JPS62253546A

JPS62253546A - 車両の自動ライトコントロ−ル装置

Info

Publication number: JPS62253546A
Application number: JP61096366A
Authority: JP
Inventors: Kazuo Yukitomo; 行友　一雄; Munetoshi Saijiyou; 宗敏才上; Hiroaki Ochikubo; 落久保　博明
Original assignee: Mazda Motor Corp
Current assignee: Mazda Motor Corp
Priority date: 1986-04-25
Filing date: 1986-04-25
Publication date: 1987-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、車両が走行している周囲の状態に応じて自動
的にヘッドライトのビーム状態をコントロールするよう
にした車両用自動ライトコントロール装置の改良に関す
るものである。

（従来の技術）従来より、この種の車両用ライトコントロール装置とし
て、例えば特開昭５５−１４０６２号公報等に開示され
ているように、車外の光量を検出する受光センサを備え
、その検出光量が所定のしきい値よりも低いときには自
動的に車両のヘッドライトを点灯させるようにしたもの
はよく知られている。

（発明が解決しようとする問題点）ところが、この従来もののように、光、ｔｌ？ンサによ
り検出される車外光量とぞのしきい値との比較に基づい
てヘッドライトの点消灯を制御する場合、夜間時、対向
車のヘッドライトから照射された光が光量センサに入射
されると、本来は眩惑防止のためにヘッドライトをハイ
ビーム状態からロウご−ム状態に切り換えるべき状況で
あるにも拘らず、上記検出光量のしきい値以上の増大に
より昼間時と誤判断されてヘッドライトが消灯されてし
まう虞れがある。したがって、このような問題を解決す
べく、対向車を正確に検出できるシステムの開発が望ま
れている。

本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、対向車のヘッドライトからの光と一般
の外光との受光センサへの入射光束分布が異なることに
着目し、その差異に基づいて対向車を検出する適切な手
段を講じるようにすることにより、対向車を正確に検出
して、対向車の出現に伴うヘッドライトのビーム切換制
御を確実に実行できるようにぜんとすることにある。

（問題点を解決するための手段）上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、第１
図に示すように、ヘッドライト１のビーム状態を対向車
の有無に応じて自動的に切り換えるようにした車両の自
動ライトコントロール装置として、多数の受光素子６ａ
、６ａ、・・・をマトリクス状に配置してなる受光セン
サ６を車体前部に前方に向けて設ける。さらに、該受光
センサ６の出力を受け、受光センサ６の受光素子５ａ、
５ａ。

・・・により検出された光量のコントラストに基づいて
ヘッドライト１のビーム状態を切換制御し、コントラス
トが高いときにロウビーム状態になるようにする制御手
段１２を設ける構成とする。

（作用）この構成により、本発明では、車外の光量が受光センサ
６によって検出され、例えばこの検出された光量に応じ
て制御手段１２により車両のヘッドライト１が点消灯制
御され、光量が所定のしきい値よりも少ないときにヘッ
ドライト１が点灯される。

また、上記受光センサ６は車両の前方に向けられて設け
られていて、その受光センサ６を構成する多数の受光素
子５ａ、５ａ、・・・がマトリクス状に配＠されている
ため、対向車のヘッドライトからの光が受光センサ６に
不均一に入射されたときには、受光センサ６の受光素子
５ａ、５ａ、・・・により検出される光量が部分的に増
大してそのコントラストが高くなる。そして、この光量
のコントラストの上昇を制御手段１２が判断してその制
御によりヘッドライト１が強制的にロウビーム状態に切
り換えられる。このため、対向車の出現を正確に検出で
き、ヘッドライト１のビーム切換制御を確実に行い得る
ことになる。

〈実施例）以下、本発明の実施例を第２図以下の図面に基づいて説
明する。

第２図は本発明を自動車に適用した実施例の全体構成を
示し、１は自動車の前方を照射するヘッドライトであっ
て、該ヘッドライト１は車体前方を遠くまで照らす走行
用のハイビームランプ２と、同近い範囲を照らすすれ違
い用のロウビームランプ３とからなり、これらのビーム
ランプ２．３は、該ビームランプ２，３０点灯を切り換
えるためのディマ切換リレー４と、ヘッドライト１（ビ
ームランプ２，３）の点消灯を自動的に行う点消灯制御
リレー５とを介してバッテリ電源に接続されている。尚
、上記デイマ切換リレー４は、常時はＯＦＦ位置にあっ
てロウビームランプ３を点灯させ、ＯＮ信号の入力によ
りＯＮ動作してハイビームランプ２を点灯させるように
切換作動するものである。また、点消灯制御リレー５は
、ＯＦＦ状態からＯＮ状態に切り換えられたときにヘッ
ドライト１を点灯させるものでおる。

