JPH05191014A - レジストの製造法 - Google Patents

レジストの製造法

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JPH05191014A
JPH05191014A JP4005582A JP558292A JPH05191014A JP H05191014 A JPH05191014 A JP H05191014A JP 4005582 A JP4005582 A JP 4005582A JP 558292 A JP558292 A JP 558292A JP H05191014 A JPH05191014 A JP H05191014A
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photosensitive element
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Futami Kaneko
ふたみ 金子
Makoto Kaji
誠 鍛治
Toshiaki Ishimaru
敏明 石丸
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Hitachi Chemical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
  • Manufacturing Of Printed Circuit Boards (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザー走査露光でテンティング法により、
レジスト形成する際のスルーホール部のレジスト破れを
防止できるレジストの製造法を提供する。 【構成】 (a)実質的に光源光に透明なポリマフィル
ムとその上に設けた光重合性の感光層からなる感光性エ
レメントをスルーホールを有する銅張積層板の両面に感
光層と銅面が接するようにして、真空度200mmHg
以下の減圧下で積層する工程、(b)レーザー走査露光
により、スルーホール部を含む所望のパターンを露光す
る工程および(c)現像して未露光の感光層を除去する
工程を含むレジストの製造法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レジストの製造法に関
する。
【0002】
【従来の技術】プリント配線板業界において、実質的に
光源光に透明なポリマフィルムとその上に設けた光重合
性の感光層からなる感光性エレメントを用いて配線板の
パターン形成を行うことは公知である。すなわち、銅張
り積層板に感光性エレメントを大気下で積層し、露光を
行った後、上記ポリマフィルムを除去し、必要な現像処
理を行ってレジストを製造し、さらにエッチング処理を
施すことにより所望の銅配線パターンが形成されてい
る。また上記の感光性エレメントをテンティング法、す
なわちスルーホール部を有する両面銅張り積層板の両側
に該感光性エレメントを積層し、スルーホール部を含む
所望のパターン露光を行い、さらに現像することによ
り、スルーホールの両側をテント状にレジストで覆い、
後のエッチング処理で銅配線パターンを製造する際に、
スルーホール内部の銅がエッチングされないようにする
プリント配線板の製造法に用いうることも周知である。
また、上記の感光性エレメントを用いてレジストの製造
を行う際、従来の所望のパターンを有するネガマスクを
通して露光を行う方法に加えて、細径に絞ったレーザー
ビームを変調しながら該レーザ光に対して十分な感度を
有する感光性エレメントを用いてレーザー走査露光を行
う方法も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
レーザー走査露光によりテンティング法でレジストパタ
ーンを形成しようとすると、スルーホール内の空気中に
含まれる酸素の影響でスルーホール部の感光性エレメン
トの感光層が十分に光硬化せず、テンティングレジスト
としては、その機能を果たせないという問題があった。
本発明は、レーザー走査露光によってテンティングレジ
ストを製造する際、感光性エレメントの光硬化性を高
め、良好なテンティングレジストを製造する方法を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)実質的
に光源光に透明なポリマフィルムとその上に設けた光重
合性の感光層からなる感光性エレメントをスルーホール
を有する銅張積層板の両面に感光層と銅面が接するよう
にして、真空度が200mmHg以下の減圧下で積層す
る工程、(b)レーザー走査露光により、スルーホール
部を含む所望のパターンを露光する工程および(c)現
像して未露光の感光層を除去する工程を含むレジストの
製造法に関する。
【0005】本発明に用いられるレーザー走査露光に適
用できる感光性エレメントの光重合性の感光層には、特
に制限はなく、例えば特開昭62−123450号公
報、特開平1−291号公報、特開平2−114266
号公報等に記載されているものが使用でき、該感光層の
厚さは通常10〜160μm、好ましくは30〜60μ
mとされる。本発明において、スルーホールを有する両
面銅張り積層板への感光性エレメントの減圧下での積層
は、特開昭52−52703号公報等に記載される真空
貼り合わせ装置を用いて行える。必要ならば、樹脂が軟
化する温度50〜160℃に加熱及び/又は加圧積層し
てもよい。本発明者らの検討によれば減圧下で積層され
た感光性エレメントの感光層のテンティング性は感光性
エレメント積層時の真空度及び感光性エレメント積層後
の大気下での経時に依存する。そのため、感光性エレメ
ント積層時の雰囲気は真空度200mmHg以下とさ
れ、好ましくは60mmHg以下とされる。露光処理は
感光性エレメント積層後1日以内に行うことが望まし
い。また、減圧下で積層後、感光性エレメントを積層し
た銅張り積層板を露光までの間200mmHg以下の真
空度下に保持してテンティング性の変動を防ぐこともで
きる。
【0006】不活性ガスの雰囲気下での積層は図1に示
すような積層装置を用いて行われる。図1において、1
は不活性ガス導入口、2は不活性ガス排出口、3は銅張
り積層板、4は積層ロール、5は感光性エレメント繰り
出しロール、6はポリエチレン除去ロール、7は搬送ロ
