JPH05187241A - ブースト圧力出力の規制方法及び装置 - Google Patents

ブースト圧力出力の規制方法及び装置

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JPH05187241A
JPH05187241A JP4147455A JP14745592A JPH05187241A JP H05187241 A JPH05187241 A JP H05187241A JP 4147455 A JP4147455 A JP 4147455A JP 14745592 A JP14745592 A JP 14745592A JP H05187241 A JPH05187241 A JP H05187241A
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JP
Japan
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engine
torque
output
predetermined
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JP4147455A
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Daniel J Richardson
ダニエル・ジョセフ・リチャードソン
Michael D Parr
マイケル・デニー・パー
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Motors Liquidation Co
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Motors Liquidation Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B39/00Component parts, details, or accessories relating to, driven charging or scavenging pumps, not provided for in groups F02B33/00 - F02B37/00
    • F02B39/16Other safety measures for, or other control of, pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B33/00Engines characterised by provision of pumps for charging or scavenging
    • F02B33/44Passages conducting the charge from the pump to the engine inlet, e.g. reservoirs
    • F02B33/446Passages conducting the charge from the pump to the engine inlet, e.g. reservoirs having valves for admission of atmospheric air to engine, e.g. at starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/0002Controlling intake air
    • F02D41/0007Controlling intake air for control of turbo-charged or super-charged engines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2510/00Input parameters relating to a particular sub-units
    • B60W2510/10Change speed gearings
    • B60W2510/1005Transmission ratio engaged
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16HGEARING
    • F16H63/00Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism
    • F16H63/40Control outputs from the control unit to change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion or to other devices than the final output mechanism comprising signals other than signals for actuating the final output mechanisms
