JPH05190095A - 陰極線管の製造方法 - Google Patents

陰極線管の製造方法

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JPH05190095A
JPH05190095A JP4006696A JP669692A JPH05190095A JP H05190095 A JPH05190095 A JP H05190095A JP 4006696 A JP4006696 A JP 4006696A JP 669692 A JP669692 A JP 669692A JP H05190095 A JPH05190095 A JP H05190095A
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Shozo Takeda
正三 武田
Masahiro Kato
昌宏 加藤
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 色選別電極装着用のピンのカーボンを確実に
除去でき、かつ、ピン径のサイズにかかわらず混流生産
が可能で早い生産タクトに対応しうる陰極線管の製造方
法を提供する。 【構成】 陰極線管のパネルの黒ストライプパターンを
形成する工程において、まず、パネルにピンを含めて感
光剤を塗布し(工程31)、次いで紫外線によるピンの
みの露光を行う(工程32)。そして、カーボンストラ
イプ露光(工程33)を行った後、カーボンストライプ
を形成する(工程34〜37)。この際にピンへも反転
剤を塗布する。その後、ピンに水を吹き付けることによ
りピンカーボンの反転現像を行う(工程38)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管の製造方法、
特に所謂ブラックマトリックス型カラー蛍光面の光吸収
膜パターンを形成する際にパネル内に設けられた色選別
電極装着用のピンへのカーボンの付着を防止する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、カラー陰極線管における蛍光面
は、例えば赤、緑及び青の各蛍光体ストライプ(又はド
ット)間に光吸収膜となる黒色パターンを形成してなる
所謂ブラックマトリックス型のカラー蛍光面が用いられ
ている。このようなカラー蛍光面は、次のようにして形
成される。先ず、陰極線管のパネル内面にPVA(ボリ
ビニルアルコール)、PVP(ポリビニルピロリドン)
等による感光膜を塗布し、乾燥後、色選別電極を光学用
マスクとして、紫外線露光、水等で現像処理して各色に
対応した位置にストライプ状(又はドット状)のレジス
ト層を形成する。次に、レジスト層を含む全面にカーボ
ンスラリーを塗布し、乾燥後、反転現像して(即ちH2
2 等の反転剤を注入してレジスト層を膨潤させた後、
水洗い等によりレジスト層と共にその上のカーボン層を
リフトオフして)、所謂パターンのカーボン膜即ち黒色
パターン(光吸収膜)を形成する。次に、例えば緑色の
蛍光体スラリーを塗布し、乾燥後、色選別電極を介して
露光し、現像処理して所定のカーボン膜間の位置に緑色
蛍光体層(蛍光体ストライプ又は蛍光体ドット)を形成
し、以下、同様にして夫々他の所定のカーボン膜間の位
置に青色蛍光体層、赤色蛍光体層を形成する。しかる
後、中間膜を塗布形成し、Alのメタルバック層を形成
して目的のカラー蛍光面が形成される。
【0003】ところで、上述のカーボン膜のパターンの
現像直後においては、色選別電極を装着するためのピン
表面等にカーボン膜が付着される。ピンに付着したカー
ボン膜をそのまま残した場合には、その後の各色蛍光体
層の作成で色選別電極の着脱が複数回行われるために、
その着脱過程で色選別電極のスプリングとピンが擦れて
カーボン膜が脱落し、これがごみとなって耐圧劣化を招
くことがある。その他、熱によってもカーボン膜の脱落
がある。
【0004】従来、陰極線管の製造工程において、色選
別電極を装着するためのピンへのカーボンの付着を防止
するため、次のような方法を採用している。すなわち、
1つの方法は、パネルを上向き状態にしてカーボンを注
入するとともに高速振切し、基本的にピン部へカーボン
を付着させない方法がある。この方法は、パネル各辺の
中央部にピンが設けられた場合に用いられる。また、他
