JPH05196892A - 偏光照明装置及び該偏光照明装置を用いた投写型表示装置 - Google Patents

偏光照明装置及び該偏光照明装置を用いた投写型表示装置

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JPH05196892A
JPH05196892A JP4008468A JP846892A JPH05196892A JP H05196892 A JPH05196892 A JP H05196892A JP 4008468 A JP4008468 A JP 4008468A JP 846892 A JP846892 A JP 846892A JP H05196892 A JPH05196892 A JP H05196892A
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polarized
polarized light
light source
illumination device
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Kazumi Kimura
一己 木村
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/31Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
    • H04N9/3141Constructional details thereof
    • H04N9/315Modulator illumination systems
    • H04N9/3167Modulator illumination systems for polarizing the light beam
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B27/00Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
    • G02B27/28Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising
    • G02B27/283Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00 for polarising used for beam splitting or combining

Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学位相板を用いずに、偏光光の振動方向を
変調できる光利用効率の高い偏光照明装置を提供する。 【構成】 光源と、該光源の背面に設けた反射鏡からな
る集光手段と、該集光手段からの光を互いに偏光方向が
異なる第1、第2の偏光光に分離する偏光分離手段と、
前記第1の偏光光を前記集光手段に戻す再帰手段のみか
らなり、前記再帰手段からの第1の偏光光を前記集光手
段の反射鏡で斜入射反射させることにより前記第1の偏
光光の振動方向を変調して再び出射するよう構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は偏光照明装置及び該偏光
照明装置を有する投写型表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は偏光照明装置を用いた投写表示
装置の従来例の1つを示す要部構成図である。1は光
源、2は反射鏡、6は偏光ビームスプリッタ、20は偏
光分離作用膜、7は液晶ライトバルブ、13はλ/4光
学位相板である。図13において2つの偏光分離作用膜
201 と202 はほぼ90度の角度で互いの端部が接し
ている。反射鏡2によって略平行光となった光源1から
のランダム光Aoは偏光ビームスプリッタ6の第1の偏
光分離作用膜201 により、P偏光光Ap1 は透過さ
れ、S偏光光Asは反射される。S偏光光Asは更に光
路に設置されている第2の偏光分離作用膜202 で反射
され、光学軸が所望の方向に設定されているλ/4光学
位相板13を通過後、円偏光光Arとなり、光源1、反
射鏡2を介して再度λ/4光学位相板13を通過する事
によりP偏光光を含む光Ap2 となって偏光分離作用膜
201 を透過し、液晶ライトバルブ7に入射する。
【0003】この投写表示装置は、偏光分離作用膜20
1 又は202 で分離されるP偏光光ApとS偏光光As
の両偏光光を、同じ偏光方向を持つ偏光光とし、液晶ラ
イトバルブ7を照明しようとするもので、偏光照明装置
を用いない投写表示装置に比べて光利用効率のアップが
図れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
では光学位相板を用いている為、光が通過する際、吸収
や反射によって光量が低下してしまう。一般に使われて
いる、プラスティック製の光学位相板は光の透過率が約
90%であり、特に従来例で示した、一度光源1に戻っ
てから出射する光束は、光学位相板を計3回通過するこ
とになるので、大幅に光量を損失してしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決する為に成されたものであり、本発明は、光源と、該
光源の背面に設けた反射鏡からなる集光手段と、該集光
手段からの光を互いに偏光方向が異なる第1、第2の偏
光光に分離する偏光分離手段と、前記第1の偏光光を前
記集光手段に戻す再帰手段のみからなり、前記再帰手段
からの第1の偏光光を前記集光手段の反射鏡で斜入射反
射させることにより前記第1の偏光光の振動方向を変調
して出射することを特徴とする。
【0006】
【実施例】図1に本発明の実施例を示す。
【0007】1は光源としてのメタルハライドランプ、
2は集光手段としての回転放物面形状をした反射鏡、2
0は偏光分離作用膜(以下、PBS膜と記す)、21
a、21bは直角プリズム、22は平面反射鏡であり、
偏光分離手段はPBS膜20、直角プリズム21a、2
1b、平面反射鏡22から構成される。光源1は放物面
鏡2の焦点位置2cに設けられ、これによって略平行光
束を得ることができる。略平行光束は偏光ビームスプリ
ッタで2つの直線偏光光に分離され、一方の偏光光は偏
光ビームスプリッタの一方の出射面に設けられた平面反
射鏡22によって垂直反射され、放物面鏡2に戻る光束
(以下、再帰光と記す)となる。
【0008】次に、不定偏光光である略平行光から直線
偏光光を得るまでの過程を具体的に説明する。
【0009】放物面鏡2の焦点2cに置かれた光源の中
心から発した光線l10は、放物面鏡2によって平行光l
11になりプリズム21bに入射する。この時l11は偏光
方向が不定である自然光である。PBS膜に達した光線
11はここで偏光分離作用を受け、偏光方向の異なる一
対の直線偏光光l11P 、l11S に分離される。l11P
偏光方向、つまり偏光の振動方向が紙面内にあり一般に
P偏光光と呼ばれ、PBS膜20を透過して21aプリ
ズム内を進み光線l11の入射面と反対側にある出射面か
ら出射し、偏光照明光となる。
【0010】一方、l11S は偏光の振動方向が紙面に垂
直で一般にS偏光光と呼ばれ、PBS膜20により垂直
に反射され21bプリズム内を平面反射鏡22方向へ進
む。平面反射鏡22はS偏光光l11S の進行方向に対し
て垂直に設置されているので、S偏光光は進行方向を1
80度変えて再びPBS膜20方向へ進む。l11S はS
偏光光なのでPBS膜20で再び反射されて、PBS膜
20へ向かって来たときと同一の光路(図では分かりや
すくするために反射前後の光路をずらして示した)を反
対に戻り放物面鏡2への再帰光l11S ′になる。再帰光
11S ′は平行光束であるので放物面鏡2上の点2aで
反射されて焦点2cにある光源1に戻る。
【0011】再帰光l11S ′はあたかも光源1から発し
た光のように再び放物面鏡2に向かい、点2bで反射さ
れ平行光束l12となってプリズム21bへ再入射する。
平行光束l21は後述する事情により、偏光状態が大幅に
乱されており、PBS膜20で一対の直線偏光光l12P
とl12S に分離される。l12P はl11P と同様、P偏光
光でありPBS膜を透過してプリズム21a中を進み出
射して、偏光照明光となる。一方、l12S はl11S と同
様に平面反射鏡22を介して光源へ戻る再帰光として振
る舞う。以上のような過程を繰り返して、原理的には自
然光をすべて偏光光に変換することができる。
【0012】偏光分離手段によって分離され、集光手段
に戻された後の直線偏光光の偏光状態の変化について図
2、図3を用いて説明する。
【0013】図2に於て、放物面鏡2上の2点2a、2
bで再帰光l21が反射され、l22、l23となって出射す
る。2cは放物面鏡2の焦点、Ga、Gbは点2a、2
bの接平面、Ha、Hbは点2a、2bの法線を示す。
【0014】再帰光l21の振動方向は紙面に対してαi
だけ傾いている。αi は方位角と呼ばれ、光の伝播方向
に対して振動方向が時計回りに回る時を正とする。図3
はこの方位角αi を説明するもので、図1の反射鏡2の
開口をPBS膜の置いてある方向から見ており、図3中
1 を含む面は図1に於て紙面内にあり、m2 を含む面
は図1に於て紙面に垂直である。図3中矢印で再帰光l
21の振動方向を示している。この振動方向からαi だけ
回転させたm3 で切り取られた断面図が図2である。
