溝部61の内側に向かって突出する凸曲面64aを設けている。
上記複数の凸部64を有する溝部61では、凸部64の凸曲面64aによって冷媒配管31を溝部61に嵌め込みやすくなる。
上記構成の貯湯ユニット1によれば、貯湯タンク11を覆う断熱部材50は、平面視断面が矩形状のケーシングの各コーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部51a〜51dを有し、その断熱部材50の厚肉部51a内に、水熱交換器12に接続された冷媒配管31を縦方向に配置することによって、貯湯タンク11上部の水熱交換器12から下側への引き回しが長くなる冷媒配管31を、貯湯タンク11を覆う断熱部材50の厚肉部51aで断熱して、冷媒配管31から外部への放熱による熱損失を効果的に低減できる。
また、上記冷媒配管31の往配管31aと復配管31bの両方が、断熱部材50の厚肉部51a内に縦方向に配置されていることによって、冷媒配管31から外部への放熱をより効果的に低減できる。
また、上記断熱部材50の本体51の冷媒配管31が収容された厚肉部51aを断熱カバー52により覆うことによって、冷媒配管31を断熱部材50内にインサート成形するよりも、製造コストを低減できる。
また、上記断熱部材50の厚肉部51aに設けられた溝部61に冷媒配管31が嵌め込まれるとき、溝部61の両側に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の凸部62の先端が溝部61の内側に向かって突出して冷媒配管31に当接するので、冷媒配管31を溝部61に隙間なく嵌め込むよりも、冷媒配管31が複数の凸部62の先端で位置決めされて、溝部61と冷媒配管31との間にクリアランスを設けることが可能になる。これにより、断熱部材50の厚肉部51aの溝部61に冷媒配管31を容易に嵌め込むことができる。また、複数の凸部62の先端で位置決めされる冷媒配管31を溝部61の側壁に接しないようにすることが可能になり、放熱ロスを低減することができる。
なお、複数の凸部62は、溝部61の両側に互いに対向するように設けたが、溝方向に間隔をあけて交互に設けてもよいし、溝部61の片側のみに溝方向に間隔をあけて設けてもよい。
また、上記構成の給湯装置によれば、貯湯ユニット1の水熱交換器12とヒートポンプユニット2とを接続する冷媒配管31から外部への放熱を効果的に低減することができる。
上記第1実施形態の給湯装置では、断熱部材50の本体51の厚肉部51a内に冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)の全部が嵌め込まれていたが、断熱部材の本体の厚肉部内に冷媒配管の一部が嵌め込まれて、冷媒配管の他部が断熱カバーにより覆われていてもよい。
〔第2実施形態〕
図8はこの発明の第2実施形態の貯湯ユニット101の要部の横断面模式図を示している。この第2実施形態の貯湯ユニット101は、断熱部材150と冷媒配管31の配置を除いて第1実施形態の貯湯ユニット1と同一の構成をしており、同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。
この第2実施形態の貯湯ユニット101は、図8に示すように、平面視断面が矩形状のケーシング40内に、温水を貯留する貯湯タンク11を配置している。上記ケーシング40内において、略円柱状の缶体である貯湯タンク11を断熱部材150により覆っている。この断熱部材150は、ケーシング40の各コーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部151a〜151dを有する筒状の本体151と、その本体151の厚肉部151a内に嵌め込まれた冷媒配管31の往配管31aを覆う断熱カバー152と、本体151の厚肉部151b内に嵌め込まれた冷媒配管31の復配管31bを覆う断熱カバー153とを有する。
また、上記貯湯タンク11の上部に配置された水熱交換器12に、断熱部材150の厚肉部151a,151b内に嵌め込まれた冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を接続している。
上記第2実施形態の貯湯ユニット101は、第1実施形態の貯湯ユニット1と同様の効果を有する。
〔第3実施形態〕
図9はこの発明の第3実施形態の貯湯ユニット201の要部の横断面模式図を示している。この第2実施形態の貯湯ユニット201は、断熱部材250と冷媒配管31の取り付け方を除いて第1実施形態の貯湯ユニット1と同一の構成をしており、同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。
