JPH05188831A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05188831A
JPH05188831A JP4022086A JP2208692A JPH05188831A JP H05188831 A JPH05188831 A JP H05188831A JP 4022086 A JP4022086 A JP 4022086A JP 2208692 A JP2208692 A JP 2208692A JP H05188831 A JPH05188831 A JP H05188831A
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JP
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image
cleaning
image forming
recording material
toner
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JP4022086A
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Masahiro Inoue
雅博 井上
Nobuhiko Takekoshi
信彦 竹腰
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録材担持部材表面をトナー汚れの程度に拘
らず良好に清掃して、担持部材上に担持された記録材上
に像担持体上のトナー像の転写により高品質の画像を得
ることができ、クリーニング部材の寿命向上もできる等
の利点を有する画像形成装置を提供することである。 【構成】 搬送ベルト8の下流側に汚れ検知センサ23
を設置して、画像形成後のファーブラシ19によるベル
ト8のクリーニングを、その検知出力によりベルト8の
トナー汚れ量に応じてベルト8の回動の速度を遅くして
行なうようにした。 【効果】 ベルト8の速度を遅くしたことによりブラシ
19の清掃能力が相対的に大となるので、ベルト8表面
のトナー汚れを良好にクリーニングして、ベルト8上に
担持した記録材上にトナー像の転写により高品質の画像
を得ることができる等、所期の目的を達成することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、像担持体上にトナー像
を形成して、そのトナー像を像担持体に隣接して設けら
れた記録材担持部材上に担持して搬送される記録材上に
転写して、記録材上に画像を得る画像形成装置に関し、
特に電子写真感光体の如き像担持体上に複数の色の異な
ったトナー像を形成し、その複数色のトナー像を同一記
録材上に順次重ね合わせて転写してカラー画像を得る、
多色電子写真方式によるカラー複写装置などに好適に適
用し得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像形成部を備え、各画像
形成部でそれぞれ色の異なったトナー像を形成し、その
トナー像を同一記録材上に順次重ね合わせて転写してカ
ラー画像を得る、所謂カラー画像形成装置が種々提案さ
れているが、その中で多用されているのが多色電子写真
方式によるカラー複写装置である。
【0003】斯るカラー電子写真複写装置は、図1に示
すように、装置本体10内に、それぞれ専用の像担持
体、本例では電子写真感光ドラム1a、1b、1c及び
1dを具備した第1、第2、第3及び第4画像形成部P
a、Pb、Pc及びPdを並設してなっている。
【0004】このような画像形成装置では、先ず、第1
画像形成部Paの感光ドラム1a上に、潜像形成部2a
により原稿画像におけるブラック成分色の潜像が形成さ
れ、現像器3aのブラック現像剤で現像してブラックト
ナー像として可視化され、転写帯電器4aにてブラック
トナー像が、カセット6から引き出し搬送ベルト8によ
り担持、搬送されて来た記録材6上に転写される。
【0005】上記のようにブラックトナー像が記録材6
上に転写されている間に、第2画像形成部Pbでマゼン
タ成分色の潜像が形成され、続いて現像器3bで現像し
て得られたマゼンタトナー像が、第1画像形成部Paで
の転写が終了した記録材6上に転写される。以下、同様
な方法により第3、第4画像形成部Pc、Pdによって
イエロー色、シアン色の画像形成が行なわれ、上記と同
一の記録材6上に該イエロートナー像、シアントナー像
が記録材6の所定位置に転写され、かくして記録材6上
に4色のトナー像を重ね合わせて転写したカラー画像が
得られる。
【0006】このような画像形成プロセスが終了する
と、記録材6上の4色のトナー像は定着装置7で記録材
6上に定着され、これにより永久像とされたカラー画像
が得られる。一方、転写が終了した各感光ドラム1a、
1b、1c、1dはクリーナ5a、5b、5c、5dに
より残留トナーが除去され、引き続き行なわれる次の潜
像形成以下の画像形成に備えられる。
【0007】ところで、搬送ベルト8上には、感光ドラ
ム1a、1b、1c、1dや現像器3a、3b、3c、
3d、クリーナ5a、5b、5c、5d等の現像剤(ト
ナー)を保持、又は収納したユニット群が配置されてい
るため、斯るユニット群から飛散した不所望のトナーや
所謂カブリトナーが搬送ベルト8に付着して、搬送ベル
ト8が汚染される。
【0008】従って搬送ベルト8の表面に付着したトナ
ー等を除去する目的で、例えば搬送ベルト8の下側の軌
道上の外側に、ファーブラシ19やウエブ、ブレードを
備えたクリーニング装置14が設けられている。
【0009】従来、このファーブラシ19による搬送ベ
ルト8のクリーニングを、実際の画像形成動作に入る前
に行なう画像形成装置が知られている。しかし、この画
像形成装置では、実際の画像形成動作に入る前に行なう
クリーニングにより時間を取られ、ファーストコピータ
イムが長くなってしまう欠点を有している。
【0010】搬送ベルト8のクリーニングを画像形成終
了後に行なう画像形成装置も知られている。しかし、従
来は、正常な通常の画像形成時に搬送ベルト8に付着す
る少量のトナーをクリーニングできるようにしているた
め、ジャミングやカブリ等の異常が発生し、搬送ベルト
8上に多量のトナーが付着した場合に、クリーニングし
きれず、クリーニング不良を生じて、トナーによる記録
材の裏汚れや、搬送ベルト8の周辺部の汚染と言った問
題を引き起こす欠点があった。
【0011】そこで搬送ベルト8に付着したトナー汚れ
を検知手段で検知して、トナー汚れ量がある一定値以上
になったときに、画像形成終了まで待たずに画像形成動
作を停止して、搬送ベルト8を回し続けてクリーニング
を継続して行なうようにすることも提案さているが、こ
の方法では搬送ベルト8を多数回回転させてクリーニン
グしないと、次の画像形成に差し支えないレベルまでク
リーニングすることは難しい。このため搬送ベルト8の
多数回の回転により搬送ベルト8の寿命が縮むと共に、
搬送ベルト8の回転に伴い回転或いは動作する部材、例
えば感光ドラム、そのクリーナ、現像器、現像器内の現
像剤、定着装置等の寿命も短くなる問題が生じる。
