JPH05184272A - 釣り用リール - Google Patents

釣り用リール

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JPH05184272A
JPH05184272A JP533492A JP533492A JPH05184272A JP H05184272 A JPH05184272 A JP H05184272A JP 533492 A JP533492 A JP 533492A JP 533492 A JP533492 A JP 533492A JP H05184272 A JPH05184272 A JP H05184272A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水底を基準とした仕掛の引き上げ量を報知し
得るリールにおいて、釣り人に煩わしさを感じさせずに
水底の値を楽に設定できるようにする。 【構成】 クラッチ機構Cを備え、スプール5からの釣
り糸4の繰り出し量を求める計測装置13を備え、計測
装置13からの計測結果でリールを基準とした仕掛の水
深を求める棚把握動作と、水底を基準とした仕掛までの
引き上げ距離を求める底棚把握動作とを行い、かつ、こ
の動作結果を報知装置10に出力する制御装置12を備
え、釣り糸4に作用する張力を求めるセンサ22を備
え、クラッチ機構Cの入状態において、センサ22で釣
り糸4の張力が所定の値まで上昇したことを判別したタ
イミングで棚把握動作の水深値を水底の値に設定する水
底設定手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、釣り糸巻取り用の回転
体を巻取り駆動系に連結する入り位置と、この連結を解
除して該回転体の遊転を許容する切り位置とに切り換え
るクラッチ機構を備えると共に、この回転体からの釣り
糸の繰り出し量を求める計測装置を備え、この計測装置
からの計測結果に基づき、リールを基準とした仕掛の水
深を求める棚把握動作と、水底を基準とした仕掛までの
引き上げ距離を求める底棚把握動作とを行い、かつ、こ
の動作結果を報知装置に出力する制御装置を備えて成る
釣り用リールに関し、詳しくは、底棚把握動作の基準と
なる水底の値を設定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記のように構成された釣り用リ
ールとして船釣り用のものを例に挙げると、この種のリ
ールでは釣り糸を巻取るスプールの回転量を計測する計
測装置、あるいは、スプールに巻回された釣り糸に接触
するローラを有した構造等の計測装置を備えると共に、
この計測装置からの信号に基づいてスプールからの釣り
糸の繰り出し量を求め、この値を棚の深度として液晶型
ディスプレイ等の報知装置にデジタル数字等で出力する
制御装置を備えて構成されるものが存在し、又、市販さ
れているものには、水底を基準とした仕掛までの引き上
げ量を報知装置に出力するものも存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前述したリー
ルの扱いについて考えるに、この種のリールでは液晶デ
ィスプレイ等の報知装置に出力される値によって仕掛の
深度を把握するものとなり、又、底棚を取る場合には、
仕掛を水底(海底)まで下降させ、着底したことを釣り
人が、釣り竿の先端部の曲がりの程度、あるいは、手の
感覚等で判別し、更に、スイッチを操作することで水底
の値を制御装置のレジスタ等に保持しており、この後に
は水底を基準とした値を報知装置を介して把握できるよ
うに構成されている。
【0004】尚、このスイッチの操作時においてレジス
タ等に保持される値は、リールを基準とした釣り糸の繰
り出し量であり、この値を基にして水底を基準とする仕
掛の引き上げ量が報知装置に出力されるものとなる。