の方法としては、パネルを斜め下向きにした状態でカー
ボンを注入し、ヒーターで乾燥した後、ピンに付着した
カーボンをフッ化アンモニウム等の薬品で洗浄したり、
ブラシで除去するものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の方法では、製造条件の微妙な変化によりピンへの
カーボンの付着を確実に防止し、またピンに付着したカ
ーボンを確実に除去することができなかった。すなわ
ち、パネルを上向き状態でカーボン注入し高速振切を行
う方法は、パネルの各コーナー部にピンが設けられてい
るタイプの陰極線管には採用できず、また、ブラシによ
ってカーボンを除去する方法では、図10に示すよう
に、ガラスによるパネルPに埋込まれた例えば金属製の
ピン13の凹凸によりピン13に付着したカーボンを完
全に除去できず一部カーボンCが残るとともに、ピン径
の違いによる多品種混流生産及び生産タクト短縮が難し
いという問題があった。
【0006】本発明は従来例のかかる点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、色選別電極装着用
のピンのカーボンを確実に除去でき、かつ、ピン径のサ
イズにかかわらず混流生産が可能で早い生産タクトに対
応しうる陰極線管の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、例えば図2〜
図8に示すように、陰極線管の蛍光面形成工程において
パネルP内面に反転現像で所定パターンのカーボンによ
る光吸収層3Sを形成する際、色選別電極2装着用のピ
ン13にも感光剤1aを塗布し、このピン13の感光剤
1aを選択的に露光した後、このピン13に付着された
カーボン3を反転現像で除去するものである。この場
合、光ファイバー9から射出した紫外線UVを、ピン1
3の中心軸0から所定の角度傾けてピン13に照射して
露光することも効果的である。また、複数のノズル14
a,14bを用い、第1のノズル14aによってピンの
中心軸0方向から水を吹き付けるとともに第2のノズル
14bによってピン13の中心軸0から所定の角度傾け
て水を吹き付け、さらに、第1のノズル14aの吹き付
けパターンAをピンの中心軸0に合わせるとともに第2
のノズル14bの吹き付けパターンBをピン13の中心
軸0からずらして配置し、水の吹き付け時にピン13の
中心軸0を中心として第1及び第2のノズル14a,1
4bを回転させることも効果的である。
【0008】
【作用】かかる構成を有する本発明においては、色選別
電極2装着用のピン13にも感光剤1aを塗布し、この
ピン13の感光剤1aを選択的に露光した後、このピン
13に付着されたカーボン3を反転現像で除去すること
により、パネルP内面に光吸収層3Sを形成する際、ピ
ン13に付着したカーボンが確実に除去される。この場
合、光ファイバー9から射出した紫外線UVをピン13
の中心軸から所定角度傾けてピン13に照射して露光す
ることにより、ピン13の表面全域の感光剤が十分に露
光される。また、複数のノズル14a,14bを用い、
第1のノズル14aによってピン13の中心軸0方向か
ら水を吹き付けるとともに第2のノズル14bによって
ピンの中心軸0から所定の角度傾けて水を吹き付け、さ
らに、第1のノズル14aの吹き付けパターンAをピン
の中心軸0に合わせるとともに第2のノズル14bの吹
き付けパターンBをピン13の中心軸0からずらして配
置し、水の吹き付け時にピン13の中心軸を中心として
第1及び第2のノズル14a,14bを回転させること
により反転現像を行えば、ピン13の表面全域が十分に
反転現像され、カーボンが確実に除去される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。先ず、本実施例の理解を容易にするため
に、図5〜図8を用いて、本実施例の方法に使用される
装置について説明する。
【0010】図5は、パネルPのスカート部内面に埋込
まれた例えば金属製のピン、即ち色選別電極(本例では
アパーチャグリル)を装着するピン13の表面に被着さ
れた感光剤を選択的に露光する所謂ピン露光手段4の構
成を示すものである。ピン露光手段4は、例えば紫外線
硬化用スポット照射装置に用いられる紫外線光源8と、
