JP2000080614A - 道路側壁への吸音板取付構造及びその施工方法 - Google Patents
道路側壁への吸音板取付構造及びその施工方法Info
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- JP2000080614A JP2000080614A JP10249648A JP24964898A JP2000080614A JP 2000080614 A JP2000080614 A JP 2000080614A JP 10249648 A JP10249648 A JP 10249648A JP 24964898 A JP24964898 A JP 24964898A JP 2000080614 A JP2000080614 A JP 2000080614A
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- sound absorbing
- absorbing plate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 作業性を向上し、かつ、吸音板Aと側壁Wの
間隙を極力狭くする。 【解決手段】 路面の側縁から立ち上げた側壁Wに吸音
板Aを取付ける。側壁Wにボルト12止めの定規アング
ル11に、吸音板Aの裏面に固定のフック13を係止し
て、側壁Wに吸音板Aを引っ掛ける。調整材18の所要
枚数をアングル11とフック13間に介在することによ
り、各吸音板Aの表面がほぼ面一になるように調整した
後、操作具19でボルト17を回して締結する。フック
13と定規アングル11は、予め、吸音板A及び側壁W
に固定しておくことができるため、吸音板Aと側壁Wの
間隙は、そのフック13と定規アングル11が係止し得
るスペースがあれば十分であり、極力狭くすることがで
き、これにより、吸音板を厚くすることができる。ボル
トは前面操作によるため、その操作は隙間の大きさには
影響されない。
間隙を極力狭くする。 【解決手段】 路面の側縁から立ち上げた側壁Wに吸音
板Aを取付ける。側壁Wにボルト12止めの定規アング
ル11に、吸音板Aの裏面に固定のフック13を係止し
て、側壁Wに吸音板Aを引っ掛ける。調整材18の所要
枚数をアングル11とフック13間に介在することによ
り、各吸音板Aの表面がほぼ面一になるように調整した
後、操作具19でボルト17を回して締結する。フック
13と定規アングル11は、予め、吸音板A及び側壁W
に固定しておくことができるため、吸音板Aと側壁Wの
間隙は、そのフック13と定規アングル11が係止し得
るスペースがあれば十分であり、極力狭くすることがで
き、これにより、吸音板を厚くすることができる。ボル
トは前面操作によるため、その操作は隙間の大きさには
影響されない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、路面の側縁から
立ち上げた側壁に吸音板を取付けた、特に、既設の道路
側壁への吸音板取付構造、及びその施工方法に関するも
のである。
立ち上げた側壁に吸音板を取付けた、特に、既設の道路
側壁への吸音板取付構造、及びその施工方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】自動車騒音の防止が叫ばれる今日、高速
道路の壁高欄、掘割道路壁面、トンネル壁面のみなら
ず、一般道路の側壁面に吸音板を取付けることが行われ
る。その既設の道路側壁に吸音板を取付けた構造とし
て、実開平5−77405号公報(公報1)に、側壁に
その長さ方向にH型鋼を固定し、そのH型鋼の上下面側
縁に定規アングルを溶接し、吸音板としてのALC板
(軽量気泡コンクリート板)を、その裏面に固定の上下
の取付金具で前記両定規アングルを挟むようにして取付
けたものが開示されている。
道路の壁高欄、掘割道路壁面、トンネル壁面のみなら
ず、一般道路の側壁面に吸音板を取付けることが行われ
る。その既設の道路側壁に吸音板を取付けた構造とし
て、実開平5−77405号公報(公報1)に、側壁に
その長さ方向にH型鋼を固定し、そのH型鋼の上下面側
縁に定規アングルを溶接し、吸音板としてのALC板
(軽量気泡コンクリート板)を、その裏面に固定の上下
の取付金具で前記両定規アングルを挟むようにして取付
けたものが開示されている。
【0003】また、特開平8−85920号公報(公報
2)には、側壁にアンカーボルトを埋込み、吸音板に前
記ボルトに対応する穴をあけ、この穴にボルトを通して
ナットで固定した構造が開示されている。
2)には、側壁にアンカーボルトを埋込み、吸音板に前
記ボルトに対応する穴をあけ、この穴にボルトを通して
ナットで固定した構造が開示されている。
【0004】さらに、図6に示すように、道路側壁W
に、その長さ方向に定規アングルLをボルト止めし、こ
の定規アングルLと吸音板A裏面とを取付金具1を介し