    • F16H63/50Signals to an engine or motor
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トルクコンバータのトルク出力を、変速機の
入力限界値に規制することにより、過剰トルク状態での
作動を阻止すると共に、エンジンの耐久性を減少させる
状態の発生を回避する。 【構成】 スーパーチャージャー付きエンジン(10)
により駆動せしめられ液圧自動変速機(14)の入力に
接続した出力を有する流体トルクコンバータ(12)の
トルク出力を決定し、この決定したトルク出力を変速機
のギヤ比の関数としての変速機の入力トルク限界値(M
XTQ)と比較する。スーパーチャージャー(52)の
ブースト圧力出力をこの比較に基づき制限し、閉ループ
制御により、トルクコンバータ(12)のトルク出力を
変速機の入力トルク限界値(MXTQ)に制限する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのスーパーチャ
ージャーのブースト圧力を制御する方法及び装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】エンジンのためのスーパーチャージャー
は、エンジン吸入マニホルド内の圧力をブースト(昇
圧)することによりエンジンのパワー出力を増大させ、
これによりエンジン空気量を増大させるために使用す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンにスーパーチ
ャージャーを使用する場合、車両の駆動列内のトルク限
界値を越えてしまうような又はエンジンの耐久性を減少
させてしまうような作動状態を回避するための注意を払
わねばならない。
【0004】本発明の目的は、スーパーチャージャーの
ブースト圧力出力を規制するための改善した方法及び装
置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段並びに作用効果】本発明の
一形態によれば、駆動列内の所定の地点で出力トルク値
を判定する工程と、判定した出力トルク値を最大トルク
限界値と比較する工程と、判定した出力トルク値を最大
トルク限界値に制限するようにスーパーチャージャーの
ブースト圧力出力を制御する工程とを有することを特徴
とする、駆動列を有する車両のエンジンのスーパーチャ
ージャーのブースト圧力出力を規制する方法が提供され
る。
【0006】本発明によれば、駆動列のトルク限界値を
越えるような又はエンジンの耐久性を減少させるような
スーパーチャージャーの作動を阻止した状態で、エンジ
ン出力トルクに影響を及ぼすすべての気圧状態(一般に
は、エンジンのパワー出力を最大化するに当っての精度
不足)を自動的に補償することができる。
【0007】好ましい実施例においては、駆動列内の所
定の地点での出力トルクを判定し、これを所定のトルク
限界値と比較する。この比較に基づき、判定した出力ト
ルクを所定のトルク限界値に制限するような値に、スー
パーチャージャーのブースト圧力を制限する。ブースト
制御を介しての出力トルクのこの閉ループ規制により、
トルク限界値を越えないようにトルクを精確に制御で
き、利用可能な最大エンジンパワーを提供できる。
【0008】好ましくは、高温エンジン状態になったと
きに所定のトルク限界値を減少させて、エンジンの耐久
性を損なう状態の発生を回避する。
【0009】これに加えて、又はこの代わりに、パワー
濃厚(増大)モードでエンジンを所定時間期間だけ作動
させた後に所定のトルク限界値を減少させて、エンジン
への過剰な熱負荷を回避してもよい。
【0010】別の実施例においては、エンジンにより駆
動せしめられ液圧自動変速機の入力に接続した出力を有
する流体トルクコンバータのトルク出力を判定し、これ
を変速機の入力トルク限界値と比較する。この比較に基
づきスーパーチャージャーのブースト圧力を制限し、変
速機の入力トルク限界値でのトルクコンバータのトルク
出力を閉ループ制御で制限する。変速機の入力トルク限
界値は変速機の選択したギヤ比に応じて変化するので、
変速機の各ギヤ比に対して変速機の別個の入力トルク限
界値を予め判定し、これらをメモリーに記憶させる。次
いで、変速機の選択したギヤ比に応じて、トルクコンバ
ータの判定したトルク出力と記憶したトルク限界値との
比較に基づき、スーパーチャージャーのブースト圧力を
制限する。
【0011】本発明の別の形態によれば、駆動列内の所
定の地点で出力トルク値を判定するための感知手段と、
判定した出力トルク値を最大トルク限界値と比較するた
