JPH05180266A - 特に自動車に適するトーションダンパー - Google Patents

特に自動車に適するトーションダンパー

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JPH05180266A
JPH05180266A JP4156256A JP15625692A JPH05180266A JP H05180266 A JPH05180266 A JP H05180266A JP 4156256 A JP4156256 A JP 4156256A JP 15625692 A JP15625692 A JP 15625692A JP H05180266 A JPH05180266 A JP H05180266A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トーションダンパーの構造を簡素化する一
方、その中の有効空間を増大し、発車時及び停車時直後
の振動を効果的に抑える。 【構成】 各コイルスプリング20の円周方向の末端の少
なくとも1つに、円周方向に延びる弾性エレメント71を
設け、コイルスプリング20又は、スペーサー3のどちら
かによって支持された放射状変位手段70により、これら
の弾力エレメント71の放射方向の変位を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共軸をなす回転体の一
方、すなわち第2回転体が、第1回転体の2個の環状放
射板間に位置する環状ダンパー板を備え、前記放射板
が、弾性体をとりまく環状スペーサーにより結合され、
かつその弾性体上で作用する放射状に突出したアームを
ダンパー板が有し、前記放射板が、停止エレメントに連
結されて、停止エレメントと共に回転するようになって
おり、(クリアランスがとられた後のみ)、停止エレメン
トが、第1回転体の一部分であり、かつ、弾性体の円周
方向の末端と係合し、両回転体間に円周方向に配置され
た円周方向に動く弾性手段の動きに対し、相互に回転す
るようになっている、特に自動車に適するトーションダ
ンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】2重はずみ車の形態を持つ、前述の種類
のトーションダンパーは、アメリカ合衆国特許5 105 68
1号明細書、及びフランス国特許FR 2 660 038A号明細書
に記載されている。前者では、停止エレメントは、クリ
アランスがとられた後、放射板と共に回転可能であり、
後者、すなわちフランス国の明細書においては、停止エ
レメントは、放射板にリベット留めして固定されたブロ
ックの形態を持っている。このタイプのダンパーでは、
かなりの長さを持つ弾性体は、エンジンが高速で作動し
た時、スペーサーとの接触により、押しつぶされたり、
こすれたりする可能性がある。これは、振動ダンパーに
とっては有害である。そのため、前記FR 2 660 038A号
明細書においては、中間の補助ダンパー板と、第2の一
連のスプリングが設けられている。使用上満足であって
も、この装置は、大きな空間を占め、ダンパー板の構造
を複雑化してしまうという欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
した障害を克服し、しかも、従来技術における利点を残
す事にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明においては、特に
自動車用のトーションダンパーであって、共軸をなす回
転体の一方、すなわち第2回転体が、第1回転体の2個
の環状放射板(2)(5)間に位置する環状ダンパー板(12)
を備え、前記放射板が、弾性体(20)(120)をとりまく環
状スペーサー(3)により結合され、かつ弾性体(20)(12
0)上で作用する放射状に突出したアーム(13)をダンパー
板(12)が備え、前記放射板が、停止エレメント(66)に連
結されて、停止エレメント(66)と共に回転するようにな
っており、(クリアランスがとられた後にのみ)、停止エ
レメント(66)が、第1回転体の一部分であり、かつ弾性
体(20)(120)の円周方向の末端と係合するようになって
おり、かつ弾性体より円周方向に延びる弾性エレメント
(71)(72)と、各弾性体(20)(120)の円周方向の末端が係
