JPH05185673A - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JPH05185673A
JPH05185673A JP2320892A JP2320892A JPH05185673A JP H05185673 A JPH05185673 A JP H05185673A JP 2320892 A JP2320892 A JP 2320892A JP 2320892 A JP2320892 A JP 2320892A JP H05185673 A JPH05185673 A JP H05185673A
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Junichi Yasui
淳一 安井
Yasunori Kitazawa
康憲 北沢
Osamu Sakagami
修 坂上
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 余白のカット制御を行う際にも、サーマル
ヘッドの通電制御を行うことにより、簡単な制御で印字
された文字等中に印字が行われない部分たるホワイトラ
インが生じることを防止可能なテープ印字装置を提供す
る。 【構成】 前余白設定キー4により設定された前余白
部lの前端部までテープTを送った時点でパルスモータ
75の駆動を停止してカッタ機構55を介して余白のカ
ット制御を行う際にも、サーマルヘッド11の通電制御
が行われる。これにより、印字された文字等中に印字が
行われない部分たるホワイトラインが生じることが防止
され、印字品質の高いテープTが作成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテープ印字装置に関し、
特に、印字機構により所望の文字等が印字されることに
より作成されたテープを切断するテープカッタ機構を備
え、テープの前後端部に所望の余白部を形成可能である
とともに、高品質な印字を可能とするテープ印字装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透明テープの裏面に文字等の虚像
印字を行い、剥離紙付きの両面テープを貼り合わせるこ
とによりテープを作成するテープ印字装置が提案されて
いる。このように作成されたテープは、ビデオカセット
等の背部に貼着されてインデックス等として使用されて
好適なものであるが、従来のカッタ機構を備えたテープ
印字装置により作成されたテープでは、かかる装置の機
構上印字ヘッドとカッタ機構との間に文字等が印字され
ていない余白スペース部分が必然的に生じてしまう。
【0003】この余白スペース部分は、テープ印字装置
の制御を簡単にするため、文字等の印字が開始される印
字開始位置の前方のみならず印字終了位置の後方にも形
成されるものである。
【0004】ここで、前記のように従来のテープ印字装
置により作成されたテープにおいて文字等の両側に必然
的に生じる余白スペース部分は、通常、使用者が必要と
する余白スペースより不必要にかなり長いものとなって
いる。これを解消するためには、印字ヘッドとカッタ機
構との間の距離を小さくすればよいが、コンパクト化を
指向しているかかるテープ印字装置の現状においては、
余白スペース部分を短くするにも限界がある。
【0005】特に、テープ上に印字される印字文字等が
少ない場合には、余白スペース部分の長さと印字文字間
に形成される文字間スペースとの関係がアンバランスに
なってしまい、却って文字等が読みにくくなってしま
う。また、かかる場合、使用者は自己が希望する長さの
余白スペース部分とするため、テープが出来上がった
後、ハサミ等で余白スペース部分の内余分のスペース部
分をカットするという作業が必要となる。
【0006】更には、上記のように不必要な余白スペー
ス部分が印字文字等の前後両側に同等に形成されてしま
うことは、テープのランニングコストが高くなってしま
いコスト上問題がある。
【0007】そこで、前記したような問題点を解消すべ
く本出願人は、平成3年8月2日付で提出した特願平3
−217859号において新規なテープ印字装置を提案
した。かかるテープ印字装置によれば、サーマルヘッド
を有する印字機構による印字開始位置と印字終了位置と
を基準として余白部設定手段により前余白部及び後余白
部の長さを設定してテープのカット位置を決定する。
【0008】そして、文字等の印字中に、パルスモータ
を備えたテープ送り機構によりテープが前余白部の端部
まで送られた時点でテープカッタ機構を駆動してテープ
をカットする。次に、文字等の印字が終了した後、テー
プ送り機構により印字後のテープが後余白部の端部まで
送られた時点でテープカッタ機構を駆動してテープをカ
ットする。これにより、文字等の印字部の両側に、余白
部設定手段により設定された適切な余白部を有するテー
プが作成されるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たテープ印字装置では、作成されたテープの前後端部に
