JPH05196826A - 光カプラおよびその製造方法 - Google Patents

光カプラおよびその製造方法

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JPH05196826A
JPH05196826A JP4146845A JP14684592A JPH05196826A JP H05196826 A JPH05196826 A JP H05196826A JP 4146845 A JP4146845 A JP 4146845A JP 14684592 A JP14684592 A JP 14684592A JP H05196826 A JPH05196826 A JP H05196826A
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waveguide
coupler
junction
junctions
waveguides
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JP4146845A
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Fabrice Jean
ジャン ファブリス
Martin Mccourt
マックール マルタン
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Corning Inc
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/28Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals
    • G02B6/2804Optical coupling means having data bus means, i.e. plural waveguides interconnected and providing an inherently bidirectional system by mixing and splitting signals forming multipart couplers without wavelength selective elements, e.g. "T" couplers, star couplers
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/10Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type
    • G02B6/12Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings of the optical waveguide type of the integrated circuit kind
    • G02B6/122Basic optical elements, e.g. light-guiding paths
    • G02B6/125Bends, branchings or intersections

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実質的に同一平面関係にある多数の導波路で
構成され、それらの導波路のそれぞれが2nのカプラ出
力のうちの1つに単一のカプラ出力を光学的に結合する
ようになされた光カプラおよびその製造方法を提供す
る。 【構成】 1つの入力と2nの出力を有し、複数の実質
的に同一平面関係の導波路を具備し、各導波路が前記入
力を前記2nの出力の1つに光学的に結合させるように
なされており、各導波路は、特異点を伴うことなしに屈
曲導波路セクションによって2つの第2ジャンクション
(J31、J32)に接続されるカプラの軸線と平行でない
軸線を有する第1ジャンクションを含み、ツリ−・アン
ド・ブランチ配列をなして各導波路通路に沿って配置さ
れたnのYジャンクションを接続する複数の導波路セク
ションよりなり、前記入力と第n番目のジャンクション
・ステ−ジとの間における任意の1つの導波路に沿った
任意の反曲点が前記導波路通路に沿ったnのジャンクシ
ョンのうちの1つに配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光カプラに関し、さらに
詳細には実質的に同一平面関係にある多数の導波路で構
