JPS6028588Y2 - 多層ラミネ−トチユ−ブ - Google Patents

多層ラミネ−トチユ−ブ

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Publication number
JPS6028588Y2
JPS6028588Y2 JP16880181U JP16880181U JPS6028588Y2 JP S6028588 Y2 JPS6028588 Y2 JP S6028588Y2 JP 16880181 U JP16880181 U JP 16880181U JP 16880181 U JP16880181 U JP 16880181U JP S6028588 Y2 JPS6028588 Y2 JP S6028588Y2
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JP
Japan
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multilayer laminate
laminate tube
paper
tube
layer
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Expired
Application number
JP16880181U
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JPS5874525U (ja
Inventor
昭一 久保
Original Assignee
大日本印刷株式会社
ライオン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、多層ラミネートチューブの底部端面の保護に
関するものである。
従来、多層ラミネートチューブの底部シールは、常温加
熱、熱加熱、超音波加熱、高周波誘導加熱法等により底
部を加熱してシールを施こしている。
しかしながら、このような多層ラミネートチューブでは
、長時間、高温度の場所に放置しておく等の場合には、
多層ラミネートチューブの底部端面の熱可塑性樹脂層以
外の紙層、アルミ箔層等は、変質もしくは腐敗し、多層
ラミネートチューブの底部端面の破壊が起こるという欠
点があった。
本考案は、上記のような欠点に鑑み、その欠点を除去す
るものであり、多層ラミネートチューブの底部シール部
の端面保護を完全に施した多層ラミネートチューブを提
供するものである。
以下に本考案について図面を用いて詳述する。
第1図は、本考案の多層ラミネートチューブに使用する
多層ラミネートシートの層構成の一例を示す断面図であ
り、図中1,3および5はポリエチレン等の熱可塑性樹
脂層であり、4は紙層、2はアルミ箔層である。
尚、上記の例においては、5層の多層ラミネートシート
を用いたが、層の数及び層構成は上記に限定されるもの
ではなく、適宜の層構成が考えられる。
第2図は、本考案を実施することにより得られた多層ラ
ミネートチューブの底部の構威を示す拡大断面図であり
、6は多層ラミネートシート中の熱可塑性樹脂層2,3
および5を加熱により溶融せしめ、該多層ラミネートチ
ューブの底部端面に露出している紙層4、アルミ箔層2
等の表面を被覆せしめたる熱可塑性樹脂層である。
本考案では、第1図に示した多層ラミネートシートを用
い、これを筒状にして多層ラミネートチューブを構威し
、該多層ラミネートチューブの底部を加熱シールする際
に、シート中の熱可塑性樹脂層1. 3.5を溶融せし
め、溶融せしめた熱可塑性樹脂により、多層ラミネート
チューブの底部に露出している紙層4、アルミ箔層2等
の底部端面を被覆するものである。
尚、本考案において、底部加熱シールを行なう際、適宜
なる圧力を加えることが好ましく、また、使用する多層
ラミネートシートの熱可塑性樹脂層の厚さも適宜変える
ことが好ましい。
尚、本考案における多層ラミネートシートを構威する熱
可塑性樹脂とは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ
塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、エチ
レン−アクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸共
重合体、エチレン−Mビニル共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体ケン化物、エチレン−αオレフイン共重
合体エラストマー、スチレン−ブタジェン−アクリロニ
トリル共重合体、エチレン−アクリロニトリル共重合体
、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリスルホン、ポリ
アセタール、ポリメチルメタクリレート、ポリフェニレ
ンオキシド、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレー
ト等である。
次に実施例をあげて本考案を更に具体的に説明する。
実施例 3 第1図、第2図を参照として説明する。
多層ラミネートシートとして、その熱可塑性樹脂層1,
3.5としてポリエチレンを使用しその他アルミ箔2、
紙4を用いた。
この多層ラミネートシートを筒状にし、背シールを行な
い、多層ラミネートチューブの底部シールを行なう際、
高周波誘導加熱装置(出力5KW、周波数400K H
z)を用いて加熱、プレスを行い、流出樹脂が底部端面
より1閣程度流れ出し、紙、アルミ箔層の底部端面を完
全に被覆せしめた。
上記の如くにして得られた紙、アルミ箔層の底部端面を
流出樹脂にて完全に被覆せしめた多層ラミネートチュー
ブ、及び紙、アルミ箔層の底部端面を流出樹脂にて被覆
せしめてない多層ラミネートチューブを、温度60℃、
湿度80%の状態にて2週間放置した結果、紙、アルミ
箔層の底部端面を流出樹脂にて被覆せしめてない多層ラ
ミネートチューブは紙層の底部端面より剥離が起きるの
に対し、紙、アルミ箔層の底部端面を流出樹脂にて完全
に被覆せしめた多層ラミネートチューブは、なんら変化
はみられなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案において用いる多層ラミネートシートの
構成を示す断面図、第2図は本考案のラミネートチュー
ブの底部部分の構成を示す一部拡大断面図である。 1、3.5・・・・・・熱可塑性樹脂層、2・・・・・
・アルミ箔層、4・・・・・・紙層、6・・・・・・多
層ラミネートチューブの底部端面に露出している紙層、
アルミ箔等の底部端面を被覆せしめたる熱可塑性樹脂層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙、金属箔および樹脂等をラミネートした多層ラミネー
    トシートから構成してなる多層ラミネートチューブにお
    いて、該多層ラミネートチューブの底部端面に露出して
    いる紙、金属箔等の表面を、該底部を構成するシート中
    の樹脂が加熱により溶融し、該溶融した樹脂で被覆され
    てなる多層ラミネートチューブ。
JP16880181U 1981-11-12 1981-11-12 多層ラミネ−トチユ−ブ Expired JPS6028588Y2 (ja)

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JPS5874525U JPS5874525U (ja) 1983-05-20
JPS6028588Y2 true JPS6028588Y2 (ja) 1985-08-30

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