【0005】しかし、前述したように、従来からのリー
ルでは、仕掛が着底したことを釣り人が感覚て捉え、ス
イッチ操作等を必要とするものであり、このように釣り
人が感覚に基づいてスイッチ操作を行うものでは、例え
ば、カサゴのように「底もの」と称せられる魚を対象と
した釣りを行う場合にはその操作回数が多いことから、
操作が煩わしく、又、初心者の場合には仕掛の着底を判
別し難く改善の余地がある。
【0006】因みに、水底の正確な深度を把握しようと
する場合には、クラッチ機構を切り操作して仕掛の重量
で該仕掛を水底まで下降させ、この着底の後にクラッチ
機構を入り操作し、釣り糸に作用する張力を確認しなが
ら釣り糸を少しずつ巻き上げ、釣り糸に作用する張力が
急に増大する点を水底に設定している。
【0007】本発明の目的は、釣り人に煩わしさを感じ
させずに水底の値を楽に設定できる釣り用リールを合理
的に構成する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の特徴は冒
頭に記したように、クラッチ機構を備え、回転体からの
釣り糸の繰り出し量を求める計測装置を備え、計測装置
からの計測結果に基づき、リールを基準とした仕掛の水
深を求める棚把握動作と、水底を基準とした仕掛までの
引き上げ距離を求める底棚把握動作とを行い、かつ、こ
の動作結果を報知装置に出力する制御装置を備えた釣り
用リールにおいて、釣り糸に作用する張力を求めるセン
サを備え、前記クラッチ機構を入り位置に設定した状態
で、釣り糸の張力が所定の値まで上昇したことを前記セ
ンサからの信号で判別すると、この判別時における前記
棚把握動作の水深値を前記底棚把握動作の基準となる水
底の値に設定する水底設定手段を備えている点にあり、
又、
【0009】本発明の第2の特徴は冒頭に記したよう
に、クラッチ機構を備え、回転体からの釣り糸の繰り出
し量を求める計測装置を備え、計測装置からの計測結果
に基づき、リールを基準とした仕掛の水深を求める棚把
握動作と、水底を基準とした仕掛までの引き上げ距離を
求める底棚把握動作とを行い、かつ、この動作結果を報
知装置に出力する制御装置を備えた釣り用リールにおい
て、前記回転体を巻取り方向に駆動する電動モータ、及
び、釣り糸に作用する張力を求めるセンサを備え、前記
クラッチ機構を入り位置に設定した状態での、電動モー
タの駆動により釣り糸の張力が所定の値まで上昇したこ
とを前記センサで判別すると、この判別時における前記
棚把握動作の水深値を前記底棚把握動作の基準となる水
底の値に設定する水底設定手段を備えている点にあり、
その作用、及び、効果は次の通りである。
【0010】
【作用】上記第1の特徴を例えば、図1乃至図7に示す
ように構成すると、船釣り等で水底の値Bを設定する場
合には、クラッチ機構Cを切り操作して、仕掛の自重に
よる下降を行い、仕掛が着底した後にクラッチ機構Cを
入り操作し、更に、ハンドル6の操作で回転体5(スプ
ール)に釣り糸4を巻取る操作を行うと、この操作時に
釣り糸4の張力が所定値まで上昇したタイミングで、即
ち、仕掛が水底から離間し始め、釣り糸4に対する張力
が増大したタイミングで、回転体5からの釣り糸4の繰
り出し量が水底の値Bとして設定されることになる。
【0011】つまり、この発明では、仕掛の投入は、従
来通りクラッチ機構Cの切り操作によって行い、又、仕
掛が着底した後には、従来の操作と同様にクラッチ機構
Cを入り操作し、釣り糸4の弛み分(イトフケ)を取り
除く操作を行うだけで、水底設定手段Sにより水底の値
Bが自動的に設定されるのである。
【0012】上記第2の特徴を例えば、図8及び図9に
示すように構成すると、船釣り等で水底の値Bを設定す
る場合には、前述と同様に、クラッチ機構Cを切り操作
して、仕掛の自重による下降を行い、仕掛が着底した後
にクラッチ機構Cを入り操作し、更に、回転体5を電動
