JPH0518209Y2 - - Google Patents

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JPH0518209Y2
JPH0518209Y2 JP11276188U JP11276188U JPH0518209Y2 JP H0518209 Y2 JPH0518209 Y2 JP H0518209Y2 JP 11276188 U JP11276188 U JP 11276188U JP 11276188 U JP11276188 U JP 11276188U JP H0518209 Y2 JPH0518209 Y2 JP H0518209Y2
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drive circuit
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はインナーミラーおよびドアミラーに内
蔵されたECDまたは結晶等よりなるオプトエレ
クトロニツク素子を駆動して反射率を自動的に調
整する自動防眩ミラーシステムに係り、特に手動
により適宜該システムの防眩状態を変更する場合
のシステムに関する。
[従来の技術] 夜間走行中、追従車よりの後方光を自動車のイ
ンナーミラーおよびドアミラーが受けて、その反
射光により運転者が眩惑することがある。この眩
惑防止のためECDまたは結晶等のオプトエレク
トロニツク素子を内蔵させ、該素子に印加する電
圧を制御する駆動回路を用いて電気的に着色防眩
する方法が種々提案され、自動者用の自動防眩ミ
ラーシステムとしてコントローラによつてインナ
ーミラーと左右ドアミラーの3個を同時に自動制
御する方法も考案されている。例えば実開昭62−
143542号公報に見るように前記素子を内蔵したイ
ンサイドミラー(インナーミラー)及びアウトサ
イドミラー(ドアミラー)とを電気的に接続して
共通に設けた駆動回路を光センサにより一律的に
制御する自動者用防眩ミラーが知られている。
また最近は、周囲光の光レベルを勘案した中で
後方光の光レベルを検出し、インナーミラー及び
ドアミラーにそれぞれ別個に、または共通に設け
られた駆動回路に自動着消色信号を出力してイン
ナーミラーと左右ドアミラーとを自動防眩する方
法も提案されている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のようにドアミラーもインナーミラー同様
に防眩化し、一つのシステムとして一元化した場
合、前記自動着消色信号に併せて手動着消色信号
を付与する手動着消色の操作手段も併設されてい
るのが普通である。
上記の場合、ドアミラーが手動着色による防眩
状態、すなわち低反射率の状態のときに車両のお
かれた環境が運転の都合上防眩を必要としない環
境に急変したとき(例えば、左折時や路肩に駐車
する場合)には、後方視認性の低下を招き、運転
上の安全を確保しがたい場合も起り得るわけであ
る。
本考案は車両用の防眩システムに安全に機能す
る手動用着消色機構を織り込んだ自動防眩ミラー
システムの提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案の第1は、少
なくとも車両後方光の光レベルの検出回路により
自動着消色信号をインナーミラーとドアミラーと
にそれぞれ別個に設けた駆動回路に出力し、該回
路の作動によりオプトエレクトロニツク素子に着
消色用駆動電圧を印加して、該素子を内蔵するイ
ンナーミラーとドアミラーとを自動的に着消色さ
せる車両用自動防眩ミラーシステムにおいて、 前記自動着消色信号をそれぞれの駆動回路に出
力して防眩または、非防眩の状態にする第1のモ
ードと、それぞれの駆動回路に消色信号を出力し
て非防眩状態にする第2のモードと、ドアミラー
の駆動回路に消色信号を出力して非防眩状態にす
るとともに、インナーミラーの駆動回路に着色信