この貯湯ユニット201は、図9に示すように、平面視断面が矩形状のケーシング40内に、温水を貯留する貯湯タンク11を配置している。上記ケーシング40内において、略円柱状の缶体である貯湯タンク11を断熱部材250により覆っている。この断熱部材250は、ケーシング40の各コーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部251a〜251dを有する筒状の本体251と、その本体251の厚肉部251a内に収容された冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を覆う断熱カバー252とを有する。
また、上記貯湯タンク11の上部に配置された水熱交換器12に、断熱部材250の厚肉部251a内に収容された冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を接続している。
図10は上記貯湯ユニット201の断熱部材250の要部の側面図を示しており、図11は図10のXI−XI線から見た断面図を示している。
図10,図11に示すように、断熱部材250(図9に示す)の本体251の厚肉部251aに縦方向に設けられた第1溝部261に冷媒配管31(図10,図11では往配管31a)の一方の側が収容され、断熱カバー252に縦方向に設けられた第2溝部271に冷媒配管31(往配管31a)の他方の側が収容されるとき、厚肉部251aの第1溝部261の底部に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の第1凸部262の先端が第1溝部261の開口側に向かって突出して冷媒配管31(往配管31a)に当接すると共に、断熱カバー252の第2溝部271の底部に溝方向に間隔をあけて設けられた複数の第2凸部272の先端が第2溝部271の開口側に向かって突出して冷媒配管31(往配管31a)に当接する。
なお、冷媒配管31の復配管31b側も、断熱部材250の厚肉部251aに設けられた溝部61に嵌め込まれている。
上記第3実施形態の貯湯ユニット201は、第1実施形態の貯湯ユニット1と同様の効果を有する。
また、上記冷媒配管31を第1,第2溝部261,271に隙間なく嵌め込むよりも、冷媒配管31が複数の第1凸部262の先端と複数の第2凸部272の先端で挟まれて位置決めされて、第1,第2溝部261,271と冷媒配管31との間にクリアランスを設けることが可能になる。これにより、複数の第1,第2凸部262,272で位置決めされる冷媒配管31を第1,第2溝部261,271の側壁に接しないようでき、放熱ロスを低減することができる。
〔第4実施形態〕
図12はこの発明の第4実施形態の貯湯ユニット301の要部の横断面模式図を示している。この第4実施形態の貯湯ユニット301は、断熱部材350と冷媒配管31の配置を除いて第1実施形態の貯湯ユニット1と同一の構成をしており、同一構成部には同一参照番号を付して説明を省略する。
この貯湯ユニット301は、図12に示すように、平面視断面が矩形状のケーシング40内に、温水を貯留する貯湯タンク11を配置している。上記ケーシング40内において、略円柱状の缶体である貯湯タンク11を断熱部材350により覆っている。この断熱部材350は、ケーシング40の各コーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部351a〜351dを有する。
上記断熱部材350は、厚肉部351a内に冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を配置した状態でインサート成形することにより形成されている。また、上記貯湯タンク11の上部に配置された水熱交換器12に冷媒配管31(往配管31a,復配管31b)を接続している。
上記第4実施形態の貯湯ユニット301は、第1実施形態の貯湯ユニット1と同様の効果を有する。
上記第1〜第4実施形態では、冷媒配管31の往配管31a,復配管31bを断熱部材50(150,250,350)の厚肉部51a(151a,151b,251a,351a)内に縦方向に配置したが、冷媒配管の往配管,復配管の一方のみを断熱部材の厚肉部内に縦方向に配置してもよく、この場合、冷媒配管の高温側の往配管を断熱部材の厚肉部内に縦方向に配置するのがより好ましい。
また、上記第1〜第4実施形態では、断熱部材50(150,250,350)の各コーナー部に対向する部分に厚肉部51a〜51d(151a〜151d,251a〜251d,351a〜351d)を有したが、断熱部材は、コーナー部の1つ乃至3つに厚肉部を設けたものでもよい。
この発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記第1〜第4実施形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。
