JPS60255537A - 自動車の前照灯の自動切替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は自動車の前照灯の自動切替の誤動作をなくす
るようにした自動車の前照灯の自動切替装置に関する。

〔従来技術〕

従来自動車の前照灯には、上向きビームとすれ違いビー
ムとがあ夛、前方に対向車がある場合、眩惑を防止する
ために、運転者はレバーを操作し、すれ違いビームに切
り替える３、 この切替えＬ１運転者にとっては、頻度が多い場合、わ
ずられしさを感じさせるため、常時、すれ連込ビームで
走行するか、上向きにしたまま、切替えないで走行する
車もある。

すれ違いビームでは、ビームが遠方にとどかないため、
高速走行では、障害物の発見が遅れがちになシ、また、
上向きビームでは、対向車に眩しさを感じさせるため、
ハンドル操作を誤シ、事故をおこす可能性がある。

これに対し、第１図に示すように、車両の前方に光セン
サ１を取シ付け、車両前方の明るさを検出し、その明る
さがある値以上になると、対向車のライトで照射された
と見なしてコントロール装置２でリレ〜５を作動させ前
照灯を上向きビーム用フィラメント３からすれ違いビー
ム用フィラメント４に切り替え、スイッチＳを介してバ
ッテリＢａで照明切替を行うような装置が提案されてい
る。

このような装置は、車両の前の明るさのみを検出してい
るので、街灯の明るさで反応して、下向きビームに切り
替えたシ、対向車があってもカーブなどで、ビームの方
向がずれていたＱ１対向車が下向きの場合、ごく近くま
で接近して作動するなど不具合な点が多かった。

〔発明の概要〕

この発明はかかる欠点を改善する目的でなされたもので
、２次元イメージセンサを使用して対向車のライトのイ
メージを処理することにより、対向車のライトに誤シな
く反応して前照灯の方向を自動的に切シ替え、安全運転
上有効な自動車の前照灯の自動切替装置を提案するもの
である。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の自動車の前照灯の自動切替装置の実施
例について図面に基づき説明する。第２図はその一実施
例の構成を示す図である。この第２図において、第１図
と同一部分には同一符号を付して述べることにする。

第２図において、１０は対向車の前照灯であり、この前
照灯１０から発生された光は運転席の前方に設けられた
レンズ１１を通して２次元イメージセンサ１２に入射す
るようになっている。この２次元イメージセンサ１２の
出力はメモリデバイス１３に送出するようになっている
。メモリゾ・ぐイス１３の出力はコンピュータ１４に送
出するようになっている。コンピュータ１４の出力によ
）、リレー５のコイル５ａの付勢制御を行うようにして
いる。

リレー５は可動接点ａと二つの固定接点す、ｃを有して
おシ、可動接点ａはスイッチＳ、バッテリＢａ＆介して
アースされてｂる。固定接点すとＣとの間には上向きビ
ーム用フィラメント３とすれ違いビーム用フィラメント
４との直列回路が接続されている。この上向きビーム用
フィラメント３とすれ違いビーム用フィラメント４との
接続点はアースされている。

第３図はイメージセンサ１２の周辺部の構成をさらに詳
細に示したこの発明の全体の構成を示すブロック図であ
る。この第３図に示すように、２次元イメージセンサ１
２は縦と横の走査電極１２Ｈ。

１２Ｖを有している。

この走査電極１２Ｈ，１２Ｖにはタイミング信号制御装
置２１からタイミング信号がシフトレジスタ１２ａ　、
１２ｂを介して入力されるようになっている。このタイ
ミング信号により２次元イメージセンサ１２から、各位
置の明るさに対応する電圧がＡ／／ｉ）変換器２０に出
力するようになっている。

このＡ７．変換器２０の出力はタイミング信号指１」御
装置２１からのタイミング信号により’／Ｄ変換してメ
モリデバイス１３に転送するようになっている。

メモリデバイス１３とコンピュータ１４はデータの授受
を行うようになってい怖またコンピュータ１４にはタイ
ミング信号制御装置２１の出力が導入されるようになっ
ている。

次に以上のように構成されたこの発明の自動車の前照灯
の自動切換装置の動作について説明する。

対向車の前照灯１０から発せられた光は、運転席の前方
に設けられたセンサ１２に入る〃ユ、センサ１２はレン
ズ１１を通してその上に前照丈丁１０の像を結像する形
のものである。

