JPH10184644A - 複合ナット、据付け部材及び構造体の高さ調整方法 - Google Patents

複合ナット、据付け部材及び構造体の高さ調整方法

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JPH10184644A
JPH10184644A JP33856096A JP33856096A JPH10184644A JP H10184644 A JPH10184644 A JP H10184644A JP 33856096 A JP33856096 A JP 33856096A JP 33856096 A JP33856096 A JP 33856096A JP H10184644 A JPH10184644 A JP H10184644A
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JP
Japan
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nut
height
support plate
installation member
moved
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Application number
JP33856096A
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English (en)
Inventor
Atsushi Abe
淳 阿部
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HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
Original Assignee
HOPPO JUBUNKA KENKYUSHO KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Hoppo Jubunka Kenkyusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC製基礎ブロック等の構造体の据付け時
に、その高さの調整が容易に、円滑に行える調整用のナ
ット、このナットが設けられた据付け部材、及びこの据
付け部材を用いた構造体の高さの調整方法を提供する。 【解決手段】 互いに対向し軸心を同一とする第一ナッ
ト11と第二ナット12との間にスリーブ部13が介在
して一体に設けられ、中心部に雌ねじ14が貫通して設
けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合ナット、据付
け部材及び構造体の高さ調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建物の構造体の一部とな
る基礎は、プレキャストコンクリート製基礎ブロック
(以下PC製基礎ブロックと略称する)が立上げ部に用
いられ、その下部にコンクリートが打設されて施工され
る方法がある(実開平1−61241号公報 参照)。
【0003】構造体である上記PC製基礎ブロックは、
下部のコンクリートの打設前に、図5に示すような据付
け部材のジャッキプレート(支持板)100上に載置さ
れ、その高さを調整されるようになっている。上記据付
け部材のジャッキプレート100は、基台200に立設
されたジャッキボルト300に螺着されたナット400
上に支持されている。
【0004】上記ジャッキプレート100上に設置され
たPC製基礎ブロックは、上記ジャッキボルト300に
螺着されたナット400を回動させ、ジャッキプレート
100を上下させることにより、その高さを調整される
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の据付け部材においては、ジャッキプレート
100の上下方向の高さを調整する場合、ナット400
をスパナ等により回動させることになるが、基台200
とジャッキプレート100との間が狭く、且つナット4
00がジャッキプレート100の裏側に密着しているた
め、スパナが入りにくく、その作業がやりにくいといっ
た問題がある。
【0006】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、PC製基礎ブロック等の構造体
の据付け時に、その高さの調整が容易に、円滑に行える
調整用のナット、このナットが設けられた据付け部材、
及びこの据付け部材を用いた構造体の高さの調整方法を
提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
複合ナットにおいては、互いに対向し軸心を同一とする
第一ナットと第二ナットとの間にスリーブ部が介在して
一体に設けられ、中心部に雌ねじが貫通して設けられて
いることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の本発明の据付け部材におい
ては、基台の両端寄りに立設されたボルトに請求項1記
載の上記複合ナットが螺着され、この複合ナットのスリ
ーブ部に支持板が嵌着されて支持されていることを特徴
とする。
【0009】請求項3記載の本発明の構造体の高さ調整
方法においては、請求項2記載の据付け部材を構造体の
下に敷設し、支持板上の第一ナットを回動させることに
より支持板を上下させることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の本発明の複合ナットにおいて
は、互いに対向し軸心を同一とする第一ナットと第二ナ
ットとの間にスリーブ部が介在して一体に設けられ、中
心部に雌ねじが貫通して設けられているので、例えば、
請求項2記載の本発明の据付け部材に用いられた場合、
従来のような単独ナットと異なり、支持板上の第一ナッ
トを回動させ、上に載置されたPC製基礎ブロックの高
さの調整を容易に、円滑に行うことができる。
【0011】請求項2記載の本発明の据付け部材におい
ては、基台の両端寄りに立設されたボルトに請求項1記
載の上記複合ナットが螺着され、この複合ナットのスリ
ーブ部に支持板が嵌着されて支持されているので、従来
の据付け部材と異なり、支持板上の第一ナットをラチェ
ットレンチやトルクレンチを用いて回動させることがで
きるので、例えば、この据付け部材上に設置されたPC
製基礎ブロック等の構造体の高さを容易に、正確に調整
することができる。
【0012】請求項3記載の本発明の構造体の高さ調整
方法においては、請求項2記載の据付け部材を構造体の
下に敷設し、支持板上の第一ナットを回動させることに
より支持板を上下させるので、従来と異なり、工具が使
い易いので、スパナに代えてラチェットレンチやトルク
