JPH05192006A - トラクタ−における油圧制御装置 - Google Patents

トラクタ−における油圧制御装置

Info

Publication number
JPH05192006A
JPH05192006A JP28133792A JP28133792A JPH05192006A JP H05192006 A JPH05192006 A JP H05192006A JP 28133792 A JP28133792 A JP 28133792A JP 28133792 A JP28133792 A JP 28133792A JP H05192006 A JPH05192006 A JP H05192006A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tractor
lift
lift arm
switch
lift arms
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP28133792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0789766B2 (ja
Inventor
Yuji Kanefuji
祐治 金藤
Yoshinori Doi
義典 土居
Seishin Tamai
制心 玉井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP4281337A priority Critical patent/JPH0789766B2/ja
Publication of JPH05192006A publication Critical patent/JPH05192006A/ja
Publication of JPH0789766B2 publication Critical patent/JPH0789766B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、トラクタ−の油圧制御装置に関
し、機体の後部で安全且つ確実にリフトア−ムを昇降回
動させることができる装置を提供せんとするものであ
る。 【構成】ポジション制御機構を有するトラクタ−におい
て、ポジション設定器17とは別に昇降用スイッチ21
を機体後部に設け、この昇降用スイッチ21によるリフ
トア−ム6、6の回動操作後は、ポジション制御を停止
状態にする牽制手段を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタ−の油圧制
御装置に関し、詳しくは、作業機脱着時における操作性
を向上させると共に、正確且つ安全に作業機を昇降制御
できる油圧制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】トラクタ−の後部に配置されたロ−タリ耕
耘装置等の作業機を連結する際に、トラクタ−に乗った
まま油圧操作レバ−を操作しながら連結部の高さ調節を
行うことは難しく、このため、機体後部に作業機昇降用
のレバ−やスイッチ類を設けるものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来装置の
中で、前者のタイプ、すなわち、機体後部に油圧操作レ
バ−を設け、この油圧操作レバ−と座席横側部に設けた
油圧レバ−とをロッドやワイヤ−等の機械的連係手段を
介して連動連結するものは、これらの連動部材をミッシ
ョンケ−スとフェンダ−間の狭い空間内に配設しなけれ
ばならず、その作業が面倒な上、連係手段が作動する際
に、これがリフトア−ムや他の機器に当たって作動が確
実でない不具合がある。
【0004】また、後者のタイプ、すなわち、機体後部
に昇降スイッチを設けたものは、昇降スイッチを操作す
るとリフトア−ムが上下方向に回動するが、昇降スイッ
チ操作を行う前に、油圧操作レバ−側の操作を禁止する
か、あるいは昇降スイッチ側の操作を優先する制御モ−
ドを設ける必要があり、回路構成が複雑になるばかり
か、モ−ド切り替えを忘れると、機体後部での作業機連
結部の上下調節ができなくなる不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前記した課
題に鑑みて提案するものであって次のような技術的手段
を講じた。即ち、リフトア−ム6、6の回動角度を設定
するポジション設定器17とリフトア−ム6、6の位置
を検出するリフトア−ム角センサ18とを備え、ポジシ
ョン設定器17による設定値とリフトア−ム角センサ1
8による検出値とが一致するよう作業機9を昇降するポ
ジション制御機構を有するトラクタ−において、前記ポ
ジション設定器17とは別に作業機昇降用の昇降用スイ
ッチ21を機体後部に設け、前記昇降用スイッチ21に
よるリフトア−ム6、6の回動操作後は、前記ポジショ
ン制御を停止状態にする牽制手段を設けたことを特徴と
するトラクタ−における油圧制御装置の構成とする。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて、この発明の実施例を
