JP2001121797A - テープ印字装置及びテープ印字装置用カセット - Google Patents

テープ印字装置及びテープ印字装置用カセット

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JP2001121797A
JP2001121797A JP2000269682A JP2000269682A JP2001121797A JP 2001121797 A JP2001121797 A JP 2001121797A JP 2000269682 A JP2000269682 A JP 2000269682A JP 2000269682 A JP2000269682 A JP 2000269682A JP 2001121797 A JP2001121797 A JP 2001121797A
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cassette
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platen
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JP2000269682A
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Koushirou Yamaguchi
晃志郎 山口
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 重ね印字動作等が可能であるとともに、2色
以上の画像を印字用テープに印字できるテープ印字装置
及びテープ印字装置用カセットを提供する。 【解決手段】 印字用テープ8とインクリボン9とを収
納したカセット2と、インクリボン9を巻き取るリボン
巻取り手段と、印字用テープ8を搬送するテープ搬送手
段と、を備えたテープ印字装置であって、インクリボン
9に、その長手方向に沿って2色以上のインク部及びそ
のインク部の色を判別するためのマーク部を適宜間隔で
交互に複数形成する一方、テープ印字装置本体側に、各
マーク部を検出する検出手段16を備え、テープ搬送手
段により逆搬送された印字用テープ8を再度順搬送しな
がら印字するときには、検出手段16の検出結果に基づ
いてリボン巻取り手段を駆動制御するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被印字媒体である印字
用テープとインクリボンとを内蔵したカセットを、サー
マルヘッド等の印字部及びプラテンと、テープ搬送手段
と、インクリボン巻取り手段とを備えたテープ印字装置
に着脱自在に装着し、前記印字用テープに、予め入力さ
れたデータに応じて文字や図形等の画像を印字するため
の装置及びその装置に用いられるカセットに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に実開平2−56666
号公報において、ラベル表示等のため、被印字媒体であ
る印字用テープとインクリボンとを内蔵したカセット
を、テープ印字装置に着脱自在に装着できるように構成
し、該テープ印字装置には、サーマルヘッド等の印字部
と、該印字部に対して接離するプラテンと、前記インク
リボンの巻取り手段等を備え、テープ印字装置に予め入
力したデータに基づいてカセットから印字用テープを適
宜速度で引き出される途中において、当該印字用テープ
に文字列等の画像を印字する装置を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記のテープ印字装置
によれば、カセットから印字用テープを引き出す方向に
搬送できるだけであったから、印字用テープにその長手
方向に沿って文字等の画像を一旦印字した後、再度印字
用テープを所定距離だけ巻き戻して、既に印字済みの画
像の周りに、その印字済みの画像とは異なる色で、装飾
記号を印字し、又は重ね印字する等により画像を強調し
たり、印字用テープの幅方向に二段に印字することがで
きなかった。
【0004】また、従来の前記テープ印字装置に装着す
るカセット内には一色だけのインクリボンを収納してい
たため、印字用テープの長手方向に沿って色違いの文字
等の画像を印字する事ができないという問題があった。
【0005】本願発明は、このような問題点を解決する
ためになされたものであり、前記の重ね印字動作等が可
能であるとともに、2色以上の画像を印字用テープに印
字することができるテープ印字装置及びテープ印字装置
用カセットを提供することを第1の目的とするものであ
る。
【0006】また、本願発明は、前記テープ印字装置及
びテープ印字装置用カセットにおいて、インクリボンが
終端に至ったときには前記テープ印字装置の印字動作を
中止することができるテープ印字装置及びテープ印字装
置用カセットを提供することを第2の目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、被印字媒体である印字用
テープとインクリボンとを収納したカセットと、該カセ
ットの外側に配置された印字部とプラテンとの間を通過
する前記インクリボンを巻き取るリボン巻取り手段と、
前記印字用テープを搬送するテープ搬送手段と、該テー
プ搬送手段が前記印字用テープを逆搬送するときに前記
プラテンと前記印字部とを離間させる離間手段と、前記
テープ搬送手段により逆搬送された前記印字用テープを
再度順搬送しながら印字するときに前記プラテンと前記
印字部とを圧接させる圧接手段と、を備えたテープ印字
装置であって、前記インクリボンに、その長手方向に沿
って2色以上のインク部及びそのインク部の色を判別す
るためのマーク部を適宜間隔で交互に複数形成する一
方、テープ印字装置本体側に、前記各マーク部を検出す
る検出手段を備え、前記テープ搬送手段により逆搬送さ
