JPH05185679A - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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JPH05185679A
JPH05185679A JP4020581A JP2058192A JPH05185679A JP H05185679 A JPH05185679 A JP H05185679A JP 4020581 A JP4020581 A JP 4020581A JP 2058192 A JP2058192 A JP 2058192A JP H05185679 A JPH05185679 A JP H05185679A
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芳生 一宮
Koushirou Yamaguchi
晃志郎 山口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセットケース本体内に収容されるフィルム
テープの先端が不用意にカセットケース本体内に引っ込
むことのないテープカセットを提供すること。 【構成】 テープカセット10のテープ出口32にはく
ちばし状のテープ受け部36がハサミ固定刃66の刃先
端近傍まではり出し形成されている。そして、テープT
の先端はこのテープ受け部36に受止された状態でハサ
ミ固定刃66とハサミ可動刃68の両刃先の先端に案内
され、裁断後、テープTの先端はテープ受け部36面に
保持された状態でテープカセット10外に位置してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ印字装置に用い
られるテープカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透明テープの裏面に文字等の虚像
印字を行い、剥離紙付きの両面テープを貼り合わせるこ
とによりテープを作成するテープ印字装置が提案されて
いる。このように作成されたテープは、ビデオカセット
等の背部に貼着されてインデックス等として使用されて
好適なものである。
【0003】ところでこのようなテープ印字装置にはテ
ープカセットが交換可能に装着される。このテープカセ
ットは、例えば図14に示されるような構成である。す
なわち、カセットケース本体16内に透明なフィルムテ
ープ18が巻回されたテープスプール20と、インクリ
ボン22が巻回されたリボンスプール24、剥離紙付き
両面粘着テープ26が剥離紙側を外側にして巻回された
粘着テープスプール28とが回転可能に配設されてお
り、また、各スプール20、24、28の間にリボン巻
取スプール30が同様に回転可能に支持されている。
【0004】そしてこのテープカセットはテープ印字装
置に装着され、前記フィルムテープ18面に前記インク
リボン22を介して文字等の所望の印字が行われた後、
該フィルムテープ18面に前記両面粘着テープ26が貼
着されてカセットケース本体16のテープ出口32より
送り出される。一方、インクリボン22はリボン巻取ス
プール30に巻取られるものである。
【0005】前記カセットケース本体16のテープ出口
32より送り出されたフィルムテープ18と両面粘着テ
ープ26との貼合わせテープTは、そのテープ出口32
に面してテープ印字装置に設けられるテープカッタ64
により裁断される。このテープカッタ64の機構は、図
示(図14に)されるように、ハサミ固定刃66とハサ
ミ可動刃68とからなり、通常固定刃66が前記カセッ
トケース本体16のテープ出口32縁寄りに、一方可動
刃68がテープ出口32から遠い方に位置している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなテープカセットにおいて、テープ印字装置から外し
た状態ではテープ出口32からテープTの先端がハサミ
固定刃66の厚さ分だけ突出しており、テープ出口面を
不用意に指先で触れたりすると、テープ出口に面してい
た貼合わせテープTの先端がカセットケース本体内に引
っ込んでしまうことがある。あるいは、フィルムテープ
のバックテンション(戻り現象)等に起因してテープ先
端が引っ込むこともある。
【0007】テープTのテープ出口32から突出量は、
カセットケース本体16の厚さに比べて大きいので、テ
ープTの先端がカセットケース本体16の内側に入り込
んでしまうと一度カセットケース本体16内に引っ込ん
だテープ先端を引き出すのは容易ではなく、使用可能状
態に戻すのに手間と時間を要することがあった。さら
に、テープ先端がテープカセット本体内に引っ込んだま