号を出力して防眩状態にする第3のモードとを備
え、 前記第1、第2、第3の各モードの別を切換え
る信号切換手段を有することを特徴とするもので
ある。
また、本考案の第2は、インナーミラーとドア
ミラーについて共通の駆動回路により両ミラーを
着消色させる自動防眩ミラーシステムとした場合
に適用するものであつて、 インナーミラーとドアミラーとを同時に前記自
動着消色信号を前記駆動回路に出力して防眩また
は、非防眩の状態にする第1のモードと、前記駆
動回路に消色信号を出力して非防眩状態にする第
2のモードと、インナーミラーを消色して防眩状
態にすると共にドアミラーを着色して非防眩状態
にする第3のモードを備え、 前記第1、第2、第3の各モードの別を切換え
る信号切換手段と、 第3のモード選定時には、ドアミラーに内蔵の
オプトエレクトロニツク素子を前記駆動回路出力
端より切離して該素子の電極間を短絡する出力制
御回路とを、有することを特徴とするものであ
る。
[作用] 駆動回路がインナーミラーとドアミラーとにそ
れぞれ別個に設けてある場合は、信号切換手段に
より自動の着消色時(第1のモード)および手動
着消色時(第2のモード)にはインナーミラーと
ドアミラーは同時に着消色するが、手動着色時
(第3のモード)にはインナーミラーのみ着色し
ドアミラーは消色する。
またインナーミラーとドアミラーとに共通の駆
動回路を設けた場合は、手動着色(第3のモー
ド)には信号切換手段により出力制御回路を作動
させてドアミラーのオプトエレクトロニツク素子
を駆動回路の出力側より切離し、前記素子の両電
極を短絡消色させ、自動着色時のみドアミラーを
着色させる。
[実施例] 実施例につき図面を参照して説明する。
第1A図は本考案の自動防眩ミラーシステムの
概要を示すブロツク図、第2A図は同じく変形実
施例の概要を示すブロツク図である。
第1の考案の主要部は第1A図に示すように安
定化電源2、駆動電源回路3、検出回路10、イ
ンナーミラー駆動回路20a、ドアミラー駆動回
路20b、信号切換手段(信号切換回路)40お
よびインナーミラーとドアミラーに内蔵されたオ
プトエレクトロニツク素子4,5とよりなる。
安定化電源2は本システムの供給電源で、駆動
電源回路3はオプトエレクトロニツク素子に所定
電圧を印加して着色または消色させる駆動用電源
回路である。
検出回路10は光センサと着消色判別回路とよ
りなり、光センサにより車両後方光の光レベルを
検出し、着消色判別回路において基準値と比較し
て着消色信号を出力する。すなわち、インナーミ
ラー近傍の光センサにより検出される後方光はそ
の明るさが増すと該センサの出力電力は下降する
が、該電圧を着消色判別回路において基準値と比
較して着色信号(負の論理値「L」を出力し、後
方光が暗くなれば消色信号(正の論理値「H」)
を自動的に出力する。なお、後述の第3図に示す
ように後方光センサと周囲光センサとを併設し、
周囲の明るさに対応して着消色信号を自動的に出
力する場合もある。
駆動回路はインナーミラー駆動回路20aとド
アミラー駆動回路20bとよりなり、各駆動回路
はそれぞれ着消色タイマ回路とスイツチング回路
とよりなる。着消色タイマ回路は前記着色信号
「L」により作動して着色用パルスを出力するタ
イマとゲートよりなる着色タイマ回路と、消色信
号「H」により作動し消色用パルスを出力するタ
イマとゲートとよりなる消色タイマ回路よりな
る。またスイツチング回路は、前記着消色タイマ
回路の「L」出力により作動して駆動電源回路3
より所定駆動電圧をオプトエレクトロニツク素子
に印加して着消色させるトランジスタ群よりな
る。
信号切換回路40は複数回路にそれぞれ併設さ
れた切換用3接点に入力する信号(正負何れかの
論理値)を連動して切換作動させる少なくとも2
以上の複数回路の3接点切換スイツチよりなり、
検出回路10より入力する自動の着消色信号を同
時にインナーミラーとドアミラーの駆動回路20
