JP2853502B2 - テープ印字装置 - Google Patents

テープ印字装置

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JP2853502B2
JP2853502B2 JP1698093A JP1698093A JP2853502B2 JP 2853502 B2 JP2853502 B2 JP 2853502B2 JP 1698093 A JP1698093 A JP 1698093A JP 1698093 A JP1698093 A JP 1698093A JP 2853502 B2 JP2853502 B2 JP 2853502B2
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千年 伊藤
里美 大塚
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字等よりなる文字列
をその文字列の全体又は部分を囲むフレームと共に、テ
ープ状の被印字媒体に印字を行うことができるテープ印
字装置に関し、更に詳しくは、フレームごとにその四隅
を円弧状に形成するか否かを指定して印字できるテープ
印字装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、文字や文字列等からなるテキ
ストをテキスト作成入力手段により作成し、テープ等の
長尺状の印字媒体に印字できるテープ印字装置が知られ
ている。かかるテープ印字装置は、多数の文字キー、機
能キー等を配列したキーボード、液晶ディスプレイによ
る表示部、ラベル用紙等の印字テープを送りつつ印字ヘ
ッドによる印字を行う印刷部等により構成される。更
に、印字したテープ上におけるテキストの見栄え、装飾
性を向上するための種々の特別機能が付加されているも
のが多い。
【0003】この種の特別機能の代表的なものとして、
フレーミング機能が挙げられる。即ち、テキスト全体又
はその一部分を方形枠状のフレームで囲んだ状態で印字
する機能である。これにより、看者に全体の好印象を惹
起したり、テキスト中の特定部分を強調したりする効果
を発揮させることを目的とするものである。更に、かか
るフレーム付テキストを印字するに際して、フレームの
四隅の角を円弧状(以下、丸角と称する)に形成するこ
とができるテープ印字装置も提案されており、多様な印
字態様が可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のテープ印字装置では、2以上のフレームを包含
するテキストを印字する際、1つのフレームを丸角にす
るように設定すると、そのテキスト中に含まれている全
てのフレームが丸角となってしまい、個々のフレームご
とに独立して丸角の設定を行なうことができないもので
あった。このため、全体フレームを丸角としつつ部分フ
レームを非丸角としたり、或はその逆を行う等のことが
できず、テキスト作成者の意図に沿って忠実にテープを
作成することができないという問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、全体フレーミング指定手段又は
部分フレーミング指定手段にてテキストの全体又は一部
にフレームを付加することを指定する際、角指定手段を
介して個々のフレームについてその四隅の形状を円弧状
に指定することを可能とし、もってテキスト作成者の意
図に沿ってバラエティに富んだフレーム付テープを作成
することができるテープ印字装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、印字手段を介して長尺状のテープに文字等
の印字を行なうテープ印字装置において、文字等の文書
データよりなるテキストを作成するためのテキスト作成
手段と、前記テキスト作成手段により作成されたテキス
トの全体を囲む全体フレームを付加することを指定する
全体フレーミング指定手段と、前記テキスト作成手段に
より作成されたテキストにおける一部を囲む部分フレー
ムを付加することを指定する部分フレーミング指定手段
と、前記全体フレーミング指定手段又は部分フレーミン
グ指定手段を介して指定された全体フレーム又は部分フ
レームにおける四隅部分の角を円弧状に形成することを
指定する角指定手段と、前記角指定手段からの指定に基
づいて、前記全体フレーム又は部分フレームにおける四
隅部分の角を円弧状に形成しつつ前記テキストと共に全
体フレーム又は部分フレームを印字すべく前記印字手段