【0012】更に画像形成中に搬送ベルト8のクリーニ
ングを行なう画像形成装置も知られている。しかし、こ
の画像形成装置でも、従来は上記と同様で、正常な通常
の画像形成時に搬送ベルト8に付着する少量のトナーを
クリーニングできるようにしているので、ジャミングや
カブリ等の異常が発生した場合に、クリーニング不良を
生じて、記録材の裏汚れ等同じ問題を生じる欠点があっ
た。
【0013】以上のような搬送ベルト8等の記録材担持
部材のクリーニング上の問題は、図3に示すように、1
つの画像形成部を備え、その画像形成部の1つの感光ド
ラム1上に複数色のトナー像を順次形成する一方、記録
材を転写ドラム80表面の記録材担持部材としての記録
材担持シート81上に担持して搬送することにより、記
録材を感光ドラムに複数回対面させて、複数色のトナー
像を記録材上に順々に重ね合わせて転写し、カラー画像
を得る態様のカラー画像形成装置においても、同様な問
題が生じる。
【0014】本例において、帯電器2で一様に帯電され
た感光ドラム1に、光学系16色分解画像毎に光像を照
射し、感光ドラム1上に潜像を形成し、イエロー現像器
3a、マゼンタ現像器3b、シアン現像器3c、ブラッ
ク現像器3dを配置した回転現像装置3の所定の現像器
により感光ドラム1上の潜像を現像し、感光ドラム1上
にトナー像が形成される。
【0015】このようにして得られた感光ドラム1上の
トナー像は、記録材カセット60から引き出されて転写
ドラム80担持上に担持された記録材上に転写される。
転写ドラム80は、シリンダの周面開口域に記録材担持
部材として誘電体からなる記録材担持シート81を円筒
状に張設してなっており、担持シート81上に記録材を
吸着、担持して搬送することにより、複数色のトナー像
を転写させるべく記録材を感光ドラム1に複数回対面さ
せるようになっている。
【0016】この転写ドラム80の周面近傍には、感光
ドラム1や現像器3a、3b、3c、3d、クリーナ5
等の現像剤(トナー)を保持、又は収納したユニット群
が配置されているため、斯るユニット群から飛散した不
所望のトナーや所謂カブリトナーが担持シート81に付
着して、担持シート81が汚染される。
【0017】従って転写ドラム80の周囲には、記録材
担持シート81の表面に付着したトナー等を除去する目
的で、同様に、ファーブラシ19やウエブ、ブレードを
備えたクリーニング装置14が設けられている。
【0018】ファーブラシ19は、感光ドラム1の回転
方向の矢印X方向と逆方向の矢印Y方向に回転させるこ
とにより、記録材担持シート81の表面をクリーニング
する。ファーブラシ19に付着したトナーは、これに当
接された掻き落とし板20によって除去される。
【0019】この担持シート81のクリーニング場合、
一連の画像形成中は記録材が担持シート81上に保持さ
れているので、画像形成開始前又は画像形成終了後、普
通は画像形成終了後に担持シート81のクリーニングが
行なわれ、トナー像が転写された記録材を転写ドラム8
0から分離した後、ファーブラシ19を担持シート81
に接触させてクリーニングするようになっている。
【0020】しかしながら、通常、記録材担持シート8
1の表面をクリーニングするファーブラシ19の清掃能
力は、記録材数枚程度の連続画像形成に対応したトナー
付着に対処できるように設定しているので、担持シート
81表面に多量のトナーの付着が発生する、例えば記録
材100枚というような多数回の連続画像形成の場合に
は、担持シート81表面のトナーをクリーニングしきれ
ず、クリーニング不良が発生して次の画像形成時にトナ
ーによる記録材の裏汚れが生じる。
【0021】記録材担持シート81表面の付着トナーを
除去するだけならば、転写ドラム80を多数回回転させ
て担持シート81のクリーニングを長時間続ければ良い
のであるが、搬送ベルト8のクリーニングのときと同
様、担持シート81自身の寿命が短くなる。又同様に、
転写ドラム80の回転と同時に回転或いは動作する部
材、例えば感光ドラム、その感光ドラムのクリーナ、現
像器、これに用いる現像剤、定着装置等の寿命も短くな
り、又担持シート81のクリーニングに時間がかかり、
次の画像形成が可能になるまでの時間が非常に遅く、使
用するのに甚だ不便である問題も生じる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
画像形成装置では、いずれも、クリーニング装置14の
ファーブラシ19等によって、搬送ベルト8や記録材担
持シート81等の記録材担持部材の表面をクリーニング
する際、担持部材表面のトナー汚れの程度に拘らずこれ
に対処して担持部材表面を良好にクリーニングできるよ
うになっておらず、担持部材上に担持した記録材上に感
光ドラム上のトナー像を転写して得られた画像に品質の
劣化を招いたり、或いはファーブラシ19等のクリーニ
ング部材の寿命が短くなる問題があった。又画像形成動
作開始前にクリーニングするタイプでは、ファーストコ
ピー時間が長くなる問題もあった。
【0023】従って本発明は、上記従来の難点を解消し
た画像形成装置を目的とするものである。即ち、本発明
の目的は、潜像の形成からトナー像の転写までの一連の
画像形成動作開始前に、清掃手段により記録材担持部材
の表面を清掃するに際し、ファーストコピー時間を長く
することなく担持部材表面を良好に清掃して、担持部材
上に担持した記録材上への像担持体上のトナー像の転写
により、容易に高品質の画像を得ることができ、クリー
ニング部材の寿命も向上することができる等の優れた利
点を有する画像形成装置を提供することである。
【0024】本発明の他の目的は、潜像の形成からトナ
ー像の転写までの一連の画像形成動作終了後に、清掃手
段により記録材担持部材の表面を清掃するに際し、担持
部材表面のトナー汚れが変化してもこれに対処して担持
部材表面を良好に清掃し、担持部材上に担持した記録材
上への像担持体上のトナー像の転写により容易に高品質
の画像を得ることができ、クリーニング部材の寿命も向
上することができる等の優れた利点を有する画像形成装
置を提供することである。
【0025】本発明の更に他の目的は、潜像の形成から
トナー像の転写までの一連の画像形成動作終了後に、清
掃手段により記録材担持部材の表面を清掃するに際し、
担持部材表面に多量のトナー汚れを引き起こすジャミン
グ等の異常状態が発生しても、これに対処して担持部材
表面を良好に清掃し、担持部材上に担持した記録材上へ
の像担持体上のトナー像の転写により容易に高品質の画
像を得ることができ、クリーニング部材の寿命も向上す
ることもできる等の優れた利点を有する画像形成装置を
提供することである。
【0026】本発明の更に他の目的は、潜像の形成から
トナー像の転写までの一連の画像形成動作の複数回の連
続動作終了後に、清掃手段により記録材担持部材の表面
を清掃するに際し、連続動作の回数に応じて変化する担
持部材表面のトナー汚れに対処して担持部材表面を良好
に清掃し、担持部材上に担持した記録材上への像担持体
上のトナー像の転写により容易に高品質の画像を得るこ
とができ、クリーニング部材の寿命も向上することがで
きる等の優れた利点を有する画像形成装置を提供するこ