この紫外線光源8に接続された光ファイバー9と、この
光ファイバー9の先端部分に取り付けられた露光部10
とからなる。
【0011】露光部10は、円筒状の外筒部11と内筒
部12とからなり、内筒部12内には光ファイバー9の
先端部が配置されている。外筒部11の先端の内周面
は、鏡面めっきによりミラー11aが形成され、また内
筒部12の先端部には、紫外線UVの射出方向に対して
所定の角度傾けたミラー12aが設けられている。この
ミラー12aは鏡面めっきによりミラー面が形成されて
いる。そして、内筒部12は不図示の駆動手段によって
矢印方向に回転するようになっており、これによりミラ
ー12aも一定の速度で回転する。
【0012】図6は、ピン13の表面に露光された感光
膜を介して付着されたカーボンを反転現像で感光膜と共
に除去するときに用いる所謂ピン現像手段7の概略構成
を示すものである。同図に示すように、ピン現像手段7
には、パネルPの各ピン13に対応する4つの現像ノズ
ル部14が設けられている。各現像ノズル部14には、
ピン13に対し正面即ちピン中心軸方向から水を吹き付
けるノズル14aと、斜め方向から水を吹き付けるノズ
ル14bとが設けられている。そして、ノズル14a,
14bは一体となってそれぞれ矢印方向に回転するよう
に構成されている。
【0013】図7は、ピン13に対して水の吹き付ける
状態を拡大して示すものである。同図に示すように、本
実施例においては、ノズル14aからピン13の頂部に
対して水を吹き付け、ノズル14bからピン13の側部
に対して斜め方向から水を吹き付けるようにしている。
この場合、図8に示すように、ノズルの噴射パターン即
ち吹き付けパターンを楕円状とし、ノズル14aの吹き
付けパターンAの中心をピン13の中心軸0に合わせ、
ノズル14bの吹き付けパターンBの中心とピン13の
中心軸0からずらして配置する。また、各楕円の長軸が
直交するように各ノズル14a,14bから水を吹き付
ける。そして、このノズル14a,14b全体をピン1
3の中心軸0を中心として一定速度で回転させることに
よりピン13の全体に水が吹き付けられる。
【0014】次に、本発明に係る陰極線管の製造方法の
実施例を図1の工程ブロック図及び図2〜図4の工程順
の断面図を用いて説明する。尚、以下においては本発明
に関連するカーボンストライプ形成工程のみを説明し、
その他の公知の工程については便宜上説明を省略する。
【0015】まず、図1の感光剤塗布工程31におい
て、図2Aに示すようにパネルPの内面にポリビニルア
ルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)
等の感光剤を公知の方法により塗布し、その乾燥を行っ
て感光膜1を形成する。この場合、パネルPに設けられ
たアパーチャグリル装着用のピン13の表面にも均一に
感光膜1aを塗布する。
【0016】次に、図1のピン感光膜の露光工程32に
おいて、図2Bに示すように、前述のピン露光手段4を
用いて紫外線UVによるピン露光を行う。即ち、ピン1
3の表面に付着された感光膜1aを選択的に露光する。
この工程においては、図5に示すように、露光部10の
外筒部11の端部をピン13近傍のパネルP内周面に突
き当てた状態で紫外線光源8を駆動するとともに内筒部
12を一定速度で回転させる。ここで、光ファイバー9
の先端が射出された紫外線UVは、内筒部12に設けた
ミラー12aによって反射され、さらに外筒部11の内
周面に形成したミラー11aによって反射されてピン1
3に対して斜め方向から到達する。そして、内筒部12
の回転によりミラー12aが一定速度で回転しているこ
とから、ピン13はその表面全域が照射され、この結
果、ピン13に塗布された感光膜1aを均一に露光する
ことができる。
【0017】次に、図1のカーボンストライプ用の感光
膜露光工程33において、図2Cに示すように、パネル
Pに色選別電極の例えばアパーチャグリル2を装着し、
このアパーチャグリル2を光学マスクとして、光源位置
をずらして3回紫外線照射し、赤、緑及び青の蛍光体層
(本例では蛍光体ストライプ)に対応する位置の感光膜
1bを露光する。露光後にアパーチャグリル2を取り外
す。
【0018】次に、図1の感光膜現像工程34におい
て、図3Dに示すように、感光膜1を現像して、各色に
対応した位置にストライプ状のレジスト層1Bを形成す