を制御する印字制御手段とを備えたことを特徴とする構
成のテープ印字装置とされる。
【0007】
【作用】上記構成を有する本発明のテープ印字装置で
は、テキスト作成手段により作成されたテキスト全体に
全体フレームを付加する場合、全体フレーミング指定手
段が操作される。そして、更に、全体フレームの四隅部
分の角を円弧状に形成することを意図するときには、角
指定手段が操作される。これにより、テキスト全体を囲
む全体フレームにおける四隅部分の角が円弧状に形成さ
れ得る状態となる。
【0008】また、テキスト作成手段により作成された
テキストの一部について部分フレームを付加する場合に
は、部分フレーミング指定手段が操作され、更に、角指
定手段を介して部分フレームにおける四隅部分の角を円
弧状に形成することが指定される。これにより、テキス
トの一部を囲む部分フレームにおける四隅部分の角が円
弧状に形成され得る状態となる。
【0009】従って、全体フレーム及び部分フレームの
双方について、四隅部分の角を円弧状に形成することを
別個独立に指定可能となる。前記のように指定された
後、テキストの全体又は一部について四隅部分の角が円
弧状に形成されてなる全体フレーム又は部分フレームを
付加しつつテキストが印字手段を介して長尺状のテープ
上に印字される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1はテープカセット収納部の収納
カバーを開けて示すテープ印字装置の平面図である。図
1において、テープ印字装置1には、文字等のキャラク
タを複数行に渡って入力し文書データ(テキスト)から
なるテキストファイル(以下、ファイルと称する)を作
成するための文字入力キー2、テキストの印字を指令す
る印字キー3、テキスト全体を囲む全体フレームの設定
指令を行う全体フレームキー4A、テキストの一部を囲
む部分フレームの設定指令を行う部分フレームキー4
B、後述する全体フレーム設定プログラム又は部分フレ
ーム設定プログラムにおいてフレームパラメータ(後述
する)の選択を行う選択キー5、後述の液晶ディスプレ
イ7上でカーソルを左右に移動させてフレーム範囲の設
定等を行う右カーソルキーCR、左カーソルキーCL、
改行や各種処理の実行を指令するリターンキーR等の各
種のキーが設けられたキーボード6が配設されている。
【0011】そして、キーボード6の図中上方には、キ
ーボード6から入力された文字等を表示する液晶ディス
プレイ7および後述するテープカセット13を収納する
カセット収納部8が配設されている。
【0012】また、カセット収納部8には、図示しない
パルスモータにより回転駆動され、テープカセット13
のリボン巻取スプール21を回動してサーマルインクリ
ボン17を巻取るリボン巻取軸9が立設されており、ま
た、その斜め前方(キーボード6側)には、後述するテ
ープ送りモータ40から適宜の伝達機構を介して回転駆
動され、後述するテープ送りローラ27を回動するため
のテープ送りローラ軸10が立設されている。更に、カ
セット収納部8の前方には、サーマルインクリボン17
を介して後述するフィルムテープ15上に印字を行うサ
ーマルヘッド11が固設されている。また、かかるカセ
ット収納部8は、テープ印字装置1の後方に回動可能に
枢支された収納カバー12により開閉され、開状態でテ
ープカセット13の交換等が行われる。
【0013】次に、テープカセット13の構成について
図2を参照して説明する。図2はカセット収納部8にテ
ープカセット13を収納した状態を示す平面図(テープ
カセット13は上ケースを除いて示す)である。図2に
おいて、下ケース14内には透明なフィルムテープ15
が巻回されたテープスプール16、サーマルインクリボ
ン17が巻回されたリボンスプール18、剥離紙付き両
面粘着テープ19が剥離紙側を外側にして巻回された粘
着テープスプール20が配設されており、これら各スプ
ール16、18、20は図示しない上ケースの下面に設
けられた支持部との協働により回転可能に支持されてい
る。
【0014】また、各スプール16、18、20の間に
リボン巻取スプール21が同様に回転可能に支持されて
おり、かかるリボン巻取スプール21は前記したリボン
巻取軸9に噛合されリボン巻取軸9の駆動により印字で
使用されたサーマルインクリボン17を巻取る。
【0015】更に、前記したサーマルヘッド11は下ケ
ース14に設けられた凹部22に配置され、このサーマ
ルヘッド11にはローラホルダ23に回転可能に支持さ
