JP2666644C - - Google Patents

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JP2666644C
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 本発明は、テープ印字装置に用いられるテープカセットに関するものである。 【0002】 【従来の技術】 従来、透明テープの裏面に文字等の虚像印字を行い、剥離紙付きの両面テープ
を貼り合わせることによりテープを作成するテープ印字装置が提案されている。
このように作成されたテープは、ビデオカセット等の背部に貼着されてインデッ
クス等として使用されて好適なものである。 【0003】 ところでこのようなテープ印字装置にはテープカセットが交換可能に装着され
る。このテープカセットは、例えば図14に示されるような構成である。すなわ
ち、カセットケース本体16内に透明なフィルムテープ18が巻回されたテープ
スプール20と、インクリボン22が巻回されたリボンスプール24、剥離紙付
き両面粘着テープ26が剥離紙側を外側にして巻回された粘着テープスプール2 8とが回転可能に配設されており、また、各スプール20、24、28の間にリ
ボン巻取スプール30が同様に回転可能に支持されている。 【0004】 そしてこのテープカセットはテープ印字装置に装着され、前記フィルムテープ
18面に前記インクリボン22を介して文字等の所望の印字が行われた後、該フ
ィルムテープ18面に前記両面粘着テープ26が貼着されてカセットケース本体
16のテープ出口32より送り出される。一方、インクリボン22はリボン巻取
スプール30に巻取られるものである。 【0005】 前記カセットケース本体16のテープ出口32より送り出されたフィルムテー
プ18と両面粘着テープ26との貼合わせテープTは、そのテープ出口32に面
してテープ印字装置に設けられるテープカッタ64により裁断される。 このテープカッタ64の機構は、図示(図14に)されるように、ハサミ固定
刃66とハサミ可動刃68とからなり、通常固定刃66が前記カセットケース本
体16のテープ出口32縁寄りに、一方可動刃68がテープ出口32から遠い方
に位置している。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、このようなテープカセットにおいて、テープ印字装置から外し
た状態ではテープ出口32からテープTの先端がハサミ固定刃66の厚さ分だけ
突出しており、テープ出口面を不用意に指先で触れたりすると、テープ出口に面
していた貼合わせテープTの先端がカセットケース本体内に引っ込んでしまうこ
とがある。あるいは、フィルムテープのバックテンション(戻り現象)等に起因
してテープ先端が引っ込むこともある。 【0007】 テープTのテープ出口32から突出量は、カセットケース本体16の厚さに比
べて大きいので、テープTの先端がカセットケース本体16の内側に入り込んで
しまうと一度カセットケース本体16内に引っ込んだテープ先端を引き出すのは
容易ではなく、使用可能状態に戻すのに手間と時間を要することがあった。さら に、テープ先端がテープカセット本体内に引っ込んだまま、テープ印字装置に装
着し、テープTを作成すると、テープTがテープカセット本体内に引っ掛かって
送り出されなくなるという問題がある。 【0008】 本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、その目的と
するところは、カセットケース本体内に収容されるフィルムテープの先端(実際
にはフィルムテープと両面粘着テープの貼合わせ部の先端)が不用意にカセット
ケース本体内に引っ込むことのないテープカセットを提供することにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】 この目的を達成するため本発明のテープカセットは、印字手段及びテープカッ
タを備えたテープ印字装置に装着されるテープカセットであって、カセットケー
ス本体内に収容されるテープ状の被印字媒体が、その被印刷面に前記印字手段に
より文字等が印字された後、前記カセットケース本体のテープ出口より送り出さ
れ、該テープ出口に面して前記テープ印字装置に設けられる固定刃及び可動刃よ
りなるテープカッタにより裁断されるテープカセットにおいて、前記カセットケ
ース本体のテープ出口に前記テープカッタにより裁断後のカセットケース本体に
