JPH05193880A - エレベータ乗場装置取付治具 - Google Patents

エレベータ乗場装置取付治具

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JPH05193880A
JPH05193880A JP705092A JP705092A JPH05193880A JP H05193880 A JPH05193880 A JP H05193880A JP 705092 A JP705092 A JP 705092A JP 705092 A JP705092 A JP 705092A JP H05193880 A JPH05193880 A JP H05193880A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sill
fixing
metal fitting
floor
shaped plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP705092A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsugi Adachi
貢 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH05193880A publication Critical patent/JPH05193880A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 上下方向の調整のみで高精度に敷居の芯出し
を行うことのできるエレベータ乗場装置取付治具を得る
こと。 【構成】 エレベータの乗場の敷居4を構造物の床持出
し部1に芯出しして固定する金具20を単一のL形板体
から形成して、L形板体の一片を敷居取付部20aとす
るとともに、L形板体の他片を床持出し部1の昇降路側
内面1bへの固定部20bとし、かつ固定部20bの板
面には固定時に上下方向の設定位置を調整可能とする長
穴20dを複数穿設して、上下方向の調整のみで高精度
に敷居4の芯出しを行うことができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建造物の床を昇降路側
へ延長して設けた床持出し部にて、エレベータ乗場の敷
居等の乗場装置を芯出しして固定するための治具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来のエレベータ乗場装置取付治
具を示す平面図、図4は図3のAーA線に沿う矢視断面
図である。図において、1はエレベータの乗場の敷居を
取付けるために建造物の床2を昇降路側へ延長して設け
た床持出し部であり、その上面1aは当初エレベータ乗
場の床面2aよりも下位位置となるように設定されてい
る。3は床持出し部1の上面1aに打ち込みなどの適宜
の手段で埋設されたアンカーであり、内部に雌ねじ3a
を有している。4はエレベータの乗場の敷居、5は敷居
4を床持出し部1にて芯出しして固定する一対の敷居取
付治具であり、それぞれボルト6により床持出し部1の
上面1aのアンカー3に固定された板状の固定金具7
と、固定金具7に載置されて後端縁側が固定金具7のね
じ穴7aにボルト8により固定されるとともに、前端縁
側の上面に敷居4を載置固定した板状の結合金具9とか
ら構成されている。
【0003】これを更に詳述すると、固定金具7は、ボ
ルト6を挿通させるための孔が前後方向の長孔7bに形
成され、これによって床持出し部1の上面1aでの敷居
4の設定位置を前後方向で微調整できるようになってい
る。また、固定金具7には、その一側部に、敷居4の後
端縁側の側面に当接可能な位置決め板部7cが前縁から
切り起して形成されており、これによって固定金具7と
敷居4の位置関係が固定されるようになっている。
【0004】また、結合金具9は、ボルト8を挿通させ
るための孔が左右方向の長孔9aに形成され、これによ
って床持出し部1の上面1aでの敷居4の設定位置を左
右方向で微調整できるようになっている。また、結合金
具9には、その前端縁側に孔9bが穿設され、孔9bに
下方より結合ボルト10が挿通されるようになってい
る。一方、敷居4の下面には、左右方向に延びる溝4a
が刻設されるとともに、溝4aの両側縁部にそれぞれ内
向の出張り4bが形成されており、結合ボルト10の貫
通端を両出張り4b間の隙間から溝4a内に収容できる
ようになっている。なお、11は敷居4の溝4a内にて
結合ボルト10と螺合するナットである。ナット11
は、溝4a内を長手方向に移動可能であるが、溝4aの
両側面にてその自由回動が規制され、更に溝4aの両出
張り4bにて溝4a内からの軸方向への脱落が防止され
るようになっている。したがって、結合ボルト10を締
め付けると、ナット11と結合金具9上面との間に両出
張り4bが挾着され、敷居4は結合金具9に固定され
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベータ乗場
装置取付治具は、以上のように固定金具7と結合金具9
とから成る敷居取付治具5を2組用いて敷居4の芯出し
を行うようにしているので、敷居4の芯出しを行うに
は、各敷居取付治具5相互の位置合わせのみならず、そ
れぞれの敷居取付治具5部分において固定金具7と結合
金具9の位置合わせが必要で、芯出し作業に多大の時間
と熟練を要していた。また、敷居4の上下方向の調整機
能がないため、敷居4の上下方向の調整の必要が生じた
際には、固定金具7と床持出し部1の上面1aとの間、
あるいは固定金具7と結合金具9との間に、図示しない
スペーサを介在させて調整しなければならず、そのため
スペーサを複数種類(厚みの違うもの)用意する必要が
あった。
【0006】本発明は以上の点に鑑み、上下方向の調整
のみで高精度に敷居の芯出しを行うことのできるエレベ
ータ乗場装置取付治具を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエレベータ
乗場装置取付治具は、エレベータの乗場の敷居を取付け
るために建造物の床を昇降路側へ延長して設けた床持出
し部にて、前記敷居を芯出しして固定する金具を備えた
ものにおいて、前記金具をL形の板体から形成し、該L
形板体の一片を、水平に配置して前記敷居を微調整可能
に載置固定する敷居取付部とするとともに、この敷居取
付部から連続して垂下する該L形板体の他片を、該金具
を前記床持出し部の昇降路側内面へ固定する固定部と
し、かつこの固定部には、その板面の両側複数個所に縦
方向へ延びる長穴を穿設し、これら長穴を、該金具を前
記床持出し部へ固定するアンカー用の穴明けの位置を表
示するゲージとして構成したものである。
【0008】
【作用】本発明においては、エレベータの乗場の敷居を
取付けるに際し、L形板体から成る金具の敷居取付部に
敷居を仮固定する。次いで、敷居取付部が床持出し部の
上方で所定高さ位置に配置されるように金具の固定部を
床持出し部の昇降路側内面へ押付けた状態で、床持出し