成され、それらの導波路のそれぞれが2nのカプラ出力
のうちの1つに単一のカプラ出力を光学的に結合するよ
うになされているものに関する。それらの導波路は各導
波路通路に沿って配置されたn個のYジャンクション
(Y-junctions)を接続するツリ−・アンド・ブランチ
(tree-and-branch)配列をなした導波路セクションよ
りなる。本発明は上記カプラを製造する方法にも関す
る。
【0002】
【従来の技術】このような光カプラは公知であり、光ビ
−ムを分割するか結合するかによってビ−ム・スプリッ
タまたはコンバイナとも呼ばれている。これらのカプラ
は例えば600〜1600nmの範囲内での多モ−ドまたは単一
モ−ド光ファイバによる通信のような種々の用途で利用
されている。
【0003】従って、このようなカプラに対しては種々
の導波路パタ−ンが提案されており、それらは、マスク
によって画成されるデザインに従ってサブストレ−ト内
またはその上に導波路を形成するために、使用されるサ
ブストレ−トの種類に応じて、イオン交換、沈積、拡
散、エッチングあるいはエピタキシャル成長技術と組合
せてマスキングおよびフォトリソグラフ法を含む種々の
技術によってサブストレ−ト内に集積され得る。
【0004】図1は例えば1×16カプラと呼ばれる1
つの入力と16の出力を有するカプラを作成するために
用いられているこのようなデザインの従来例を示してい
る。このデザインはカプラの長手方向軸線Xに関して対
称であるから、このカプラの導波路パタ−ンの半分だけ
しか示されていない。幾何学的特徴をより明瞭にするた
めに、そこに示されたものは、軸線Xに対する平行性を
大幅に歪曲されている。
【0005】入力ジャンクションJ11で光ビ−ムを受取
かつこのビ−ムをツリ−・アンド・ブランチ態様で一定
間隔だけ離間された同数の出力S1〜S16から出て来る
n(n = 4)のビ−ムに分割するようになされたスプリ
ッタとしてこのカプラが用いられるとすると、入力の分
割を確保するためにはn個のジャンクション・ステ−ジ
(junction stages)が必要であり、それらのジャンク
ション・ステ−ジはそれぞれJ11;J21等;J31、J32
等;およびJ41、J42、J43、J44等によって形成され
ている。
【0006】これらのジャンクションを結合する導波路
セクションのパタ−ンを考えると、これらのセクション
がそれらのジャンクション自体内にもう1つの反曲点
(inflection point)を呈するジャンクションの間にお
けるのと同数の繰返し反曲点を呈することが明らかとな
る。これらの繰返し反曲点は各ジャンクションの対称軸
をカプラの長手方向のX軸線と平行に戻すために所定の
セクションに沿って必要である。このようなパタ−ンは
例えばドイツ特許第25 16 975号によって公知
である。
【0007】図1のパタ−ンの所要の長手方向寸法L1
はジャンクションを接続する導波路セクションの曲率の
繰返し変化によって失われる。幾つかの理由によってこ
の所要寸法を減少させることが望ましい。
【0008】一方では、問題の形式のカプラは同一の基
本デザインを再生する複数のパタ−ンによってサブスト
レ−ト上にフォトリソグラフ法によって作成されるの
で、そのデザインの所要長手方向寸法の減少によって同
一サブストレ−ト表面上により多くのカプラを作成する
ことが可能となり、それによってカプラの生産速度を高
めると同時に、製造コストを安くする。
【0009】他方では、集積オプティックスによって作
成されるカプラは例えば長さが数センチメ−トルのガラ
スまたはシリカの細長いバ−の形をしている。これらの
バ−は長さが長ければ長いほど、シャッタリングを生じ
うる切断応力を受けやすくなる。それらの長さが短くな
れば、それらの脆弱性が低下する。
【0010】カプラの所要長手方向寸法を減少させるた
めには、スプリンガ−・ベルラ−グ(Springer-Verlag)
によって刊行された「インテグレ−テッド・オプティッ
クス- プロシ−ディングス・オブ・ザ・サ−ド・ヨ−ロ
ピアン・カンファレンス、ECIO '85,ドイツ国
ベルリン、1985年5月6−8日」の第229−23
1頁におけるボイリン(Voirin)による「多モ−ド光通信
のためのイオン交換スタ−・カプラの性能」の第2図に
示されているようにジャンクションをカプラの長手方向
軸線と平行に維持するという考えを捨てて、導波路のデ
ザインを横方向に変位させることを考えればよいであろ
う。多モ−ド・カプラに対してのみボイリンによって提
