JPH061000A - 印字装置 - Google Patents
印字装置Info
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- JPH061000A JPH061000A JP4184345A JP18434592A JPH061000A JP H061000 A JPH061000 A JP H061000A JP 4184345 A JP4184345 A JP 4184345A JP 18434592 A JP18434592 A JP 18434592A JP H061000 A JPH061000 A JP H061000A
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F40/00—Handling natural language data
- G06F40/10—Text processing
- G06F40/189—Automatic justification
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 修飾された文字と修飾されていない文字と
が混在する行のジャスト処理を行なう場合においても、
その行のジャスト処理を適正に行い得る印字装置を提供
する。 【構成】 キーボードから入力された複数行のうち所
望の行内で文字修飾すべき範囲を指定し、かかる修飾指
定範囲内でフレーム修飾や文字サイズ変更による修飾が
なされた文字のジャスト処理を行なうに際し、複数の各
行の内最長行の長さと前記修飾指定範囲の存在する行の
長さとの差を求めるとともに、その差をフレームスペー
ス、文字サイズ変更時に挿入される修飾用スペースを除
いた文字数から1だけ少ない数で割ることによりジャス
トスペースを求め(S40乃至S43)、かかるジャス
トスペースに従ってフレーム修飾や文字サイズ変更修飾
された文字を等文字間隔をもって配置する(S44、S
32)。
が混在する行のジャスト処理を行なう場合においても、
その行のジャスト処理を適正に行い得る印字装置を提供
する。 【構成】 キーボードから入力された複数行のうち所
望の行内で文字修飾すべき範囲を指定し、かかる修飾指
定範囲内でフレーム修飾や文字サイズ変更による修飾が
なされた文字のジャスト処理を行なうに際し、複数の各
行の内最長行の長さと前記修飾指定範囲の存在する行の
長さとの差を求めるとともに、その差をフレームスペー
ス、文字サイズ変更時に挿入される修飾用スペースを除
いた文字数から1だけ少ない数で割ることによりジャス
トスペースを求め(S40乃至S43)、かかるジャス
トスペースに従ってフレーム修飾や文字サイズ変更修飾
された文字を等文字間隔をもって配置する(S44、S
32)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字の周囲にフレームを
形成するフレーム修飾、文字サイズ変更等の文字修飾機
能を有し、かかる文字修飾機能を介して修飾された文字
を等文字間隔をもって配置するジャストモードを備えた
印字装置に関し、特に、キーボードから入力された複数
行のうち所望の行において修飾すべき文字の修飾範囲を
指定することにより修飾された文字と修飾されていない
文字とが混在する行のジャスト処理を行なう場合におい
ても、その行のジャスト処理を適正に行い得る印字装置
に関するものである。
形成するフレーム修飾、文字サイズ変更等の文字修飾機
能を有し、かかる文字修飾機能を介して修飾された文字
を等文字間隔をもって配置するジャストモードを備えた
印字装置に関し、特に、キーボードから入力された複数
行のうち所望の行において修飾すべき文字の修飾範囲を
指定することにより修飾された文字と修飾されていない
文字とが混在する行のジャスト処理を行なう場合におい
ても、その行のジャスト処理を適正に行い得る印字装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、キーボードから入力された文
字等について、フレーム修飾を行なったり、また、文字
サイズ変更による修飾を行なうことが可能な印字装置が
種々提案されている。かかる印字装置において、例え
ば、フレーム修飾を行なう場合、各文字の両端部に所定
のスペースを形成しないと、図9(A)に示すように両
端文字とフレームラインとが接触してしまうこととな
り、かかるフレーム修飾付文字は非常に見栄えの悪いも
のであった。
字等について、フレーム修飾を行なったり、また、文字
サイズ変更による修飾を行なうことが可能な印字装置が
種々提案されている。かかる印字装置において、例え
ば、フレーム修飾を行なう場合、各文字の両端部に所定
のスペースを形成しないと、図9(A)に示すように両
端文字とフレームラインとが接触してしまうこととな
り、かかるフレーム修飾付文字は非常に見栄えの悪いも
のであった。
【0003】この不都合を解消するため従来の印字装置
では、両端文字とフレームラインとが接触しないよう
に、両端文字とフレームラインとの間にフレーム修飾ス
ペース(以下、フレームスペースという)FSを形成し
ている。このように、フレームスペースFSを形成すれ
ば、図9(B)に示すように見栄えの良いフレーム修飾
付文字を印字することができる。
では、両端文字とフレームラインとが接触しないよう
に、両端文字とフレームラインとの間にフレーム修飾ス
ペース(以下、フレームスペースという)FSを形成し
ている。このように、フレームスペースFSを形成すれ
ば、図9(B)に示すように見栄えの良いフレーム修飾
付文字を印字することができる。
【0004】また、文字等について文字サイズ等の変更
により文字修飾を行なう場合においては、各文字サイズ
とのバランス関係を考慮して、各文字サイズに合わせて
フレキシブルに修飾用スペースを文字間に挿入するよう
にしている。このようにすれば、大きな文字間について
は大きな修飾用スペースが挿入され、また、小さな文字
間については小さな修飾用スペースが挿入されることと
なり、これより見栄えの良い修飾文字を印字することが
できる。
により文字修飾を行なう場合においては、各文字サイズ
とのバランス関係を考慮して、各文字サイズに合わせて
フレキシブルに修飾用スペースを文字間に挿入するよう
にしている。このようにすれば、大きな文字間について
は大きな修飾用スペースが挿入され、また、小さな文字
間については小さな修飾用スペースが挿入されることと
なり、これより見栄えの良い修飾文字を印字することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の印字装置では、フレーム修飾時及び文字サイズ変更
時においてそれぞれフレームスペースFS、修飾用スペ
ースを形成しており、また、これらの各フレームスペー
スFS、修飾用スペースについては印字装置の制御上に
おける簡便性を考慮して通常の文字と同様、1つのキャ
ラクタコードとして取り扱って制御していた。
来の印字装置では、フレーム修飾時及び文字サイズ変更
時においてそれぞれフレームスペースFS、修飾用スペ
ースを形成しており、また、これらの各フレームスペー
スFS、修飾用スペースについては印字装置の制御上に
おける簡便性を考慮して通常の文字と同様、1つのキャ
ラクタコードとして取り扱って制御していた。
【0006】かかる印字装置において、前記のようにフ
レーム修飾や文字サイズ変更による修飾がなされた各文
字を等文字間隔で配置するジャスト処理を行なった場
合、前記のようにフレームスペースFS及び修飾用スペ
ースを1つのキャラクタコードとして取り扱う関係上、
フレームスペースFS及び修飾用スペースを1つの文字
としてジャスト処理を行なうこととなる。
レーム修飾や文字サイズ変更による修飾がなされた各文
字を等文字間隔で配置するジャスト処理を行なった場
合、前記のようにフレームスペースFS及び修飾用スペ
ースを1つのキャラクタコードとして取り扱う関係上、
フレームスペースFS及び修飾用スペースを1つの文字
としてジャスト処理を行なうこととなる。
【0007】この結果、ジャスト処理をもって印字され
た文字は、フレーム修飾のある場合には図9(C)に示
すように、両端文字の更に両側(フレームスペースFS
の存在する箇所)にそれぞれ不自然なスペースが形成さ
れてしまう。また、文字サイズ変更による修飾のある場
合には、前記と同様文字サイズが変化する箇所に不自然
なスペースが形成されてしまうものである。このよう
に、前記従来の印字装置では、フレーム修飾や文字サイ
ズ変更による修飾を行なう場合には、適正なジャスト処
理を行なうことができないという問題があった。
た文字は、フレーム修飾のある場合には図9(C)に示
すように、両端文字の更に両側(フレームスペースFS
の存在する箇所)にそれぞれ不自然なスペースが形成さ
れてしまう。また、文字サイズ変更による修飾のある場
