JPH0518733Y2 - - Google Patents

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JPH0518733Y2
JPH0518733Y2 JP6173984U JP6173984U JPH0518733Y2 JP H0518733 Y2 JPH0518733 Y2 JP H0518733Y2 JP 6173984 U JP6173984 U JP 6173984U JP 6173984 U JP6173984 U JP 6173984U JP H0518733 Y2 JPH0518733 Y2 JP H0518733Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は周囲光と後続車からの照射光との関連
において防眩ミラーの反射率を変化させる車両用
防眩ミラーの制御回路に関する。
〔従来技術〕
車両たる自動車においては、ルームミラーとし
て反射率を変化可能な防眩ミラーを用い、夜間走
行時に後続車からの照射光が与えられた場合に防
眩ミラーを非防眩状態からこれにより反射率の小
なる防眩状態に切換えることが行なわれている
が、この場合、後続車からの照射光による眩感度
は、自動車の運転車の周囲光との関連が深く、単
に後続車からの照射光を検出したら防眩ミラーを
必ず防眩状態に切換えなければならないというも
のではない。
第1図は、上記事情に対処する従来の制御回路
を示すものである。即ち、1は正電位(+V)が
与えられた直流電源端子、2,3は抵抗、4は車
両たる自動車の周囲光を検出するCdSからなる第
1の光センサ、5は後続車からの照射光を検出す
るCdSからなる第2の光センサであり、これらは
直流電源端子1とアースとの間にブリツジ接続さ
れており、抵抗2と第1の光センサ4との共通接
続点たる第1の検出端子6には周囲光の明るさに
応じた大きさの第1の検出信号として第1の検出
電圧V6が出力され、抵抗3と第2の光センサ5
との共通接続点たる第2の検出端子7には後続車
からの照射光の明るさに応じた大きさの第2の検
出信号たる第2の検出電圧V7が出力される。8
は演算部たる比較回路であり、その正(+)入力
端子は第1の検出端子6に接続され、負(−)入
力端子は第2の検出端子7に接続されている。そ
して、この比較回路8の出力端子は駆動部9の入
力端子に接続されており、該比較回路8は第1の
検出電圧V6が第2の検出電圧V7よりも大(V6
V7)となつた時にハイレベルの出力信号を出力
してこれを駆動部9に与える。10は自動車のル
ームミラーたる防眩ミラーであり、これは、周知
のように厚板ガラスの片面を斜めに研磨してプリ
ズム状にしたミラー主部を枠体に固定した構成
で、枠体を回動させることによりミラー主部から
運転車の目に反射される光の反射率を変化させ、
以て、非防眩状態及び防眩状態の切換えを行なう
ものである。そして、駆動部9は、比較回路8の
出力信号がロウレベルからハイレベルになつた時
には防眩ミラー10を非防眩状態から防眩状態に
切換え、逆に、比較回路8の出力信号がハイレベ
ルからロウレベルになつた時には防眩ミラー10
を防眩状態から非防眩状態に切換えるようになつ
ている。第4図は横軸に周囲光の明るさ及び縦軸
に後続車からの照射光の明るさをとつて示した防
眩ミラー10の非防眩及び防眩の切換感度特性で
あり、第1図に示す制御回路によれば直線的に変
化する切換感度特性la(第4図に一点鎖線で示す)
となる。この切換感度特性laから明らかように、
第1図に示す制御回路では、周囲光の明るさが増
大するに従つて非防眩状態から防眩状態に切換わ
る照射光の明るさも増大する。ところが、人間の
後続車からの照射光に対する眩しさ感は、一般的
には周囲光の明るさの大小に依存するが、周囲光
の明るさが或る一定以下に小になるとその周囲光
の明るさには依存しなくなるということが本考案
者の実験によつて判明している。従つて、第1図
に示す如き制御回路では、周囲光の明るさが減少
するに従つて非防眩状態から防眩状態に切換わる
照射光の明るさが直線的に減少するので、周囲光
の明るさが小の状態の場合には、後続車からの照
射光が運転者に対して眩しさを感じさせない小の
時でも防眩ミラーが非防眩状態から防眩状態に切
換わることにより、運転者に異和感を与える問題
がある。
第2図は上記制御回路の問題点を解決するため