形成される余白部をカットする制御を行っている間(こ
の間テープ送り機構のパルスモータはその駆動が停止さ
れている)、サーマルヘッドには通電されておらずテー
プへの文字等の印字は行われていなかった。一方、テー
プカッタ機構によりテープをカットする際にカッタ機構
の可動刃と固定刃との間に切断応力が生じ、テープはか
かる切断応力により若干テープ送り方向に送り出され
る。
【0010】従って、テープカッタ機構によるテープの
カット後に印字を再開する時点では、そのテープにおけ
る印字再開位置と前記余白部のカット制御が開始される
前におけるテープの印字停止位置との間に若干のずれが
生じてしまう虞があった。これよりそのまま印字を再開
した場合、印字される文字中に印字が行われない部分と
なるホワイトラインが生じる虞が多分に存し、この結
果、印字品質が低下してしまう問題がある。
【0011】また、前記したテープ印字装置では、テー
プの余白カット制御が行われるについて、パルスモータ
が駆動停止及び駆動開始される際に行われるスルーダウ
ン、スルーアップ制御中においてもサーマルヘッドへの
通電は行われていなかった。
【0012】従って、テープへの印字停止後パルスモー
タのスルーダウンの完了時点において、テープにおける
印字停止位置とサーマルヘッドとはパルスモータのスル
ーダウンの間にテープが送られる分だけ位置がずれてい
ることとなり、また、パルスモータの駆動再開時におけ
るスルーアップ時にテープが送られる量をも考慮する必
要があることから、テープの正確な逆送り制御等の複雑
な制御が必要となるという問題がある。かかる制御の複
雑化はコストアップを招来してしまうものである。
【0013】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、余白設定手段により設定さ
れた前余白部の端部までテープを送った時点でパルスモ
ータの駆動を停止してテープカッタ機構を介して余白の
カット制御を行う際にも、サーマルヘッドの通電制御を
行うことにより、簡単な制御で印字された文字等中に印
字が行われない部分たるホワイトラインが生じることを
防止することができ、もって印字品質の高いテープを作
成可能なテープ印字装置を提供することを目的とする。
【0014】また、本発明はパルスモータのスルーダウ
ン、スルーアップ制御が行われている間においても所定
通電幅のパルスを所定タイミングでサーマルヘッドに印
加する制御を行うことにより、複雑なテープの逆送り制
御を必要とすることなく印字品質の高いテープを作成可
能なテープ印字装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、パルスモータを介してテープを送るテープ送
り機構と、そのテープ送り機構により送られたテープ上
にサーマルヘッドを介して文字等の印字を行う印字機構
と、テープ送り機構によるテープ送り方向に沿って前記
印字機構よりも下流側に配設されたテープカッタ機構と
を有するテープ印字装置において、前記印字機構による
前記テープの印字開始位置から、印字方向とは逆の方向
に所定長さの前余白部を設定するための余白設定手段
と、前記テープがテープ送り機構を介して前記余白設定
手段により設定された前余白部の端部まで送られた時点
でパルスモータの駆動を停止するとともに、前記テープ
カッタ機構を駆動する第1制御手段と、前記第1制御手
段による制御が行われて前記パルスモータの駆動が停止
されている間、前記サーマルヘッドの通電制御を行う第
2制御手段とを備えた構成とされる。
【0016】また、前記第2制御手段は前記パルスモー
タの停止の前後に行われるスルーダウン及びスルーアッ
プ制御の間にも前記サーマルヘッドの通電制御を行う構
成とされる。
【0017】更に、本発明では、前記パルスモータのス
ルーダウン及びスルーアップ制御の間で行われるサーマ
ルヘッドの通電制御は前記パルスモータのモータ周期と
関連して決定される通電幅のパルスをもって行われ、ま
た、前記パルスモータのスルーダウン及びスルーアップ
制御の間で行われるサーマルヘッドの通電制御において
サーマルヘッドに印加される印字パルスのタイミングは
前記パルスモータのモータ周期と関連して決定される構
成とされる。
【0018】
【作用】前記構成を有する本発明では、先ず、余白設定
手段によりテープをカットする位置を決定するための前
余白部が設定される。そして、文字等の印字中に、パル
スモータを備えたテープ送り機構によりテープが前余白
部の端部まで送られた時点でパルスモータを停止すると
ともに、テープカッタ機構を駆動してテープをカットす
る。このとき、サーマルヘッドはパルスモータが停止さ
れている間通電制御が行われている。これにより、テー
プカッタ機構によりテープがカットされるときにテープ
がその送り方向に若干引き出された場合でも、文字等中
に印字が行われないホワイトラインが生じることはな
い。
【0019】また、パルスモータが停止される前後にお