残される被印刷媒体先端を受止し前記カセットケース本体内への押し込みを防止
するくちばし状のテープ受け部が前記テープカッタの固定刃の刃先端近傍までは
り出し形成されていることを特徴とする。 【0010】 【作用】 上記の構成を有する本発明のテープカセットによれば、文字等が印字されたフ
ィルムテープはカセットケース本体のテープ出口より送り出されて、そのテープ
出口に設けられる固定刃及び可動刃よりなるテープカッタにより裁断されるが、
裁断後のカセットケース本体内に残されるフィルムテープ側の先端はテープ受け
部に保持される。 そしてこのテープ受け部はテープ出口よりテープカッタの固定刃の刃先端近傍
まではり出し形成されているので多少フィルムテープ先端が押し込まれて動いて も不用意にカセットケース本体内に引っ込んで取り出せなくなるようなことは回
避される。 【0011】 【実施例】 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説明する。 図1に本発明の一実施例に係るテープカセット10の構成を示す。このテープ
カセット10は図示のように、上蓋ケース12と下蓋ケース14とからなるカセ
ットケース本体16(この図では上蓋ケース12の大部分を取除いた状態を示す
)に、フィルムテープ18が巻回されたテープスプール20と、インクリボン2
2が巻回されたリボンスプール24と、剥離紙付き両面粘着テープ26が剥離紙
側を外側にして巻回された粘着テープスプール28、及び前記リボンスプール2
4より巻解かれて繰り出されるインクリボン22を巻取るリボン巻取スプール3
0が夫々適宜回転可能に配置されている。 【0012】 また、このカセットケース本体16の一側に開設されるテープ出口32の近傍
には、後述のテープ印字装置に設けられるテープ送りローラ62との協働により
前記フィルムテープ18と両面粘着テープ26との貼合わせテープTを前記テー
プ出口32より送り出すテープ駆動ローラ34がやはり回転可能に配設されてい
る。 【0013】 一方このテープカセットが装着使用されるテープ印字装置の概略構成は図2に
示すとうりであり、図2において、テープ印字装置40には文字等を入力するた
めの文字入力キー42、印字キー44、各種のファンクションキーが設けられた
キーボード46、キーボード46から入力された文字等を表示する液晶ディスプ
レイ48及び前記テープカセット10を収納するカセット収納部50が配設され
ている。かかるカセット収納部50は、テープ印字装置40の後方に回転可能に
枢支された収納カバー52により開閉され、開状態でテープカセット10の交換
等が行われるようになっている。 【0014】 図3にこのカセット収納部50の概略構成を示す。 このカセット収納部50には、前記テープカセット10のリボン巻取スプール
30に係合し、パルスモータの回転駆動によりこのリボン巻取スプール30を回
動させてインクリボン22を巻取るリボン巻取軸54、及び前記テープ駆動ロー
ラ34に係合し、図示しないモータ及びギヤ伝達機構を介してこのテープ駆動ロ
ーラ34を回転駆動させるテープ駆動軸56がそれぞれ立設されている。尚、該
切換機構については特願平3−283814号に添付された明細書及び図面にて
詳細に説明されているので、ここでの説明は省略する。 【0015】 また、サーマル印字ヘッド58とプラテンローラ60とが対向して立設配置さ
れ、更に前記テープ駆動ローラ34との協働により貼合わせテープTを送り出す
前記のテープ送りローラ62が配設されている。このプラテンローラ60とテー
プ送りローラ62は詳述は避けるが、ローラホルダに支持され、図示しない手動
の切換機構により印字位置とリリース位置とに切換可能とされている。尚、該切
換機構については特願平3−283414号願書に添付された明細書及び図面に
て詳細に説明されているので、ここでの説明は省略する。 【0016】 前記したサーマル印字ヘッド58は多数の発熱素子を有しており、インクリボ
ン22を介してフィルムテープ18に文字等の印字を行うものである。 【0017】 一方、前記テープカセット10のテープ出口32より送り出される貼合わせテ
ープTを裁断するテープカッタ64がやはりこのカセット収納部50の一側内縁
寄り部位に設けられる。 このテープカッタ64はハサミ固定刃66とハサミ可動刃68とからなり、ハ
サミ固定刃66の方が前記カセット収納部50に装着されるテープカセット10
のテープ出口32縁寄りに位置し、ハサミ可動刃68がテープ出口32から遠い
