JPH05177769A - 被覆パーティクルボード及びその製造法 - Google Patents

被覆パーティクルボード及びその製造法

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JPH05177769A
JPH05177769A JP33588091A JP33588091A JPH05177769A JP H05177769 A JPH05177769 A JP H05177769A JP 33588091 A JP33588091 A JP 33588091A JP 33588091 A JP33588091 A JP 33588091A JP H05177769 A JPH05177769 A JP H05177769A
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JP
Japan
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particle board
film
plastic film
softening temperature
plastic
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JP33588091A
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Tetsuya Hotta
鉄也 堀田
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Kureha Plastics Co Ltd
Original Assignee
Kureha Plastics Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Dry Formation Of Fiberboard And The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐湿性、耐水性の大きいパーティクルボード
およびその製造法を提唱すること。 【構成】 軟化温度の異なる複数のプラスチックスフイ
ルムを使用し、軟化温度の低い側のプラスチックスフイ
ルムを内側としてパーティクルボードを減圧下に包装、
密封、封緘して熱処理し、内側のプラスチックフイルム
を軟化または溶融することによりプラスチックスフイル
ムをパーティクルボードに強固に接着させた被覆パーテ
ィクルボード及びその製造法。 【効果】 耐湿性、耐水性の極めて良好なパーティクル
ボードを容易、安価に得たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家具、建材その他各種
の用途を有する吸湿性の大きいパーティクルボードをプ
ラスチックスフイルムを用いてこれと密着、被覆するこ
とによりパーティクルボードの吸湿、吸水性を低減せし
め、耐湿、耐水性を向上した、寸法変化の少ないパーテ
ィクルボード及びその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パーティクルボードは吸湿、吸水
性が大きいという欠点を有する。この欠点の低減を目的
としてパーティクルボード製造時に用いるバインダーを
尿素樹脂から尿素・メラミン樹脂、フェノール樹脂等へ
の変更をして改良されてきたが、コストが上昇するにも
かかわらずその吸湿、吸水防止効果は充分ではなかっ
た。また、樹脂塗装またはラテックス塗装も考慮された
が、基材ボードが多孔質なために吸い込みが多く、完全
な皮膜をつくるためには大量または多層の重ね塗りが必
要で、製造、コスト両面での不利を免れなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の従来の
欠点を除去し、製造、コスト両面で有利に充分な吸湿、
吸水防止効果を有して耐湿性、耐水性の良好なパーティ
クルボードおよびその製造法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は 1. 軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラスチッ
クスよりなる多層フイルムの軟化温度の低い側、または
軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラスチックフイ
ルムを重ね合わせたものの軟化温度の低い方のフイルム
を内側にして、パーティクルボードの外面に密着、被覆
してなることを特徴とするプラスチックスフイルム被覆
パーティクルボード、 2.軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラスチック
スよりなる多層フイルムの軟化温度の低い側、または軟
化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラスチックフイル
ムを重ね合わせたものの軟化温度の低い方のフイルムを
内側にして、パーティクルボードを減圧下に包装、脱気
封緘し、その際またはその後、内側のパーティクルボー
ドに接するフイルム層またはフイルムを加熱、好ましく