けるスルーダウン、スルーアップ時においても、サーマ
ルヘッドはパルスモータのモータ周期と関連して決定さ
れる通電幅のパルス、及び、印字パルスのタイミングを
もって通電制御が行われている。従って、前記のように
パルスモータの駆動停止中にもサーマルヘッドへの通電
制御が行われることとも相まって、テープの逆方向送り
制御を行うことなく、パルスモータによりテープを一方
向に送り制御つつサーマルヘッドにより印字を行えばホ
ワイトラインのない文字等を印字したテープが作成され
る。
【0020】次に、文字等の印字が終了した後、テープ
送り機構により印字後のテープが後部カット位置まで送
られた時点でテープカッタ機構を駆動してテープをカッ
トする。
【0021】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例に基づい
て図面を参照して詳細に説明する。図1はテープカセッ
ト収納部の収納カバーを開けて示すテープ印字装置の平
面図である。図1において、テープ印字装置1には文字
等を入力するための文字入力キー2、印字キー3、後述
するテープの前余白を設定する前余白設定キー4及び後
余白を設定する後余白設定キー5等の各種のファンクシ
ョンキーが設けられたキーボード6、キーボード6から
入力された文字等を表示する液晶ディスプレイ7及び後
述するテープカセット30を収納するカセット収納部8
が配設されている。
【0022】また、カセット収納部8には、後述するパ
ルスモータ75により回転駆動され、テープカセット3
0のリボン巻取スプール38を回動してサーマルインク
リボン34を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、
又、その斜め前方(キーボード6側)には、パルスモー
タから適宜の伝達機構を介して回転駆動され、後述する
テープ送りローラ43を回動するためのテープ送りロー
ラ軸10が立設されている。更に、カセット収納部8の
前方には、サーマルインクリボン34を介して後述する
フィルムテープ32上に印字を行うサーマルヘッド11
が固設されている。
【0023】尚、かかるカセット収納部8は、テープ印
字装置1の後方に回動可能に枢支された収納カバー12
により開閉され、開状態でテープカセット30の交換等
が行われる。
【0024】次に、テープカセット30の構成について
図2及び図3を参照して説明する。図2はカセット収納
部8にテープカセット30を収納した状態を示す平面図
(テープカセット30は上ケースを除いて示す)であ
り、また、図3はその一部を拡大して示す平面図であ
る。
【0025】これらの図において、下ケース31内には
透明なフィルムテープ32が巻回されたテープスプール
33、サーマルインクリボン34が巻回されたリボンス
プール35、剥離紙付き両面粘着テープ36が剥離紙側
を外側にして巻回された粘着テープスプール37が配設
されており、これら各スプール33、35、37は図示
しない上ケースの下面に設けられた支持部との協働によ
り回転可能に支持されている。
【0026】また、各スプール33、35、37の間に
リボン巻取スプール38が同様に回転可能に支持されて
おり、かかるリボン巻取スプール38は前記したリボン
巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動により印字で
使用されたサーマルインクリボン34を巻取る。
【0027】更に、前記したサーマルヘッド11は下ケ
ース31に設けられた凹部39に配置され、このサーマ
ルヘッド11には後述するローラホルダHに回転可能に
支持されたプラテンローラ40が圧接可能な位置に対向
配置されている。かかるサーマルヘッド11は多数の発
熱素子を有しており、サーマルインクリボン34を介し
てフィルムテープ32に文字等の印字を行うものであ
る。
【0028】また、下ケース31のテープ排出部41
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ42
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ42には
後述するローラホルダHに回転可能に支持されたテープ
送りローラ43が圧接可能な位置に対向配置されてい
る。
【0029】カセット収納部8において、テープカセッ
ト30の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
Hが支持軸44により回動可能に枢支され、このローラ
ホルダHは図示しない手動の切換機構により印字位置と
リリース位置とに切換可能とされている(図1、図2は
共に印字位置に切り換えられた状態を示す)。
【0030】かかるローラホルダHには、図3に示すよ
うに上記したプラテンローラ40及びテープ送りローラ
43がそれぞれ回転可能、且つ、ローラホルダHが印字
位置に切り換えられたときにサーマルヘッド11及び圧
接ローラ42に対し圧接されるように配設されている。
【0031】即ち、プラテンローラ40は、ホルダ部材
