JPH0668183B2 - 建築用外装材の取付装置 - Google Patents

建築用外装材の取付装置

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JPH0668183B2
JPH0668183B2 JP24510186A JP24510186A JPH0668183B2 JP H0668183 B2 JPH0668183 B2 JP H0668183B2 JP 24510186 A JP24510186 A JP 24510186A JP 24510186 A JP24510186 A JP 24510186A JP H0668183 B2 JPH0668183 B2 JP H0668183B2
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敏彦 入江
春海 千葉
宙 西川
保彦 近藤
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Nikken Sekkei Ltd
Nippon Steel Corp
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Nikken Sekkei Ltd
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、建築用パネル、サッシ等の建築用外装材(以
下、外装材という。)を、建築構造物の内側からその構
造物に順次取り付ける装置に関するものである。
(ロ)従来技術 従来の建築用パネルには、金属パネルとオートクレーブ
ド軽量発泡コンクリート板等が一般的である。(以下、
ALCパネルという。) 従来、この種のパネル壁の組立にさいしては、建築構造
物の周囲に外部足場を組み付け、その後パネル取付用下
地材にパネル壁を外部から溶接またはボルトで取り付け
ていた。そのために、外部足場を組み立てる手間および
費用と外部で作業するための危険性などの問題がある。
さらに、パネル自身には位置調節機能をもっていないの
で、下地材で調節をしていたが、調節の方向および自由
度が限られ、位置調節が十分に行われていなかった。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 本発明が解決しようとする問題点は、外部足場を必要と
せず、外装材の取付を可能とするとともにその取付位置
調節を簡便にする建築用外装材の取付装置を得ることに
ある。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明の建築用外装材の取付装置は、建築構造物の内側
から該構造物に建築用外装材を順次取り付ける装置であ
って、前記構造物の梁に固定される三次元(X,Y,Z)調
節自在ブロックと、上下(Z方向)に互いに隣接する外
装材のうちの上側に位置する外装材の下端と前記ブロッ
クとを前後(Y方向)および左右(X方向)に調節自在
に連結するL形部材と、前記隣接外装材のうちの下側に
位置する外装材の上端と前記ブロックとを上下(Z方
向)に調節自在に連結する段付き板とから構成すること
によって、上記問題点を解決している。
本発明の装置は、上記構成に加えてさらに、前記上側外
装材の下端に取り付けられていて前記ブロックに着脱自
在に係合し該上側外装材の上下(Z方向)位置を調節す
るボルト−ナット・ユニットを設けることもできる。
(ホ)実施例 第1図は、本発明の取付装置1が外装材2a,2bを隣接し
て組み付けている状態を示す。取付装置1は、三次元
(X,Y,Z)調節自在ブロック11、L形部材12、段付き板1
3から主としてできている。取付装置11は、必要に応じ
てボルト−ナット・ユニット14を備えることもできる。
ブロック11は、第2図に最もよく示すように、互いに直
交する三面体からなり、そのうち少なくとも二面に長穴
111,113がまた一面には丸穴112がそれぞれ設けられてい
る。ブロック11は建築構造物の梁3に前後方向(Y方
向)調節自在に取り付けられる。例えば、第1図に示す
ように、梁3の所定位置に予め溶接等により取り付けら
れたボルト41に、ブロック11の長穴113を介し、ナット4
1によって締め付けられる。
L形部材12は、第3図に示すように、直角に折れ曲がっ
た二面からなり、各面に長穴121,122が設けられてい
る。
第1図に示すように、L形部材12の一面とブロック11の
一面とが接触係合し、L形部材12の長穴122とブロック1
1の丸穴112にボルト42が通され前後方向(Y方向)調節
自在にナット52で締め付けられる。L形部材12の他面は
隣接する外装材2a,2aのうちの上側に位置する外装材2a
の下端内面に接触係合する。L形部材12の他面に設けた
長穴121に、外装材2aの下端内面に予め取り付けられた
ボルト43が通され左右方向(X方向)調節自在にナット
53で締め付けられる。
段付き板13は、第4図に示すように、互いに平行の二面
が所定の段差を付けて連結されたものであって、一面に
長穴131が設けられている。
段付き板13は、第1図および第5図に示すように、長穴
131のある一面をブロック11の他面に接触係合させられ
る。段付き板13の長穴131とブロック11の長穴111とは、
図示するように互いに直交するように配置され、これら
の長穴131,111にボルト44が通されナット54で締め付け
られ。。段付き板13はブロック11に対して上下方向(Z
方向)および左右方向(X方向)調節自在に取り付けら
れる。
段付き板13の他面(下方面)は隣接外装材2a,2bのうち
下側に位置する外装材2bの上端内面に溶接等により予め
固着される。
ボルト−ナット・ユニット14は、第1図に示すように、
ボルト141およびナット142からなり、ナット142の一部
が外装材2aの下端内面に固定され、ボルト141がナット1
42にねじ係合し、ボルト141の頭部がブロック11の上縁
に接触係合している。ボルト141を回転させることによ
り、外装材2aの上下方向(Y方向)の位置が調節され
る。
第5図は、三次元調節自在ブロック11、L形部材12、段
付き板13が前述したように組み合って本発明の取付装置
を構成している状態を示す。
各要素を組み合せ、後述するように外装材を取り付けて
X,Y,Z方向の位置調整をし、ボルトおよびナットで締め