a,20bに入力させる(第1のモード)か、又
は前記両駆動回路20a,20bに手動消色信号
「H」を同時に入力させる(第2のモード)か、
或いはインナーミラー駆動回路20aに手動着色
信号「L」を、ドアミラー駆動回路20bに手動
消色信号「H」を同時に入力させる(第3のモー
ド)ようにしてある。
第1B図および第1C図は、第1A図における
信号切換回路40の変形を示す。第1B図はイン
ナーミラー側切換回路中のニユートラル端子を着
色信号側AUTO端子に結合したものであり、第
1C図はドアミラー側切換回路の入力側にターン
SWを設けた場合を示すものである。
第3図は第1A図を具体的に示す回路図であ
る。図に示すように検出回路10には後方光セン
サ11と周囲光センサ12とが設けてあり、着消
色判別回路13は周囲光センサ12の出力を抵抗
で分圧して基準電圧とし入力させ、後方光の変化
に対応して着消色信号を出力し、かつ昼夜判別回
路14により周囲光の明るさにより昼夜を判別し
て周囲光がある明るさ以上の時は強制消色させる
信号をゲート15の一方の入力端へ入力し、前記
着消色信号に強制消色帯域を付与させた自動着消
色信号(着色時「L」)をゲート15より出力す
るようにしてある。
駆動回路20a(駆動回路20bも同様である
ので該回路の説明は省略する。)はタイマ回路と
ゲート群とよりなる着消色タイマ回路と、トラン
ジスタ群とよりなるスイツチング回路とよりな
る。すなわち、ゲート21に着色信号「L」が入
力した時は、タイマ22a、ゲート22より着色
用パルス「L」をスイツチング回路のトランジス
タ25のベースに入力させ、トランジスタ26,
27,28,29をON状態にしてオプトエレク
トロニツク素子であるECD4の端子L2に駆動電
源回路3の着色用の駆動電圧を印加して着色させ
る。そのときECD4の端子L1は、トランジスタ
29を介してアースされている。
またゲート21に消色信号「H」が入力したと
きは、タイマ24a、ゲート24より消色パルス
「L」をスイツチング回路のトランジスタ30の
ベースに入力させ、トランジスタ31,32,3
3,34をON状態にして前記ECD4の端子L1
消色用駆動電圧を印加して消色させる。そのとき
ECD4の端子L2はトランジスタ34を介してア
ースされている。
なお、本回路の場合にば発進回路23により、
前記着色時に一定時間の着色用駆動電圧印加後は
断続的に着色維持用の駆動電圧をECD4に印加
して着色状態を維持するようにしてある。
信号切換回路40は接点群41,43,45を
持つインナーミラー切換回路40bと、接点群4
2,44,46を持つドアミラー切換回路40b
と、接点群47,48,49を持つ表示回路40
cとよりなる3回路3接点切換スイツチで、接点
41,42,47及び43,44,48及び4
5,46,49はそれぞれ連動して同時に切換え
られるようにしてある。
インナーミラー切換回路40aの出力端はイン
ナーミラー駆動回路20aのゲート21の入力端
に接続され、接点41は検出回路10のゲート1
5の出力端に、また接点43は手動着色入力端子
としてアース側に、また接点45は手動消色入力
端としてVccに接続されている。
ドアミラー切換回路40bの出力端はドアミラ
ー駆動回路20bのゲート35の入力端に接続さ
れ、接点42は検出回路10のゲート15の出力
端に、また接点44,46は手動消色入力端子と
してVccに接続されている。
表示回路40cの接点47,48,49はそれ
ぞれ抵抗と発光ダイオードよりなる表示素子に接
続されており、それぞれがスイツチの切換に運動
してVccに接続され、切換の状況、例えばオート
(接点47がON)、手動による着色(接点48が
ON)、手動による消色(接点49がON)につい
てそれぞれ発光表示するようにしてある。
上記構成であるので、使用に際しては信号切換
回路40の接点47を作動状態に置けば検出回路
10よりの自動着消色信号は、切換スイツチのイ