とである。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
画像形成装置にて達成される。要約すれば本発明は、潜
像が形成される像担持体と、前記像担持体に隣接して設
けられた、記録材を担持して回動する記録材担持部材
と、前記像担持体上の潜像を現像して得られたトナー像
を前記担持部材上の記録材上へ転写する転写手段と、前
記潜像の形成からトナー像の転写までの一連の画像形成
動作を開始する前に、前記担持部材の表面を清掃する清
掃手段とを有する画像形成装置において、前記清掃手段
による清掃時の担持部材の回動速度を、前記画像形成動
作時よりも大に設定したことを特徴とする画像形成装置
である。
【0028】又本発明は、潜像が形成される像担持体
と、前記像担持体に隣接して設けられた、記録材を担持
して回動する記録材担持部材と、前記像担持体上の潜像
を現像して得られたトナー像を前記担持部材上の記録材
上へ転写する転写手段と、前記潜像の形成からトナー像
の転写までの一連の画像形成動作終了後に、前記担持部
材の表面を清掃する清掃手段とを有する画像形成装置に
おいて、前記担持部材表面のトナー汚れを検知する検知
手段を設けて、前記清掃手段による清掃時の担持部材の
回動速度を、前記検知手段から出力された検知出力に応
じて変化させたことを特徴とする画像形成装置である。
【0029】更に本発明は、潜像が形成される像担持体
と、前記像担持体に隣接して設けられた、記録材を担持
して回動する記録材担持部材と、前記像担持体上の潜像
を現像して得られたトナー像を前記担持部材上の記録材
上へ転写する転写手段と、前記潜像の形成からトナー像
の転写までの一連の画像形成動作中に、前記担持部材の
表面を清掃する清掃手段とを有する画像形成装置におい
て、前記担持部材表面に多量のトナー汚れを引き起こす
異常状態の発生を検知する検知手段を設けると共に、前
記異常状態発生時の担持部材の回動速度を、正常状態時
よりも大に設定したことを特徴とする画像形成装置であ
る。
【0030】更に又本発明は、潜像が形成される像担持
体と、前記像担持体に隣接して設けられた、記録材を担
持して回動する記録材担持部材と、前記像担持体上の潜
像を現像して得られたトナー像を前記担持部材上の記録
材上へ転写する転写手段と、前記潜像の形成からトナー
像の転写までの一連の画像形成動作の複数回の連続動作
終了後に、前記担持部材に接して前記担持部材の表面を
清掃する、前記担持部材に離接自在に設けられた清掃手
段とを有する画像形成装置において、前記連続動作に要
した担持部材の回動回数を測定する回動数測定器を設置
して、前記清掃手段による清掃時の担持部材の回動速度
を、前記測定器から出力された検知出力に応じて変化さ
せたことを特徴とする画像形成装置である。
【0031】
【実施例】
実施例1 図1は、本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。本実施例の画像形成装置は、カラー電子写真複
写装置に具現化した。
【0032】本実施例にて画像形成装置は、装置本体1
0内に画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdが配置され、
該画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdの下方には記録材
搬送手段が設けられ、この記録材搬送手段は、アイドラ
ローラ11、駆動ローラ12並びにこれらローラ11、
12に巻回された記録材担持部材の搬送ベルト8からな
っている。搬送ベルト8は全周長が約1600mmに形
成され、図の矢印X方向に回動される。
【0033】搬送ベルト8の上方に並設された第1、第
2、第3、第4画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdは、
感光ドラム1a、1b、1c、1dを有し、感光ドラム
1a、1b、1c、1dのそれぞれの上部左側には一次
帯電器15a、15b、15c、15dが設けられる。
又感光ドラム1a、1b、1c、1dの上方には、レー
ザビームスキャナ16a、16b、16c、16dがそ
れぞれ配設される。
【0034】これらレーザビームスキャナ16a、16
b、16c、16dは半導体レーザ、ポリゴンミラー、
fθレンズ等からなり、電気ディジタル画像信号の入力
を受け、その信号に対応して変調されたレーザビームを
帯電器15a、15b、15c、15dと現像器3a、
3b、3c、3dとの間で感光ドラム1a、1b、1
c、1dの母線方向に走査してこれらを露光するように
構成されている。
【0035】又搬送ベルト8の下側の軌道上の外側にク
リーニング装置14が設置されており、このクリーニン
グ装置14は、搬送ベルト8をクリーニングするファー
ブラシ19と、ファーブラシ19に付着したトナーをこ
れに当接して掻き落とす掻き落とし板20とを備えてな
っている。本実施例では、ファーブラシ19は、例えば
レーヨン樹脂、アクリル樹脂或いはこれら樹脂にカーボ
ン等を加えて導電化処理した樹脂を繊維にして、外径1
2mmの紙菅上に毛足6mmに埋め込んで外径30mm
に形成したもの等が、好適に使用できる。
【0036】本実施例では、上記のクリーニング装置1
4による搬送ベルト8のクリーニングは、画像形成動作
開始前に行なわれるようになっており、そのクリーニン
グの際の搬送ベルト8の回動の速度を、通常の画像形成
時のときよりも大として高速度にしたことが特徴であ
る。具体的には、画像形成時の搬送ベルト8の回動速度
が100mm/秒に対し、クリーニング時に、ファーブ
ラシ19の回転数が略1000〜3000rpmで、搬
送ベルト8の回動速度が400mm/秒に設定した。
【0037】さて、画像形成装置に画像形成作業開始信
号が入力されると、搬送ベルト8が矢印X方向に略40
0mm/秒の速度で回動を開始する。それと同時に搬送
ベルト8の下方のクリーニング装置14内のファーブラ
シ19が、図示しないモータにより矢印Y方向に回転を
始めて、搬送ベルト8の表面をクリーニングする。
【0038】本実施例では、以上のファーブラシ19に
よる搬送ベルト8のクリーニングを、搬送ベルト8が略
1回転以上回動するまで行ない、これにより前回の画像
形成時に搬送ベルト8の表面に付着した現像器からの飛
散トナーや、感光ドラムの画像形成領域外に付着のカブ
リトナーからの搬送ベルト8の表面へ転写されたトナー
等の汚れを除去した。以下、引き続いて画像形成動作が
行なわれる。
【0039】搬送ベルト8のクリーニングが終了する
と、これに続き第1画像形成部Paの感光ドラム1aが
矢印方向に回転を始め、その感光ドラム1aは帯電器1
5aにより一様な帯電を受け、レーザビームスキャナ1
6aにより原稿画像のブラック成分像に対応する画像信
号によって変調されたレーザ光が書き込まれ、感光ドラ
ム1a上に潜像が形成される。次に感光ドラム1a上の
潜像は、現像器3aのブラックトナーを有する現像剤で
現像して可視化され、感光ドラム1a上にブラックトナ
ー像が形成される。
【0040】一方、記録材カセット60内の記録材6が
ピックアップローラ9により記録材カセット60より取
り出され、カセット60と搬送ベルト6の間に設けられ