レンチを用いて作業を行うことができ、PC製基礎ブロ
ック等の構造体の高さを容易に、正確に調整することが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の複合ナットの一
例を示す斜視図であり、図2は、図1の断面図である。
図1、及び図2において、本実施例の複合ナット1は、
平坦面11a、12aが側面に対向して3方向にそれぞ
れに設けられて六角形状に形成され、互いに対向すると
ともに、軸心を同一とする第一ナット、第二ナットとの
間に、スリーブ部13が介在して一体に設けられ、中心
部に雌ねじ14が貫通して設けられたものである。
【0014】上記スリーブ部13は、支持板(図2に示
す)の円滑な嵌挿が可能なように、外形は角部がない円
形となっている。又、上記平坦面11a、12aと端面
との角は、面取りされている。
【0015】この複合ナット1のスリーブ部13は、図
2に示すように、据付け部材2(図4に示す)の支持板
23の両端に設けられたスリットに24に挿通されて嵌
着されるようになっている。
【0016】図4は、本発明の据付け部材の一例を示す
要部の断面図である。図4において、本実施例の据付け
部材2の基台21の両端寄りには、ボルト22が立設さ
れている。このボルト22に、請求項1記載の上記複合
ナット1が螺着され、このナット1のスリーブ部13
に、支持板23が、そのスリット24(図3に示す)を
挿通されて嵌着されている。
【0017】この据付け部材2は、構造体である建物の
基礎となるPC製基礎ブロック3の下に敷設され、支持
板23がPC製基礎ブロック3を支持した状態となる。
このPC製基礎ブロック3の設置においては、高さの調
整が必要となり、この高さの調整は、以下のように行わ
れる。
【0018】即ち、ラチェットレンチ4やトルクレンチ
(図示しない)を用いて、支持板23の上の第一ナット
11を左右に回動させると、支持板が上下に移動させ
る。従って、この支持板の上下の移動により、その上に
設置されたPC製基礎ブロック3が上下に移動され、基
準高さに対する高さの調整が、容易に正確に行われる。
【0019】以上説明のように、本発明の据付け部材2
を用いることにより、PC製基礎ブロックのような構造
体の高さの調整が、従来の据付け部材が用いられた場合
のように、支持板の裏側のナットをスパナを用いて行う
必要がなく、支持板23の上の第一ナット11をラチェ
ットレンチ4やトルクレンチを用いて回動させて、容易
に確実に行える利点がある。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の複合ナットにお
いては、互いに対向し軸心を同一とする第一ナットと第
二ナットとの間にスリーブ部が介在して一体に設けら
れ、中心部に雌ねじが貫通して設けられているので、例
えば、請求項2記載の本発明の据付け部材に用いられた
場合、従来のような単独ナットと異なり、支持板上の第
一ナットを回動させ、上に載置されたPC製基礎ブロッ
クの高さの調整を容易に、円滑に行うことができる。
【0021】請求項2記載の本発明の据付け部材におい
ては、基台の両端寄りに立設されたボルトに請求項1記
載の上記複合ナットが螺着され、この複合ナットのスリ
ーブ部に支持板が嵌着されて支持されているので、従来
の据付け部材と異なり、支持板上の第一ナットをラチェ
ットレンチやトルクレンチを用いて回動させることがで
きるので、例えば、この据付け部材上に設置されたPC
製基礎ブロック等の構造体の高さを容易に、正確に調整
することができる。
【0022】請求項3記載の本発明の構造体の高さ調整
方法においては、請求項2記載の据付け部材を構造体の
下に敷設し、支持板上の第一ナットを回動させることに
より支持板を上下させるので、従来と異なり、工具が使
い易いので、スパナに代えてラチェットレンチやトルク
レンチを用いて作業を行うことができ、PC製基礎ブロ
ック等の構造体の高さを容易に、正確に調整することが
できる。従って、複合ナット、据付け部材、及び構造体
の高さ調整方法として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の複合ナットの一例を示す斜視図。
【図2】図1の断面図。
【図3】図4に示す据付け部材の要部の分解斜視図。
【図4】本発明の据付け部材の一例を示す要部の断面
図。
【図5】従来の据付け部材の断面図。
【符号の説明】
1 複合ナット 11 第一ナット 11a、12a 平坦面 12 第二ナット 13 スリーブ部 2 据付け部材 21 基台 22 ボルト 23 支持板 3 PC製基礎ブロック 4 ラチェットレンチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向し軸心を同一とする第一ナッ
    トと第二ナットとの間にスリーブ部が介在して一体に設
    けられ、中心部に雌ねじが貫通して設けられていること
    を特徴とする複合ナット。
  2. 【請求項2】 基台の両端寄りに立設されたボルトに請
    求項1記載の上記複合ナットが螺着され、この複合ナッ
    トのスリーブ部に支持板が嵌着されて支持されているこ
    とを特徴とする構造体の据付け部材。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の上記据付け部材を構造体
    の下に敷設し、支持板上の上記第一ナットを回動させる
    ことにより支持板を上下させることを特徴とする構造体
    の高さ調整方法。
JP33856096A 1996-12-18 1996-12-18 複合ナット、据付け部材及び構造体の高さ調整方法 Pending JPH10184644A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007254985A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Sumitomo Kinzoku Kozan Siporex Kk Alcパネルの取付金具
JP2009282428A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 位置調整装置
KR102383294B1 (ko) * 2021-12-06 2022-04-08 (주)삼양패키징 블로우 몰드 스테이션 높이 조절 장치 및 이를 포함하는 블로우 성형 장치

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JP2009282428A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 位置調整装置
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