【0015】前述したように再帰光l21は直線偏光光で
あり、直線偏光光がある境界面で反射(例えば図2の点
2aでの反射)する場合、一般に tanαr =−tanαi {cos(θi −x)/cos(θi +x)} ・・・1式 但し、 sinx=sinθi /n ・・・2式 が成立する。αi は光l21の入射時の方位角(図3に示
すように振動方向と平面m3 のなす角と呼ぶ事にす
る)、αr は反射時の同じく方位角、nは放物面鏡2の
屈折率、θi は平面Ga、Gbに対する入射角である
(「光学の原理、東海大出版会」より)。
【0016】屈折率nは放物面鏡2が誘電体であるなら
実数、導体であるなら複素数をとり、これにより反射後
の偏光状態の変化の仕方が違ってくる。
【0017】まず誘電体、つまり屈折率nが実数の場合
について述べる。nは光l21が進行している空間の媒質
(図2では空気)からみた放物面鏡2の媒質の屈折率で
ありn>1である。このため、2式よりxも実数で表さ
れ、1式よりαr も実数となる。よって1式より振動方
向は平面m3 から遠ざかる方向に回転する(「光学の原
理」P71より)。その時のαr はθi によって異なる
ことは1式、2式よりわかる。また、図2からもわかる
ようにθi は0<θi <θimax(θimaxは点2aが放物
面鏡2の端部であるとき)とあらゆる値を取るので、光
22の方位角もあらゆる値を取る。
【0018】また、点2bでの反射に於ても入射角が、 θib=π/2−θia ・・・3式 を満たしながらあらゆる値を取るので、結果として光l
23の方位角もあらゆる値を取る可能性があり、図2の紙
面内を進行する光l23を含む出射光の振動方向はバラバ
ラで、トータル的にみて偏光していない状態となる。2
は回転放物面鏡であることから当然光l21の方位角αi
も、−π/2<αi <π/2の間であらゆる値をとるの
で、この点からもトータル的に放物面鏡2からの出射光
の偏光がくずれることがわかる。
【0019】よって、放物面鏡2を介した光l23は図1
に示したPBS膜20で一対の相異なる直線偏光光に再
び分離されるのである。
【0020】一方、放物面鏡2が導体の場合、つまり屈
折率nが複素数を取る場合は事情が異なる。nが複素数
であることから2式よりxが複素数になる。よって、1
式よりαr が複素数となるため、位相とびが生じて反射
した光l22は一般に楕円偏光光となる(「光学の原理」
P911より)。
【0021】楕円偏光光となった光l22が次の反射点2
bに於て反射することによって再び直線偏光光となるた
めの必要条件のひとつは θia=θra=θib ・・・4式 である(θraは点2aでの反射角)。なぜなら直線偏光
光が入射角θi で入射した界面で、反射角θr (=θ
i )で反射され、位相差δが生じて楕円偏光光になると
き、光の逆進性から位相差−δの楕円偏光光が入射角θ
r (=θi )で同様な界面に入射して反射されると直線
偏光光になる。つまり、直線偏光光と、位相差がδであ
る楕円偏光光が、反射によって可逆になるためには少な
くとも4式を満たすことが必要となる。
【0022】今、θia+θib=π/2であることから4
式は一般には満たされない。例え満たしたとしても、図
2のような放物面鏡2の反射点2a、2bで夫々π/2
だけ位相差が生じないとl23はl21と同じ振動方向を持
つ直線偏光光になり得ない。よって、l23が直線偏光光
になることはないと考えてよいので図1で示したPBS
膜20で、一対の直線偏光光に分離されるのは明らかで
ある。
【0023】ところで、方位角αi =0またはπ/2の
時、光l21と光l23の振動方向は一致し、つまり振動方
向が放物面鏡2を介しても回転せずPBS膜に対して常
にS偏光光として作用し、PBS膜20を介して平面反
射鏡22と放物面鏡2を行ったり来たりして照明光とし
て作用しないという事態が生じる。
【0024】また、誘電体の反射面での反射の時、振動
方向の回転(αの変化)が小さく光l23のPBS膜20
に対してのP偏光光の成分がS偏光光の成分より少ない
ということや、導体の反射面での反射の時、生じる位相
差が小さい等の状態が生じて直線偏光光に近い楕円偏光
光となり、同じくPBS膜20に対してのP偏光光の成
分が少ない、ということが生じる場合がある。このよう
な時、再帰光l21の振動方向を積極的に乱すために、光
源ランプの表面を拡散面にするとよい。
【0025】拡散面は通常、微小なプリズムが多数表面
を覆った状態と考えられ、プリズムには偏光光の振動方
向を変化させる能力が一般には非常に小さいため、拡散
面も偏光光の振動方向を変化させる能力が非常に小さ
い。しかしながら、拡散面は光の進行方向を変化させる
ことができ、例えば図4のようにある振動方向を持った
