JPH05185368A - 砥石の成形方法 - Google Patents

砥石の成形方法

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JPH05185368A
JPH05185368A JP4005861A JP586192A JPH05185368A JP H05185368 A JPH05185368 A JP H05185368A JP 4005861 A JP4005861 A JP 4005861A JP 586192 A JP586192 A JP 586192A JP H05185368 A JPH05185368 A JP H05185368A
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grindstone
grinding wheel
diameter
forming
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Toshio Maruyama
敏男 丸山
Tadashi Yamauchi
正 山内
Shoichi Sano
昭一 佐野
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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    • B24B53/00Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces
    • B24B53/06Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels
    • B24B53/08Devices or means for dressing or conditioning abrasive surfaces of profiled abrasive wheels controlled by information means, e.g. patterns, templets, punched tapes or the like
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B19/00Programme-control systems
    • G05B19/02Programme-control systems electric
    • G05B19/18Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
    • G05B19/182Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by the machine tool function, e.g. thread cutting, cam making, tool direction control
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 正確な砥石成形を可能にするとともに、砥石
成形サイクル時間を短縮し、かつ砥石成形取代を必要最
小限にする。 【構成】 砥石111の円筒部111a〜111bおよ
び端面部111c,111dの全箇所を順次接触検知
し、そのときの成形したい形状の砥石径を算出した後、
この各砥石径の中から選択した最大径にある値の余裕値
Aを加えた砥石径から砥石成形を開始し、そして、算出
した砥石径の中の最小径からある値Bを引いた砥石径に
なったとき砥石成形サイクルを終了させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークの外形研削に使
用される砥石の成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ数値制御円筒研削盤におい
て、工作物の複数の段部端面とこれらにそれぞれ直角な
円筒面を同時に研削する多段砥石をドレッサにより成形
する砥石修正方法としては、ワークテーブル上に設けた
ドレッサを研削砥石の任意の1つの円筒研削面と対向す
る位置に割出し、砥石台を前進させることにより、その
円筒研削面をドレッサに接触させる。このときに発生す
る弾性波をドレッサに取り付けたAE(アコースティッ
ク・エミッション)センサにより感知することにより、
研削砥石とドレッサの接触を検知し、そのときの砥石径
を演算して数値制御部のメモリに記憶する。