45上に立設された回転軸46を中心として回転可能に
支持され、また、ホルダ部材45はこれとローラホルダ
Hの後壁Rとの間に介挿された弾性ばね47によりサー
マルヘッド11に圧接されている。
【0032】また、テープ送りローラ43は、ホルダ部
材48上に立設された回転軸49を中心として回転可能
に支持され、また、ホルダ部材48はこれとローラホル
ダHの後壁Rとの間に介挿された弾性ばね50により圧
接ローラ42に対し圧接されるように配設されている。
尚、テープ送りローラ43は前記したテープ送りローラ
軸10により回転駆動され、同時に、圧接ローラ42は
図示しないギヤ機構でテープ送りローラ43と連動して
回転駆動される。
【0033】更に、プラテンローラ40及びテープ送り
ローラ43の双方に接触するように中間ローラ51がホ
ルダ部材52に回転軸53を介して回転可能に支持され
ており、また、かかるホルダ部材52は前記回転軸46
を中心としてホルダ部材45と同軸的に回動可能とさ
れ、常には、ホルダ部材52の後端部とローラホルダH
との間に介挿された引きばね54の作用により図2中反
時計方向に付勢されている。これにより、中間ローラ5
1はプラテンローラ40及びテープ送りローラ43の双
方に接触されている。
【0034】また、フィルムテープ32の送り方向に沿
ってサーマルヘッド11の下流側であるテープ排出部4
1の近傍にはカッタ機構55が配設されている。かかる
カッタ機構55は公知のハサミと同様の構成をしてお
り、固定刃56と可動刃57とからなる。この可動刃5
7は枢支軸58を中心として回動する回動レバー59に
固着されており、また、回動レバー59はギヤ機構60
を介してDCモータ61の駆動軸61Aに固着されたピ
ニオン62と連結されている。
【0035】これより、可動刃57はDCモータ61の
駆動軸61Aの正逆回転に伴いピニオン62、ギヤ機構
60、回動レバー59を介して、枢支軸58を支点とし
て開閉するものであり、かかる開閉動作に伴い固定刃5
6と協働してテープTを切断するものである。
【0036】尚、圧接ローラ42及びテープ送りローラ
43は、これらが協働してサーマルヘッド11によりサ
ーマルインクリボン34を介して文字等が印字されたフ
ィルムテープ32に対し両面粘着テープ36の粘着剤面
を圧着し、最終的にテープTを作成するものである。
【0037】次に、テープ印字装置の制御系について図
4に基づき説明する。図4はテープ印字装置のブロック
図であり、制御装置(以下、CPUと称する)70を核
として構成されている。図4において、キーボード6が
CPU70に接続されており、CPU70はキーボード
6の文字入力キー2から入力される文字入力信号や印字
キー3、余白設定キー4、5等のファンクションキーか
ら入力される各種ファンクション入力信号を判別する。
【0038】また、CPU70にはR0M71が接続さ
れている。このROM71には、サーマルヘッド11に
より印字される文字等を発生するための印字用キャラク
タジェネレータ、液晶ディスプレイ7に表示される文字
等を発生するための表示用キャラクタジェネレータ、後
述するようにテープTに余白を作成するための余白作成
制御プログラム、後述する計算式に基づきサーマルヘッ
ド11の通電制御を行う通電制御プログラム、その他テ
ープ印字装置の制御上必要な各種のプログラムが記憶さ
れている。
【0039】また、CPU70に接続されたRAM72
は各種データを一時的に記憶させておくものであり、前
記2つのキャラクタジェネレータから読み出された文字
等のデータが印字データ又は表示データに展開されて記
憶される印字バッファ、表示バッファ、その他外字パタ
ーンデータを登録しておくための外字パターンバッファ
等のメモリを備えている。
【0040】更に、CPU70には液晶ディスプレイ駆
動回路73を介して液晶ディスプレイ7が接続され、C
PU70はRAM72の表示バッファに記憶された表示
データに基づいて液晶ディスプレイ駆動回路73を駆動
し、液晶ディスプレイ7に入力された文字等を表示させ
る。
【0041】また、CPU70はROM71に記憶され
たプログラムに基づいてパルスモータ駆動回路74を駆
動してパルスモータ75の制御を行い、これによりテー
プTの送り制御を行う。同様に、CPU70はROM7
1に記憶されたプログラムに基づいてDCモータ駆動回
路76を駆動することによりDCモータ61の制御を行
う。
【0042】更に、CPU70にはサーマルヘッド駆動
回路77を介してサーマルヘッド11が接続されてお
り、CPU70はROM71に記憶された通電制御プロ
グラム、及び、RAM72の印字バッファに記憶された
印字データに基づいてサーマルヘッド駆動回路77を駆
動し、サーマルヘッド11によりフィルムテープ3上に
文字等の印字を行う。
【0043】続いて、図5及び図6を参照して本実施例
のテープ印字装置の動作について説明する。図5は印字
及びテープに余白を作成するための印字及び余白作成制