合には、前記と同様文字サイズが変化する箇所に不自然
なスペースが形成されてしまうものである。このよう
に、前記従来の印字装置では、フレーム修飾や文字サイ
ズ変更による修飾を行なう場合には、適正なジャスト処
理を行なうことができないという問題があった。
【0008】特に、1つの行中に修飾された文字と修飾
されていない文字とが混在している場合には、かかる行
のジャスト処理は極めて複雑なものとなり、前記従来の
印字装置ではそのジャスト処理を行なうことができない
という問題があった。
されていない文字とが混在している場合には、かかる行
のジャスト処理は極めて複雑なものとなり、前記従来の
印字装置ではそのジャスト処理を行なうことができない
という問題があった。
【0009】本発明は前記従来技術の問題点を解消する
ためになされたものであり、1つの行内にフレーム修飾
や文字サイズ変更による修飾がなされた文字と修飾され
ていない文字とが混在している場合においても、かかる
行における修飾された文字の両端部や文字間に不自然な
スペースが形成されることなく適正にジャスト処理を行
なうことができる印字装置を提供することを目的とす
る。
ためになされたものであり、1つの行内にフレーム修飾
や文字サイズ変更による修飾がなされた文字と修飾され
ていない文字とが混在している場合においても、かかる
行における修飾された文字の両端部や文字間に不自然な
スペースが形成されることなく適正にジャスト処理を行
なうことができる印字装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、複数行に渡って文字を入力する文字入力手段
と、文字入力手段から入力された文字の修飾に対応して
文字間に修飾スペースを設定しつつ文字を修飾する文字
修飾手段と、文字修飾手段により修飾された文字を被印
字媒体上に印字する印字手段とを有する印字装置におい
て、前記文字入力手段により入力された複数行のうち所
望の行内において前記文字修飾手段を介して修飾される
文字の修飾範囲を指定する修飾範囲指定手段と、前記文
字修飾手段により修飾された文字を等文字間隔で配置す
ることを指令するジャストモード指令手段と、前記文字
入力手段を介して入力された複数行から最長行を検出す
る検出手段と、前記ジャストモード指令手段からの指令
に基づいて、前記最長行の長さと前記修飾範囲指定手段
により指定された修飾範囲の存在する行の長さとの差を
求めるとともに、その差を前記修飾スペースを除く文字
数から1だけ少ない数で割ることによりジャストスペー
スを求める演算手段と、前記演算手段により求められた
ジャストスペースに従い前記修飾範囲の存在する行内で
各文字を配置する文字配置手段とを備えた構成とされ
る。
本発明は、複数行に渡って文字を入力する文字入力手段
と、文字入力手段から入力された文字の修飾に対応して
文字間に修飾スペースを設定しつつ文字を修飾する文字
修飾手段と、文字修飾手段により修飾された文字を被印
字媒体上に印字する印字手段とを有する印字装置におい
て、前記文字入力手段により入力された複数行のうち所
望の行内において前記文字修飾手段を介して修飾される
文字の修飾範囲を指定する修飾範囲指定手段と、前記文
字修飾手段により修飾された文字を等文字間隔で配置す
ることを指令するジャストモード指令手段と、前記文字
入力手段を介して入力された複数行から最長行を検出す
る検出手段と、前記ジャストモード指令手段からの指令
に基づいて、前記最長行の長さと前記修飾範囲指定手段
により指定された修飾範囲の存在する行の長さとの差を
求めるとともに、その差を前記修飾スペースを除く文字
数から1だけ少ない数で割ることによりジャストスペー
スを求める演算手段と、前記演算手段により求められた
ジャストスペースに従い前記修飾範囲の存在する行内で
各文字を配置する文字配置手段とを備えた構成とされ
る。
【0011】また、前記文字修飾手段は前記修飾範囲内
に存在する文字の周囲を囲むフレームにより文字を修飾
したり、前記修飾範囲内に存在する文字の文字サイズを
変えて文字を修飾する構成とされる。
に存在する文字の周囲を囲むフレームにより文字を修飾
したり、前記修飾範囲内に存在する文字の文字サイズを
変えて文字を修飾する構成とされる。
【0012】
【作用】前記構成を有する本発明では、先ず、修飾範囲
指定手段を介して文字入力手段から入力された複数行の
うち所望の行内において文字修飾手段により修飾される
べき文字の修飾範囲が指定される。かかる指定に基づい
て、文字修飾手段はフレーム修飾又は文字サイズ変更に
よる修飾に対応して文字間等に修飾スペースを設定しつ
つ文字修飾を行なう。
指定手段を介して文字入力手段から入力された複数行の
うち所望の行内において文字修飾手段により修飾される
べき文字の修飾範囲が指定される。かかる指定に基づい
て、文字修飾手段はフレーム修飾又は文字サイズ変更に
よる修飾に対応して文字間等に修飾スペースを設定しつ
つ文字修飾を行なう。
【0013】この後、ジャストモード指令手段から指令
があった場合、演算手段を介して、検出手段により検出
された最長行の長さと修飾範囲の存在する行の長さとの
差が求められるとともに、その差を前記修飾スペースを
除く文字数から1だけ少ない数で割ることによりジャス
トスペースが求められる。また、文字配置手段により、
前記のように求められたジャストスペースに従って修飾
指定範囲の存在する行内で各文字が配置される。
があった場合、演算手段を介して、検出手段により検出
された最長行の長さと修飾範囲の存在する行の長さとの
差が求められるとともに、その差を前記修飾スペースを
除く文字数から1だけ少ない数で割ることによりジャス
トスペースが求められる。また、文字配置手段により、
前記のように求められたジャストスペースに従って修飾
指定範囲の存在する行内で各文字が配置される。
【0014】そして、前記のようにジャストスペースを
もって配置された各文字が、印字手段を介して被印字媒
体上に印字されるものである。
もって配置された各文字が、印字手段を介して被印字媒
体上に印字されるものである。
【0015】
【実施例】以下、本発明をテープ印字装置に具体化した
一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
一実施例に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0016】図1はテープカセット収納部の収納カバー
を開けて示すテープ印字装置の平面図である。図1にお
いて、テープ印字装置1には文字等のキャラクタを複数
行に渡って入力するための文字入力キー2、印字キー
3、文字のフレーム修飾を指令するフレームキー4A、
一部の文字の文字サイズ変更を指令する文字サイズ変更
キー4B、フレームキー4Aや文字サイズ変更キー4B
からの指令に基づきカーソルを上下左右に移動させると
ともに後述のリターンキー5との協働により前記複数行
のうち所望の行内で文字修飾すべき範囲を指定するカー
ソルキーK、各文字を等文字間隔で配置することを指令
するジャストモード設定キー4C、文字を、いわゆる袋
文字に修飾することを指令するアウトラインキー4D、
改行指令を行なったり各種処理の実行を指令するリター
ンキー5等の各種のキーが設けられたキーボード6、キ
ーボード6から入力された文字等を表示する液晶ディス
プレイ7及び後述するテープカセット13を収納するカ
セット収納部8が配設されている。
を開けて示すテープ印字装置の平面図である。図1にお
いて、テープ印字装置1には文字等のキャラクタを複数
行に渡って入力するための文字入力キー2、印字キー
3、文字のフレーム修飾を指令するフレームキー4A、
一部の文字の文字サイズ変更を指令する文字サイズ変更
キー4B、フレームキー4Aや文字サイズ変更キー4B
からの指令に基づきカーソルを上下左右に移動させると
ともに後述のリターンキー5との協働により前記複数行
のうち所望の行内で文字修飾すべき範囲を指定するカー
ソルキーK、各文字を等文字間隔で配置することを指令
するジャストモード設定キー4C、文字を、いわゆる袋
文字に修飾することを指令するアウトラインキー4D、
改行指令を行なったり各種処理の実行を指令するリター
ンキー5等の各種のキーが設けられたキーボード6、キ
ーボード6から入力された文字等を表示する液晶ディス
プレイ7及び後述するテープカセット13を収納するカ
セット収納部8が配設されている。
【0017】また、カセット収納部8には、図示しない
パルスモータにより回転駆動され、テープカセット13
のリボン巻取スプール21を回動してサーマルインクリ
ボン17を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、
又、その斜め前方(キーボード6側)には、後述するテ
ープ送りモータ40から適宜の伝達機構を介して回転駆
動され、後述するテープ送りローラ27を回動するため