てボルト2により締付けることにより、側壁Wに吸音板
Aを取付ける技術もある。
に、その長さ方向に定規アングルLをボルト止めし、こ
の定規アングルLと吸音板A裏面とを取付金具1を介し
てボルト2により締付けることにより、側壁Wに吸音板
Aを取付ける技術もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】道路の壁高欄等に吸音
板Aを取り付ける際、既設の道路については、道路幅の
制約のため、壁Wから吸音板A外面までの距離が100
mm以下と言う制約がある。一方、吸音板Aの吸音効果
を向上させるためには、吸音板Aにはある程度の厚みが
必要であり、前記制約とのからみから、吸音板Aと壁W
の隙間を極力狭く、且つ、吸音板Aを壁Wに取り付ける
ため、その金具のスペースが必要である。
板Aを取り付ける際、既設の道路については、道路幅の
制約のため、壁Wから吸音板A外面までの距離が100
mm以下と言う制約がある。一方、吸音板Aの吸音効果
を向上させるためには、吸音板Aにはある程度の厚みが
必要であり、前記制約とのからみから、吸音板Aと壁W
の隙間を極力狭く、且つ、吸音板Aを壁Wに取り付ける
ため、その金具のスペースが必要である。
【0006】上記公報1記載の技術は、定規アングルに
取付金具を挿し込むようにしてALC板を取り付けてい
るが、定規アングルと金具を完全にボルト等で固定して
いないため、ALC板が外れる危険性がある。さらに、
既設の壁Wに吸音板Aを取り付けるためには、定規アン
グルを固定するための梁部材(H型鋼)が必要となっ
て、吸音板Aと壁Wの隙間が大きくなる。この梁を除い
て、図6のごとく、定規アングルLを既設の壁Wに固定
して取り付ければ、吸音板Aと壁Wの隙間は小さくなる
が、既設の壁Wは凹凸があるために取り付けた吸音板A
の表面は凹凸状態となって景観に問題が生じる。
取付金具を挿し込むようにしてALC板を取り付けてい
るが、定規アングルと金具を完全にボルト等で固定して
いないため、ALC板が外れる危険性がある。さらに、
既設の壁Wに吸音板Aを取り付けるためには、定規アン
グルを固定するための梁部材(H型鋼)が必要となっ
て、吸音板Aと壁Wの隙間が大きくなる。この梁を除い
て、図6のごとく、定規アングルLを既設の壁Wに固定
して取り付ければ、吸音板Aと壁Wの隙間は小さくなる
が、既設の壁Wは凹凸があるために取り付けた吸音板A
の表面は凹凸状態となって景観に問題が生じる。
【0007】上記公報2記載の技術は、既設の壁Wに取
付ボルトを埋め込み、そのピッチに吸音板Aを合わさな
ければならない事から、現地で現物合せによって取付穴
(ボルト穴)を加工しなければならない。さらに、公報
1と同様に、既設の壁の凹凸に対しての対応がなされて
いない。
付ボルトを埋め込み、そのピッチに吸音板Aを合わさな
ければならない事から、現地で現物合せによって取付穴
(ボルト穴)を加工しなければならない。さらに、公報
1と同様に、既設の壁の凹凸に対しての対応がなされて
いない。
【0008】図6に記載の技術は、ボルト2を、吸音板
Aの裏面からの操作で吸音板Aにねじ込むため、すなわ
ち、吸音板Aと壁Wの隙間が、取付金具1及びボルト2
の作業空間となるため、その作業に十分なスペースが必
要であり、その隙間を狭くするには限度がある。上述の
ように、壁Wから吸音板A外面までの距離が制限されて
いることから、その隙間が小さければ、吸音板Aを厚く
でき、吸音効果が向上する。
Aの裏面からの操作で吸音板Aにねじ込むため、すなわ
ち、吸音板Aと壁Wの隙間が、取付金具1及びボルト2
の作業空間となるため、その作業に十分なスペースが必
要であり、その隙間を狭くするには限度がある。上述の
ように、壁Wから吸音板A外面までの距離が制限されて
いることから、その隙間が小さければ、吸音板Aを厚く
でき、吸音効果が向上する。
【0009】この発明は、上記実情の下、取付けが容易
で、かつ吸音板と側壁の間隙を極力小さくし得るように
することを課題とする。
で、かつ吸音板と側壁の間隙を極力小さくし得るように
することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、上述の図6の技術において、取付金具
を吸音板裏面に予め固定し、その金具を側壁の定規アン
グルに係止し、その金具と定規アングルの締結(固定)
を、吸音板前面からのボルトの回転操作によって行うよ
うにしたのである。
に、この発明は、上述の図6の技術において、取付金具
を吸音板裏面に予め固定し、その金具を側壁の定規アン
グルに係止し、その金具と定規アングルの締結(固定)
を、吸音板前面からのボルトの回転操作によって行うよ
うにしたのである。
【0011】取付金具と定規アングルは、予め、吸音板
及び側壁に固定しておくことができ、このため、吸音板
と側壁の間隙は、その金具と定規アングルが係止し得る
スペースがあれば十分であり、従来に比べれば、狭くす