は急速加熱することによりパーティクルボードに接する
フイルム層またはフイルムを軟化または溶融させて該パ
ーティクルボードの外面に密着、被覆してなることを特
徴とするプラスチックスフイルム被覆パーティクルボー
ドの製造法、である。
【0005】本発明において使用することのできる熱可
塑性プラスチックスフイルムとしては、例えばポリエチ
レン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデ
ン−塩化ビニル共重合体、ポリフッ化ビニル、ポリフッ
化ビニリデン、ポリテトラフロロエチレン、ポリビニル
アセタール、ポリビニルアルコール、ポリアクリルエス
テル、ポリメタクリルエステル、ポリカーボネート、ポ
リフェニレンオキサイド、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリアミド、ポリイミド、ポリエステル、その他が
あり、これらを必要に応じ適宜の異なった軟化温度を有
する同種または異種の熱可塑性プラスチックフイルムを
複数組合わせて多層フイルムとし、または重ね合わせて
使用することができる。
【0006】次に、本発明において使用することのでき
る複数の熱可塑性プラスチックスの軟化温度は1℃以上
の差があれば良いが、好ましくは5℃〜程度以上の差の
あるプラスチックスの使用が好ましい。ここで軟化温度
はJIS−K7206に示されたビカット軟化温度試験
方法をを使用して測定するものである。
【0007】本発明で使用することのできるパーティク
ルボードとしては小粉砕木片を各種硬化性樹脂で固めた
もので、極めて吸湿性、吸水性が高く、且、多孔質であ
るが、例えばJISA5908で規定された材料を使用
することが好ましいものである。
【0008】本発明プラスチックスフイルム被覆パーテ
ィクルボード及びその製造法において使用する第1の方
法は、軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラスチッ
クスよりなる多層フイルムの軟化温度の低い側を内側に
して、パーティクルボードを収容し、減圧脱気包装し、
減圧状態でパーティクルボードを密封、封緘、好ましく
は熱封緘したのち、内側のプラスチックの軟化温度に該
当する温度で加熱することによりメルトホールをおこす
ことなく接着を行なう。
【0009】次に第2の方法は、軟化温度の異なる2種
以上の熱可塑性プラスチックフイルムを単に重ね合わせ
て、軟化温度の低い方のフイルムをパーティクルボード
に接する内側にしてパーティクルボードを減圧脱気包装
し、減圧状態でパーティクルボードを密封、封緘、好ま
しくは熱封緘したのち内側のプラスチックの軟化温度に
該当する温度で加熱することにより、第1の方法と同様
にメルトホールをおこすことなく、内側のプラスチック
フイルムとパーティクルボード表面とを強固に接着す
る。
【0010】第1の方法は、プラスチックスフイルムが
多層一体となっているため操作が簡単であるが、一般に
は第2の方法より原料フイルムコストが高く、また第2
の方法はその逆となる。
【0011】本発明の減圧操作は少なくとも700mmHg
以下で行なうのが望ましく、更に好ましくは300mmHg
乃至0.01mmHg程度で行なうものである。なお、減
圧、包装、封緘等の手段としては従来公知の手段を採用
することができる。
【0012】前記のようにして得られた減圧密封包装処
理されたパーティクルボード封緘体は、この封緘体の製
造と同時またはその後、これらの封緘体を加熱処理す
る。その手段としてはパーティクルボードの封緘体の周
囲から加熱処理するものであるが好ましくは軟化温度の
異なる2種以上の熱可塑性プラスチックフイルムを急速
に加熱して外側の軟化温度の高い方のフイルムは溶融し
ないが内側の軟化温度の低い方のフイルムを軟化または
溶融すると、熱可塑性プラスチックフイルムはパーティ
クルボードの全表面に密着、被覆することとなり、しか
もメルトホールを生じることもなく、本発明プラスチッ
クスフイルム被覆パーティクルボードが得られる。
【0013】ここで加熱手段としては従来公知の手段が
使用できるが、好ましくは被覆内側プラスチックスフイ
ルムあるいは更にパーティクルボードの表面程度を加熱
すればよいが、パーティクルボード全体は加熱する必要
はない。その理由は、パーティクルボードを構成する木
片は通常かなりの水分を含有しており、パーティクルボ
ード全体の加熱は不要の水分の発生によるプラスチック
スフイルムの密着に障害を与える恐れを生ずるためであ
る。従ってプラスチックスフイルム被覆パーティクルボ
ードの加熱は急速加熱が好ましい。
【0014】本発明を実施するに当たり、複数のプラス
チックスフイルムの間及び/又は内層のプラスチックフ
イルムとパーティクルボードの間には必ずしも接着剤を
使用する必要はないが、希望する場合には適宜、接着剤
を使用することも出来る。
【0015】
【作用】パーティクルボードは前述のように吸湿、吸水
性が極めて大きく、吸湿、吸水の結果、急速にその強度
を低下したり、変形を生じたりする。これを防止する為
に塗装用の塗料溶液、殊に水性のラテックスを塗装した
場合、大量の溶液が多孔質のパーティクルボードの空孔
中に侵入し、完全な防水塗膜を得ることは困難である。
【0016】ここで、通常の単層1枚のプラスチックフ