合するようになっており、弾性体(20)(120)を構成する
エレメントの1個と環状スペーサー(3)に取付けられた
放射状変位手段(70)(73)が、弾性エレメント(71)(72)の
放射状変位を可能にするようになっており、それによ
り、弾性エレメントとスペーサー間の摩擦を減らして、
回転体間に配置された円周方向に作動する弾性体(20)(1
20)の動きに対し、相互に回転するようになっている2
個の回転体(1)(10)を備えてなる特に自動車に適するト
ーションダンパーが提供される。
【0005】本発明に基づくトーションダンパーにおい
ては、弾性体が押しつぶされた場合でも、寄生的な摩擦
作用なしで作動するようにした弾性エレメントが存在す
るため、振動は満足に制御される。
【0006】この構成により、径方向の内部空間が得ら
れる。このようにして、前述した2つの従来の技術の構
成において、2重はずみ車式粘性制御手段のサイズを大
きくすることができる。又、アメリカ合衆国特許5 105
681号明細書に記載されているように、放射板に対し
て、移動角度の範囲内において、停止エレメントが動く
ようにすることも可能である。
【0007】このように、2つの慣性体間の移動角度が
増大される一方、フランス国特許FR2 660 038A明細書に
記述された構成に見られるように、ダンパー板を2重に
する必要はなくなり、簡素化される。
【0008】ダンパー板の簡素化、及び利用しうる空間
が大となるため、本発明に基づく構成によると、2重は
ずみ車の反応板を、弾性体の内側方へ放射状に、かつダ
ンパー板に近づけて設置することが可能となる。
【0009】本発明に基づくトーションダンパーの一形
態においては、放射状変位手段は、その弾性エレメント
の箇所で、環状スペーサーの内側縁に、複数のくぼみを
設けてある。これにより、環状空間部分の厚さは大とな
って、製造が容易となり、かつ弾性体を、スペーサーに
近接させることができる。
【0010】本発明に基づくトーションダンパーの別の
形態においては、放射状変位手段は、その各弾性体によ
り円周方向の末端の位置で支えられた複数のパッドを備
え、スペーサーの内側と接触するようにされている。
【0011】いずれの場合も、本発明における弾力エレ
メントは、押しつぶしやこすれのおそれなしに、圧縮す
ることができる。
【0012】これらの弾性エレメントは、スプリングの
一部であって、スプリングの主要部分とは異なる隣接タ
ーン間ピッチを持つ、スプリングの円周方向の末端部分
により形成してもよい。上記ピッチは可変的であっても
よい。この構成により、部品の数が最少限となる。しか
し、本発明の範囲内での変形例として、弾性エレメント
を弾性体と別体とし、中間片を介して、弾力材に結合し
てもよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例の説明を、図面を参照
して行なう。
【0014】図面は、自動車用の2重緩衝式のはずみ車
式ダンパーを示し、円周方向に動く弾性体(20)(図2及
び3)又は弾性体(120)(図4及び5)の動きに逆らって、
相互に回転するようになっている2個の共軸回転体(1)
及び(10)を備えている。これらの弾性体は、2個の回転
体(1)及び(10)の間に、円周方向に配置されている。こ
の2個の回転体については、便宜上、必要に応じて、第
1回転体(1)及び第2回転体(10)と呼ぶ。
【0015】第2回転体(10)は、第1回転体(1)の2個
の環状放射板(2)及び(5)間に位置する環状ダンパー板
(12)を備えている。その放射板(2)及び(5)は、弾性体
(20)又は(120)をとりまく環状スペーサー(3)により結
合されている。ダンパー板(12)は、弾性体(20)又は(12
0)上で作用する放射状に突出するアーム(13)を備えてい
る。
【0016】放射板(2)及び(5)は、停止エレメント(6
6)に結合され、停止エレメントと共に回転する(しか
し、クリアランスがとられた後のみ)。停止エレメント
(66)は、第1回転体(1)の一部分であり、図2で例示す
るように、弾性体(20)又は(120)を構成するコイルスプ
リングの円周方向の末端に当接している。この例におい
ては、2つの回転体(1)及び(10)は、慣性体つまりはず
み車となっている。