偏光光l22が光源1の表面で拡散されて偏光光l221
222 、l223 、l224のように分岐し、放物面鏡2の
様々な点で様々な入射角、方位角で反射することによ
り、偏光光l23以外にそれぞれ異なった偏光光l231
232 、l233 を得ることができて、偏光光の振動方向
を更に乱すことができる。
【0026】拡散面をランプ表面もしくは近傍に設ける
理由は、拡散面で拡散された光をあたかも光源1から発
した光のように振る舞わせるためである。仮にそれ以外
の場所に拡散面があると、集光手段によって略平行光が
得られなくなってしまう。
【0027】本実施例のPBS膜は一般に誘電多層膜に
よって形成され、2つの直角プリズム21a、21bの
間に挟まれて接着されており、一般に言う偏光ビームス
プリッタである。入射角が45度の光に対してP偏光光
とS偏光光に分離するように設計されている。入射角が
45度から大巾にずれない限り、他の入射角の光に対応
した偏光ビームスプリッタも製作可能である。
【0028】平面反射鏡22は一般にはガラス平面上に
アルミ蒸着したものが用いられるが、反射率向上のため
に増反射コートを設けるなどの対策を行ってもよい。ま
た、偏光ビームスプリッタによって分離されたS偏光光
の進行方向に対して反射面が垂直になるように設置され
なければならない。
【0029】放物面鏡2は、光源1が多量の赤外光を放
出しているので、被照明体の昇温を防止する為にコール
ドミラーで形成するとよい。本実施例ではその断面の形
状が一般にy=ax2 で表せるような回転放物面形状の
反射鏡を用いたが、光源の発光特性に合わせてより集光
性を高める為にy=ax2 +bx4 +cx6 (a≫b、
c)で表せるような断面を持った略放物形のものを用い
てもよい。また、楕円形状の反射鏡と屈折素子を組み合
わせた集光手段を用いてもよい。その他集光率を向上さ
せるために複数の鏡面で構成したり、補助の鏡を用いて
集光手段から出射される光束の断面形状を調整したり、
また他の非球面を導入した集光手段など、略平行光が得
られる構成であれば殆どの集光手段が適用できる。但
し、より好ましくは、反射に於ける損失が少ないならば
集光手段へ戻された光の反射鏡での反射回数の多いほう
が、偏光光の振動方向をより乱すことができるので望ま
しい。
【0030】本発明の偏光照明装置は集光手段の反射鏡
へ向かう再帰光が従来例のようにλ/4光学位相板を通
過しないため、直線偏光光のままなので、 1.反射時に於ける直線偏光光の振動方向の旋回。 2.更に導体の反射鏡の場合、反射時の位相とびによる
直線偏光光から楕円偏光光への変調。 の2つの作用により、再帰光を、PBS膜20で再びP
偏光光とS偏光光に分離できるような光にすることがで
きる。
【0031】以下に本発明の偏光照明装置の他の実施例
を示す。
【0032】図5(a)はプリズム21a、21bとP
BS膜20で形成された偏光ビームスプリッタによって
分離されたP偏光光を、放物面鏡22で集光手段つまり
放物面鏡2へ戻すような構成となっており、第1の実施
例でのS偏光光を集光手段へ戻すという点に対しての差
異となっている。
【0033】図5(b)は及び図5(c)の実施例はP
BS膜20を、断面が直角三角形の形状をした三角柱プ
リズム21c、21dでぞれぞれ挟んで接着したもので
ある。図5(b)に於て集光手段(放物面鏡2)を介し
てプリズム21cに入射した光はPBS膜20若しくは
全反射面cに達する。PBS膜20に達した光はPBS
膜20によってS偏光光とP偏光光に分離され、P偏光
光はプリズム21dの出射面から出射し、S偏光光はP
BS膜で反射されて全反射面cに達し、更にここで反射
されて集光手段へ戻る再帰光となる。
【0034】一方、プリズム21cに入射した光のうち
全反射面cに達した光は、ここで反射されてPBS膜2
0へ向かう。そしてPBS膜20でS偏光光とP偏光光
に分離されてS偏光光は反射され集光手段へ向かう再帰
光となる。P偏光光は全反射面dによって反射され出射
面より出射する。
【0035】図5(c)に於て集光手段(放物面鏡2)
を介してプリズム21cに入射した光もPBS膜20若
しくは全反射面cに達する。PBS膜20に達した光は
PBS膜20によってS偏光光とP偏光光に分離され、
P偏光光は全反射面dによって反射された後出射面から
出射し、S偏光光はPBS膜で反射されて全反射面cに
達し、更にここで反射されて集光手段へ戻る再帰光とな
る。
【0036】一方、プリズム21cに入射した光のうち
全反射面cに達した光は、ここで反射されてPBS膜2
0へ向かう。そしてPBS膜20でS偏光光とP偏光光
に分離されてS偏光光は反射され集光手段へ向かう再帰
光となる。P偏光光はプリズム21dの出射面より出射
する。
【0037】図6の実施例では、断面が直角三角形の形
