JPH0617159Y2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JPH0617159Y2
JPH0617159Y2 JP9567288U JP9567288U JPH0617159Y2 JP H0617159 Y2 JPH0617159 Y2 JP H0617159Y2 JP 9567288 U JP9567288 U JP 9567288U JP 9567288 U JP9567288 U JP 9567288U JP H0617159 Y2 JPH0617159 Y2 JP H0617159Y2
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JP
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liquid crystal
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illuminance sensor
crystal panel
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JP9567288U
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悟 広瀬
強 等々力
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車両等に搭載される表示装置の表示面の前
面に、視角制御フィルタを装着した場合、車外の明暗に
より、フィルタの透過率と、表示装置の輝度を調整する
ようにした車両用表示装置に関する。
〔従来の技術〕 本出願人が先に出願した操作性のよい車両用表示装置に
おいては、自動車の運転中は運転席からは画像が見えな
いようにするために、例えば第8図に示すように、画像
表示用のCRT1の前面に、液晶パネル2による視角制
御フィルタを設け、自動車の走行中は液晶パネル2に、
液晶駆動装置3によって電圧を印加し、運転席4の方向
への光を遮断する。しかし液晶パネル2は、助手席5や
後部席6の方向への光は、遮断しないようになっている
から、助手席5や後部席6からはCRT1の画像を見る
ことができる。また自動車の停止中は、液晶パネル2に
電圧を印加しないようにし、助手席5や後部席6から見
えることは勿論、運転席4からもCRT1が見えるよう
になっている。(実願昭62−121386号参照)。
しかして視角制御フィルタとして作動する、液晶パネル
2は、現在の液晶の性能上、運転席4側の透過率は、周
囲が明るい昼間と周囲が暗い夜間とで異り、また助手席
5側の透過率も周囲の明暗によって変化する。そこで車
幅灯ないし前照灯のオンオフを、点灯検知装置7によっ
て検知して、液晶駆動装置3に入力させ、液晶パネル2
に印加する電圧を変化させ、昼と夜とで透過率を切替え
るようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところでこのような車両用表示装置にあっては、視角制
御フィルタとして作動する液晶パネル2は、現在の液晶
の性能上、運転席4側の透過率と、助手席5側の透過率
との両者を、多様な度合の明暗の環境の、全てについて
満足できない。即ちたそがれ時や短いトンネル中など
で、車幅灯ないし前照灯が点灯しておらず、しかも周囲
が暗いときには、液晶パネルは昼モードになっているか
ら、車内が暗いためにCRT1の画面が運転席4の方か
ら透けて見えてしまう。また予め夜間のモードに設定し
ておくと、助手席側での透過率がかなり低下していて見
難く、夜液晶パネルをオンオフしたときには、画面の輝
度差が大きくなって、見る人に違和感を与えるという問
題があった。
この考案はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、周囲の明暗に拘らず、最適な視角制御フィルタと
して機能するような車両用表示装置を得ることをその目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を解決するための手段として、その
構成を、車両に搭載される表示装置と、該表示装置の前
面に配置され、電圧の印加に伴い運転者の方向の視認域
を制限する視角制御フィルタと、前記車両に設けられた
車外の照度を検出する車外照度センサと、該車外照度セ
ンサの出力に基き、前記視角制御フィルタの透過率と前
記表示装置の輝度を調整する、自動調整装置とを有する