の従来の制御回路であり、第1図と異なるところ
は、第1の光センサ4に並列に抵抗11を接続し
た点にある。この制御回路によれば、防眩ミラー
10の切換感度特性は第4図に破線lbで示すよう
に非直線的となり、周囲光の明るさが小の場合に
は後続車からの照射光の明るさが比較的大となら
ないと防眩ミラー10は非防眩状態から防眩状態
には切換わらない。ところが、この切換感度特性
lbから明らかなように、周囲光の明るさが比較的
大の場合には、後続車からの照射光が運転者に対
して眩しさを感じさせる程度に大であつても防眩
ミラー10は非防眩状態から防眩状態に切換えら
れず、運転者にやはり異和感を与えるという問題
がある。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、周
囲光の明るさに応じた最適状態に防眩ミラーの反
射率を制御し得て、運転者に異和感を与えること
がない車両用防眩ミラーの制御回路を提供するこ
とを目的とする。
〔考案の要約〕
本考案は、周囲光を検出する第1の光センサに
基づく信号と後続者からの照射光を検出する第2
の光センサに基づく信号とを比較演算する演算部
を設け、この演算部の出力信号に基づいて防眩ミ
ラーの反射率を変化させる駆動部を設け、そし
て、前記第1の光センサの検出に基づいて前記演
算部に入力される信号を一定の明るさの周囲光に
相当する一定基準信号値にクランプするクランプ
部を設ける構成とし、更に、周囲光が前記一定の
明るさの周囲光以上になつた時には前記第1の光
センサの検出に基づく信号を前記演算部に入力
し、周囲光が一定の明るさの周囲光以上になつた
時には前記クランプされた一定基準信号値を前記
演算部に入力するようにした構成に特徴を有し、
以て、周囲光の明るさが一定以下の小の時には防
眩ミラーの切換感度特性をフラツトにさせんとす
るものである。
〔実施例〕
以下、本考案の第1の実施例につき第3図及び
第4図に従つて説明する。
第3図は第1図と同一部分には同一符号を付し
て示す本実施例の制御回路であり、第1図と異な
るところは、演算部たる比較回路8の正(+)入
力端子は図示極性の定電圧ダイオード12を介し
てアースされ、以て、第1の検出端子6と比較回
路8の正(+)入力端子との間にクランプ部13
が設けられている点にある。
このような本実施例によれば、周囲光の明るさ
が一定以下の小になると、即ち、第1の光センサ
4の抵抗値が一定以上の大になつて第1の検出端
子6の第1の検出電圧V6が一定以上に大になら
んとすると、定電圧ダイオード12がブレークダ
ウンして該第1の検出電圧V6は一定の明るさの
周囲光に相当する一定基準信号値たる一定電圧に
クランプされるようになり、従つて、防眩ミラー
10の非防眩及び防眩状態の切換感度特性は第4
図に実線lcで示すようになり、周囲光の明るさが
一定以上の大の場合には、従来の切換感度特性la
と同様に直線的となり、周囲光の明るさが一定以
下の小の場合には、後続車からの照射光の明るさ
は変化しないフラツトとなるものである。この切
換感度特性lcから明らかなように、周囲光の明る
さが一定以下の小の場合には、後続車からの照射
光の明るさが比較的大なる一定以上の時のみ防眩
ミラー10が非防眩状態から防眩状態に切換わる
ようになり、従つて、従来の切換感度特性laとは
異なり、周囲光の明るさが小の場合に後続車から
の照射光の明るさが運転者に対して眩しさを感じ
させないような小の時にも防眩ミラー10が非防
眩状態から防眩状態に切換わるようなことはな
く、又、従来の切換感度特性lbとは異なり、周囲
光が比較的大の場合に後続車からの照射光の明る
さが運転者に対して眩しさを感じさせる程度の大
の時にも防眩ミラー10が非防眩状態から防眩状
態に切換えられないようなことはないものであ
り、斯くして、切換感度特性lcは人間の希望する
切換感度特性に一致するようになつて、運転者に
防眩ミラー10の防眩及び非防眩の動作に異和感
を与えることがなくなる。しかも、構成的には第
2図に示す従来例における抵抗11に代えて定電
圧ダイオード12を用いるだけであるので、極め
て簡単に実現し得る利点がある。
尚、上記実施例において、比較回路8にヒステ
リシス特性をもたせるようにしてもよく、又、比
較回路8と駆動部9との間に遅延回路を介在させ
るようにしてもよく、更には、昼夜の判別を行な
う昼夜判別部を設けてその昼夜判別部の出力に基
づいて昼間には比較回路8と駆動部9との間を切