【0003】次に、砥石台を後退させた後、ドレッサを
研削砥石の任意の1つの端面研削面と対向する位置に割
出し、砥石台を再び前進させて、その端面研削面をドレ
ッサに接触させる。そして、両者の接触をAEセンサに
より検知し、そのときの砥石径を演算してメモリに記憶
する。接触検知しない他の円筒面及び端面の寸法は、数
値制御部に記憶された成形したい砥石形状から求められ
る。その後、接触検知して記憶した砥石径より、ある値
Aだけ大きい砥石径を求め、この砥石径から研削砥石の
修正を開始して各円筒部および端面部を成形したい形状
に成形する。このとき、砥石幅の全領域でAEセンサか
ら接触検知信号がオンし続けるまで、ドレッサによる砥
石成形を継続する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の砥石修正方法では、たとえば多段砥石の場
合、ドレッサとの接触検知箇所が円筒部と端面部の各1
箇所のみで、他の円筒部や端面部の形状誤差が不明であ
るため、接触検知しない円筒部および端面部の成形取り
代が過大になる心配があり、接触検知で記憶した砥石径
に対して設定されるA寸法を余裕を持たせて大きく設定
する必要がある。これに伴い砥石を希望する形状に成形
するのに要する成形サイクルの無駄が多くなってサイク
ル時間が長くなり、成形取り代も大きくなるという問題
がある。
【0005】また、従来の方法では、砥石成形時に、砥
石幅の全領域で接触検知信号がオンし続けたか否かを判
定するようになっているが、この接触検知信号は、ドレ
ッサが砥石に接触したときに発生する弾性波をAEセン
サにより検知することで得られるものであるため、その
検知信号レベルは安定せず、特に砥石のコーナ部やスト
レート部の位置により変化してしまう。そこで、AEセ
ンサの検知感度を調整したり、砥石成形時の研削液の掛
け方を調整したりしているが、期待する程の判定精度が
得られず、信頼性に欠ける問題があった。
【0006】本発明は、上記のような事情に鑑みなされ
たもので、砥石の成形サイクル時間を短縮し、かつ成形
取り代を必要最少限にできる砥石修正方法を提供するこ
とを目的とする。上記目的を達成するために本発明は、
成形前の砥石形状を把握するのに必要な全ての箇所に砥
石修正工具を順次当接することにより各箇所を接触検知
して各箇所の成形前の砥石径を算出する工程と、前記算
出された各砥石径の中から選択した成形したい形状の砥
石径に対して取り代が最も大きい最大径に所定の余裕値
を加えた砥石径を砥石成形開始径として砥石成形を開始
するとともに、前記算出された各砥石径中の最小径から
所定の値を引いた砥石径になるまで砥石を成形する工程
とを備えたものである。
【0007】
【作用】上記の構成により、砥石形状を把握するのに必
要な全ての箇所の接触検知がなされるから、成形前の正
確な砥石寸法を把握でき、接触検知に伴い算出した各箇
所の砥石径中の成形したい形状の砥石径に対して取り代
が最も大きい最大径に所定の余裕値を加えた砥石径から
砥石成形を開始し、かつ算出した砥石径中の最小径から
所定の値を引いた砥石径になったとき砥石成形サイクル
を終了するから、砥石成形時間が短縮され、砥石成形取
り代を最小限にし得る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1は、本発明方法を適用した砥石成形
装置の全体の構成図である。図1において、10は研削
盤、20は砥石成形制御装置である。研削盤10は、不
図示のベッド上にX軸方向に移動可能に設けた砥石台1
1と、不図示のベッド上にZ軸方向に移動可能に設けた
ワークテーブル13を備え、砥石台11は、サーボモー
タおよびボールねじ等からなる駆動機構12によりX軸
方向に移動される。また、ワークテーブル13は、サー
ボモータおよびボールねじ等からなる駆動機構14によ
りZ軸方向に移動される。
【0009】砥石台11は、多段形状の研削砥石111
および研削砥石111を回転する駆動モータ112を備
え、駆動モータ112は砥石台11上に設置されてい
る。ワークテーブル13上には、主軸台15と心押台1
6がZ軸方向に軸線を一致して対向設置され、この主軸
台15と心押台16によってワークWの両端が支持され
る。また、ワークテーブル13上には、砥石修正工具1
7が設置され、この砥石修正工具17の支持台17aに
は、砥石修正工具17と研削砥石111との接触を検知
するAEセンサ18が取り付けられている。
【0010】砥石成形制御装置20は、研削盤10全体
を制御し管理する中央処理装置(以下、CPUという)
