JPH0333545Y2 - - Google Patents

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JPH0333545Y2
JPH0333545Y2 JP1983110547U JP11054783U JPH0333545Y2 JP H0333545 Y2 JPH0333545 Y2 JP H0333545Y2 JP 1983110547 U JP1983110547 U JP 1983110547U JP 11054783 U JP11054783 U JP 11054783U JP H0333545 Y2 JPH0333545 Y2 JP H0333545Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動防眩ミラー、特に車両の前方と後
方の明るさを検出して比較することにより反射率
切換を行うようにした自動防眩ミラーの改良に関
するものである。
背景技術 この種の自動防眩ミラーは、夜間等において暗
所を走行する際に、後続車のヘツドライトなどの
光がインナーミラーで反射して運転者の眩惑感を
防止するために使用されるものである。すなわ
ち、昼間のように周囲が明るいときと夜間あるい
はトンネル内などのように周囲が暗いときとで
は、人間の眼に対する光線の眩惑感は、眼の光彩
の開き具合が変わるためその性質が大きく異な
る。このため、昼と夜とを自動的に判別して防眩
ミラーの反射率を切り換える方法として、従来は
ヘツドランプの点灯信号を利用する方法が最も効
率的であつた。しかしながら、この方法による場
合、ヘツドランプの点灯信号を利用するので、追
越し走行時におけるパツシング点灯する際や、濃
霧時においてヘツドランプを点灯した際に誤動作
を生じるという問題点があつた。
この問題点を解決するため、従来、実開昭56−
30305号公報に開示されているように、周囲光検
出センサと、後方光検出センサとを設けて、両者
の検出信号を比較回路で比較し、その比較信号に
よつて防眩ミラーの反射率を切り換えるようにし
たものが提案されている。
しかしながら、このように周囲光の明るさと、
後方光の明るさを単に比較して、周囲光の明るさ
に対する後方光の明るさが所定設定量を越えたと
き防眩ミラーの反射率を切り換えるように構成す
る場合には、実際には眩惑感を生じないのに防眩
ミラーの反射率が切り換わるおそれがある。
すなわち、本考案者等が種々の実験を行つた結
果、夜間であつても道路が街路灯などによつて照
明されているときなどのように周囲が比較的明る
い場合には、運転者の眼球の光彩が小さくなつて
おり、後続車両のハイビームなどの比較的明るい
後方光に照らされても眩しく感じないことが判明
した。
また、後方光が殆んどないような状態で、周囲
光がさらに暗い場合にも防眩ミラーの反射率を低
下させる必要がないことが判明した。
考案の目的 本考案は、以上のような考案に基づき為された
ものであり、その目的は、簡易な構成で実際に眩
惑感を与える後方光がある場合にのみ防眩ミラー
の反射率を変更して防眩効果を得るようにした自
動防眩ミラーを提供することにある。
考案の構成 前記目的を達成するために、本考案は、車両の
後方光とこの後方光以外の周囲光である前方光の
光量とを比較し、この比較結果に基づき防眩ミラ
ー駆動制御回路によつて防眩ミラーの防眩動作が
行われる自動防眩ミラーにおいて、車両前方の光
量を検出する周囲光検出器と、車両後方の光量を
検出する後方光検出器と、前記周囲光検出器及び
後方光検出器の両検出信号を比較する前後光比較
回路と、前記周囲光検出器の検出信号と所定光量
を示す第1の設定基準信号との比較又は後方光検
出器の検出信号と所定光量を示す第2の設定基準
信号との比較の少なくともいずれか一方を行う設
定値比較回路と、前記前後光比較回路からの前方
光量よりも後方光量が大きいことを示す信号及び
前記設定値比較回路からの第1の設定基準信号の
示す光量よりも周囲光検出器による検出光量が小
さいことを示す信号又は第2の設定基準信号の示
す光量よりも後方光検出器の検出光量が大きいこ
とを示す信号が供給された場合にのみ防眩ミラー
駆動制御回路に防眩動作させるための信号を供給
するゲート回路と、を含むことを特徴とする。
実施例 以下、図面に基づいて本考案の好適な実施例を
説明する。
第1図は、防眩ミラーの一例を示す断面図であ
る。防眩ミラー10は、枠体12内にミラー本体
14が配設されていると共に、その下部に受光面
を前方側に向けた周囲光検出器16及び受光面を
後方に向けた後方光検出器18が配設されてい
る。周囲光検出器16及び後方光検出器18は、
CdS素子、フオトダイオード、フオトトランジス
タ等の光電変換素子で構成され、それらの受光面
に照射される光量に応じたレベルの検出信号が出
力される。
そして、周囲光検出器16及び後方光検出器1
8の検出信号は、夫々第2図に示す駆動制御回路