部の昇降路側内面に金具固定部の各長穴部の位置をけが
き、けがいた長穴部のそれぞれの中央位置にアンカー用
の穴明けを行う。その後、金具の固定部を、その上下方
向の位置調整を行いつつ床持出し部の昇降路側内面のア
ンカー部に固定し、更に金具の敷居取付部に敷居を微調
整して本固定する。
【0009】
【実施例】
実施例1.図1は本発明の一実施例に係るエレベータ乗
場装置取付治具を示す縦断面図、図2はその要部の正面
図であり、各図中従来に相当する部分には同一を付して
ある。図において、20は単一のL形板体から成る敷居
取付治具の金具であり、そのL形板体の一片を、床持出
し部1の上面1aに対向させて水平に配置し、敷居4を
微調整可能に載置固定する敷居取付部20aとして形成
するとともに、敷居取付部20aから連続して垂下する
L形板体の他片を、金具20を床持出し部1の昇降路側
内面1bへ固定する固定部20bとして構成している。
【0010】これを更に詳述すると、金具20は、敷居
取付部20aの板面の少なくとも左右2個所に孔20c
が穿設され、孔20cに下方より結合ボルト10が挿通
されるようになっている。また、固定部20bの板面の
両側複数個所には縦方向へ延びる長穴20dが穿設され
ており、これら長穴20dは当初、金具20を床持出し
部1の昇降路側内面1bへ固定するためのアンカーボル
ト設置用の穴明け位置を表示するゲージとして機能する
ようになっている。また、固定部20bには、その板面
の両側縁部に複数の指標確認孔20eが穿設されてお
り、床持出し部1の昇降路側内面1bに描かれている図
示しない指標を指標確認孔20eから視認することによ
り、金具20を設置すべき位置を確認することができる
ようになっている。
【0011】前述の構成を有する本実施例のエレベータ
乗場装置取付治具において、床持出し部1への敷居4の
取付け及び芯出しを行うには、まず金具20の敷居取付
部20aに、結合ボルト10及びナット11により敷居
4を取付け仮固定する。次いで、敷居取付部20aすな
わち敷居4が床持出し部1の上方で所定高さ位置に配置
されるように金具20の固定部20bを床持出し部1の
昇降路側内面1bへ押付けた状態で、昇降路側内面1b
に固定部20bの各長穴20dを利用してその位置をけ
がき、けがいた長穴部のそれぞれの中央位置にアンカー
ボルト設置用の穴明けを行う。この時、固定部20bの
左右方向の位置調整は、指標確認孔20eから昇降路側
内面1b側の指標を確認することにより行う。次に、穴
明けを行った部位にそれぞれアンカーボルト21を植込
み、これらアンカーボルト21部に金具20の固定部2
0bの各長穴20dを嵌め込み、更に各アンカーボルト
21の貫通部にそれぞれナット22を螺合させてから、
固定部20bの上下方向の位置調整を行いつつナット2
2を締め付け、固定部20bを固定する。その後、敷居
4の左右位置の微調整を行い、敷居4を金具20の敷居
取付部20aに結合ボルト10及びナット11により締
め付けて本固定する。以上で敷居4の床持出し部1への
取付け及び芯出しは完了するが、その後、床持出し部1
と建造物の床2との段差はモルタル等によって埋められ
る。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
レベータの乗場の敷居を床持出し部に芯出しして固定す
る金具を単一のL形板体から形成して、L形板体の一片
を敷居取付部とするとともに、L形板体の他片を床持出
し部の昇降路側内面への固定部とし、かつ固定部の板面
には固定時に上下方向の設定位置を調整可能とする長穴
を複数穿設したので、上下方向の調整のみで高精度に敷
居の芯出しを行うことができ、芯出し作業が容易とな
り、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例によるエレベータ乗場装置取付治
具の縦断面図である。
【図2】本発明実施例の要部の正面図である。
【図3】従来のエレベータ乗場装置取付治具の平面図で
ある。
【図4】図3のAーA線に沿う矢視断面図である。
【符号の説明】
1 床持出し部 1b 床持出し部の昇降路側内面 2 建造物の床 4 敷居 20 金具 20a 敷居取付部 20b 固定部 20d 長穴 21 アンカーボルト(アンカー)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータの乗場の敷居を取付けるため
    に建造物の床を昇降路側へ延長して設けた床持出し部に
    て、前記敷居を芯出しして固定する金具を備えたエレベ
    ータ乗場装置取付治具において、 前記金具をL形の板体から形成し、該L形板体の一片
    を、水平に配置して前記敷居を微調整可能に載置固定す
    る敷居取付部とするとともに、この敷居取付部から連続
    して垂下する該L形板体の他片を、該金具を前記床持出
    し部の昇降路側内面へ固定する固定部とし、かつこの固
    定部には、その板面の両側複数個所に縦方向へ延びる長
    穴を穿設し、これら長穴を、該金具を前記床持出し部へ
    固定するアンカー用の穴明けの位置を表示するゲージと
    して構成したことを特徴とするエレベータ乗場装置取付
    治具。
JP705092A 1992-01-20 1992-01-20 エレベータ乗場装置取付治具 Pending JPH05193880A (ja)

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JP705092A JPH05193880A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 エレベータ乗場装置取付治具

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JP705092A JPH05193880A (ja) 1992-01-20 1992-01-20 エレベータ乗場装置取付治具

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JPH05193880A true JPH05193880A (ja) 1993-08-03

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ID=11655232

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JP (1) JPH05193880A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0771755A3 (en) * 1995-10-31 1998-02-04 Otis Elevator Company Guide assembly for an elevator door

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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