JPH0518275U - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH0518275U
JPH0518275U JP7160491U JP7160491U JPH0518275U JP H0518275 U JPH0518275 U JP H0518275U JP 7160491 U JP7160491 U JP 7160491U JP 7160491 U JP7160491 U JP 7160491U JP H0518275 U JPH0518275 U JP H0518275U
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JP
Japan
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holder
stator
control circuit
rotor
brushless motor
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Pending
Application number
JP7160491U
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English (en)
Inventor
伸一 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bosch Corp
Original Assignee
Bosch Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】制御回路に対する防水性を向上させ、ブラシレ
スモータの信頼性を向上する。 【構成】ホルダ10にステータ20を固定するととも
に、ロータ30を回動自在に取り付ける。ホルダ10の
上側ホルダ11と下側ホルダ12との間に密閉空間15
を形成し、この密閉空間15内に基板50を設置する。
基板50にはステータ20に回転磁界を発生させるため
の電気制御回路が設けられている。電気制御回路はホー
ル素子51を備え、ホール素子51によってロータ30
の位置を検出し、ホール素子51からの出力信号に基づ
いてステータコイル23への通電を制御する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ブラシレスモータは、機械的ノイズが発生せず静粛性に優れ、接点の摩耗 がないので寿命が長く、電気的ノイズが発生せず電波障害が生じない、等の長 所があり、車両用送風機のファンモータに多く利用されている。
【0003】 図2は、実開平2ー14280号公報に開示されたブラシレスモータであり、 車両用送風機のファンモータに適用した例である。 このファンモータ60はアウタロータ型のブラシレスモータを利用したもので あって、ファンモータ60は、ホルダ61と、ホルダ61に固定されたステータ 62と、ホルダ61に回動自在に支持されたロータ63と、ロータ63に固定さ れたファン64とを主要構成としている。ステータ62は、ホルダ61の外側に 圧入固定されたステータコア65と、ステータコア65に捲回された複数のステ ータコイル66とから構成されている。ロータ63は、メタル軸受け67a,6 7bを介してホルダ61に回動自在に支持されたシャフト68と、シャフト68 に固定されステータ62を覆うように配置されたドラム69と、ステータ62と 対向するようにドラム69の内面に固定された磁石70とから構成されている。 上記ステータコイル66を順次励磁して回転磁界を発生させると、回転磁界と磁 石70がロータ63に回転力を与え、ロータ63を回転させる。その結果、ファ ン64が回転する。
【0004】 上記ホルダ61の下部には鍋型をなすケーシング71が固定されている。この ケーシング71の内側には、ステータコイル66への通電を切り替えるための電 気制御回路を備えた基板72が設置されている。この電気制御回路は、ロータ6 3の位置を検出するホール素子からの出力信号に基づいて動作するようになって いる。ケーシング71の外周部の上縁には起立部71aが形成されており、この 起立部71aは、ファン64の外周部の下縁に設けられた下延部64aの内側に 位置している。ケーシング71の起立部71aとファン64の下延部64aとの 間には、ファン64が回転した時に接触しないように隙間が設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記ファンモータ60においては、ケーシング71の起立部71aとファン6 4の下延部64aとを上下方向に重複させることで異物の侵入を防止している。 しかしながら、この構造では、起立部71aと下延部64aとの間の隙間から水 が侵入する可能性があり、基板72に設けられた制御回路に対する防水という点 では不十分であった。 この考案は上述従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と するところは、制御回路に対する防水性に優れたブラシレスモータを提供しよう とするところにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は上述目的を達成するためになされたもので、その要旨は、(イ)ホル ダと、(ロ)ステータコイルを有し上記ホルダに固定されたステータと、(ハ)上記 ホルダに回動自在に支持されたロータと、(ニ)上記ステータに回転磁界を発生さ せるためにステータコイルへの通電を制御する電気制御回路、とを具備するブラ シレスモータにおいて、上記ホルダに密閉空間が設けられ、この密閉空間内に上 記電気制御回路が収容されていることを特徴とするブラシレスモータにある。
【0007】
【作用】
水が侵入不可能な密閉空間に制御回路が収容されているので、制御回路に対す る防水性が向上する。その結果、ブラシレスモータの作動不良が防止されて信頼 性が向上する。
【0008】
【実施例】 以下、この考案の一実施例を図1の図面に基づいて説明する。 図1は車両用送風機のファンモータに適用したブラシレスモータの縦断面図で ある。ファンモータ1は、ホルダ10と、ステータ20と、ロータ30と、ファ ン40を主要構成としている。
【0009】 ホルダ10は樹脂で形成されており、上側ホルダ11と下側ホルダ12とを有 している。上側ホルダ11は、鍋蓋型をなす円盤部13と、この円盤部13の中 央から起立して上方に延びる円筒部14とから構成されている。円盤部13のフ ランジ部13aは下側ホルダ12のフランジ部12aにボルトナット(図示せず) によって固定され、円盤部13と下側ホルダ12の間に密閉空間15が形成され る。