御プログラムのフローチャートを示し、又、図6は余白
の作成状態を模式的に示す説明図である。
【0044】図5において、先ずステップ(以下、Sと
略記する)1でキーボード6の余白設定キー5により所
望するテープTの前余白l及び後余白mを入力し決定す
る。かかる前余白l、後余白mは文字間スペース、文字
等の印字幅等のバランスを考慮して任意に設定すること
ができ、前余白lはサーマルヘッド11による印字開始
位置から印字方向とは逆方向に所定の長さ、後余白mは
サーマルヘッド11による印字終了位置から印字方向に
所定の長さが設定される。
【0045】次に、S2で文字入力キー2を介して印字
文字等を入力する。このように入力された文字等のデー
タはRAM72の印字バッファに記憶される。S3では
印字キー3が押下されたかどうかが判断され、印字キー
3が押下されるまで文字入力キー2による文字入力が続
けられる(S2、S3:No)。
【0046】S3で印字キー3が押下されたと判断する
と(S3:Yes)、S4でフィルムテープ32の送り
動作に伴って文字の印字が開始される。S5では印字に
伴うフィルムテープ32の送り量が(A−P)に達した
かどうか判断され、送り量が(A−P)に達していない
場合には送り量が(A−P)に達するまで印字とともに
フィルムテープ32の送り動作が行われる(S4、S
5:No)。
【0047】ここに、Aは図6に示すようにヘッド・カ
ッタ間距離n(図3参照)から前余白lを差し引いた長
さ、Pはパルスモータ75の安定した停止制御をするた
めに必要なスルーダウン(等減速)を行っている間にフ
ィルムテープ32が送られる長さを示す。
【0048】S5でフィルムテープ32が(A−P)分
送られたと判断した場合(S5:Yes)、S6にてパ
ルスモータ75のスルーダウンを行いフィルムテープ3
2をPだけ送るとともに、サーマルヘッド11を介して
フィルムテープ32上に印字を行う(この場合、図6に
示すようにアンダーラインが印字される)。
【0049】かかるパルスモータ75のスルーダウン時
におけるサーマルヘッド11の印字制御について説明す
る。先ず、サーマルヘッド11に印加される印字パルス
の通電幅の制御について説明すると、スルーダウン時の
通電幅をパルスモータ75の定速時における印字の際に
使用される通電幅と同一の通電幅とした場合、印字掠れ
が生じてしまう可能性があるので、これを解消するため
にはスルーダウン時にモータ周期が長くなるにつれてサ
ーマルヘッド11へ印加される印字パルスの通電幅も長
くする必要がある。
【0050】本実施例において印字パルスの通電幅は次
の計算式数1に基づいて算出される。
【数1】
【0051】この計算式数1において、T0 は、図6に
示されているようにパルスモータ75の定速時における
モータ周期であり、また、Tx はスルーダウン時におけ
るパルスモータ75のモータ周期である。更に、t0 は
パルスモータ75の定速時におけるサーマルヘッド11
への通電幅であり、a、bは定数である。
【0052】このように、パルスモータ75のスルーダ
ウン時においてサーマルヘッド11に印加される印字パ
ルスの通電幅は、パルスモータ75の定速時における通
電幅t0 とパルスモータ75のモータ周期Tx との関数
として決定されるものである。また、数1及び図6から
理解されるようにモータ周期Tx が長くなる程、通電幅
tx は長くなるものである。これにより、パルスモータ
75のスルーダウン時においても印字掠れを生じること
なく、良好な印字品質を保持することができる。
【0053】尚、後述するようにパルスモータ75のス
ルーアップ時においても同様に数1に従って、サーマル
ヘッド11に印加される印字パルスの通電幅がパルスモ
ータ75のモータ周期に関連させて制御される。
【0054】次に、図7に基づいてパルスモータ75の
スルーダウン時におけるサーマルヘッド11への印字パ
ルスの印加タイミングの制御について説明する。図7は
パルスモータ75のスルーダウン時におけるモータ周期
と印字パルスの印加タイミングとの関係を拡大して模式
的に示す説明図である。
【0055】パルスモータ75のスルーダウン時におい
て、パルスモータ75の励磁相の切換の直後においては
ダンピングが生じ、このため励磁相の切換と同時にサー
マルヘッド11に印字パルスを印加した場合には印字ド
ットのずれが生じ易くなる。これを防止するため、パル
スモータ75の励磁相の切換時点から一定のディレイ時
間を設けてサーマルヘッド11への印字パルスの印加を
遅らせることが考えられる。
【0056】本実施例では、かかるディレイ時間の制御
を計算式数2に従って制御するようにした。
【数2】
【0057】数2において、T0 は図6及び図7に示さ
れているようにパルスモータ75の定速時におけるモー
タ周期であり、また、Tx はスルーダウン時におけるパ
ルスモータ75のモータ周期である。更に、D0 はパル
スモータ75の定速時におけるディレイ時間であり、
a、bは定数である。このように、パルスモータ75の
スルーダウン時においてサーマルヘッド11に印加され