20に入力される。
この駆動制御回路20の一例は、周囲光検出器
16及び後方光検出器18の夫々が検出した光量
を示す検出信号が夫々入力側に供給され、後方光
検出信号が周囲光検出信号の値によつて定まる値
より高レベルであるとき2値表示で「1」、それ
以外のとき2値表示で「0」を表わす比較信号を
出力する前後光比較回路である比較回路22と、
前記周囲光検出器16の検出信号が予め設定した
第1の設定基準信号のレベル以上であるとき2値
表示で「0」、その他のとき2値表示で「1」の
比較信号を出力する設定値比較回路24と、同様
に後方光検出器18の検出信号が予め設定した第
2の設定基準信号のレベル以上であるとき2値表
示で「1」、その他のとき2値表示で「0」の比
較信号を出力する設定値比較回路26と、前記比
較回路22の比較信号及び設定値比較回路26の
比較信号が供給されたアンドゲート回路28と、
その出力信号及び設定値比較回路24の比較信号
が供給されたアンドゲート回路30と、その出力
信号によつてそれが2値表示で「1」のときミラ
ー本体14を低反射率に変更制御する防眩ミラー
駆動制御回路32とから構成されている。
この場合、各比較回路22,24,26は、夫
夫第3図に示すように、実線図示の基準値に対し
て点線で示すヒステリシス特性を有するように構
成されている。このヒステリシス特性を持たせる
理由は、周囲光検出器16及び/又は後方光検出
器18の検出信号の基準値近傍における僅かな変
動によるチヤタリングを防止して防眩ミラーを安
定に駆動制御するためである。なお、実験的に設
定値比較回路24の設定値としては20ルツクスに
対応する値、設定値比較回路26の設定値として
は0.5ルツクスに対応する値に、各回路24,2
6のヒステリシス値としては夫々2ルツクス、
0.2ルツクスに対応する値に設定することが望ま
しい。
次に動作について説明する。なお、動作説明を
簡単にするため、各比較回路22,24,26が
ヒステリシス特性を有さざる実線図示の基準値が
設定されているものとして説明する。今、周囲光
検出器16に照射された光量が第3図のa以下で
あるものとすると、このときの後方光検出器18
に照射された光量が設定値比較回路26の基準値
となる光量c以下である場合には、この設定値比
較回路26の比較信号が常に2値表示で「0」で
あり、このため、仮りに比較回路22の比較信号
が2値表示で「1」となつてもアンドゲート回路
28の出力は「0」を保ち、したがつてアンドゲ
ート回路30の出力も「0」であり、防眩ミラー
駆動制御回路32は防眩ミラー10のミラー本体
14を高反射率状態に維持する。この状態から、
後方光検出器18に照射される光量がc以上とな
ると、設定値比較回路26の比較信号が「1」と
なり、このとき比較回路22の比較信号も当然に
「1」であるので、アンドゲート回路28の出力
が「1」となり、一方設定値比較回路24の比較
信号は「1」であるので、アンドゲート回路30
の出力が「1」となり駆動制御回路32が作動さ
れてミラー本体14が低反射率となるように切り
換えられ、防眩効果が発揮される。
また、周囲光検出器16に照射される光量がa
及び設定値比較回路24の基準値となる光量b間
の光量である場合には、後方光検出器18に照射
される光量が比較回路22の比較信号が「0」を
維持する光量である場合には、この比較信号が
「0」であることにより、アンドゲート回路28,
30の出力が共に「0」であり、このため駆動制
御回路32は、ミラー本体14を高反射率に維持
する。この状態から、後方光検出器18の照射光
量が増加して、比較回路22から「1」の比較信
号が出力されると、このときの設定値比較回路2
6の比較信号は「1」を維持するので、アンドゲ
ート回路28,30の出力が共に「1」となつて
ミラー本体14を低反射率となるように駆動制御
回路32が駆動されて防眩効果が発揮される。
さらに、周囲光検出器16への照射光量が増加
してbを越えると、これに応じて設定値比較回路
24の比較信号が「0」となり、アンドゲート回
路30の出力は「0」となるので、駆動制御回路
32はミラー本体14を高反射率に維持し、防眩
効果を発揮させることはない。したがつて、第3
図において斜線を施した領域のみ防眩効果を発揮
することになり、眩惑感が生じる必要な範囲だけ
防眩効果を得ることができる。
また、これにヒステリシス特性を加えると、第
3図において実線及び点線間の領域がヒステリシ
ス領域となり、したがつて後方光量が増加すると
きは実線位置で防眩効果を発揮し、逆に防眩効果
を発揮している状態から検出信号の値が下降する
ときは点線位置で非防眩状態に変更され、基準値
近傍でのチヤタリングを防止することができる。
同様に防眩効果を発揮している状態から周囲光
量が増加すると、後方光量がd以上である場合は
実線位置で、c及びd間である場合点線位置で夫
夫非防眩状態に夫々変更され、逆に非防眩状態か