めの処理手段と、判定した出力トルク値を最大トルク限
界値に制限するようにスーパーチャージャーのブースト
圧力出力を制御するための制御手段とを有することを特
徴とする、駆動列を有する車両のエンジンのスーパーチ
ャージャーのブースト圧力出力を規制する装置が提供さ
れる。
【0012】
【実施例】図1を参照すると、車両の駆動列はエンジン
10と、普通の流体トルクコンバータ12と、普通の液
圧自動変速機14とを有する。エンジンの出力シャフト
16はトルクコンバータ12の入力部材(インペラ)を
駆動し、トルクコンバータ12の出力部材(タービン)
は変速機の入力シャフト18を駆動し、変速機の出力シ
ャフト20は車両推進用の車輪を駆動する。
【0013】エンジンの吸入マニホルド内への空気流
は、吸入スロットルボア22と、ベルト28を介してク
ランクシャフト駆動プーリー30により駆動せしめられ
る入力プーリー26を有するスーパーチャージャー組立
体24とを通って流通する。スロットル弁32は空気摂
取量を制御するために運転手が操作するもので、運転手
が踏むアクセルペダル34により周知の方法で制御され
る。スーパーチャージャー24はエンジン10の吸入マ
ニホルド内の圧力をブースト(昇圧)させてエンジン空
気量を増大させ、エンジン10のトルク出力を増大させ
るような機能を果たす。
【0014】マイクロコンピュータ式の制御ユニット3
6を設けて、車両の駆動列の種々の機能を制御する。こ
れらの機能は、普通の燃料定量供給、点火タイミング、
トルクコンバータのロックアップクラッチ制御、変速機
のギヤ比制御等である。これに関し、燃料インゼクタを
設け、これらのインゼクタは、入力ライン38上の普通
の温度センサにより提供されるエンジン冷却剤温度TE
MP、入力ライン42上の普通のスロットル位置センサ
40により提供されるスロットル位置TP、入力ライン
44上の普通の圧力センサにより提供されるマニホルド
絶対圧力MAP、及び、必要なら、その他の値を含む測
定したエンジン作動パラメータに応じて、タイミングを
合わせた噴射パルスで燃料を放出する。典型的には、イ
ンゼクタは所望の空燃比を提供するように制御され、エ
ンジンのウォーミングアップ期間中に濃混合気を確立
し、パワー増大及び化学量論比を有する混合気を提供す
る。点火タイミングの制御も既知である。一般に、制御
ユニット36はコマンド点火タイミング値を普通の点火
タイミングユニット46へ送り、コマンド値に関連して
種々のエンジンシリンダ内で燃焼を開始させる。所望の
タイミング値を確立するために使用するパラメータは、
典型的には、マニホルド絶対圧力MAP、及び、入力ラ
イン48上の普通の速度センサにより提供され、エンジ
ン速度に比例する周波数を有するような所定のクランク
シャフト位置でのパルスの形をしたエンジン速度RPM
を含む。
【0015】更に、制御ユニット36は、入力ライン5
0上の普通のセンサにより提供される車速SPD及び例
えばスロットル位置信号TPにより表されるエンジン負
荷を含むパラメータに応じて、変速機14のギヤ比を制
御すると共に、トルクコンバータ12のロックアップク
ラッチ状態を制御する。これらの制御機能は普通のもの
でよいので、詳説しない。
【0016】制御ユニット36は更に、デューティサイ
クルDCを有するブースト制御信号により変調されたデ
ユーティサイクルを提供し、このデユーティサイクルは
スーパーチャージャー組立体24内のソレノイド弁へ送
られて、所定の値に基づく閉ループで駆動列のトルクを
制限する。この実施例においては、ブースト制御信号は
定周波数の可変パルス幅信号の形をしており、この信号
のパルス幅はブースト制御を確立するためにゼロ(0%
DC)から全期間(100%DC)まで変化できる。
【0017】制御ユニット36内に収納されたマイクロ
プロセッサは上述の種々の機能を制御するためのアルゴ
リズムを実行するに必要なインストラクションを記憶し
ている。車両のバッテリー(図示せず)からパワーがこ
の装置へ最初に供給されたとき、コンピュータプログラ
ムが開始する。このプログラムはRAMの種々の変数を
校正した値に初期化すると共に、他の機能も初期化す
る。この初期化ルーチンが完了すると、種々のシステム
メンテナンス及び診断ルーチンを含むバックグラウンド
ループを実行する。このループに対しては、制御を適当
な割込みサービスルーチンへシフトするような数個の可
能なシステム割込みの割込みを行うことができる。例え
ば100ミリ秒間隔で提供される低周波数割込みに応答
して変速機の制御ルーチン及びスーパーチャージャーの
ブースト制御アルゴリズムを実行している間に、例えば
3.125ミリ秒間隔で提供される高周波数割込みに応
答して、燃料及び火花点火ルーチンが実行される。
【0018】図1のスーパーチャージャー組立体24を
図2に更に詳細に示す。この組立体はスロットル弁32