たレジストローラ13に送られる。記録材6はレジスト
ローラ13で一度停止された後、感光ドラム1a上に形
成されたトナー像とのタイミングを取って、既に矢印X
方向に略100mm/秒の速度で回転を始めている搬送
ベルト8上に、レジストローラ6により送り込まれる。
搬送ベルト8上に送り込まれた記録材6は、画像形成部
Paの転写帯電器4aにより搬送ベルト8の裏面側より
転写帯電を受けて、感光ドラム1a上のブッラクトナー
像が記録材6上に転写される。
【0041】この潜像の形成からトナー像の転写までの
一連の画像形成工程が残りの画像形成部Pb、Pc、P
dにおいても同様に行なわれ、ブラックトナー像を転写
した記録材6上にマゼンタトナー像、イエロートナー
像、シアントナー像が順々に重ね合わせて転写され、記
録材6上にカラー画像が得られる。
【0042】4色のトナー像の転写が全て終了した記録
材6は、搬送ベルト8の左端部の駆動ローラー12の略
直上で分離帯電器61によりAC除電を受けながら搬送
ベルト8より分離され、定着装置7へと送り込まれる。
定着装置7で4色のトナー像が熱により記録材6上に定
着して永久像とされた後、排出口から装置本体10外へ
と排出される。
【0043】一方、転写が終了した各感光ドラム1a、
1b、1c、1dはクリーナ5a、5b、5c、5dに
より残留トナーが除去され、引き続き行なわれる次の画
像形成に備えられる。
【0044】本実施例では、以上のように、画像形成開
始前の搬送ベルト8のクリーニングを、画像形成時の速
度100mm/秒よりも高速度の400mm/秒で搬送
ベルト8を回動しながら行なったので、周長が1600
mmの搬送ベルト8のクリーニング時間を、従来の16
00(mm)÷100(mm/秒)=16(秒)から1
600(mm)÷400(mm/秒)=4(秒)にまで
短縮できすることができ、ファーストコピータイムの減
少を達成することができた。
【0045】又何らのクリーニング不良を生じることな
く搬送ベルト8の表面を良好にクリーニングでき、ファ
ーブラシ19の寿命を向上できた。又搬送ベルト8上に
担持した記録材6にトナーによる汚れがなく、記録材6
上に得られた画像は高品質であった。
【0046】以上では、搬送ベルト8は常に感光ドラム
1a、1b、1c、1dに接する構成としたが、クリー
ニング時にこれら感光ドラム1a、1b、1c、1dか
ら搬送ベルト8を離間させるようにすると、感光ドラム
1a、1b、1c、1dの表面が傷ついたり、摩耗した
りすることが防止でき、更に好ましい結果が得られる。
【0047】又搬送ベルト8のクリーニングは画像形成
開始前に行なうようにしたが、画像形成終了後に行なっ
場合には、同様にクリーニング時の搬送ベルト8の回転
速度を画像形成時よりも高速度とすることにより、トー
タルコピータイムの減少効果を得ることができる。
【0048】実施例2 図2は、本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。本実施例では、搬送ベルト8を除電する除電
手段17、18を設けた点が、図1に示した実施例1の
画像形成装置と異なり、その他の構成は同じである。図
2において図1に付した符号と同一の符号は同一の部材
を示す。
【0049】さて、記録材を感光ドラム1a等に搬送し
て転写させるのに用いる搬送ベルト8としては、例えば
ポリウレタン樹脂、ポリカーボ樹脂、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂、ポリエチレンナレフタレート樹脂、ポ
リエーテルサルフォン樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂
等、或いはこれらの樹脂にカーボン等を混入して抵抗調
整をしたものを、厚さ50〜500μm程度の無端ベル
ト状に成型したものが好適に用いられる。
【0050】このような搬送ベルト8に記録材の良好な
吸着性及び転写性を得るには、搬送ベルト8の電気特性
としてその体積抵抗率が1013〜1015Ωcm程度とす
ることが好ましい。この程度の体積抵抗率を有すると、
搬送ベルト8の表面の電位減衰時定数は数秒以上になる
ので、連続して画像形成を行なう場合、前回の転写帯電
等の影響が出ないようにするには、或いは搬送ベルト8
に付着したトナーの静電気的な吸着力を弱めるために
は、搬送ベルト8のクリーニングに先立ってその除電を
行なうことが好ましい。
【0051】そこで、本実施例では、上述したように、
除電手段17、18を設けて搬送ベルト8を除電するよ
うにした。具体的には、搬送ベルト8の下側の軌道の駆
動ローラ12の手前位置に、搬送ベルト8を挟むように
して除電手段17、18を設置した。除電手段17、1
8としてはコロナ帯電器を用い、図示しない高電圧発生
手段により交流電圧が印加可能にした。
【0052】さて、このような構成にて、実施例1のと
きと同様に、画像形成装置への画像形成作業開始信号入
力後、搬送ベルト8が矢印X方向に約400mm/秒の
速度で回動し始めるのと同時に、除電手段17、18を
作動させる。このとき、除電手段17、18にはそれぞ
れ約12〜14kVppの逆位相の交流電圧を印加して
コロナを発生させ、搬送ベルト8を除電した。そして搬
送ベルト8が除電を受けた後ファーブラシ19により、
搬送ベルト8の表面に付着したトナーをクリーニングし
て除去させる。
【0053】搬送ベルト8が約1回転回動してその表面
がクリーニングされた後、実施例1のときと同様、引き
続き画像形成動作に入るようにさせた。この画像形成動
作時にも除電手段17、18を作動させた。このときの
除電手段17、18へ印加した逆位相の交流電圧は、1
0〜12kVの大きさとした。
【0054】以上のようにして画像形成を行なったとこ
ろ、実施例1と同様、ファーストコピータイムを減少で
き、ファーブラシ19の寿命向上ができた上、安定した
搬送ベルト8のクリーニング及び画像形成も可能になっ
た。更に除電手段17、18の出力値を搬送ベルト8の
速度に応じて切り替えることにより、除電手段17、1
8の寿命、特にそのコロナ帯電線の寿命を向上でき、又
オゾンの発生量も低下することが可能となった。
【0055】実施例3 図3は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示す
構成図である。本実施例の画像形成装置は、1つの画像
形成部を備え、その画像形成部の像担持体としての感光
ドラム1の回りにコロナ帯電器の一次帯電器2、露光光
学系16、現像装置3、転写ドラム80及びクリーナ5
が配置される。更に転写ドラム80の外側にクリーニン
グ装置14が、又転写ドラム80を挟んで除電帯電手段
17、18が設けられている。
【0056】光学系16は原稿走査部と色分解フィルタ
とからなり、帯電器2で一様に帯電された感光ドラム1
に色分解画像毎に光像を照射し、感光ドラム1上に潜像
を形成する。現像装置3は回転現像装置とされ、中心軸
の回りに4個の現像器、つまりイエロー現像器3a、マ
ゼンタ現像器3b、シアン現像器3c、ブラック現像器
3dを配置し、所定の現像器を感光ドラム1に対向した