モータ25で駆動することにより、この駆動時に釣り糸
4の張力が所定値まで上昇したタイミングで、即ち、仕
掛が水底から離間し始め釣り糸4に対する張力が増大し
たタイミングで、回転体5からの釣り糸4の繰り出し量
が水底の値Bとして設定されることになる。
【0013】つまり、この発明では、仕掛の投入は、従
来通りクラッチ機構Cの切り操作によって行い、又、仕
掛が着底した後には、従来の操作と同様にクラッチ機構
Cを入り操作し、電動モータ25の駆動によって釣り糸
4の弛み分(イトフケ)を取り除く操作を行うだけで、
水底の値が自動的に設定されるのである。
【0014】
【発明の効果】従って、釣り人に煩わしさを感じさせず
に初心者でも水底の値を楽に設定できる釣り用リールが
合理的に構成されたのである。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〔第1実施例〕図1乃至図3に示すように、左右のサイ
ドケース1,1の間に螺軸2の駆動で左右に往復駆動さ
れる糸案内具3を備えて成るレベルワインド機構、及
び、釣り糸4を巻取るスプール5(回転体の一例)夫々
を配置すると共に、右側のサイドケース1にハンドル
6、ドラグ操作具7、クラッチ操作具8夫々を備え、
又、左右のサイドケース1,1の同士に亘って制御ケー
ス9を配置して船釣り用の釣り用リールを構成する。
【0016】図1に示すように、前記制御ケース9には
液晶ディスプレイ型の報知装置10、複数の制御スイッ
チ11夫々を備えると共に、マイクロプロセッサで成る
制御装置12、及び、一対のリードスイッチ13,13
(計測装置の一例)を内装し、図4に示すように、報知
装置10にはスプール5から繰り出された釣り糸4の長
さ(仕掛の深度)を出力する現在の棚表示部10Aと、
水底(海底)からの仕掛の引き上げ量を出力する底棚表
示部10Bとが形成され、又、前記リードスイッチ1
3,13は図5に示すように、スプール5のギヤ部5A
に咬合するホイール14に備えたマグネットMの磁気の
作用回数をカウントするよう配置されている。
【0017】又、前記ハンドル6と連結するハンドル軸
15にドラグ機構16、ラチェットホイール17夫々を
備えると共に、スプール5と一体回転するスプール軸1
8に対し、このスプール軸18に形成した係合部19と
係脱自在にクラッチスリーブ20を外嵌し、又、ドラグ
機構16の出力ギヤ16Aとクラッチスリーブ20の入
力ギヤ20Aとを咬合する。
【0018】尚、このクラッチスリーブ20は前記クラ
ッチ操作具8で操作されるものであり(操作系は詳述せ
ず)、又、この係合部19とクラッチスリーブ20とを
併せてクラッチ機構Cと称し、このクラッチ機構Cを入
り位置に設定した状態では、ハンドル6からの駆動力を
スプール5に伝え、又、このクラッチ機構Cを切り位置
に設定した状態ではスプール5の自由回転が許容され
る。
【0019】又、スプール軸18の左端部からの駆動力
を前記レベルワインド機構の螺軸2の入力ギヤ2Aに伝
える複数のギヤ21を左側のサイドケース1に内装し、
又、この側のスプール軸18の端部位置に、該スプール
軸18のスラスト方向に向かう推力を計測する感圧型の
センサ22を配置してあり、又、前記クラッチ機構Cの
状態を判別するリミットスイッチ23を右側のサイドケ
ース1の内装してある。
【0020】図3に示すように、前記クラッチスリーブ
20の入力ギヤ20A、ドラグ機構16の出力ギヤ16
A夫々はヘリカルギヤに構成され、ハンドル6が巻取り
方向に駆動されている状態、あるいは、前記ラチェット
ホイール17に等によってハンドル6の逆転(釣り糸繰
り出し方向への回転)が阻止されている状態で釣り糸4
に張力が作用した場合には、この張力に対応した推力が
前記センサ22に作用する。
【0021】因みに、この推力の作用時におけるスプー
ル軸18の変位量は僅かであるが、この変位を許容する