状をした3つの三角柱プリズム21e、21f、21g
が図のように組み合わされており、夫々のプリズムの境
界面にPBS膜20a、20bが設けられている。
【0038】放物面鏡2を介して入射してきた光はプリ
ズム21eを透過してPBS膜20aまたは20bでP
偏光光とS偏光光に分離され、P偏光光はそのまま出射
面から出射し、S偏光光は他方のPBS膜で反射されて
放物面鏡2へ戻る再帰光となる。
【0039】図5(b)、図5(c)、図6で示した実
施例は図1や図5(a)に於ける実施例に比べてプリズ
ムで形成される部分が約半分の体積になるので、コンパ
クトかつ安価な偏光照明装置が実現できるという効果も
有する。
【0040】図7の実施例は前記各実施例で用いたプリ
スム及びPBS膜の代わりにガラス平板層23を用いて
いる。一般にブリュースター角θi を保っていればガラ
ス平板でも偏光分離特性を有するので、ガラス平板を複
数枚重ねればPBS膜を形成しなくても、偏光分離手段
とすることができる。重ねる枚数が多い程偏光分離性能
は良くなるが透過率が低くなる可能性があるので必要に
応じてガラス平板間に誘電体多層膜によるPBS膜を設
けてもよい。平面反射鏡22はガラス平板層23で反射
される光を、同じ光路で戻す様に前記反射される光に対
して垂直に配置されている。
【0041】図7(b)は図7(a)の応用例で、ガラ
ス平板層23と平面反射鏡22を一つの単位として、集
光手段の光軸を対称軸にして二組設けたものである。
【0042】図7(a)、(b)の実施例はプリズムを
用いた実施例に比べて軽量、安価になる。また、図7
(b)の実施例は図7(a)の実施例に対して部品点数
は増えるが、小型化できるというメリットがある。
【0043】尚、図5から図7の実施例に於て集光手段
へ戻される再帰光は、図1で示した実施例と同様に、集
光手段である放物面鏡2での反射によって偏光状態を乱
されて再び集光手段から出射してくる。
【0044】図8は他の実施例で、二組の光源と集光手
段を有している。一方の集光手段からの光のうちPBS
膜20で反射されたS偏光光は他方の集光手段へ向かう
ように構成されており、双方の集光手段からの光のうち
PBS膜20を透過するP偏光光どうしを同一の方向に
向けるための反射面22を有するプリズム21hを備え
ている。
【0045】図9は他の実施例で、二組の光源、集光手
段、PBS膜を有している。図9(a)では一方の集光
手段からの光のうち一方のPBS膜で反射されたS偏光
光は他方のPBS膜を介して他方の集光手段へ向かうよ
うに構成されており、双方の集光手段からの光のうちP
BS膜を透過するP偏光光どうしは、同一の方向へ出射
する。
【0046】図9(b)では一方の集光手段からの光の
うち一方のPBS膜を透過したP偏光光は他方のPBS
膜を介して他方の集光手段へ向かうように構成されてお
り、双方の集光手段からの光のうちPBS膜で反射する
S偏光光どうしは、同一の方向へ出射する。
【0047】図8、図9の実施例は、光源を2個用いて
いるので、大幅な光量アップが計れる。通常、光量を上
げるには単純に光源の出力を上げることが考えられる
が、光源の出力を上げると必然的に光源の発光部が大き
くなってしまい、集光手段を介した光の平行性が悪くな
ってしまう。液晶ライトバルブのような角度依存性のあ
る被照明体を照明する場合、照明光は平行光に近いこと
が必要条件となるので、本実施例のように発光部を大き
くせずに光量アップが図れるのは、非常に好ましい。
【0048】図10に他の実施例を示す。本実施例は、
図5(b)または図6の実施例のプリズムによる構成部
分を小型にして、同一平面上に複数個並べたものであ
る。本図に於て20はPBS膜、20′はPBS膜また
は反射膜である。
【0049】次に、再帰光の平行性の低下を最小限にす
るための実施例を以下に示す。ランプの管球部表面で再
帰光が散乱する用に構成すると、ランプ管球部表面を二
次光源として前記再帰光が振る舞うので、ランプの径が
実質的に大きくなったことになり、平行性が低下してし
まう。よって平行性の低下を最小限にする為にはランプ
の管球部表面で散乱が起きない様な光源を用いればよ
い。具体的にはランプの管球部を滑らかにするなどの方
法が考えられる。また、一般にはメタルハライドランプ
よりキセノンランプのほうが管球部を滑らかに形成する
ことができるので、ランプの管球部に光が当たっても散
乱しにくいランプを形成しやすくなる。
【0050】更に、再帰光がランプ管球部及び発光部を
通過する際に吸収され、ひいては損失光となってしまう
のを防ぐ為の実施例を図11に示す。
【0051】本実施例が図5(b)の実施例と異なると
ころはプリズム21cをプリズム21c′に置き換えた
点のみである。