現像位置へと回転させて感光ドラム1上の潜像を現像
し、感光ドラム1上にトナー像が形成される。
【0057】このようにして得られた感光ドラム1上の
トナー像は、記録材カセット60より搬送系及び転写ド
ラム80を介して感光ドラム1と対向した画像転写位置
に供給された記録材上に転写される。
【0058】転写ドラム80は、本例ではシリンダ、転
写帯電器4、記録材を把持するグリッパーを有し、シリ
ンダの周面開口域には記録材担持部材として誘電体から
なる記録材担持シート81が円筒状に張設されている。
【0059】更に説明すると、転写ドラム80が回転す
るに従って感光ドラム1上のトナー像は、担持シート8
1上に担持された記録材上に転写帯電器4により転写さ
れ、同時に記録材は担持シート81に吸着される。
【0060】このように記録材担持シート81に吸着、
担持して搬送される記録材上には複数色、例えば4色の
トナー像が転写され、フルカラー画像が形成される。斯
るカラー画像形成方法は当業者には周知の技術であるの
で、これ以上の説明は省略する。4色のトナー像の転写
が終了した記録材は、転写ドラム80から分離され、熱
ローラを有する定着装置7で定着した後トレイに排紙さ
れる。
【0061】上述の如く、転写ドラム80の周面開口部
には記録材を保持するための記録材担持部材、つまり誘
電体からなる記録材担持シート81が張られているが、
その転写ドラム80の周面近傍に感光ドラム1や現像器
3a、3b、3c、3d、クリーナ5等の現像剤(トナ
ー)を保持、又は収納したユニット群が配置されている
ため、斯るユニット群から飛散した不所望のトナーや所
謂カブリトナーが担持シート81に付着して、担持シー
ト81が汚染される。
【0062】従って本実施例の画像形成装置でも、記録
材担持シート81の表面に付着したトナー等を除去する
目的で、先の実施例と同様、上述した如く、転写ドラム
80の周囲に、ファーブラシ19を備えたクリーニング
装置14が設けられており、又担持シート81を挟んで
除電手段17、18が設けられている。
【0063】さて、本実施例では、先の実施例のときと
同様、画像形成作業開始信号の入力により上記した画像
形成動作に入る前に、転写ドラム80が矢印X方向に略
400mm/秒の速度で回動を開始する。これと同時に
クリーニング装置14のファーブラシ19も矢印Y方向
に回転を始め、転写ドラム80表面の記録材担持シート
81の表面をクリーニングする。ファーブラシ19に付
着したトナーは、これに当接された掻き落とし板20に
よって除去される。
【0064】以上のようにして担持シート81の表面が
クリーニングされると、引き続いて転写ドラム80が8
0mm/秒の速度で回転して、上記した画像形成動作に
入る。
【0065】本実施例でも、画像形成開始前のクリーニ
ング時の担持シート81の回転速度を画像形成時よりも
高速度にしたことにより、ファーストコピータイムの減
少ができ、又何らのクリーニング不良を生じることなく
担持シート81の表面を良好にクリーニングして、記録
材上に高品質の画像を得ることができた。
【0066】以上の実施例1〜3では、記録材担持部材
の搬送ベルト8又は担持シート81表面のクリーニング
を画像形成動作開始前に行なった場合を示したが、以下
の実施例4〜6では、画像形成動作終了後にクリーニン
グを行なう場合について示す。
【0067】実施例4 図4は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示す
構成図である。本実施例では、図2の画像形成装置にお
いて、クリーニング装置14による搬送ベルト8のクリ
ーニングを、画像形成動作の終了後に行なうようにした
ものである。
【0068】さて、本実施例では、搬送ベルト8の駆動
ローラ12の近傍に、搬送ベルト8上のトナー汚れ状況
を検出できる光学式の汚れ検知センサ23が設けられて
いる。汚れ検知センサ23を、本実施例では、図5に示
すように、光源のランプ23aとフォトダイオード等か
らなる検出部材23bとから構成した。汚れ検知センサ
23は、ランプ23aを点灯して光を搬送ベルト8の表
面上に照射し、その反射光を検出部材23bで受光する
ことにより、搬送ベルト8上のトナー付着を検知する。
本実施例で用いた現像剤中のトナー粒子は、近赤外光領
域にて高い反射率を示すものを使用しており、検出部材
23bを構成するフォトダイオード等は近赤外光の波長
領域に高い感度を有するものを使用することが好まし
い。
【0069】搬送ベルト8からの反射光を検出部材23
bで受光して得られた検出信号は、搬送ベルト8上に付
着したトナーやその他の汚れの量に応じて大きさが変化
する。本実施例においては、汚れ量がゼロのときは、搬
送ベルト8からの反射等のオフセットを考慮して略1V
の出力、汚れ量が最大のときは略4Vの出力が得られる
ように検出感度を設定した。
【0070】上記の検出部材23bから出力された検出
信号は、図6のブロック図に示すように、A/D変換部
でデジタル出力にA/D変換した後、演算制御部で図7
に示したような入力信号値対出力信号値(出力制御値)
の関係曲線に従って出力制御値を演算して求める。その
出力制御値に応じたモータ制御パルスを搬送ベルト8の
モータドライバーにより形成して、搬送ベルト8のモー
タに出力するように構成した。搬送ベルト8のモータと
しては速度変化が容易にできるパルスモータを用いた。
【0071】そして例えば汚れ量が最小であれば、検出
信号は1Vが得られ、搬送ベルトモータを制御するパル
スは1200パルス/秒が出力されることになる。この
制御パルスの印加で搬送ベルト8は200mm/秒の速
度で回転駆動され、最小のトナー汚れを搬送ベルト8が
1回転する間にクリーニングできた。又汚れ量が最大で
あれば検出信号は4Vが得られ、搬送ベルトモータの制
御パルスは120パルス/秒が出力されることになる。
この制御パルスの印加で搬送ベルト8は20mm/秒の
速度で回転駆動され、最大のトナー汚れを搬送ベルト8
が1回転する間にクリーニングできた。
【0072】以上のような構成で、トナー像の形成から
転写までの一連の画像形成動作が終了後、直ちに搬送ベ
ルト8のクリーニング工程に入り、搬送ベルト8のクリ
ーニングを行なったところ、搬送ベルト8が汚れ具合に
応じて変化した速度で回動して、搬送ベルト8のトナー
付着量の大小に拘らず搬送ベルト8の1回転の間に、搬
送ベルト8の表面を良好にクリーニングでき、何らのク
リーニング不良の発生や多大のクリーニング時間を要す
るといった問題もなくなった。
【0073】本実施例においては、搬送ベルト8の表面
のトナー汚れの程度を検出する汚れ検知センサ23とし
て、ランプ23aとフォトダイオード等の検出部材セン
サ23bとかなるものを示したが、汚れ検知センサ23
はこれに限られるものではなく、搬送ベルト8表面の汚
れ具合を検知できるものであれば、他の光学式、電気
式、磁気式等いずれのタイプのものでもよいことは言う
までもない。
【0074】又本実施例においては、汚れ量が少ない部
分での搬送ベルト8の駆動速度を、通常の画像形成時と
同じ200mm/秒に設定したが、もっと速い速度で回
転駆動させるようにすればクリーニング時間が短縮さ
れ、更に好ましいことは言うまでもない。