案されたデザインは全てのジャンクションにおける角点
(angularpoints)と、最後のジャンクション・ステ−ジ
とカプラ出力との間の他の角点を含み、これらの角点ま
たは特異点(singularities)は遷移時に光エネルギ−の
約0.2dBの推定損失を生ずる。これらの損失はカプラの
伝送される光信号パワ−に対してだけではなく、各カプ
ラ出力によって伝送されるパワ−の均一性に対しても負
の影響を及ぼすことになりうる
【0011】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は上述した従
来技術のカプラの所要長手方向寸法の問題または光損失
を呈しない「集積」型の光カプラを実現することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の上記および他の
目的は、1つの入力と2nの出力を有し、複数の実質的
に同一平面関係の導波路を具備し、各導波路が前記入力
を前記2nの出力の1つに光学的に結合させるようにな
されており、各導波路は、特異点を伴うことなしに屈曲
導波路セクションによって2つの第2ジャンクション
(J31、J32)に接続されるカプラの軸線と平行でない
軸線を有する第1ジャンクションを含み、ツリ−・アン
ド・ブランチ配列をなして各導波路通路に沿って配置さ
れたnのYジャンクションを接続する複数の導波路セク
ションよりなり、前記入力と第n番目のジャンクション
・ステ−ジとの間における任意の1つの導波路に沿った
任意の反曲点が前記導波路通路に沿ったnのジャンクシ
ョンのうちの1つに配置されている光カプラについての
下記の説明から明らかとなるであろう。
【0013】このデザイン・ル−ルに従えば、カプラの
長手方向の寸法が最小限に抑えられるとともに、導波路
から2nのカプラ出力に向う必要な横方向散開が確保さ
れ、かつこの散開に必要な場所、すなわちジャンクショ
ンにおいてのみ導波路反曲が生ずるようになされる。最
小限、それによってあらゆる特異点を回避しかつ導波路
の長さに沿った湾曲の数を最小限に抑えることによって
光エネルギ−の損失を軽減し、それによって湾曲したセ
クションの曲率半径を最大にし、それに伴って湾曲によ
る損失の軽減を図ることが可能となる。
【0014】このようにして、本発明に従ってカプラを
製造する好ましい方法によれば、カプラの入力を除く各
ジャンクションがこのジャンクションを通る導波路のう
ちの1つだけに反曲点を画定する。各ジャンクションは
3つのブランチすべてに共通な点において第3のブラン
チに正接する対向した曲線の第1および第2のブランチ
で構成されている。第1および第2のブランチはジャン
クションの3つのブランチに共通な接線に対して対称で
あることが好ましい。
【0015】本発明によるカプラを作成するためには、
導波路のパタ−ンを再生するマスクが形成され、そして
それらの導波路がそのマスクを介してサブストレ−ト中
に集積される製造方法が用いられる。本発明の1つの実
施例によれば、導波路の1つの通路を他の導波路の外部
に画成し、かつこの通路に沿ったnのジャンクションの
位置を、カプラの予め定められた軸線方向の長さ、この
カプラの予め定められた幅、出力の数2n、および導波
路の予め定められた最小曲率半径によって形成されるグ
ル−プのうちの少なくとも1つの制約の関数として画定
し、さらにカプラの他のジャンクションの位置とこれら
のジャンクションを接続する導波路の部分を、各ジャン
クション(J31、J21、J11)に正接する対称軸
(X2、X1、X)のまわりのパタ−ンの逐次複写によっ
て決定する。
【0016】
【実施例】図2は、例えば通信に使用できる本発明によ
る1×16カプラの単一モ−ド導波路のハ−フ・パタ−
ンを示している。このハ−フ・パタ−ンは図1のものと
同じスケ−ルで示されており、出力S1〜S8間の一定間
隔、および2つのパタ−ンの比較を可能にする長手方向
歪係数も同一である。図1に示された従来技術のデザイ
ンと同様に、ただし前記ボイリンの文献に示されたもの
とは対照的に、この導波路パタ−ンには特異点は存在し
ていない。YジャンクションJ11〜J44(図1のパタ−
ンと同一符号である)を接続する導波路セクションはそ
れらのジャンクション自体の外側には反曲点のない連続
した湾曲を呈している。
【0017】本発明で用いられるYジャンクションを導
波路パタ−ン内のジャンクションの相互接続についてさ
らに完全に説明するために図4を参照する。図4につい
ては本発明によるカプラ製造方法の説明に関連して後で