【0017】概括的にいえば、各弾性体(20)又は(120)
の円周方向末端の少なくとも1つは、弾性体から円周方
向に延びる弾性エレメント(71)(図2及び3)、又は、弾
性エレメント(72)(図4及び5)を備えている。
【0018】各弾性体(20)又は(120)、あるいは環状ス
ペーサー(3)のいずれかが、放射状変位手段(70)(図2
及び4)、又は放射状変位手段(73)(図3及び5)を備え
ている。これらの変位手段(70)又は(73)の目的は、各弾
性エレメント(71)又は(72)が、放射状に移動するのを可
能にし、弾性エレメントとスペーサー(3)の間の摩擦を
減らす事にある。
【0019】ここで説明した2重はずみ車は、アメリカ
合衆国特許5 105 681号明細書で示された一般的なもの
で、その内容は、本明細書の一部に組み入れて参考用と
される。
【0020】更に詳しく言えば、トルク入力側にある第
1回転体(1)は(放射板(2)及び(5)は別として)ハブ
(7)と、円周方向のクリアランスの範囲内において、ハ
ブ(7)に対して自由に回転しうる構成部材(60)(61)(6
3)、すなわち複数の環状部分を形づくっている。
【0021】この例においては、トルク出力側に配置さ
れたはずみ車である第2回転体(10)も又、環状構成部材
の集合、すなわち、(ダンパー板(12)は別として)、反応
板(11)、ハブ(52)及びおおい板(51)を備えている。
【0022】第2回転体(10)は、第1回転体(1)のハブ
(7)の外周と、第2回転体(10)のハブ(52)の内周の間に
放射状に設けたベアリング(30)により、第1回転体(1)
に回転しうるように取付けられている。
【0023】第2回転体(10)は、ベアリング(30)によっ
て、第1回転体(1)に共軸的に設けられている。ベアリ
ング(30)は、この例においては、1個あるいは2個のボ
ールレースを有するボールベアリングである。しかし、
摩擦を減ずるベアリングであれば、例えば、少なくとも
表面の1つにポリテトラフルオアエチレン(すなわちP
TFE、例えば、商標「TEFLON」で知られている
もの)を設けたベアリングとしてもよい。
【0024】ハブ(52)及び(7)には、反応板(11)および
補助リング(31)が当接され、ベアリング(30)のインナー
リングは、ハブに設けた軸上に位置している。
【0025】更に詳しく述べると、第1環状放射板(2)
は空洞板の形態をなし、その外周は、環状スペーサー
(3)となっている。歯(4)が、環状スペーサー(3)の外
周に設けられている。
【0026】スペーサー(3)は、軸方向のフランジを持
つ環状をなし、その末端には、第2環状放射板(5)が、
びょう(6)止めされている。環状放射板(5)は軸方向へ
延び、カウンターとして働く。その径方向の寸法が限定
されていることは言うまでもない。
【0027】図1で最もよくわかるように、環状放射板
(5)の内周には、第2回転体(10)のハブ(52)に嵌合する
短い軸方向のフランジが形成されている。
【0028】環状放射板(5)及び(2)は、スペーサー
(3)を有し、その内側の空間(40)には、弾性体、すなわ
ちコイルスプリング(20)(120)が設けられている。空間
(40)には適切な潤滑液が入れられ、コイルスプリング(2
0)又は(120)を潤滑している。潤滑油としては、グリー
スが望ましい。
【0029】環状放射板(2)の中心には、ハブ(7)が設
けられている。通孔(8')(8)がハブ(7)及び放射板
(2)に設けられ、その中に、中心あわせ用突栓と、止め
ねじ(図示せず)が嵌入されている。またハブ(7)には、
ねじ孔(8")(例えば図2参照)があけられている。
【0030】通孔(8)には止めねじが嵌入され、各止め
ねじの頭は、補助リング(31)に当接している。それによ
り、ハブ(7)及び放射板(2)及び(5)は、自動車のエン
ジンのクランク軸に留められている。ねじ孔(8')へ挿
入した止めねじ(示されていない。)により、放射板(2)
はハブ(7)へ固定されている。
【0031】回転体(10)の反応板(11)には、摩擦ライナ
ーが当接している。摩擦ライナーは、摩擦板に取付けた
多数の摩擦パッドからなるものとし、摩擦板を、ギアボ
ックスの入力軸に固着して、共に回転するようにするの
がよい。
【0032】反応板(11)には軸フランジが形成され、軸
フランジには、クラッチの解除装置が固定されている。