ら周囲光量が減少すると、後方光量がd以上であ
る場合は点線位置で、c及びd間である場合実線
位置で夫々防眩状態に変更される。
なお、上記実施例においては、2つのアンドゲ
ート回路28,30を使用した場合について説明
したが、3入力アンドゲート回路を適用すれば1
つのアンドゲート回路のみで上例と同様の動作を
得ることができ、またアンドゲート回路に代えて
ノアゲート回路を適用することもできる。
さらに、上記実施例においては、周囲光検出器
16及び後方光検出器18の検出信号を夫々設定
値比較回路24,26で設定基準値と比較する場
合について説明したが、設定値比較回路24,2
6の何れか一方を省略することもできる。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、少なくとも周
囲光検出器又は後方光検出器の何れか一方の検出
信号を設定値比較回路で設定値と比較し、その比
較信号条件を付加して、更に周囲光検出器及び後
方光検出器の検出信号を前後光比較回路で比較し
た比較信号をゲートするようにしているので、実
際に防眩効果を必要とする場合のみ防眩ミラーの
反射率を変更して防眩効果を得ることができ、し
かもそのための構成が設定値比較回路とゲート回
路を設けるだけでよいので極めて簡易であるなど
の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその駆動制御回路を示すブロツク図、第3図
は周囲光量と後方光量とに基づく防眩効果領域及
び非防眩効果領域を示す図である。 10……防眩ミラー、14……ミラー本体、1
6……周囲光検出器、18……後方光検出器、2
0……駆動制御回路、22……比較回路、24,
26……設定値比較回路、28,30……アンド
ゲート回路、32……防眩ミラー駆動制御回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 車両の後方光とこの後方光以外の周囲光であ
    る前方光の光量とを比較し、この比較結果に基
    づき防眩ミラー駆動制御回路によつて防眩ミラ
    ーの防眩動作が行われる自動防眩ミラーにおい
    て、 車両前方の光量を検出する周囲光検出器と、
    車両後方の光量を検出する後方光検出器と、前
    記周囲光検出器及び後方光検出器の両検出信号
    を比較する前後光比較回路と、前記周囲光検出
    器の検出信号と所定光量を示す第1の設定基準
    信号との比較又は後方光検出器の検出信号と所
    定光量を示す第2の設定基準信号との比較の少
    なくともいずれか一方を行う設定値比較回路
    と、前記前後光比較回路からの前方光量よりも
    後方光量が大きいことを示す信号及び前記設定
    値比較回路からの第1の設定基準信号の示す光
    量よりも周囲光検出器による検出光量が小さい
    ことを示す信号又は前記第2の設定基準信号の
    示す光量よりも後方光検出器の検出光量が大き
    いことを示す信号が供給された場合にのみ防眩
    ミラー駆動制御回路に防眩動作させるための信
    号を供給するゲート回路と、を含むことを特徴
    とする自動防眩ミラー。 (2) 前記前後光比較回路及び設定値比較回路がヒ
    ステリシス特性を有することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の自動防眩ミラ
    ー。
JP11054783U 1983-07-15 1983-07-15 自動防眩ミラ− Granted JPS6018038U (ja)

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JP11054783U JPS6018038U (ja) 1983-07-15 1983-07-15 自動防眩ミラ−

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JPS6018038U JPS6018038U (ja) 1985-02-07
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920823A (ja) * 1982-04-26 1984-02-02 グンタ−・クリツプナ− 光源の眩惑作用を検出するための装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5920823A (ja) * 1982-04-26 1984-02-02 グンタ−・クリツプナ− 光源の眩惑作用を検出するための装置

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JPS6018038U (ja) 1985-02-07

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