【0075】実施例5 図8は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例におけ
る搬送ベルト及びファーブラシの制御法を示す制御ブロ
ック図である。本実施例では、図4に示した実施例4の
画像形成装置において、汚れ検知センサ23からの検出
出力に応じて、搬送ベルト8の回動速度の他に、クリー
ニング装置14のファーブラシ19の回転数も変化させ
るようにしたことが特徴である。
【0076】さて、本実施例によれば、図4の汚れ検知
センサ23からの検出出力により汚れ量が最小であれ
ば、搬送ベルト8を200mm/秒の速度で回転駆動す
る一方、ファーブラシ19を1500rpmの回転数で
回転駆動して、搬送ベルト8をクリーニングした。汚れ
量が最大であれば、搬送ベルト8の速度を40mm/秒
とし、ファーブラシ19の回転数を1500rpmとし
て、搬送ベルト8をクリーニングした。汚れ量がこれら
の間の段階であれば、ファーブラシ19の回転数をその
段階に応じた速度とした。
【0077】本実施例では、このように構成したことに
より、ファーブラシ19の清掃能力をブラシ自身の側か
らも向上させるので、搬送ベルト8表面の汚れ量が大き
くなっても、実施例4のときよりも、搬送ベルト8の速
度を比較的低下させないで済み、従ってクリーニングに
要する時間も短縮される。
【0078】実施例6 図9は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示す
構成図である。本実施例の画像形成装置は、図3に示し
た実施例3と同様な構成であるが、実施例3のときと違
って、画像形成動作の終了後に転写ドラム80表面の記
録材担持シート81をクリーニングするようになってい
る。
【0079】本実施例においても、汚れ検知センサ23
により転写ドラム80表面の転写材担持シート81の汚
れを検出し、画像動作終了後に汚れ検知センサ23から
の検出出力により、担持シート81の汚れ量に応じて転
写ドラム80の回転速度を変化して回転し、ファーブラ
シ19による担持シート81のクリーニングを行なう。
【0080】このように構成したことにより、本実施例
においても、担持シート81の汚れ具合によらずに、常
に1回の転写ドラム80の回転で汚れをクリーニングで
きるようになり、何らのクリーニング不良の発生もな
く、多大なクリーニング時間を要することもなくなっ
た。
【0081】実施例7 図10は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。本実施例の画像形成装置は、図1に示
した実施例1と同様な構成であるが、実施例1のときと
違って、画像形成動作の終了後に搬送ベルト8のクリー
ニングをするようになっている。本実施例では、クリー
ニング装置14のファーブラシ19の回転数は、200
0rpmに設定した。
【0082】さて、装置本体10内で記録材の所謂ジャ
ミングを発生すると、搬送ベルト8の表面上に多量のト
ナー汚れを引き起こす異常状態が生じる。本実施例によ
れば、このジャミングの発生箇所を検出するために、装
置本体10内には感光ドラム1aの上流側及び感光ドラ
ム1dの下流側にそれぞれ、記録材の通過があったか否
かを検出することによりジャミングを検知する検知セン
サ50a及び50bが設けられている。
【0083】これらのセンサ50a、50bによりジャ
ミングの発生箇所が感光ドラム1aの上流の給紙部や感
光ドラム1dの下流の排紙部であると判断されたとき、
即ち感光ドラム1a、1b、1c、1d上のいずれにも
トナー像が形成されていない場合、或いは感光ドラム1
a、1b、1c、1d上に形成された全てのトナー像の
記録材6上への転写が既に完了している場合は、搬送ベ
ルト8のクリーニング、即ち画像形成動作終了後の搬送
ベルト8のクリーニングを、正常状態時(つまり通常画
像形成時)の画像形成動作終了後のクリーニングと同様
に行なう。
【0084】センサ50a、50bによりジャミングの
発生箇所が上記以外の感光ドラム1aと感光ドラム1d
の間であると判断されたとき、即ち感光ドラム1a、1
b、1c、1d上のいずれかに形成されたトナー像が記
録材6上ではなく、搬送ベルト8上に転写されて多量の
トナー付着が生じる異常状態発生時の場合には、以下の
ように搬送ベルト8のクリーニング動作を行なう。
【0085】先ず、ジャミングを起こした記録材を装置
本体10から搬送ベルト8を引き出すことにより取り除
く。次に搬送ベルト8を装置本体10にセットする。す
ると、搬送ベルト8は再び図10の矢印方向に回動され
る。一方、ファーブラシ19も搬送ベルト8が動き出す
と同時に図示しないモータにより前と同じ方向に回転さ
れる。本実施例では、この異常状態発生時の搬送ベルト
8の回動速度を、通常のクリーニング時よりも遅い20
mm/秒の速度に設定しておき、これにより異常状態発
生時のファーブラシ19の清掃能力を、間接的に正常状
態時よりも大にするようにしておく。ファーブラシ19
の回転数は、通常状態時の画像形成動作終了後のクリー
ニングと同様2000rpmであり、変更はない。
【0086】この場合、搬送ベルト8のモータとしてパ
ルスモータを用いると、モータへの印加パルスにより回
転数を変化できるので、容易且つ精度良く通常時と異常
時とで搬送ベルト8を異なる回転数で駆動できるように
なって、好ましい結果が得られる。
【0087】さて、搬送ベルト8が略1回転する間ファ
ーブラシ19の回転を続けて、搬送ベルト8の表面をク
リーニングした後停止し、次の画像形成に備える。
【0088】本実施例では、以上のように、異常状態発
生時に、搬送ベルト8の回動を遅くしてそのファーブラ
シ19による清掃能力を通常時よりも大としたことによ
り、ジャミング等が発生して正常状態時に比べ多量のト
ナーが搬送ベルト8上に付着しても、これに対処して搬
送ベルト8の表面を良好且つ迅速にクリーニングをでき
るようになった。
【0089】実施例8 本実施例では、図10に示した実施例7の画像形成装置
において、異常状態発生時に、クリーニング装置14の
ファーブラシ19によりクリーニングを受ける搬送ベル
ト8の回動速度を変化させるばかりでなく、ファーブラ
シ19の回転数をも変化させるようにしたことが特徴で
ある。
【0090】即ち、図10のジャミングセンサ50a、
50bによりジャミングの発生を検知した後、ジャミン
グを起こした記録材を搬送ベルト8を装置本体10から
引き出すことにより取り除き、次に、搬送ベルト8を再
び装置本体10にセットする。すると、搬送ベルト8は
再び矢印方向に回動されるが、この搬送ベルト8の回動
を通常よりは遅い30mm/秒の速度とし、一方、ファ
ーブラシ19の回転も通常より速い略3000rpmの
回転数にして、搬送ベルト8をクリーニングさせるよう
にした。
【0091】以上のように、本実施例では、異常状態発
生時に、搬送ベルト8の回動の速度を遅くすると共にフ
ァーブラシ19自身の回転数も速くして、ファーブラシ
19による搬送ベルト8の清掃能力を通常時よりも大と
したので、搬送ベルト8の速度を実施例7のときより速
くしても、ジャミング等の異常状態時の多量のトナー付