さらに詳細に説明する。図4では、本発明に従って、パ
タ−ンはカプラの長手方向軸線Xと平行でない軸線X 1
上の少なくとも第1のジャンクションJ21を含んでお
り、その第1のジャンクションは、湾曲しておりかつ特
異点のない導波路の部分によって第2のジャンクション
31およびJ32の2つに接続されている。これらのジャ
ンクションのそれぞれを通る2つの導波路のうちの1つ
が反曲点を呈し、他の導波路の湾曲はこのジャンクショ
ンを通っても符号を変更しない。
【0018】このようにして、本発明で利用されたYジ
ャンクションはそれぞれジャンクションJ21として、3
つのブランチすべてに共通な点において第3のブランチ
3に正接する対向したカ−ブの第1および第2のブラン
チ1および2を具備している。ジャンクションJ31から
34までの最終ステ−ジまでは(1×8カプラの場
合)、ジャンクションを接続する導波路セクションはそ
のジャンクション自体の外側に反曲点を含まない。従っ
て、本発明では、反曲点の数を、導波路からの散開に必
要最小限に制限する。本発明で利用される形式のジャン
クションは、前記ボイリンの文献に示された特異点を有
するジャンクションで見られた損失と比較して、1つの
ジャンクション当り約0.1dBの損失軽減を可能にする。
【0019】上述したデザイン・ル−ルに従って確立さ
れた図2のデザインに戻る。このデザインでは、入力ジ
ャンクションJ11を除き、他のジャンクションはそれら
の3つのブランチに共通な接線を呈するが、この接線は
カプラの長手方向軸線Xに対し平行ではないことが明ら
かである。軸線Xも対する接線の傾斜は一般に同一符号
であり、かつこの傾斜は軸線Xに対するジャンクション
からの距離とともに大となる。
【0020】図1および2のデザインを比較すると、こ
の傾斜は図1のデザインの横方向への偏向から生ずるこ
とが明らかである。これによって異なる導波路のより接
近した散開が可能となり、各導波路通路上の所定数のジ
ャンクションに対して、これらの導波路通路の所要の長
手方向寸法の減寸を図ることができる。さらに、この横
方向への偏向は、2つのジャンクション間における導波
路の湾曲を打消すことおよびそれらのジャンクション間
における導波路セクションの曲率半径を一般に増大させ
ることによって導波路を「矯正する」効果(effect of
"straighteningup")を有する。このことは「湾曲損
失」(losses of curvature)として知られている光パ
ワ−の損失を減少させる点で有益である。
【0021】この結果、ジャンクションが図1における
パタ−ンのジャンクションによって必要とされるものよ
りも小さい表面帯域として再グル−プ化されるととも
に、図1に示された従来のカプラの軸線方向の寸法L1
と比較して、本発明によるカプラの導波路の所要の軸線
方向寸法L2が相当に減寸されることになる(これらの
軸線方向の寸法はカプラの入力ジャンクションJ11とこ
のカプラの長手方向の軸線Xと平行な導波路出力との間
で測定される)。本発明によれば、所要長さの減寸が50
%に達することができるとともに、光「湾曲」(curvat
ure)損失が大幅に軽減される。これは所定の部品長に
対して、本発明によるカプラの導波路セクションの曲率
半径が増大したこと、および導波路通路に沿って特異点
が完全に存在していないことによる。本発明によって得
られる損失の低下は、本発明が特に適用される可能性の
高い通信(例えば1550nmを中心としたトランスミッショ
ン・ウインドウ)で利用されるような長い波長に特に感
応しやすい。
【0022】本発明によるカプラの所要の長手方向寸法
を考慮して、例えば100mmの最小曲率半径を選ぶと、長
さ35mmの1×16カプラを作成することが可能であり、
これに対して従来技術のカプラは現在のところ60mmを超
えている。さらに、本発明は、長さ25mmの1×8カプラ
および長さがわずかに17mmの1×4カプラを作成するた
めに用いられうる。
【0023】図3は、本明細書の従来技術の欄に記載さ
れた技術のうちの任意の1つによってサブストレ−ト上
に集積される導波路をマスクを用いて作成するために利
用される1×16カプラの実際の歪みのない導波路パタ
−ンを示している。実際には、そのマスクは多数のこの
ようなデザインよりなりうるものであり、これらのデザ
インは公知のように、サブストレ−ト上に延展された感
光物質の層をこれらすべてのデザインの集合に同時に露
呈させ得るようにするために同一でありかつ隣接してい
る。本発明によって得られる所要寸法の減寸は、上記感