説明する。まず、構成から説明すると、1はトラクタ−
であって、エンジン2、クラッチハウジング3、ミッシ
ョンケ−ス4を備え、前側からこの順に直列的に固着し
て機体を構成している。ミッションケ−ス4の上部には
油圧シリンダケ−ス5を搭載し、その後部左右両側部に
はリフトア−ム6、6を回動自在に枢着している。
【0007】又、機体後部にはロワ−リンク7、7、ト
ップリンク8からなる3点リンク機構が設けられ、この
リンク機構によってロ−タリ耕耘装置9が上下動自在に
連結されている。10、10はリフトロッドであって、
リフトア−ム6、6とロワ−リンク7、7とを連結す
る。
【0008】ロ−タリ耕耘装置9は、耕耘軸、耕耘爪か
らなる耕耘部11と、耕耘部11の上方を覆うメインカ
バ−(図示省略)、メインカバ−の後部に枢着されるリ
ヤカバ−12、入力軸14を軸架しているギヤケ−ス等
からなり、入力軸14とトラクタ−のPTO軸13とを
伸縮自在なユニバ−サルジョイント15にて連結し、ト
ラクタ−1側の回転動力をロ−タリ耕耘装置9側に伝達
するように構成している。
【0009】操縦席16の横側部には、油圧昇降装置を
作動させるポジション設定器としてのポジションレバ−
17が設けられ、このポジションレバ−17を前後方向
に回動操作すると、ポジションレバ−17の回動位置に
応じてリフトア−ム6、6が回動する。リフトア−ム
6、6の枢支軸の一側にはリフトア−ム6の回動角度を
検出するポテンショメ−タからなるリフトア−ム角セン
サ18が設けられ、ここに、ポジションレバ−17を操
作すると、その位置に応じてリフトア−ム6、6が回動
するポジション制御機構が構成される。
【0010】油圧昇降制御装置を制御するコントロ−ル
バルブは比例ソレノイド弁にて構成され、上昇用比例ソ
レノイド19、下降用比例ソレノイド20に択一的に電
流を流すことによってコントロ−ルバルブのスプ−ルが
切り替えられ、電流量に比例して制御流量が変わるよう
に構成している。ミッションケ−ス4の後端下部には、
油圧昇降装置を微小に作動させる微調節用の昇降スイッ
チ21が設けられている。22はA/D変換器、23は
演算処理を行うCPUである。
【0011】ポジションレバ−17を操作すると、その
出力電圧がA/D変換器22を経てCPU23に入力さ
れ、一方、リフトア−ム6、6が回動するとリフトア−
ム角センサ18の検出値がA/D変換器22を介してC
PU23に入力され、設定値と検出値とが一致するまで
上昇用比例ソレノイド19あるいは下降用比例ソレノイ
ド20が励磁される。前記微調節用の昇降スイッチ21
は第2図に示すようにA/D変換器22を介することな
く直接CPU23に入力され、前記昇降スイッチ21を
押し続けている限り、いずれかのソレノイド19、20
を励磁する。この場合、ソレノイド19、20には微小
な制御電流が流され、スプ−ルの動きが抑制されてリフ
トア−ム6、6の昇降量を抑えている。この場合、昇降
スイッチ21を押してリフトア−ム6、6を回動させた
場合も、常にリフトア−ム角センサ18によってその位
置が監視されている。そして、昇降スイッチ21を押し
てリフトア−ム6、6が回動し、ポジションレバ−17
の設定値とリフトア−ム角センサ18の検出値が一致し
なくなった場合には、ポジション制御を禁止する牽制手
段が作動するように構成している。この牽制手段の解除
はポジション設定値とポジション検出値が一致するよう
にポジションレバ−17を作動させることで達成され
る。次に図3に示すフロ−チャ−トに基づいて作用を説
明する。
【0012】ポジションレバ−17を操作する場合であ
って、微調節用昇降スイッチ21が押されていないとき
には、まず、ポジションレバ−17による設定とリフト
ア−ム6、6の回動位置が一致しているかどうか比較さ
れ(ステップS1,S2)、両者が一致しているときに
はリフトア−ム6、6の動作が許容されてポジション制
御の制御ル−チンが実行される(ステップS3,S
4)。このとき、ポジションレバ−17の操作方向によ
って上昇用比例ソレノイド19が励磁されて(ステップ
S5,S6,S7)作業機を上昇させ、あるいは下降用
比例ソレノイド20が励磁されて(ステップS5,S
6,S8)作業機を下降させ、もしくは中立状態に維持
する(ステップS5,S6,S9)。ここで、ポジショ
ンレバ−17の設定位置とリフトア−ム6、6の位置が
一致していないときには、ポジションレバ−17による
油圧昇降装置の作動が禁止され(ステップS2,S4,
S5,S9)、コントロ−ルバルブは中立状態を維持す
る。
【0013】一方、オペレ−タが座席から離れて機体後
部に廻り込み、作業機を脱着する場合にはリフトア−ム
6、6を微小に上下方向に回動調節する必要が生じる
が、この場合には、微調節用昇降スイッチ21を押す。
すると、牽制手段が作動してポジションレバ−17操作
によるリフトア−ム6、6の動作が禁止され、コントロ
−ルバルブのスプ−ルは微小な開口量にセットされ(ス
テップS10,S11,S12)、昇降スイッチ21の
