JPH038430Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH038430Y2 JPH038430Y2 JP1981137189U JP13718981U JPH038430Y2 JP H038430 Y2 JPH038430 Y2 JP H038430Y2 JP 1981137189 U JP1981137189 U JP 1981137189U JP 13718981 U JP13718981 U JP 13718981U JP H038430 Y2 JPH038430 Y2 JP H038430Y2
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- Japan
- Prior art keywords
- melting point
- resin layer
- sheet
- opening
- point resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Packages (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は易開封性包装体に関するものであり、
更に詳しくは、少なくとも低融点樹脂層と高融点
樹脂層とからなり、低融点樹脂層が容易に開封可
能な熱融着温度を有する熱可塑性共押出樹脂フイ
ルムまたはシートにより、プラスチツクス製、ガ
ラス製、金属製などの成型容器の容器口を熱融着
密封された包装体の熱融着部分の外回りの少なく
とも一部に開封用非熱融着部（開封端）を設けた
易開封性包装体に関するものである。
更に詳しくは、少なくとも低融点樹脂層と高融点
樹脂層とからなり、低融点樹脂層が容易に開封可
能な熱融着温度を有する熱可塑性共押出樹脂フイ
ルムまたはシートにより、プラスチツクス製、ガ
ラス製、金属製などの成型容器の容器口を熱融着
密封された包装体の熱融着部分の外回りの少なく
とも一部に開封用非熱融着部（開封端）を設けた
易開封性包装体に関するものである。
包装体の熱融着部分の外回りの少なくとも一部
に開封用非熱融着部分（開封端）を設けることに
よつて開封を容易にしようと試みたが、包装体の
熱融着強度が熱可塑性樹脂フイルムまたはシート
の破断強度よりも強い場合には、設けられた開封
端からの開封のために加えられた力によりフイル
ムまたはシートが熱融着部分を完全に剥離開封す
ることなく破断するという問題があつた。この問
題を解決するために本考案においては熱融着部の
フイルムまたはシートの破断強度と熱融着強度と
の間に顕著な強度差を設けることによつてフイル
ムまたはシートの破断なしに容易に開封可能であ
り、かつ流通過程において包装体が破損すること
がない包装体を完成した。
に開封用非熱融着部分（開封端）を設けることに
よつて開封を容易にしようと試みたが、包装体の
熱融着強度が熱可塑性樹脂フイルムまたはシート
の破断強度よりも強い場合には、設けられた開封
端からの開封のために加えられた力によりフイル
ムまたはシートが熱融着部分を完全に剥離開封す
ることなく破断するという問題があつた。この問
題を解決するために本考案においては熱融着部の
フイルムまたはシートの破断強度と熱融着強度と
の間に顕著な強度差を設けることによつてフイル
ムまたはシートの破断なしに容易に開封可能であ
り、かつ流通過程において包装体が破損すること
がない包装体を完成した。
この目的に使用可能な熱融着性樹脂フイルムま
たはシートとしては、低融点樹脂層と高融点樹脂
層とからなる熱可塑性共押出樹脂フイルムまたは
シートで低融点樹脂層側同志の熱融着強度が100
〜300ｇ／15mmの範囲の熱可塑性共押出樹脂フイ
ルムまたはシート、たとえばポリプロピレン／特
殊ポリプロピレン，ポリプロピレン／オレフイン
類，ポリプロピレン／アイオノマー，高密度ポリ
エチレン／オレフイン類，高密度ポリエチレン／
アイオノマー，低中密度ポリエチレン／オレフイ
ン類，低中密度ポリエチレン／アイオノマー，二
軸延伸ポリプロピレン／オレフイン類，二軸延伸
ポリエステル／特殊ポリエステル等の熱可塑性共
押出樹脂フイルムまたはシートが適当である。こ
れらの熱可塑性共押出樹脂フイルムまたはシート
は単独で使用してもよく、または他の基材たとえ
ば二軸延伸ポリプロピレン，二軸延伸ポリエステ
ル，二軸延伸ポリスチレン，二軸延伸ナイロンフ
イルム等の熱可塑性樹脂フイルム，紙，アルミ箔
等のフイルムないしシート状物と押出ラミネート
法，ドライラミネート法，無溶剤ラミネート法な
ど常法により前記熱可塑性共押出樹脂フイルムま
たはシートの高融点樹脂層側にラミネートとして
使用することもできる。
たはシートとしては、低融点樹脂層と高融点樹脂