のテープ送りローラ軸10が立設されている。
パルスモータにより回転駆動され、テープカセット13
のリボン巻取スプール21を回動してサーマルインクリ
ボン17を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、
又、その斜め前方(キーボード6側)には、後述するテ
ープ送りモータ40から適宜の伝達機構を介して回転駆
動され、後述するテープ送りローラ27を回動するため
のテープ送りローラ軸10が立設されている。
【0018】更に、カセット収納部8の前方には、サー
マルインクリボン17を介して後述するフィルムテープ
15上に印字を行うサーマルヘッド11が固設されてい
る。また、かかるカセット収納部8は、テープ印字装置
1の後方に回動可能に枢支された収納カバー12により
開閉され、開状態でテープカセット13の交換等が行わ
れる。
マルインクリボン17を介して後述するフィルムテープ
15上に印字を行うサーマルヘッド11が固設されてい
る。また、かかるカセット収納部8は、テープ印字装置
1の後方に回動可能に枢支された収納カバー12により
開閉され、開状態でテープカセット13の交換等が行わ
れる。
【0019】次に、テープカセット13の構成について
図2を参照して説明する。図2はカセット収納部8にテ
ープカセット13を収納した状態を示す平面図(テープ
カセット13は上ケースを除いて示す)である。
図2を参照して説明する。図2はカセット収納部8にテ
ープカセット13を収納した状態を示す平面図(テープ
カセット13は上ケースを除いて示す)である。
【0020】図2において、下ケース14内には透明な
フィルムテープ15が巻回されたテープスプール16、
サーマルインクリボン17が巻回されたリボンスプール
18、剥離紙付き両面粘着テープ19が剥離紙側を外側
にして巻回された粘着テープスプール20が配設されて
おり、これら各スプール16、18、20は図示しない
上ケースの下面に設けられた支持部との協働により回転
可能に支持されている。また、各スプール16、18、
20の間にリボン巻取スプール21が同様に回転可能に
支持されており、かかるリボン巻取スプール21は前記
したリボン巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動に
より印字で使用されたサーマルインクリボン17を巻取
る。
フィルムテープ15が巻回されたテープスプール16、
サーマルインクリボン17が巻回されたリボンスプール
18、剥離紙付き両面粘着テープ19が剥離紙側を外側
にして巻回された粘着テープスプール20が配設されて
おり、これら各スプール16、18、20は図示しない
上ケースの下面に設けられた支持部との協働により回転
可能に支持されている。また、各スプール16、18、
20の間にリボン巻取スプール21が同様に回転可能に
支持されており、かかるリボン巻取スプール21は前記
したリボン巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動に
より印字で使用されたサーマルインクリボン17を巻取
る。
【0021】更に、前記したサーマルヘッド11は下ケ
ース14に設けられた凹部22に配置され、このサーマ
ルヘッド11にはローラホルダ23に回転可能に支持さ
れたプラテンローラ24が圧接可能な位置に対向配置さ
れている。かかるサーマルヘッド11は多数の発熱素子
(本実施例に係るテープ印字装置1のサーマルヘッド1
1では128個の発熱素子が設けられている)を有して
おり、サーマルインクリボン17を介してフィルムテー
プ15に文字等の印字を行うものである。
ース14に設けられた凹部22に配置され、このサーマ
ルヘッド11にはローラホルダ23に回転可能に支持さ
れたプラテンローラ24が圧接可能な位置に対向配置さ
れている。かかるサーマルヘッド11は多数の発熱素子
(本実施例に係るテープ印字装置1のサーマルヘッド1
1では128個の発熱素子が設けられている)を有して
おり、サーマルインクリボン17を介してフィルムテー
プ15に文字等の印字を行うものである。
【0022】また、下ケース14のテープ排出部25
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ26
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ26には
ローラホルダ23に回転可能に支持されたテープ送りロ
ーラ27が圧接可能な位置に対向配置されている。
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ圧接ローラ26
が回転可能に支持され、このテープ圧接ローラ26には
ローラホルダ23に回転可能に支持されたテープ送りロ
ーラ27が圧接可能な位置に対向配置されている。
【0023】カセット収納部8において、テープカセッ
ト13の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
23が支持軸28により回動可能に枢支され、このロー
ラホルダ23は図示しない手動の切換機構により印字位
置とリリース位置とに切換可能とされている(図1、図
2は共に印字位置に切り換えられた状態を示す)。
ト13の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
23が支持軸28により回動可能に枢支され、このロー
ラホルダ23は図示しない手動の切換機構により印字位
置とリリース位置とに切換可能とされている(図1、図
2は共に印字位置に切り換えられた状態を示す)。
【0024】かかるローラホルダ23には、前記したプ
ラテンローラ24及びテープ送りローラ27がそれぞれ
回転可能、且つ、ローラホルダ23が印字位置に切り換
えられたときにサーマルヘッド11及び圧接ローラ26
に対し圧接されるように配設されている。尚、テープ送
りローラ27は前記したテープ送りローラ軸10により
回転駆動され、同時に、圧接ローラ26は図示しないギ
ヤ機構でテープ送りローラ27と連動して回転駆動され
る。
ラテンローラ24及びテープ送りローラ27がそれぞれ
回転可能、且つ、ローラホルダ23が印字位置に切り換
えられたときにサーマルヘッド11及び圧接ローラ26
に対し圧接されるように配設されている。尚、テープ送
りローラ27は前記したテープ送りローラ軸10により
回転駆動され、同時に、圧接ローラ26は図示しないギ
ヤ機構でテープ送りローラ27と連動して回転駆動され
る。
【0025】また、圧接ローラ26及びテープ送りロー
ラ27は、これらが協働してサーマルヘッド11により
サーマルインクリボン17を介して文字等が印字された
フィルムテープ15に対し両面粘着テープ19の粘着剤
面を圧着し、最終的にテープTを作成するとともに矢印
J方向にテープTを送り出すものである。
ラ27は、これらが協働してサーマルヘッド11により
サーマルインクリボン17を介して文字等が印字された
フィルムテープ15に対し両面粘着テープ19の粘着剤
面を圧着し、最終的にテープTを作成するとともに矢印
J方向にテープTを送り出すものである。
【0026】次に、このように構成されるテープ印字装
置1の制御系について図3を参照して説明する。図3は
テープ印字装置1の制御ブロック図を示し、制御装置3
0を核として構成されている。制御装置30はCPU3
1、ROM32、CGROM33、及び、RAM34か
らなり、これらはバス35を介して相互に接続されてい
るとともに、入出力インターフェイス36にも接続され
ている。
置1の制御系について図3を参照して説明する。図3は
テープ印字装置1の制御ブロック図を示し、制御装置3
0を核として構成されている。制御装置30はCPU3
1、ROM32、CGROM33、及び、RAM34か
らなり、これらはバス35を介して相互に接続されてい
るとともに、入出力インターフェイス36にも接続され
ている。
【0027】ここに、ROM32は各種のプログラムを
記憶させておくものであり、後述するテープ印字制御プ
ログラム、印字処理制御プログラム、ジャスト準備処理
プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必要な各
種のプログラムが記憶されている。そして、CPU31
はかかるROM32に記憶されている各種のプログラム
に基づいて各種の演算を行なうものである。
記憶させておくものであり、後述するテープ印字制御プ
ログラム、印字処理制御プログラム、ジャスト準備処理
プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必要な各
種のプログラムが記憶されている。そして、CPU31
はかかるROM32に記憶されている各種のプログラム
に基づいて各種の演算を行なうものである。
【0028】また、CGROM33にはキーボード6か