れた前記印字用テープを再度順搬送しながら印字すると
きには、前記検出手段の検出結果に基づいて前記リボン
巻取り手段を駆動制御するように構成したものである。
【0008】このように構成することにより、印字用テ
ープにその長手方向に沿って文字等の画像を一旦印字し
た後、再度印字用テープを所定距離だけ巻き戻して印字
するときには、検出手段がインクリボンのインク部の色
に対応して形成されたマーク部を検出し、その検出結果
に基づいてリボン巻取り手段を駆動制御することによ
り、インクリボンに形成された複数の色のうち適切な色
のインク部を、逆搬送された印字用テープに対して位置
させるので、2色以上の画像を印字用テープに適切に印
字することができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明と同様の構成を備え、更に、前記インクリ
ボンの終端に前記検出手段により検出し得る終端検出部
を形成し、前記検出手段が前記終端検出部を検出したと
きには印字動作を中止する印字中止手段を備えたもので
ある。従って、インクリボンが使用されて終端に至り、
その終端に形成された終端検出部がテープ印字装置の検
出手段により検出されたときには、印字中止手段により
印字動作が中止されるので、印字動作が続行されてイン
クリボンが印字部の加熱により溶着したり、内部機構を
損傷したりすることを防止することができる。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明と同様の構成を備え、更に、
前記検出手段を、光透過式の光学センサとするととも
に、前記インクリボンのマーク部及び終端検出部を、前
記光学センサで読み取り可能に形成するようにしたもの
である。従って、簡単な構成で確実にインクリボンのイ
ンク部の色に対応して形成されたマーク部が検出される
ので、2色以上の画像を印字用テープに適切に印字する
ことができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、被印字媒
体である印字用テープとインクリボンとを収納したテー
プ印字装置用カセットであって、前記印字用テープを搬
送するテープ搬送手段と、該テープ搬送手段が前記印字
用テープを逆搬送するときに、収納されたテープ印字装
置用カセットの外側に配置されたプラテンと印字部とを
離間させる離間手段と、前記テープ搬送手段により逆搬
送された前記印字用テープを再度順搬送しながら印字す
るときに、前記プラテンと前記印字部とを圧接させる圧
接手段と、を備えたテープ印字装置に収納され、前記イ
ンクリボンに、その長手方向に沿って2色以上のインク
部及びそのインク部の色を判別するためのマーク部を適
宜間隔で交互に複数形成し、テープ印字装置本体側に設
けられた検出手段により前記各マーク部を検出し得るよ
うにしたものである。
【0012】このように構成することにより、印字用テ
ープにその長手方向に沿って文字等の画像を一旦印字し
た後、再度印字用テープを所定距離だけ巻き戻して印字
するときには、テープ印字装置の検出手段によりインク
リボンのインク部の色に対応して形成されたマーク部が
検出されており、その検出結果に基づいて印字されるの
で、2色以上の画像を印字用テープに適切に印字するこ
とができる。
【0013】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明と同様の構成を備え、更に、前記インクリ
ボンの終端に前記検出手段により検出し得る終端検出部
を形成し、前記検出手段により前記終端検出部が検出さ
れたときにはテープ印字装置の印字動作を中止し得るよ
うにしたものである。従って、インクリボンが使用され
て終端に至り、その終端に形成された終端検出部がテー
プ印字装置の検出手段により検出されたときには、テー
プ印字装置の印字動作が中止されるので、印字動作が続
行されてインクリボンが印字部の加熱により溶着した
り、テープ印字装置の内部機構を損傷したりすることを
防止することができる。
【0014】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は請求項5に記載の発明と同様の構成を備え、更に、
前記インクリボンのマーク部及び終端検出部は、前記テ
ープ印字装置本体側に設けられた光透過式の光学センサ
で読み取り可能に形成されているものである。従って、
簡単な構成で確実にインクリボンのインク部の色に対応
して形成されたマーク部が検出されるので、2色以上の
画像を印字用テープに適切に印字することができる。
【0015】また、請求項7に記載の発明は、請求項4
乃至請求項6のいずれかに記載の発明と同様の構成を備
え、更に、テープ印字装置用カセットのケースには、前
記テープ印字装置本体側に設けられた前記検出手段を、
カセット内に収納されたインクリボンに臨ませるための
開口部を設けたものである。従って、簡単な構成で確実
にインクリボンのインク部の色に対応して形成されたマ
ーク部が検出されるので、2色以上の画像を印字用テー
プに適切に印字することができる。
【0016】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例について説
明する。図1はテープ印字装置における合成樹脂製の本
体1の概略平面図を示し、本体1の上面一側には、後述
するカセット2を収納するための収納部3を覆うカバー
体4が開閉自在に設けられている。また、本体1の上面
には、文字等を入力するためのキーボード5、各種操作
用スイッチパネル6、及び入力された文字や操作指示を
表示するための液晶表示部7等が配置され、本体内には
後述する機械的機構部及び図示しないが制御のためのマ
イクロコンピュータ等が内蔵されている。
【0017】図2は本発明のカセット2の蓋体を除いた
平面図を示し、カセット2には印字用テープ8とインク