る印字パルスの印加タイミングは、パルスモータ75の
定速時におけるディレイ時間D0 とパルスモータ75の
モータ周期Tx との関数として決定されるものである。
【0058】また、数2及び図7から理解されるように
モータ周期Tx が長くなる程、ディレイ時間Dx は長く
なるものである。これにより、パルスモータ75のスル
ーダウン時においてダンピングが生じた場合でも、印字
ドットのずれを生じることなく良好な印字品質を保持す
ることができるものである。
【0059】尚、後述するようにパルスモータ75のス
ルーアップ時においても同様に数2に従って、サーマル
ヘッド11に印加される印字パルスの印加タイミングが
パルスモータ75のモータ周期に関連させて制御され
る。
【0060】前記のようにパルスモータ75のスルーダ
ウン時にフィルムテープ32がPだけ送られた時点で、
パルスモータ75はその駆動が停止され、カッタ機構5
5の固定刃56と可動刃57は、前余白の前端部(図6
中左端部)に位置決めされる。この位置で可動刃57が
DCモータ61により駆動され、テープTが切断される
(S7)。
【0061】このようにパルスモータ75の停止中にテ
ープTの余白カットが行われている間、サーマルヘッド
11には図6に示すようにチョッピング制御により断続
的に印字パルスが印加されている。これにより、カッタ
機構55の固定刃56と可動刃57とによりテープTが
切断されるときに生じる切断応力を介してテープTが若
干引き出された場合にも、フィルムテープ32上に印字
が行われないホワイトラインが生じる虞は全くない。
【0062】次に、S8にてパルスモータ75のスルー
アップを行いフィルムテープ32をQだけ送る。ここ
に、Qはパルスモータ75の回転開始制御を行うための
スルーアップ(等加速)時にフィルムテープ32が送ら
れる長さである。
【0063】このように、パルスモータ75のスルーア
ップが行われている間においても、前記したスルーダウ
ン時におけると同様の制御が行われる。即ち、サーマル
ヘッド11に印加される印字パルスの通電幅tx は数1
に従って制御され、この場合、図6から明らかなように
パルスモータ75のモータ周期Tx が短くなる程、通電
幅tx は短くなる。
【0064】また、サーマルヘッド11に印加される印
字パルスの印加タイミングは数2に従って制御され、こ
の場合、図7から類推されるようにパルスモータ75の
モータ周期Tx が短くなる程、ディレイ時間Dx も短く
なる。
【0065】その後、パルスモータ75は定速に達しS
9にて印字が再開され、S10で印字が終了したと判断
されるまで印字が行われる(S9、S10:No)。S
10にて印字が終了したと判断された場合(S10:Y
es)、S11でテープTを後余白mとヘッド・カッタ
間距離nとを加算した(m+n)分送る。この時点で、
カッタ機構55の固定刃56及び可動刃57はテープT
の印字終了位置から後余白mだけ進んだ位置(図6中右
方)にあり、そしてS12にてDCモータ61を駆動す
ることによりカッタ機構55を介してテープTを切断す
る。前記の動作を行うことにより、テープTにおける文
字の印字部の左右両側に前余白lと後余白mとを設けた
テープが作成される。
【0066】尚、本実施例に係るテープ印字装置では、
1つのパルスモータ75によりフィルムテープ32、作
成後のテープTの送り動作、及び、サーマルインクリボ
ン34の巻取動作を行っており、かかる場合パルスモー
タ75のモータ周期の長短によってリボン巻取スプール
38における巻取トルクが変化することとなる。このよ
うにリボン巻取スプール38の巻取トルクが変化する
と、サーマルインクリボン34の適正な巻取上支障を来
すこととなる。例えば、サーマルインクリボン34がフ
ィルムテープ32から剥離するタイミングに変化を生
じ、この結果、印字品質を低下させる虞がある。
【0067】そこで、本実施例のテープ印字装置では、
前記のようなリボン巻取スプール38における巻取トル
クの変化を抑えるために、パルスモータ75に供給され
る電源電圧を高電源と低電源とに切換える制御トランジ
スタをチョッピング制御している。
【0068】かかる制御について図8及び図9を参照し
て説明する。図8はパルスモータ75の制御回路を示
し、図9はパルスモータ75のスルーダウン時における
モータ周期と電圧切換信号との関係を、一部を拡大して
模式的に示す説明図である。
【0069】図8において、電圧切換制御パルスが印加
されるパルス入力端子Eには制御トランジスタTr1の
ベースが接続され、また、制御トランジスタTr1のコ
レクタには制御トランジスタTr2のベースに接続され
ている。制御トランジスタTr1のエミッタは0V電源
に接続されている。更に、制御トランジスタTr2のエ
ミッタはモータ電源VM に接続され、コレクタとエミッ
タ間には抵抗Rが介挿されている。
【0070】制御トランジスタTr2のコレクタと抵抗
Rとの接続点からはパルスモータ75の各A相、B相、