一方、６は車外の光量を検出する受光センサであって、
該受光センサ６は、第５図に示すように基板６ｂ上に多
数の受光素子６ａ、６ａ、・・・を前方から見て縦横マ
トリクス状に配置してなるものである。そして、この受
光センサ６は、第３図および第４図に示すように、例え
ばフロントウィンドガラス７を透過する前方からの光を
入射させるよう、車室８前部のダッシュパネル９上に取
り付けた取付台１０内に前方に向けられて設置されてお
り、その前方には入射レンズ１１が配置されている。

１２は上記受光センサ６の出力を受けて上記ヘッドライ
ト１の点消灯およびそのビーム切換えを制御するための
制御手段としてのコントロールユニットである。このコ
ントロールユニット１２はタイミング発生部１３を備え
てなり、このタイミング発生部１３から走査信号が上記
受光センサ６にあける縦方向配列におる受光素子６ａ、
ｆ３ａ。

・・・にＶドライバ１４を介して、また横方向配列の受
光素子６ａ、６ａ、・・・にＨドライバ１５を介してそ
れぞれ出力される。そして、上記受光センサ６の出力は
上記タイミング発生部１３の同期信号を受けて作動する
信号処理部１６に入力されており、この信号処理部１６
において受光センサ６７’ＪＩらの検出信号が処理され
る。上記信＠処理部１６の出力は上記タイミング発生部
１３からの同期信号を受けて作動する積分回路１７およ
び微分回路１８に入力されており、この積分回路１７に
より受光センサ６に入射された平均の光量（全体の明る
さ）が、また微分回路１８により受光センサ６に対する
光量のコントラスト（明るさの差分）がそれぞれ検出さ
れる。

上記積分回路１８の出力信号は第１比較回路１９に入力
されており、受光センサ６により検出された平均光量が
所定レベル（しきい値）以上のときに第１比較回路１９
からＩ−（ｉ信号が出力される。

そして、この第１比較回路１９の出力信号は第１反転回
路２０に入力されていて、この第１反転回路２０により
第１比較回路１９の出力信号レベルが反転される。一方
、上記微分回路１Ｂの出力信号は第２比較回路２１に入
力されており、受光センサ６により検出された光量のコ
ントラストが所定レベル以上のときく受光素子６ａ、６
ａ、・・・により検出された光量にピークがおるとき）
に第２比較回路２１からＨ１信号が出力される。この第
２比較回路２１の出力信号はその信号レベルを反転させ
る第２反転回路２２に入力されている。

また、２３は、上記第１反転回路２０の出力信号がＨｉ
リレル、つまり積分回路１７の出力がＬＯリレルであっ
て、第２比較回路２１の出力信号。

がＨｉリレルでおるときに１−１ｉレベル信号を出力す
る第１ＡＮＤ回路、２４は上記第１および第２反転回路
２０．２２の双方からＨｉレベル出力信号を受けたとき
に１−（ｉレベル信号を出力する第２ＡＮＤ回路であっ
て、この両ＡＮＤ回路２３．２４の出力はＯＲ回路２５
に入力され、このＯＲ回路２５の出力はスイッチング素
子としてのトランジスタＴｒ＋を介して上記点消灯制御
リレー５に接続されており、ＡＮＤ回路２３．２４の一
方から１−１ｉレベル信号が出力されたとき、換言する
と第５図（ａ、）〜（ｄ）に示すように、第２比較回路
２１（第２反転回路２２）の出力信号レベルの如何に拘
らず、検出光量レベルが全体として低くて第１比較回路
１９の出力信号レベルがＬＯリレルで第１反転回路２０
の出力が１−（ｉレベルであるときには、トランジスタ
Ｔｒ１をＯＮ作動させて点消灯制御リレー５のＯＮ動作
によりヘッドライト１を点灯させるように構成されてい
る。