ら入力される各キャラクタの各種文字サイズに対する幅
を示すデータ及び各キャラクタに対応するドットパター
ンデータが各キャラクタを示すコードデータと対応付け
て記憶されており、キーボード6から入力されたキャラ
クタに対応するドットパターンデータがCGROM33
から読み出されて後述する展開バッファ43等に転送さ
れるものである。
ら入力される各キャラクタの各種文字サイズに対する幅
を示すデータ及び各キャラクタに対応するドットパター
ンデータが各キャラクタを示すコードデータと対応付け
て記憶されており、キーボード6から入力されたキャラ
クタに対応するドットパターンデータがCGROM33
から読み出されて後述する展開バッファ43等に転送さ
れるものである。
【0029】更に、RAM34はCPU31により演算
された各種の演算結果を一時的に記憶させておくための
ものであり、かかるRAM34には図4に示すように各
種のメモリが設けられている。
された各種の演算結果を一時的に記憶させておくための
ものであり、かかるRAM34には図4に示すように各
種のメモリが設けられている。
【0030】図4において、テキストメモリ41はキー
ボード6から入力されたキャラクタに対応するコードデ
ータを文書データとして順次記憶していくものであり、
また、テキストポインタ42はそのポインタ値Pにより
テキストメモリ41中の記憶領域を指示するものであ
る。また、展開バッファ43はテキストメモリ41に記
憶されているキャラクタコードデータに対応してCGR
OM33から読み出されたドットパターンデータが展開
されて記憶されるものであり、更に、修飾バッファ44
は展開バッファ43に記憶されているドットパターンデ
ータを後述するフレーム修飾処理、文字サイズ変更によ
る修飾処理を介して修飾されたドットデータを記憶させ
ておくものである。
ボード6から入力されたキャラクタに対応するコードデ
ータを文書データとして順次記憶していくものであり、
また、テキストポインタ42はそのポインタ値Pにより
テキストメモリ41中の記憶領域を指示するものであ
る。また、展開バッファ43はテキストメモリ41に記
憶されているキャラクタコードデータに対応してCGR
OM33から読み出されたドットパターンデータが展開
されて記憶されるものであり、更に、修飾バッファ44
は展開バッファ43に記憶されているドットパターンデ
ータを後述するフレーム修飾処理、文字サイズ変更によ
る修飾処理を介して修飾されたドットデータを記憶させ
ておくものである。
【0031】更に、印字バッファ45は印字時に修飾バ
ッファ44に記憶されたドットデータが転送され記憶さ
れるものであり、サーマルヘッド11はかかる印字バッ
ファ45に記憶されているドットデータに従ってドット
印字を行なうものである。
ッファ44に記憶されたドットデータが転送され記憶さ
れるものであり、サーマルヘッド11はかかる印字バッ
ファ45に記憶されているドットデータに従ってドット
印字を行なうものである。
【0032】また、ジャストスペースメモリ46は、後
述するジャスト準備処理により演算されたジャストスペ
ース量を各行毎に記憶しておくためのものであり、先頭
文字配置位置メモリ47は、同様にジャスト準備処理に
より演算されたジャストモード時に各行の先頭位置に配
置される文字の位置データを記憶するものである。更
に、ジャストフラグ48は、前記ジャストモード設定キ
ー4Cが押下された時に「ON」にセットされ、再度の
押下により「OFF」がセットされるものである。更に
また、フレーミング位置メモリ49は、テキストメモリ
41に記憶されているテキスト中に入力されたフレーム
開始コードとフレーム終了コードとに基づいてフレーム
の開始位置と終了位置に関するデータが記憶されるもの
である。
述するジャスト準備処理により演算されたジャストスペ
ース量を各行毎に記憶しておくためのものであり、先頭
文字配置位置メモリ47は、同様にジャスト準備処理に
より演算されたジャストモード時に各行の先頭位置に配
置される文字の位置データを記憶するものである。更
に、ジャストフラグ48は、前記ジャストモード設定キ
ー4Cが押下された時に「ON」にセットされ、再度の
押下により「OFF」がセットされるものである。更に
また、フレーミング位置メモリ49は、テキストメモリ
41に記憶されているテキスト中に入力されたフレーム
開始コードとフレーム終了コードとに基づいてフレーム
の開始位置と終了位置に関するデータが記憶されるもの
である。
【0033】ここで、図3に戻って制御ブロック図の説
明を続けると、キーボード6が入出力インターフェイス
36を介して、また、液晶ディスプレイ7、ディスプレ
イコントローラ37が入出力インターフェイス36を介
してそれぞれ制御装置30に接続されており、キーボー
ド6からキャラクタが入力された場合前記した文字デー
タがテキストメモリ41に順次記憶されていくととも
に、ドットパターン発生制御プログラムに基づいてキー
ボード6を介して入力されたキャラクタを表わすドット
パターンが液晶ディスプレイ7上に表示される。
明を続けると、キーボード6が入出力インターフェイス
36を介して、また、液晶ディスプレイ7、ディスプレ
イコントローラ37が入出力インターフェイス36を介
してそれぞれ制御装置30に接続されており、キーボー
ド6からキャラクタが入力された場合前記した文字デー
タがテキストメモリ41に順次記憶されていくととも
に、ドットパターン発生制御プログラムに基づいてキー
ボード6を介して入力されたキャラクタを表わすドット
パターンが液晶ディスプレイ7上に表示される。
【0034】また、サーマルヘッド11は駆動回路38
を介して駆動され、前記修飾バッファ44から印字バッ
ファ45に転送されたドットパターンデータの印字を行
い、これと同期してテープ送りモータ40は駆動回路3
9を介してテープTの送り制御を行なうものである。
を介して駆動され、前記修飾バッファ44から印字バッ
ファ45に転送されたドットパターンデータの印字を行
い、これと同期してテープ送りモータ40は駆動回路3
9を介してテープTの送り制御を行なうものである。
【0035】次に、前記のように構成されたテープ印字
装置の動作について、図5乃至図8に基づき説明する。
図5はテープ印字制御プログラムのフローチャートであ
り、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1におい
て、キーボード6上のいずれかのキーからキー入力があ
ったかどうか判断される。いずれかのキーからキー入力
があった場合(S1:YES)にはS2に移行するが、
キー入力がない場合(S1:NO)にはキー入力がある
まで待機する。
装置の動作について、図5乃至図8に基づき説明する。
図5はテープ印字制御プログラムのフローチャートであ
り、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)1におい
て、キーボード6上のいずれかのキーからキー入力があ
ったかどうか判断される。いずれかのキーからキー入力
があった場合(S1:YES)にはS2に移行するが、
キー入力がない場合(S1:NO)にはキー入力がある
まで待機する。
【0036】S2においては、文字入力キー2からのキ
ー入力がであるかどうか判断され、文字入力キー2から
のキー入力があった場合(S2:YES)には、S3に
おいて入力された文字に対応するコードデータが順次テ
キストメモリ41に記憶されてテキスト作成処理が行な
われた後S1に戻る。
ー入力がであるかどうか判断され、文字入力キー2から
のキー入力があった場合(S2:YES)には、S3に
おいて入力された文字に対応するコードデータが順次テ
キストメモリ41に記憶されてテキスト作成処理が行な
われた後S1に戻る。
【0037】文字入力キー2からのキー入力でない場合
(S2:NO)、S4にてフレームキー4Aからのキー
入力であるかどうか判断される。フレームキー4Aから
のキー入力である場合(S4:YES)、S5において
フレーム修飾範囲指定処理が行なわれた後S1に戻る。
ここに、フレーム修飾範囲指定処理は、先ず、フレーム
にて囲いたい文字列の左端に位置する文字にカーソルを
カーソルキーKによって移動させた後、リターンキー5
によりフレームの左端位置を確定し、また同様にフレー
ムにて囲いたい文字列の右端に位置する文字にカーソル
を移動させた後、リターンキー5を介してフレームの右
端位置を確定することにより行われる。このように指定
されたフレーム修飾範囲に関するデータはテキストメモ
リ41のテキスト中にフレーム開始コードとフレーム終
了コードとして入力される。
(S2:NO)、S4にてフレームキー4Aからのキー
入力であるかどうか判断される。フレームキー4Aから
のキー入力である場合(S4:YES)、S5において
フレーム修飾範囲指定処理が行なわれた後S1に戻る。
ここに、フレーム修飾範囲指定処理は、先ず、フレーム