とエンジン10の吸入マニホルドとの間でエンジンの空
気吸入通路内に位置する。この実施例においては、スー
パーチャージャー組立体は入力プーリー26を介してエ
ンジン10のクランクシャフトにより駆動せしめられる
ルーツ型ブロワの形をしたスーパーチャージャー52を
有する。スーパーチャージャー52への空気流入力通路
54はスロットル弁32の下流側の吸入スロットルボア
22内の空気流通路に連通している。スーパーチャージ
ャー52からの出力通路56はエンジン10の吸入マニ
ホルドに直接連通している。
【0019】スーパーチャージャー52をバイパスする
バイパス通路58を設ける。このバイパス通路58内に
位置したスロットル板60は、バイパス通路58を通る
空気流の流通を禁止する完全に閉じた位置と、バイパス
通路58を通る空気流を殆ど絞らない完全に開いた位置
との間で回転できる。スロットル板60が完全に開いた
位置にあるとき、スーパーチャージャー52の入力通路
54及び出力通路56内の圧力は等しくなり、スーパー
チャージャー52に負荷を加えず、このため、ブースト
(昇圧)が行われず、スーパーチャージャー52の寄生
損失が最少化される。スロットル板60が完全に閉じた
位置にあるときは、エンジンの吸入マニホルド内に最大
ブースト圧力が提供される。完全に開いた位置と完全に
閉じた位置との間でスロットル板60の回転位置を規制
することにより、スーパーチャージャー52により提供
されるブーストを規制できる。後述するが、スロットル
板60は、閉ループ方式で駆動ラインのトルクを所定値
に制限するためにブースト圧力を規制するように制御さ
れる。
【0020】スロットル板60の位置を制御するために
弁アクチュエータ62を設ける。この弁アクチュエータ
62はダイアフラム68により第1圧力室64と第2圧
力室66とに分割されている。連結アーム69はダイア
フラム68をスロットル板60に連結していて、室66
の容積を減少させる方向へダイアフラム68が移動した
ときにはスロットル板60がバイパス通路58を閉じる
方向へ移動し、逆に、室66の容積を増大させる方向へ
ダイアフラム68が移動したときにはスロットル板60
がバイパス通路58を開く方向へ移動するようになって
いる。室64内に位置した予負荷バネ70はバイパス通
路58を閉じる方向へダイアフラム68を偏倚してい
る。
【0021】圧力室64はスロットル弁32とスーパー
チャージャー52との間で圧力ディストリビュータ72
を介して吸入通路に空気式に接続していて、この圧力室
内の圧力がスロットル弁32の下流側のスーパーチャー
ジャー52の入力圧力に等しくなるようにしている。圧
力室66は電磁ソレノイド弁74の出力に接続し、この
ソレノイド弁は、その去勢時にはエンジンマニホルドの
圧力入口から室66へ圧力を導き、付勢時には大気中か
ら室66へ圧力を導く。ソレノイド弁は制御ユニット3
6のデューティサイクル変調信号出力により制御せしめ
られる。ソレノイド弁64を制御する信号のデューティ
サイクルを変調させることにより、室66内の圧力はマ
ニホルド圧力(0%デューティサイクル)と大気圧(1
00%デューティサイクル)との間の任意の圧力に制御
される。
【0022】100%デューティサイクル信号(フルオ
ン)がソレノイド弁74に供給されたときに、エンジン
負荷に基づく最大ブースト圧力が可能となる。これによ
り、完全大気圧が圧力室66に供給される。この状態に
おいては、低負荷時及び低加速期間中に、スロットル弁
32の下流側の真空がバネ70の予負荷により提供され
た基準圧力より大きくなり、ダイアフラム68は大気圧
により移動せしめられてスロットル板60を開き、スー
パーチャージャー52の入口圧力と出口圧力とを等しく
する。この状態になると、スーパーチャージャー52に
よるエンジンマニホルド圧力の昇圧(ブースト)は生じ
ない。スロットル弁32より低いエンジン吸入真空がバ
ネ70により確立された予負荷基準圧力より小さくなる
ような位置へスロットル弁32を回転させることによ
り、エンジン負荷が増大したときには、ダイアフラム6
8はスロットル板60を閉じるように移動し、これによ
りスーパーチャージャー52は最大ブーストを提供す
る。一実施例においては、バネによる基準圧力を76.
2mmHg(3インチHg)とし、スロットル弁32の
下流側のスーパーチャージャー52の入口での圧力が大
気圧の76.2mmHg(3インチHg)内となるよう
なエンジン負荷が生じたときに、スロットル板が閉じて
最大ブーストを提供するようにする。
【0023】図3、4を参照して後に詳説するが、駆動
列の所定のトルクがスーパーチャージャー52により提
供されるブースト圧力に由来する所定の限界値を越えた
とき、ソレノイド弁74を制御する信号のデューティサ
イクル値は100%から減少して、可変割合で圧力室6