光物質層が露呈されうるデザインの数、ならびにこの操
作のための産出容量を非常に大幅に増大させることがで
きる。本発明によるカプラで構成されかつモノリシック
装置における他の光学的機能と関連した光回路の集積密
度を増大させることができる。
【0024】本発明によるカプラを作成するために利用
しうるマスク・パタ−ンに対するデザイン方法を例示の
目的で説明するために図4を再度参照する。図4に示さ
れた部分的なパタ−ンは1×8カプラのそれに対応して
いるが、下記のル−ルはすべての1×2nカプラに確実
に適用可能である。
【0025】所定の長手方向寸法L、および出口の数と
これらの出口の間隔に基づいて確立された横方向半寸法
Hから初めて、まず他のすべての導波路、例えばジャン
クションJ11から出口S1までの導波路の外側における
導波路をトレ−スする。この第1の導波路のデザインは
許容可能な損失のレベルによって決る最小曲率半径をと
り、かつジャンクションJ21およびJ31の位置が導波路
の出口からの散開に必要として予測される。上述の制約
および本発明によって課せられる制約、すなわちジャン
クションJ31〜J34のステ−ジまでジャンクションの外
側に反曲点が存在しないこと、および事実上、それぞれ
ジャンクションJ11、J21およびJ31に対する共通の接
線X、X1またはX2に対して各ジャンクションの第1お
よび第2のブランチが対称であることと一緒に、デザイ
ン・プログラムがコンピュ−タにインプットされる。
【0026】デザインついての一連の試みと補正を通じ
て、確立された制約のすべて、およびこれらのジャンク
ションに対して与えられた接続条件のすべてを満足する
ジャンクションJ21およびJ31の位置を局部化する。例
えば、外部導波路通路が、ジャンクションJ11およびJ
21間における半径R1、ジャンクションJ21およびJ31
間における半径R2、ジャンクションJ31の向うにおけ
る半径R3の円の弧によって形成され、これらの半径は
導波路セクションに課せられた最小曲率条件に従う。ジ
ャンクションJ21およびジャンクションJ11における接
線Xのまわりにおける一連の対称性によって、他のジャ
ンクションおよびそれらが接続する通路の位置を推論す
る。半径R4の円弧で出力S1に対して破線として示され
ているように、試行錯誤によってかつ課せられる最小曲
率に基づいて、ジャンクションJ31〜J34を越えて種々
のカプラ出力までの通路の終端部を接続することによっ
てパタ−ンを終らせる。このような接続は、ジャンクシ
ョンJ31を出口S1に接合する導波路の部分の場合と同
様に、ジャンクションの最後のステ−ジの向うに反曲点
が存在することを必要とする。
【0027】勿論、本発明は例示の目的で説明されかつ
図示された特定の製作方法に限定されるものではない。
従って、本発明の教示を尊重するものであるかぎりにお
いて、他のデザイン・ル−ルを採用することができる。
従って、導波路の異なる部分がそれぞれエンド・ツ−・
エンドの関係で配置されかつ異なる曲率を有する幾つか
の部分で構成され得る。各ジャンクションが1つだけの
反曲を画定しかつ2つのジャンクション間に反曲が存在
しないというル−ルは、本発明の範囲から逸脱すること
なしに、位相幾何学的理由によって局部的例外を受ける
ことがありうる。本発明は単一モ−ド・カプラを作成す
るための1つの用途につて説明されたが、本発明はファ
イバオプティックスによる通信で利用される多モ−ド・
カプラに適用できることも明らかでり、かつ導波路を必
要とする他の技術にも適用できる。さらに、本発明は集
積オプティックスで作成されたカプラに限定されるもの
ではなく、個別の部品で作成された、すなわち個々のフ
ァイバオプティックスで作成されたカプラもその範囲内
とするものである。最後に、本発明は、例えば誘電体ス
ブストレ−ト上における「マイクロストリップライン」
型のカプラの作成のようにマイクロ波周波数での用途に
も適用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカプラにおける導波路の長手方向に圧縮
されたハ−フ・パタ−ンを示している。
【図2】本発明による1×16カプラの長手方向に圧縮
されたハ−フ・パタ−ンを示している。
【図3】本発明による1×16カプラの実際のフル・パ
タ−ンを示している。
【図4】本発明の好ましい製造方法による1×8カプラ
の導波路のためのマスク・パタ−ンの一連のステ−ジを
示している。
【符号の説明】
21、J31、J32 ジャンクション S1〜S8 出力 X2、X1、X 対称軸