にて囲いたい文字列の左端に位置する文字にカーソルを
カーソルキーKによって移動させた後、リターンキー5
によりフレームの左端位置を確定し、また同様にフレー
ムにて囲いたい文字列の右端に位置する文字にカーソル
を移動させた後、リターンキー5を介してフレームの右
端位置を確定することにより行われる。このように指定
されたフレーム修飾範囲に関するデータはテキストメモ
リ41のテキスト中にフレーム開始コードとフレーム終
了コードとして入力される。
【0038】尚、フレーム開始コードは、テキストメモ
リ41中において、前記左端に位置する文字の文字コー
ドの前に挿入され、その文字コードとフレーム開始コー
ドとの間にフレームスペースを示すフレームスペースコ
ードが挿入される。同様にフレーム終了コードは、テキ
ストメモリ41中において、前記右端に位置する文字の
文字コードの前に挿入され、その文字コードとフレーム
終了コードとの間にフレームスペースを示すフレームス
ペースコードが挿入される。
リ41中において、前記左端に位置する文字の文字コー
ドの前に挿入され、その文字コードとフレーム開始コー
ドとの間にフレームスペースを示すフレームスペースコ
ードが挿入される。同様にフレーム終了コードは、テキ
ストメモリ41中において、前記右端に位置する文字の
文字コードの前に挿入され、その文字コードとフレーム
終了コードとの間にフレームスペースを示すフレームス
ペースコードが挿入される。
【0039】また、液晶ディスプレイ7上において、フ
レームにて囲みたい文字列の前にフレーム開始マークが
表示され、フレームにて囲みたい文字列の後ろにフレー
ム終了マークが表示される。 フレームキー4Aからの
キー入力でない場合(S4:NO)にはS6に移行し、
S6にて文字サイズ変更キー4Bからのキー入力である
かどうか判断される。
レームにて囲みたい文字列の前にフレーム開始マークが
表示され、フレームにて囲みたい文字列の後ろにフレー
ム終了マークが表示される。 フレームキー4Aからの
キー入力でない場合(S4:NO)にはS6に移行し、
S6にて文字サイズ変更キー4Bからのキー入力である
かどうか判断される。
【0040】文字サイズ変更キー4Bからのキー入力で
ある場合(S6:YES)、S7において文字サイズ変
更処理が行なわれた後S1に戻る。ここに、文字サイズ
変更処理は、先ず、文字サイズを変更したい文字列の左
端に位置する文字にカーソルをカーソルキーKによって
移動させた後、リターンキー5を操作し、次に、文字サ
イズを変更したい文字列の右端に位置する文字にカーソ
ルをカーソルキーKによって移動させた後、リターンキ
ー5を操作することで、文字サイズを変更する範囲が指
定される。
ある場合(S6:YES)、S7において文字サイズ変
更処理が行なわれた後S1に戻る。ここに、文字サイズ
変更処理は、先ず、文字サイズを変更したい文字列の左
端に位置する文字にカーソルをカーソルキーKによって
移動させた後、リターンキー5を操作し、次に、文字サ
イズを変更したい文字列の右端に位置する文字にカーソ
ルをカーソルキーKによって移動させた後、リターンキ
ー5を操作することで、文字サイズを変更する範囲が指
定される。
【0041】その後、例えば、1〜4の数字とその数字
と対に4種類の文字サイズ、即ち、全角文字、倍角文
字、半角文字、1/4角文字が表示されて、この数字キ
ーを操作することにより文字サイズが指定される。この
指定が終ると、液晶ディスプレイ7上において、文字サ
イズを変更したい文字列の前に文字サイズ変更開始位置
を示すマークが表示され、文字サイズを変更したい文字
列の後ろに文字サイズ変更終了位置を示すマークが表示
される。
と対に4種類の文字サイズ、即ち、全角文字、倍角文
字、半角文字、1/4角文字が表示されて、この数字キ
ーを操作することにより文字サイズが指定される。この
指定が終ると、液晶ディスプレイ7上において、文字サ
イズを変更したい文字列の前に文字サイズ変更開始位置
を示すマークが表示され、文字サイズを変更したい文字
列の後ろに文字サイズ変更終了位置を示すマークが表示
される。
【0042】また、テキストメモリ41中において、前
記指定された左端に位置する文字の文字コードの前に文
字サイズの変更開始及び文字サイズを示す文字サイズ変
更開始コードが挿入され、その文字コードと文字サイズ
変更開始コードとの間にその文字サイズに合致した修飾
用スペースを表わす修飾用スペースコードが挿入され
る。また、前記指定された右端に位置する文字の文字コ
ードの前に文字サイズの変更を示す文字サイズ変更開始
コードが挿入され、その文字コードと文字サイズ変更開
始コードとの間にその文字サイズに合致した修飾用スペ
ースを表わす修飾用スペースコードが挿入される。
記指定された左端に位置する文字の文字コードの前に文
字サイズの変更開始及び文字サイズを示す文字サイズ変
更開始コードが挿入され、その文字コードと文字サイズ
変更開始コードとの間にその文字サイズに合致した修飾
用スペースを表わす修飾用スペースコードが挿入され
る。また、前記指定された右端に位置する文字の文字コ
ードの前に文字サイズの変更を示す文字サイズ変更開始
コードが挿入され、その文字コードと文字サイズ変更開
始コードとの間にその文字サイズに合致した修飾用スペ
ースを表わす修飾用スペースコードが挿入される。
【0043】尚、文字サイズとしては、上記のような一
般的な文字サイズを指定する他に、10ポイント、12
ポイント等のポイント数を数字キー等にて指定すること
もできる。
般的な文字サイズを指定する他に、10ポイント、12
ポイント等のポイント数を数字キー等にて指定すること
もできる。
【0044】文字サイズ変更キー4Bからのキー入力で
ない場合(S6:NO)には、S8においてジャストモ
ード設定キー4Cからのキー入力であるかどうか判断さ
れる。ジャストモード設定キー4Cからのキー入力であ
る場合(S8:YES)、S9でジャスト設定処理が行
なわれた後S1に戻る。ここに、ジャスト設定処理は前
記ジャストフラグ48に「ON」をセットすることによ
り行なわれる。
ない場合(S6:NO)には、S8においてジャストモ
ード設定キー4Cからのキー入力であるかどうか判断さ
れる。ジャストモード設定キー4Cからのキー入力であ
る場合(S8:YES)、S9でジャスト設定処理が行
なわれた後S1に戻る。ここに、ジャスト設定処理は前
記ジャストフラグ48に「ON」をセットすることによ
り行なわれる。
【0045】S8において、ジャストモード設定キー4
Cからのキー入力でないと判断された場合(S8:N
O)にはS10に移行し、S10にて印字キー3からの
キー入力であるかどうか判断される。印字キー3からの
キー入力である場合(S10:YES)、S11におい
て後述する印字処理が行なわれた後S1に戻る。
Cからのキー入力でないと判断された場合(S8:N
O)にはS10に移行し、S10にて印字キー3からの
キー入力であるかどうか判断される。印字キー3からの
キー入力である場合(S10:YES)、S11におい
て後述する印字処理が行なわれた後S1に戻る。
【0046】尚、S10において印字キー3からのキー
入力でないと判断された場合(S10:NO)には、S
12にてその押下されたキーに対応する処理が行なわれ
た後S1に戻る。尚、S12における処理にはテキスト
メモリ41中の文書データ全体に対して文字サイズを設
定する処理も含まれている。
入力でないと判断された場合(S10:NO)には、S
12にてその押下されたキーに対応する処理が行なわれ
た後S1に戻る。尚、S12における処理にはテキスト
メモリ41中の文書データ全体に対して文字サイズを設
定する処理も含まれている。
【0047】これに続いて、前記S11において行なわ
れる印字処理について図6及び図7を参照して説明す
る。図6は印字処理制御プログラムのフローチャートで
あり、印字キー3の押下に基づいて、先ず、S20にお
いてジャスト準備処理が行なわれる。かかるジャスト準
備処理を図7に基づいて説明する。
れる印字処理について図6及び図7を参照して説明す
る。図6は印字処理制御プログラムのフローチャートで
あり、印字キー3の押下に基づいて、先ず、S20にお
いてジャスト準備処理が行なわれる。かかるジャスト準
備処理を図7に基づいて説明する。
【0048】図7はジャスト準備処理プログラムのフロ
ーチャートを示し、S40においてテキストメモリ41
に記憶されている文書データの各キャラクタ毎にCGR
OM33に記憶されている文字幅データを読み出して、
改行コードにて区切られている各行の印字長が求めら
れ、それら印字長がRAM34に記憶される。このと
き、各行の行頭に位置する文字コードのポイント値がR
AM34に記憶される。続く、S41では、前記各行に
ついてフレームスペースコード及び修飾用スペースコー
ドを除いたキャラクタ数が求められ、そのキャラクタ数
がRAM34に記憶される。