リボン9とが搭載されており、テープスプール10に巻
回されたレセプタタイプの印字用テープ8は、後述する
テープ搬送手段により4つのコロ11に案内されて放出
部12からサーマルヘッド等の印字部13を経て搬送さ
れるように構成されている。リボンスプール15に巻回
されたインクリボン9は、カセット2のケース本体側に
穿設した開口部18から臨むホトインタラプタ等の検出
手段16に対する検出経路を経て前記放出部12印字部
13の箇所で印字用テープ8と略平行状に添設され、リ
ボン巻取りスプール17にて巻き取られるように構成さ
れている。
【0018】なお、カセット2には、これに搭載される
インクリボン9のインクの色、印字用テープ8の種類
(正像印字するレセプタタイプと鏡像印字するラミネー
トタイプとがある)、印字用テープ8の幅寸法等により
予め位置設定された6個の被検出部301a〜301f
を備えたセンサパーツ301が取付けられ(図3参
照)、本体1側に設けた検出スイッチ300a〜300
f(図3には、300a,300bを図示しない)にて
検出できるよう構成されている。この場合、検出スイッ
チのONに対応する部分ではセンサパーツ301側の穴
が塞がれており、OFFに対応する部分では穴が開いた
状態であり、図3では、検出スイッチ300c,300
fがON、300d,300eがOFFになっている。
次に示す表1に、インク色、テープ種類及びテープ幅
と、前記検出スイッチ300a〜300fのON・OF
Fとの関係を示す。また、カセット2にはテープ搬送手
段の一部品としてテープ送りローラ19が備えられてい
る。
【0019】
【表1】
【0020】次に、図4、図5、図6を参照しながらテ
ープ印字装置の本体1側に設けたテープ搬送手段やイン
クリボンの巻き取り手段等の連動機構部の構成について
説明する。レセプタタイプの印字用テープ8では、イン
クリボン9と対面する表面に印字され、印字用テープ8
の裏面側には接着剤層が予め塗布され、この接着剤層に
離型テープを仮接着している。
【0021】まず、印字用テープの搬送手段及びインク
リボンの巻取り手段の構成について説明する。本体1内
のフレーム20には、前記テープスプール10の内径部
に嵌合できるテープ逆転駆動カム21と、リボン巻取り
スプール17の内径部に嵌合するリボン駆動カム22
と、テープ送りローラ19の内径部に嵌合するテープ駆
動カム23と、サーマルヘッド等の印字部13が各々立
設され、正逆回転可能なテープ駆動モータ24の回転力
は、ギヤ列80,81,82,83,84,85,8
6,87,88を介してテープ駆動カム23に伝達され
る。
【0022】カセット2を本体1に装着し、印字用テー
プ8をカセット2から放出する方向に搬送(順方向に搬
送)しながら印字動作するときには、後述するプラテン
25が印字用テープ8とインクリボン9とを挟むように
印字部13に押圧し、且つ押圧ローラ26に印字済みの
印字用テープ8を挟むようにテープ送りローラ19の表
面に接近させ、テープ駆動モータ24を正回転(図4に
おいて時計方向、矢印A方向)させる。このとき、ギヤ
列80〜88,89を介して後述するプラテンギヤ90
に伝達される。同時に、ギヤ85が図4において反時計
方向に回転するので、これに同心的に固着された揺動ア
ーム91は反時計方向に回転し、該揺動アーム91に取
付けられてギヤ85に噛み合う遊星ギヤ92がリボン駆
動カム22にクラッチばね(図示せず)を介して連結さ
れたリボン駆動ギヤ93を図4の反時計周りに回転させ
てインクリボン9をリボン巻取りスプール17に巻き取
りする。この場合、リボン巻取りスプール17に巻き取
られる直径が増大するとインクリボン9の単位時間当た
りの巻取り量が増大するが、早い速度で回転するリボン
駆動ギヤ93からクラッチばねを介してスリップさせつ
つリボン駆動カム22を回転させることにより、インク
リボン9の巻き緩みを防止している。また、押圧ローラ
26の一側に設けた噛み合いギヤ96はギヤ88と噛み
合い、テープ送りローラ19と押圧ローラ26とが同期
して回転する。
【0023】他方、印字動作を一時中断して印字用テー
プ8を巻き戻すとき(逆搬送のとき)には、インクリボ
ン9は非回転とし、且つ押圧ローラ26とテープ送りロ
ーラ19とで印字用テープ8を挟持した状態で逆搬送す
べく、テープ駆動カム23及びテープ逆転駆動カム21
を図5の反時計方向に回転させるため、テープ駆動モー
タ24を逆回転(図5において反時計方向、矢印B方
向)させる。こうすると、ギヤ85は図5において反時
計方向に回転するので、これに同心的に固着された揺動
アーム91は反時計方向に回転し、該揺動アーム91に
取付けられてギヤ85に噛み合う遊星ギヤ92がアイド
ラギヤ94を介して逆転ギヤ95を反時計方向に回転さ
せ、これにクラッチばね(図示せず)を介して連結され
たテープ逆転駆動カム21を逆回転させて印字用テープ
8をテープスプール10に巻き取る(巻き戻す)。この
場合、印字部13に対してプラテン25は離間させてお
くものである。
【0024】次に、図6〜図9を参照して、前記カセッ
ト2を本体1に対して脱着するに際してのプラテン25
及び押圧ローラ26の連動機構部について説明すると、
プラテン25を装着したプラテンホルダ30及び押圧ロ
ーラ26を装着した押圧ホルダ31はそれぞれフレーム
20に枢支軸32,33に回動可能に連結されており、
各プラテンホルダ30,押圧ホルダ,31には、前記フ
レーム20の裏面(下面)に配設した断面L字状のプラ
テン用作動レバー34及びローラ用作動レバー35の立
ち上がり先端部34a,35aがそれぞれ臨む開口穴3
0a,31aが穿設されている。また前記各開口穴30
a,31a内には前記各先端部34a,35aの片面
(押圧面側)に当接する突起30b,31bが一体的に
形成されている。
【0025】前記プラテンホルダ30及び押圧ホルダ3
1は、フレーム20の裏面に平行状に移動可能となるよ