201と、砥石成形プログラムその他のデータを格納す
る記憶装置202と、CPU201からの指令値に応じ
た数のパルス信号を送出するX軸用パルス分配回路20
3およびZ軸用パルス分配回路204と、インターフェ
ース205,206とから構成される。
【0011】X軸用パルス分配回路203には、駆動回
路21を介して砥石台送り用駆動機構12が接続され、
Z軸用パルス分配回路204には、駆動回路22を介し
てテーブル送り用駆動機構14が接続されている。ま
た、インターフェース205には、砥石修正プログラ
ム、その他のデータを記憶装置202に入力するととも
に制御指令などの信号を入力する入力部23が接続さ
れ、インターフェース26にはAEセンサ18が接続さ
れている。
【0012】次に、上記のように構成された本実施例の
接触検知による砥石成形動作を図2〜図4を参照して説
明する。数値制御装置20が入力部23からの砥石成形
指令により起動されると、記憶装置202の所定エリア
に格納されている砥石成形プログラムにしたがって図2
に示す処理がスタートする。
【0013】まず、ステップS1では、多段砥石111
の各円筒部および各端面部の全箇所に砥石修正工具が割
出接触され、AEセンサ18により接触検知されたかを
判定する。ここで、全箇所の接触検知が終了していると
判定されたときはステップS7に進み、砥石成形サイク
ルが実行される。また、全箇所の接触検知が終了してい
ないと判定されたときはステップS2に進む。
【0014】ステップS2では、多段砥石111の接触
検知を行うために、砥石成形プログラムにしたがいテー
ブル割出し指令を記憶装置202からCPU201に読
み出し、この指令値にしたがいパルス分配回路204を
動作させることにより、パルス分配回路204から指令
値に応じた数の送りパルス信号を送出し、このパルス信
号を駆動回路22を通してテーブル送り用駆動機構14
のサーボモータ(不図示)に加えることにより、テーブ
ル13を指令値に応じた位置に割出す。すなわち、接触
検知しようとする多段砥石111の円筒部または端面部
の1つにテーブル13側の砥石修正工具17が相対向す
るようにテーブル13を割出す。
【0015】次のステップS3では、砥石成形プログラ
ムにしたがい記憶装置202から砥石早送り指令値を読
み出し、この指令値にしたがいパルス分配回路203を
動作させることにより、パルス分配回路203から指令
値に応じた数のパルス信号を送出し、このパルス信号を
駆動回路21を通して砥石台送り用駆動機構12のサー
ボモータ(不図示)に加えることで、砥石111を早送
り前進させる。その後、早送りによる砥石111の円筒
部または端面部が砥石修正工具17に近接する位置に達
したならば、砥石台11の送りを低速送りに切り替え
る。そして、この低速送り指令により駆動機構13を制
御して、接触検知信号がオンするまで砥石台11を低速
で前進させる(ステップS4)。砥石111と砥石修正
工具17との接触検知は、これら両者が接触したときに
発生する弾性波をAEセンサ18により検知することで
行われる。
【0016】AEセンサ18が砥石と砥石修正工具との
接触を検知すると、その信号はインターフェース206
を通してCPU201に取り込まれるとともに、その時
の成形したい形状の砥石径を演算して、成形前の新しい
砥石111の円筒部または端面部の砥石寸法として記憶
装置202に記憶する(ステップS5)。砥石と砥石修
正工具との接触検知がなされたならば、ステップS6に
進み、戻り指令により砥石台送り用駆動機構12を制御
して砥石台11を早送り後退させる。
【0017】以下、全ての砥石円筒部および端面部に対
する接触検知が終了するまで、ステップS1〜ステップ
S6の処理が繰り返して実行される。図3において、実
線で示す矢印は、多段砥石111の各円筒部111a,
111bおよび各端面部111c,111dの接触検知
時におけるテーブルおよび砥石台の送りパターンを表わ
したものであり、各送りパターンの矢印に付したS2,
S3,S4,S6は、図2に示すステップS2,S3,
S4,S6に対応している。 図4は、図2のステップ
S1〜S6で示す処理を実行させて砥石の各円筒部およ
び端面部を接触検知する場合を略図的に表わしたもので
ある。
【0018】図4(a)において、実線で示す砥石11
1は成形前の新しい砥石形状を表わし、また、2点鎖線
で示すものは成形したい砥石形状を表わしている。ま
ず、砥石111の第1の円筒部111aを接触検知する
場合は、図4の(b)に示すように実線で示す砥石を後