ーチャートを示し、S40においてテキストメモリ41
に記憶されている文書データの各キャラクタ毎にCGR
OM33に記憶されている文字幅データを読み出して、
改行コードにて区切られている各行の印字長が求めら
れ、それら印字長がRAM34に記憶される。このと
き、各行の行頭に位置する文字コードのポイント値がR
AM34に記憶される。続く、S41では、前記各行に
ついてフレームスペースコード及び修飾用スペースコー
ドを除いたキャラクタ数が求められ、そのキャラクタ数
がRAM34に記憶される。
【0049】次に、S42においてS40にてRAM3
4に記憶させた各行の印字長から各行の内から最長行を
検出し、その最長行の印字長から各行の印字長を引くこ
とにより差が各行毎に求められる。ここに、各行の印字
長は、前記フレームスペース、修飾用スペースを含んだ
行の長さとされる。そして、更に、S43において、前
記のように求められた最長行と各行との印字長の差を、
S41にて求めた文字数から1だけ少ない数で割ること
により、ジャストスペース量が求められる。かかるジャ
ストスペース量は、前記ジャストスペースメモリ46に
各行毎に対応して記憶される。
4に記憶させた各行の印字長から各行の内から最長行を
検出し、その最長行の印字長から各行の印字長を引くこ
とにより差が各行毎に求められる。ここに、各行の印字
長は、前記フレームスペース、修飾用スペースを含んだ
行の長さとされる。そして、更に、S43において、前
記のように求められた最長行と各行との印字長の差を、
S41にて求めた文字数から1だけ少ない数で割ること
により、ジャストスペース量が求められる。かかるジャ
ストスペース量は、前記ジャストスペースメモリ46に
各行毎に対応して記憶される。
【0050】続くS44においては、ジャスト処理時に
各行の先頭文字が最長行の先頭文字と並ぶようにそのド
ットパターンデータが印字バッファ45に配置される文
字配置位置が求められる。このように求められた先頭文
字配置位置に関するデータは前記先頭文字配置位置メモ
リ47に記憶される。これにて、ジャスト準備処理が終
了する。
各行の先頭文字が最長行の先頭文字と並ぶようにそのド
ットパターンデータが印字バッファ45に配置される文
字配置位置が求められる。このように求められた先頭文
字配置位置に関するデータは前記先頭文字配置位置メモ
リ47に記憶される。これにて、ジャスト準備処理が終
了する。
【0051】ここで、再度図6に戻って説明を続ける
と、前記したジャスト準備処理の終了後、S21におい
てテキストポインタ42のポインタ値Pがテキストの先
頭アドレスにセットされる。尚、かかるテキストポイン
タ42のポインタ値Pは、第2行目以降においては前行
の改行コードの後にセットされる。
と、前記したジャスト準備処理の終了後、S21におい
てテキストポインタ42のポインタ値Pがテキストの先
頭アドレスにセットされる。尚、かかるテキストポイン
タ42のポインタ値Pは、第2行目以降においては前行
の改行コードの後にセットされる。
【0052】続くS22では、ポインタ値Pがテキスト
メモリ41中の行頭文字の記憶位置を示すかどうか判断
される。ポインタ値PがS40にてRAM34に記憶し
た行頭を示すポイント値と一致する場合(S22:YE
S)には、S23にて現在行におけるジャストスペース
量が、ジャストスペースメモリ46から読み出される。
更に、S24において、前記先頭文字配置位置メモリ4
7から各行に対応する先頭文字の配置位置が読み出さ
れ、この後S25に移行する。
メモリ41中の行頭文字の記憶位置を示すかどうか判断
される。ポインタ値PがS40にてRAM34に記憶し
た行頭を示すポイント値と一致する場合(S22:YE
S)には、S23にて現在行におけるジャストスペース
量が、ジャストスペースメモリ46から読み出される。
更に、S24において、前記先頭文字配置位置メモリ4
7から各行に対応する先頭文字の配置位置が読み出さ
れ、この後S25に移行する。
【0053】尚、S22においてポインタ値Pが行頭に
ない場合(S22:NO)には、直接S25に移行す
る。
ない場合(S22:NO)には、直接S25に移行す
る。
【0054】S25においては、テキストポインタ42
のポインタ値Pで指示されているデータがテキストバッ
ファ41から読み込まれる。続くS26においては、読
み込んだデータが前記のようにS5にて行なわれたフレ
ーム修飾範囲指定処理を介して、テキストメモリ41に
記憶されているテキスト中に入力されたフレーム開始コ
ードがあるかどうか判断される。フレーミング開始コー
ドである場合(S26:YES)、S27においてテキ
ストポインタ42のポインタ値Pから印字バッファ45
におけるフレーミングの開始点を求めてフレーミング位
置メモリ49に記憶した後S33に移行する。
のポインタ値Pで指示されているデータがテキストバッ
ファ41から読み込まれる。続くS26においては、読
み込んだデータが前記のようにS5にて行なわれたフレ
ーム修飾範囲指定処理を介して、テキストメモリ41に
記憶されているテキスト中に入力されたフレーム開始コ
ードがあるかどうか判断される。フレーミング開始コー
ドである場合(S26:YES)、S27においてテキ
ストポインタ42のポインタ値Pから印字バッファ45
におけるフレーミングの開始点を求めてフレーミング位
置メモリ49に記憶した後S33に移行する。
【0055】一方、フレーミング開始コードでない場合
(S26:NO)にはS28に移行し、S28にてS2
5において読み込んだデータが前記フレーム終了コード
であるかどうか判断される。フレーミング終了コードで
ある場合(S28:YES)には、S29において現在
のポインタ値Pから印字バッファ45におけるフレーミ
ング終了位置を求め、前記のようにフレーミング位置メ
モリ49に記憶されているフレーミングの開始位置から
前記フレーミング終了位置まで前記印字バッファ45上
でフレームラインが形成される。この後、S33に移行
する。
(S26:NO)にはS28に移行し、S28にてS2
5において読み込んだデータが前記フレーム終了コード
であるかどうか判断される。フレーミング終了コードで
ある場合(S28:YES)には、S29において現在
のポインタ値Pから印字バッファ45におけるフレーミ
ング終了位置を求め、前記のようにフレーミング位置メ
モリ49に記憶されているフレーミングの開始位置から
前記フレーミング終了位置まで前記印字バッファ45上
でフレームラインが形成される。この後、S33に移行
する。
【0056】フレーミング終了コードでない場合(S2
8:NO)には、S25にて読み込んだコードは、キャ
ラクタコードであるから、S30において、CGROM
33からこのキャラクタコードに対応するドットパター
ンデータを読み出して展開バッファ43上に展開され、
展開されたドットパターンデータが修飾バッファ44に
転送され、修飾バッファ44上で設定されている文字サ
イズのドットパターンデータに変更され、そのドットパ
ターンデータはRAM34に記憶されている印字バッフ
ァ45上の配置位置に転送される。尚、このキャラクタ
コードには前記フレームスペースコード及び修飾用スペ
ースコードが含まれる。
8:NO)には、S25にて読み込んだコードは、キャ
ラクタコードであるから、S30において、CGROM
33からこのキャラクタコードに対応するドットパター
ンデータを読み出して展開バッファ43上に展開され、
展開されたドットパターンデータが修飾バッファ44に
転送され、修飾バッファ44上で設定されている文字サ
イズのドットパターンデータに変更され、そのドットパ
ターンデータはRAM34に記憶されている印字バッフ
ァ45上の配置位置に転送される。尚、このキャラクタ
コードには前記フレームスペースコード及び修飾用スペ
ースコードが含まれる。
【0057】また、特に文字サイズ変更開始コード及び
文字サイズ変更終了コードが読み出された場合について
はフローチャートにて説明しないが、文字サイズ変更開
始コードが読み出されたら、そのコードに含まれている
設定された文字サイズを示すコードが一時的にRAM3
4に記憶され、文字サイズ変更開始コード以降に読み込
まれるキャラクタコードについては、S25においてこ
の文字サイズのドットパターンデータが作成される。文
字サイズ変更終了コードが読み出されると、前記RAM
34に一時的に記憶されている文字サイズを示すコード
が消去され、文字サイズ変更終了コード以降に読み込ま
れるキャラクタコードについては、S25において文書
データ全体に対して設定されている文字サイズのドット
パターンデータが作成される。
文字サイズ変更終了コードが読み出された場合について
はフローチャートにて説明しないが、文字サイズ変更開
始コードが読み出されたら、そのコードに含まれている
設定された文字サイズを示すコードが一時的にRAM3
4に記憶され、文字サイズ変更開始コード以降に読み込