２次元イメージセンサ１２は２次元を検出するものがよ
く、固体または電子管タイプの撮像管を使用−すること
ができる。

固体のセンサでは、ＭＯＳ形、ＣＣＤ形などカニあるが
、商品名でＰＳＤと呼ばれる大面積のフォトダイオード
の四辺から電極を取り出し、電流の比例配分で位置を検
出するものもある。

この２次元イメージセンサ１２からの出力はシリアルに
画像を走査する形で出力されるので、画面の起点から走
査ノ（ルスなカウントすることにより、像の位置を検出
することができる。また像の大きさ、明るさなどのデー
タを一時メモリデノぐイス１３に記憶しておき、コンピ
ュータ１４で１畝次そので一夕を読み込んで処理するこ
とによシ、対向車の前照灯による像かどうか、対向車は
遠い７５λ、近いかなどを判定して、リレー５で前照灯
を上向きビーム用フィラメント３からすれ違いビーム用
フィラメント４に切勺替える。

この２次元イメージセンサ１２は、縦と横の走査電極１
２Ｈ，１２Ｖにシフトレソスタ１２ａ、１２ｂなどをそ
れぞれ介してパルス電圧を順次移動させて印加すること
によシ、各位置の明るさに対応する電圧が出力される。

この電圧を％変換器２０でデソタル化してメモリデバイ
ス１３に順次記憶させる。メモリゾ・ぐイス１３のどの
アドレスに２次元イメージセンサ１２のどの位置に対応
する明るさが入っているかは、タイミング信号制御装置
２１から出されるパルス出力で制御され、その情報はコ
ンピュータ１４に与えられており、コンピュータ１４は
、タイミング信号制御装置２１の信号に同期してメモリ
デバイス１３からイメージ信号を読み取る。

２次元イメージセンサ１２の視野はレンズ１１の焦点距
離と２次元イメージセンサ１２の大ぎさで決まるので、
その視野を道路上の対向車が入る位置に限定するように
設置することができる。

また明るい部分の形状と、明るさを識別することができ
るため、適当な丸または角形のイメージで、しかも明る
さがある値以上のときに、近距離にある対向車の前照灯
の光であることを認識できる。このようにして遠方の街
灯の光や、周囲の明るさによる誤動作を防止することが
できる。

コンピュータ１４は対向車が接近していると判断すれば
、たとえばリレー５に出力し、前照灯を上向きビームフ
ィラメント３からすれ違いビームフィラメント４に切シ
替える。

なお、この発明は２次元イメージセンナに代えて光の位
置を検出するセンナでもよい。

〔発明の効果〕

この発明は以上説明したとおり、２次元イメージセンサ
または光点の位置を検出するセンサにより対向車の前照
灯の位置とその強度および大きさなどを検出してその検
値があらかじめ定めた範囲内にあることを検出したとき
、自軍の前照灯を上向きビーム用とすれ違いビーム用の
フィラメントを自動的に切９替えるようにしたので、運
転者は対向車があるごとに前照灯を切り替える必要はな
く、自動的にビーム切替を行うので誤動作を防止でき、
安全運転上非常に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の自動車の前照灯の自動切替装置の構成を
示す回路図、第２図はこの発明の自動車の前照灯の自動
切替装置の構成を示す回路図、第３図はこの発明の自動
車の前照灯の自動切替装置におけるセンサの周辺部を詳
細に示した２全体の構成を示すブロック図である。 ３・・・上向きビーム用フィラメント、４・・・すれ違
いビーム用フィラメント、５・・・リレー、１０・・・
対向車の前照灯、１１・・・レンズ、１２・・・２次元
イメージセンサ、１３・・・メモリデバイス、１４・・
・コンピュータ、２０・・・Ａ７ｏ変換器、２１・・・
タイミング信号制御装置、Ｓ・・・スイッチ、Ｂａ・・
・バッテリ。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄 第１図 第２図 ０ 〒−〜日ａ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 対向車の前照灯の光点の位置を検出するセンサ、このセ
   ンサで検出された光点の大きさと強度があらかじめ定め
   た範囲であるか否かを判断して自軍の前照灯の上向きビ
   ームとすれ違いビームとを自動的に切替制御する手段を
   備えてなる自動車の前照灯の自動切替装置。