うに配置され、フレーム20に軸36を介して回動自在
に枢支された連動レバー37の下端取付け部37aに引
張りばね38,39を介して連結されている。前記カセ
ット2の収納部3を覆うカバー体4の閉じ状態において
(図8参照)、当該カバー体4内面に突設した当接部4
aに連動レバー37の背面が押されて直立状に規制され
て、両作動レバー34,35により、プラテンホルダ3
0を介してプラテン25が印字部13の表面に押圧さ
れ、また、押圧ホルダ31を介して押圧ローラ26がテ
ープ送りローラ19の表面に押圧される。一方、カバー
体4が蝶番ピン41箇所を中心にして開くとき、当接部
4aとの規制が解除された連動レバー37は図6のごと
く回動し、前記引張りばね38,39による付勢力を緩
める一方、この連動レバー37は前記軸36に遊嵌させ
て係止したねじりコイルバネ40の付勢力にて図6の状
態に回動するとき、下端取付け部37aの前面が両作動
レバー34,35の他端34b,35b(図7参照)を
押し、プラテンホルダ30及び押圧ホルダ31の各立ち
上がり先端部34a,35aが開口穴30a,31aを
押してプラテンホルダ30及び押圧ホルダ31が各々プ
ラテン25、押圧ローラ26から離間する方向に強制的
に回動するように構成されている。
【0026】なお、プラテン25の一側部において、ギ
ヤ89からプラテンギヤ90に動力伝達され、また、押
圧ローラ26がその一側部に設けた噛み合いギヤ96は
ギヤ88と噛み合い動力伝達されていると、それらの歯
車噛み合い反力により、ギヤ取りつき側が、印字部13
及びテープ送りローラ19の表面に対して浮き上がり勝
手となり、印字用テープ8及びインクリボン9をその幅
方向において挟持圧力が均一になり難いという問題があ
る。そこで、図10〜図15に示すような、自動調心機
構を用いて、挟持圧力を均一になるように構成してい
る。
【0027】即ち、プラテンホルダ30の取付け穴30
cには、プラテンギヤ90が固着されたスプライン軸4
2の両端が嵌合される一方、プラテン25における内筒
体25aの両端はプラテンホルダ30におけるリブ30
d,30dにガイドされ、印字部13に対する押圧方向
に移動可能で、且つそれと直角方向(印字用テープ8の
移動方向)には移動が規制されている。そして、前記ス
プライン軸42の外周のスプライン部42aに対して前
記内筒体25aを遊嵌的に被嵌する一方、該内筒体25
aの内径部には、プラテン25の長さの略中央部にて内
径方向に突出して前記スプライン部42aの各凹溝内に
係合し得る複数の係合突起25bを設け、該各係合突起
25b箇所を中心にしてプラテン25が前記スプライン
軸42の軸線に対して揺動可能状態となるように構成さ
れている(図10〜図13参照)。これにより、プラテ
ンホルダ30を介してプラテン25を印字部13に向か
って(図10の左方向に)押圧するとき、前記スプライ
ン軸42の軸線はプラテンギヤ90側がギヤ89から離
れる方向に傾斜しても、前記係合突起25bの箇所を中
心としてプラテン25が印字部13の表面と平行状とな
るように押圧され、印字部13とプラテン25との間の
印字用テープ8及びインクリボン9に対する幅方向の押
圧力を均一にすることができる。
【0028】前記と同様の構成を、押圧ホルダ31にお
ける押圧ローラ26箇所にも適用する。即ち、押圧ホル
ダ31の取付け穴31cには、噛み合いギヤ96が固着
されたスプライン軸43の両端が嵌合される一方、押圧
ローラ26における内筒体26aの両端は押圧ホルダ3
1におけるリブ31d,31dにガイドされ、テープ送
りローラ19に対する押圧方向に移動可能で、且つそれ
と直角方向(印字用テープ8の移動方向)には移動が規
制されている。そして、前記スプライン軸43の外周の
スプライン部43aに対して前記内筒体26aを遊嵌的
に被嵌する一方、該内筒体26aの内径部には、押圧ロ
ーラ26の長さの略中央部にて内径方向に突出して前記
スプライン部43aの各凹溝内に係合し得る複数の係合
突起26bを設け、該各係合突起26b箇所を中心にし
て押圧ローラ26が前記スプライン軸43の軸線に対し
て揺動可能状態となるように構成されている(図14〜
図17参照)。これにより、押圧ホルダ31を介して押
圧ローラ26をテープ送りローラ19に向かって(図1
4の左方向に)押圧するとき、前記スプライン軸43の
軸線は噛み合いギヤ96側がギヤ88から離れる方向に
傾斜しても、前記係合突起26bの箇所を中心として押
圧ローラ26がテープ送りローラ19の表面と平行状と
なるように押圧され、印字用テープ8に対する幅方向の
押圧力を均一にすることができる。
【0029】次に、図18〜図21を参照しながら、前
記印字用テープ8の印字搬送(順方向搬送)動作及び巻
き戻し(逆搬送)動作に際して、プラテン25が印字部
13に対して接離する動作機構部について説明すると、
印字用テープ8を印字しつつ搬送するときには、収納部
3にカセット2を入れた状態でカバー体4は閉じてあ
る。そのため、前述のように連動レバー37は垂直とな
って引張りばね38の付勢力にてプラテン用作動レバー
34を介してプラテンホルダ30を回動させ、プラテン
25が印字部13に押圧するようになっている(図18
参照)。
【0030】そして、プラテンホルダ30には、軸45
を介してプラテン連動レバー46の一端が回動可能に軸
支されている。このプラテン連動レバー46は、フレー
ム20の曲げ起こし部20aと、カム47とに挟まれて
平行移動のみ可能となるように移動範囲が規制されてい
る。このカム47はフレーム20に取付くプラテン作動
モータ48からギヤ列49を介して一方向(図20の反
時計方向)に回転するものであり、カム47の端面に対
して前記プラテン作動レバー46の他端を折曲げた当接
部46aを臨ませ、該カム47の所定回動位相位置にて
プラテン作動レバー46を図19の右方向に引張ってプ
ラテンホルダ30が印字部13から離間するように構成