6へブースト圧力を供給し、圧力室66内の圧力を大気
圧から吸入マニホルド内のブースト圧力の方へ増大させ
る。ソレノイド弁74のための制御信号のデューティサ
イクルを駆動列の所定のトルクと所定の限界値との間の
誤差に基づき調整することにより、スロットル板(バイ
パス弁)60は最大値より低い(駆動列のトルクを所定
限界値に等しくする)ブースト圧力を確立する中間位置
に位置決めされる。
【0024】適当な割込み期間において制御ユニットに
より繰り返し実行されるスーパーチャージャーのブース
ト制御ルーチンを図3、4に示す。このルーチンはステ
ップ76で開始し、エンジンの燃料装置がパワー濃厚
(増大)モードで作動している時間期間を測定する。初
めに、ステップ78でパワー濃厚モードで作動している
か否かを判定する。パワー濃厚モードでの作動は燃料制
御アルゴリズムにより設定されるフラッグにより判定し
てもよいし、代わりに、パワー濃厚可能状態を観察する
ことにより判定してもよい。例えば、スロットル位置信
号TPが校正した基準値より大きなスロットル弁32の
位置を表示したときに、パワー濃厚を可能にするとよ
い。パワー濃厚モードでの作動を判定(判定)した場
合、パワー濃厚タイマを、ステップ80において増分さ
せるか、または、ステップ82においてゼロの限界値の
方へ漸減させる。
【0025】ステップ84において、ブーストを不能に
したい状態又は弁アクチュエータ62の圧力室66に最
大圧力を供給することによりブーストを制限したい状態
が存在するか否かを判定する。この状態では、圧力ブー
ストの量がバネ70により確立された基準値を越えたと
きに、スロットル板60を開く。ブースト圧力を不能に
するか制限するのが望ましい状態は、後進ギヤ比での変
速機14の作動状態、又は、感知したエンジン/車両の
誤作動状態を含むとよい。これらの状態が存在する場
合、ステップ86において、ソレノイド弁74のための
制御信号のデューティサイクルを0%に設定し、出力ブ
ースト圧力(マニホルド圧力)を制御弁即ち弁アクチュ
エータ62へ供給する。
【0026】次の一連のステップ88ー100で、変速
機が作動している際のギヤ比を判定する。この実施例に
おいては、変速機14は4つの前進ギヤ比と、後進ギヤ
比とを有するものとする。ステップ88において、ギヤ
ポインターを3番に初期化する。この番号は、変速機が
5以上の前進ギヤ比を有する場合は3より大きな値と
し、3以下の前進ギヤ比を有する場合は3より小さな値
とする。ステップ90では、変速機が4速ギヤ比にある
か否かを判定する。
【0027】この情報及び他のギヤ比での変速機の作動
情報は変速機の制御ルーチンの作動中に制御ユニット3
6によりコマンドされるギヤ比に基づき得られる。4速
ギヤ比で作動していない場合は、ステップ92で、ギヤ
ポインターを減数させる。その他の場合は、残りのステ
ップ92ー100をバイパスさせる。
【0028】ステップ92に続き、ステップ94におい
て、変速機が3速ギヤ比にあるか否かを判定する。3速
ギヤ比でない場合は、ステップ96で、ギヤポインター
を減数させる。その他の場合は、残りのステップ96ー
100をバイパスさせる。
【0029】ステップ96に続き、ステップ98におい
て、変速機が2速ギヤ比にあるか否かを判定する。2速
ギヤ比でない場合は、ステップ100で、ギヤポインタ
ーを減数させる。その他の場合は、ステップ100をバ
イパスさせる。この一連のステップの実行の結果、ギヤ
ポインターの値は変速機の作動中のギヤ比を表す。
【0030】次のステップ102において、変速機14
への許容可能な最大トルク入力値(MXTQ)を判定す
る。この値はトルクコンバータ12の出力トルクの関数
として判定される。この実施例においては、変速機の各
ギヤ比に関連するトルク限界値MXTQを設ける。これ
らの値は変速機のデザインに基づく所定の値であり、変
速機の高い信頼性を保証するためにこの限界値を越えな
いようにする。これら所定の値は変速機のギヤ比の関数
として制御ユニット36の恒久メモリー内に記憶させ
る。ステップ102において、トルクコンバータ12の
適当なトルク出力限界値MXTQは、ギヤポインターの
最終値により表される変速機のギヤ比に基づきメモリー
から検索される。
【0031】エンジンの冷却を補助するために、高温エ
ンジン作動中に駆動列のトルク出力を更に制限するのが
望ましい。この実施例においては、燃料制御アルゴリズ
ムが高温開ループルーチンに基づき燃料を制御している
場合に、高温エンジン状態が表示される。高温開ループ
モードでの作動は、燃料制御アルゴリズムにより設定さ
れるフラッグから判定してもよいし、代わりに、高温開
ループ可能状態を観察することにより判定してもよい。
例えば、高温エンジン作動は、所定の時間期間における
校正値より大きな冷却剤温度TEMPと、校正値より大
きい車速値SPDとの組合せにより表示するとよい。ス