るようにしてもよい。
第5図乃至第9図は本考案の第2の実施例であ
り、以下これについて説明する。
先ず、第5図及び第6図において、14及び1
5は透明な部材例えばガラス製の基板であり、こ
れらは横長な矩形状をなし、これらの間には液晶
16が封入されている。又、前方側の基板14の
裏面には略全域にわたつて透明な電極14aが添
設され、又、後方側の基板15の前面には略全域
にわたつて透明な電極15aが添設されている。
更に、基板14の前面部には偏光フイルタ17が
配設されているとともに、基板15の裏面側には
偏光フイルタ18が配設されており、これらの基
板14及び15、電極14a及び15a、液晶1
6並びに偏光フイルタ17及び18によつて電気
光学素子たるTN(ツイステツド・ネマテイツク)
タイプの液晶パネル19が構成されるものであ
る。そして、この液晶パネル19の裏面部(後方
であつてもよい)には平面鏡20が配設され、以
て、液晶パネル19と平面鏡20とによつて防眩
ミラー21が構成されている。この場合、平面鏡
20の右端部の上部には透孔20aが形成されて
いる。尚、TNタイプの液晶パネル19の代りに
GH(ゲスト・ホスト)タイプの液晶パネルを用
いる場合には、偏光フイルタ18を省略すること
ができ、この場合には、平面鏡20の代りに基板
15の裏面部に鏡面を形成してもよく若しくは電
極15aとして鏡面電極を用いるようにしてもよ
い。而して、このように構成された防眩ミラー2
1は車両たる自動車内の前方側上部にルームミラ
ーとして配設されるものであり、そして、液晶パ
ネル19の電極14a,15aには後述するよう
に電圧が印加されるようになつていて、該液晶パ
ネル19は横軸に印加される電圧及び縦軸に光透
過率をとつて示す第7図の如き特性を呈するよう
になつている。
さて、制御回路について第8図に従つて説明す
る。22は自動車の周囲光を検出するフオトダイ
オードからなる第1の光センサ、23は前記防眩
ミラー21における平面鏡20の透孔20a部分
に配設されたフオトダイオードからなる第2の光
センサ(第5図及び第6図参照)である。そし
て、これらの第1及び第2の光センサ22及び2
3は抵抗2,3とともに直流電源端子1とアース
との間にブリツジ接続されており、抵抗2と第1
の光センサ22との共通接続点は第1の検出端子
24とされ、抵抗3と第2の光センサ23との共
通接続点は第2の検出端子25とされている。2
6は演算部たる差動増幅回路であり、これは、差
動増幅器27の負(−)入力端子が抵抗28を介
して出力端子に接続され、該差動増幅器27の出
力端子が遅延回路29を形成する抵抗30及びコ
ンデンサ31を介してアースされ、抵抗30及び
コンデンサ31の共通接続点たる出力端子32が
抵抗33を介して正(+)入力端子に接続された
構成である。そして、前記第1の検出端子24は
対数アンプ34、後述するクランプ部38の図示
極性のダイオード39及び抵抗35を介して差動
増幅器27の正入力端子に接続され、第2の検出
端子25は対数アンプ36及び抵抗37を介して
差動増幅器27の負入力端子に接続されている。
而して、前記クランプ部38は、ダイオード39
のアノードがダイオード40のアノードに接続さ
れ、該ダイオード40のアノードが抵抗41を介
して直流電源端子1に接続され、前記ダイオード
40のカソードが直流電源端子1とアースとの間
に接続された可変手段たる可変抵抗42の可動子
42aに接続された構成である。43は駆動部で
あり、以下これについて述べる。即ち、44はア
ナログスイツチであり、その第1の入力端子I1
差動増幅回路26の出力端子32に接続され、第
2の入力端子I2はアースされている。この場合、
アナログスイツチ44は、制御端子Cに与えられ
る信号がハイレベルの時には第1の入力端子I1
出力端子Oに接続し、ロウレベルの時には第2の
入力端子I2を出力端子Oに接続する。45はアナ
ログスイツチであり、その入力端子Iは前記アナ
ログスイツチ44の出力端子Oに接続され、第1
の入力端子O1はオペアンプ46の正(+)入力
端子に接続されているとともに抵抗47を介して
アースされ、第2の入力端子O2はオペアンプ4
8の正(+)入力端子に接続されているとともに
抵抗49を介してアースされ、制御端子Cは発振
回路50に接続されている。この場合、アナログ
スイツチ45は、制御端子Cに与えられる発振回