反応板(11)も又、ねじ切りした固定具(示されていない)
により、第2回転体(10)のハブ(52)に固着される。固定
具は、ハブ(52)におけるねじ孔(58)の中に固定されてい
る。反応板(11)は、ハブ(52)の肩部に取付けられて、中
心を保たれている。
【0033】粘性ダンパー(50)が、慣性体、すなわち第
1回転体(1)と、第2回転体(10)の間に設けられてい
る。
【0034】粘性ダンパー(50)は、弾性体(20)又は(12
0)の内部に、放射状に設けられ、第1回転体(1)と同心
をなす第1部分(9)(55)、及び、第2回転体(10)と同心
をなす第2部分(51)(52)を備えている。粘性ダンパー(5
0)におけるこれらの部分(9)(55)及び(51)(52)により、
閉じた空洞(54)が形成されている。
【0035】この例において、粘性ダンパー(50)の第1
部分(9)(55)は、第1回転体(1)のハブ(7)に固着さ
れ、空洞(54)の径方向の縁を形成している。粘性ダンパ
ー(50)の第2部分(51)(52)は、第2回転体(10)に固着さ
れ、第2回転体(10)のハブ(52)とによって、(図2で明
確に示すように)、空洞(54)の径方向の外側縁を形成し
ている。
【0036】空洞(54)の軸方向の範囲は、第2部分であ
る(52)及びおおい板(51)により定められる。おおい板(5
1)は、ハブ(52)におけるねじ孔(58)へ挿入した止めねじ
(53)により留められている。
【0037】この例において、粘性ダンパー(50)の第1
部分は、第1回転体(1)のハブ(7)に設けた放射状の歯
(55)、及び放射状ウェブ(9)からなっている。
【0038】放射状ウェブ(9)は、歯(55)より薄く、ハ
ブ(7)の外周から放射状に突出している。歯(55)は、放
射状に外方へ突出し、ハブ(52)に設けられている歯(57)
と、円周方向に交互に位置している。歯(57)は、ハブ(5
2)の外側部より求心方向に突出している。
【0039】ハブ(52)は、環状をなし、その中に、歯(5
5)が嵌入している。摩擦を減ずるパッド(56)が、ハブ(5
2)と歯(55)の間に設けられ、ハブ(52)は、ハブ(7)に対
して同心的に保たれている。
【0040】交互に位置する歯(55)及び(57)によって、
それらの間に、異なった大きさの空洞が形成されてい
る。これにより、粘性の「カセット」が形成され、空洞
(54)には、シリコンをベースとする液体のような、適切
な制御液が満たされている。
【0041】シール(その中の2個は、図1の(41)で示
されている)が、2つのハブ(7)及び(52)の間と、放射
板(5)とハブ(52)の間と、放射板(5)とスペーサー(3)
の間と、放射板(2)と第1のハブ(7)との間に設けられ
ている。
【0042】停止エレメント(66)は、環状放射板(2)及
び(5)に対して自由に回転しうる構成体の一部である。
この構成体は、空間(40)の中へ延び、1対のリング(60)
からなっている。各リング(60)は、ダンパー板(12)の各
側面に設けられている。
【0043】ダンパー板(12)の外周にある放射状アーム
(13)は、横向きのフィンガー(14)を有し、このフィンガ
ー(14)は、後で述べるようにして、弾性体(20)又は(12
0)の中へ突入している。放射状クリアランスにより、ア
ーム(13)は、スペーサー(3)から分けられている。この
クリアランスは、図2に明確に示されている。
【0044】停止エレメント(66)は、放射状アームから
なり、各アームは、リング(60)の外周に位置し、ダンパ
ー板のアーム(13)と整合している。弾性体(20)又は(12
0)であるコイルスプリングは、かなりの長さを有し、ア
ーム(13)及び(66)により互いに分れている。
【0045】図1及び2では、図2で示すように、装置
全体が不作動状態にある時、コイルスプリング(20)は、
その円周方向末端と放射状アーム(13)の間に多少のすき
間をあけて、アーム(66)の間に円周方向に延びている。
リング(60)は、スペーサー(3)とハブ(52)の間において
放射状に延び、かつ2つの放射板(2)及び(5)間で、軸
方向に延びている。
【0046】リング(60)は、ダンパー板(12)の2個の連
続アーム(13)の間に設けたスロットを経て、軸方向に延