ンナーミラー切換回路40aおよびドアミラー切
換回路40cの接点41,42を介してそれぞれ
インナーミラー駆動回路20a、ドアミラー駆動
回路20bのゲート21,35に入力する。かく
してインナーミラー及びドアミラーに内蔵された
ECDはそれぞれ自動に着消色して防眩または非
防眩の状態におかれる。
次にインナーミラーを手動で着色させるべく、
接点48を作動状態に置くとインナーミラー駆動
回路20aのゲート21には、接点43を介して
手動着色信号「L」が入力され、ドアミラー駆動
回路20bのゲート35には接点44を介して手
動消色信号「H」が入力される。その結果インナ
ーミラーのみは手動により随意着色されて防眩状
態になるが、ドアミラーは消色されて非防眩状態
におかれる。
更にインナーミラーを手動で消色させるべく接
点49を手動状態に置けば、インナーミラー、ド
アミラーともに接点45,46を介して手動消色
信号「H」が入力され消色されて非防眩状態にお
かれる。
次に第2A図に示す変形実施例(第2の考案)
につき説明する。第2A図に示すように、この場
合は安定化電源回路2、駆動電源回路3およびイ
ンナーミラーとドアミラーとにそれぞれ内蔵され
るオプトエレクトロニツク素子4,5と該素子
4,5を駆動させる共通の駆動回路20と、検出
回路10と、信号切換手段(信号切換回路)60
と、出力制御回路50とよりなる。
信号切換回路60はミラー駆動切換回路と出力
制御切換回路とよりなる少なくとも2以上の複数
回路の3接点切換スイツチである。ミラー駆動切
換回路は、前記駆動回路20の入力端に検出回路
10の自動着消色信号または手動の着色信号
「L」または手動の消色信号「H」が前記切換の
スイツチの操作により切換入力されるようにして
あり、出力制御切換回路は手動着色信号入力時に
出力制御回路50に操作信号「H」を連動して入
力させるようにしてある。
第2B図および第2C図は、第2A図における
信号切換回路60の変形を示す。第2B図はミラ
ー駆動切換回路のニユートラル端子をAUTO端
子に結合したものであり、第2C図は信号切換回
路60内の出力制御回路のAUTO端子とラツチ
ングリレードライブ回路との間にターンSWを設
けた場合を示すものである。
出力制御回路50は第4図、第5図について後
述するように、前記操作信号「H」により作動す
るラツチングリレードライブ回路と該回路により
作動されるラツチングリレーとよりなり、該ラツ
チングリレーは作動時にドアミラーのオプトエレ
クトロニツク素子5を駆動回路20の出力側より
切離し、該素子の入力端子を短絡するようにして
ある。
なお、検出回路10と駆動回路20は第1A図
の場合と同一の構成であるので説明を省略する。
第4図は第2A図のブロツク図を具体的に示す
回路図である。図において、検出回路10、駆動
回路20は第3図の検出回路10及び駆動回路2
0a,20bと同一であるので説明を省略する。
但しこの場合駆動回路20の負荷にインナーミラ
ー側ECD4とドアミラー側ECD5を並列に設け、
ドアミラー側ECDの駆動回路20の出力側には
切離し用リレー接点Sと該ECDの入力端子短絡
用のリレー接点Rを設けてある。
信号切換回路60は接点61,63,65を持
つミラー駆動切換回路60aと接点62,64,
66を持つ表示兼出力制御切換回路60bとより
なる2回路3接点切換スイツチで、接点61と6
2,64と65,63と66とがそれぞれ連動し
て同時に切換えられるようにしてある。
ミラー駆動切換回路60aは駆動回路20のゲ
ート21の入力端に入力する出力端を持つ。接点
61には検出回路10のゲート15の出力端が接
続されて自動着消色信号が入力され、接点65は
アース側に接続され、手動着色信号「L」が入力
されるようにし、接点63はVccに接続されて手
動消色信号「H」が入力されるようにしてある。
表示兼出力制御切換回路60bの接点62,6
4,66はそれぞれ抵抗及び発光ダイオードより
