JPH0519001U - 自動車用小物入れ - Google Patents

自動車用小物入れ

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JPH0519001U
JPH0519001U JP6709591U JP6709591U JPH0519001U JP H0519001 U JPH0519001 U JP H0519001U JP 6709591 U JP6709591 U JP 6709591U JP 6709591 U JP6709591 U JP 6709591U JP H0519001 U JPH0519001 U JP H0519001U
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JP
Japan
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lid
box
hinge bracket
instrument panel
upper wall
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Withdrawn
Application number
JP6709591U
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English (en)
Inventor
伸治 西迫
Original Assignee
西川化成株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案はリッドのボックスへの組み付けが容易
でリッドを開閉状態で保持することのできる自動車用小
物入れを提供することを目的とする。 【構成】一端にリッド回動保持機構27が形成されたヒ
ンジブラケット26の他端をボックス22の上部壁22
bの下面に固定する。そして、回動軸36が一体的に形
成されたリッド32を、該回動軸36が回動保持機構2
7に回動保持されると共に、リッド32の上端部32b
がヒンジブラケット26の付勢力によりボックス22の
上部壁22b下面に当接するように取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はコインボックス等の自動車用小物入れに関し、特にその開閉構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
乗用車等のインストルメントパネルの下部にはコインボックス等の自動車用小 物入れが設けられることがある。例えば、実開昭60−8159号には、リッド の基端部がリテーナに回動自在に軸支されたリッドの取付構造が開示されている 。この公開公報記載のリッドの取付構造は、さらにリッド基端部とリテーナとの 間に弾性ストッパが介装されており、この弾性ストッパはリッドの回動に伴いリ ッドに押圧接触するようにリッド基端部に面して配設されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、コインボックス等の自動車用小物入れは構造が簡単で且つ安価に製 造できることが肝要であり、そのためには部品点数を極限まで減らした簡易構造 が望まれている。
【0004】 上述した公開公報記載のリッドの取付構造では、リッドをリテーナに回動自在 に取り付けるのにピンが必要であり、さらに特殊形状に加工された弾性体ストッ パを使用している。このようにリッドをボックスに取り付けるのに複数の部品が 必要であることから、構造が多少とも複雑なものになっているとともに、リッド のボックスへの組み付けも改良の余地のあるものであった。
【0005】 本考案はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするとろこは 、リッドのボックスへの組み付けが容易でリッドを開閉状態で保持することので きる自動車用小物入れを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
自動車のインストルマントパネルに開口を有するボックスを形成すると共に、 一端にリッド回動保持手段が形成された弾性ブラケットの他端を前記ボックスの 上部壁に固定する。そして、回動軸が形成されたリッドを、該回動軸が前記回動 保持手段に回動保持されるとともに、リッドの上端部が前記弾性ブラケットの付 勢力によりボックスの上部壁下面に当接するように取り付ける。
【0007】
【作用】
通常状態では、リッドがボックスの開口を塞いでいるが、リッド下端部を手前 に引いて開けようとすると、弾性ブラケットが撓むと共に、リッドの上端部がボ ックスの上部壁下面に沿ってスライドしながらリッドが開けられる。リッドを十 分開けた状態では、リッドは弾性ブラケットによりボックスの上部壁下面に押し 付けられるため、リッドが開いた状態で保持される。
【0008】 リッドを閉じる場合には、リッドを下方へ押してやることによりリッドの上端 部がボックスの上部壁下面に沿ってスライドしながらリッドが回動し、ボックス の開口をリッドにより閉鎖することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図5は自動車のインストルメントパネル部を示しており、インストルメントパ ネル(以下インパネと略称する)2の助手席側には通常小物を入れるための収納 ボックス(グローブボックス)4が開閉自在に設けられている。6はインパネ2 の運転席側下部に設けられた、本考案に係るコインボックス等の自動車用小物入 れであり、以下のように構成されている。
【0010】 図1を参照すると、インパネ2は上部インパネ10と下部インパネ20とから 構成されている。上部インパネ10は芯材12と表皮16との間にウレタン発泡 樹脂14を発泡させて、芯材12、ウレタン発泡樹脂14、表皮16の三者を一 体成形して構成されている。表皮16は安全性向上、肌触り、美観向上等のため に設けられている。
【0011】 これに対して、下部インパネ20は上部インパネの芯材12に相当する樹脂単 体から構成されており、小物入れ6のボックス22が下部インパネ20と一体的 に形成されている。ボックス22の手前側(図1で右側)には開口23が設けら れており、ボックス22の側壁22aの手前側上端部にはリッド32の開閉を許 容するための切欠き24が設けられている。