よう、スプール軸18と、これを支持するベアリング2
4のインナーレースとは相対移動可能に構成されてい
る。
【0022】又、センサ22は前述した底棚表示動作を
行う際に、水底の値を自動セットする際に用いるもので
あり、その動作は次の通りである。
【0023】つまり、このリールを用いる場合には、図
6に示すように、前記制御スイッチ11のうちの所定の
ものの操作により、水底設定モードを選択した後、通常
の船釣りと同様にクラッチ機構Cを切り操作して、仕掛
の自重による下降を行い、仕掛が着底した後にクラッチ
機構Cを入り操作することにより、この操作が前記リミ
ットスイッチ23で検出され(#101ステップ〜#1
04ステップ)、この後、ハンドル操作でスプール5に
釣り糸4を巻取る操作を行うと、釣り糸4の張力が所定
値まで上昇したタイミングで、即ち、仕掛が水底から離
間し始め釣り糸4に対する張力が増大したタイミングが
センサ22からの信号で判別されると共に、この判別時
における釣り糸4の繰り出し量が水底の値Bとして自動
設定され、前記底棚表示部10Bに「0.0」の値が出
力され、所定の処理を行ったのちこの制御動作は終了す
る(#105ステップ〜#109ステップ)。
【0024】つまり、仕掛の投入は、従来通りクラッチ
機構Cの切り操作によって行い、又、仕掛が着底した後
には、従来の操作と同様にクラッチ機構Cを入り操作
し、釣り糸4の弛み分(イトフケ)を取り除く操作を行
うだけで、水底の値Bが自動的に設定されるのである。
尚、この制御動作のうち#105ステップ〜#107ス
テップを併せて水底設定手段Sと称する。
【0025】又、このリールでは、スプール5から繰り
出された釣り糸4の長さ(仕掛の深度)を出力する、棚
把握動作と、水底(海底)からの仕掛の引き上げ量を出
力する底棚把握動作とを行うよう前記制御装置12に制
御動作が設定され、この動作は次の通りである。
【0026】つまり、図7に示すように、前記一対のリ
ードスイッチ13,13からの信号に基づいてスプール
5の回転方向、及び、回転量に対応するカウント値
(N)を求め(#201ステップ〜#204ステッ
プ)、このカウント値(N)と予め設定されたマップデ
ータMap(N)とからスプール5からの釣り糸4の繰
り出し量を求め報知装置10の現在の棚表示部10A
に、その値を出力する(#205ステップ、#206ス
テップ)。
【0027】次に、前述した水底の値Bが設定されてい
る場合には、底棚の値を前記報知装置10の底棚表示部
10Bに出力する(#207ステップ、#208ステッ
プ)。尚、この水底の値Bが設定されていない場合に
は、底棚表示部10Bに数値は表示されず、水底の値B
が設定されていないことを認識できるように構成されて
いる。
【0028】〔第2実施例〕この第2実施例においては
図8に示すように、釣り用リールが、スプール5の巻取
り方向への駆動を電動モータ25で行う以外に第1実施
例と基本的に変わりは無く、このリールでは前述した水
底の設定を電動モータ25の駆動と併せて自動的に行う
よう構成され、この制御動作を以下に説明する。
【0029】つまり、このリールを用いる場合には、図
9に示すように、前記制御スイッチ11のうち所定のも
のの操作により、この水底設定モードを選択した後、通
常の船釣りと同様にクラッチ機構Cを切り操作して、仕
掛の自重による下降を行い、仕掛が着底した後にクラッ
チ機構Cを入り操作することにより、この操作が前記リ
ミットスイッチ23で検出され(#301ステップ〜#
304ステップ)、この後、電動モータ25の駆動によ
ってスプール5に釣り糸4を巻取る操作を行うと、釣り
糸4の張力が所定値まで上昇したタイミングで、即ち、
仕掛が水底から離間し始め釣り糸4に対する張力が増大
したタイミングがセンサ22からの信号で判別されると
共に、この判別時における釣り糸4の繰り出し量が水底
の値Bとして自動設定され、前記底棚表示部に「0.