れたプラテンローラ24が圧接可能な位置に対向配置さ
れている。かかるサーマルヘッド11は多数の発熱素子
(本実施例に係るテープ印字装置1のサーマルヘッド1
1では128個の発熱素子が設けられている)を有して
おり、サーマルインクリボン17を介してフィルムテー
プ15に文字等の印字を行うものである。
【0016】また、下ケース14のテープ排出部25
(図1、図2中左下側)の近傍にテープ支持ローラ26
が回転可能に支持され、このテープ支持ローラ26には
ローラホルダ23に回転可能に支持されたテープ送りロ
ーラ27が圧接可能な位置に対向配置されている。
【0017】カセット収納部8において、テープカセッ
ト13の前方(図1、図2中下側)には、ローラホルダ
23が支持軸28により回動可能に枢支され、このロー
ラホルダ23は図示しない手動の切換機構により印字位
置とリリース位置とに切換可能とされている(図1、図
2は共に印字位置に切換えられた状態を示す)。
【0018】かかるローラホルダ23には、前記したプ
ラテンローラ24およびテープ送りローラ27がそれぞ
れ回転可能、かつ、ローラホルダ23が印字位置に切換
えられたときにサーマルヘッド11および支持ローラ2
6に対し圧接されるように配設されている。尚、テープ
送りローラ27は前記したテープ送りローラ軸10によ
り回転駆動され、同時に、支持ローラ26は図示しない
ギヤ機構でテープ送りローラ27と連動して回転駆動さ
れる。
【0019】また、圧接ローラ26及びテープ送りロー
ラ27は、これらが協働してサーマルヘッド11により
サーマルインクリボン17を介して文字等が印字された
フィルムテープ15に対し両面粘着テープ19の粘着剤
面を圧着し、最終的にテープTを作成するとともに矢印
J方向にテープTを送り出すものである。尚、作成され
たテープTはテープカセット13の左方側に配設された
カッタ(図示せず)により切断される。かかるカッタの
構成については公知のものであるので、ここでは説明を
省略する。
【0020】次に、このように構成されるテープ印字装
置1の制御系について図3を参照して説明する。図3は
テープ印字装置1の制御ブロック図を示し、制御装置3
0を核として構成されている。制御装置30はCPU3
1、ROM32、CGROM33、及び、RAM34、
からなり、これらはバス35を介して相互に接続されて
いるとともに、入出力インターフェイス36にも接続さ
れている。
【0021】ここに、ROM32は各種のプログラムを
記憶させておくものであり、後述する全体フレーム設定
プログラム及び部分フレーム設定プログラム、テープ印
字制御プログラム、その他テープ印字装置1の制御上必
要な各種のプログラムが記憶されている。そして、CP
U31はかかるROM32に記憶されている各種のプロ
グラムに基づいて各種の演算を行うものである。
【0022】また、CGROM33にはキーボード6か
ら入力される各キャラクタに対応するドットパターンデ
ータが記憶されており、ドットパターンデータがCGR
OM33から読み出されて展開された後、後述するテキ
ストバッファ42に転送されるものである。更に、RA
M34はCPU31により演算された各種の演算結果を
一時的に記憶させておくためのものであり、かかるRA
M34には図4に示すように各種のメモリが設けられて
いる。
【0023】図4において、テキストメモリ41は、キ
ーボード6から入力されたキャラクタに対応するコード
データを文書データ(テキスト)として順次記憶してい
くものである。テキストバッファ42は、テキストメモ
リ41に記憶されているテキストの文書データに対応し
てCGROM33から読み出されたドットパターンデー
タが展開されて記憶されるものである。フラグメモリ4
4は、後述する全体フレームフラグ、部分フレームフラ
グのフラグデータが記憶されるものである。
【0024】ここで、図3に戻って制御ブロック図の説
明を続けると、キーボード6が入出力インターフェイス
36を介して、また、液晶ディスプレイ7、ディスプレ
イコントローラ37が入出力インターフェイス36を介
してそれぞれ制御装置30に接続されており、キーボー
ド6からキャラクタが入力された場合前記したキャラク
タデータがRAM34のテキストメモリ41に順次記憶
されていくとともに、ドットパターン発生制御プログラ
ムおよび表示制御プログラムに基づいてキーボード6を
介して入力されたキャラクタが、液晶ディスプレイ7に
表示される。
【0025】また、サーマルヘッド11は駆動回路38
