JPH0299721A - トルクコンバータ搭載車のエンジン制御装置 - Google Patents

トルクコンバータ搭載車のエンジン制御装置

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JPH0299721A
JPH0299721A JP25332788A JP25332788A JPH0299721A JP H0299721 A JPH0299721 A JP H0299721A JP 25332788 A JP25332788 A JP 25332788A JP 25332788 A JP25332788 A JP 25332788A JP H0299721 A JPH0299721 A JP H0299721A
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晃二 大西
Akio Iwasaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトルクコンバータ搭載車のエンジン制御装置に
関するものである。
(従来技術) 近年、自動車用エンジンにあっては過給機を装備してそ
の高出力化を図る傾向がある(例えば、特開昭61−2
72420号公報参照)。
また一方、自動車においては、変速操作の煩わしさを解
消して運転操作の簡便化を図るという観点から、トルク
コンバータ付きの自動変速機を備えることが広く試みら
れており、今やこの自動変速機と過給機付きエンジンと
を組合わせ゛た高性能車が主流となりつつある。
(発明が解決しようとする課題) ところで、このような過給機付きエンジンとトルクコン
バータ付き自動変速機とを組合わせた車両においては、
下記する理由により、駆動系の大型大重量化による実用
域での燃費性能あるいは加速性能の悪化あるいは駆動系
の耐久性の低下等の問題の発生が懸念される。
即ち、トルクコンバータにおいては、第5図に示すよう
に、速度比(即ち、タービン回転数とポンプ回転数の比
)の低い領域においてはトルク比(即ち、タービン軸ト
ルクとポンプ軸トルクの比)が増大するいわゆるトルク
増大作用を発生ずる。そして、このトルク増大作用は速
度比が零に近いストール領域、具体的には、発進加速時
や急勾配の上り坂の登板時等においで発生し、そのトル
ク比は通常走行時の2〜3倍にもなる。従って、例えば
このような高トルク比時(低速度比時)にエンジン側か
ら過給効果による大きな出ノJが入力されると、さらに
その2〜3倍のトルクが駆動系に伝達されることになり
、その結果、過大な伝達トルクの負荷によって駆動系の
耐久性が損なわれるとか、またこの大伝達トルクに耐え
得るように駆動系の強度アップをした場合にはその大型
大重量化により常用運転域で燃費性能が悪化するとか加
速性能が悪化する等の不具合が生じるしのである。
そこで、本発明はトルクコンバータのトルク増大作用に
よって駆動系に過大なトルクが伝達されるおそれのある
時にはエンジン出力そのものを低下させて駆動系への過
大トルクの伝達を防止しもって駆動系の耐久性の向上と
エンジンの燃費及び加速性能の高水準での維持を図り得
るようにしたトルクコンバータ搭載車のエンジン制御装
置を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 本発明ではこのような課題を解決するための手段として
、第1図に示すように、トルクコンバータ51及び過給
機52付きエンジン53を備えたトルクコンバータ搭載
車50のエンジン制御装置において、上記トルクコンバ
ータ51のトルク比をタービン回転数とポンプ回転数か
ら算出するトルク比算出手段54と、エンジン出力をエ
ンジン回転数と過給圧から算出するエンジン出力算出手
段55と、上記トルク比算出手段54とエンジン出力算
出手段55との出力を受けて駆動系に伝達される伝達ト
ルクを算出する伝達トルク算出手段56と、該伝達トル
ク算出手段56により算出される実トルク値と予じめ定
めた設定トルク値とを比較する比較手段57と、該比較
手段57によりL記実トルク値が設定トルク値を越えた
時に該比較手段57からの信号を受けて上記過給機52
による過給圧を低下させる過給圧制御手段58とを備え
たことを特徴とするものである。
(作 用) 本発明ではこのような構成とすることにより、実トルク
値が設定トルク値を越えた時、即ち駆動系に過大トルク
が伝達されるおそれのある時には過給圧制御手段により
過給圧が低下されエンジン出力が抑制されることになる
(発明の効果) 従って、本発明のトルクコンバータ搭載車のエンジン制
御装置らよれば、駆動系に過大トルクが伝達されるのが
未然に防止されるところから、(1)駆動系の強度アッ
プを図ることなくその耐久性の向上が図れる、 (2)駆動系の強度アップによる大型大重量化が防止で
き、その結果、常用域での燃費性能及び加速性能を高水
準に維持することができる、等の効果が得られる。
(実施例) 以下、第2図ないし第5図を参照して本発明の好適な実
施例を説明する。
第1図には本発明の実施例に係るトルクコンバータ搭載
車のエンジン制御装置の合体システムが示されており、
同図において符号lはエンジン、2はタービン21とポ
ンプ22とステータ23とを備えたトルクコンバータ、
3はトランスミッションであり、このトルクコンバータ
2とトランスミッション3で自動変速機4を構成してい
る。エンジン1の吸気通路6にはルーツブロアで構成さ
れる過給機5が設けられ、さらに該過給機5の上流側に
はスロットルバルブ【0が設けられている。また、この
過給機5をバイパスするバイパス通路7には、該バイパ
ス通路7を開閉することにより過給圧を制御するリリー
フ弁8(この実施例においてはこのリリーフ弁8が特許
請求の範囲中の過給圧制御手段を構成している)が設け