なる表示素子に接続され、切換に運動してVccに
接続され、発光素子に表示できるようにしてあ
る。前記接点64には表示素子と並列に出力制御
回路50の入力端aが接続され、該接点が作動状
態にあるときは出力制御回路50に操作信号
「H」が入力されるようにしてある。
出力制御回路50はラツチングリレードライブ
回路51とラツチングリレー57とよりなる。第
5図に示すようにラツチングリレードライブ回路
51はノアゲート52,52,52,52とトラ
ンジスタ55,56とコンデンサ53,54と抵
抗R1〜R〓〓とダイオードD1,D2とよりなり、入
力端子aに操作信号「H」が入力されると、前記
コンデンサ53と抵抗R2により所定時間だけト
ランジスタ55が作動し、ついでラツチングリレ
ー57のリセツトコイルRRの作動によりリセツ
ト接点RがONされ、その状態はセツトコイルRS
が作動されるまでキープされる。
ついで、入力端子aに操作信号がOFFになり
「L」が入力されるとコンデンサ54と抵抗R3
より所定時間だけトランジスタ56が作動し、ラ
ツチングリレー57のセツトコイルRSの作動に
よりセツト接点SがONされ、その状態はリセツ
トコイルRRが作動されるまでキープされる。
すなわち、入力端子aに操作信号「H」が入力
するとラツチングリレーのリセツトコイルRR
作動し、ドアミラー側ECD5は駆動回路20の
出力側より切離され、かつECDの入力端子L3
L4は短絡される。
また手動着色時以外のときは、操作信号は
OFF、すなわち入力信号は「L」となり、ラツ
チングリレーのセツトコイルRSが作動して接点
SがONされ、ドアミラー側ECD5は駆動回路2
0の出力側に接続され、該回路への着消色信号の
入力に応じて随時着消色される。
なお、以上の実施例では第3のモード選定時に
はインナーミラーは着色して防眩状態になるよう
にしたが、インナーミラーのみ自動着消色するよ
うにしてもよい。更に、信号切換回路に、ターン
シグナルスイツチが左右折側の保持状態となつて
はじめて閉じるスイツチを追加して、このスイツ
チで第3のモードを選定するようにして右折左折
時はドアミラーのみが消色するようにしてもよ
い。
[考案の効果] 本考案は上記構成であるので、以下に記載する
効果を奏する。
請求項1の駆動回路をインナーミラーとドアミ
ラーとにそれぞれ個別に有する場合は第3のモー
ド選定時に信号切換手段のドアミラー切換回路の
入力端子に消色信号「H」が入力するようにして
あるため、ドアミラーのオプトエレクトロニツク
素子は自動の着消色信号の入力時以外に消色信号
が入力され、自動以外は常に消色の非防眩の状態
におかれる。
請求項2のインナーミラーとドアミラーと共通
の駆動回路を持つ場合は、第3のモード選定時に
は信号切換手段に連動して出力制御回路が作動す
るようにしてあるため、該回路の作業によりドア
ミラーに内蔵のオプトエレクトロニツク素子は前
記駆動回路の出力端より切離され、且つ該素子の
入力端子は短絡されるので消色されて非防眩状態
となる。
すなわち、この場合は手動着色時以外はドアミ
ラーに内蔵されるオプトエレクトロニツク素子は
インナーミラーに内蔵されるオプトエレクトロニ
ツク素子とともに共通の駆動回路に接続されてお
り、自動以外は常に消色されて非防眩におかれ
る。
以上請求項1,2ともにドアミラーの着色は第
1のモード選定時のみ自動着消色信号に基づいて
着色され、第3のモード選定時は、インナーミラ
ーを着色して防眩状態にすると共にドアミラーを
消色して非防眩状態にするようにしたから、ドア
ミラーの防眩を必要としない状況下(例えば、右
折左折時や路肩への駐車時の車両後側部の確認す
るとき等)での低反射率による後方視認性(特
に、車両後側部の視認性)の低下をおこすことが
なくなるとともに、車両真後からインナーミラー
を反射する後方光に対しては防眩状態が維持され
ているので車両後側部を確認するときに視線を前
