JPH0313644A - カーテンウォールの取付方法 - Google Patents

カーテンウォールの取付方法

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JPH0313644A
JPH0313644A JP14737289A JP14737289A JPH0313644A JP H0313644 A JPH0313644 A JP H0313644A JP 14737289 A JP14737289 A JP 14737289A JP 14737289 A JP14737289 A JP 14737289A JP H0313644 A JPH0313644 A JP H0313644A
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JP
Japan
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curtain wall
fixture
fitting
shaped
fixtures
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JP14737289A
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Yoshio Ito
義雄 伊藤
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建物の外側表面材として利用されるカーテン
ウオールを建物の躯体に取付けるためのカーテンウオー
ルの取付方法に関する。
〔背景技術〕
従来より、プレハブ住宅等の外壁表面材として軽量気泡
コンクリート等で形成されたカーテンウオールが広範に
利用されている。
このようなカーテンウオールは、荷重支持の必要がない
ため、材料や形状等の選択自由度が高く、かつ取り替え
修理等が容易である等、種々の点で優れたものであり、
窓用の開口部を有するウィンドウオール等のバリエーシ
ョンを含めてプレハブ住宅等に広範に利用されている。
このカーテンウオールの取付けにあたっては、建物の躯
体に直接固定するのではなく、通常、第9図および第1
0図に示すような取付具61およびアングル63.66
が利用されている。
図において、建物の1体であるH型梁62には、接続用
突起61Aを有する断面路コ字形の取付具61が溶接に
より固定されている。
この取付具61の接続用突起61Aには、断面路り字形
に形成された第1のアングル63がボルト止めされてい
る。このアングル63は、軽量気泡コンクリート等を用
いたカーテンウオール64の建物側の面にボルト止めさ
れた挟み金物65に溶接固定されており、カーテンウオ
ール64は、挟み金物65、第1のアングル63および
取付具61を介してH型梁62に取付けられている。
また、取付具61の下端面部61Bには、第1のアング
ル63と略同形の第2のアングル66がボルト止めされ
ている。このアングル66は、カーテンウオール64の
下側に配置されたカーテンウオール67と、このカーテ
ンウオール67の側面にボルト止めされた挟み金物68
とで挟持されており、カーテンウオール67は、挟み金
物68、第2のアングル66および取付具61を介して
H型梁62に取付けられている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述の取付具61を用いた従来の取付方
法では、カーテンウオール64の下部側とカーテンウオ
ール67の上部側とを1つの取付具61を用いてH型梁
62に取付けていた。
このため、取付部分のスパンの相違等により大きさや形
状が異なる各種の躯体にカーテンウオールを取付ける場
合や、バルコニー等のオーバーハングしている部分等、
様々な態様の各部位にカーテンウオールを取付ける場合
等、カーテンウオールの取付状態に応じて少なくとも十
数種類の取付具61が必要となる。
従って、取付具61の生産コストが増加するとともに、
現場施工にあたってはカーテンウオールの取付形態に応
じて各種の取付具61を所定数準備しておく必要がある
という問題点がある。さらに、カーテンウオールの取付
作業′時に各取付作業者が多数ある取付具61からその
取付箇所に応じた取付具61を選択しなければならず、
その手間等がかがり作業性が低下するという問題点があ
る。
本発明の目的は、コストが低くかつ作業性を向上できる
カーテンウオールの取付方法を堤供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、躯体に取付具を介してカーテンウオールを取
付ける方法であって、同様な端部形状を存し、かつそれ
ぞれ断面略I字形、L字形および2字形に形成されたカ
ーテンウオールの取付具を準備しておき、施工にあたっ