操作方向によって上昇用あるいは下降用ソレノイド1
9、20が励磁されてリフトア−ム6、6を微小に回動
させる。
【0014】なお、この操作の後は座席横側部に設けた
ポジションレバ−17の設定値と実際のリフトア−ム角
センサ18の検出値が異なることになるが、この場合に
は、先に説明したようにポジションレバ−17を前後方
向に回動させてポジション設定値とポジション検出値と
を一致させればポジションレバ−17によるポジション
制御が可能となる。
【0015】また、この実施例では、ポジション設定器
としてポジションレバ−17を用いたが、ダイヤル式の
調整つまみを用いてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明は前記のように構成したので次
の技術的効果を奏する。即ち、機体後部でロ−タリ耕耘
装置9のような作業機を連結する際には、昇降用スイッ
チ21を用いてリフトア−ム6、6を昇降動作させるこ
とができるのでトラクタ−と作業機との連結作業が容易
になり、作業機の脱着作業を迅速に行うことができる。
しかも、この発明によれば、作業機を連結するときに座
席側でポジション制御を禁止するための特別な操作を要
さず、昇降スイッチ21を操作するだけで自動的にポジ
ション制御は禁止され、その状態でリフトア−ム6、6
を昇降回動させることができるので、作業能率を大幅に
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トラクタ−と作業機の側面図である。
【図2】ブロック図である。
【図3】フロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 トラクタ− 2 エンジン 3 クラッチハウジング 6、6 リフトア−ム 17 ポジション設定器(ポジションレバ−) 18 リフトア−ム角センサ 21 昇降スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リフトア−ム6、6の回動角度を設定する
    ポジション設定器17とリフトア−ム6、6の位置を検
    出するリフトア−ム角センサ18とを備え、ポジション
    設定器17による設定値とリフトア−ム角センサ18に
    よる検出値とが一致するよう作業機9を昇降するポジシ
    ョン制御機構を有するトラクタ−において、前記ポジシ
    ョン設定器17とは別に作業機昇降用の昇降用スイッチ
    21を機体後部に設け、前記昇降用スイッチ21による
    リフトア−ム6、6の回動操作後は、前記ポジション制
    御を停止状態にする牽制手段を設けたことを特徴とする
    トラクタ−における油圧制御装置。
JP4281337A 1992-10-20 1992-10-20 トラクタ−における油圧制御装置 Expired - Lifetime JPH0789766B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4281337A JPH0789766B2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 トラクタ−における油圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4281337A JPH0789766B2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 トラクタ−における油圧制御装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61003853A Division JPH0611203B2 (ja) 1986-01-10 1986-01-10 トラクタ−における油圧制御装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8252818A Division JP2708041B2 (ja) 1996-09-25 1996-09-25 トラクターにおける油圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05192006A true JPH05192006A (ja) 1993-08-03
JPH0789766B2 JPH0789766B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=17637705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4281337A Expired - Lifetime JPH0789766B2 (ja) 1992-10-20 1992-10-20 トラクタ−における油圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789766B2 (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680008U (ja) * 1979-11-24 1981-06-29