ものとした。
〔作用〕
次に本考案の作用を説明すると、車両に搭載される表示
装置は、その前面に視角制御フィルタが配置され、該視
角制御フィルタに電圧を印加して、運転者の方向の視認
域を制限するようになっている。そして車外照度センサ
によって車外の明暗を検知し、検知された車外の明暗に
基き、自動調整装置により、前記視角制御フィルタの透
過率と、前記表示装置の輝度を調整する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す構成図で、自動車の画
像表示用のCRT11の前面には、電圧の印加に伴い運
転者の方向の視認域を制限するため、視角制御フィルタ
として液晶パネル12が設けられている。液晶パネル1
2は、走行検知装置13によってオンオフし、自動車の
走行中は運転者の方向の光を遮断する。そして自動車の
フロントガラスの近傍のダッシュボードの上には、照度
センサ14を設ける。そして照度センサ14によって検
知された、車外の明暗の情報に基づき、液晶パネル12
に印加する電圧を制御して、その透過率を変化させ、ま
たCRT11の輝度変調電圧を制御して、CRT11の
明るさを調整する、自動調整装置20を設ける。
第2図は照度センサ14の回路図で、フォトダイオード
15とその増幅回路16、フィルタ17、コンパレータ
18、照度センサリレー19とから形成されている。フ
ォトダイオード15に光が強く当るときは、誘起される
電流は大きく、増幅回路16のトランジスタの出力電圧
は大きくなり、光が弱い場合は電流も小さく、出力電圧
も小さい。この電圧はフィルタ17を通過して電圧e
となり、コンパレータ18によって基準電圧eと比較
される。夜間は電圧eがeより小さく、従ってコン
パレータ18の出力電圧eは零となり、照度センサリ
レー19は動作しない。昼は電圧eがeより大き
く、従ってコンパレータ18の出力電圧eはVccとな
り、照度センサリレー19はオンとなる。
ここでコンパレータ18の入力抵抗Rと、フィードバ
ック抵抗Rの抵抗値の関係から、センサリレー19の
オンオフに、ヒステリシスを持たせるようにし、オンの
電圧の方が、オフの電圧より大きくなるようにしてい
る。また増幅回路16の出力電圧は、フィルタ17を通
過するが、フィルタ17は積分特性を持つから、自動車
が、木もれ陽の間を通過したり、トンネルなどで、上方
からのライトの下を瞬間的に通過したりするときの、急
速な明暗変化には追随しない。即ち同レベルの入力が、
例えば約3秒間続く場合にしか作動せず、光を受けてか
ら例えば2〜3秒後に動作するようになっている。
第3図及び第4図は、自動調整装置20の回路図で、第
3図は、CRT11の輝度コントロール電圧を変化させ
るものであり、液晶パネル12の駆動信号の増幅回路2
1、その出力リレー22、リレー22の接点23があ
り、さらに照度センサリレー19の接点25があって、
それらの接点と接続する可変抵抗R11,R12,R13から
形成されている。液晶パネル駆動信号の出力リレー22
の接点23により、可変抵抗R11が短絡され、また照度
センサリレー19により、可変抵抗R12が短絡されるよ
うになっている。これによって可変抵抗R13から出力し
ている、輝度コントロール電圧の制御端子Aの電圧を可
変にしている。端子AはCRT駆動回路28に入力し
て、CRT11の輝度を制御する。
第4図は、液晶パネル12の駆動電圧を変化させるもの
であり、照度センサリレー19における、前記の接点2
5とは別の接点26と、可変抵抗R14,R15から形成さ
れている。接点26によって可変抵抗R14が短絡され、
可変抵抗R15から出力している、液晶パネル12の駆動
電圧の制御端子Bの電圧を可変にしている。端子Bは走
行検知装置13からの信号によって、液晶パネルを駆動
する液晶駆動回路29に入力し、液晶パネル12の黒化
される度合を変化させる。
第5図は昼と夜とについて、停車中と走行中における、
各要素の作動を示すが、(a)に示す照度センサ14の
出力は昼は高く夜は低い。(b)に示すCRT11の輝
度は、照度センサ14と同様に昼は高く夜は低くなって
おり、自動車が走行中の場合は、走行検知装置13が作
動するため、第3図の液晶パネル駆動信号の、出力リレ
ー22の接点23がオンとなるので、端子Aの電圧が上
昇して、輝度を向上させる。これにより助手席側の透過
光量を増し液晶パネルのオンオフしたときに画面輝度差
による違和感のない画像をみることができる。(c)に
示す液晶パネルの駆動電圧は、走行検知装置13が作動
したときに上昇するが、第4図に示すように、照度セン