されている。
【0031】図20、図21に示すように、プラテンホ
ルダ30の作動状態はカム47の回転位相をリリーフス
イッチ50のON・OFFにて検出される。即ち、図1
8及び図20に示すプラテンホルダ30の圧接状態で
は、カム47と一体的に回転するセンサ板51の端面が
リリーフスイッチ50と当接せず、OFF状態である。
一方向にのみ回転するプラテン作動モータ48が図2
0,図21の反時計方向に回転し、カム47が時計方向
に回転するにつれて、当該カム47の端面にてプラテン
作動レバー46の他端を図19の右方向に押圧して、プ
ラテンホルダ30は印字部13から離間するのであり、
このとき、リリーフスイッチ50がONとなって、プラ
テン作動モータ48を停止させる。
【0032】これにより、テープ印字装置を使用しない
状態では、プラテン25が印字部13から離間した状態
を保持して、ゴム製等の柔らかいプラテン25が印字部
13表面に押圧されて永久変形するのを防止している。
逆に、プラテンホルダ30が離間状態から圧接状態に移
る途中段階では、リリーフスイッチ50がON状態を保
持し、完全に圧接状態となって初めてOFF状態とな
る。
【0033】本実施例では、カム47の回転によりプラ
テンホルダ30を離間方向にのみ作動させる一方、カバ
ー体4の開閉動作に応じて引張りばね38,39及びプ
ラテン用作動レバー34、押圧用作動レバー35を介し
てプラテンホルダ30及び押圧ホルダ31を接離方向に
回動させる構成であるから、プラテン作動モータ48の
作動にてプラテンホルダ30が圧接状態または離間状態
の如何に拘らず、カバー体4を開くと、プラテンホルダ
30及び押圧ホルダ31は、優先的に離間状態に強制移
動させられるので、使用者はカセット2の交換を随時実
行することができる。
【0034】次に、図4及び図22を参照しながら、印
字用テープ8の切断機構52について説明する。切断機
構52は固定刃53と可動刃54と、該可動刃54の駆
動手段であるカッターモータ55とからなり、フレーム
20の立ち上がり部20bに固定刃53を固定する一
方、これに隣接して可動刃54を支軸56周りに回動可
能に枢着し、バネ座金57にて固定刃53側面方向に付
勢する。カッターモータ55にてギヤ列58を介して円
盤状の作動板60を一方向に回転させる。この作動板6
0の片面に突出する係合ピン61を、前記可動刃54の
基部から延びる連結片62の二股部に摺動自在に係合さ
せ、作動板60の1回転にて可動刃54が開いた状態
(図22の実線状態参照)から一旦閉じて(図22の二
点鎖線参照)、再度開いた状態に戻るように構成されて
おり、作動板60の一側端の切欠き部60aにリリーフ
スイッチ63が当接する位置にてOFFとなり、可動刃
54が開いた状態で停止すべくカッターモータ55が停
止する。
【0035】次に、前記構成のテープ印字装置における
動作を説明する。図18,図19は、レセプタータイプ
の印字用テープ8をカセット2に収納して印字する場合
であり、印字部13から切断機構52によるテープ切断
位置迄の距離Lは実施例では25mmである。また、図23
に示すように、カセット2内に収納されたインクリボン
9には、その長手方向に沿って黒色インク部70と赤色
インク部71とがマーク部73,74を介して交互に配
置されているものとする。そのピッチPは20cmであり、
色を前記光透過式の検出手段16により判別するため、
黒色インク部70の前には黒色のバーコード1本のマー
ク部73が形成され、赤色インク部71の前には黒色の
バーコード2本のマーク部74が形成されている。この
2色のインクリボン9を使用して、印字用テープ8に幅
方向に二段の文字列を印字する場合について説明する。
【0036】まず、本体1の収納部3にカセット2をセ
ットすると、本体1側に設けた検出スイッチ300a〜
300fのON・OFFの組合せにより、表1のごとく
にインク色、印字用テープ8の幅及び種類が判別され
る。次いで、本体1の操作スイッチ6にて色等を指令
(入力)し、キーボード5にて文字を入力する。
【0037】印字スイッチを押下すると、テープ駆動モ
ータ24が正回転する。最初、印字部13の箇所に対応
するインクリボン9におけるインク部の色がいずれか判
別できないので、インクリボン9及び印字用テープ8を
所定位置まで送る。この場合、図18の如く、プラテン
ホルダ30のプラテン25及び押圧ホルダ31の押圧ロ
ーラ26を各々印字部13、テープ送りローラ19に押
圧させておく。インクリボン9及び印字用テープ8の送
り量はテープ送りローラ19と押圧ローラ26との回転
量で制御される。最初のインクリボン9の送り量は、黒
色インク部70または赤色インク部71のマーク部7
3,74を検出手段16で検出する迄の送り量と前記距
離L(実施例では25mm) との和である。
【0038】例えば最初に黒色インク部70が検出され
ると、黒色で印字を実行する。文字列等の画像の長さが
15cmであると、印字終了しても印字用テープ8及びイン
クリボン9を一体的に5cm 空送りする。実施例ではイン
ク部とマーク部との和によるピッチが20cmであり、イン
クリボン9の送り量は印字用テープ8の送り量(20cm)
で制御されるため、最初にマーク部73又は74により
色の判別を実行すれば、後には色検出、インク部の位置
を検出する必要がなく、送り制御が簡素化される。
【0039】次いで、プラテン作動モータ48を駆動さ
せ、プラテンホルダ30を回動させてプラテン25を印
字部13から離間させる(図19参照)。この状態で、
図5に示すように、テープ駆動モータ24を逆回転させ
ると、前述したように、ギヤ列におけるギヤ84は反時
計方向に回転し、揺動アーム91に枢支された遊星ギヤ
92がリボン巻取り用のリボン駆動カム22に対するギ
ヤ93との噛み合いが解除されてインクリボン9の巻取
りが停止する一方、前記遊星ギヤ92がギヤ95に噛み