を介して駆動され、前記イメージバッファに展開された
ドットデータの印字を行い、これと同期してテープ送り
モータ40は駆動回路39を介してテープTの送り制御
を行うものである。
【0026】続いて、前記のように構成されたテープ印
字装置1の動作について図5乃至図8を参照しつつ説明
する。図5はテープ印字装置1の基本動作のフローチャ
ートであり、ステップ(以下、Sと略記する)1におい
てRAM34における各メモリのクリア等が行なわれて
初期化された後、S2においてキーボード6のいずれか
のキーからのキー入力があったかどうか判断される。キ
ー入力があった場合(S2:YES)にはS3に移行
し、一方、キー入力がない場合(S2:NO)にはキー
入力があるまで待機する。
【0027】S3では、そのキー入力が全体フレームキ
ー4Aからのキー入力かどうか判断される。全体フレー
ムキー4Aからのキー入力であった場合(S3:YE
S)にはS7に移行し、後述する全体フレーム設定プロ
グラムが実行され、その後S2に戻る。
【0028】S3において全体フレームキー4Aからの
キー入力ではないと判断された場合(S3:NO)に
は、S4においてそのキー入力が部分フレームキー4B
からのキー入力かどうか判断される。部分フレームキー
4Bからのキー入力であった場合(S4:YES)に
は、S8に移行し、後述する部分フレーム設定プログラ
ムが実行され、その後S2に戻る。
【0029】S4において部分フレームキー4Bからの
キー入力ではないと判断された場合(S4:NO)に
は、S5においてそのキー入力が印字キー3からのキー
入力かどうか判断される。印字キー3からのキー入力で
あった場合(S4:YES)には、S9に移行し、印字
処理が行われる。
【0030】S5において印字キー3からのキー入力で
はないと判断された場合(S5:NO)には、S6にお
いてそのキー入力がその他のキー入力であって何らかの
処理を要するものであるかどうか判断される。処理を要
するキー入力であった場合(S6:YES)には、S1
0に移行し、入力されたキーに対応する処理が行われた
後S2に戻る。ここで、入力されたキーに対応する処理
とは、例えば文字入力キー2や改行キーとしてのリター
ンキーR等からの入力に従ってのテキスト入力・編集処
理が挙げられる。
【0031】S6において処理を要するキー入力でない
と判断された場合(S6:NO)には、キー入力を無効
としてそのままS2に戻る。以上がテープ印字装置の基
本動作である。
【0032】次に、図5中S7で行われる全体フレーム
設定プログラムについて図6に基づき説明する。図6は
全体フレーム設定プログラムのフローチャートを示す。
本プログラムにおいては、全体フレームパラメータを指
定する全体フラグデータを適宜書き換えることにより、
全体フレームの四隅形状の設定を行う。このため本プロ
グラムに入ると、全体フレームの四隅形状の設定を行お
うとしているテキストの全体フレームフラグのフラグデ
ータがフラグメモリ44から読みだされて液晶ディスプ
レイ7に表示される。
【0033】全体フレームフラグは、そのファイルの全
体フレームの有無及び四隅形状を指定するものであり、
そのフラグデータが「1」であれば「全体フレームな
し」であることを、フラグデータが「2」であれば「角
全体フレームあり」であることを、フラグデータが
「3」であれば「丸角全体フレームあり」であること
を、それぞれ示す。
【0034】そして、S11においてキーボード6のい
ずれかのキーからのキー入力があったかどうか判断され
る。キー入力があった場合(S11:YES)にはS1
2に移行し、一方、キー入力がない場合(S11:N
O)にはキー入力があるまで待機する。
【0035】S12では、そのキー入力が選択キー5か
らのキー入力かどうか判断される。選択キー5からのキ
ー入力であった場合(S12:YES)には、S14に
移行し、設定を行おうとしている全体フレームフラグの
フラグデータが「1」、即ち現設定が「全体フレームな
し」であるかどうか判断される。
【0036】全体フレームフラグのフラグデータが
「1」であった場合(S14:YES)は、S16に移
行し、全体フレームフラグのフラグデータを「2」、即
ち、「角全体フレームあり」に変更し、S11に戻る。
一方、全体フレームフラグのフラグデータが「1」でな
かった場合(S14:NO)は、S15に移行し、全体
フレームフラグのフラグデータが「2」、即ち現設定が
「角全体フレームあり」であるかどうか判断される。