イルムを使用してパーティクルボードを包装し、減圧包
装してもプラスチックフイルムがパーティクルボード表
面に密着しないので、使用中に簡単に破損して剥れ、実
用的な防水、防湿を期待することは出来ない。この際、
単層のプラスチックフイルムを使用してパーティクルボ
ードを減圧下に包装し、この包装体を加熱すると、プラ
スチックフイルムが軟化または溶融するにつれてフイル
ムの強力がパーティクルボードの空孔の内外の圧力差に
抗しきれず、メルトホールと称する溶融孔が出来て空気
が空孔内に侵入し、ひいてはパーティクルボード表面全
体の減圧密着性が瞬時に失われ、接着を遂行することが
不可能となるものである。
【0017】次にプラスチックスフイルムを、多孔性の
凹凸表面を有し、且、プラスチックスフイルムとは材質
的に接着性の悪い木片よりなるパーティクルボード表面
に強固に接着するために、接着剤を用いることが考えら
れるが高価となり、また、水分を含んだ木片とプラスチ
ックスを接着することは、技術的にも必ずしも容易でな
く、パーティクルボードの用途から見てその耐久性に問
題がある。
【0018】本発明は、軟化温度の異なる2種以上の熱
可塑性プラスチックスよりなる多層フイルムの軟化温度
の低い側、または軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性
プラスチックフイルムを重ね合わせたものの軟化温度の
低い方のフイルムを内側にして、多孔質で多数の空孔に
より表面に凹凸を生じているパーティクルボードを減圧
下に包装、封緘し、その際またはその後、内側のパーテ
ィクルボードに接するフイルム層またはフイルムをその
軟化温度に相当する温度に加熱することによりこの内側
のフイルム層またはフイルムを軟化または溶融させ、そ
の結果、プラスチックスフイルムを大気圧とパーティク
ルボードの減圧とされた圧力の差圧で、表面凹凸や空孔
の形状に沿って密着させた後にそのままの状態で放冷あ
るいは冷却することによりパーティクルボードに接着さ
せるもので、パーティクルボードの空孔あるいは表面の
凹凸に沿ってプラスチックスフイルムが陥没接着し、い
わゆるアンカー効果によって強固な接着が得られるので
ある。
【0019】更に、本発明プラスチックスフイルム被覆
パーティクルボードを熱処理した結果プラスチックスフ
イルムは空孔または凹凸を有するパーティクルボードに
密着し、しかも外面のプラスチックフイルムは溶融して
いないのでメルトホールのような溶融孔を生ずる恐れも
なく、プラスチックスフイルムの密着が害されることも
ない。
【0020】
【実施例1】ナイロン20ミクロン、ポリエチレン40
ミクロン厚の多層フイルムのポリエチレン面を熱シール
して、三方シール袋を作る。袋の寸法は幅980mm、長
さ1,900mmとする。幅910mm、長さ1,820m
m、厚さ15mm,見掛比重0.7のパーティクルボード
(JISA5908・素地Uタイブ普通パーティクルボ
ード)を前記三方シール袋に収納し、袋の開口部より真
空ポンプを用いて袋内を5mmHgまで減圧とした後、袋の
開口部を熱シールして袋を構成するプラスチックスフイ
ルムがパーティクルボード面に付着した状態を得た。
【0021】このプラスチックスフイルムの付着したパ
ーティクルボードの両面および4ケの側面を1.6 ワット
/cm2 のエネルギーを放射する遠赤外線ヒーターを用い
てパーティクルボード面から30mmの距離から遠赤外線
を70秒間照射してプラスチックスフイルム内側のポリ
エチレン層を加熱軟化させた。遠赤外線照射、放冷後の
パーティクルボードは使用した多層プラスチックスフイ
ルムが全面に強固に密着ないし溶着したものであった。
【0022】この多層プラスチックスフイルム熱溶着パ
ーティクルボードの40℃、95%RHの状態に、48時
間放置後の吸湿率は0.3%であり、素地のパーティク
ルボードの吸湿率6.3%に比べ著しい防湿性の改善が
得られ、また、20℃水浸24時間後の厚さ膨張率は0
%と優れており、対照の素地パーティクルボードの膨張
率は6.9%であった。
【0023】
【実施例2】巾910mm 、長さ1,820mm,厚さ15mmの素地U
タイプのパーティクルボードの両面に厚さ20ミクロン
の低密度ポリエチレンフイルムを重ね、さらにその上に
厚さ20ミクロンのオリエンテッドポリプロピレンフイ
ルム(以下「OPPフイルム」と称する。)を重ね、パ
ーティクルボードの3辺のやや外側を上記4層のフイル
ムを熱シールした。シールした袋状フイルムの開口部よ
り真空ポンプを用いて袋内を1mmHgの減圧としたのち開
口部を密封した。密封した前記パーティクルボードの両
面および側面を4.8ワット/cm2 のエネルギーを放射
する遠赤外線ヒーターを用い、ボード面から30mmの距
離から遠赤外線を30秒間照射して、パーティクルボー
ドに接する低密度ポリエチレンフイルムを溶融させた。
【0024】照射、放冷後の被覆パーティクルボードは
低密度ポリエチレンフイルム層が強固に溶着したもので
あり、四周のポリエチレンフイルム及びOPPフイルム
の剰余のプラスチックスフイルムを熱風噴射溶断除去し
た後、四周側面の耳部を熱プレスしてシール部に付着さ
せた。得られたプラスチックスフイルム接着被覆Uタイ