まれるキャラクタコードについては、S25においてこ
の文字サイズのドットパターンデータが作成される。文
字サイズ変更終了コードが読み出されると、前記RAM
34に一時的に記憶されている文字サイズを示すコード
が消去され、文字サイズ変更終了コード以降に読み込ま
れるキャラクタコードについては、S25において文書
データ全体に対して設定されている文字サイズのドット
パターンデータが作成される。
【0058】続くS31において、ジャストフラグ48
に「ON」がセットされているかどうか判断される。ジ
ャストフラグ48に「ON」がセットされている場合
(S31:YES)、S32にてテキストポインタ42
により指示されている文字の次の文字の配置位置が、S
23で読み出されたジャストスペース量だけ進めた位置
にセットされRAM34に記憶される。この後、S33
に移行する。尚、ジャストフラグ48に「ON」がセッ
トされていない場合(S31:NO)には、直接S33
に移行する。
に「ON」がセットされているかどうか判断される。ジ
ャストフラグ48に「ON」がセットされている場合
(S31:YES)、S32にてテキストポインタ42
により指示されている文字の次の文字の配置位置が、S
23で読み出されたジャストスペース量だけ進めた位置
にセットされRAM34に記憶される。この後、S33
に移行する。尚、ジャストフラグ48に「ON」がセッ
トされていない場合(S31:NO)には、直接S33
に移行する。
【0059】S33においては、テキストポインタ42
のポインタ値Pが最終かどうか判断される。最終位置で
ある場合(S33:YES)、S34において印字バッ
ファ45の内容がサーマルヘッド11を介してフィルム
テープ15上に印字される。
のポインタ値Pが最終かどうか判断される。最終位置で
ある場合(S33:YES)、S34において印字バッ
ファ45の内容がサーマルヘッド11を介してフィルム
テープ15上に印字される。
【0060】前記した処理に従って行の中間部に存在す
る文字「CD」のみをフレーム修飾し、ジャスト処理し
て印字した印字例を図8(A)に、同様に行の中間部に
存在する文字「CD」のみを1/4角に文字サイズ変更
し、ジャスト処理して印字した印字例を図8(B)に、
更に、同様に行の中間部に存在する文字「CD」のみを
1/4角に文字サイズを変更し、且つ、文字「CD」の
みをフレーム修飾し、ジャスト処理して印字した印字例
を図8(C)に示す。
る文字「CD」のみをフレーム修飾し、ジャスト処理し
て印字した印字例を図8(A)に、同様に行の中間部に
存在する文字「CD」のみを1/4角に文字サイズ変更
し、ジャスト処理して印字した印字例を図8(B)に、
更に、同様に行の中間部に存在する文字「CD」のみを
1/4角に文字サイズを変更し、且つ、文字「CD」の
みをフレーム修飾し、ジャスト処理して印字した印字例
を図8(C)に示す。
【0061】前記の処理によれば、フレーム修飾時、文
字サイズ変更による修飾時に形成されるフレームスペー
ス、修飾用スペースが無視されることとなるので、図8
(A)、(B)、(C)に示す通り、フレーム修飾文
字、文字サイズ変更による修飾文字について適正なジャ
スト処理を行ない得ることが分かる。
字サイズ変更による修飾時に形成されるフレームスペー
ス、修飾用スペースが無視されることとなるので、図8
(A)、(B)、(C)に示す通り、フレーム修飾文
字、文字サイズ変更による修飾文字について適正なジャ
スト処理を行ない得ることが分かる。
【0062】一方、最終位置でない場合(S33:N
O)には、次の文字について前記の処理を行なうべくS
35にてテキストポインタ42のポインタ値Pを1だけ
加算した後S22に戻る。
O)には、次の文字について前記の処理を行なうべくS
35にてテキストポインタ42のポインタ値Pを1だけ
加算した後S22に戻る。
【0063】以上詳細に説明した通り本実施例に係るテ
ープ印字装置では、カーソルキーKとリターンキー5と
の協働によりキーボード6から入力された複数行のうち
所望の行内で文字修飾すべき範囲を指定し、かかる修飾
指定範囲内でフレーム修飾や文字サイズ変更による修飾
がなされた文字のジャスト処理を行なうに際し、複数の
各行の内最長行の長さと前記修飾指定範囲の存在する行
の長さとの差を求めるとともに、その差をフレームスペ
ース、文字サイズ変更時に挿入される修飾用スペースを
除いた文字数から1だけ少ない数で割ることによりジャ
ストスペースを求め、かかるジャストスペースに従って
フレーム修飾や文字サイズ変更修飾された文字を等文字
間隔をもって配置するようにしたので、1つの行中に修
飾された文字と修飾されていない文字とが混在していて
も修飾された文字の両端部や文字間に不自然なスペース
が形成されることなく全ての文字について適正にジャス
ト処理を行なうことができる。
ープ印字装置では、カーソルキーKとリターンキー5と
の協働によりキーボード6から入力された複数行のうち
所望の行内で文字修飾すべき範囲を指定し、かかる修飾
指定範囲内でフレーム修飾や文字サイズ変更による修飾
がなされた文字のジャスト処理を行なうに際し、複数の
各行の内最長行の長さと前記修飾指定範囲の存在する行
の長さとの差を求めるとともに、その差をフレームスペ
ース、文字サイズ変更時に挿入される修飾用スペースを
除いた文字数から1だけ少ない数で割ることによりジャ
ストスペースを求め、かかるジャストスペースに従って
フレーム修飾や文字サイズ変更修飾された文字を等文字
間隔をもって配置するようにしたので、1つの行中に修
飾された文字と修飾されていない文字とが混在していて
も修飾された文字の両端部や文字間に不自然なスペース
が形成されることなく全ての文字について適正にジャス
ト処理を行なうことができる。
【0064】これにより、文字のフレーム修飾や文字サ
イズ変更修飾を行ないつつジャスト処理を行なう場合に
おいても、極めて見栄えの良いテープTを作成すること
ができるものである。
イズ変更修飾を行ないつつジャスト処理を行なう場合に
おいても、極めて見栄えの良いテープTを作成すること
ができるものである。
【0065】
【発明の効果】以上説明した通り本発明は、1つの行内
にフレーム修飾や文字サイズ変更による修飾がなされた
文字と修飾されていない文字とが混在している場合にお
いても、かかる行における修飾された文字の両端部や文
字間に不自然なスペースが形成されることなく適正にジ
ャスト処理を行なうことができる印字装置を提供するこ
と印字装置を提供でき、その産業上奏する効果は大であ
る。
にフレーム修飾や文字サイズ変更による修飾がなされた
文字と修飾されていない文字とが混在している場合にお
いても、かかる行における修飾された文字の両端部や文
字間に不自然なスペースが形成されることなく適正にジ
ャスト処理を行なうことができる印字装置を提供するこ
と印字装置を提供でき、その産業上奏する効果は大であ
る。
【図1】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。
すテープ印字装置の平面図である。
【図2】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を示す平面図である。
態を示す平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】RAMの内容を模式的に示す説明図である。
【図5】テープ印字制御プログラムのフローチャートで
ある。
ある。
【図6】印字処理制御プログラムのフローチャートであ
る。
る。
【図7】ジャスト準備処理プログラムのフローチャート
である。
である。
【図8】本実施例に係るテープ印字装置により印字した
印字例を示す説明図である。
印字例を示す説明図である。
【図9】従来の印字装置により印字した印字例を示す説
明図である。
明図である。
1 テープ印字装置 2 文字入力キー 3 印字キー 4A フレームキー 4B 文字サイズ変更キー 4C ジャストモード設定キー 6 キーボード 11 サーマルヘッド 15 フィルムテープ 30 制御装置 31 CPU 32 ROM 33 CGROM 34 RAM 41 テキストメモリ 45 印字バッファ 46 ジャストスペースメモリ 47 先頭文字配置位置メモリ K カーソルキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09G 5/32 F 9061−5G
Claims (3)
- 【請求項1】 複数行に渡って文字を入力する文字入
力手段と、文字入力手段から入力された文字の修飾に対
応して文字間に修飾スペースを設定しつつ文字を修飾す
る文字修飾手段と、文字修飾手段により修飾された文字
を被印字媒体上に印字する印字手段とを有する印字装置
において、 前記文字入力手段により入力された複数行のうち所望の
行内において前記文字修飾手段を介して修飾される文字