て躯体側の取付部分とカーテンウオール側の取付部分と
の相対位置に応して前記取付具のうち最適な形状のもの
を選択し、この選択された取付具を用いてカーテンウオ
ールを躯体に取付けることを特徴とする。
ここで、各取付具の端部形状としては、カーテンウオー
ルまたは躯体に接続するのに通した形状の方式を採用す
ればよく、例えば、各取付具の躯体側の端部をクリンプ
状に形成し、カーテンウオール側の端部にボルト締結用
の穴を形成したもの等が利用できる。
このような端部形状は、各取付具に同様なものを形成し
、カーテンウオールを1体に取付ける際に、カーテンウ
オール側および1体側の部材を何ら変更しなくとも、各
取付具を交換して取付けられるようにすればよい。
また、各取付具のうち、断面略I字形のものとしては、
通常の板材を用いて躯体側の端部とカーテンウオール側
の端部とが直線的に連続するものなどが利用でき、断面
路り字形のものとしては、略直角等に1回折曲された板
材など各端部が略直交方向に接続されるものなどが利用
でき、さらに、断面路2学形のものとしては、逆方向に
1回づつ折曲された板材など各端部が略平行且つ所定距
離で段違いに接続されているものなどが利用できる。
さらに、取付部分の相対位置とは、躯体側の取付部分に
対するカーテンウオール側の取付部分の高さ方向、幅方
向及びカーテンウオール厚さ方向の各位置を示しており
、これらの位置の相違によって各取付具から最適なもの
または組合わせを選択すればよい。
また、本発明は、前記3種類の取付具の内、1つの取付
具を曙沢使用してもよいし、同じ断面形状の取付具を複
数組合わせて使用してもよいし、さらに、異なる断面形
状の取付具を複数組合わせて使用してもよく、少な(と
も1つの取付具を介してカーテンウオールを躯体に取付
けるものであればよい。
〔作用〕
このような本発明においては、カーテンウオールおよび
躯体の取付位置、躯体の大きさ、あるいはカーテンウオ
ールの取付部位等に応じて適宜な取付具を選択し、この
取付具を介してカーテンウオールを躯体に取付ける。す
なわち、取付具のカーテンウオール側の取付位置と躯体
側の取付位置とが略同じ高さにあり、取付間隔だ・けの
問題であれば断面略I字形の取付具を選択し、各取付位
置の高さが異なれば断面略I字形の取付具を選択し、さ
らに各取付位置の取付面方向が異な葛湯台には断回路り
字形の取付具を選択する。
また、1つの取付具では対応できない場合には、例えば
、高さが異なるうえ間隔が広い場合には断面略I字形、
2字形を組合わせ、また、高さが異なるうえ取付面方向
も異なる場合には断回路り字形、2字形を組合わせると
いうように、同種もしくは異種の複数の取付具を組合わ
せて対応する。
このため、多数種類の取付具を準備する必要がないので
取付具の生産コストが低減され、また、前記3種類の取
付具を用意するだけでよく、取付具の選択対象が少なく
なるので施工時の選択の手間が軽減され、さらに、各取
付具の端部形状を同様なものとして取付作業の均一化が
図られるとともに、選択や組み合わせの自由度が高いの
で作業性が向上され、これらにより前記目的が達成され
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図には、それぞれ本発明に利用される3種
類の取付具to、 20.30が示されている。
第1図において9、取付具10は細長い板材を用いた断
面略I字形の本体11を基本として構成されたものであ
る。本体11の一端側には、薄板状の押え部材12の基
端側が溶接固定され、この押え部材12の先端側には、
本体11との間に板状等の部材を挟持可能な隙間が形成
されており、これらの本体11および押え部材12によ
りいわゆるクリップ状の圧入挟持部13が構成されてい
る。なお、本体11の他端側の幅方向略中央部には、取
付位置設定用のV字形の切欠き14が形成されていると
ともに、押え部材12の先端側は本体11の他端側より
も外側に突出されるように構成されている。さらに、取
付具lOの本体11および押え部材12の一端および基
端側には、2本の長穴15A、15Bが設けられ、この
長穴15A、15Bにより、カーテンウオ−ル倒の部材
に接続される接続部15が構成されている。
第2図において、取付具20は細長い板材の中間部を略
直角に折曲して形成された断回路り字形の本体21を基
本として構成されたものである0本体21の一端側には
、押え部材12と同様な押え部材22が溶接固定されて
おり、これらの本体21および押え部材22により、圧
入挟持部13と同様なりリップ状の圧入挟持部23が構
成されている。また、本体21には、位置決め用の切欠
き24が形成されているとともに、押え部材22の先端
側は本体21よりも外側に突出されるように構成されて
いる。さらに、本体21および押え部材22には、取付