【0052】本実施例は、直角三角形を断面とする三角
柱の形状をした直角プリズム21dと、該直角プリズム
21dの直角を挟んでいる面と、同じ形、同じ面積を持
つ面を備えた、直角に近い鋭角プリズム21c′(図中
破線を含んだ断面積が直角三角形である)を図のように
張り合わせたものであり、張り合わせ面にPBS膜20
を設けたものである。尚、多層膜であるPBS膜20は
直角プリズム21d、鋭角プリズム21cのどちらか一
方の面のみに設けて張り合わせても良いし、互いの面に
設けて張り合わせても良い。また、必要に応じて全反射
面c、dにアルミ蒸着などを施しても良い。
【0053】図11において放物面鏡2を介して平行化
された平行光l11は、PBS膜20により平行光l11
うちP偏光光l11P はそのまま透過して直角プリズム2
1dより出射される。一方PBS膜20で反射されたS
偏光光l11S は全反射面cで反射され、再帰光l11S
となる。PBS膜20と全反射面cは直角をなしていな
いので、再帰光l11S ′は前記平行光l11とは平行とな
らずに放物面鏡2へ向かう。再帰光l11S ′は、放物面
鏡2を介して該放物面鏡2の焦点位置に置かれた光源1
へと向かう。ここで、放物面鏡2で反射することによっ
て偏光光の振動方向が乱れる原理は第1の実施例と同様
なので省略する。また、前述したように再帰光l11S
は平行光l11と平行でないために放物面鏡2で反射され
ても正確に光源1へは向かわず、発光部を避けて通過す
る事になる。発光部を避けて通過した、つまり発光部に
よって吸収されない再帰光l11S は再び放物面鏡2を介
して光l12となってプリズム21c′へ再入射し、PB
S膜20で光l12P と光l12S に再び分離される。本実
施例においてはPBS膜20を介して放物面鏡2及び光
源1へ戻ってくる光束の光軸が光源の発光部を通過しな
いというところが本質なので、全反射面cが平行光l11
と45度をなすようにし、PBS膜20が平行光l11
45度以外の角をなすように設定しても構わない。ま
た、PBS膜20と全反射面cの一方又は両方に曲率を
持たせる事によって再帰光の光路が発光部を通過しない
ようにする事も出来る。このとき留意すべき事は、平行
光でなくなった光l12のPBS膜20への入射角が、角
度依存性のあるPBS膜20の許容角度を大幅に越えな
いことである。
【0054】本実施例は図5(b)の応用例と考えるこ
とができるが、他の実施例においても光を光源の方面へ
戻す為の平面反射鏡や全反射面の傾きを変えたり、曲率
を持たせることによって本実施例と同様の効果を持たせ
ることができる。
【0055】図12に本発明の投写型表示装置の実施例
を示す。偏光照明装置24は前述したような実施例のう
ちのいずれかを用いている。
【0056】偏光照明装置24からの偏光光は液晶ライ
トバルブ7を通過することによって、画像情報を含んだ
光束となり、偏光板8で画像光のみ透過し、投写レンズ
10を介して不図示のスクリーンに該画像光が投影され
る。
【0057】色分解光学系を偏光照明装置24と液晶ラ
イトバルブ7の間に、色合成光学系5を液晶ライトバル
ブ7と投写レンズ10の間に設け、各色の光路毎に液晶
ライトバルブを設けてもよい。また、色分解光学系の一
部もしくは全部を偏光照明装置の集光手段と偏光分離手
段の間に設けてもよい。この場合、複数の偏光分離手段
が必要となるが、一般にPBS膜には波長依存性がある
ので、色分解した後に夫々の色光に適したPBS膜を容
易すれば、効率アップ、良好な色再現性に関するよりよ
い設計が可能となる。
【0058】また、色合成光学系を用いずに複数の投写
レンズで投写し、スクリーン上で複数の画像光を合成し
てもよいし、色分解光学系を用いずに偏光照明装置を複
数用意し、それらに対応する液晶ライトバルブを照明し
てもよい。
【0059】図12の実施例に於て、液晶ライトバルブ
7の前に検光子としての偏光板を設ければ、液晶ライト
バルブ7に入射する偏光光の偏光比を更に高めることが
できる。
【0060】尚、本発明は以上の実施例に限定されるも
のではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で、種々の構
成が可能であることはいうまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、光源と、
該光源の背面に設けた反射鏡からなる集光手段と、該集
光手段からの光を互いに偏光方向が異なる第1、第2の
偏光光に分離する偏光分離手段と、前記第1の偏光光を
前記集光手段に戻す再帰手段のみからなり、前記再帰手
段からの第1の偏光光を前記集光手段の反射鏡で斜入射
反射させることにより前記第1の偏光光の振動方向を変
調して出射するので、光の損失の少ない偏光照明装置が