【0037】全体フレームフラグのフラグデータが
「2」であった場合(S15:YES)は、S17に移
行し、全体フレームフラグのフラグデータを「3」、即
ち、「丸角全体フレームあり」に変更し、S11に戻
る。一方、全体フレームフラグのフラグデータが「2」
でなかった場合(S15:NO)は、全体フレームフラ
グのフラグデータが「3」、即ち現設定が「丸角全体フ
レームあり」であることになるので、S18にて、全体
フレームフラグのフラグデータを「1」、即ち「全体フ
レームなし」に変更し、S11に戻る。
【0038】かかる選択キー5の入力操作を1回又は2
回以上行うことにより、全体フレームフラグのフラグデ
ータを望みの値に設定し、全体フレームの有無及び四隅
形状を決定することができる。前記S12において選択
キー5からのキー入力でないと判断された場合(S1
2:NO)には、S13に移行し、そのキー入力がリタ
ーンキーRからのキー入力であるかどうか判断される。
【0039】S13でリターンキーRからのキー入力で
ないと判断された場合(S13:NO)には、キー入力
を無効としてS11に戻る。一方、リターンキーRから
のキー入力であると判断された場合(S13:YES)
には、全体フレーム設定プログラムを終了して図5中S
2に戻る。
【0040】次に、図5中S8で行われる部分フレーム
設定プログラムについて図7に基づき説明する。図7は
部分フレーム設定プログラムのフローチャートを示す。
本プログラムにおいては、新たに部分フレームの範囲と
その四隅形状とを設定することと、すでに範囲設定され
ている部分フレームの四隅形状の変更とを行うこととが
できる。
【0041】本プログラムに入るとまず、S19におい
て、カーソルが既に部分フレームが設定されている範囲
内にあるかどうかが判断される。カーソルが未だ部分フ
レームが設定されていない箇所にあった場合(S19:
NO)には、S20に移行し、後述する範囲設定プログ
ラムを行い、新たな部分フレーム範囲を設定した後、S
21で初期化を行い、S22へ移行する。S21でいう
初期化とは、文字サイズ、部分フレームの有無及び四隅
形状を初期値のものにすることをいう。
【0042】S19で、カーソルが既に部分フレームが
設定されている範囲内にあった場合(S19:YES)
には、直ちにS22へ移行する。S22以降では、その
部分フレーム範囲について、図5の全体フレーム設定プ
ログラムと同様の要領で四隅形状の設定を行う。このと
き液晶ディスプレイ7には、四隅形状の設定を行おうと
している部分フレームについての部分フレームフラグの
フラグデータがフラグメモリ45から読みだされて表示
されている。
【0043】部分フレームフラグは、その部分フレーム
設定範囲についてのフレームの有無及び四隅形状を指定
するものであり、その値が「1」であれば「部分フレー
ムなし」であることを、値が「2」であれば「角部分フ
レームあり」であることを、値が「3」であれば「丸角
部分フレームあり」であることを、それぞれ示す。S2
2においては、キーボード6のいずれかのキーからのキ
ー入力があったかどうか判断される。キー入力があった
場合(S22:YES)にはS23に移行し、一方、キ
ー入力がない場合(S22:NO)にはキー入力がある
まで待機する。
【0044】S23では、そのキー入力が選択キー5か
らのキー入力かどうか判断される。選択キー5からのキ
ー入力であった場合(S23:YES)には、S25に
移行し、設定を行おうとしている部分フレームフラグの
フラグデータが「1」、即ち現設定が「部分フレームな
し」であるかどうか判断される。
【0045】部分フレームフラグのフラグデータが
「1」であった場合(S25:YES)は、S27に移
行し、部分フレームフラグのフラグデータを「2」、即
ち、「角部分フレームあり」に変更し、S22に戻る。
一方、部分フレームフラグのフラグデータが「1」でな
かった場合(S25:NO)は、S26に移行し、部分
フレームフラグのフラグデータが「2」、即ち現設定が
「角部分フレームあり」であるかどうか判断される。
【0046】部分フレームフラグのフラグデータが
「2」であった場合(S26:YES)は、S28に移
行し、部分フレームフラグのフラグデータを「3」、即
ち、「丸角部分フレームあり」に変更し、S22に戻
る。一方、部分フレームフラグのフラグデータが「2」
でなかった場合(S26:NO)は、部分フレームフラ
グのフラグデータが「3」、即ち現設定が「丸角部分フ