付け、取付装置を固定するとともに外装材を固定する。
第6図および第7図は、外装材2a,2bが金属パネルの場
合の組付例を示す。第8図は金属パネルの場合の取付装
置の設置位置を示す。取付装置1は、各外装材2a,2bの
上端内面の両端部には段付き板13が、下端内面の両端部
にはボルト−ナット・ユニット14とボルト43が先付けさ
れており、これら外装材2a,2b取付け時、前述のように
下端内面の両端部において、L形部材12、三次元調整自
在ブロック11と組み合されて取付けられる。
第9図および第10図は、最下段における金属パネルの組
付例を示す。この場合、変形三次元調節自在ブロック1
1′を用いる。ブロック11′は断面L形の二面体からな
り、それぞれの面に長穴が設けられた構造になってい
る。
第11図および第12図は、外装材2a,2bALCパネルの場合の
組付例を示す。第13図はALCパネルの場合の取付装置1
の設置位置を示す。この場合、ALCパネル内の梁を取付
装置1の設置に利用する。
各要素に設ける長穴は、鉄骨建方誤差、取付誤差等を考
慮に入れて成形する。
要素のうち、段付き板13、ボルト−ナット・ユニット1
4、ボルト41,43等については、パネルまたは鉄骨加工工
場において、予め仮付けできるものは先付けしておくこ
とが好ましい。ボルト41,43等については、外装材、梁
にねじ穴を穿設しておき、外装材取付け時にこれらに仮
付けしてもよい。
本発明の取付装置は、以上のような構成よりなるもので
あって、取付装置を用い外装材の取付けを第1図を参照
して説明する。
まず、L形部材12と三次元調整自在ブロック11とを組み
合せ、各々の梁3上の所定位置に仮付けする。
このとき、ボルト41,43、ナット51,52は仮締めの状態と
する。
次に、下側外装材2bより建込む。建込みは、外装材2bの
上端に取り付けられている段付き板13の長穴131を有す
る面を上方側(外装材2bの上端部が位置する側)の梁3
に仮付けしているブロック11と接触係合させて、長穴13
1および111をかいしてボルト44とナット54とで仮締めす
る。
仮締め後、外装材2bを前後(Y方向)、左右(X方向)
に動かして、その取付位置を調整する。
取付位置調整後、下方側(外装材2bの下端部が位置する
部位)の梁3に前記と同様仮付けされているブロック11
およびL形部材12を動かして位置調整し、長穴121をか
いしてボルト43とナット53とで仮締めし、部材12を外装
材2b、下端内面に取り付ける。
次いで、ボルト−ナット・ユニット14のボルト141を回
転させて、外装材2bの上下(Z方向)の位置調整を行
う。
X,Y,Z方向の位置調整の上、前記仮締めされているボル
トとナットを締め付け、取付装置1を固定するととも
に、該装置1に外装材2bを固定する。
このようにして、下側外装材2bを建込んだのち、同様の
手順にて上側外装材2aを順次建込んで行く。
(ヘ)効 果 本発明によれば、無足場工法にともなう工期の短縮およ
び安全性の向上、各パネルごとの位置調整可能による精
度向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の取付装置の斜視図。第2図は本発明の
装置に用いる三次元調節自在ブロックの斜視図。第3図
は本発明の装置に用いるL形部材の斜視図。第4図は同
じく段付き板の斜視図。第5図は本発明の装置の組立状
態を示す斜視図。第6図は金属パネルの組付状態の側面
図。第7図は第6図のVII−VII線からみた平面図。第8
図は金属パネルの支持位置を示す説明図。第9図は最下
段における金属パネルの組付状態の側面図。第10図は第
9図のX−X線からみた平面図。第11図はALCパネルの
組付状態の側面図。第12図は第11図のXII−XII線からみ
た平面図。第13図はALCパネルの支持位置を示す説明
図。 1:取付装置、2a,2b:外装材 3:梁、4:ボルト 5:ナット 11:三次元調節ブロック 12:L形部材、13:段付き板 14:ボルト−ナット・ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入江 敏彦 東京都千代田区大手町1丁目1番3号 住 友金属工業株式会社内 (72)発明者 千葉 春海 大阪府大阪市東区高麗橋5丁目21番地の1 株式会社日建設計内 (72)発明者 西川 宙 大阪府堺市出島西町2番地 イゲタ鋼板株 式会社内 (72)発明者 近藤 保彦 東京都千代田区神田司町2丁目6番地 シ ポレックス販売株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築構造物の内側から該構造物に建築用外
    装材を順次取り付ける装置であって、前記構造物の梁に
    固定される三次元(X,Y,Z)調節自在ブロックと、上下
    (Z方向)に互いに隣接する外装材のうちの上側に位置
    する外装材の下端と前記ブロックとを前後(Y方向)お
    よび左右(X方向)に調節自在に連結するL形部材と、
    前記隣接外装材のうちの下側に位置する外装材の上端と
    前記ブロックとを上下(Z方向)に調節自在に連結する
    段付き板とからなる建築用外装材の取付装置。
  2. 【請求項2】建築構造物の内側から該構造物に建築用外
    装材を順次取付ける装置であって、前記構造物の梁に固
    定される三次元(X,Y,Z)調節自在ブロックと、上下
    (Z方向)に互いに隣接する外装材のうちの上側に位置
    する外装材の下端と前記ブロックとを前後(Y方向)お
    よび左右(X方向)に調節自在に連結するL形部材と、
    前記隣接外装材のうちの下側に位置する外装材の上端と
    前記ブロックとを上下(Z方向)に調節自在に連結する
    段付き板と、前記上側外装材の下端に取り付けられてい
    て前記ブロックに着脱自在に係合し該上側外装材の上下
    (Z方向)位置を調節するボルト−ナット・ユニットと
    からなる建築用外装材の取付装置。
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JPH05331936A (ja) * 1992-06-03 1993-12-14 Misawa Ceramics Kk 壁パネル上部の取付金具

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