ることができ、これにより、吸音板を厚くすることがで
きる。ボルトは前面操作によるため、その操作は隙間の
大きさには影響されない。
及び側壁に固定しておくことができ、このため、吸音板
と側壁の間隙は、その金具と定規アングルが係止し得る
スペースがあれば十分であり、従来に比べれば、狭くす
ることができ、これにより、吸音板を厚くすることがで
きる。ボルトは前面操作によるため、その操作は隙間の
大きさには影響されない。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明の一実施形態としては、
路面の側縁から立ち上げた側壁に吸音板を取付けた道路
側壁への吸音板取付構造であって、前記側壁にその長さ
方向に定規アングルをそのフランジが上向きとなるよう
に固着し、前記吸音板の裏面には固定板が固着されて、
この固定板に、L字状のフックが下向きで固着されてい
るとともに、側壁に向かう固定ボルトがねじ通されてお
り、かつ、吸音板の前面から前記固定ボルトにはそのボ
ルトを操作するための穴が形成されており、前記フック
のその下向き片を前記定規アングルのフランジの内側に
位置させて、前記フックを定規アングルに係止し、前記
固定ボルトを回し進め、その先端を前記定規アングルの
フランジに当接してフックの下向き片を定規アングルの
フランジに圧接し、フック及び定規アングルを介して吸
音板を側壁に取付けた構成を採用し得る。
路面の側縁から立ち上げた側壁に吸音板を取付けた道路
側壁への吸音板取付構造であって、前記側壁にその長さ
方向に定規アングルをそのフランジが上向きとなるよう
に固着し、前記吸音板の裏面には固定板が固着されて、
この固定板に、L字状のフックが下向きで固着されてい
るとともに、側壁に向かう固定ボルトがねじ通されてお
り、かつ、吸音板の前面から前記固定ボルトにはそのボ
ルトを操作するための穴が形成されており、前記フック
のその下向き片を前記定規アングルのフランジの内側に
位置させて、前記フックを定規アングルに係止し、前記
固定ボルトを回し進め、その先端を前記定規アングルの
フランジに当接してフックの下向き片を定規アングルの
フランジに圧接し、フック及び定規アングルを介して吸
音板を側壁に取付けた構成を採用し得る。
【0013】この構成において、上記定規アングルのフ
ランジと上記フックの下向き片の間に調整部材を介在し
て、側壁と吸音板の間隙を調整可能とすれば、各吸音板
の表面をほぼ面一なものとし得る。
ランジと上記フックの下向き片の間に調整部材を介在し
て、側壁と吸音板の間隙を調整可能とすれば、各吸音板
の表面をほぼ面一なものとし得る。
【0014】上記ボルト操作用穴は、吸音板表面の凹部
となって、吸音効果の向上に寄与するが、美感等におい
て、問題が生じる場合には、埋め込み部材を適宜に詰め
込むことができる。このとき、埋め込み部材を吸音板表
面と面一となるように詰め込むこともできるが、窪み状
に詰め込むこともできる。埋め込み材は、ボルトの緩み
止め作用も行う。
となって、吸音効果の向上に寄与するが、美感等におい
て、問題が生じる場合には、埋め込み部材を適宜に詰め
込むことができる。このとき、埋め込み部材を吸音板表
面と面一となるように詰め込むこともできるが、窪み状
に詰め込むこともできる。埋め込み材は、ボルトの緩み
止め作用も行う。
【0015】上記道路側壁への吸音板取付構造をなす施
工方法としては、上記側壁に、その上下縦方向所要間隔
で上記定規アングルを固着し、その定規アングルに、上
記調整部材が必要であれば適宜に介在して、前記側壁前
方から、上記吸音板を、各定規アングルに縦方向上方に
向かって順々に積み重なるようにそれぞれ上記フックを
介して係止するとともに、吸音板前面からのボルトの回
し進めによって吸音板を側壁に取付け、必要があれば上
記埋め込み部材を操作用穴に詰め込む方法を採用し得
る。
工方法としては、上記側壁に、その上下縦方向所要間隔
で上記定規アングルを固着し、その定規アングルに、上
記調整部材が必要であれば適宜に介在して、前記側壁前
方から、上記吸音板を、各定規アングルに縦方向上方に
向かって順々に積み重なるようにそれぞれ上記フックを
介して係止するとともに、吸音板前面からのボルトの回
し進めによって吸音板を側壁に取付け、必要があれば上
記埋め込み部材を操作用穴に詰め込む方法を採用し得
る。
【0016】
【実施例】一実施例を図1乃至図5に示し、この実施例
は、路面Rの側縁から立ち上げた側壁Wに吸音板Aを取
付けたものである。吸音板AにはALC板を使用した
が、他の種々の構造のものを採用し得る。
は、路面Rの側縁から立ち上げた側壁Wに吸音板Aを取
付けたものである。吸音板AにはALC板を使用した
が、他の種々の構造のものを採用し得る。
【0017】側壁Wには、その長さ方向に定規アングル
11がその固着板11aを介してアンカーボルト12に
より固定されている。定規アングル11の上下方向の取
付間隔は、吸音板Aの幅(高さ)に応じて適宜に選定す