レームあり」であることになるので、S29にて、部分
フレームフラグのフラグデータを「1」、即ち「部分フ
レームなし」に変更し、S22に戻る。
【0047】以上の選択キー5の入力操作を1回又は2
回以上行うことにより、部分フレームフラグのフラグデ
ータを望みの値に設定し、部分フレームの有無及び四隅
形状を決定することができる。またここで、部分フレー
ムフラグのフラグデータを「1」にすれば、部分フレー
ム範囲が設定されていても部分フレームが付加されない
ことから、部分フレーム範囲設定を変更することなく、
部分フレームフラグのフラグデータのみの変更で、部分
フレームを表示するか否かを選択できることが理解でき
る。
【0048】前記S23において選択キー5からのキー
入力でないと判断された場合(S23:NO)には、S
24に移行し、そのキー入力がリターンキーRからのキ
ー入力であるかどうか判断される。S24でリターンキ
ーRからのキー入力でないと判断された場合(S24:
NO)には、キー入力を無効としてS22に戻る。一
方、リターンキーRからのキー入力であると判断された
場合(S24:YES)には、全体フレーム設定プログ
ラムを終了して図5中S2に戻る。
【0049】次に、図7中S20で実行される範囲設定
プログラムについて図8に示すフローチャートに基づき
説明する。本プログラムは、新たに部分フレームを設定
する際の部分フレームの範囲を決定するプログラムであ
る。まず、S30において、カーソルのある位置を新た
な部分フレーム範囲の始点とし、その位置を表すデータ
がRAM34に記憶される。従って、本プログラムに入
る場合には、予め、新たに部分フレームを設定しようと
する範囲の始点の位置にカーソルを置いておく必要があ
る。
【0050】そしてS31において、キーボード6のい
ずれかのキーからのキー入力があったかどうかが判断さ
れる。キー入力があった場合(S31:YES)にはS
32に移行し、一方、キー入力がない場合(S31:N
O)にはキー入力があるまで待機する。
【0051】S32では、そのキー入力が右カーソルキ
ーCRからのキー入力であるかどうか判断される。右カ
ーソルキーCRからのキー入力であった場合(S32:
YES)には、S36に移行し、カーソルの現在位置が
テキストの最終位置であるかどうかが判断される。
【0052】カーソルがテキストの最終位置にあった場
合(S36:YES)には、キー入力を無効としてS3
1に戻る。カーソルがテキストの最終位置以外にあった
場合(S36:NO)には、S37にてカーソル位置を
1つ前進させ、S31に戻る。
【0053】S32で右カーソルキーCRからのキー入
力でなかった場合(S32:NO)には、S33に移行
し、そのキー入力が左カーソルキーCLからのキー入力
であるかどうか判断される。左カーソルキーCLからの
キー入力であった場合(S33:YES)には、S38
に移行し、カーソルの現在位置がテキストの先頭位置で
あるかどうかが判断される。
【0054】カーソルがテキストの先頭位置にあった場
合(S38:YES)には、キー入力を無効としてS3
1に戻る。カーソルがテキストの先頭位置以外にあった
場合(S38:NO)には、S39にてカーソル位置を
1つ後退させ、S31に戻る。
【0055】S33で左カーソルキーCLからのキー入
力でなかった場合(S33:NO)には、S34に移行
し、そのキー入力がリターンキーRからのキー入力であ
るかどうか判断される。リターンキーRからのキー入力
でなかった場合(S34:NO)には、キー入力を無効
としてS31に戻る。
【0056】リターンキーRからのキー入力であった場
合(S34:YES)には、S35において、カーソル
の現在位置を新たな部分フレーム範囲の終点とし、その
位置を表すデータがRAM34に記憶される。これによ
り、新たな部分フレーム範囲の決定が終了し、図7中S
21へ移行する。
【0057】これらの結果の印字例を、図9(a)〜
(c)に示す。図9(a)では、「ABCD」なるテキ
ストに対し、四隅が角形状である全体フレームが施され
ると共に、「CD」の部分に四隅が丸形状である部分フ
レームが施された状態の印字がなされている。
【0058】図9(b)の場合は、2行に渡る「AB
CD」なるテキストに対し、四隅が角形状である全体フ
レームが施され、「A」の部分に四隅が角形状である部
分フレームが施され、「CD」の部分に四隅が丸形状で
ある部分フレームが施して印字したものである。
【0059】図9(c)は「AB」なる大きい文字と