退方向に移動し、実線および2点鎖線で示す第1の円筒
部111aが一致する点、すなわち第1の円筒部111
aが砥石修正工具に接触したことを検知し、その時の成
形したい形状の砥石径D1を演算してメモリに記憶す
る。
【0019】その後、砥石111を一旦図4(a)の状
態に後退させた後、前進方向に移動させ、図4の(c)
に示すように実線および2点鎖線で示す第1の端面部1
11cが一致する点、すなわち第1の端面部111cが
砥石修正工具に接触したことを検知し、その時の成形し
たい形状の砥石径D2を演算してメモリに記憶する。ま
た、第2の円筒部111bおよび第2の端面部111d
に対しては、同様にして図4の(d),(e)に示すよ
うに第2の円筒部111bまたは第2の端面部111d
を砥石修正工具に接触させて、成形したい形状の砥石径
D3,D4を演算し記憶する。その砥石径D1〜D4
は、成形前の新しい砥石111の円筒部および端面部の
寸法を表わすものである。
【0020】次に、接触検知サイクル終了後の砥石成形
サイクルについて述べる。図2のステップS1におい
て、全ての接触検知が終了したことが判定されると、ス
テップS7に進み、接触検知サイクルで記憶した砥石径
D1〜D4を比較して最大径と最小径を選択する。ここ
で、記憶した砥石径がD4>D1>D3>D2の関係に
あるとすると、最大の砥石径D4と最小の砥石径D2が
選択される。
【0021】次のステップS8では、砥石成形開始時の
砥石径を、記憶した砥石径の中の最大径D4より、ある
値Aだけ大きいD4+Aの径に設定する。その後、ステ
ップS9において、記憶した砥石径の中の最小径D2よ
り、ある値Bだけ小さい砥石径D2−Bかを判定する。
ここで、砥石径がD2−Bでないと判定されたときは、
ステップS10に進み、砥石成形プログラムにしたがっ
て記憶装置202からテーブル割出し指令を読み出し、
この指令値にしたがってパルス分配回路204を動作さ
せることにより、パルス分配回路204から指令値に応
じた数の送りパルス信号を送出し、このパルス信号を駆
動回路22を通してテーブル送り用駆動機構14に加え
ることにより、テーブル13上の砥石修正工具17を砥
石成形位置へ割出す。
【0022】次のステップS11では、砥石成形プログ
ラムにしたがい記憶装置202から砥石台早送り指令を
読み出し、この指令値にしたがいパルス分配回路203
から送りパルス信号を送出して砥石台送り用駆動機構1
2に加えることにより、砥石台11を早送り前進させ
る。次のステップS12では、砥石台11およびテーブ
ル13を成形プログラムにしたがって制御することによ
り、多段砥石111の円筒部および端面部を砥石径D4
+Aから所定量ずつ成形したい砥石径に成形する。そし
て、次のステップS13では砥石径を修正する。
【0023】砥石径の修正処理が終了すると、ステップ
S14に進み、砥石台11を早送り後退させる。その
後、ステップS9に戻り、成形された砥石径がD2−B
になったかを判定する。D2−Bの砥石径になっていな
いと判定されたときは、再びステップS10〜ステップ
S14で示す成形処理が実行され、D2−Bの砥石径に
なるまで繰り返される。また、成形砥石径がD2−Bに
なったことが判定されると、ステップS15に進み、砥
石の成形が終了する。
【0024】図5の(a)は、記憶した最大の砥石径D
4と、ある値Aだけ大きい砥石成形開始径D4+Aとの
関係を表わしたものであり、また図5の(b)は、記憶
した最小の砥石径D2と、ある値Bだけ小さい砥石成形
終了径D2−B(最終形状)との関係を表わしたもので
ある。なお、実線は成形前の新しい砥石形状を示す。
【0025】また、図3において、破線で示す矢印は、
砥石成形時におけるテーブルおよび砥石台の送りパター
ンを表わしたものであり、この送りパターンの矢印に付
したS10,S11,S12,S14は、図2に示すス
テップS10,S11,S12,S14に対応してい
る。
【0026】このように本実施例においては、多段砥石
111の円筒部111a,111bおよび端面部111
c,111dの全箇所で砥石修正工具17との接触をA
Eセンサ18により順次検知し、この各接触検知時の成
形したい砥石径D1〜D4を演算し、この演算結果から
最大径と最小径を選択する。この成形したい砥石径の最
大径の端面は、成形前の多段砥石111において成形し
たい砥石形状に対して必要な成形取り代が最も大きい端
面であり、最小径の端面は、成形したい砥石形状に対し
て必要な成形取り代が最も小さい端面である。この最大