C相及びD相がそれぞれ並列に接続され、各相はトラン
ジスタTr3を介して0V電源に接続されている。各ト
ランジスタTr3のベースには、モータ駆動パルスが入
力される。
【0071】かかる制御回路において、電圧切換制御パ
ルスがパルス入力端子Eに入力されると、制御トランジ
スタTr1のベースにパルスが印加されるのでトランジ
スタTr1はONし、これに伴って制御トランジスタT
r2のベースにもモータ電源VMから電流が印加されト
ランジスタTr2もON状態となる。
【0072】これにより、各トランジスタTr3に選択
的に入力されるモータ駆動パルスに従って、モータ電源
VM から制御トランジスタTr2を介してパルスモータ
75の各A相、B相、C相又はD相に高電圧が印加され
てモータ75のステップ制御が行われる。
【0073】一方、パルス入力端子Eに電源切換制御パ
ルスが入力されていない場合、制御トランジスタTr2
はOFF状態のままであるので、モータ電源VM からは
抵抗Rを介して低電圧がパルスモータ75の各A相、B
相、C相又はD相に印加されることとなる。このように
してパルスモータ75に印加される電圧が、低電圧と高
電圧とに切り換えられる。
【0074】このとき、電圧切換制御パルスは図9に示
すように、パルス周期(トランジスタTr2をONさせ
る時間とOFFさせる時間とを加算した時間)は一定と
しつつモータ周期が長くなるに従って、パルスモータ7
5に高電圧が印加される時間を短くするように制御して
いる。かかるモータ周期とパルスモータ75に低電圧が
印加される時間との関係は、次の計算式数3から得られ
る。
【0075】
【数3】
【0076】ここに、T0 は前記と同様パルスモータ7
5の定速時におけるモータ周期であり、また、Tx はス
ルーダウン時におけるパルスモータ75のモータ周期で
ある。かかる数3及び図9から明らかなように、モータ
周期Tx が長くなる程パルスモータ75に低電圧が印加
される時間は長くなる。これにより、パルスモータ75
により回転駆動されるリボン巻取スプール38の回転ト
ルクが急激に変化することは防止される。
【0077】尚、前記したパルスモータ75の電圧切換
制御は、スルーアップ時においても行われ、この場合は
前記スルーダウン時とは逆にモータ周期が次第に短くな
るに従ってパルスモータ75に低電圧の印加されている
時間が短くなるように制御される。また、かかる電圧切
換制御はパルスモータ75のスルーダウン、スルーアッ
プに同期して開始されるとともに、スルーダウン、スル
ーアップが終了した時点で停止される。尚、パルスモー
タ75を定速で駆動しつつ印字を行う場合には、高電圧
に切り換えられている。
【0078】以上詳細に説明した通り本実施例に係るテ
ープ印字装置は、前余白設定キー4により設定された前
余白部lの前端部までテープTを送った時点でパルスモ
ータ75の駆動を停止してカッタ機構55を介して余白
のカット制御を行う際にも、サーマルヘッド11の通電
制御を行うことにより、印字された文字等中に印字が行
われない部分たるホワイトラインが生じることを防止す
ることができ、もって印字品質の高いテープTを作成可
能なテープ印字装置を提供することができる。
【0079】また、本実施例のテープ印字装置では、前
記余白のカット制御を行うときにパルスモータ75をス
ルーダウン、スルーアップさせる場合、サーマルヘッド
11に印加される印字パルスの通電幅t0 を数1に従っ
てモータ周期Tx 等の関数として決定するようにしたの
で、パルスモータ75のスルーダウン時及びスルーアッ
プ時においても印字ドットのずれを生じることなく、良
好な印字品質を保持することができる。
【0080】更に、本実施例に係るテープ印字装置で
は、パルスモータ75のスルーダウン時及びスルーアッ
プ時においてサーマルヘッド11に印加される印字パル
スの印加タイミングは、数2に従ってパルスモータ75
の定速時におけるディレイ時間D0 とパルスモータ75
のモータ周期Tx との関数として決定するようにしたの
で、パルスモータ75のスルーダウン時及びスルーアッ
プ時においてダンピングが生じた場合でも、印字ドット
のずれを生じることなく良好な印字品質を保持すること
ができるものである。
【0081】また、リボン巻取スプール38における巻
取トルクの変化を抑えるために、パルスモータ75に供
給される電源電圧を高電源と低電源とに切換える制御ト
ランジスタTr1、Tr2をチョッピング制御している
ので、パルスモータ75により回転駆動されるリボン巻
取スプール38の回転トルクが急激に変化することを防
止することができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、余白設定手
段により設定された前余白部の端部までテープを送った
時点でパルスモータの駆動を停止してテープカッタ機構
を介して余白のカット制御を行う際にも、サーマルヘッ
ドの通電制御を行うことにより、簡単な制御で印字され
た文字等中に印字が行われない部分たるホワイトライン
が生じることを防止することができ、もって印字品質の