【0010】 上側ホルダ11の円筒部14の外周部にはステータ20が固定されている。ス テータ20は、略円筒状のステータフレーム21と、ステータフレーム21に固 定されたステータコア22と、ステータコア22に捲回された複数のステータコ イル23とから構成されている。ステータフレーム21は上側ホルダ11の円筒 部14に外嵌固定されている。ステータコイル23は、これに順次通電して励磁 することにより回転磁界を発生させるものである。このステータコイル23への 通電を制御するための電気制御回路を有する基板50が上記密閉空間15に収容 され、図示しないブラケットを介して上側ホルダ11に固定されている。そして 、各ステータコイル23と上記制御回路とを接続する接続端子16が、上側ホル ダ11の円盤部13に設けられた端子挿入孔13bにシール状態に圧入固定され ている。各接続端子16において、円盤部13から外方に突き出た一端が各ステ ータコイル23に接続され、密閉空間15へ突き出た他端が基板50の制御回路 に接続されている。
【0011】 ロータ30はシャフト31と回転ドラム32を有している。シャフト31は上 側ホルダ11の円筒部14を挿通しており、円筒部14に圧入固定されたメタル 軸受け33,34を介して回動自在に支持されている。シャフト31の下端部は 密閉空間15に突出しており、この下端部にはロータ30の位置の指標となる磁 石35がねじ固定されている。前記基板50において磁石35と対向する部位に は、上記制御回路の一部をなすホール素子(非接触式の位置検出手段)51が設置 されている。このホール素子51と磁石35によってロータ30の位置を検出し 、ホール素子51からの出力信号に基づいてステータコイル23への通電が制御 されるようになっている。
【0012】 上記シャフト31に回転ドラム32が固定されている。回転ドラム32は、大 径筒部32aと、小径筒部32bと、大径筒部32aと小径筒部32bの上端を 結ぶ天板部32cとから構成されている。この小径筒部32bがシャフト31の 上部に嵌着固定されている。大径筒部32aはステータコア22の外側を取り囲 むように配置されている。大径筒部32aの内面においてステータコア22と対 向する高さには、N極とS極を交互に周方向に着磁した磁石36が取り付けられ ている。前記ステータコイル23による回転磁界と磁石36とによって、ロータ 30に回転力が与えられる。
【0013】 大径筒部32aの下端は上側ホルダ11の円盤部13の近傍まで延びており、 円盤部13から起立する環状の起立壁13cの外側に位置している。大径筒部3 2aと起立壁13cとの間には径方向に若干の隙間が形成されている。その一方 、大径筒部32aと起立壁13cは上下方向にその一部を重複させており、これ によって、ロータ30の中に異物が侵入しないようにしている。
【0014】 ファン40は、そのボス部41をロータ30のシャフト31の上端に嵌合固定 されており、シャフト31の上端にねじ固定されたワッシャ37によって抜け止 めされている。
【0015】 上記ファンモータ1においては、制御回路を有する基板50がホルダ10の密 閉空間15内に収容されている。密閉空間15には水や異物が侵入できないので 、制御回路に作動不良が生じなくなり、ファンモータ1の信頼性が非常に向上す る。
【0016】 この考案は上述実施例に制約されず種々の態様が採用可能である。例えば、上 述実施例はブラシレスモータを車両用送風機のファンモータに適用した例である が、ブラシレスモータの用途がこれに限られるものでないことは勿論である。 又、上述実施例はアウタロータ型のブラシレスモータであるが、インナーロー タ型のものにも適用可能である。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、回転磁界を発生させるための電気制 御回路をホルダの密閉空間内に収容したので、電気制御回路に対する防水性が向 上し、ブラシレスモータの信頼性を向上させることができるという優れた効果が 奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用送風機のファンモータに適用したこの考
案に係るブラシレスモータの縦断面図である。
【図2】従来のファンモータの縦断面図である。
【符号の説明】
1 ファンモータ(ブラシレスモータ) 10 ホルダ 15 密閉空間 20 ステータ 23 ステータコイル 30 ロータ 50 基板(電気制御回路) 51 ホール素子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ホルダと、 (ロ)ステータコイルを有し上記ホルダに固定されたステ
    ータと、 (ハ)上記ホルダに回動自在に支持されたロータと、 (ニ)上記ステータに回転磁界を発生させるためにステー
    タコイルへの通電を制御する電気制御回路、 とを具備するブラシレスモータにおいて、 上記ホルダに密閉空間が設けられ、この密閉空間内に上
    記電気制御回路が収容されていることを特徴とするブラ
    シレスモータ。
JP7160491U 1991-08-12 1991-08-12 ブラシレスモータ Pending JPH0518275U (ja)

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JP7160491U JPH0518275U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ブラシレスモータ

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JP7160491U JPH0518275U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ブラシレスモータ

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JPH0518275U true JPH0518275U (ja) 1993-03-05

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ID=13465430

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JP7160491U Pending JPH0518275U (ja) 1991-08-12 1991-08-12 ブラシレスモータ

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Cited By (2)

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JPH11341776A (ja) * 1998-03-26 1999-12-10 Asmo Co Ltd ブラシレスモ―タ、車両用空調装置の送風機用モ―タ、及びブラシレスモ―タの製造方法
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