0」の値が出力され、電動モータ25の駆動の停止等の
所定の処理を行ったのちこの制御動作は終了する(#3
05ステップ〜#311ステップ)。
【0030】つまり、仕掛の投入は、従来通りクラッチ
機構Cの切り操作によって行い、又、仕掛が着底した後
には、従来の操作と同様にクラッチ機構Cを入り操作
し、電動モータ25の駆動によって釣り糸4の弛み分
(イトフケ)を取り除く操作を行うだけで、水底の値B
が自動的に設定されるのである。尚、この発明では水底
の値Bが自動設定された後には、電動モータ25の駆動
を停止して仕掛を過剰に引き上げることを抑制するよう
構成され、又、この制御動作のうち#306ステップ〜
#308ステップを併せて水底設定手段Sと称する。
【0031】〔別実施例〕本発明は上記実施例以外に、
例えば、釣り糸の張力を計測するセンサをドラグ機構と
クラッチスリーブとの間のギヤの歪み量を計測する構
造、ラチェットホイールの回転を阻止する部材に作用す
る圧力を計測する構造、電動リールでは、電動モータに
供給される電流値を計測する構造、あるいは、釣り糸に
直接接触する構造を採用するなど様々な形態で実施でき
る。
【0032】又、本発明では、報知装置を液晶ディスプ
レイ型に構成すると共に、スイッチの操作によって現在
の棚、底棚夫々を、このディスプレイの同一表示位置に
切換えて出力するよう構成することも可能であり、又、
報知装置を、PCM音源等により、人の言葉で数値を出
力するよう構成することも可能である。
【0033】又、この発明では釣り糸に作用する張力が
所定値まで上昇したことを判別するに、閾値で判別する
こと以外に、張力の微分値、平均値等によって判別する
よう構成することも可能である。
【0034】更に、この発明では、棚把握動作を前述し
たマップデータを用いるもので無く、回転体の回転量を
パラメータとする演算等により釣り糸の繰り出し量を求
める動作を行うよう構成して良く、又、釣り糸に接触す
るローラ等を備えたセンサを介して釣り糸の繰り出し量
を求めるよう構成して実施することも可能である。
【0035】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】リールの全体平面図
【図2】リール左側部の断面図
【図3】リール右側部の断面図
【図4】報知装置の平面図
【図5】リールの縦断側面図
【図6】水底設定動作のフローチャート
【図7】表示動作のフローチャート
【図8】電動リールの全体平面図
【図9】水底設定動作のフローチャート
【符号の説明】
4 釣り糸 5 回転体 10 報知装置 12 制御装置 13 計測装置 22 センサ 25 電動モータ B 水底の値 C クラッチ機構 S 水底設定手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 釣り糸巻取り用の回転体(5)を巻取り
    駆動系に連結する入り位置と、この連結を解除して該回
    転体(5)の遊転を許容する切り位置とに切り換えるク
    ラッチ機構(C)を備えると共に、この回転体(5)か
    らの釣り糸(4)の繰り出し量を求める計測装置(1
    3)を備え、この計測装置(13)からの計測結果に基
    づき、リールを基準とした仕掛の水深を求める棚把握動
    作と、水底を基準とした仕掛までの引き上げ距離を求め
    る底棚把握動作とを行い、かつ、この動作結果を報知装
    置(10)に出力する制御装置(12)を備えて成る釣
    り用リールであって、 釣り糸(4)に作用する張力を求めるセンサ(22)を
    備え、前記クラッチ機構(C)を入り位置に設定した状
    態で、釣り糸(4)の張力が所定の値まで上昇したこと
    を前記センサ(22)からの信号で判別すると、この判
    別時における前記棚把握動作の水深値を前記底棚把握動
    作の基準となる水底の値(B)に設定する水底設定手段
    (S)を備えている釣り用リール。
  2. 【請求項2】 釣り糸巻取り用の回転体(5)を巻取り
    駆動系に連結する入り位置と、この連結を解除して該回
    転体(5)の遊転を許容する切り位置とに切り換えるク
    ラッチ機構(C)を備えると共に、この回転体(5)か
    らの釣り糸(4)の繰り出し量を求める計測装置(1
    3)を備え、この計測装置(13)からの計測結果に基
    づき、リールを基準とした仕掛の水深を求める棚把握動
    作と、水底を基準とした仕掛までの引き上げ距離を求め
    る底棚把握動作とを行い、かつ、この動作結果を報知装
    置(10)に出力する制御装置(12)を備えて成る釣
    り用リールであって、 前記回転体(5)を巻取り方向に駆動する電動モータ
    (25)、及び、釣り糸(4)に作用する張力を求める
    センサ(22)を備え、前記クラッチ機構(C)を入り
    位置に設定した状態での、電動モータ(25)の駆動に
    より釣り糸(4)の張力が所定の値まで上昇したことを
    前記センサ(22)で判別すると、この判別時における
    前記棚把握動作の水深値を前記底棚把握動作の基準とな
    る水底の値(B)に設定する水底設定手段(S)を備え
    ている釣り用リール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113016733A (zh) * 2019-12-24 2021-06-25 古洛布莱株式会社 钓鱼用卷线器及其控制方法

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