ま、テープ印字装置に装着し、テープTを作成すると、
テープTがテープカセット本体内に引っ掛かって送り出
されなくなるという問題がある。
【0008】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、カセ
ットケース本体内に収容されるフィルムテープの先端
(実際にはフィルムテープと両面粘着テープの貼合わせ
部の先端)が不用意にカセットケース本体内に引っ込む
ことのないテープカセットを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のテープカセットは、カセットケース本体内に
収容される被印字媒体であるフィルムテープ面に文字等
が印字された後前記カセットケース本体のテープ出口よ
り送り出され、該テープ出口に面して設けられるテープ
カッタにより裁断されるものであって、前記カセットケ
ース本体のテープ出口に前記テープカッタにより裁断後
のカセットケース本体に残されるフィルムテープ先端を
受止するくちばし状のテープ受け部がはり出し形成され
ている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本発明のテープカセットに
よれば、文字等が印字されたフィルムテープはカセット
ケース本体のテープ出口より送り出されて、そのテープ
出口に設けられるテープカッタにより裁断されるが、裁
断後のカセットケース本体内に残されるフィルムテープ
側の先端はテープ受け部に保持される。そしてこのテー
プ受け部はテープ出口よりはり出し形成されているので
多少フィルムテープ先端が動いても不用意にカセットケ
ース本体内に引っ込んで取り出せなくなるようなことは
回避される。
【0011】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1に本発明の一実施例に係るテー
プカセット10の構成を示す。このテープカセット10
は図示のように、上蓋ケース12と下蓋ケース14とか
らなるカセットケース本体16(この図では上蓋ケース
12の大部分を取除いた状態を示す)に、フィルムテー
プ18が巻回されたテープスプール20と、インクリボ
ン22が巻回されたリボンスプール24と、剥離紙付き
両面粘着テープ26が剥離紙側を外側にして巻回された
粘着テープスプール28、及び前記リボンスプール24
より巻解かれて繰り出されるインクリボン22を巻取る
リボン巻取スプール30が夫々適宜回転可能に配置され
ている。
【0012】また、このカセットケース本体16の一側
に開設されるテープ出口32の近傍には、後述のテープ
印字装置に設けられるテープ送りローラ62との協働に
より前記フィルムテープ18と両面粘着テープ26との
貼合わせテープTを前記テープ出口32より送り出すテ
ープ駆動ローラ34がやはり回転可能に配設されてい
る。
【0013】一方このテープカセットが装着使用される
テープ印字装置の概略構成は図2に示すとうりであり、
図2において、テープ印字装置40には文字等を入力す
るための文字入力キー42、印字キー44、各種のファ
ンクションキーが設けられたキーボード46、キーボー
ド46から入力された文字等を表示する液晶ディスプレ
イ48及び前記テープカセット10を収納するカセット
収納部50が配設されている。かかるカセット収納部5
0は、テープ印字装置40の後方に回転可能に枢支され
た収納カバー52により開閉され、開状態でテープカセ
ット10の交換等が行われるようになっている。
【0014】図3にこのカセット収納部50の概略構成
を示す。このカセット収納部50には、前記テープカセ
ット10のリボン巻取スプール30に係合し、パルスモ
ータの回転駆動によりこのリボン巻取スプール30を回
動させてインクリボン22を巻取るリボン巻取軸54、
及び前記テープ駆動ローラ34に係合し、図示しないモ
ータ及びギヤ伝達機構を介してこのテープ駆動ローラ3
4を回転駆動させるテープ駆動軸56がそれぞれ立設さ
れている。尚、該切換機構については特願平3−283
814号に添付された明細書及び図面にて詳細に説明さ
れているので、ここでの説明は省略する。
【0015】また、サーマル印字ヘッド58とプラテン
ローラ60とが対向して立設配置され、更に前記テープ
駆動ローラ34との協働により貼合わせテープTを送り
出す前記のテープ送りローラ62が配設されている。こ
のプラテンローラ60とテープ送りローラ62は詳述は
避けるが、ローラホルダに支持され、図示しない手動の
切換機構により印字位置とリリース位置とに切換可能と
されている。尚、該切換機構については特願平3−28
3414号願書に添付された明細書及び図面にて詳細に