1,101,201,301…貯湯ユニット
2…ヒートポンプユニット
11…貯湯タンク
12…水熱交換器
21…圧縮機
22…膨張手段
23…空気熱交換器
31…冷媒配管
31a…往配管
31b…往配管
32…給水配管
32a,32b…入水配管
33…循環配管
35…給湯配管
37…風呂用循環配管
40…ケーシング
50,150,250,350…断熱部材
51,151,251,351…本体
51a〜51d,151a〜151d,251a〜251d,351a〜351d…厚肉部
52,152,252…断熱カバー
61…溝部
62,63,64,262,272…凸部
261…第1溝部
271…第2溝部

Claims (6)

  1. 平面視断面が矩形状のケーシング(40)と、
    上記ケーシング(40)内に配置され、温水を貯留する貯湯タンク(11)と、
    上記ケーシング(40)内に上記貯湯タンク(11)を覆うように配置された断熱部材(50,150,250,350)と、
    上記貯湯タンク(11)の上部に配置された水熱交換器(12)と、
    上記水熱交換器(12)に接続された冷媒配管(31)と
    を備え、
    上記断熱部材(50,150,250,350)は、上記ケーシングのコーナー部に対向する部分であって他の部分よりも厚さが大きい厚肉部(51a〜51d,151a〜151d,251a〜251d,351a〜351d)を有し、
    上記断熱部材(50,150,250,350)の上記厚肉部(51a,151a,151b,251a,351a)内に上記冷媒配管(31)が縦方向に配置されていることを特徴とする貯湯ユニット。
  2. 請求項1に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記冷媒配管(31)の往配管(31a)と復配管(31b)が、上記断熱部材(50,150,250,350)の上記厚肉部(51a,151a,151b,251a,351a)内に縦方向に配置されていることを特徴とする貯湯ユニット。
  3. 請求項1または2に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記断熱部材(50,150,250)は、上記厚肉部(51a,151a,151b,251a)を有する本体(51,151,251)と、少なくとも上記冷媒配管(31)の一部が収容された上記厚肉部(51a,151a,151b,251a)を覆う断熱カバー(52,152,252)とを有することを特徴とする貯湯ユニット。
  4. 請求項1から3までのいずれか1つに記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記断熱部材(50,150)は、上記厚肉部(51a,151a,151b)に設けられ、上記冷媒配管(31)を嵌め込むための溝部(61)と、その溝部(61)の両側または片側に溝方向に間隔をあけて設けられ、上記溝部(61)の内側に向かって突出する先端が上記冷媒配管(31)に当接する複数の凸部(62,63,64)とを有することを特徴とする貯湯ユニット。
  5. 請求項1または2に記載の貯湯ユニットにおいて、
    上記断熱部材(250)は、上記厚肉部(251a〜251d)を有する本体(251)と、少なくとも上記冷媒配管(31)の一部が収容された上記厚肉部(251a)を覆う断熱カバー(252)とを有し、
    上記本体(251)は、上記厚肉部(251a)に設けられ、上記冷媒配管(31)の一方の側を収容するための第1溝部(261)と、その第1溝部(261)の底部に溝方向に間隔をあけて設けられ、上記第1溝部(261)の開口側に向かって突出する先端が上記冷媒配管(31)に当接する複数の第1凸部(262)とを有し、
    上記断熱カバー(252)は、上記本体(251)の上記第1溝部(261)に対向する位置に設けられ、上記冷媒配管(31)の他方の側を収容するための第2溝部(271)と、その第2溝部(271)の底部に溝方向に間隔をあけて設けられ、上記第2溝部(271)の開口側に向かって突出する先端が上記冷媒配管(31)に当接する複数の第2凸部(272)とを有することを特徴とする貯湯ユニット。
  6. 請求項1から5までのいずれか1つに記載の貯湯ユニットと、
    上記貯湯ユニット(1,101,201,301)の上記水熱交換器(12)に上記冷媒配管(31)を介して接続されたヒートポンプユニット(2)と
    を備えることを特徴とする給湯装置。
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