ールである。必要ならば樹脂が軟化する温度50〜16
0℃に加熱及び/又は加圧積層してもよい。本発明者ら
の検討によれば、不活性ガス雰囲気下で積層された感光
層のテンティング性は感光性エレメントの積層時の不活
性ガス中の酸素分圧および感光性エレメント積層後の大
気下での経時に依存する。そのため、感光性エレメント
積層時の不活性ガス雰囲気中の酸素分圧は好ましくは4
0mmHg以下とされ、より好ましくは12mmHg以
下とされる。また露光処理は感光性エレメント積層後1
日以内に行うことが望ましい。また、不活性ガス雰囲気
下で積層後、感光性エレメントを積層した銅張り積層板
を酸素分圧40mmHg以下の雰囲気下で保持してテン
ティング性の変動を防ぐこともできる。不活性ガスとし
てはヘリウム、窒素、アルゴン等のガスを例示でき、入
手のしやすさや比重の点で窒素ガスが好ましい。現像液
は各種の有機溶剤や無機又は有機のアルカリ水溶液を用
いることができる。たとえば、クロロセン、シクロヘキ
サノン、メチルイソブチルケトン、メタケイ酸ナトリウ
ム水溶液、炭酸ナトリウム水溶液、炭酸カリウム水溶
液、水酸化テトラメチルアンモニウムなどを用いること
ができる。
【0007】
【作用】本発明においては、感光性エレメントの感光層
が、レーザー光の照射時に起こるラジカル重合を阻害す
る働きのある酸素をスルーホール内から減じることによ
り、スルーホール部の感光層の光重合が酸素により阻害
されるのを防ぎ、光重合が十分進み、レジスト膜強度が
強くなるためテンティング性が向上するものと推定され
る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を説明する。 実施例1 メタクリル酸メチル/アクリル酸(98/2重量比) 55重量部 共重合体 トリメチロールプロパントリアクリレート 30 〃 テトラエチレングリコールジアクリレート 15 〃 2,6−ビス(p−ジエチルアミン)ベンジリデン− 0.16 〃 4−メチル−アザシクロヘキサノン N−フェニルグリシン 3.0 〃 ジフェニル酢酸 2.0 〃 ハイドロキノン 0.1 〃 アセトン 150 〃 上記配合の感光液を調整し、これを膜厚25μmのポリ
エチレンテレフタレート上にナイフコータで塗布、乾燥
し、膜厚40μmの感光層を形成することにより感光性
エレメントを得、さらに感光層の保護のため25μmの
ポリエチレンフィルムを加圧積層した。次に特開昭52
−52703号公報記載の真空容器内にラミネートロー
ル、感光性エレメント供給ロールを備えた真空貼り合わ
せ装置を用い、真空度60mmHg及び760mmHg
(比較例1)、積層温度60℃、積層速度1m/分の条
件で、3.2mmφで3500個のスルーホールを有す
る40cm×40cmの両面銅張り積層板上に、上記の
感光性エレメントを積層した。22℃の大気下で2時間
放置後(株)ニコン社製レーザー直接描画装置LP−3
000Dを用い、所定の露光強度で露光した後、30℃
の1重量%の炭酸ナトリウム水溶液を60秒間吹きつけ
ることにより現像処理を行った。テンティング性を調べ
た結果を表1に示す。
【0009】
【表1】 *スルーホール径3.2mmφ、〇はスルーホール部の
レジスト破れが全くないこと、×は1ケ所以上のスルー
ホール部でレジスト破れが生じたことを示す。
【0010】実施例2 実施例1と同様にして得た感光性エレメントを図1に示
した不活性ガス雰囲気下積層装置を用いて不活性ガス導
入口より窒素ガスを送り込みながら、積層温度60℃、
積層速度1.5m/分の条件で3.2mmφで3500
個のスルーホールを有する40cm×40cmの両面銅
張り積層板上に積層した。このとき積層装置内部の酸素
分圧は12mmHgであった。22℃の大気下で30分
放置後(株)ニコン社製レーザー直接描画装置LP−3
000Dを用い、所定の露光強度で露光した後、実施例
1と同様にして現像処理を行った。また、比較例2とし
て不活性ガスを送り込まないで、その他は同様に処理を
した。テンティング性を調べた結果を表2に示す。
【0011】
【表2】 *スルーホール径3.2mmφ、〇はスルーホール部の
レジスト破れが全くないこと、×は1ケ所以上のスルー
ホール部でレジスト破れが生じたことを示す。
【0012】
【発明の効果】本発明によるレジストの製造法によれば
レーザー走査露光でテンティング法が実用化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】不活性ガス雰囲気下の積層装置の略図である。
【符号の説明】
1 不活性ガス導入口 2 不活性ガス排出口 3 銅張り積層板 4 積層ロール 5 感光性エレメント繰り出しロール 6 ポリエチレン除去ロール 7 搬送ロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)実質的に光源光に透明なポリマフ
    ィルムとその上に設けた光重合性の感光層からなる感光
    性エレメントをスルーホールを有する銅張積層板の両面
    に感光層と銅面が接するようにして、真空度が200m
    mHg以下の減圧下で積層する工程、(b)レーザー走
    査露光により、スルーホール部を含む所望のパターンを
    露光する工程および(c)現像して未露光の感光層を除
    去する工程を含むレジストの製造法。
  2. 【請求項2】 酸素分圧が40mmHg以下の不活性ガ
    スの雰囲気下で積層する工程、を含む請求項1記載のレ
    ジストの製造法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011371A (ja) * 2004-05-26 2006-01-12 Fuji Photo Film Co Ltd パターン形成方法
JP2006018228A (ja) * 2004-05-31 2006-01-19 Fuji Photo Film Co Ltd パターン形成方法
JP2007003661A (ja) * 2005-06-22 2007-01-11 Fujifilm Holdings Corp パターン形成方法
WO2023136084A1 (ja) * 2022-01-11 2023-07-20 太陽ホールディングス株式会社 基板上における樹脂硬化物の製造方法

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