JP3563824B2 - 接着性シート - Google Patents

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、熱シールができない2種類の材質よりなるシートもしくは成型品を乾式の工法による接着法に係わり、特に、成型品に対する異種材質の熱シールに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、熱シールができない2種類の材質よりなる複合成型品は、液状の接着剤を被積層材のいずれかの一方、あるいは双方に塗布し、接着面を圧着して、必要によっては、加熱して、接着剤を硬化して行われていた。
また、両面粘着テープを所望の大きさに切断して、それを挿入して粘着による複合が行われたり、あるいは、熱シールできるプラスチック成型品の複合は、接着部分を圧接して、該プラスチックを熱シールすることにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、液状の接着剤による複合は、接着剤の乾燥又は硬化に時間を要したり、塗布工程において接着部の周辺を接着剤で汚染したり、あるいは、固化不活性化した接着剤が接着面に付着することにより接着むらを生じたり、接着剤そのものが被積層材に含まれる化学物質によって経時的に分解して接着力が劣化したりするという問題点があった。
両面粘着テープによる接着は、テープの接着に熟練を必要とし、テープのロスが多く、また、高温度の場所においては、接着したものが経時的にずれたり、剥離したりするという問題点があった。
熱シールができるプラスチック成型品の複合は、材質的に限定され、特に異種の場合は殆どのものが熱シールできず、機能面からは不必要な部分も高価な同一材料で構成したり、逆に、同一材料で構成するために所望の部分に所望の性能を得ることができないという問題点があった。
【0004】
本発明は、熱シールができない2種類の材質よりなる複合成型品を構成するにあたり、液状の接着剤を用いずに、粘着性のない固体状の材料を介して、熱シールにより接着して、成型品がもつ耐熱温度において接着強度を維持する、接着性シートを提供することをことを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の接着性シートは、異なる2種類の材質のいずれか1種類と熱シールできる2種類のシート層を接着層として、該シート層を、接着剤層、又はプライマー層と接着剤層とを、各々の接着層の中間に設けて積層されたものである。
【0006】
本発明は、図1に示すように、接着層(C)31と他の接着層(D)32とを接着剤層2を設けて積層した接着性シートSである。そして、接着性シートSの接着層(C)31と熱シールできる被積層材(A)11と、接着層(D)32と熱シールできる被積層材(B)12とが、相接するように載置して熱シールして、被積層材(A)11と(B)12とを接着複合するものである。
また、接着性シートSは、接着層(C)31と他の接着層(D)32とを、図3に示すように、いずれか一方にプライマー層22と接着剤層2とを設けて積層したものである。
【0007】
接着性シートSは、被積層材(A)11と熱シールできる材料より選択した接着層(C)31と、被積層材(B)12と熱シールできる材料から選択した接着層(D)との積層は、図2に示すように接着剤層2を設けて積層して形成できる。また、接着剤層2が接着層(C)31又は(D)32と十分な接着強度を得られない場合は、図3に示すようにプライマー層22を一方の接着層あるいは図示はしないが双方の接着層に設けたものの間に接着剤層2を設けて積層して接着性シートSを構成するものである。
【0008】
【作用】
上記のように、本発明は、本質的に熱シールできない被積層材(A)、(B)の各々に熱シールできる接着層(C)、(D)をもつように構成した接着性シートを介在させることにより、被積層材(A)と(B)とを熱シールして接着できる作用を奏する。
【0009】
本発明に使用する接着層を構成できる材料について記載する。
接着層と熱シールする被積層材が、熱可塑性樹脂である場合は、それらと同種又は、熱シール性をもつ熱可塑性樹脂を選択する。
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、ポリ塩化ビニル、ポリビニルブチラール、ポリアミド、ポリエステル、エチレン・酢酸ビニル共重合体部分ケン化物、エチレン・ビニルアルコール共重合体などがある。
【0010】
熱シールする被積層材が金属である場合の接着層は、アイオノマー、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・マレイン酸共重合体、塩化ビニル・酢酸ビニル・マレイン酸共重合体、線状ポリエステル、ポリアミドなどのカルボニル基をもつ樹脂、ポリアミドなどがある。
【0011】
また、接着層となるべきシート層が、積層加工の工程が困難な材料の場合は、図4に示すように、加工が容易な基材シート1の両面に接着層(C)31又は接着層(D)32を構成することができる。