【0012】 26はステンレス鋼等から形成された板状ヒンジブラケットであり、ボックス 22の上部壁22bの下面にリベット28により固定され、常時後述の回動軸3 6を上方に付勢している。図2及び図3に詳細に示されているように、ヒンジブ ラケット26の先端部26aは円弧状に曲げられており、切り起こし部26bと 共にリッド32の回動保持機構27を構成する。ヒンジブラケット26の基端部 側にはリベット止めのための穴26cと、ヒンジブラケット26を位置決めする ための切欠き26dが形成されている。
【0013】 ヒンジブラケット26の切欠き26dが嵌合されてヒンジブラケット26を位 置決めする位置決めリブ30がボックス22の上部壁22b下面に一体的に形成 されている。
【0014】 32はボックス22の開口23を塞ぐリッドであり、その下端部近傍には指を かけてリッド32を開閉するための凸部32aが一体的に形成されている。図2 に最も良く示されるように、リッド32の裏側には回動軸36がリッド32と概 略平行に伸長するように、基部34を介してリッドと一体的に形成されている。
【0015】 リッド32をボックス22に組み付けるには、リッド32の回動軸36がヒン ジブラケット26の回動保持機構27に回動保持されるように、ヒンジブラケッ ト26の円弧状先端部26aに回動軸36を嵌合するだけで良い。回動軸36が 円弧状先端部26aに嵌合されると、切り起こし部26bが押さえとなり、リッ ド32の回動軸36が該回動軸36の半径方向へ回動保持機構27から容易に外 れることはない。
【0016】 また、前記回動軸36が回動保持機構27に保持された状態では、リッド32 はその開閉に関係なく、リッド32の上端部がボックス22の開口23内に位置 しているため、リッド32が回動軸36の軸方向に移動し、回動保持機構27か ら外れることはない。
【0017】 図1に示した状態からリッド32の凸部32aに指をかけてリッド32を矢印 A方向に開けると、ヒンジブラケット26が撓むと共にリッド32の上端部32 bがボックス22の上部壁22b下面を滑りながら、リッド32の回動軸36が ヒンジブラケット26の回動保持機構27中を回動し、二点鎖線で示す位置まで リッド32が開けられる。このとき、ヒンジブラケット26の先端部26aはリ ッド32の開作動初期においては二点鎖線で示す位置まで押し下げられ、その開 作動後期においては再び上方へ移動し、全開時にはヒンジブラケット26の付勢 力でリッド32がボックス22の上部壁22b下面に押し付けられて保持される 。
【0018】 リッド32を閉める場合には、リッド32の先端(図1の二点鎖線で示すリッ ド32の右端)を指で押すとヒンジブラケット26の先端部26aが下方に撓む とともにリッド32の上端部32bがボックス22の上部壁22b内面を滑りな がら、リッド32の回動軸が回動保持機構27中を回動し、図1に示した状態に リッド32を閉めることができる。
【0019】 図4はヒンジブラケットの他の実施例を示しており、図4(A)はその斜視図 、図4(B)は図4(A)のB−B線に沿う断面図である。ヒンジブラケット3 8は上方に開口した円弧状先端部38aを有しており、この円弧状先端部38a がリッド32の回動保持機構として作用する。ヒンジブラケット38にはさらに 、リベット止めのための穴38cと位置決めリブ30に嵌合する切欠き38dが 形成されている。
【0020】 この実施例のヒンジブラケット38には、リッド32の回動軸36の抜け止め のための切り起こし部が設けられていないが、円弧状先端部38aが上方に開口 し、ヒンジブラケット38の弾性力によりリッド32の回動軸36が常に上方に 付勢されているので、回動軸36が円弧状先端部38aから抜け出すことが防止 される。
【0021】 上述した実施例ではヒンジブラケット26がボックス22内の概略中央部に固 定されているが、ボックス26の外部両側に一対のヒンジブラケットを設けてリ ッドを回動保持するようにしてもよい。
【0022】
【考案の効果】
本考案の自動車用小物入れは以上詳述したように構成したので、リッドのボッ クスへの組み付けがワンタッチで非常に容易に行うことができると共に、部品数 が少なく簡単な構造であるため安価な小物入れを得ることができるという効果を 奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の断面図である。
【図2】実施例要部の一部破断分解斜視図である。
【図3】図2のA−A線に沿った断面図である。
【図4】ヒンジブラケットの他の実施例を示す図であ
る。
【図5】本考案を適用した自動車のインパネ回りの概略
図である。
【符号の説明】
2 インパネ 6 小物入れ 10 上部インパネ 20 下部インパネ 22 ボックス 26 ヒンジブラケット 27 回動保持機構 32 リッド 36 回動軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のインストルメントパネルに開口
    を有するボックスを形成し、 一端にリッド回動保持手段が形成された弾性ブラケット
    の他端を前記ボックスの上部壁に固定し、 回動軸が形成されたリッドを、該回動軸が前記回動保持
    手段に回動保持されるとともに、リッドの上端部が前記
    弾性ブラケットの付勢力により前記ボックスの上部壁下
    面に当接するように、取り付けたことを特徴とする自動
    車用小物入れ。
JP6709591U 1991-08-23 1991-08-23 自動車用小物入れ Withdrawn JPH0519001U (ja)

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JP6709591U JPH0519001U (ja) 1991-08-23 1991-08-23 自動車用小物入れ

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JPH0519001U true JPH0519001U (ja) 1993-03-09

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137689A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Inoac Corp 車両内装部材の物品ホルダ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002137689A (ja) * 2000-11-01 2002-05-14 Inoac Corp 車両内装部材の物品ホルダ
JP4526685B2 (ja) * 2000-11-01 2010-08-18 株式会社イノアックコーポレーション 車両内装部材の物品ホルダ

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19951102