びるスペーサー(64)によって、互いに連結され、一体的
に回転する。
【0047】これらのスロットのフランク(15)と当接し
て協動するために、各スペーサー(64)には弾性パッド(6
3)が設けられている。弾性パッド(63)は、スペーサー(6
4)と同様、円周方向を向く板状をしている。
【0048】リング(60)は、空間(40)内を円周方向に動
く。各リング(60)には、板状で軸方向に突出する突起(6
1)(図1)がある。突起(61)は、停止エレメント(65)と円
周方向に係合し、停止エレメント(65)は、空間(40)の対
応する横壁に付いている(図2参照)。
【0049】この例では、各突起(61)は、2個のスペー
サー(64)により、対応するリング(60)上に設けられ、ス
ペーサー(64)は、2個のリング(60)を互いに結合してい
る。このように、各リング(60)は、異なった場所で、リ
ング(60)から突出し、かつ互いに対応する3個の突起(6
1)を有し、各突起(61)は、2個のリング(60)間に設けた
弾性パッド(33)と同一の円周方向の長さを持っている。
【0050】各スペーサー(64)は、2個のリング(60)の
間に位置するスペーサーリングを有し、各スペーサーリ
ングには、2つの突起(61)を互いにつなぐ止めねじ(69)
が横切っている。リング(60)は、ハブ(52)により中心が
定められている。
【0051】停止エレメント(65)は、対応する突起(61)
のどちらか一方と対をなして設けられ、突起(61)の一方
からそれぞれ突出し、突起(61)が突出する環状放射板
(2)及び(5)の一部をなしている。この例では、停止エ
レメント(50)は、放射板(2)及び(5)に形成された円周
方向のリブの末端からなっている。
【0052】この装置全体は、コイルスプリング(20)の
円周方向の長さより短い円周方向距離を越えて延びてい
る。
【0053】装置全体が不作動状態にある場合、中央の
クリアランスをふさぐべく、部材(60)(61)(63)(64)は、
いずれかの停止エレメント(65)から、円周方向に離れて
いる。
【0054】装置全体が「プル・オフ」モードで動く場
合において、粘性ダンパー(50)のいかなる運動をも無視
した時、第1回転体(1)は、初めは、第2回転体(2)に
対して自由に回転することができる。この最初の作動の
状態は、放射板(2)及び(5)の対応する停止エレメント
(65)に、リング(60)が当接するまで続く。
【0055】作動の第2の状態で、放射状アーム(13)と
弾性体(20)の末端間のクリアランスがなくなる。これに
続く第3の状態では、弾性体(20)は、アーム(13)及び(6
6)の間で圧縮され、フィンガー(14)は、弾力エレメント
(71)の内部へ突入し、弾力エレメント(71)を、径方向に
支え、中心へもたらす。
【0056】弾性体(20)は、スペーサー(3)と接触する
のが可能となり、かつそれと接触することにより、押し
つぶされる可能性さえある。弾性体(20)の弾性を確保す
るため、スペーサー(3)との摩擦接触は、存在するにせ
よ、この実施例においては、弾力エレメント(71)は、弾
性体(20)の円周方向の末端からなり、それとは異なるピ
ッチを持っている。しかし、各スプリングのこの延長部
分を、違ったピッチとすることもある。
【0057】各末端延長部分、すなわち弾力エレメント
(71)は、この例では、対応する弾性体であるコイルスプ
リング(20)と一体をなし、そのピッチ(すなわち隣接タ
ーン間のピッチ)は、コイルスプリング(20)の他の部分
のターンのピッチより小さい。
【0058】各スプリングの末端部分は、コイルスプリ
ング(20)の主要部分より小さなトルクを伝動する。しか
し、正反対の現象がもちろん起こり得ることは言うまで
もない。例えば、コイルスプリング(20)の延長部分(71)
により、スプリングの残りの部分により伝動されるトル
クと同一、又はより大きいトルクを伝動させることもあ
る。
【0059】スペーサー(3)の、各末端部分にする個所
には、くぼみ(70)が設けられている。このくぼみ(70)
は、この実施例では、前述した放射状移動手段を構成し
ている。その目的は、関連するスプリングの対応する末
端部分の径方向の変位を許すことにある。このようにし
て、末端部分は、弾性体であるコイルスプリング(20)が
押しつぶされた場合でも、圧縮が可能であり、振動を効