合って反時計方向に回転させ、以下のギヤ86〜88の
回転にてテープ送りローラ19を反時計方向に回転させ
る。ギヤ88と噛み合いギヤ96との噛み合いにて押圧
ローラ26も強制回転し、両ローラ19,26にて挟持
された印字用テープ8は20cmだけ巻き戻される。
【0040】この場合、揺動アーム91の揺動角度によ
り、テープ送りローラ19や押圧ローラ26及びプラテ
ン25に対してテープ駆動カム23の回転が遅れて、カ
セット2内で印字用テープ8が緩んでしまうおそれがあ
る。この問題を解決するため、本実施例では、ギヤ87
を、図8に示すように、2つのギヤ87a,87bにて
構成し、ギヤ87aとギヤ87bとは間欠的に結合され
ており、ギヤ87aの回転に対してギヤ87bの回転が
適宜遅れるように構成されている。ここで、テープ駆動
モータ24からの回転はギヤ87aに伝達される一方、
ギヤ89,88及び噛み合いギヤ96へはギヤ87bを
介して伝達されるため、プラテン25、テープ送りロー
ラ19及び押圧ローラ26の回転は、テープ駆動モータ
24の回転開始に対して遅れが生じる。この遅れ量は揺
動アーム91の揺動による遅れ時間以上に設定されてい
るのでカセット2内に巻き戻される印字用テープ8に緩
みが発生しないのである。
【0041】次いで、プラテン作動モータ48を駆動
し、プラテンホルダ30を回動させ、プラテン25を印
字部13の表面に圧接する状態にセットし、その後、テ
ープ駆動モータ24を正回転させ、下段に赤色にて文字
列を印字すれば良い。
【0042】なお、1色のインクリボン9を使用して、
一旦印字用テープ8に文字列を印字した後、印字用テー
プ8を一旦巻き戻して、当該印字用テープ8に幅方向に
二段の文字列を印字したり、文字列の周囲に飾り枠を印
字したり、強調印字したりする場合についても、前記と
同様に最初の文字列印字後に、インクリボン9を停止さ
せたまま、印字用テープ8だけを適宜距離だけ巻き戻
し、再度後の印字を実行すれば良いのである。
【0043】次に、図24を参照しながら、印字用テー
プ8の長手方向の端部(カット端)76aから印字列始
端位置までの距離を短くして余白部分を少なくする動作
について説明する。本実施例において、印字部13から
切断機構52までの距離L1とすると、従来では、印字
用テープ8は放出側に搬送するだけであったから、印字
用テープ8に対する印字開始位置は前記距離L1の余白
部分の次に来るので余白部分が長くなるのであった。
【0044】本実施例では、印字開始に先立って、L2
(<L1)だけ印字用テープ8のみを巻き戻して停止
し、次いで印字用テープ8を順方向に搬送しながら印字
動作を実行するのである。なお、前述のように文字列等
の画像75を印字した後、当該画像75領域の後端から
距離L1に加えて余白距離L3だけ印字用テープ8とイ
ンクリボン9とを順方向に搬送してカット部76bにて
切断する。そして、次の印字に際しては、印字用テープ
8を適宜距離L2だけ巻き戻してから後に印字を開始す
ると、これにより、余分な長い余白距離を作ることな
く、ひいては印字用テープ8を無駄にしないで、印字す
ることができるのである。
【0045】図25の実施例は、ラミネートタイプの印
字用テープをカセット2に装着して印字を実行する場合
であり、カセット2内には、透明テープ77とインクリ
ボン9と両面接着テープ78とが内蔵されている。そし
て、本体1内にカセット2を装着し、前記各実施例と同
様に透明テープ77とインクリボン9とを印字部13に
向かって順搬送しながら、透明テープ77に文字等の画
像の鏡像を印字し、その後、テープ送りローラ19と押
圧ローラ26の箇所で透明テープ77と両面接着テープ
78とを、透明テープ77における印字面が両面接着テ
ープ78の片方の接着面に接着するように重ねて送り出
すのである。なお、両面接着テープ78の他方の接着面
はシリコーン等の離型剤を塗布した離型テープ(図示せ
ず)が仮貼着されている。このラミネートタイプでは、
2色印字動作等の印字用テープの逆搬送は禁止されてい
る。
【0046】なお、前記各実施例において、インクリボ
ン9の終端を検出するため、当該インクリボン9の終端
とスプール15とをアルミテープ等の光非透過性テープ
79(図23参照)にて接続しておき、検出手段16の
箇所にて光非透過性テープ79を検出すれば、その後の
印字動作を中止するようにすればよい。また、前記ラミ
ネートタイプに使用される透明テープ77の場合にも、
当該透明テープ77は検出手段16の箇所を通過させる
ので、透明テープ77の終端に光非透過性テープ79を
接続する。
【0047】さらに、カセット2内にインクリボン9を
内蔵せず、感熱発色する非透明な印字用テープを使用す
る場合には、当該印字用テープの終端に透明なテープを
接続することで、その終端を検出手段16にて検出する
ことができる。
【0048】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明は、被印字媒体である印字用テープとイン
クリボンとを収納したカセットと、該カセットの外側に
配置された印字部とプラテンとの間を通過する前記イン
クリボンを巻き取るリボン巻取り手段と、前記印字用テ
ープを搬送するテープ搬送手段と、該テープ搬送手段が
前記印字用テープを逆搬送するときに前記プラテンと前
記印字部とを離間させる離間手段と、前記テープ搬送手
段により逆搬送された前記印字用テープを再度順搬送し
ながら印字するときに前記プラテンと前記印字部とを圧
接させる圧接手段と、を備えたテープ印字装置であっ
て、前記インクリボンに、その長手方向に沿って2色以
上のインク部及びそのインク部の色を判別するためのマ
ーク部を適宜間隔で交互に複数形成する一方、テープ印
字装置本体側に、前記各マーク部を検出する検出手段を
備え、前記テープ搬送手段により逆搬送された前記印字
用テープを再度順搬送しながら印字するときには、前記