方に位置している。 【0018】 このテープカッタ64の駆動機構については詳細は避けるが、モータの駆動が ピニオン及びギヤ機構を介してハサミ可動刃68に伝達され、該ハサミ可動刃6
8がその枢支軸を支点として開閉作動されるもので、この開閉動作により前記ハ
サミ固定刃66との協働により貼合わせテープTが裁断されるものである。 【0019】 前記テープカセット10の内部構造に戻って説明すれば、図1に示すように、
前記インクリボン22を展張させるリボン展張レバー70が支軸72を支点とし
て回動可能に配置される。そしてその詳細を図4〜図7に示すように、リボン展
張レバー70の支軸72に挿通されるねじりバネ74の両端がそれぞれそのリボ
ン展張レバー70に延設された係合段部76、78に係止させた状態で下蓋ケー
ス14の内底面に設けられた軸受筒80に前記支軸72を挿通するように装着さ
れる。 【0020】 このとき前記ねじりバネ74の一バネ端部74aが下蓋ケース14内底面に立
設されるテーパ状係止片82のテーパ面82aに沿って滑り落ち、そのテーパ下
傾端に設けられた鉤部84に係止される。これによりリボン展張レバー70は支
軸72を中心として図1の時計方向へねじりバネ74の付勢力を受ける。 【0021】 そして前述のようにねじりバネ74をリボン展張レバー70の支軸72に抜脱
不能に装着させた状態でこれを軸受筒80に装着させるものであるから、その装
着作業時にねじりバネ74がリボン展張レバー70の支軸72から不意に抜け落
ちるということも回避されて組付け作業性もよい。 【0022】 一方、前記リボン展張レバー70の先端に屈曲片86が延設され、該屈曲片8
6がインクリボン22に当接し、さらに該屈曲片86の基部に設けられる外方突
出縁88によりインクリボン22はリボン展張レバー70よりリリースされてリ
ボン巻取スプール30に巻取られるように構成されている。 【0023】 また、該リボン展張レバー70の途中部位にはこのテープカセット10が前記
テープ印字装置40のカセット収納部50に装着されたときサーマル印字ヘッド 58の背面に対向位置するように回動作動片90が突設される。この回動作動片
90は、前記サーマル印字ヘッド58の背面に図3に示されるように、高さの異
なる一対の傾斜片92a、92bが並設されているが、狭幅テープカセット10
Aの場合は、図8及び図9に示されるように背の高い方の傾斜片92aに係合さ
れるように対向配置され、一方幅広テープカセット10Bの場合は、図10及び
図11に示されるように背の低い方の傾斜片92bに係合されるように対向配置
される。 【0024】 これにより狭幅テープカセット10Aの場合には、これをテープ印字装置40
のカセット収納部50に装着する際の早い時期から図9(a)(b)に示すよう
に、リボン展張レバー70の回動作動片90aとサーマル印字ヘッド58の背の
高い方の傾斜片92aとの係合が開始されるので早めにリボン展張レバー70の
回動作動が始まる。これに対して幅広テープカセット10Bの場合には、狭幅テ
ープカセット10Aの場合よりも遅いタイミングで図11(a)(b)に示すよ
うに、リボン展張レバー70の回動作動片90bとサーマル印字ヘッド58の背
の低い方の傾斜片92bとの係合が開始されるので遅目にリボン展張レバー70
の回動作動が始まる。 【0025】 このリリースタイミングは、狭幅テープカセット10Aの場合には早くても別
に支障ないが、幅広テープカセット10Bの場合には早いとインクリボン22が
サーマル印字ヘッド58の端縁に引掛かるおそれがあるので遅くリリースさせる
ように配慮したものである。 【0026】 またいずれの回動作動片90a、90bともその下端縁に上方傾斜面を有し、
これに対応して前記サーマル印字ヘッド58の両傾斜片92a、92bともにそ
の上端縁が下方傾斜面を有する。 これによりカセットテープをテープ印字装置40のカセット収納部50に上か
ら嵌め込むように装着するときリボン展張レバー70のそれぞれの回動作動片9
0a、90bがサーマル印字ヘッド58の傾斜片92a、92bの傾斜面に沿っ て滑り易いようにし、かつリボン展張レバー70がスムーズに回動される。 【0027】 また、リボン展張レバー70の回動によりインクリボン22のリボンスプール
24からリボン巻取スプール30までの経路長がリボン展張レバー70の回動前
と同じか回動前よりも長くなる。 従ってテープカセットの使用前におけるインクリボンの巻き緩み等があっても
実際にテープ印字装置に装着されたときにはその巻き緩みが解消されることとな