果的に吸収する。
【0060】末端部分が押しつぶされる危険がまったく
ないのは、スペーサー(3)におけるくぼみ(70)の存在の
ためである。このように、末端部分は、くぼみ(70)の中
へ、放射状に外側へ変形することができる。くぼみ(70)
の長さは、末端部分の円周方向の長さより長い。これに
より、寄生的な摩擦作用が回避される。
【0061】図面に示すように、くぼみ(70)の形状は、
対応する末端部分(71)が変形した際の形状と対応してい
る。その結果、スペーサー(3)により発生する抵抗は小
さくなる。スペーサー(3)は、本例においては、比較的
厚い。更に注目すべきことは、フィンガー(14)により、
末端部分(71)の末端と、スペーサー(3)とが接触するの
が阻止されている。
【0062】図3においては、放射状変位手段(図2で
示す実施例の中のそれはくぼみ(70)である)は、各コイ
ルスプリング(20)に支持されたパッド(73)からなってい
る。各パッド(73)は弧状で、スペーサー(3)の内周と接
触し、対応するコイルスプリング(20)の1個のターンの
まわりに固定されている。
【0063】この例においては、3個のパッド(73)が、
各コイルスプリング(20)に設けられ、その中の2個は、
コイルスプリングの末端部分(71)と交わる高さで、コイ
ルスプリング(20)の主要部、すなわち中央部分の末端付
近に設けられている。従って、末端部分(71)がアーム(1
3)により圧縮されたとき、アーム(13)が、スペーサー
(3)の内周と接触する危険はない。これはパッド(73)に
よる径方向の離隔効果に負うものである。
【0064】図3の構造を、逆にすることも可能であ
る。その場合、弧状パッド(73)は、スペーサー(3)に留
められ、又、摩擦により、コイルスプリング(20)に当接
する。
【0065】図2及び3の実施例において、各コイルス
プリング(20)に、それと一体をなす補助弾性体(末端部
分71)が設けられている。しかしこれらは、別の構成体
であってもよい。図4及び5で示す実施例においては、
図2及び3の弾性体(20)に対応する弾性体は、符号(12
0)をもって示される主要スプリングとなっている。
【0066】図4に示すように、各主要スプリング(12
0)は、弾性エレメント、すなわち付加的コイルスプリン
グ(72)により、円周方向に延長された末端を持つコイル
スプリングである。付加的コイルスプリング(72)は、対
応する停止エレメント、すなわちアーム(66)、及び、中
間片(80)の間に円周方向に配置されており、中間片(80)
は、2個のコイルスプリング(120)及び(72)の間に、円
周方向に設けられている。フィンガー(14)は、弾性エレ
メント(72)の中へ突入して、それらを、径方向に支える
とともに、中心で保持している。
【0067】前述の例におけるコイルスプリング(20)の
末端部分(71)と同様、スプリング(72)は、主要スプリン
グ(120)よりも小さいトルクを伝達する。スプリング(7
2)を、主要スプリング(120)と同等の、又はそれ以上の
トルクを伝動するものとすることも可能である。
【0068】各中間片(80)は、互いに対向する肩を有す
る中央のカラー部分(81)を備え、この肩に対し、コイル
スプリング(120)及び(72)の円状末端が当接している。
先細の末端を持つ2個の栓(82)が、カラー部分(81)の一
方の側に延び、スプリング(72)及び(120)の中へ入出し
て、スプリングの中心を保っている。中間片(80)は、適
宜のプラスチック材で作成されている。
【0069】図4に示すように、各くぼみ(70)は、対応
する付加的スプリング(74)に重合するスペーサー(3)の
箇所において、スペーサー(3)に設けられ、対応するス
プリング(120)の末端を越えて円周方向に延びている。
これによって、スプリング(72)が押しつぶされる危険が
回避される。くぼみ(70)により、中間片のカラー部分(8
1)と、スペーサー(3)の間に、空間が形成されている。
【0070】図5に示すもので、別個の付加的スプリン
グ(72)が、図4に示したものに設けられている。
【0071】図5では、中間片(80)は、パッド(73)の中
に放射状に設けられ、パッド(73)は、関連するコイルス
プリング(120)の円周方向の末端に配置されている。注