説明されているので、ここでの説明は省略する。
【0016】前記したサーマル印字ヘッド58は多数の
発熱素子を有しており、インクリボン22を介してフィ
ルムテープ18に文字等の印字を行うものである。
【0017】一方、前記テープカセット10のテープ出
口32より送り出される貼合わせテープTを裁断するテ
ープカッタ64がやはりこのカセット収納部50の一側
内縁寄り部位に設けられる。このテープカッタ64はハ
サミ固定刃66とハサミ可動刃68とからなり、ハサミ
固定刃66の方が前記カセット収納部50に装着される
テープカセット10のテープ出口32縁寄りに位置し、
ハサミ可動刃68がテープ出口32から遠い方に位置し
ている。
【0018】このテープカッタ64の駆動機構について
は詳細は避けるが、モータの駆動がピニオン及びギヤ機
構を介してハサミ可動刃68に伝達され、該ハサミ可動
刃68がその枢支軸を支点として開閉作動されるもの
で、この開閉動作により前記ハサミ固定刃66との協働
により貼合わせテープTが裁断されるものである。
【0019】前記テープカセット10の内部構造に戻っ
て説明すれば、図1に示すように、前記インクリボン2
2を展張させるリボン展張レバー70が支軸72を支点
として回動可能に配置される。そしてその詳細を図4〜
図7に示すように、リボン展張レバー70の支軸72に
挿通されるねじりバネ74の両端がそれぞれそのリボン
展張レバー70に延設された係合段部76、78に係止
させた状態で下蓋ケース14の内底面に設けられた軸受
筒80に前記支軸72を挿通するように装着される。
【0020】このとき前記ねじりバネ74の一バネ端部
74aが下蓋ケース14内底面に立設されるテーパ状係
止片82のテーパ面82aに沿って滑り落ち、そのテー
パ下傾端に設けられた鉤部84に係止される。これによ
りリボン展張レバー70は支軸72を中心として図1の
時計方向へねじりバネ74の付勢力を受ける。
【0021】そして前述のようにねじりバネ74をリボ
ン展張レバー70の支軸72に抜脱不能に装着させた状
態でこれを軸受筒80に装着させるものであるから、そ
の装着作業時にねじりバネ74がリボン展張レバー70
の支軸72から不意に抜け落ちるということも回避され
て組付け作業性もよい。
【0022】一方、前記リボン展張レバー70の先端に
屈曲片86が延設され、該屈曲片86がインクリボン2
2に当接し、さらに該屈曲片86の基部に設けられる外
方突出縁88によりインクリボン22はリボン展張レバ
ー70よりリリースされてリボン巻取スプール30に巻
取られるように構成されている。
【0023】また、該リボン展張レバー70の途中部位
にはこのテープカセット10が前記テープ印字装置40
のカセット収納部50に装着されたときサーマル印字ヘ
ッド58の背面に対向位置するように回動作動片90が
突設される。この回動作動片90は、前記サーマル印字
ヘッド58の背面に図3に示されるように、高さの異な
る一対の傾斜片92a、92bが並設されているが、狭
幅テープカセット10Aの場合は、図8及び図9に示さ
れるように背の高い方の傾斜片92aに係合されるよう
に対向配置され、一方幅広テープカセット10Bの場合
は、図10及び図11に示されるように背の低い方の傾
斜片92bに係合されるように対向配置される。
【0024】これにより狭幅テープカセット10Aの場
合には、これをテープ印字装置40のカセット収納部5
0に装着する際の早い時期から図9(a)(b)に示す
ように、リボン展張レバー70の回動作動片90aとサ
ーマル印字ヘッド58の背の高い方の傾斜片92aとの
係合が開始されるので早めにリボン展張レバー70の回
動作動が始まる。これに対して幅広テープカセット10
Bの場合には、狭幅テープカセット10Aの場合よりも
遅いタイミングで図11(a)(b)に示すように、リ
ボン展張レバー70の回動作動片90bとサーマル印字
ヘッド58の背の低い方の傾斜片92bとの係合が開始
されるので遅目にリボン展張レバー70の回動作動が始
まる。
【0025】このリリースタイミングは、狭幅テープカ
セット10Aの場合には早くても別に支障ないが、幅広
テープカセット10Bの場合には早いとインクリボン2
2がサーマル印字ヘッド58の端縁に引掛かるおそれが
あるので遅くリリースさせるように配慮したものであ
る。
【0026】またいずれの回動作動片90a、90bと
もその下端縁に上方傾斜面を有し、これに対応して前記
サーマル印字ヘッド58の両傾斜片92a、92bとも
にその上端縁が下方傾斜面を有する。これによりカセッ
トテープをテープ印字装置40のカセット収納部50に
上から嵌め込むように装着するときリボン展張レバー7