る。
11がその固着板11aを介してアンカーボルト12に
より固定されている。定規アングル11の上下方向の取
付間隔は、吸音板Aの幅(高さ)に応じて適宜に選定す
る。
【0018】吸音板Aの裏面には、上記定規アングル1
1の上下間隔を隔てて左右にそれぞれ2個づつ、計4個
のL字状のフック13が固定板14を介して固着されて
いる。この固定板14は、図5に示すように、その足1
4aを吸音板A中に埋設して強固に吸音板Aに固定され
ており、吸音板Aの成形時に埋込む。このとき、固定板
14に対応した前面に開口する穴15を形成する。
1の上下間隔を隔てて左右にそれぞれ2個づつ、計4個
のL字状のフック13が固定板14を介して固着されて
いる。この固定板14は、図5に示すように、その足1
4aを吸音板A中に埋設して強固に吸音板Aに固定され
ており、吸音板Aの成形時に埋込む。このとき、固定板
14に対応した前面に開口する穴15を形成する。
【0019】固着板14にはナット16が溶接されて、
このナット16に固定ボルト17がねじ通されて固定板
14を貫通している。
このナット16に固定ボルト17がねじ通されて固定板
14を貫通している。
【0020】この実施例は以上の構成であり、図3、図
4に示すように、側壁Wに定規アングル11を固定し、
吸音板Aを、図3鎖線のごとく動かして、図5に示すよ
うに、フック13の下向き片13aを定規アングル11
のフランジ11bの内側に位置させて、フック13を定
規アングル11に係止して、側壁Wに吸音板Aを引っ掛
ける。このとき、側壁Wの表面の凹凸に対応して各吸音
板Aの表面がほぼ面一となるように、フック13の下向
き片13aと定規アングル11のフランジ11bの間に
所要数の調整材18を介在して、吸音板Aの表面位置を
調整する。
4に示すように、側壁Wに定規アングル11を固定し、
吸音板Aを、図3鎖線のごとく動かして、図5に示すよ
うに、フック13の下向き片13aを定規アングル11
のフランジ11bの内側に位置させて、フック13を定
規アングル11に係止して、側壁Wに吸音板Aを引っ掛
ける。このとき、側壁Wの表面の凹凸に対応して各吸音
板Aの表面がほぼ面一となるように、フック13の下向
き片13aと定規アングル11のフランジ11bの間に
所要数の調整材18を介在して、吸音板Aの表面位置を
調整する。
【0021】その調整が終われば、図5に示すように、
穴15から操作具19を挿入してボルト17に嵌め、ボ
ルト17を回して、フック13を調整材18を介し定規
アングル11に圧接して、側壁Wへの吸音板Aの取付け
を終了する。必要があれば、図2の鎖線のごとく、穴1
5に埋め込み部材20を詰め込む。この詰め込みによっ
て、ボルト17の緩め止めがなされる。
穴15から操作具19を挿入してボルト17に嵌め、ボ
ルト17を回して、フック13を調整材18を介し定規
アングル11に圧接して、側壁Wへの吸音板Aの取付け
を終了する。必要があれば、図2の鎖線のごとく、穴1
5に埋め込み部材20を詰め込む。この詰め込みによっ
て、ボルト17の緩め止めがなされる。
【0022】この吸音板Aの取付けを、側壁Wの上下縦
方向上方に向かって順々に積み重なるように行って、図
1に示すように、所要高さの吸音壁を作るとともに、そ
の高さの吸音壁を道路の長さ方向に所要長さ作る。
方向上方に向かって順々に積み重なるように行って、図
1に示すように、所要高さの吸音壁を作るとともに、そ
の高さの吸音壁を道路の長さ方向に所要長さ作る。
【0023】
【発明の効果】この発明は、吸音板前面からボルトを締
付け固定し得るようにしたので、作業性も良く、また、
吸音板と側壁の間隙も極力狭くすることができる。
付け固定し得るようにしたので、作業性も良く、また、
吸音板と側壁の間隙も極力狭くすることができる。
【図1】一実施例の概略斜視図
【図2】同実施例の要部断面図
【図3】同実施例の作用図
【図4】同実施例の作用図
【図5】同実施例の作用図
【図6】従来例の概略断面図
A 吸音板 W 側壁 11 定規アングル 11a 固着板 11b 定規アングルのフランジ 12 アンカーボルト 13 フック 13a フックの下向き片 14 固定板 15 ボルト操作用穴 16 ナット 17 固定ボルト 18 調整材(調整部材) 20 埋め込み部材
Claims (4)
- 【請求項1】 路面の側縁から立ち上げた側壁Wに吸音
板Aを取付けた道路側壁への吸音板取付構造であって、 上記側壁Wにその長さ方向に定規アングル11をそのフ
ランジ11bが上向きとなるように固着し、上記吸音板
Aの裏面には固定板14が固着されて、この固定板14
に、L字状のフック13が下向きで固着されているとと
もに、側壁Wに向かう固定ボルト17がねじ通されてお
り、かつ、吸音板Aの前面から前記固定ボルト17には
そのボルトを操作するための穴15が形成されており、 上記フック13のその下向き片13aを上記定規アング
ル11のフランジ11bの内側に位置させて、前記フッ