目すべき点は、パッド(73)の角が面取りされていること
で、これにより,コイルスプリング(72)の末端におい
て、コイルスプリング(72)と干渉するのが防止される。
【0072】前述の説明及び図面から理解されるよう
に、コイルスプリング(20)又は(120)は、円周方向に長
く、かつこれらコイルスプリングの中の3個は、大きな
直径のピッチサークル上に配置され、かつスペーサー
(3)に近接している。しかし、これらのスプリングを、
2個のみとすることもある。また、各くぼみ(70)の円周
方向の長さは、装置全体の使用場所又は用途に応じて定
められる。特に、接触面の近くの空間によって定められ
る。
【0073】図面で示した実施例によると、利用しうる
内部空間が大きくなり、従って、粘性ダンパーの寸法を
大きくすることができる。
【0074】粘性ダンパーは、4個の歯(55)(57)のみを
有するものとしてもよい。粘性ダンパーは、空洞(54)の
間に液体を流すことにより、効力を発揮するようにし、
特に、自動車の発車時及び停止時直後に、エンジンのゆ
っくりとした走行モードより下の共鳴振動が通過するよ
うにするのがよい。
【0075】本発明は、もちろん、前述し、かつ図で示
した実施例に限定されたものではない。特に、停止エレ
メント(66)を、フランス国特許公報FR2 660 038A号明細
書で記載されているように、放射板(2)及び(5)にリベ
ット止めしたブロックと置き換えることも可能である。
また、サブアッセンブルされた各部材(60)(61)(63)(64)
を省いて、停止エレメント(66)を、庄宿されたエレメン
トに置き換えることもできる。グリースを使用しなくて
もよい。
【0076】スペーサー(3)を、例えば、リベット止め
により放射板(2)及び(5)に取り付けることも可能であ
る。粘性ダンパー自体を、省略することもできる。末端
部分(71)又は付加的スプリング(72)として例示した弾力
エレメントを、コイルスプリング(20)又は(120)の両端
ではなく、その円周方向の一端にのみ連結してもよい。
【0077】アメリカ合衆国特許5 105 681号明細書に
記述されているように、挿入物を、アーム(66)(又は別
の例としてのブロック)と、弾性体(71)又は(72)の間に
設けてもよい。ダンパー板のアーム(13)に、この挿入物
と共同作動するスロットを設けたり、あるいは、スロッ
トと協動するフィンガーを設けてもよい。
【0078】全ての場合において、フィンガー又はブロ
ックは、弾力材料の中空ブロック状とし、弾性エレメン
ト(例えば(71)又は(72))のスペーサー(3)との接触を
防ぎ、かつ挿入物が、スペーサー(3)と接触することな
く、旋回するようにするのがよい。
【0079】放射板(2)又は(5)の1つは、特に、コイ
ルスプリング(20)又は(120)の様な弾力体が反応板(11)
の外に位置する場合、径方向の寸法が小さなものとする
ことがある。このような放射板は、コイルスプリング(2
0)の形に従った半貝がら形のものとなる。
【0080】最後に、図2の実施例において、コイルス
プリング(20)の末端部分(71)を、その主要部分のピッチ
と同じピッチとすることもある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の線1−1に沿う断面図で、本発明に基づ
くトーションダンパーの一部分を示している。
【図2】図1の線2−2に沿う断面図である。
【図3】図2と同様の断面図であるが、本発明の別の実
施例を示すものである。
【図4】図2と同様の断面図であるが、本発明の別の実
施例を示すものである。
【図5】図2と同様の断面図であるが、本発明の別の実
施例を示すものである。
【符号の説明】
(1)(10)回転体 (2)(5)環
状放射板 (3)環状スペーサー (4)歯 (5)放射板 (6)びょう (7)ハブ (8)(8')通
孔 (8")ねじ孔 (9)ウェブ
(第1部分) (11)反応板 (12)ダンパ
ー板 (13)放射状アーム (14)フィン
ガー (15)フランク (20)弾性体
(コイルスプリング) (30)ベアリング (31)補助リ
ング (33)弾性パッド (40)空間 (41)シール (50)粘性ダ
ンパー (51)おおい板(第2部分) (52)ハブ