路50の発振出力がハイレベルの時には入力端子
Iを第1の出力端子O1に接続し、該発振出力が
ロウレベルの時には入力端子Iを第2の出力端子
O2に接続するようになつており、又、前記発振
出力のハイレベルとロウレベルのデユーテイ比は
1対1に設定されている。更に、前記オペアンプ
46及び48はボルテージフオロアであり、夫々
の出力端子は前記液晶パネル19の電極14a及
び15aに接続されている。而して、駆動部43
は前記液晶16に交流電圧を印加するもので、そ
の交流電圧の実効電圧は前記差動増幅回路26に
おける出力端子32の出力信号たる出力電圧V32
に等しくなるように設定されている。51は昼夜
判別部52を形成するためのオペアンプであり、
その正(+)入力端子は抵抗53を介して前記ダ
イオード40のアノードに接続されているととも
に抵抗54を介して出力端子に接続されており、
負(−)入力端子は直流電源端子1とアースとの
間に接続された抵抗55及び56の共通接続点に
接続されている。57は遅延部58を形成するた
めのオペアンプであり、その正(+)入力端子は
抵抗59を介して前記オペアンプ51の出力端子
に接続されているとともにコンデンサ60を介し
てアースされており、負(−)入力端子は直流電
源端子1とアースとの間に接続された抵抗61及
び62の共通接続点に接続されており、出力端子
は前記アナログスイツチ44の制御端子Cに接続
されている。
而して、防眩ミラー21に後続車からの照射光
63が入射すると、その照射光63は液晶パネル
19を透過した後平面鏡20によつて反射される
ものであり、従つて、平面鏡20からの光の反射
量は液晶パネル19の光の透過量により左右され
る。一方、照射光63の一部は液晶パネル19を
透過した後第2の光センサ23によつて受光され
るので、第2の光センサ23には受光量に応じた
大きさの光電流が流れるようになり、従つて、第
2の検出端子25に生ずる第2の検出信号たる第
2の検出電圧V25は液晶パネル19の光の透過量
と逆比例的な関係になり、この第2の検出電圧
V25は対数アンプ36及び抵抗37を経て差動増
幅器27の負入力端子に与えられる。又、第1の
光センサ22は周囲光を受光するので、該第1の
光センサ22にも受光量に応じた大きさの光電流
が流れるようになり、従つて、第1の検出端子2
4に生ずる第1の検出信号たる第1の検出電圧
V24は周囲光の光量とは逆比例的な関係になり、
この第1の検出電圧V24は対数アンプ34、ダイ
オード39及び抵抗35を経て差動増幅器27の
正入力端子に与えられる。これにより、例えば後
続車のヘツドライトによる照射光63が防眩ミラ
ー21に入射した時には、液晶パネル19を透過
する光量は大となつて第2の光センサ23の光電
流が大となつて第2の検出電圧V25が第1の検出
電圧V24より小となる。従つて、差動増幅器27
はその第1の検出電圧V24と第2の検出電圧V25
との差に応じた正の出力信号たる出力電圧V27
出力するようになり、遅延回路29はこの出力電
圧V27を遅延させて出力端子32から出力信号た
る出力電圧V32として出力することになる。そし
て、この出力信号V32はアナログスイツチ44を
介し且つアナログスイツチ45を介してオペアン
プ46,48の正入力端子に交互に加えられるよ
うになるので、液晶パネル19の電極14a,1
5a間には出力電圧V32を実効電圧とする交流電
圧が印加されるようになり、これによつて、液晶
パネル19は光の透過率が小となるように制御さ
れる。従つて、液晶パネル19を透過する光量が
減少し、第2の光センサ23の光電流が小となつ
て第2の検出電圧V25が第1の検出電圧V24と等
しくなる平衡状態となる。これによつて、防眩ミ
ラー21は横軸に周囲光の明るさ及び縦軸に照射
光63の明るさをとつて示す第9図の切換感度特
性ld及びleのように非防眩及び防眩状態の切換え
が行なわれるものであり、その切換感度特性ld,
le間の幅が第1の検出電圧V24と第2の検出電圧
V25との大小関係による防眩状態の変化幅にな
る。一方、周囲光の明るさが一定以下に小になつ
て第1の検出電圧V24に基づく対数アンプ34の
出力電圧が可変抵抗42の可動子42aに設定さ
れているクランプ値たるクランプ電圧より大にな
ると、その一定の明るさの周囲光に相当する一定
基準信号値たるクランプ電圧が差度増幅器27の
正入力端子に与えられるようになり、従つて、切