プパーティクルボードの20℃水浸24時間後の吸水率
は0.2%であり、厚さ膨張率は0%で対照Uタイプパ
ーティクルボードのそれぞれ28.5%、8.1%に比
し効果が明らかであった。前記の生成プラスチックスフ
イルム接着被覆パーティクルボードは、そのまま建材用
に好適に使用することができた。
【0025】
【発明の効果】本発明プラスチックスフイルム被覆パー
ティクルボードは、従来のパーティクルボードに比して
飛躍的に耐湿、耐水性が改善されて良好となったもので
あるので、従来の建築材料、家具材料その他などとして
の用途に使用するに際し、長期間の安全使用が可能とな
り、殊に床下、戸外などの耐湿、耐水性を要求される部
所の資材として好適なものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年2月10日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】本発明プラスチックスフイルム被覆パーテ
ィクルボード及びその製造法において使用する第1の方
法は、軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラスチッ
クスよりなる多層フイルムの軟化温度の低い側を内側に
して、パーティクルボードを収容し、減圧脱気包装し、
減圧状態でパーティクルボードを密封、包装、好ましく
は熱封緘したのち、内側のプラスチックの軟化温度以上
の温度で加熱することによりメルトホールをおこすこと
なく接着を行う。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】次に第2の方法は、軟化温度の異なる2種
以上の熱可塑性プラスチックフイルムを単に重ね合わせ
て、軟化温度の低い方のフイルムをパーティクルボード
に接する内側にしてパーティクルボードを減圧脱気包装
し、減圧状態でパーティクルボードを密封、封緘、好ま
しくは熱封緘したのち内側のプラスチックの軟化温度以
上の温度で加熱することにより、第1の方法と同様にメ
ルトホールをおこすことなく、内側のプラスチックフイ
ルムとパーティクルボード表面とを強固に接着する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】本発明は、軟化温度の異なる2種以上の熱
可塑性プラスチックスよりなる多層フイルムの軟化温度
の低い側、または軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性
プラスチックフイルムを重ね合わせたものの軟化温度の
低い方のフイルムを内側にして、多孔質で多数の空孔に
より表面に凹凸を生じているパーティクルボードを減圧
下に包装、封緘し、その際またはその後、内側のパーテ
ィクルボードに接するフイルム層またはフイルムをその
軟化温度以上の温度に加熱することによりこの内側のフ
イルム層またはフイルムを軟化または溶融させ、その結
果、プラスチックスフイルムを大気圧とパーティクルボ
ードの減圧とされた圧力の差圧で、表面凹凸や空孔の形
状に沿って密着させた後にそのままの状態で放冷あるい
は冷却することによりパーティクルボードに密着させる
もので、パーティクルボードの空孔あるいは表面の凹凸
に沿ってプラスチックスフイルムが陥没接着し、いわゆ
るアンカー効果によって強固な接着が得られるのであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B32B 31/20 7141−4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プ
    ラスチックスよりなる多層フイルムの軟化温度の低い
    側、または軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラス
    チックフイルムを重ね合わせたものの軟化温度の低い方
    のフイルムを内側にして、パーティクルボードの外面に
    密着、被覆してなることを特徴とするプラスチックスフ
    イルム被覆パーティクルボード。
  2. 【請求項2】 軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プ
    ラスチックスよりなる多層フイルムの軟化温度の低い
    側、または軟化温度の異なる2種以上の熱可塑性プラス
    チックフイルムを重ね合わせたものの軟化温度の低い方
    のフイルムを内側にして、パーティクルボードを減圧下
    に包装、封緘し、その際またはその後、内側のパーティ
    クルボードに接するフイルム層またはフイルムを加熱、
    好ましくは急速加熱することによりパーティクルボード
    に接するフイルム層またはフイルムを軟化または溶融さ
    せて該パーティクルボードの外面に密着、被覆してなる
    ことを特徴とするプラスチックスフイルム被覆パーティ
    クルボードの製造法。
JP33588091A 1991-11-27 1991-11-27 被覆パーティクルボード及びその製造法 Pending JPH05177769A (ja)

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