検出手段の検出結果に基づいて前記リボン巻取り手段を
駆動制御するように構成したものであるから、印字用テ
ープにその長手方向に沿って文字等の画像を一旦印字し
た後、再度印字用テープを所定距離だけ巻き戻して既に
印字済みの画像の周りに装飾記号を印字し、又は重ね印
字する等により画像を強調したり、印字用テープの幅方
向に二段に印字するという複雑な印字動作を至極簡単に
実行することができるとともに、インクリボンに形成さ
れた複数の色のうち適切な色のインク部を、逆搬送され
た印字用テープに対して位置させるので、2色以上の画
像を印字用テープに適切に印字することができるという
効果を奏する。
【0049】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明と同様の構成を備え、更に、前記インクリ
ボンの終端に前記検出手段により検出し得る終端検出部
を形成し、前記検出手段が前記終端検出部を検出したと
きには印字動作を中止する印字中止手段を備えたもので
あるから、インクリボンの終端に形成された終端検出部
がテープ印字装置の検出手段により検出されたときに
は、印字中止手段により印字動作が中止されるので、印
字動作が続行されてインクリボンが印字部の加熱により
溶着したり、内部機構を損傷したりすることを防止する
ことができるという効果を奏する。
【0050】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
又は請求項2に記載の発明と同様の構成を備え、更に、
前記検出手段を、光透過式の光学センサとするととも
に、前記インクリボンのマーク部及び終端検出部を、前
記光学センサで読み取り可能に形成するようにしたもの
であるから、簡単な構成で確実にインクリボンのインク
部の色に対応して形成されたマーク部が検出されるの
で、2色以上の画像を印字用テープに適切に印字するこ
とができるという効果を奏する。
【0051】また、請求項4に記載の発明は、被印字媒
体である印字用テープとインクリボンとを収納したテー
プ印字装置用カセットであって、前記印字用テープを搬
送するテープ搬送手段と、該テープ搬送手段が前記印字
用テープを逆搬送するときに、収納されたテープ印字装
置用カセットの外側に配置されたプラテンと印字部とを
離間させる離間手段と、前記テープ搬送手段により逆搬
送された前記印字用テープを再度順搬送しながら印字す
るときに、前記プラテンと前記印字部とを圧接させる圧
接手段と、を備えたテープ印字装置に収納され、前記イ
ンクリボンに、その長手方向に沿って2色以上のインク
部及びそのインク部の色を判別するためのマーク部を適
宜間隔で交互に複数形成し、テープ印字装置本体側に設
けられた検出手段により前記各マーク部を検出し得るよ
うにしたものであるから、印字用テープにその長手方向
に沿って文字等の画像を一旦印字した後、再度印字用テ
ープを所定距離だけ巻き戻して既に印字済みの画像の周
りに装飾記号を印字し、又は重ね印字する等により画像
を強調したり、印字用テープの幅方向に二段に印字する
という複雑な印字動作を至極簡単に実行することができ
るとともに、インクリボンに形成された複数の色のうち
適切な色のインク部を、逆搬送された印字用テープに対
して位置させるので、2色以上の画像を印字用テープに
適切に印字することができるという効果を奏する。
【0052】また、請求項5に記載の発明は、請求項4
に記載の発明と同様の構成を備え、更に、前記インクリ
ボンの終端に前記検出手段により検出し得る終端検出部
を形成し、前記検出手段により前記終端検出部が検出さ
れたときにはテープ印字装置の印字動作を中止し得るよ
うにしたものであるから、インクリボンの終端に形成さ
れた終端検出部がテープ印字装置の検出手段により検出
されたときには、テープ印字装置の印字動作が中止され
るので、印字動作が続行されてインクリボンが印字部の
加熱により溶着したり、テープ印字装置の内部機構を損
傷したりすることを防止することができるという効果を
奏する。
【0053】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
又は請求項5に記載の発明と同様の構成を備え、更に、
前記インクリボンのマーク部及び終端検出部は、前記テ
ープ印字装置本体側に設けられた光透過式の光学センサ
で読み取り可能に形成されているものであるから、簡単
な構成で確実にインクリボンのインク部の色に対応して
形成されたマーク部が検出されるので、2色以上の画像
を印字用テープに適切に印字することができるという効
果を奏する。
【0054】また、請求項7に記載の発明は、請求項4
乃至請求項6のいずれかに記載の発明と同様の構成を備
え、更に、テープ印字装置用カセットのケースには、前
記テープ印字装置本体側に設けられた前記検出手段を、
カセット内に収納されたインクリボンに臨ませるための
開口部を設けたものであるから、簡単な構成で確実にイ
ンクリボンのインク部の色に対応して形成されたマーク
部が検出されるので、2色以上の画像を印字用テープに
適切に印字することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテープ印字装置の概略平面図である。
【図2】蓋体を省略したカセットの正面図である。
【図3】カセットに内蔵した印字用テープの種類等を検
出する機構を示す断面図である。
【図4】本体1内の機械的機構部の平面図である。
【図5】プラテンホルダをリリースした状態の平面図で
ある。
【図6】カバー体を開いた状態の側断面図である。
【図7】カバー体の動作とプラテンホルダ及び押圧ホル
ダの連動機構部の平面図である。
【図8】カバー体を閉じた状態の側断面図である。
【図9】図8のIX−IX矢視図である。
【図10】プラテンホルダの要部拡大断面図である。
【図11】図10のXI−XI線矢視断面図である。
【図12】図11のXII −XII 線矢視断面図である。