の修飾範囲を指定する修飾範囲指定手段と、 前記文字修飾手段により修飾された文字を等文字間隔で
配置することを指令するジャストモード指令手段と、 前記文字入力手段を介して入力された複数行から最長行
を検出する検出手段と、 前記ジャストモード指令手段からの指令に基づいて、前
記最長行の長さと前記修飾範囲指定手段により指定され
た修飾範囲の存在する行の長さとの差を求めるととも
に、その差を前記修飾スペースを除く文字数から1だけ
少ない数で割ることによりジャストスペースを求める演
算手段と、前記演算手段により求められたジャストスペ
ースに従い前記修飾範囲の存在する行内で各文字を配置
する文字配置手段とを備えたことを特徴とする印字装
置。 - 【請求項2】 前記文字修飾手段は前記修飾範囲内に
存在する文字の周囲を囲むフレームにより文字を修飾す
ることを特徴とする請求項1記載の印字装置。 - 【請求項3】 前記文字修飾手段は前記修飾範囲内に
存在する文字の文字サイズを変えて文字を修飾すること
を特徴とする請求項1記載の印字装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184345A JPH061000A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 印字装置 |
DE69328133T DE69328133T2 (de) | 1992-06-17 | 1993-06-16 | Textverarbeitungsgerät |
EP93304690A EP0575164B1 (en) | 1992-06-17 | 1993-06-16 | Wordprocessing device |
US08/079,109 US5382100A (en) | 1992-06-17 | 1993-06-17 | Tape printing device with justification of multisized characters |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4184345A JPH061000A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 印字装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061000A true JPH061000A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16151654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4184345A Pending JPH061000A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 印字装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5382100A (ja) |
EP (1) | EP0575164B1 (ja) |
JP (1) | JPH061000A (ja) |
DE (1) | DE69328133T2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0695643B1 (en) | 1993-12-22 | 1999-10-27 | Seiko Epson Corporation | Tape printer |
DE69530135T2 (de) * | 1994-12-07 | 2003-09-11 | King Jim Co., Ltd. | Zeicheninformationsprozessor zum Drucken von Zeichen |
US6132120A (en) * | 1995-03-29 | 2000-10-17 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Tape-shaped label printing device |
US7715642B1 (en) * | 1995-06-06 | 2010-05-11 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Bitmap image compressing |
US5724498A (en) * | 1995-06-07 | 1998-03-03 | Adobe Systems Incorporated | Method and apparatus for concealing character modifications made for text composition purposes |
GB9517440D0 (en) * | 1995-08-25 | 1995-10-25 | Esselte Dymo Nv | Printing apparatus |
US6226094B1 (en) * | 1996-01-05 | 2001-05-01 | King Jim Co., Ltd. | Apparatus and method for processing character information |
US6045277A (en) * | 1996-04-15 | 2000-04-04 | Seiko Epson Corporation | Tape printing apparatus |
JP3397995B2 (ja) * | 1996-11-07 | 2003-04-21 | セイコーエプソン株式会社 | テープ印刷装置 |
US6288726B1 (en) | 1997-06-27 | 2001-09-11 | Microsoft Corporation | Method for rendering glyphs using a layout services library |
JP3660127B2 (ja) * | 1998-03-30 | 2005-06-15 | セイコーエプソン株式会社 | 印刷画像作成方法およびその装置並びにその装置を備えた印刷装置 |
WO2005086882A2 (en) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Kroy Llc | Tape printing apparatus and method of printing |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4783760A (en) * | 1985-06-03 | 1988-11-08 | Honeywell Bull Inc. | Word processing text justification method |
JP2740575B2 (ja) * | 1990-11-26 | 1998-04-15 | キヤノン株式会社 | 文字処理装置 |
JP2536322B2 (ja) * | 1991-03-28 | 1996-09-18 | ブラザー工業株式会社 | テ―プ印字装置 |
EP0574657B1 (en) * | 1992-03-11 | 2000-11-15 | Chinon Industries Inc. | Label printing apparatus and wordprocessor |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP4184345A patent/JPH061000A/ja active Pending
-
1993
- 1993-06-16 EP EP93304690A patent/EP0575164B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-16 DE DE69328133T patent/DE69328133T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-17 US US08/079,109 patent/US5382100A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0575164A2 (en) | 1993-12-22 |
US5382100A (en) | 1995-01-17 |
DE69328133T2 (de) | 2000-09-28 |
DE69328133D1 (de) | 2000-04-27 |
EP0575164A3 (en) | 1995-02-15 |
EP0575164B1 (en) | 2000-03-22 |
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