また、上記第２ＡＮＤ回路２４の出力はトランジスタＴ
ｒ２を介して上記ディマ切換リレー４に接続されており
、受光センサ６の受光素子６ａ。

ｆ３ａ、・・・により検出された光量のコントラストに
対応する微分回路１８の出力信号レベルに基づいてヘッ
ドライト１のビーム状態を切換制御し、同図（ｂ）〜（
ｅ）に示すように、コントラストが所定値よりも低くて
第２比較回路２１の出力信号がＬＯリレル（第２反転回
路２２の出力が１−１ｉレベル）のときには、トランジ
スタＴｒ２をＯＮ作勅ざぜてディマ切換リレー４のＯＮ
動作によりヘッドライト１をハイビーム状態に保持する
一方、コントラストが所定値以上のときには、対向車の
出現と見做し、トランジスタＴｒ２をＯＦＦ状態にして
ディマ切換リレー４のＯＦＦ動作によりヘッドライト１
をロウビーム状態に切り換えるように構成されている。

したがって、上記実施例においては、受光センサ６に入
射された光量の平均のレベルがコントロールユニット１
２の積分回路１７により、また該光景のコントラストが
同微分回路１８によりそれぞれ検出され、光量の平均レ
ベルが所定値以上のとぎには、昼間時等と判断されてヘ
ッドライ］〜１は消灯状態に保持される一方、所定値よ
りも低いとぎには、夜間時等と判断されて点消灯制御リ
レー５のＯＮ動作によりヘッドライト１が点灯される。

そして、上記ヘッドライト１の点灯条件下において、上
記光量のコントラストが所定レベルよりも低いとぎには
、対向車の出現状態でないと判断され、デイマ切換リレ
ー４のＯＮ動作によりヘッドライト１はハイビーム状態
に保たれる。

これに対し、対向車が出現してそのヘッドライトからの
光が受光センサ６に入力されたときには、その光は受光
センサ６のマトリクス状に配＠された多数の受光素子５
ａ、５ａ、・・・に不均一に当たるので、該受光素子５
ａ、５ａ、・・・の受ける光量が部分的に増大してその
コントラストが高くなる。

この光量のコントラストの上昇を基に対向車の出現と判
断され、ディマ切換リレー４のＯＦＦ位置への切換えに
より上記ヘッドライト１が強制的にロウビーム状態に切
り換えられる。

この場合、受光センサ６はマトリクス状に配置された多
数の受光素子５ａ、５ａ、・・・からなり、該受光素子
６ａ、５ａ、・・・間の光量のコントラストによって対
向車の出現を検出するため、対向車の検出が正確になり
、対向車のヘッドライトからの光によって自車のヘッド
ライト１が消灯されることはなく、よって自動車のビー
ム切換制御を確実に行うことができる。

なお、上記実施例では、ヘッドライト１の点消灯および
ビーム切換えを制御する制御手段としてのコントロール
ユニット１２を電気回路で構成したが、マイクロコンピ
ュータを使用することも可能である。

また、上記実施例では、自ｖＪ屯に適用した場合を示し
たが、本発明はその他の車両にも適用することができる
のはいうまでもない。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、ヘッドライトの
点消灯を制御するために車外光量を検出する受光センサ
を、多数の受光素子をマトリクス状に配置してなる受光
センサで構成し、その受光センサにより検出された光量
のコントラストが高いときに、対向車からの光が入射さ
れたと見做して、ヘッドライトをロウビーム状態に切り
換えるようにしたことにより、対向車の出現を正確に検
出してヘッドライトをロウビーム状態に切り換えること
ができ、よって車両のヘッドライトのビーム切換制御を
確実に行うことができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す構成図である。第２図ない
し第６図は本発明の実施例を示し、第２図は自動ライト
コントロール装置の全体構成図、第３図は受光センサの
取付は箇所を示す説明図、第４図は同要部の拡大図、第
５図は受光センサを前方から見た正面図、第６図はコン
トロールユニットにおける各回路の出力信号変化に伴う
ヘッドライトの点消灯状態およびビーム状態を示す説明
図である。１・・・・・・ヘッドライト、２・・・ハイご−ムラン
プ、訃・・ロウビームランプ、６・・・受光センサ、６
ａ・・・受光素子、１２・・・コントロールユニット。第５図（。）第１反転回路の出力信号（ｂ）−■ｒ（Ｃ）第２反転回路の出７７１方号（ｄ）ヘッドライト（ｅ）ピーへ第４図第６図 −１ｉ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ヘッドライトのビーム状態を対向車の有無に応じ
て自動的に切り換えるようにした車両の自動ライトコン
トロール装置であって、車体前部に前方に向けて配設さ
れ、多数の受光素子をマトリクス状に配置してなる受光
センサと、該受光センサの出力を受け、受光素子により
検出された光量のコントラストに基づいてヘッドライト
のビーム状態をコントラストが高いときにロウビーム状
態になるように切換制御する制御手段とを備えてなるこ
とを特徴とする車両の自動ライトコントロール装置。