ると共に、ピン13の表面上にレジスト層1Aを形成す
る。
【0019】さらに、図1のカーボン塗布工程35にお
いて、図3Eに示すように、レジスト層1A,1Bを含
む全面にカーボン3を塗布し、その乾燥を行う。次に、
図1の反転剤塗布工程36において例えばH2 2 等の
反転剤をパネルPの内周面及びピン13に塗布する。次
いで、図1のカーボンストライプ反転現像工程37にお
いて、パネルPの内周面のみの反転現像を行い、図3F
に示すように、光吸収層となるカーボンストライプ3S
を形成する。
【0020】次に、図1のピンカーボン反転現像におい
て、前述のピン現像手段7を用いて反転現像を行い、ピ
ン及びその周囲のパネル内面の表面に付着されているカ
ーボン3をレジスト層1Aと共に除去する(図4G参
照)。
【0021】即ち、ピン現像手段7においては、図6に
示すようにパネルPに設けた4つのピン13に対し、各
現像ノズル14a,14bから水を吹き付けることによ
りピン現像(反転現像)を行う。この場合、水圧は7k
g/cm3 程度とする。そうして、各ピン13は、図7
に示すように正面及び斜めの2方向から水が吹き付けら
れ、しかも各現像ノズル14a,14bはピン13の中
心軸0を中心として一定速度で回転しているので、ピン
13の全周域にわたって水が吹き付けられる。従って、
本実施例の方法によれば、ピン13の表面全域が確実に
反転現像され、ピン13に付着したカーボン3を完全に
除去することができる。これにより、アパーチャグリル
の装着時におけるカーボン3の剥が落ちがなくなり製品
の品質(耐圧)が向上する。また、本実施例の方法によ
れば、1つの装置においてピン径のサイズにかかわらず
混流生産が可能になるとともに生産タクトの短縮が可能
になり、生産性向上を図ることができる。
【0022】尚、パネルPのスカート部の内面に付着さ
れたカーボン3は適当な手段により除去される。
【0023】その後は、図1の蛍光体ストライプ形成工
程39において、通常のスラリー法により、図4Hに示
すように各対応するカーボンストライプ3S間に赤色蛍
光体ストライプ5R、緑色蛍光体ストライプ5G及び青
色蛍光体ストライプ5Bを形成して、目的のカラー蛍光
面6を得る。
【0024】尚、上述の実施例においてはカーボンスト
ライプ用の感光膜露光工程33の前に、ピン感光膜の露
光工程32を行うようにしたが、本発明はこれに限られ
るものではなく、例えば図1の点線で示すように、カー
ボンストライプ用の感光膜露光工程33の後にピン感光
膜の露光工程32を行うようにしてもよい。ただし、こ
の場合、カーボンストライプ用の感光膜露光の際のアパ
ーチャグリルの装着によって感光膜がはがれるおそれが
あるため、カーボンストライプ用の感光膜露光の前にピ
ン感光膜の露光を行う方がより好ましい。なお、製造時
間の短縮でカーボンストライプ用感光膜露光工程の前の
時点でピン部の感光膜が乾燥しきれない場合には、カー
ボンストライプ用感光膜露光工程33の後でヒーター乾
燥してピン感光膜の露光を行うを可とする。
【0025】図9(a),(b)は、ピン露光手段の他の
例の要部を示すものである。同図に示すように、このピ
ン露光手段20には紫外線を斜め方向から照射するため
のミラーが設けられておらず、その代わりに露光部21
内に円筒状の光ファイバー22を設け、紫外線UVの射
出方向をピン13に向かって曲げるようにしている。
尚、この光ファイバー22は、上述の光ファイバー9を
介して紫外線光源8に接続されている。本例は大型管種
の製造に適したものであるが、ミラーを設ける必要がな
く、しかもそのミラーを回転させる必要がないので、構
成が簡易になるという効果がある。
【0026】尚、上例は、ストライプ状蛍光体層からな
るカラー蛍光面の作成に適用したが、その他ドット状蛍
光体層からなるカラー蛍光面の作成にも適用できる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明においては、色
選別電極装着用のピンに感光剤を塗布し、このピンの感
光剤を選択的に露光した後、このピンに付着されたカー
ボンを反転現像で除去することにより、パネル内面に光
吸収層を形成する際にピンに付着したカーボンを確実に
除去することができ、色選別電極の装着時におけるカー
ボンの剥れ落ちを防止して製品の品質(耐圧)を向上さ