テップ104では、例えば、エンジン温度が所定のしき
い温度以上か否かを判定することにより、高温エンジン
作動状態が存在するか否かを判定する。この状態が存在
する場合は、変速機のギヤ比に基づきステップ102で
判定したトルクコンバータ12のための許容可能な最大
トルク出力値を、1より小さな値を有する乗数たる因子
KNOL を乗算することにより減少させる(ステップ10
6)。
【0032】駆動列の高トルク出力でのパワー濃厚(増
大)が続くと、ピストンの過剰な加熱状態が発生する。
このオーバーヒートを阻止するため、エンジン10が長
期間パワー濃厚モードで作動するときに、最大トルク限
界値MXTQを減少させる。この状態はステップ108
で感知される。このステップ108はステップ80、8
2で制御されるパワー濃厚タイマが所定の計数値TPEを
越えたか否かを判定する。長期間のパワー濃厚状態が感
知された場合、ステップ110において、トルクコンバ
ータ12のための許容可能な最大トルク出力値MXTQ
を、1より小さな値を有する乗数たる因子KPEを乗算す
ることにより減少させる。
【0033】ステップ112においては、負のトルク誤
差フラッグをクリアし、その後、ステップ114におい
て、最大トルク限界値MXTQからトルクコンバータ1
2の実際のトルク出力値を差し引くことにより、トルク
誤差の値を判定する。トルクコンバータ12からの過剰
トルク出力が存在するときに誤差の符号が負(マイナ
ス)になることに留意されたい。
【0034】トルクコンバータ12の実際のトルク出力
はエンジン10の出力トルクをまず判定することにより
得られる。このトルク値を計算する方法は周知であり、
次の式に基づき計算する。
【0035】エンジントルク=[(スケーリング定数)
×(A/F効率項)×(空気流/エンジン速度)]ー摩
擦トルク項。
【0036】ここに、「A/F効率項」はトルクセンサ
を使用したテストで判定される校正項で、幅広い開スロ
ットル作動の下での燃料供給によるエンジンの応答に関
連する値であり、「摩擦トルク項」はエンジン速度及び
エンジン温度を含む因子の所定の関数である。次いで、
エンジントルクにエンジン速度の所定の関数たる因子を
乗じることにより、トルクコンバータ12の実際のトル
ク出力を得る。
【0037】次のステップ116において、トルク誤差
が負値であると判定された場合、ステップ118で負の
トルク誤差フラッグを設定する。このフラッグはソレノ
イド弁74の制御に使用する制御信号のデューティサイ
クルの調整方向を判定するために後に使用される。次
に、ステップ120において、トルク誤差の絶対値に等
しくなるように値ABTQERを設定する。
【0038】ステップ122において、誤作動サブルー
チンを実行して、誤作動状態が存在するか否かを判定す
る。このサブルーチンは図5に関連して後述する。
【0039】ステップ124ー136はトルク出力を限
界値MXTQに制限するためのトルクコンバータ12の
トルク出力の閉ループ調整を行うためのステップであ
る。この閉ループ調整は、ソレノイド弁74への信号の
デューティサイクル従って室66内の圧力を調整するた
めの積分項及び比例項を含む。前述のように、信号のデ
ューティサイクルを増大させると、圧力が大気圧の方へ
変化し、デューティサイクルを減少させると、圧力が昇
圧されたエンジンマニホルド圧力の方へ変化する。10
0%デューティサイクルにおいては、圧力は大気圧に等
しく、トルク制限はない。0%デューティサイクルにお
いては、圧力は、最大トルク制限のためにスロットル板
を最大限に開いた結果として得られる昇圧マニホルド圧
力に等しくなる。デューティサイクルを中間値に制御す
ることにより、トルクコンバータの出力トルクの可変規
制が可能となる。
【0040】ステップ124においては、デューティサ
イクルの閉ループ調整の比例項を判定する。この比例項
は絶対トルク誤差ABTQERにゲイン因子KPROPを乗
じた値に等しい。ステップ126においては、デューテ
ィサイクルの閉ループの積分項における変化量INTA
を判定する。この変化量は絶対トルク誤差ABTQER
にゲイン因子KINT を乗じた値に等しい。
【0041】ステップ128では、トルク誤差フラッグ
の状態をサンプリングすることにより、トルクコンバー
タ12の実際の出力トルクが限界トルク値MXTQより
大きいか小さいかを判定する。フラッグがクリアされて
いる場合は、実際のトルクが限界値より小さいことを表
示し、ステップ130において、ステップ126で判定
した積分項の変化量INTAを積分項INTの最後に判
定した値に加算することにより、閉ループ調整の積分項
INTを判定し、ソレノイド弁74へ供給される制御信
号のデューティサイクルを増大させる。ステップ132
においては、ステップ124で判定した比例項をステッ
プ130で判定した積分項INTに加算することによ