サリレー19が作動しているときは、接点26によって
抵抗R14が短絡されて、端子Bの電圧が上昇し、夜間は
それだけ黒化の度合が大きくなる。(d)に示す液晶パ
ネル12の透過率は、液晶パネル駆動電圧に逆比例して
いるが、運転者側と助手席側とでは、図に示すように当
然異なるものとなる。(e)に示すフィルタ透過光輝度
は、(b)に示す輝度の光が(d)に示す透過率の液晶
パネルを通過したときの光の輝度であり、(d)と
(b)とを組合わせたもので運転者と同乗者とが、実際
に見る画像の輝度を示すものである。
第6図は本考案の他の実施例で、前記の実施例が照度セ
ンサにより、周囲の明るさを2段階で検出し、それによ
って液晶パネルとCRT輝度とを、変化させるものであ
ったのに対し、この実施例では照度センサの検出段階
を、晴天、曇天、夕方、夜の4種類とし、4段階に切換
える。そして照度センサ14からの信号と、CRT31
の輝度調整信号により、液晶パネル32通過後のCRT
31の表示輝度が、見ている人に、常に同じになるよう
にするものである。
照度センサ34のフォトダイオード35からの照度信号
と、CRT31輝度を調整する外部調整信号36とが、
A/Dコンバータ37に入力し、A/Dコンバータ37
の出力と、液晶パネル32のオンオフ信号38とが、マ
イコン40に入力する。そしてマイコン40で演算処理
されて、D/Aコンバータ41を経て、CRT輝度駆動
回路42、液晶駆動回路43に入力している。
照度センサ34の照度信号と、輝度調整信号36と、液
晶パネル32のオンオフ信号とが、マイコン38で演算
処理されるが、演算処理の内で、照度センサ34の照度
センサ信号VINが、4種類の明るさを検出したときの、
CRT輝度信号が演算される状態を、第7図に示す。照
度センサ34の照度センサ信号VINが、4種類の明るさ
を検出したときに、液晶駆動信号XOUTが、12、8、
4、1の各値を取って(S1〜S9)、それに従ってC
RT輝度信号Wが、 W=(VIN×L)+S (ここにLはCRTの輝度の基準値、Sは輝度の外部ボ
リューム信号) なる式で演算され(S10)、出力される。
他の信号も同様にマイコン40で演算されて、CRT輝
度駆動回路42、液晶駆動回路43経て、CRT輝度
と、液晶パネルの透過率が制御される。
なお本実施例は照度センサを、ダッシュボードの上に設
けるものについて述べたが、車外光を検知しうる所であ
れば、他の場所に設けてもよい。また照度センサ14
や、自動調整装置20の回路は、一例を示したもので、
これに限定されない。
〔考案の効果〕
本考案は上記のような構成と作用を有するので、車両用
画像表示装置の画面の前面に視角制御用のフィルタを装
着した場合に、周囲の環境の明るさが多様に変化した場
合にも、常に同様な画面を見ることができ、見る人に違
和感を与えることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成図、第2図は照度センサ
の回路図、第3図、第4図は液晶パネルの駆動と、CR
T輝度調整用駆動を行う自動調整装置の回路図、第5図
は各要素の駆動電圧や透過度等を示す図、第6図は他の
実施例の構成図、第7図は第6図の内マイコンの作動を
示す流れ図、第8図は従来の視角制御フィルタを装着し
た、表示装置の構成を示す図である。 11…CRT表示装置 12…液晶パネル 14…照度センサ 20…自動調整装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両に搭載される表示装置と、該表示装置
    の前面に配置され、電圧の印加に伴い運転者の方向の視
    認域を制限する視角制御フィルタと、前記車両に設けら
    れた車外の照度を検出する車外照度センサと、該車外照
    度センサの出力に基き、前記視角制御フィルタの透過率
    と前記表示装置の輝度を調整する、自動調整装置とを有
    する車両用表示装置。
JP9567288U 1988-07-21 1988-07-21 車両用表示装置 Expired - Lifetime JPH0617159Y2 (ja)

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JPH0217779U JPH0217779U (ja) 1990-02-06
JPH0617159Y2 true JPH0617159Y2 (ja) 1994-05-02

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