せることができる。この場合、光ファイバーから射出し
た紫外線をピンの中心軸から所定の角度傾けてピンに照
射して露光すること、また、複数のノズルを用い、第1
のノズルによってピンの中心軸方向から水を吹き付ける
とともに第2のノズルによってピンの中心軸から所定の
角度傾けて水を吹き付け、さらに、第1のノズルの吹き
付けパターンをピンの中心軸に合わせるとともに第2の
ノズルの吹き付けパターンをピンの中心軸からずらして
配置し、水の吹き付け時にピンの中心軸を中心として第
1及び第2のノズルを回転させて反転現像を行うことに
より、ピンに付着したカーボンを一層確実に除去するこ
とができる。また、本発明によれば、1つの装置におい
てピン径のサイズにかかわらず混流生産が可能になると
ともに生産タクトの短縮が可能になり、生産性向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の方法を示すブロック工程図で
ある。
【図2】本発明の実施例の工程順の断面図(その1)で
ある。
【図3】本発明の実施例の工程順の断面図(その2)で
ある。
【図4】本発明の実施例の工程順の断面図(その3)で
ある。
【図5】本発明の実施例の方法で使用するピン露光手段
の断面構成図である。
【図6】本発明の実施例の方法で使用するピン現像手段
の概略構成図である。
【図7】ピンに対する水の吹き付け状態を示す説明図で
ある。
【図8】ピンへの吹き付けパターンを示す説明図であ
る。
【図9】(a)ピン露光手段の他の例の正面図である。
(b)ピン露光手段の他の例の部分断面図である。
【図10】従来例の説明に供する部分断面図である。
【符号の説明】
1,1a 感光膜 1A,1B レジスト層 2 アパーチャグリル 3 カーボン 4 ピン露光手段 5R,5G,5B 蛍光体ストライプ 7 ピン現像手段 13 ピン P パネル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陰極線管の蛍光面形成工程においてパネ
    ル内面に反転現象で所定パターンのカーボンによる光吸
    収層を形成する際、色選別電極装着用のピンにも感光剤
    を塗布し、該ピンの感光剤を選択的に露光した後、該ピ
    ンに付着されたカーボンを反転現像で除去することを特
    徴とする陰極線管の製造方法。
  2. 【請求項2】 光ファイバーから射出した紫外線を、ピ
    ンの中心軸から所定の角度傾けてピンに照射して露光す
    ることを特徴とする請求項1記載の陰極線管の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 複数のノズルを用い、第1のノズルによ
    ってピンの中心軸方向から水を吹き付けるとともに第2
    のノズルによってピンの中心軸から所定の角度傾けて水
    を吹き付け、さらに、第1のノズルの吹き付けパターン
    をピンの中心軸に合わせるとともに第2のノズルの吹き
    付けパターンをピンの中心軸からずらして配置し、水の
    吹き付け時にピンの中心軸を中心として第1及び第2の
    ノズルを回転させることにより反転現像を行うことを特
    徴とする請求項1又は2記載の陰極線管の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744270A (en) * 1994-08-08 1998-04-28 Thomson Consumer Electronics, Inc. Coded marking on an interior surfaces of a CRT faceplate panel and method of making same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5744270A (en) * 1994-08-08 1998-04-28 Thomson Consumer Electronics, Inc. Coded marking on an interior surfaces of a CRT faceplate panel and method of making same

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