具10の長穴15A、15Bと同様な長穴25A、25
Bが形成されて接続部25が構成されている。
第3図において、取付具30は細長い板材を逆向きに1
回づつ折曲して形成された断面略I字形の本体31を基
本として構成されたものである。本体31には、押え部
材12と同様な押え部材32が溶接固定されており、こ
れらの本体31および押え部材32により、圧入挟持部
13と同様なりリンブ状の圧入挟持部33が構成されて
いる。また、本体31には、位置決め用の切欠き34が
形成されているとともに、押え部材32の先端側は本体
31よりも外側に突出されるように構成されている。さ
らに、本体31および押え部材32には、取付具10の
長穴15A、15Bと同様な長穴35A、、35Bが形
成されて接続部35が構成されている。
従って、各取付具10.20.30は、圧入挟持部13
゜23.33および接続部15.25.35がそれぞれ
同一形状で形成され、各本体11.21.31の断面形
状のみが異なるよう構成されている。
第4図〜第8図には、建物1の各部位の1階用カーテン
ウオール2および2階用カーテンウオール3を、各取付
14.10.20.30を適宜選択使用して建物lの躯
体であるH型梁4に取付ける施工例が示されている。
第4図および第5図は、高さ寸法が250mmの一般的
なH型梁4に、1階用カーテンウオール2および2階用
カーテンウオール3を取付ける施工例である。
まず、カーテンウオール2,3をH型梁4に取付けるた
めの取付具を適宜選択する。すなわち、1階用カーテン
ウオール2をH型−梁4に取付けるにあたっては、互い
の取付部分の高さが異なるため断面路Z字形の取付具3
0を選択し、2階用カーテンウオール3をH型梁4に取
付けるにあたっては、互いの取付部分の高さが略同じな
ため断面路■字形の取付具lOを選択する。
各取付具10.30を選択した後、取付具10の切欠き
14をH型梁4に墨出し等で設定された取付位置に合わ
し、かつ、圧入挟持部13をH型梁4のフランジ部4A
にあてた状態で、本体10の一端側からハンマー等でた
たき込んで本体11および押え部材12の間にフランジ
部4Aを圧入し、このフランジ部4Aを圧入挟持部13
で挟持させて取付具10をH型梁4に取付固定する。
この取付具10と同様に、取付具30の圧入挟持部33
でフランジ部4Bを挟持させて取付具30をH型梁4に
取付固定する。
次いで、取付具10.30の接続部15.35に断回路
り字形かつ長尺に形成されたアングル40.45をボル
ト41およびナツト42により固定する。この際、長孔
15A、15B、35A、35B内のボルト41の締付
位置を調整し、アングル40.45のカーテンウオール
厚さ方向の取付位置を調整する。
その後、2階用、カーテンウオール3のH型梁4例の側
面3Aにボルト止めされた挟み金物43によリアングル
40を挟持し、さらに挟み金物43およびアングル40
を溶接することで、2階用カーテンウオール3を挟み金
物43、アングル40および取付具IOを介してH型8
4に取付ける。同様に、1階用カーテンウオール2のH
型梁4側の側面2Aにボルト止めされた挟み金物46に
よりアングル45を挟持することで、1階用カーテンウ
オール2を挟み金物46、アングル45および取付具3
0を介してH型梁4に取付ける。なお、2階用カーテン
ウオール3の挟み金物43の下端面部43Aには、アン
グル40に当接可能なボルト44が高さ方向位置調整可
能に螺合され、アングル40に対する挟み金物43の溶
接高さが調整可能とされている。
第6図には、高さ寸法が300−と−船釣なH型梁4に
比べて長くされたH型梁4Cに、1階用カーテンウオー
ル2および2階用カーテンウオール3を取付ける施工例
が示されている。
この際、2階用カーテンウオール3をH型梁4Cに取付
けるにあたっては、前述の施工例と同様に断面路■字形
の取付具10が選択され、1階用カーテンウオール2を
H型梁4に取付けるにあたっては、H型梁4Cの高さ寸
法が長くなり互いの取付部分の高さが略同じとなったた
め、2階用カーテンウオール3をH型梁4Cに取付ける
のと同様の断面路■字形の取付具10が選択されている
各取付具10は、前述の施工例と同様の手順でH型梁4
に取付けられ、各カーテンウオール2.3も同様の手順
により、挟み部材43.46、アングル40、45およ
び各取付具lOを介してH型梁4Cに取付けられる。
第7図には、バルコニー等のオーバーハングしている部
位に設けられるカーテンウオール3をH型梁4に取付け
る施工例が示されている。
この場合には、カーテンウオール3の下部を受はアング
ル50で支持する必要があり、この受はアングル50を
取付けるため断回路り字形の取付具20が選択使用され
ている。すなわち、取付具20が接続されるH型梁4の
フランジ部4Bと受はアングル50の接続面50 A、
とは直交方向に配置されており、このため圧入挟持部2