られている。
尚、このリリーフ弁8は、後述する制御器11からの制
御信号S^を受けて作動するアクチュエータ9によって
駆動される。
制御器11は、後述するように上記リリーフ弁8をして
エンジン1へ吸収される吸気の過給圧を制御4−ること
によってエンジン1から駆動系に対して過大トルクが伝
達されるのを防止するためのらのであって、その制御フ
ァクターとして、エンジン1に設けたエンジン回転数セ
ンサ15からエンジン回転数が、吸気系に設けた圧力セ
ンサ14から過給圧P Bが、またトルクコンバータ2
に設けた第1の回転数センサ12と第2の回転数センサ
13とからポンプ回転数Npとタービン回転数NTが、
それぞれ人力される。
次に、この制御?511によるエンジン制御の実際を第
3図示すフローチャートに従って説明するが、それに先
立って、先ずその制御の基本思想を第5図及び第6図を
参照して説明する。
トルクコンバータ2は低速度比域においてトルク増大作
用を行なう゛(第5図参照)訳であるが、このトルク増
大作用が大きい領域においてエンジンl側から過給効果
により得られた高レベルのエンジン出力がトルクコンバ
ータ2側に入力されると、実際に駆動系には上記エンジ
ン出力の2〜3倍もの過大なトルクが伝達され駆動系の
耐久性を損ねる等の問題が懸念されることは既述の通り
である。
そこで、この実施例においては駆動系に過大トルクが伝
達される可能性のある運転領域、具体的には、第5図に
示すように速度比が設定値e 以下、即ちトルク比が設
定値τ 以上で、しかも第4図に示すようにエンジン出
力が設定値PL  以上の高出力域、即ち高過給圧域で
ある場合には、上記リリーフ弁8の開度を拡大して過給
圧を低下させエンジン出ツノそのものを抑えもって駆動
系に過大トルクが伝達されるのを防止するようにしてい
る。
次に、この制御の実際を第3図に基いて説明すると、制
御スタート後、先ずステップS1において現在のタービ
ン回転数NTとポンプ回転数N+)とエンジン回転数N
eと過給圧PBをそれぞれ読む。次に、このタービン回
転数NTとポンプ回転数Npとからトルクコンバータ2
の現在の速度比eを演算(ステップS、)するとともに
、エンジン回転数Neと過給圧PRとから現在のエンジ
ン出力PLを演算(ステップS3)する。
そして、次に上記現在の速度比eと設定トルク比e 及
び現在のエンジン出力Ptと設定エンジン出力1〕シ 
 とをそれぞれ比較しくステップS、、S、)、e≦e
 で且つPL≧■)し  である場合(即ら、駆動系へ
の過大トルクの伝達が予想される時)には、−ヒ記すリ
ーフ弁8の開度を微小開度Δθづつ拡大し過給圧を低下
させエンジン出力の抑制を図る(ステップSa)。
一方、上記以外の場合には、駆動系への過大トルクの伝
達の可能性はない番のと判断しリリーフ弁8の開度調整
は行なわない。
このようにリリーフ弁8の開度調整をトルクコンバータ
2の速度比(即ちトルク比)とエンジン出力とに関連し
て行なうことにより駆動系への過大トルクの伝達が確実
に防止され、これにより駆動系の耐久性が確保されるも
のである。また、駆動系の強度アップを行なう必要がな
いところから、該駆動系の大型大型M化に起因する定常
域の燃費性能あるいは加速性能の悪化がともに・防止さ
れるしのである。
尚、この実施例ではリリーフ弁8による過給圧の制御域
を、トルクコンバータ2の速度比(即ち、トルク比)と
エンジン出力とに基いて画一定に規定したが、本発明は
これに限定されるものでなく、例えば予じめ駆動系への
許容伝達トルクを定め、トルクコンバータ2のトルク比
とエンジン出ツノとの相関関係に基いて求められる実際
の伝達トルクがこの許容伝達トルクを越える時にのみリ
リーフ弁8の開度調整を行なうようにすることもできる
このようにした場合には、不必要な領域での過給圧制御
がなく、エンジン性能の維持という点において特に有利
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図は本発明の実
施例に係るエンジン制御装置を備えたトルクコンバータ
搭載車の全体システム図、第3図は該エンジン制御装置
の制御フローチャート図、第4図はエンジン出力特性図
、第5図はトルクコンバータの速度比とトルク比との相
関図である。 1・・・・・エンジン 2・・・・・トルクコンバータ 3・・・・・トランスミッション 4・・・・・自動変速機 5・・・・・過給機 6・・・・・吸気通路 7・・・・・バイパス通路 8・・・・・リリーフ弁 9・・・・・アクチュエータ lO・・・・スロットルバルブ 11・・・・制御器 12.13  ・回転数センサ 14・・・・圧力センサ I5・・・・エンジン回転数センサ 第1図 第3図 エンジン回転数 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、トルクコンバータ及び過給機付きエンジンを備えた
    トルクコンバータ搭載車のエンジン制御装置であって、
    上記トルクコンバータのトルク比を算出するトルク比算
    出手段と、エンジン出力を算出するエンジン出力算出手
    段と、上記トルク比算出手段とエンジン出力算出手段と
    の出力を受けて駆動系に伝達される伝達トルクを算出す
    る伝達トルク算出手段と、該伝達トルク算出手段により
    算出される実トルク値と予じめ定めた設定トルク値とを
    比較する比較手段と、該比較手段により上記実トルク値
    が設定トルク値を越えた時に該比較手段からの信号を受
    けて上記過給機による過給圧を低下させる過給圧制御手
    段とを備えたことを特徴とするトルクコンバータ搭載車
    のエンジン制御装置。
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