層とからなる熱可塑性共押出樹脂フイルムまたは
シートで低融点樹脂層側同志の熱融着強度が100
〜300ｇ／15mmの範囲の熱可塑性共押出樹脂フイ
ルムまたはシート、たとえばポリプロピレン／特
殊ポリプロピレン，ポリプロピレン／オレフイン
類，ポリプロピレン／アイオノマー，高密度ポリ
エチレン／オレフイン類，高密度ポリエチレン／
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ポリエステル／特殊ポリエステル等の熱可塑性共
押出樹脂フイルムまたはシートが適当である。こ
れらの熱可塑性共押出樹脂フイルムまたはシート
は単独で使用してもよく、または他の基材たとえ
ば二軸延伸ポリプロピレン，二軸延伸ポリエステ
ル，二軸延伸ポリスチレン，二軸延伸ナイロンフ
イルム等の熱可塑性樹脂フイルム，紙，アルミ箔
等のフイルムないしシート状物と押出ラミネート
法，ドライラミネート法，無溶剤ラミネート法な
ど常法により前記熱可塑性共押出樹脂フイルムま
たはシートの高融点樹脂層側にラミネートとして
使用することもできる。
以下、図面を用いて本考案の易開封性包装体を
説明する。
説明する。
第１図は本考案の易開封性包装体に用いる熱可
塑性共押出樹脂フイルムまたはシートの断面図、
第２図は本考案の易開封性包装体に用いる熱可塑
性共押出樹脂フイルムまたはシートの他の実施態
様例を示す断面図、第３図は本考案の易開封性包
装体の一部欠損平面図および立面図である。
塑性共押出樹脂フイルムまたはシートの断面図、
第２図は本考案の易開封性包装体に用いる熱可塑
性共押出樹脂フイルムまたはシートの他の実施態
様例を示す断面図、第３図は本考案の易開封性包
装体の一部欠損平面図および立面図である。
第１図において、１は前記の熱可塑性共押出樹
脂フイルムまたはシートであり、高融点樹脂層１
２と易熱融着密封性の低融点樹脂層１１とからな
つている。第２図においては、熱可塑性共押出樹
脂フイルムまたはシート１の高融点樹脂層１２面
上に接着剤３を介して、基材５が積層されてい
て、適宜印刷４が施されている。第３図は、プラ
スチツクス製，ガラス製，金属製などの成型容器
２の容器口に前記第１図の熱可塑性共押出樹脂フ
イルムまたはシート１の低融点樹脂層１１側を重
ね、熱融着密封した本考案の易開封性包装体であ
つて、７は熱融着密封部分６の外回りに設けられ
た開封用非融着部（開封端）である。開封用非融
着部（開封端）７の大きさは包装体の大きさ形状
などにより一定しないが、たとえば第３図に示す
包装体の場合には３mm平方もあれば充分である。
脂フイルムまたはシートであり、高融点樹脂層１
２と易熱融着密封性の低融点樹脂層１１とからな
つている。第２図においては、熱可塑性共押出樹
脂フイルムまたはシート１の高融点樹脂層１２面
上に接着剤３を介して、基材５が積層されてい
て、適宜印刷４が施されている。第３図は、プラ
スチツクス製，ガラス製，金属製などの成型容器
２の容器口に前記第１図の熱可塑性共押出樹脂フ
イルムまたはシート１の低融点樹脂層１１側を重
ね、熱融着密封した本考案の易開封性包装体であ
つて、７は熱融着密封部分６の外回りに設けられ
た開封用非融着部（開封端）である。開封用非融
着部（開封端）７の大きさは包装体の大きさ形状
などにより一定しないが、たとえば第３図に示す
包装体の場合には３mm平方もあれば充分である。
すなわち本考案では、従来開封が困難であつた
熱可塑性樹脂フイルムまたはシートにより熱融着
密封された包装体の開封を、熱融着されていない
開封を容易にする開封端を設けかつ確実な熱融着
密封部分の開封のために熱融着強度が熱融着密封
部分のフイルムまたはシートの破断強度に対して
顕著な差のある熱可塑性共押出樹脂フイルムまた
はシートの熱融着強度が小さい低融点樹脂層面で
容器に熱融着密封することにより、開封性を顕著
に改善することができたのであり、極めて実用性
の高い考案である。
熱可塑性樹脂フイルムまたはシートにより熱融着
密封された包装体の開封を、熱融着されていない
開封を容易にする開封端を設けかつ確実な熱融着
密封部分の開封のために熱融着強度が熱融着密封
部分のフイルムまたはシートの破断強度に対して
顕著な差のある熱可塑性共押出樹脂フイルムまた
はシートの熱融着強度が小さい低融点樹脂層面で
容器に熱融着密封することにより、開封性を顕著
に改善することができたのであり、極めて実用性
の高い考案である。
第１図は本考案の易開封性包装体に用いる熱可
塑性共押出樹脂フイルムまたはシートの断面図、
第２図は本考案の易開封性包装体に用いる熱可塑
性共押出樹脂フイルムまたはシートの他の実施態
様例を示す断面図、第３図は本考案の易開封性包
装体の一部欠損平面図および立面図である。 図面の主要符号、１：熱可塑性共押出樹脂フイ
ルムまたはシート、１１：低融点樹脂層、１２：