JPS5786201A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Diesel Kiki Co Controller for working machine of tractor
JPS5826929A (ja) * 1981-08-12 1983-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JPS59106202A (ja) * 1982-11-22 1984-06-19 デイ−ア・アンド・カンパニ− 車両の制御装置
JPS6041401A (ja) * 1983-08-12 1985-03-05 井関農機株式会社 トラクタの作業機昇降機構の安全装置
JPS60191108U (ja) * 1984-05-30 1985-12-18 株式会社クボタ 農用トラクタのリフトア−ム操作部
JPS6117907U (ja) * 1984-07-07 1986-02-01 三菱農機株式会社 作業機の位置自動制御装置
JPS62163611A (ja) * 1986-01-10 1987-07-20 井関農機株式会社 トラクタ−における油圧制御装置
JPH0611203A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5680008U (ja) * 1979-11-24 1981-06-29
JPS5786201A (en) * 1980-11-17 1982-05-29 Diesel Kiki Co Controller for working machine of tractor
JPS5826929A (ja) * 1981-08-12 1983-02-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 加熱調理器
JPS59106202A (ja) * 1982-11-22 1984-06-19 デイ−ア・アンド・カンパニ− 車両の制御装置
JPS6041401A (ja) * 1983-08-12 1985-03-05 井関農機株式会社 トラクタの作業機昇降機構の安全装置
JPS60191108U (ja) * 1984-05-30 1985-12-18 株式会社クボタ 農用トラクタのリフトア−ム操作部
JPS6117907U (ja) * 1984-07-07 1986-02-01 三菱農機株式会社 作業機の位置自動制御装置
JPS62163611A (ja) * 1986-01-10 1987-07-20 井関農機株式会社 トラクタ−における油圧制御装置
JPH0611203A (ja) * 1992-06-25 1994-01-21 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0789766B2 (ja) 1995-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1209883A (en) Safety brake system
JPH05192006A (ja) トラクタ−における油圧制御装置
JP2708041B2 (ja) トラクターにおける油圧制御装置
JPH0611203B2 (ja) トラクタ−における油圧制御装置
US4099449A (en) Electromagnetic bucket positioner for loader vehicles
JP3101543B2 (ja) 農用作業車
JP4608798B2 (ja) 作業車両の作業機昇降制御装置
JPH0358683B2 (ja)
JP2696332B2 (ja) バケット作業部の姿勢制御装置
JP3791449B2 (ja) 農業機械の液晶表示装置
JPH08154418A (ja) トラクタ−の作業機昇降制御装置
JP2531323B2 (ja) 対地作業機の耕深制御装置
JP3088902B2 (ja) 油圧制御レバーの位置決め装置
JPS61152205A (ja) 農作業機の昇降制御装置
JPH0767408A (ja) 対地作業機の耕深制御装置
JP3557906B2 (ja) 農業機械の液晶表示装置
JPH06320989A (ja) 農業機械の液晶表示装置
JP3070069B2 (ja) 動力車両における作業機の後退上昇制御装置
JPH08116719A (ja) ステアリング装置
JP4815687B2 (ja) 作業車両
JPH08130913A (ja) トラクタのオ−トリフタ
JP2539036Y2 (ja) 作業用走行車における作業部の昇降制御装置
JP2527014B2 (ja) トラクタ―の油圧制御装置
JP2603517Y2 (ja) 農用トラクタにおけるエンジン制御装置
JPH0479802A (ja) 昇降制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term