0のそれぞれの回動作動片90a、90bがサーマル印
字ヘッド58の傾斜片92a、92bの傾斜面に沿って
滑り易いようにし、かつリボン展張レバー70がスムー
ズに回動される。
【0027】また、リボン展張レバー70の回動により
インクリボン22のリボンスプール24からリボン巻取
スプール30までの経路長がリボン展張レバー70の回
動前と同じか回動前よりも長くなる。従ってテープカセ
ットの使用前におけるインクリボンの巻き緩み等があっ
ても実際にテープ印字装置に装着されたときにはその巻
き緩みが解消されることとなる。
【0028】また、インクリボン22は外方突出縁88
によりリボン展張レバー70からリリースされているの
でインクリボン22が静電気的にリボン展張レバー70
の背面にベタッとくっついて離れないとということも回
避され、インクリボン22のスムーズな送りが確保され
る。
【0029】さらにテープカセット10の回動作動片9
0はインクリボン22に用いられるインクの種類によっ
て、サーマル印字ヘッド58に向けての突出幅の大きな
ものと小さなものとがある。これは、インクリボンに用
いられるインクの組成がワックス系と樹脂系とがあり、
インクの組成が樹脂系の場合、サーマル印字ヘッドによ
る印字後、インクの冷えて固まる時間が短いために大き
く剥離させる必要がある。そのため、フィルムテープ1
8とインクリボン22との間の剥離角度が大きくなるよ
うに回動作動片90の突出幅が大きく形成されている。
【0030】一方インクの組成がワックス系の場合、そ
れ程印字後のインクの冷えて固まる時間が短くないため
に剥離角度を小さくして、フィルムテープ18にインク
リボン22が固着するまでの時間を設ける必要がある。
そのため、回動作動片90の突出幅が小さく形成されて
いる。
【0031】次に前記リボン巻取スプール30の構成を
図1に戻って説明すると、該リボン巻取スプール30の
基部にはクラッチコイルバネ94が挿着され、その一端
はリボン巻取スプール30に圧接されているものの、他
端は下蓋ケース14上の係止片96により止着されてい
る。したがってリボン巻取スプール30に印字状態時等
に一定以上のテンションが掛かれば、前記クラッチコイ
ルバネ94の作動により該リボン巻取スプール30は空
回りし、巻取りトルクが調整されるようになっている。
【0032】また、上蓋ケース12と下蓋ケース14と
の係合は、図12及び図13に示すように、狭幅テープ
カセット10Aの場合も幅広テープカセット10Bの場
合も粘着テープスプール28が装着される筒軸98a、
98bの先端にブリッジ部100が形成される一方、上
蓋ケース12の下面には該ブリッジ部100を両側から
抱え込む弾発性ある一対の係合片102a、102bが
突設され、上蓋ケース12を下蓋ケース14に被せる時
に前記筒軸98a、98bのブリッジ部100に両側か
ら前記係合片102a、102bが弾発力により嵌まり
込むことにより抜脱不能に係合されるように構成されて
いる。
【0033】これにより図示のように上蓋ケース12の
下面で粘着テープスプール28に巻かれている剥離紙付
き両面粘着テープ26の軸方向へのズレ動き(テレスコ
ープと称される。)を規制するようにしている。したが
って通常、使用中の印字ヘッドの熱や使用環境の湿度等
によりインクリボンのインクの粘性によって巻きズレが
生じることがあるが、このような問題は解消される。
【0034】しかして本発明では、テープカセット10
のテープ出口32にはくちばし状のテープ受け部36が
ハサミ固定刃66の刃先端近傍まではり出し形成されて
いる。そしてテープカセット10のテープ出口32より
送り出されてきた貼合わせテープTの先端が丁度このテ
ープ受け部36に受止された状態で前記テープカッタ6
4のハサミ固定刃66とハサミ可動刃68の両刃先の先
端に案内されるようになっている。
【0035】このように構成されたテープカセットによ
れば、今、このテープカセット10をテープ印字装置4
0のカセット収納部50に装着するとき、はじめにテー
プカセット10のリボン展張レバー70の回動作動片9
0がサーマル印字ヘッド58の傾斜片92に当たる。そ
してこのテープカセット10を更にカセット収納部50
内に嵌め込んでいくとき、前記回動作動片90が前記傾
斜片92を滑ることによりリボン展張レバー70が支軸
72を支点として所定の位置まで回動されてテープカセ
ット10の装着が完了する。
【0036】次にこのテープカセット10内に収納され
るフィルムテープ18面に文字等を出力印字し、これに
両面粘着テープ26を貼り合わせて貼合わせテープTを
得る動作を説明する。サーマル印字ヘッドとプラテンロ
ーラとの間を前記フィルムテープ18とインクリボン2
