JPH05191226A - スパイクノイズ除去回路 - Google Patents

スパイクノイズ除去回路

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Publication number
JPH05191226A
JPH05191226A JP3309339A JP30933991A JPH05191226A JP H05191226 A JPH05191226 A JP H05191226A JP 3309339 A JP3309339 A JP 3309339A JP 30933991 A JP30933991 A JP 30933991A JP H05191226 A JPH05191226 A JP H05191226A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
delay
gate
logical product
input signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3309339A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Tsuchiya
好伸 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP3309339A priority Critical patent/JPH05191226A/ja
Publication of JPH05191226A publication Critical patent/JPH05191226A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号が“0”のとき発生するプラス方向
のスパイクノイズと、入力信号が“1”のとき発生する
マイナス方向のスパイクノイズの両方を除去する。 【構成】 スパイクノイズ除去回路は、入力信号Aを遅
延させる第1の遅延ゲート1と、第1の遅延ゲート1の
遅延信号Bを遅延させる第2の遅延ゲート2と、入力信
号Aと第1の遅延ゲート1の遅延信号Bの論理積をとる
第1のアンドゲート3と、入力信号Aと第2の遅延ゲー
ト2の遅延信号Cの論理積をとる第2のアンドゲート4
と、第1の遅延ゲート1の遅延信号Bと第2の遅延ゲー
ト2の遅延信号Cの論理積をとる第3のアンドゲート4
と、3つのアンドゲート3、4、5の出力D、E、Fの
論理和をとり、出力信号Gを出力するオアゲート6で構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスパイクノイズ除去回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスパイクノイズ除去回路
は、入力信号とその信号を遅延させた信号との論理積ま
たは論理和をとることで実現されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のスパイ
クノイズ除去回路は、論理積または論理和方式のため、
プラス方向またはマイナス方向のいずれか一方のノイズ
しか除去できないという欠点があった。
【0004】本発明の目的は、プラス方向とマイナス方
向の両方向のスパイクノイズを除去するスパイクノイズ
除去回路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のスパイクノイズ
除去回路は、入力信号を遅延させる第1の遅延ゲート
と、第1の遅延ゲートで遅延された信号をさらに遅延さ
せる第2の遅延ゲートと、入力信号と第1の遅延ゲート
で遅延された信号の論理積をとる第1のアンドゲート
と、入力信号と第2の遅延ゲートで遅延された信号の論
理積をとる第2のアンドゲートと、第1の遅延ゲートで
遅延された信号と第2の遅延ゲートで遅延された信号の
論理積をとる第3のアンドゲートと、三つのアンドゲー
トの出力の論理和をとるオアゲートを有する。
【0006】
【作用】入力信号が“0”のときプラス方向のスパイク
ノイズが発生した場合、3つのアンドゲートの出力はい
ずれも“0”であるので、オアゲートの出力信号は
“0”となり、スパイクノイズが除去されたことにな
る。
【0007】入力信号が“1”のときマイナス方向のス
パイクノイズが発生した場合、3つのアンドゲートの出
力信号のうち1つは“1”であるので、オアゲートの出
力信号は“1”となり、スパイクノイズが除去されたこ
とになる。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例のスパイクノイズ
除去回路の構成図、図2〜図5はその動作タイミング図
である。
【0010】遅延ゲート1はΔt(s)の遅延時間を持
ったゲートで、入力信号AをΔt(s)遅らせた遅延信
号Bを発生する。遅延ゲート2は遅延ゲート1と同様な
Δt(s)の遅延時間を持ったゲートで、遅延信号Bを
Δt(s)遅らせた遅延信号Cを発生する。アンドゲー
ト3は入力信号Aと、遅延ゲート1から出力された遅延
信号Bの論理積をとり、論理積信号Dを出力する。アン
ドゲート4は入力信号Aと、遅延ゲート2から出力され
た遅延信号Cの論理積をとり、論理積信号Eを出力す
る。アンドゲート5は遅延ゲート1から出力された遅延
信号Bと、遅延ゲート2から出力された遅延信号Cの論
理積をとり、論理積信号Fを出力する。オアゲート6
は、アンドゲート3から出力された論理積信号Dと、ア
ンドゲート4から出力された論理積信号Eと、アンドゲ
ート5から出力された論理積信号Fの論理和を発生し、
出力信号Gを出力する。
【0011】次に、図2〜図5を用いて本実施例のスパ
イクノイズ除去回路の動作について説明する。
【0012】図2は入力信号Aが“0”の時に発生する
プラス方向のスパイクノイズの除去のタイミング例であ
る。時刻t1 において入力信号Aにプラス方向のスパイ
クノイズが発生したとする。すると遅延ゲート1によっ
て入力信号AよりΔt(s)遅らされた遅延信号Bが発
生する。同様に、遅延ゲート2によって遅延信号Bより
Δt(s)遅らされた遅延信号Cが発生する。論理積信
号Dは、入力信号Aと遅延信号Bの論理積なので信号は
“0”のままである。論理積信号Eも、入力信号Aと遅
延信号Cの論理積なので信号は“0”のままである。論
理積信号Fも、遅延信号Bと遅延信号Cの論理積なので
信号は“0”のままである。出力信号Gは論理積信号D
と論理積信号Eと論理積信号Fの論理和なので信号は
“0”のままとなり、プラス方向のスパイクノイズは除
去されたことになる。
【0013】図3は入力信号Aが“1”の時に発生する
マイナス方向のスパイクノイズの除去のタイミング例で
ある。時刻t2 において入力信号Aにマイナス方向のス
パイクノイズが発生したとする。すると遅延ゲート1に
よって入力信号AよりΔt(s)遅らされた遅延信号B
が発生する。同様に、遅延ゲート2によって遅延信号B
よりΔt(s)遅らされた遅延信号Cが発生する。論理
積信号Dは入力信号Aと遅延信号Bの論理積なので、時
刻t2 と時刻t3 に、入力信号Aの時刻t2 に発生した