3と接続部25とが直交方向となっている取付具20を
選択したものである。また、カーテンウォール3自体の
取付けには、前記各施工例と同様の取付具lOが選択使
用されている。なお、これらの取付具10.20および
カーテンウオール3は、前記各施工例と同様な手順によ
りH型梁4に取付けられる。
第8図には、ベランダ等の床を下がった位置で支持する
ためなどにより、カーテンウオール3の取付部分に対す
るH型梁4の取付部分が通常の場合に比べ低くなってい
る場合の施工例が示されている。この場合には、H型梁
4のフランジ部4Aに対してカーテンウオール3側の取
付部分であるアングル40の位置が高くなっており、こ
のため断面略2字形の取付具30が選択されて倒立状態
で使用されている。この施工例においても、取付具30
およびカーテンウオール3は、前記各施工例と同様の手
順でH型梁4に取付けられる。
このような構成の本実施例によれば、次のような効果が
ある。
すなわち、カーテンウオール2.3をH型梁4に取付け
るにあたって、躯体側の取付部分であるフランジ部4A
、4Bと、カーテンウオール側の取付部分であるアング
ル40.45との相対位置が異なる様々な態様において
も、断面略1字形、L字形、2字形の3種類の取付具1
0.20.30の中から適宜選択することで対応できる
。つまり、高さが同じで取付間隔のみが問題となる場合
には断面略I字形の取付具を用い、高さも異なる場合に
は断面略2字形の取付具を用い、また取付面方向が異な
る場合には断回路り字形の取付具を用いることにより様
々な態様に適用できる。さらに、各取付具を適宜組合わ
せることにより、より広範なa様に適用できる。
また、従来の取付方法ではカーテンウオール64゜67
を1つの取付具61によりH型梁62に取付けていたが
、本実施例においては、各カーテンウオール2.3毎に
別体の取付具10.20.30を用いて取付けているの
で、H型梁4の高さ寸法に応じて複数種類の取付具61
が必要であった従来の取付方法に比べ、H型梁4の高さ
寸法に応じて専用の取付具を準備する必要がなく3種類
の取付具10.20.30のみを準備すればよいので、
取付具10.20.30の生産コストを低くすることが
できる。
さらに、取付具10.20.30の選択は、各取付部分
の相対位置、特に高さ方向の位置により選択すればよく
、取付具10.20.30の種類も3種類と少ないこと
から、取付作業時の取付具10.20.30の選択の手
間が大幅に軽減され、作業性を向上できる。
また、各取付具10.20.30の端部形状を同様なも
のとしたので、各取付具10.20.30を同様の方法
でH型梁4側およびカーテンウオール側に取付けること
ができる。このため、各取、付具10.20゜30の交
換使用が極めて容易であり、選択自由度が高くなり作業
性が向上する。
さらに、取付具10.20.30をH型梁4に取付ける
にあたって、各取付具10.20.30にクリップ状の
圧入挟持部13.23.33を設け、この圧入挟持部1
3、23.33にH型梁4のフランジ部4A、4Bを圧
入することにより取付AIO,20,30をH型梁4に
取付けている。このため、取付具10.20.30を溶
接あるいはボルト止め等により躯体に取付ける場合に比
べて容易に取付けることができ、さらに、取付後であっ
てもその取付位置を調整することができるので、各部材
の納まりや誤差等により、カーテンウオール2.3の幅
方向の取付位置の調整が必要となった場合に、その調整
作業を溶接等により固定された場合に比べて極めて容易
に行うことができる。
また、取付具10.20.30の圧入挟持部13.23
゜33をクリップ状に形成したので、まず取付具10゜
20、30を手操作で押しつけることで圧入挟持部13
゜23、33でフランジ部4A、4Bを軽く挟持させ、
次に、取付具1G、 20.30をハンマ等でたたき込
むことで所定の圧入挟持状態とすることができる。
このため、H型梁4への取付具10.20.30の取付
作業を1人で行うこともでき、取付具を溶接により固定
する場合に比べ、取付具10.20.30を保持する作
業者が必要ないうえ溶接技術者をも必要としないため、
人件費等のコストを大幅に低減でき、取付作業も迅速か
つ容易に行うことができる。
さらに、取付具を溶接によりH型梁4に取付ける場合に
は、取付具を支持しながら溶接作業を行う必要があるた
め、長尺とされたアングル40.45を取付けてから溶
接作業を行うことが困難であるが、本実施例のように圧
入挟持部13.23.33をフランジ4A、4Bに圧入
しこれを挟持することで取付ける場合には、アングル4
0.45を取付は具10゜20、30に取付けた状態で
行うことができる。このため、工場等で予め取付Mto
、 20.30にアングル40、45を取付けておくこ
とができるので、現場での作業工数が少なくなり、作業