換感度特性ld及びleは第9図実線若しくは破線で
示すようにフラツトとなる。尚、同切換感度特性
ld,leのフラツト部分の実線と破線との間の幅は
可変抵抗42を調節してクランプ電圧を変化させ
ることによる調節幅を示す。尚、昼間の場合に
は、周囲光の明るさが著しく大となつて第1の検
出電圧V24が著しく小となるので、この第1の検
出電圧V24が対数アンプ34、ダイオード39及
び抵抗53を経て与えられるオペアンプ51はロ
ウレベルの出力信号を出力するようになり、これ
によつて、オペアンプ57は所定の時間遅れをも
つてローレベルの出力信号を出力するようになつ
て、アナログスイツチ44は第2の入力端子I2
出力端子Oに接続するように切換えられる。従つ
て、防眩ミラー21は差動増幅回路26の制御は
受けないようになり、常に非防眩状態となる。
この第2の実施例によれば、周囲光を受光する
第1の光センサ22の第1の検出端子24と差動
増幅器27の正(+)入力端子との間にクランプ
部38を設けるようにしたので、前記実施例同様
の効果を得ることができるものであり、特に、ク
ランプ部38の可変抵抗24によりクランプ電圧
を変化調節するようにしたので、防眩ミラー21
の非防眩及び防眩状態の切換えにおける周囲光の
明るさに依存しなくなる一定基準信号値を個々の
人間の特性に合せることができる利点がある。
尚、本考案は上記し且つ図面に示す実施例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論であ
る。
〔考案の効果〕
本考案の車両用防眩ミラーの制御回路は以上説
明したように、周囲光の明るさが一定以下の小の
時には防眩ミラーの切換感度特性をフラツトにす
ることができ、従つて、防眩ミラーの反射率を周
囲光の明るさに応じた最適状態に制御し得て、運
転者に異和感を与えることがないという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は夫々異なる従来例を示すブ
ロツク線図であり、第3図及び第4図は本考案の
第1の実施例を示し、第3図はブロツク線図、第
4図は防眩ミラーの切換感度特性図であり、第5
図乃至第9図は本考案の第2の実施例を示し、第
5図は防眩ミラーの斜視図、第6図は同防眩ミラ
ーの部分縦断面図、第7図は液晶パネルの特性
図、第8図は制御回路の電気的構成説明図、第9
図は防眩ミラーの切換感度特性図である。 図面中、4及び5は第1及び第2の光センサ、
8は比較回路(演算部)、10は防眩ミラー、1
2は定電圧ダイオード、13はクランプ部、19
は液晶パネル、20は平面鏡、21は防眩ミラ
ー、22及び23は第1及び第2の光センサ、2
6は差動増幅回路(演算部)、38はクランプ部、
42は可変抵抗(可変手段)、43は駆動部、5
2は昼夜判別部、58は遅延部を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 反射率を変化可能な防眩ミラーと、周囲光を
    検出する第1の光センサと、後続車からの照射
    光を検出する第2の光センサと、これらの第1
    及び第2の光センサの検出に基づく信号を比較
    演算する演算部と、この演算部の出力信号に基
    づいて前記防眩ミラーの反射率を変化させる駆
    動部と、前記第1の光センサの検出に基づいて
    前記演算部に入力される信号を一定の明るさの
    周囲光に相当する一定基準信号値にクランプす
    るクランプ部とを具備してなり、周囲光が前記
    一定の明るさの周囲光以上になつた時には前記
    第1の光センサの検出に基づく信号を前記演算
    部に入力し、周囲光が一定の明るさの周囲光以
    下になつた時には前記クランプされた一定基準
    信号値を前記演算部に入力するようにしたこと
    を特徴とする車両用防眩ミラーの制御回路。 2 クランプ部はクランプ値を変化させる可変手
    段を有することを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項に記載の車両用防眩ミラーの制御
    回路。
JP6173984U 1984-04-25 1984-04-25 車両用防眩ミラ−の制御回路 Granted JPS60173922U (ja)

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