り、ソレノイド弁74へ供給される制御信号の新たなデ
ューティサイクルを得る。出力トルクが限界トルクより
小さい限りは、前述のステップの繰り返しの実行によ
り、出力トルクが過剰になるか100%デューティサイ
クルに到達して最大ブースト圧力が可能になるまで、制
御信号のデューティサイクルを漸進的に増大させる。
【0042】ステップ128で、(トルクコンバータ1
2の実際のトルク出力が許容可能な最大トルク限界値M
XTQを越え、従って実際のトルク出力を限界値に確立
するためにブースト圧力を減少させる必要があることを
表示する)トルク誤差フラッグが設定されていることを
感知した場合は、ステップ134において、閉ループ調
整の積分項INTの最後に判定した値からステップ12
6で判定した変化量INTAを差し引くことにより、閉
ループ調整の積分項INTを判定し、ソレノイド弁74
へ供給される制御信号のデューティサイクルを減少させ
る。ステップ136においては、ステップ134で判定
した積分項INTからステップ124で判定した比例項
を差し引くことにより、ソレノイド弁74へ供給される
制御信号のデューティサイクルを判定する。出力トルク
が限界トルクより大きい限りは、ステップ134、13
6を含む前述のステップの繰り返しの実行により、出力
トルクが限界トルク値MXTQに等しくなるまで、制御
信号のデューティサイクルを漸進的に減少させる。
【0043】閉じたバイパス弁即ちスロットル板60に
起因する最大可能なブースト圧力が限界トルク値MXT
Qより大きなトルクコンバータ12のトルク出力を生じ
させている限りは、ステップ128ー136の繰り返し
の実行により、実際のトルク出力を限界トルク値MXT
Qに等しくするような中間位置へバイパス弁の位置を調
整する。
【0044】ここで、図5を参照して、図4の誤作動ル
ーチン122を更に詳細に説明する。このルーチンはス
テップ138で開始し、ステップ140へ進み、トルク
コンバータ12の計算したトルク出力たるエンジン性能
値を校正定数KEPと比較する。エンジン性能値が定数K
EPより大きい場合は、制御信号の0%デューティサイク
ルにおいてさえ、図3、4の規制ではトルク出力を限界
値に減少させることができないエンジン状態が存在す
る。例えば、これは周囲の冷気状態時に生じる。この状
態を感知したとき、ステップ142において、誤作動タ
イマをクリアする。この状態が存在しない場合は、プロ
グラムはステップ144へ進み、制御信号のデューティ
サイクルが100%より小さい(トルクコンバータ12
の過剰なトルク出力の感知した状態に応じてトルクを制
限する必要性を現す)か否かを判定する。100%デュ
ーティサイクルの場合は、ステップ142において、誤
作動タイマをクリアする。100%デューティサイクル
より小さい場合は、ステップ145において、トルクが
過剰である(図3のステップ112、116、118に
より制御されるトルク誤差フラッグによって表される)
か否かを判定する。過剰でない場合は、ステップ142
において、誤作動タイマをクリアする。
【0045】装置がトルクを制限しており(ステップ1
44でYES)実際のトルク出力が依然として過剰であ
る(ステップ145でYES)場合は、ステップ146
において、(図4のステップ120で判定された)トル
ク誤差ABTQERがしきい値KM より大きいか否かを
判定する。大きい場合は、ステップ148において、誤
作動タイマを増分させ、次いで、ステップ150におい
て、誤作動タイマの値が校正時間(通常、この時間内
で、トルクルーチンがトルク誤差をしきい値内に減少さ
せる)TF を越えたか否かを判定する。誤作動タイマの
値が校正時間TFを越えていた場合は、誤作動状態が存
在し、ステップ152において、この誤作動状態を表示
する。この表示は誤作動としてメモリーに記憶させ及び
(又は)車両の運転手に誤作動を警報するとよい。誤作
動タイマの値がしきい値TF を越えていない場合は、ス
テップ152をバイパスさせる。
【0046】ステップ146において、トルク誤差がし
きい値KM を越えていない場合は、誤作動タイマをサン
プリングし、ゼロと比較する。ゼロでない場合は、ステ
ップ156において、このタイマを漸減させる。誤作動
タイマがゼロである場合は、ステップ158において、
誤作動表示をクリアし、その後、ステップ142におい
て、誤作動タイマをクリアする。
【図面の簡単な説明】
【図1】スーパーチャージャー付きエンジン及びコンピ
ュータ作動のエンジン制御ユニットを有する自動車の駆
動列を示す概略ブロック線図である。
【図2】エンジンで駆動せしめられるスーパーチャージ
ャーを有する図1のエンジンの空気吸入装置の断面構成
図である。
【図3】図1の制御ユニットの作動の一実施例を示すフ
ローチャーである。
【図4】図1の制御ユニットの作動の一実施例を示すフ