径にある値Aを加えた砥石径から砥石成形を開始し、そ
して、最小径からある値Bを引いた砥石径になったなら
ば、砥石成形サイクルを終了するようにしたので、砥石
成形開始径に余裕をもたせるためのAの値が最小限でよ
く、これに伴い砥石成形サイクルの時間が短縮されると
ともに、切り込み過大もなくなり、砥石成形時の安全性
を向上できる。
【0027】さらに、接触検知時の全箇所の砥石径の中
から選択した最小径からある値を引いた砥石径を砥石成
形終了径とすることにより、多段砥石を目的の形状に確
実に成形できるほか、成形時の取り代を最小限にするこ
とができる。上記実施例では、多段砥石の成形について
述べたが、本発明方法は、これに限定されない。例え
ば、図6に示すようにロングテーパ部を有する砥石3
0、あるいは図7に示すようにクラウニング部を有する
砥石40の成形にも本発明方法を適用できる。
【0028】図6に示す砥石30においては、そのロン
グテーパ部30aの3箇所に検知サイクル用矢印で示す
ように砥石修正工具を当接して接触検知し、次いで円筒
部30b、端面部30cを順次接触検知する。このよう
にすることによって、より正確に新しい実際の砥石形状
を把握できるので、砥石成形開始径に加算される余裕値
を小さくできるとともに、必要最小限の砥石成形取り代
で成形できる。
【0029】また、図7に示す砥石40においては、そ
のクラウニング部40aの両端部および中央部を検知サ
イクル用矢印に示す如く接触検知することにより、図6
と同様な効果が得られる。なお、本発明方法が適用され
る砥石は、上記の各実施例に示す砥石に限らないほか、
砥石の各部の接触検知も図1に示す構成のものに限定さ
れない。例えば、砥石修正工具を砥石台に設けるタイプ
のものにも本発明方法を適用できる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、成
形前の砥石形状を把握するのに必要な全ての箇所に砥石
修正工具を順次当接することにより各箇所を接触検知し
て各箇所の成形前の砥石径を算出する工程と、前記算出
された各砥石径の中から選択した成形したい形状の砥石
径に対して取り代が最も大きい最大径に所定の余裕値を
加えた砥石径を砥石成形開始径として砥石成形を開始す
るとともに、前記算出された各砥石径中の最小径から所
定の値を引いた砥石径になるまで砥石を成形するように
したので、砥石成形開始時に加える余裕値を小さくで
き、砥石の成形サイクル時間を短縮でき、かつ砥石成形
取り代を必要最小限にすることができるという効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を適用した砥石成形装置全体の構成
図である。
【図2】本実施例における接触検知による砥石成形サイ
クルの手順を示すフローチャートである。
【図3】本実施例における多段砥石の接触検知および成
形サイクルの動作パターンを示す説明図である。
【図4】(a)〜(e)は本実施例における砥石各部の
接触検知時の状態を示す説明図である。
【図5】(a),(b)は本実施例における砥石成形時
の状態を示す説明図である。
【図6】本発明の応用変形例を示す説明図である。
【図7】本発明の他の応用変形例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 研削盤 11 砥石台 12 砥石台駆動機構 13 テーブル 14 テーブル駆動機構 15 主軸台 16 心押台 17 砥石修正工具 18 AEセンサ 20 砥石成形制御装置 111 砥石 112 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形前の砥石形状を把握するのに必要な
    全ての箇所に砥石修正工具を順次当接することにより各
    箇所を接触検知して各箇所の成形前の砥石径を算出する
    工程と、前記算出された各砥石径の中から選択した成形
    したい形状の砥石径に対して取り代が最も大きい最大径
    に所定の余裕値を加えた砥石径を砥石成形開始径として
    砥石成形を開始するとともに、前記算出された各砥石径
    中の最小径から所定の値を引いた砥石径になるまで砥石
    を成形する工程とを備えたことを特徴とする砥石の成形
    方法。
JP4005861A 1992-01-16 1992-01-16 砥石の成形方法 Pending JPH05185368A (ja)

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