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの入力と2nの出力を有しており、か
    つ複数の実質的に同一平面関係の導波路を具備し、前記
    導波路がそれぞれ前記入力を前記2nの出力の1つに光
    学的に結合させるようになされており、かつ各導波路に
    沿ってツリ−・アンド・ブランチ配列で配置されたnの
    Yジャンクションを接続する複数の導波路セクションよ
    りなる光カプラにおいて、 前記カプラの出口と平行でない出口を有する第1のジャ
    ンクション(J21)が特異点を伴うことなしに湾曲した
    導波路セクションによって2つの第2ジャンクション
    (J31、J32)に接続されており、前記入力とジャンク
    ションの第n番目のステ−ジとの間における前記導波路
    のうちの任意の1つに沿った任意の反曲点が導波路の通
    路に沿ったnのジャンクションのうちの1つに存在して
    いることを特徴とする光カプラ。
  2. 【請求項2】カプラの入力に最も接近したジャンクショ
    ンの向うにおけるカプラの各ジャンクションが前記ジャ
    ンクションを通る導波路のうちの1つ上に反曲点を画定
    することを特徴とする請求項1のカプラ。
  3. 【請求項3】各ジャンクションがジャンクションの3つ
    のブランチに共通な点において第3のブランチ(3)に
    正接する逆方向の曲線の第1および第2の逆方向のブラ
    ンチ(1)および(2)を含んでいることを特徴とする
    請求項1および2のうちの1つによるカプラ。
  4. 【請求項4】前記第1および第2のブランチ(1)およ
    び(2)が前記ジャンクションの3つのブランチに共通
    の接線(X1)に関して対称であることを特徴とする請
    求項3のカプラ。
  5. 【請求項5】出力(S1〜S8)において、導波路がカプ
    ラの入力における導波路と平行であり、導波路のパタ−
    ンが前記カプラの入力に最も接近したジャンクションを
    通る軸線(X)に関して対称であることを特徴とする請
    求項1〜4のうちの1つによるカプラ。
  6. 【請求項6】導波路が単一モ−ドであることを特徴とす
    る請求項1〜5のうちの1つによるカプラ。
  7. 【請求項7】導波路がサブストレ−トに集積されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のうちの1つによるカプ
    ラ。
  8. 【請求項8】1つの入力と2nの出力を有し、それぞれ
    前記入力を前記2nの出力のうちの1つに光学的に結合
    させる複数の実質的に同一平面関係の導波路を具備し、
    前記導波路がツリ−・アンド・ブランチ配列で各導波路
    通路に沿って配置されたYジャンクションのnのステ−
    ジを接続する複数の導波路セクションよりなる光カプラ
    の製造方法であって、前記導波路のパタ−ンを再生する
    ためのマスクを形成する工程を含む前記方法において、
    前記マスクのデザインが、 a)他の導波路の外部にある導波路の1つの通路と、こ
    の通路に沿ったnのジャンクションの位置を、カプラの
    予め定められた軸線方向長さ、出力の数2n、および導
    波路の予め定められた最小曲率半径よりなるグル−プの
    少なくとも1つの制約の関数として画定し、かつ b)カプラの他のジャンクションの位置と、これらのジ
    ャンクションを接続する導波路の部分を、前記外部の導
    波路の各ジャンクション(J31、J21、J11)に正接す
    る対称軸(X2、X1、X)のまわりにおけるパタ−ンの
    逐次複写によって決定する工程によって発生させること
    を特徴とする光カプラの製造方法。
  9. 【請求項9】前記決定する工程が、導波路の出口に最も
    近いジャンクション(J31)から前記導波路の入力に最
    も接近したジャンクション(J11)までの前記パタ−ン
    の逐次複写によって実施される請求項8の方法。
  10. 【請求項10】導波路の最小曲率の条件を考慮して、カ
    プラの出口(S1〜S8)に最も接近したジャンクション
    (J31〜J34)を接続する工程をさらに特徴とする請求
    項8の方法。
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