る。 【0028】 また、インクリボン22は外方突出縁88によりリボン展張レバー70からリ
リースされているのでインクリボン22が静電気的にリボン展張レバー70の背
面にベタッとくっついて離れないとということも回避され、インクリボン22の
スムーズな送りが確保される。 【0029】 さらにテープカセット10の回動作動片90はインクリボン22に用いられる
インクの種類によって、サーマル印字ヘッド58に向けての突出幅の大きなもの
と小さなものとがある。 これは、インクリボンに用いられるインクの組成がワックス系と樹脂系とがあ
り、インクの組成が樹脂系の場合、サーマル印字ヘッドによる印字後、インクの
冷えて固まる時間が短いために大きく剥離させる必要がある。そのため、フィル
ムテープ18とインクリボン22との間の剥離角度が大きくなるように回動作動
片90の突出幅が大きく形成されている。 【0030】 一方インクの組成がワックス系の場合、それ程印字後のインクの冷えて固まる
時間が短くないために剥離角度を小さくして、フィルムテープ18にインクリボ
ン22が固着するまでの時間を設ける必要がある。そのため、回動作動片90の
突出幅が小さく形成されている。 【0031】 次に前記リボン巻取スプール30の構成を図1に戻って説明すると、該リボン 巻取スプール30の基部にはクラッチコイルバネ94が挿着され、その一端はリ
ボン巻取スプール30に圧接されているものの、他端は下蓋ケース14上の係止
片96により止着されている。 したがってリボン巻取スプール30に印字状態時等に一定以上のテンションが
掛かれば、前記クラッチコイルバネ94の作動により該リボン巻取スプール30
は空回りし、巻取りトルクが調整されるようになっている。 【0032】 また、上蓋ケース12と下蓋ケース14との係合は、図12及び図13に示す
ように、狭幅テープカセット10Aの場合も幅広テープカセット10Bの場合も
粘着テープスプール28が装着される筒軸98a、98bの先端にブリッジ部1
00が形成される一方、上蓋ケース12の下面には該ブリッジ部100を両側か
ら抱え込む弾発性ある一対の係合片102a、102bが突設され、上蓋ケース
12を下蓋ケース14に被せる時に前記筒軸98a、98bのブリッジ部100
に両側から前記係合片102a、102bが弾発力により嵌まり込むことにより
抜脱不能に係合されるように構成されている。 【0033】 これにより図示のように上蓋ケース12の下面で粘着テープスプール28に巻
かれている剥離紙付き両面粘着テープ26の軸方向へのズレ動き(テレスコープ
と称される。)を規制するようにしている。したがって通常、使用中の印字ヘッ
ドの熱や使用環境の湿度等によりインクリボンのインクの粘性によって巻きズレ
が生じることがあるが、このような問題は解消される。 【0034】 しかして本発明では、テープカセット10のテープ出口32にはくちばし状の
テープ受け部36がハサミ固定刃66の刃先端近傍まではり出し形成されている
。そしてテープカセット10のテープ出口32より送り出されてきた貼合わせテ
ープTの先端が丁度このテープ受け部36に受止された状態で前記テープカッタ
64のハサミ固定刃66とハサミ可動刃68の両刃先の先端に案内されるように
なっている。 【0035】 このように構成されたテープカセットによれば、今、このテープカセット10
をテープ印字装置40のカセット収納部50に装着するとき、はじめにテープカ
セット10のリボン展張レバー70の回動作動片90がサーマル印字ヘッド58
の傾斜片92に当たる。そしてこのテープカセット10を更にカセット収納部5
0内に嵌め込んでいくとき、前記回動作動片90が前記傾斜片92を滑ることに
よりリボン展張レバー70が支軸72を支点として所定の位置まで回動されてテ
ープカセット10の装着が完了する。 【0036】 次にこのテープカセット10内に収納されるフィルムテープ18面に文字等を
出力印字し、これに両面粘着テープ26を貼り合わせて貼合わせテープTを得る
動作を説明する。 サーマル印字ヘッドとプラテンローラとの間を前記フィルムテープ18とイン
クリボン22とが重ね合わせた状態で通過する間にサーマル印字ヘッド58に送
られる印字情報に基づいてフィルムテープ18面にインクリボン22を介して文
字等がサーマル印字される。 【0037】 そしてフィルムテープ18はテープ駆動ローラ34とテープ送りローラ62と
の協働により貼り合わされて貼合わせテープTとしてテープ出口32より送り出
される。テープ印字終了後はテープカッタ64のハサミ可動刃68とハサミ固定