方からドアミラー(特に運転席と反対側のドアミ
ラー)に移動したときなどはインナーミラーの反
射光により幻惑されることがなくなり、有機的に
作動する合理的な自動防眩ミラーシステムを提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1A図は本考案自動防眩ミラーシステムのブ
ロツク図、第1B図および第1C図は第1図にお
ける信号切換回路の変形例を示す図、第2A図は
別の実施例のブロツク図、第2B図および第2C
図は第2A図における信号切換回路の変形例を示
す図、第3図は第1A図を具体的に示す回路図、
第4図は第2A図を具体的に示す回路図、第5図
は第2A図及び第4図における出力制御回路を具
体的に示す回路図である。 2……安定化電源、3……駆動電源回路、4…
…インナーミラー側オプトエレクトロニツク素
子、5……ドアミラー側オプトエレクトロニツク
素子、10……検出回路、11……後方光セン
サ、12……周囲光センサ、13……着消色判別
回路、14……昼夜判別回路、15……ゲート、
20……駆動回路、20a……インナーミラー駆
動回路、20b……ドアミラー駆動回路、21…
…ゲート、40……信号切換回路、40a……イ
ンナーミラー切換回路、40b……ドアミラー切
換回路、40c……表示回路、50……出力制御
回路、51……ラツチングリレードライブ回路、
52……ラツチングリレー、60……信号切換回
路、60a……ミラー駆動切換回路、60b……
表示兼出力制御切換回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも車両後方光の光レべルの検出回路
    により自動着消色信号をインナーミラーとドア
    ミラーとにそれぞれ別個に設けた駆動回路に出
    力し、該回路の作業によりオプトエレクトロニ
    ツク素子に着消色用駆動電圧を印加して、該素
    子を内蔵するインナーミラーとドアミラーとを
    自動的に着消色させる車両用自動防眩ミラーシ
    ステムにおいて、前記自動着消色信号をそれぞ
    れの駆動回路に出力して防眩または、非防眩の
    状態にする第1のモードと、それぞれの駆動回
    路に消色信号を出力して非防眩状態にする第2
    のモードと、ドアミラーの駆動回路に消色信号
    を出力して非防眩状態にするとともに、インナ
    ーミラーの駆動回路に着色信号を出力して防眩
    状態にする第3のモードとを備え、 前記第1、第2、第3の各モードの別を切り
    換える信号切り換え手段を有することを特徴と
    する自動防眩ミラーシステム。 (2) 少なくとも車両後方光の光レベルの検出回路
    により自動着消色信号をインナーミラーとドア
    ミラーとに共通に設けた駆動回路に出力し、該
    回路の作動によりオプトエレクトロニツク素子
    に着消色用駆動電圧を印加して、該素子を内蔵
    するインナーミラーとドアミラーとを自動的に
    着消色させる車両用自動防眩ミラーシステムに
    おいて、 インナーミラーとドアミラーとを同時に前記
    自動着消色信号を前記駆動回路に出力して防眩
    または、非防眩の状態にする第1のモードと、
    前記駆動回路に消色信号を出力して非防眩状態
    にする第2のモードと、インナーミラーを着色
    して防眩状態にすると共にドアミラーを消色し
    て非防眩状態にする第3のモードを備え、 前記第1、第2、第3の各モードの別を切り
    換える信号切り換え手段と、第3のモード選択
    時には、ドアミラーに内蔵のオプトエレクトロ
    ニツク素子を前記駆動回路の出力端より切り離
    して該素子の電極間を短絡する出力制御回路と
    を、有することを特徴とする自動防眩ミラーシ
    ステム。
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