の迅速化や効率化を図ることができる。
また、押え部材12.22.32の先端側は、本体11
゜21、31よりも突出しているので、各押え部材12
゜22、32および本体11.21.31間の間隔を大
きくすることができ、取付具10.20.30のフラン
ジ部4A、4Bへの差し込みが容易となる。特に、取付
具10.20.30をフランジ部4A、4Bに対し斜め
に差し込み、その後、てこの原理を応用して取付ito
、 20.30を水平方向に動かすことで、小さな力で
も取付具10.20.30を容易に取付けることができ
る。
さらに、カーテンウオール2.3は、取付具10゜30
の各接続部15.35の長孔15A、15B、35A、
35Bによりカーテンウオール厚さ方向に取付位置調整
可能とされ、また、取付具20の接続部25の長孔25
A、25Bにより高さ方向に位置調整可能とされ、さら
に、カーテンウオール3は挟み部材43のポルト44に
よっても高さ方向の取付位置を調整可能とされているの
で、各部材に誤差が生じている場合や納まり等でカーテ
ンウオール2.3の取付位置が弯化しても、それらの誤
差等を取付位置の調整により吸収することができ、カー
テンウオール2゜3を確実にH型梁4に取付けることが
できる。
なお、本発明は前記実施例の構成等に限らず、本発明の
目的を達成できる範囲の変形は本発明に含まれるもので
ある。
例えば、前記実施例では、取付具10.20.30にク
リップ状の圧入挟持部13.23.33および長大を用
いた接続部15.25.35を形成し、これらを用いて
取付具10.20.30をH型梁4側およびカーテンウ
オール2,3側に接続していたが、取付具10゜20、
30の端部形状としてはこれらに限らず、例えば、溶接
により固定できるような形状にしたり、両端部ともクリ
ップ状に形成してもよい、要するに、本発明の取付具1
0.20.30は、躯体側に取付けられる部分とカーテ
ンウオール側に取付けられる部分の形状がそれぞれ同様
とされ、各取付具10゜20、30を同様な手段により
躯体側およびカーテンウオール側に取付けることができ
、従って、取付具1O520,30の交換使用が極めて
容易とされていればよい。
また、本発明における取付具は、断面形状が略1字形、
略り字形および略2字形のものであればよく、その寸法
、材質等は実施にあたって適宜設定すればよい。
また、取付具を取付ける躯体としてはH型梁4に限らず
、C型梁等信の形状の躯体でもよく、本発明は、様々な
形状、寸法の躯体にカーテンウオールを取付ける際に広
範に利用でき、る。
さらに、本発明は、1階用カーテンウオール2や2階用
カーテンウオール3の取付けに限らず、ウィンドウオー
ル等、種々の形状、寸法のM 4Qの部材の取付けに広
範に利用できる。
〔発明の効果〕
このような本発明によれば、躯体に対する取付作業を容
易にできかつコストを低くできるとともに、カーテンウ
オールを確実に取付けることができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例に係る各取付具
を示す斜視図、第4図は本発明の一実施例を示す縦断面
図、第5図は第4図の要部を示す斜視図、第6図ないし
第8図は本発明の施工例を示す縦断面図、第9図は従来
例を示す縦断面図、第1O図は第9図の要部を示す斜視
図である。 1・・・建物、2.3・・・カーテンウオール、4,4
C・・・躯体であるH型梁、4A、4B・・・フランジ
部、10.20.30・・・取付具、11.21.31
・・・本体、12.22゜32・・・押え部材、13.
23.33・・・圧入挟持部、15.25゜35・・・
接続部、40.45・・・アングル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)躯体に取付具を介してカーテンウォールを取付け
    る方法であって、 同様な端部形状を有し、かつそれぞれ断面略I字形、L
    字形およびZ字形に形成されたカーテンウォールの取付
    具を準備しておき、 施工にあたって躯体側の取付部分とカーテンウォール側
    の取付部分との相対位置に応じて前記取付具のうち最適
    な形状のものを選択し、 この選択された取付具を用いてカーテンウォールを躯体
    に取付けることを特徴とするカーテンウォールの取付方
    法。
JP14737289A 1989-06-08 1989-06-08 カーテンウォールの取付方法 Pending JPH0313644A (ja)

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Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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