刃66とにより貼合わせテープTは裁断される。 【0038】 そのとき本発明によれば、テープ出口32には丁度ハサミ固定刃66の刃先近
くまでテープ受け部36が延設されているので、裁断後はテープカセット10側
の貼合わせテープTの先端はそのテープ受け部36面に保持された状態でテープ
カセット10外にこのテープTのテープ出口32の突出量は、テープ受け部36
により厚さが増している下蓋ケース厚さよりも小さくなる。 したがって裁断後に貼合わせテープTの先端が多少不用意にカセットケース本
体内に引っぱられ、あるいは押し込まれても引っ込んでしまって取り出せなくな
るようなことは回避される。 【0039】 【発明の効果】 以上説明したことから明かなように、本発明のテープカセットによれば、カセ
ットケース本体内のフィルムテープ面に文字等が印字されてテープ出口より送り
出され固定刃及び可動刃よりなるテープカッタにより裁断された後にカセットケ
ース本体に残されるフィルムテープの先端が、そのテープ出口よりテープカッタ
の固定刃の刃先端近傍までくちばし状にはり出し形成されているテープ受け部に
より受止されてカセットケース本体内への押し込みが防止され不用意にカセット
ケース本体内に引っ込んで取り出し不能となるようなことは回避されるので、安
心して使用できる利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明に係るテープカセットの上蓋ケースの大部分を取除いて示した平面図で
ある。 【図2】 このテープカセットが装着使用されるテープ印字装置の平面図である。 【図3】 図2に示したテープ印字装置のカセット収納部の斜視図である。 【図4】 図1に示したテープカセット内のリボン展張レバーの分解斜視図である。 【図5】 図4に示したリボン展張レバーの支軸にねじりバネを装着した状態の説明図で
ある。 【図6】 図5に示したリボン展張レバーを下蓋ケース上の軸受筒に挿通する途中の説明
図である。 【図7】 図5に示したリボン展張レバーを下蓋ケース上の軸受筒に挿通し終えた状態の
説明図である。 【図8】 狭幅テープカセットにおけるリボン展張レバーの回動作動片とサーマル印字ヘ
ッドの傾斜片との係合状態を説明する断面図である。 【図9】 この狭幅テープカセットをテープ印字装置に装着するときのリボン展張レバー
の回動状態を説明する図である。 【図10】 幅広テープカセットにおけるリボン展張レバーの回動作動片とサーマル印字ヘ
ッドの傾斜片との係合状態を説明する断面図である。 【図11】 幅広テープカセットをテープ印字装置に装着するときのリボン展張レバーの回
動状態を説明する図である。 【図12】 狭幅テープカセットの上蓋ケースと下蓋ケースとの係合状態を説明する断面図
である。 【図13】 幅広テープカセットの上蓋ケースと下蓋ケースとの係合状態を説明する断面図
である。 【図14】 従来のテープカセットの内部構造を示す平面図である。 【符号の説明】 10 テープカセット 10A 狭幅テープカセット 10B 幅広テープカセット 16 カセットケース本体 18 フィルムテープ 22 インクリボン 26 両面粘着テープ 32 テープ出口 36 テープ受け部 40 テープ印字装置 50 カセット収納部 58 サーマル印字ヘッド 64 テープカッタ 66 ハサミ固定刃 68 ハサミ可動刃 70 リボン展張レバー T 貼合わせテープ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 印字手段及びテープカッタを備えたテープ印字装置に装着され
    るテープカセットであって、カセットケース本体内に収容されるテープ状の被印
    字媒体が、その被印刷面に前記印字手段により文字等が印字された後、前記カセ
    ットケース本体のテープ出口より送り出され、該テープ出口に面して前記テープ
    印字装置に設けられる固定刃及び可動刃よりなるテープカッタにより裁断される
    テープカセットにおいて、 前記カセットケース本体のテープ出口に前記テープカッタにより裁断後のカセ
    ットケース本体に残される被印刷媒体先端を受止し前記カセットケース本体内へ
    の押し込みを防止するくちばし状のテープ受け部が前記テープカッタの固定刃の
    刃先端近傍まではり出し形成されていることを特徴とするテープカセット。

Family

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