「CD」なる小さい文字とからなるテキストに対し、四
隅が丸形状である全体フレームを施し、「A」の部分に
四隅が角形状である部分フレームを施し、「CD」の部
分に四隅が丸形状である部分フレームを施した印字例で
ある。これらの印字結果例より、各フレームごとに独立
して四隅形状を設定できることが理解できる。
【0060】以上詳細に説明したとおり本実施例に係る
テープ印字装置では、全体フレームについては全体フレ
ーム設定プログラムにより四隅形状が決定され、部分フ
レームについては、部分フレーム設定プログラムにより
個別に範囲と四隅形状とが決定される。
【0061】これにより、各フレームごとに独立して四
隅形状を決定でき、見栄えがよく、且つ、一部の文字の
強調ができる多様な印字態様の印字結果を得ることがで
きるものである。なお、前記実施例は本発明を限定する
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内におい
て種々の変形、改良が可能であることはもちろんであ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明のテープ印字装置では、全体フレーミング指定手段
又は部分フレーミング指定手段にてテキストの全体又は
一部にフレームを付加することを指定する際、角指定手
段を介して個々のフレームについてその四隅の形状を円
弧状に指定することを可能とし、もってテキスト作成者
の意図に沿ってバラエティに富んだフレーム付テープを
作成することができるテープ印字装置を提供することが
でき、その奏する効果は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープカセット収納部の収納カバーを開けて示
すテープ印字装置の平面図である。
【図2】カセット収納部にテープカセットを収納した状
態を示す平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御ブロック図である。
【図4】RAMの内容を模式的に示す説明図である。
【図5】テープ印字装置の基本動作のフローチャートで
ある。
【図6】全体フレーム設定処理プログラムのフローチャ
ートである。
【図7】部分フレーム設定処理プログラムのフローチャ
ートである。
【図8】部分フレーム設定処理における範囲設定プログ
ラムのフローチャートである。
【図9】テープ印字装置による印字結果の例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 2 文字入力キー 3 印字キー 4A 全体フレームキー 4B 部分フレームキー 5 選択キー 6 キーボード 30 制御装置 31 CPU 32 ROM 33 CGROM 34 RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−527(JP,A) 特開 平5−185654(JP,A) 特開 平5−294043(JP,A) 特開 平5−177876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 29/26 B41J 2/485 B41J 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字手段を介して長尺状のテープに文
    字等の印字を行なうテープ印字装置において、 文字等の文書データよりなるテキストを作成するための
    テキスト作成手段と、 前記テキスト作成手段により
    作成されたテキストの全体を囲む全体フレームを付加す
    ることを指定する全体フレーミング指定手段と、 前記テキスト作成手段により作成されたテキストにおけ
    る一部を囲む部分フレームを付加することを指定する部
    分フレーミング指定手段と、 前記全体フレーミング指定手段又は部分フレーミング指
    定手段を介して指定された全体フレーム又は部分フレー
    ムにおける四隅部分の角を円弧状に形成することを指定
    する角指定手段と、 前記角指定手段からの指定に基づいて、前記全体フレー
    ム又は部分フレームにおける四隅部分の角を円弧状に形
    成しつつ前記テキストと共に全体フレーム又は部分フレ
    ームを印字すべく前記印字手段を制御する印字制御手段
    とを備えたことを特徴とするテープ印字装置。
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