着に対処して、搬送ベルト8の表面を良好且つ迅速にク
リーニングをできるようになり、又クリーニング時間も
短縮できるようになった。
【0092】実施例9 図11は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。本実施例の画像形成装置は、図1に示
した実施例1と同様な構成であるが、実施例1のときと
違って、画像形成動作の終了後に転写ドラム80表面の
記録材担持シート81をクリーニングするようになって
いる。
【0093】本実施例においても、ジャミングセンサ5
0a、50bによりジャミング等の異常状態発生を検知
したときに、実施例7〜8の搬送ベルト8のときと同
様、転写ドラム80の回転速度を通常時に比べて遅くし
て、クリーニング装置14のファーブラシ19による担
持シート81の清掃能力を相対的に大にした。
【0094】これにより、本実施例においても、ジャミ
ング等の異常状態が発生して、記録材担持シート81上
に多量のトナーが付着しても、これに対処して担持シー
ト81の表面を良好且つ迅速にクリーニングできるよう
になった。
【0095】実施例10 図12は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。本実施例の画像形成装置は、図1に示
した実施例1と同様な構成であるが、実施例1のときと
違って、記録材担持シート81のクリーニングを複数回
の連続画像形成動作終了後に、つまり潜像の形成からト
ナー像の転写までの一連の画像形成動作の複数回の連続
動作終了後に、クリーニング装置14のファーブラシ1
9を担持シート81の表面に接して、その表面をクリー
ニングするようになっている。
【0096】更に本実施例によれば、トナー像の形成か
ら転写までの一連の画像形成動作が連続してどのくらい
行なわれたかを測定するために、転写ドラム80のホー
ムポジションを利用してその回転数を検知する回転数測
定器(回転数カウンター)30が転写ドラム80の内側
に設けられている。
【0097】さて、上記の測定器30により転写ドラム
80の回転数を測定して出力された測定信号は、図13
のブロック図に示すように、演算制御部で図14に示し
たような入力信号値対出力制御値の関係曲線に従って出
力制御値を演算して求め、転写ドラム80のモータドラ
イバーにより、その出力制御値に応じたモータ制御パル
スを転写ドラム80のモータに出力して、転写ドラム8
0を回転駆動するようにした。転写ドラム80のモータ
としては、速度変化が容易にできるパルスモータを用い
た。
【0098】連続画像形成動作時の転写ドラム80の回
転数が例えば10回転以下であれば、転写ドラムモータ
を制御するパルスは、1200パルス/秒が出力される
ことになる。この制御パルスの印加で転写ドラム80は
160mm/秒の速度で回転駆動され、回転数が10回
以下のトナー汚れを転写ドラム80が1回転する間にク
リーニングできた。又転写ドラム80の回転数が400
回転以上であれば、転写ドラムモーターを制御するパル
スは120パルス/秒が出力されることになる。この制
御パルスの印加で転写ドラム80は16mm/秒の速度
で回転駆動され、転写ドラム80が400回転以上のト
ナー汚れを転写ドラム80が1回転する間にクリーニン
グできた。
【0099】以上のような構成で、連続画像形成動作が
終了後、直ちに転写ドラム80のクリーニング工程に入
り、転写ドラム80表面の記録材担持シート81のクリ
ーニングを行なったところ、転写ドラム80が担持シー
ト81の汚れ具合に応じて変化した速度で回動して、担
持シート81のトナー付着量の大小に拘らず転写ドラム
80の1回転の間に、担持シート81の表面を良好にク
リーニングでき、何らのクリーニング不良の発生や多大
のクリーニング時間を要するといった問題もなくなっ
た。
【0100】実施例11 本実施例では、図12に示した実施例10の画像形成装
置において、クリーニング装置14のファーブラシ19
によりクリーニングを受ける転写ドラム80の回転速度
を変化させるばかりでなく、ファーブラシ19の回転数
をも変化させるようにしたことが特徴である。
【0101】即ち、図12の回転数測定器30により連
続画像形成動作時の転写ドラム80の回転数を検出し
て、その回転数に応じて転写ドラム80のモータを制御
する一方、その回転数に応じてファーブラシ19のモー
ターも制御するようにした。
【0102】例えば転写ドラム80の回転数が10回転
以下であれば、転写ドラム8は160mm/秒の速度で
回転駆動すると共に、ファーブラシ19は1500rp
mの回転数で回転駆動するようにした。次に転写ドラム
80の回転数が400回転以上であれば、転写ドラム8
0は32mm/秒の速度で回転駆動すると共に、ファー
ブラシ19は3000rpmの回転数で回転駆動するよ
うにした。又回転数がこの中間の段階の場合には、ファ
ーブラシ19の回転数は転写ドラム80の回転数に応じ
て段階的に変化させるようにした。
【0103】以上のように、本実施例では、回転数測定
器30により連続画像形成動作時の転写ドラム80の回
転数を測定して、その回転数に応じて記録材担持シート
81のトナー汚れが多くなったときにも、転写ドラム8
0ばかりかファーブラシ19も担持シート81の汚れ具
合に応じて変化した速度で回転するので、担持シート8
1のトナー付着量の大小に拘らず転写ドラム80の1回
転の間に、担持シート81の表面を何らのクリーニング
不良を発生することなく良好にクリーニングできた。又
ファーブラシ19自身の清掃能力も向上するので、転写
ドラム80の速度を余り遅くしなくて済み、従ってクリ
ーニングに要する時間も短縮された。
【0104】実施例12 図16は、本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。本実施例では、図12に示した実施例
11の画像形成において、クリーニング装置14のファ
ーブラシ19の代わりにクリーニングウエブ21を使用
したことが特徴である。
【0105】本実施例においても、実施例11のときと
同様、回転数測定器30により連続画像形成動作時の転
写ドラム80の回転数を測定して、連続画像形成動作終
了後に、図17の制御法のブロック図に示すように、そ
の回転数により転写ドラム80回転数を制御すると共
に、クリーニングウエブ21の巻取り量も制御するよう
にした。
【0106】そして例えば転写ドラム80の回転数が1
0回転以下であれば、転写ドラム8は160mm/秒の
速度で回転駆動すると共に、ウエブ21は転写ドラム8
0の1回転に対し略0.5mmだけ巻取るようにして、
転写ドラム80を1回転する間にその表面の記録材担持
シート81をクリーニングした。次に転写ドラム80の
回転数が400回転以上であれば、転写ドラム80は3
2mm/秒の速度で回転駆動すると共に、ウエブ21は
転写ドラム80の1回転に対し約1.0mmだけ巻取る
ようにして、転写ドラム80を1回転する間に担持シー
ト81をクリーニングした。
【0107】本実施例においても、転写ドラム80ばか
りかクリーニングウエブ21も担持シート81の汚れ具
合に応じて変化した量で巻取るので、担持シート81の