高いテープを作成可能なテープ印字装置を提供すること
ができる。
【0083】また、本発明はパルスモータのスルーダウ
ン、スルーアップ制御が行われている間においても所定
通電幅のパルスを所定タイミングでサーマルヘッドに印
加する制御を行うことにより、複雑なテープの逆送り制
御を必要とすることなく印字品質の高いテープを作成可
能なテープ印字装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。
【図2】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を示す平面図である。
【図3】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を一部拡大して示す平面図である。
【図4】テープ印字装置の制御系を示すブロック図であ
る。
【図5】印字及び余白作成制御プログラムのフローチャ
ートである。
【図6】余白の作成状態を模式的に示す説明図である。
【図7】図7はパルスモータのスルーダウン時における
モータ周期と印字パルスの印加タイミングとの関係を拡
大して模式的に示す説明図である。
【図8】図8はパルスモータの制御回路である。
【図9】図9はパルスモータのスルーダウン時における
モータ周期と電圧切換信号との関係を、一部を拡大して
模式的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 4 前余白設定キー 5 後余白設定キー 8 カセット収納部 10 テープ送りローラ軸 11 サーマルヘッド 30 テープカセット 32 フィルムテープ 33 テープスプール 40 プラテンローラ 42 テープ圧接ローラ 43 テープ送りローラ 51 中間ローラ 55 カッタ機構 56 固定刃 57 可動刃 61 DCモータ 70 CPU 71 ROM 72 RAM 74 パルスモータ駆動回路 75 パルスモータ 76 DCモータ駆動回路 77 サーマルヘッド駆動回路 D0、Dx ディレイ時間 T0、Tx モータ周期 t0、tx 通電幅 T テープ l 前余白 m 後余白
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 21/00 Z 8804−2C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスモータを介してテープを送るテ
    ープ送り機構と、そのテープ送り機構により送られたテ
    ープ上にサーマルヘッドを介して文字等の印字を行う印
    字機構と、テープ送り機構によるテープ送り方向に沿っ
    て前記印字機構よりも下流側に配設されたテープカッタ
    機構とを有するテープ印字装置において、 前記印字機構による前記テープの印字開始位置から、印
    字方向とは逆の方向に所定長さの前余白部を設定するた
    めの余白設定手段と、 前記テープがテープ送り機構を介して前記余白設定手段
    により設定された前余白部の端部まで送られた時点でパ
    ルスモータの駆動を停止するとともに、前記テープカッ
    タ機構を駆動する第1制御手段と、 前記第1制御手段による制御が行われて前記パルスモー
    タの駆動が停止されている間、前記サーマルヘッドの通
    電制御を行う第2制御手段とを備えたことを特徴とする
    テープ印字装置。
  2. 【請求項2】 前記第2制御手段は前記パルスモータ
    の停止の前後に行われるスルーダウン及びスルーアップ
    制御の間にも前記サーマルヘッドの通電制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のテープ印字装置。
  3. 【請求項3】 前記パルスモータのスルーダウン及び
    スルーアップ制御の間で行われるサーマルヘッドの通電
    制御は前記パルスモータのモータ周期と関連して決定さ
    れる通電幅のパルスをもって行われることを特徴とする
    請求項2記載のテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 前記パルスモータのスルーダウン及び
    スルーアップ制御の間で行われるサーマルヘッドの通電
    制御においてサーマルヘッドに印加される印字パルスの
    タイミングは前記パルスモータのモータ周期と関連して
    決定されることを特徴とする請求項2記載のテープ印字
    装置。
  5. 【請求項5】 前記パルスモータのスルーダウン及び
    スルーアップ制御の間でパルスモータには高電圧と低電
    圧とが切り換えて印加され、その電圧切換制御はパルス
    モータのモータ周期と関連して決定される低電圧印加時
    間をもって行われることを特徴とする請求項2記載のテ
    ープ印字装置。
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