実現できる。また、λ/4光学位相板は一般に波長依存
性を有するので、λ/4光学位相板を用いずに偏光光の
振動方向を変調できるということは色むらを防ぐという
意味でも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の偏光照明装置の実施例の作用説明図
【図2】本発明の偏光照明装置の作用の原理説明図
【図3】本発明の偏光照明装置の作用の原理説明図
【図4】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図5】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図6】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図7】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図8】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図9】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図10】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図11】本発明の偏光照明装置の他の実施例
【図12】本発明の投写型表示装置の実施例
【図13】従来の投写型表示装置の概略構成図
【符号の説明】
1 光源 2 反射鏡 7 液晶ライトバルブ 6 偏光ビームスプリッタ 8 偏光板 10 投写レンズ 13 λ/4光学位相板 20 偏光分離作用膜(PBS膜) 21 プリズム 22 平面反射鏡 24 偏光照明装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、該光源の背面に設けた反射鏡か
    らなる集光手段と、該集光手段からの光を互いに偏光方
    向が異なる第1、第2の偏光光に分離する偏光分離手段
    と、前記第1の偏光光を前記集光手段に戻す再帰手段の
    みからなり、前記再帰手段からの第1の偏光光を前記集
    光手段の反射鏡で斜入射反射させることにより前記第1
    の偏光光の振動方向を変調して出射することを特徴とす
    る偏光照明装置。
  2. 【請求項2】 前記光源は、メタルハライドランプ、キ
    セノンランプ等の放電管型光源を用いることを特徴とす
    る請求項1記載の偏光照明装置。
  3. 【請求項3】 前記集光手段は放物形状によって構成さ
    れる回転体、柱形状体鏡であり、該放物形の焦点近傍に
    前記光源を配置したことを特徴とする請求項1又は2記
    載の偏光照明装置。
  4. 【請求項4】 前記集光手段は楕円形状によって構成さ
    れる回転体、柱形状体鏡を備えており、該楕円形の焦点
    近傍に前記光源を配置したことを特徴とする請求項1又
    は2記載の偏光照明装置。
  5. 【請求項5】 前記集光手段は、前記光源から発する光
    のうち前記偏光分離手段以外へ向かう光を前記光源へ戻
    す為の反射手段を備えたことを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載の偏光照明装置。
  6. 【請求項6】 前記再帰手段が、前記集光手段へ戻され
    る前記第一の偏光光の少なくとも一部が前記光源を通過
    しないように構成されていることを特徴とする請求項
    1、2、3、4又は5記載の偏光照明装置。
  7. 【請求項7】 前記偏光分離手段は、誘電体多層膜から
    なる偏光分離作用膜を備えることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5又は6記載の偏光照明装置。
  8. 【請求項8】 偏光照明装置と、該偏光照明装置からの
    偏光光を変調することにより画像光を形成する画像光形
    成手段と、該画像光形成手段により形成された画像光を
    投影する投影手段とを有する投写型表示装置において、
    前記偏光照明装置は、光源と、該光源の背面に設けた反
    射鏡からなる集光手段と、該集光手段からの光を互いに
    偏光方向が異なる第1、第2の偏光光に分離する偏光分
    離手段と、前記第1の偏光光を前記集光手段に戻す再帰
    手段のみからなり、前記再帰手段からの第1の偏光光を
    前記集光手段の反射鏡で斜入射反射させることにより前
    記第1の偏光光の振動方向を変調して出射することを特
    徴とする投写型表示装置。
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