スパイクノイズと同じ波形が出力される。論理積信号E
は入力信号Aと遅延信号Cの論理積なので、時刻t2
時刻t4 に、入力信号Aの時刻t2 に発生したスパイク
ノイズと同じ波形が出力される。論理積信号Fは遅延信
号Bと遅延信号Cの論理積なので、時刻t3 と時刻t4
に入力信号Aの時刻t2 に発生したスパイクノイズと同
じ波形が出力される。出力信号Gは論理積信号Dと論理
積信号Eと論理積信号Fの論理和なので、時刻t2 と時
刻t3 と時刻t4 での信号は“1”のままとなりマイナ
ス方向のスパイクノイズは除去されたことになる。図4
は入力信号Aが“0”から“1”に変化する時のタイミ
ング例である。時刻t5 において入力信号Aが“0”か
ら“1”に変化したとする。すると遅延ゲート1によっ
て入力信号AがΔt(s)だけ遅れ、時刻t6 で“0”
から“1”に変化する遅延信号Bが発生する。同様に、
遅延ゲート2によって、遅延信号BがΔt(s)だけ遅
れ、時刻t7 で“0”から“1”に変化する遅延信号C
が発生する。論理積信号Dは入力信号Aと遅延信号Bの
論理積なので、時刻t6 で“0”から“1”に変化する
波形が出力される。論理積信号Eは入力信号Aと遅延信
号Cの論理積なので、時刻t7 で“0”から“1”に変
化する波形が出力される。同様に、論理積信号Fも、遅
延信号Bと遅延信号Cの論理積なので、時刻t 7
“0”から“1”に変化する波形が出力される。出力信
号Gは論理積信号Dと論理積信号Eと論理積信号Fの論
理和なので、時刻t6 で“0”から“1”に変化する波
形になる。
【0014】図5は入力信号Aが“1”から“0”に変
化する時のタイミング例である。時刻t8 において入力
信号Aが“1”から“0”に変化したとする。すると、
遅延ゲート1によって入力信号AがΔt(s)だけ遅
れ、時刻t9 で“1”から“0”に変化する遅延信号B
が発生する。同様に、遅延ゲート2によって、遅延信号
BがΔt(s)だけ遅れ、時刻t10で“1”から“0”
に変化する遅延信号Cが発生する。論理積信号Dは入力
信号Aと遅延信号Bの論理積なので、時刻t8 で“1”
から“0”に変化する波形が出力される。同様に、論理
積信号Eも、入力信号Aと遅延信号Cの論理積なので、
時刻t8 で“1”から“0”に変化する波形が出力され
る。論理積信号Fは遅延信号Bと遅延信号Cの論理積な
ので、時刻t9 で“1”から“0”に変化する波形が出
力される。出力信号Gは論理積信号Dと論理積信号Eと
論理積信号Fの論理和なので、時刻t9 で“1”から
“0”に変化する波形になる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、2個の遅
延ゲートと、3個のアンドゲートと、1個のオアゲート
を用いることにより、入力信号が“0”の時に発生する
プラス方向のスパイクノイズと、入力信号が“1”の時
に発生するマイナス方向のスパイクノイズの両方を取り
除くことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のスパイクノイズ除去回路の
構成図である。
【図2】図1の実施例の動作タイミング図である。
【図3】図1の実施例の動作タイミング図である。
【図4】図1の実施例の動作タイミング図である。
【図5】図1の実施例の動作タイミング図である。
【符号の説明】
1、2 遅延ゲート 3〜5 アンドゲート 6 オアゲート A 入力信号 B 遅延信号 C 遅延信号 D 論理積信号 E 論理積信号 F 論理積信号 G 出力信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を遅延させる第1の遅延ゲート
    と、第1の遅延ゲートで遅延された信号をさらに遅延さ
    せる第2の遅延ゲートと、入力信号と第1の遅延ゲート
    で遅延された信号の論理積をとる第1のアンドゲート
    と、入力信号と第2の遅延ゲートで遅延された信号の論
    理積をとる第2のアンドゲートと、第1の遅延ゲートで
    遅延された信号と第2の遅延ゲートで遅延された信号の
    論理積をとる第3のアンドゲートと、前記3つのアンド
    ゲートの出力の論理和をとるオアゲートを有するスパイ
    クノイズ除去回路。
JP3309339A 1991-11-25 1991-11-25 スパイクノイズ除去回路 Pending JPH05191226A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3309339A JPH05191226A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 スパイクノイズ除去回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP3309339A JPH05191226A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 スパイクノイズ除去回路

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JPH05191226A true JPH05191226A (ja) 1993-07-30

Family

ID=17991823

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3309339A Pending JPH05191226A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 スパイクノイズ除去回路

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JP (1) JPH05191226A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7868662B2 (en) 2006-10-10 2011-01-11 Panasonic Corporation Spike noise eliminating circuit, digital system using the same, and IIC bus
US11550978B2 (en) 2018-12-17 2023-01-10 Mitsubishi Electric Corporation Circuit design assistance system and computer readable medium

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7868662B2 (en) 2006-10-10 2011-01-11 Panasonic Corporation Spike noise eliminating circuit, digital system using the same, and IIC bus
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