ク13を定規アングル11に係止し、上記固定ボルト1
7を回し進め、その先端を前記定規アングル11のフラ
ンジ11bに当接してフック13の下向き片13aを定
規アングル11のフランジ11bに圧接し、フック13
及び定規アングル11を介して吸音板Aを側壁Wに取付
けたことを特徴とする道路側壁への吸音板取付構造。 - 【請求項2】 上記定規アングル11のフランジ11b
と上記フック13の下向き片13aの間に調整部材18
を介在して、側壁Wと吸音板Aの間隙を調整可能とした
ことを特徴とする請求項1に記載の道路側壁への吸音板
取付構造。 - 【請求項3】 上記固定ボルト17の操作用穴15に埋
め込み部材20を詰め込んだことを特徴とする請求項1
又は2に記載の道路側壁への吸音板取付構造。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか一つの道路側
壁への吸音板取付構造をなす施工方法であって、 上記側壁Wに、その上下縦方向所要間隔で上記定規アン
グル11を固着し、その定規アングル11に、上記調整
部材18が必要であれば適宜に介在して、前記側壁W前
方から、上記吸音板Aを、各定規アングル11に縦方向
上方に向かって順々に積み重なるようにそれぞれ上記フ
ック13を介して係止するとともに、吸音板A前面から
の上記ボルト17の回し進めによって吸音板Aを側壁に
取付け、必要があれば上記埋め込み部材20を操作用穴
15に詰め込むことを特徴とする道路側壁への吸音板施
工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249648A JP2000080614A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 道路側壁への吸音板取付構造及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10249648A JP2000080614A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 道路側壁への吸音板取付構造及びその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000080614A true JP2000080614A (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=17196156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10249648A Pending JP2000080614A (ja) | 1998-09-03 | 1998-09-03 | 道路側壁への吸音板取付構造及びその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000080614A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100386925B1 (ko) * | 2000-07-10 | 2003-06-09 | 동서 피, 씨, 씨 주식회사 | 건축물 옹벽의 커튼월 설치구조 |
JP4427601B1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-03-10 | 株式会社トーユーエコサポート | 懸架式防音壁構築構造 |
CN106638342A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-05-10 | 辽宁融达新材料科技有限公司 | 地铁u型梁泡沫铝基材声屏障 |
-
1998
- 1998-09-03 JP JP10249648A patent/JP2000080614A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100386925B1 (ko) * | 2000-07-10 | 2003-06-09 | 동서 피, 씨, 씨 주식회사 | 건축물 옹벽의 커튼월 설치구조 |
JP4427601B1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-03-10 | 株式会社トーユーエコサポート | 懸架式防音壁構築構造 |
JP2010236322A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Toyu Eco Support Co Ltd | 懸架式防音壁構築構造 |
CN106638342A (zh) * | 2016-12-01 | 2017-05-10 | 辽宁融达新材料科技有限公司 | 地铁u型梁泡沫铝基材声屏障 |
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