基材シート1は、通常のフィルム状のものから適宜選択することができる。例えば、熱可塑性樹脂であるポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、エチレン・酢酸ビニル共重合体ケン化物、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリスチレン、セルローストリアセテートなどの延伸あるいは未延伸フィルムの他に紙、金属箔などがある。そして、被積層材層と熱シールするための接着層を設ける側は、コロナ放電処理、クロム酸処理などの物理的、化学的処理を施すこともできる。
また、基材シートが1種の被積層材と熱シールできる場合は、熱シールするための接着層は一方の側にのみ形成することもできる。
【0012】
【実施例】
接着性シートSの構成は、図2、3、4及び5図示するものであり、そして、その積層方法には次のものがある。すなわち、
▲1▼ 図2に示すように、接着層(C)31又は(D)32のシート層のいずれかの側に接着剤層2を設けて両シート層をドライラミネーションで接着、積層する。
▲2▼ 図3に示すように、接着層(C)31又は(D)32のシート層のいずれかあるいは図示はしないが双方にプライマー層22を設け、更にいずれかの側に接着剤層2を設けて両シート層をドライラミネーションで接着、積層する。
▲3▼ 図4に示すように、基材シート1の一方の面に接着層(C)31と、他の面に接着層(D)32とを設ける。
この場合の接着層(C)及び(D)は、図示はしないが必要によってはプライマー層22を設け、接着層を溶融コーティングして形成したり、その溶液を塗布乾燥したり、又はその材料から作成したフィルムを接着剤層2を設けて、通常のドライラミネーション法で積層したりする。
▲4▼ 図5に示すように、接着層(C)31、接着樹脂層21、接着層(D)32とを順に構成した3層共押出し成形したり、図示はしないが、接着層(C)と接着層(D)とからなる2層のシートを積層する共押出し成形をする。
【0013】
以下、具体的な実施例を示して更に詳細に説明する。
〔実施例1〕
図2に示すように、接着層(D)32として、片面をコロナ放電処理を施した厚さ70μmの未延伸ポリプロピレンシートのコロナ処理面に、接着剤層2として、ポリエステル・イソシアネート型の接着剤を3g/m(固形分)塗布し、接着層(C)31として厚さ40μmのエチレン・アクリル酸共重合体よりなるシートとをドライラミネーションして接着性シートSを構成した。
次いで、図1に示すように、被積層材(A)11として厚さ50μmのアルミニウム板の一方の面に接着性シートSの接着層(C)31の面を、また、接着層(D)32の面と、被積層材(B)12である厚さ150μmのポリプロピレンシートとを相接して載置して、平板プレスを用いて170℃、5kg/cm、30秒の加熱加圧により、ポリプロピレンとアルミニウム板とからなる積層板を形成した。
この積層板は、各層間の接着も強固なものであり、カーリングもなく、反射板、建築材として加工性もよくアルミニウム単板にかえて使用して支障のないものである。
【0014】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、接着性シートSを用いることにより、異種の材料を乾式状態で、格別の装置もなく、作業性もよく熱シールすることができる。そして、その積層物は、十分の接着強度があるとともにカーリングもない良好なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】被積層材を接着性シートにより積層した状態を示す断面概念図である。
【図2】2層のシートより構成する接着性シートの断面概念図である。
【図3】2層のシートより構成する他の接着性シートの断面概念図である。
【図4】基材シートの面に構成した他の接着性シートの断面概念図である。
【図5】共押出し成形により構成した接着性シートの断面概略図である。
【符号の説明】
1 基材シート
11 被積層材(A)
12 被積層材(B)
2 接着剤層
21 接着樹脂層
22 プライマー層
31 接着層(C)
32 接着層(D)
S 接着性シート

Claims (1)

  1. 異なる2種類の熱シールできる材質からなる層を積層して構成され、かつ、当該異なる2種類の熱シールできる材質からなる層が、熱シールできない2種類の被積層材と各々に熱シールできる材料より選択される層であり、かつ、当該異なる2種類の熱シールできる材質からなる間に、接着剤層、プライマー層と接着剤層、又は接着樹脂層を介して積層してなることを特徴とする熱シールができない2種類の材質よりなるシートまたは複合成型品を構成するにあたり、乾式の工法で、粘着性のない固体状の材料を介して、熱シールにより接着して積層するための接着性シート。
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