2とが重ね合わせた状態で通過する間にサーマル印字ヘ
ッド58に送られる印字情報に基づいてフィルムテープ
18面にインクリボン22を介して文字等がサーマル印
字される。
【0037】そしてフィルムテープ18はテープ駆動ロ
ーラ34とテープ送りローラ62との協働により貼り合
わされて貼合わせテープTとしてテープ出口32より送
り出される。テープ印字終了後はテープカッタ64のハ
サミ可動刃68とハサミ固定刃66とにより貼合わせテ
ープTは裁断される。
【0038】そのとき本発明によれば、テープ出口32
には丁度ハサミ固定刃66の刃先近くまでテープ受け部
36が延設されているので、裁断後はテープカセット1
0側の貼合わせテープTの先端はそのテープ受け部36
面に保持された状態でテープカセット10外にこのテー
プTのテープ出口32の突出量は、テープ受け部36に
より厚さが増している下蓋ケース厚さよりも小さくな
る。したがって裁断後に貼合わせテープTの先端が多少
不用意にカセットケース本体内に引っぱられ、あるいは
押し込まれても引っ込んでしまって取り出せなくなるよ
うなことは回避される。
【0039】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のテープカセットによれば、カセットケース本体内
のフィルムテープ面に文字等が印字されてテープ出口よ
り送り出されテープカッタにより裁断された後にカセッ
トケース本体に残されるフィルムテープの先端が、その
テープ出口よりくちばし状にはり出し形成されているテ
ープ受け部により受止されて不用意にカセットケース本
体内に引っ込んで取り出し不能となるようなことは回避
されるので、安心して使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテープカセットの上蓋ケースの大
部分を取除いて示した平面図である。
【図2】このテープカセットが装着使用されるテープ印
字装置の平面図である。
【図3】図2に示したテープ印字装置のカセット収納部
の斜視図である。
【図4】図1に示したテープカセット内のリボン展張レ
バーの分解斜視図である。
【図5】図4に示したリボン展張レバーの支軸にねじり
バネを装着した状態の説明図である。
【図6】図5に示したリボン展張レバーを下蓋ケース上
の軸受筒に挿通する途中の説明図である。
【図7】図5に示したリボン展張レバーを下蓋ケース上
の軸受筒に挿通し終えた状態の説明図である。
【図8】狭幅テープカセットにおけるリボン展張レバー
の回動作動片とサーマル印字ヘッドの傾斜片との係合状
態を説明する断面図である。
【図9】この狭幅テープカセットをテープ印字装置に装
着するときのリボン展張レバーの回動状態を説明する図
である。
【図10】幅広テープカセットにおけるリボン展張レバ
ーの回動作動片とサーマル印字ヘッドの傾斜片との係合
状態を説明する断面図である。
【図11】幅広テープカセットをテープ印字装置に装着
するときのリボン展張レバーの回動状態を説明する図で
ある。
【図12】狭幅テープカセットの上蓋ケースと下蓋ケー
スとの係合状態を説明する断面図である。
【図13】幅広テープカセットの上蓋ケースと下蓋ケー
スとの係合状態を説明する断面図である。
【図14】従来のテープカセットの内部構造を示す平面
図である。
【符号の説明】
10 テープカセット 10A 狭幅テープカセット 10B 幅広テープカセット 16 カセットケース本体 18 フィルムテープ 22 インクリボン 26 両面粘着テープ 32 テープ出口 36 テープ受け部 40 テープ印字装置 50 カセット収納部 58 サーマル印字ヘッド 64 テープカッタ 66 ハサミ固定刃 68 ハサミ可動刃 70 リボン展張レバー T 貼合わせテープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットケース本体内に収容されるテー
    プ状の被印字媒体の被印刷面に文字等が印字された後、
    前記カセットケース本体のテープ出口より送り出され、
    該テープ出口に面して設けられるテープカッタにより裁
    断されるものであって、前記カセットケース本体のテー
    プ出口に前記テープカッタにより裁断後のカセットケー
    ス本体に残される被印刷媒体先端を受止するくちばし状
    のテープ受け部がはり出し形成されていることを特徴と
    するテープカセット。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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