【図13】図11のXIII −XIII 線矢視断面図であ
る。
【図14】押圧ホルダの要部拡大断面図である。
【図15】図14のXV−XV線矢視断面図である。
【図16】図15のXVI −XVI 線矢視断面図である。
【図17】図15のXVII−XVII線矢視断面図である。
【図18】印字用テープ順方向搬送状態の説明図であ
る。
【図19】印字用テープ逆搬送状態の説明図である。
【図20】図18のXX−XX線矢視図である。
【図21】プラテンホルダを作動する状態のカムの位相
状態を示す正面図である。
【図22】印字用テープの切断機構の正面図である。
【図23】インクリボンの説明図である。
【図24】印字用テープの説明図である。
【図25】ラミネートタイプの場合の説明図である。
【符号の説明】
1 本体 2 カセット 4 カバー体 8 印字用テープ 9 インクリボン 13 印字部 16 検出手段 19 テープ送りローラ 20 フレーム 24 テープ駆動モータ 25 プラテン 26 押圧ローラ 30 プラテンホルダ 31 押圧ホルダ 34 プラテン作動用レバー 35 押圧用作動レバー 37 連動レバー 38,39 引張りばね 46 プラテン連動レバー 47 カム 48 プラテン作動モータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B41J 23/02 B41J 31/00 C 25/304 32/00 Z 31/00 35/36 32/00 3/20 117C 35/36 25/30 L

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印字媒体である印字用テープとインク
    リボンとを収納したカセットと、該カセットの外側に配
    置された印字部とプラテンとの間を通過する前記インク
    リボンを巻き取るリボン巻取り手段と、前記印字用テー
    プを搬送するテープ搬送手段と、該テープ搬送手段が前
    記印字用テープを逆搬送するときに前記プラテンと前記
    印字部とを離間させる離間手段と、前記テープ搬送手段
    により逆搬送された前記印字用テープを再度順搬送しな
    がら印字するときに前記プラテンと前記印字部とを圧接
    させる圧接手段と、を備えたテープ印字装置であって、 前記インクリボンに、その長手方向に沿って2色以上の
    インク部及びそのインク部の色を判別するためのマーク
    部を適宜間隔で交互に複数形成する一方、テープ印字装
    置本体側に、前記各マーク部を検出する検出手段を備
    え、 前記テープ搬送手段により逆搬送された前記印字用テー
    プを再度順搬送しながら印字するときには、前記検出手
    段の検出結果に基づいて前記リボン巻取り手段を駆動制
    御するように構成したことを特徴とするテープ印字装
    置。
  2. 【請求項2】 前記インクリボンの終端に前記検出手段
    により検出し得る終端検出部を形成し、前記検出手段が
    前記終端検出部を検出したときには印字動作を中止する
    印字中止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載
    のテープ印字装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、光透過式の光学センサ
    であるとともに、 前記インクリボンのマーク部及び終端検出部は、前記光
    学センサで読み取り可能に形成されていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載のテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 被印字媒体である印字用テープとインク
    リボンとを収納したテープ印字装置用カセットであっ
    て、 前記印字用テープを搬送するテープ搬送手段と、該テー
    プ搬送手段が前記印字用テープを逆搬送するときに、収
    納されたテープ印字装置用カセットの外側に配置された
    プラテンと印字部とを離間させる離間手段と、前記テー
    プ搬送手段により逆搬送された前記印字用テープを再度
    順搬送しながら印字するときに、前記プラテンと前記印
    字部とを圧接させる圧接手段と、を備えたテープ印字装
    置に収納され、 前記インクリボンに、その長手方向に沿って2色以上の
    インク部及びそのインク部の色を判別するためのマーク
    部を適宜間隔で交互に複数形成し、テープ印字装置本体
    側に設けられた検出手段により前記各マーク部を検出し
    得るようにしたことを特徴とするテープ印字装置用カセ
    ット。
  5. 【請求項5】 前記インクリボンの終端に前記検出手段
    により検出し得る終端検出部を形成し、前記検出手段に
    より前記終端検出部が検出されたときにはテープ印字装
    置の印字動作を中止し得るようにしたことを特徴とする
    請求項4に記載のテープ印字装置用カセット。
  6. 【請求項6】 前記インクリボンのマーク部及び終端検
    出部は、前記テープ印字装置本体側に設けられた光透過
    式の光学センサで読み取り可能に形成されていることを
    特徴とする請求項4又は請求項5に記載のテープ印字装
    置用カセット。
  7. 【請求項7】 テープ印字装置用カセットのケースに
    は、前記テープ印字装置本体側に設けられた前記検出手
    段を、カセット内に収納されたインクリボンに臨ませる
    ための開口部を設けたことを特徴とする請求項4乃至請
    求項6のいずれかに記載のテープ印字装置用カセット。
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