(第2部分) (53)止めねじ (54)空洞 (55)歯(第1部分) (56)パッド (57)歯 (58)ねじ孔 (60)リング (61)突起 (63)弾性パッド (64)スペー
サー (65)停止エレメント (66)アーム (69)止めねじ (70)くぼみ (71)(72)弾性エレメント (73)パッド (74)付加的スプリング (80)中間片 (81)カラー部分 (82)栓 (120)弾性体(コイルスプリング)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共軸をなす回転体の一方、すなわち第2
    回転体が、第1回転体の2個の環状放射板(2)(5)間に
    位置する環状ダンパー板(12)を備え、前記放射板が、弾
    性体(20)(120)をとりまく環状スペーサー(3)により結
    合され、かつ弾性体(20)(120)上で作用する放射状に突
    出したアーム(13)をダンパー板(12)が備え、前記放射板
    が、停止エレメント(66)に連結されて、停止エレメント
    (66)と共に回転するようになっており、(クリアランス
    がとられた後にのみ)、停止エレメント(66)が、第1回
    転体の一部分であり、かつ弾性体(20)(120)の円周方向
    の末端と係合するようになっており、かつ弾性体より円
    周方向に延びる弾性エレメント(71)(72)と、各弾性体(2
    0)(120)の円周方向の末端が係合するようになってお
    り、弾性体(20)(120)を構成するエレメントの1個と環
    状スペーサー(3)に取付けられた放射状変位手段(70)(7
    3)が、弾性エレメント(71)(72)の放射状変位を可能にす
    るようになっており、それにより、弾性エレメントとス
    ペーサー間の摩擦を減らして、回転体間に配置された円
    周方向に作動する弾性体(20)(120)の動きに対し、相互
    に回転するようになっている2個の回転体(1)(10)を備
    えてなる特に自動車に適するトーションダンパー。
  2. 【請求項2】 放射状変位手段が、弾性エレメント(71)
    (72)の箇所で、環状スペーサー(3)の内周に位置する複
    数のくぼみ(70)を備えることを特徴とする請求項1記載
    のトーションダンパー。
  3. 【請求項3】 放射状変位手段が、各弾性体(20)(120)
    により円周方向の末端で支えられた複数のパット(73)を
    備え、スペーサー(3)の円周と接触するようになってい
    ることを特徴とする請求項1記載のトーションダンパ
    ー。
  4. 【請求項4】 弾性体(20)が、複数のコイルスプリング
    からなり、各弾性エレメント(71)が、隣接ターン間に異
    なるピッチを持つスプリングの部分(71)であって、その
    スプリングの円周方向の延長部からなっていることを特
    徴とする請求項1記載のトーションダンパー。
  5. 【請求項5】 弾性体(120)が、主要コイルスプリング
    からなり、各弾性エレメントが、付加的なコイルスプリ
    ング(72)を備えていることを特徴とする請求項1記載の
    トーションダンパー。
  6. 【請求項6】 各付加的スプリング(72)が、それぞれの
    停止エレメント(66)と、対応する主要スプリング(120)
    及び付加的スプリング(72)間に、円周方向に配置された
    中間片(80)との間に、円周方向に配置されていることを
    特徴とする請求項5記載のトーションダンパー。
  7. 【請求項7】 各中間片(80)が、その上にあるスプリン
    グの円周方向の末端に当接するカラー部分(81)を備え、
    2個の栓(82)が、それぞれカラー部分の各側に設けら
    れ、その各栓は、先細の末端を持ち、対応するスプリン
    グ(73)(120)を貫通していることを特徴とする請求項6
    記載のトーションダンパー。
  8. 【請求項8】 ダンパー板(12)の各アーム(13)が、対応
    する弾性エレメントを中心へ案内するフィンガー(14)を
    備えていることを特徴とする請求項1記載のトーション
    ダンパー。
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