高融点樹脂層、２：容器、６：熱融着密封部分、
７：開封用非融着部（開封端）。
塑性共押出樹脂フイルムまたはシートの断面図、
第２図は本考案の易開封性包装体に用いる熱可塑
性共押出樹脂フイルムまたはシートの他の実施態
様例を示す断面図、第３図は本考案の易開封性包
装体の一部欠損平面図および立面図である。 図面の主要符号、１：熱可塑性共押出樹脂フイ
ルムまたはシート、１１：低融点樹脂層、１２：
高融点樹脂層、２：容器、６：熱融着密封部分、
７：開封用非融着部（開封端）。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 少なくとも低融点樹脂層１１と高融点樹脂層
１２とからなり、低融点樹脂層１１が容易に開
封可能な熱融着強度を有する熱可塑性共押出樹
脂フイルム１またはシート１により、プラスチ
ツクス製またはガラス製または金属製の成型容
器２の容器口を熱融着密封された包装体の熱融
着密封部分６の外回りの少なくとも一部に開封
用非熱融着部（開封端）７を設けたことを特徴
とする易開封性包装体。 (2) 熱可塑性共押出樹脂フイルム１またはシート
１の低融点樹脂層１１の厚さが１〜10μで、か
つ低融点樹脂層１１側同志における熱融着強度
が100〜300ｇ／15mmである実用新案登録請求の
範囲第１項記載の易開封性包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13718981U JPS5842037U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 易開封性包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13718981U JPS5842037U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 易開封性包装体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5842037U JPS5842037U (ja) | 1983-03-19 |
| JPH038430Y2 true JPH038430Y2 (ja) | 1991-03-01 |
Family
ID=29930480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13718981U Granted JPS5842037U (ja) | 1981-09-16 | 1981-09-16 | 易開封性包装体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842037U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1987005860A1 (en) * | 1986-04-02 | 1987-10-08 | Showa Denko Kabushiki Kaisha | Water-absorbent composite and process for its preparation |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4970792A (ja) * | 1972-11-10 | 1974-07-09 | ||
| JPS5519522A (en) * | 1978-07-29 | 1980-02-12 | Yoshizaki Kozo | Transparent hermetic seal packing body that have excellent longitudinal tear property |
-
1981
- 1981-09-16 JP JP13718981U patent/JPS5842037U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4970792A (ja) * | 1972-11-10 | 1974-07-09 | ||
| JPS5519522A (en) * | 1978-07-29 | 1980-02-12 | Yoshizaki Kozo | Transparent hermetic seal packing body that have excellent longitudinal tear property |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5842037U (ja) | 1983-03-19 |
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