ローチャーである。
【図5】図1の制御ユニットの作動の一実施例を示すフ
ローチャーである。
【符号の説明】
10 エンジン 12 トルクコンバータ 14 自動変速機 20 変速機の出力シャフト 36 制御ユニット 52 スーパーチャージャー 60 スロットル板 62 弁アクチュエータ
フロントページの続き (72)発明者 マイケル・デニー・パー アメリカ合衆国ミシガン州48031,ハイラ ンド,キングスウェイ 3701

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動列を有する車両のエンジンのスーパ
    ーチャージャーのブースト圧力出力を規制する方法にお
    いて、 前記駆動列内の所定の地点で出力トルク値(TQACTUA
    L)を判定する工程と;判定した出力トルク値を最大ト
    ルク限界値(MXTQ)と比較する工程と;判定した出
    力トルク値を最大トルク限界値に制限するように前記ス
    ーパーチャージャー(52)のブースト圧力出力を制御
    する工程と;を有することを特徴とするブースト圧力出
    力の規制方法。
  2. 【請求項2】 所定のエンジン状態に応じて前記最大ト
    ルク限界値を所定量(KNDL、KPE) だけ減少させる工
    程を有することを特徴とする請求項1の規制方法。
  3. 【請求項3】 前記所定のエンジン状態がエンジン温度
    状態を含み;このエンジン温度が所定のしきい値より高
    くなったと判定されたときに前記最大トルク限界値(M
    XTQ)を所定量(KNDL) だけ減少させる工程を有す
    ることを特徴とする請求項2の規制方法。
  4. 【請求項4】 前記所定のエンジン状態が空気/燃料の
    濃混合気の下でのエンジン作動状態を含み;エンジンが
    空気/燃料の濃混合気の下で作動しているか否かを感知
    する工程と、エンジンが空気/燃料の濃混合気の下で作
    動している時間期間を表す濃厚時間を測定する工程と、
    この濃厚時間が所定値(TPE)を越えたときに前記最大
    トルク限界値(MXTQ)を所定量(KPE)だけ減少さ
    せる工程とを有することを特徴とする請求項2又は3の
    規制方法。
  5. 【請求項5】 所定数の選択的に作動可能なギヤ比を持
    つ自動変速機を駆動するためのトルクコンバータを備え
    た駆動列を有するエンジンに対して、前記自動変速機の
    各ギヤ比についての最大トルク限界値(MXTQ)を記
    憶し、前記トルクコンバータの出力から出力トルク値
    (TQACTUAL)を判定し、判定した出力トルク値を、選
    択したギヤ比に関連する記憶した最大トルク限界値と比
    較することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の規制方法。
  6. 【請求項6】 各ギヤ比についての最大トルク限界値
    (MXTQ)を所定の許容可能な最大トルク入力値とし
    たことを特徴とする請求項5の規制方法。
  7. 【請求項7】 駆動列を有する車両のエンジンのスーパ
    ーチャージャーのブースト圧力出力を規制する装置にお
    いて、 前記駆動列内の所定の地点で出力トルク値(TQACTUA
    L)を判定するための感知手段(20、36)と;判定
    した出力トルク値を最大トルク限界値(MXTQ)と比
    較するための処理手段(36)と;判定した出力トルク
    値を最大トルク限界値に制限するように前記スーパーチ
    ャージャー(52)のブースト圧力出力を制御するため
    の制御手段(60、62)と;を有することを特徴とす
    るブースト圧力出力の規制装置。
  8. 【請求項8】 前記処理手段(36)が、所定のエンジ
    ン状態に応じて前記最大トルク限界値を所定量(KND
    L、KPE) だけ減少させるようになっていることを特徴
    とする請求項7の規制装置。
  9. 【請求項9】 前記処理手段(36)は、エンジン温度
    が所定のしきい値より高くなったと判定されたときに前
    記最大トルク限界値(MXTQ)を所定量(KNDL) だ
    け減少させるようになっていることを特徴とする請求項
    8の規制装置。
  10. 【請求項10】 前記処理手段は、エンジンが空気/燃
    料の濃混合気の下で作動している時間期間を表す濃厚時
    間を測定し、この濃厚時間が所定値(TPE)を越えたと
    きに前記最大トルク限界値(MXTQ)を所定量(KP
    E)だけ減少させるようになっていることを特徴とする
    請求項8又は9の規制装置。
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