トナー付着量の大小に拘らず転写ドラム80の1回転の
間に、担持シート81の表面を何らのクリーニング不良
を発生することなく良好にクリーニングでき、又ウエブ
21自身の清掃能力も向上により、転写ドラム80の速
度を余り遅くしなくて済み、クリーニングに要する時間
も短縮された。
【0108】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、搬送ベルトや記録材担持シートからなる
記録材担持部材の表面をクリーニング手段により清掃す
るに際し、ジャミング等の異常状態が発生した等により
担持部材表面に多量のトナー汚れが生じても、これに対
処して担持部材表面を良好に清掃し、担持部材上に担持
した記録材上に感光ドラム上のトナー像を転写して、記
録材上に高品質の画像を得ることができ、クリーニング
手段のクリーニング部材の寿命も向上できる等と言った
利点も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例を示す構成図
である。
【図2】本発明の画像形成装置の他の実施例を示す構成
図である。
【図3】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示す
構成図である。
【図4】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示す
構成図である。
【図5】図4の画像形成装置に設けられた汚れ検知セン
サの構成を示す説明図である。
【図6】図5の汚れ検知センサの信号処理法を示すブロ
ック図である。
【図7】図6の信号処理法での処理により駆動出力を得
るのに使用される入力信号値対出力信号値の関係曲線を
示すグラフである。
【図8】本発明の画像形成装置の更に他の実施例におけ
る搬送ベルト及びファーブラシの制御法を示す制御ブロ
ック図である。
【図9】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示す
構成図である。
【図10】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。
【図11】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。
【図12】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。
【図13】図12の画像形成装置に設けられた汚れ検知
センサの信号処理法を示すブロック図である。
【図14】図13の信号処理法での処理により駆動出力
を得るのに使用される入力信号値対出力信号値の関係曲
線を示すグラフである。
【図15】本発明の画像形成装置の更に他の実施例にお
ける転写ドラム及びファーブラシの制御法を示す制御ブ
ロック図である。
【図16】本発明の画像形成装置の更に他の実施例を示
す構成図である。
【図17】図16の画像形成装置における転写ドラム及
びクリーニングウエブの制御法を示す制御ブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 感光ドラム 1a〜1d 感光ドラム 8 搬送ベルト 14 クリーニング装置 19 ファーブラシ 21 ウエブ 23 汚れ検知センサ 30 回転数測定器 50a、50b ジャミング検知センサ 80 転写ドラム 81 記録材担持シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00 102 15/01 L 7818−2H

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像が形成される像担持体と、前記像担
    持体に隣接して設けられた、記録材を担持して回動する
    記録材担持部材と、前記像担持体上の潜像を現像して得
    られたトナー像を前記担持部材上の記録材上へ転写する
    転写手段と、前記潜像の形成からトナー像の転写までの
    一連の画像形成動作を開始する前に、前記担持部材の表
    面を清掃する清掃手段とを有する画像形成装置におい
    て、前記清掃手段による清掃時の担持部材の回動速度
    を、前記画像形成動作時よりも大に設定したことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 潜像が形成される像担持体と、前記像担
    持体に隣接して設けられた、記録材を担持して回動する
    記録材担持部材と、前記像担持体上の潜像を現像して得
    られたトナー像を前記担持部材上の記録材上へ転写する
    転写手段と、前記潜像の形成からトナー像の転写までの
    一連の画像形成動作終了後に、前記担持部材の表面を清
    掃する清掃手段とを有する画像形成装置において、前記
    担持部材表面のトナー汚れを検知する検知手段を設け
    て、前記清掃手段による清掃時の担持部材の回動速度
    を、前記検知手段から出力された検知出力に応じて変化
    させたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 潜像が形成される像担持体と、前記像担
    持体に隣接して設けられた、記録材を担持して回動する
    記録材担持部材と、前記像担持体上の潜像を現像して得
    られたトナー像を前記担持部材上の記録材上へ転写する
    転写手段と、前記潜像の形成からトナー像の転写までの
    一連の画像形成動作終了後に、前記担持部材の表面を清
    掃する清掃手段とを有する画像形成装置において、前記
    担持部材表面に多量のトナー汚れを引き起こす異常状態
    の発生を検知する検知手段を設けると共に、前記異常状
    態発生時の担持部材の回動速度を、正常状態時よりも大
    に設定したことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 潜像が形成される像担持体と、前記像担
    持体に隣接して設けられた、記録材を担持して回動する
    記録材担持部材と、前記像担持体上の潜像を現像して得
    られたトナー像を前記担持部材上の記録材上へ転写する
    転写手段と、前記潜像の形成からトナー像の転写までの
    一連の画像形成動作の複数回の連続動作終了後に、前記
    担持部材に接して前記担持部材の表面を清掃する、前記
    担持部材に離接自在に設けられた清掃手段とを有する画
    像形成装置において、前記連続動作に要した担持部材の
    回動回数を測定する回動数測定器を設置して、前記清掃
    手段による清掃時の担持部材の回動速度を、前記測定器
    から出力された検知出力に応じて変化させたことを特徴
    とする画像形成装置。
JP4022086A 1992-01-10 1992-01-10 画像形成装置 Pending JPH05188831A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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