JPS6114439Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6114439Y2 JPS6114439Y2 JP5540780U JP5540780U JPS6114439Y2 JP S6114439 Y2 JPS6114439 Y2 JP S6114439Y2 JP 5540780 U JP5540780 U JP 5540780U JP 5540780 U JP5540780 U JP 5540780U JP S6114439 Y2 JPS6114439 Y2 JP S6114439Y2
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- Japan
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- adhesive layer
- polyester film
- sealing
- lid material
- film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Wrappers (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、食品などを包装するプラスチツク製
容器に適した蓋材に関する。
容器に適した蓋材に関する。
従来、各種の食品などを充填するプラスチツク
容器の蓋材は、いろいろ提案されているが例えば
アルミニウム箔に接着剤層を設けたもの、二軸延
伸ポリエステルフイルムに接着剤層付アルミニウ
ム箔を設けたもの、及びポリエステルとポリスチ
レン又はポリエステルとエチレン−酢酸ビニル共
重合体の２層からなるプラスチツクフイルム等が
ある。
容器の蓋材は、いろいろ提案されているが例えば
アルミニウム箔に接着剤層を設けたもの、二軸延
伸ポリエステルフイルムに接着剤層付アルミニウ
ム箔を設けたもの、及びポリエステルとポリスチ
レン又はポリエステルとエチレン−酢酸ビニル共
重合体の２層からなるプラスチツクフイルム等が
ある。
これら蓋材と容器とをヒートシールする方法に
おいて幅が１〜２mm程度の線状タイプのヒートシ
ール装置を用いる場合そのシールヘツドに20Kg／
cm2以上の強い圧力がかゝり、剪断力によつて材質
が破損することもある。このような圧力に耐えよ
うにするためには、材質の肉厚を厚くしなければ
ならず、例えばアルミニウム箔の場合は30〜50μ
程度のものを用いる必要があるが、アルミニウム
箔が高価であるため蓋材として高価なものとな
る。
おいて幅が１〜２mm程度の線状タイプのヒートシ
ール装置を用いる場合そのシールヘツドに20Kg／
cm2以上の強い圧力がかゝり、剪断力によつて材質
が破損することもある。このような圧力に耐えよ
うにするためには、材質の肉厚を厚くしなければ
ならず、例えばアルミニウム箔の場合は30〜50μ
程度のものを用いる必要があるが、アルミニウム
箔が高価であるため蓋材として高価なものとな
る。
また、安価な蓋材としてポリエステルとポリス
チレン、又はポリエステルとエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の２層からなるプラスチツクフイルム
が用いられているが、線状タイプのヒートシール
ではフイルム強度が弱く、シール部が薄くなり密
封容器の開封時、蓋材がシール部より破損する欠
点がある。
チレン、又はポリエステルとエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体の２層からなるプラスチツクフイルム
が用いられているが、線状タイプのヒートシール
ではフイルム強度が弱く、シール部が薄くなり密
封容器の開封時、蓋材がシール部より破損する欠
点がある。
本考案は、かかる欠点を解決したものであり、
二軸延伸ポリエステルフイルム層が接着剤層を介
して相対するように積層され、さらにそのフイル
ム層の一方の面に熱可塑性樹脂接着剤層を有する
積層体とするように構成することにより、線状タ
イプのヒートシール装置によりヒートシールする
場合、シール性が良好で、印刷面の光沢、包装機
械適性、寸法安定性等にすぐれた蓋材を提供しよ
うとするものである。
二軸延伸ポリエステルフイルム層が接着剤層を介
して相対するように積層され、さらにそのフイル
ム層の一方の面に熱可塑性樹脂接着剤層を有する
積層体とするように構成することにより、線状タ
イプのヒートシール装置によりヒートシールする
場合、シール性が良好で、印刷面の光沢、包装機
械適性、寸法安定性等にすぐれた蓋材を提供しよ
うとするものである。
すなわち、本考案は二軸延伸ポリエステルフイ
ルム層が接着剤層を介して相対するように積層さ
れ、さらにそのフイルム層の一方の面に熱可塑性
樹脂接着剤層を有する積層体からなり、しかも前
記フイルム層の少くとも一方の相対する面に印刷
面を有するように構成してなる合成樹脂容器の蓋
材である。
ルム層が接着剤層を介して相対するように積層さ
れ、さらにそのフイルム層の一方の面に熱可塑性
樹脂接着剤層を有する積層体からなり、しかも前
記フイルム層の少くとも一方の相対する面に印刷
面を有するように構成してなる合成樹脂容器の蓋
材である。
以下図面に従い本考案を詳しく説明する。
図面は、本考案の実施例である蓋材の断面図を
示し、その符号１は、二軸延伸ポリエステルフイ
ルム、２は、印刷面、３は接着剤層、４は二軸延
伸ポリエステルフイルム、５は熱可塑性樹脂接着
剤層を表わす。
示し、その符号１は、二軸延伸ポリエステルフイ
ルム、２は、印刷面、３は接着剤層、４は二軸延
伸ポリエステルフイルム、５は熱可塑性樹脂接着
剤層を表わす。
図面に示すように二軸延伸ポリエステルフイル
ム４の上面に接着剤層３を介して下面に印刷面２
を有する二軸延伸ポリエステルフイルム１を接着
する。他方、二軸延伸ポリエステルフイルム４の
下面には、熱可塑性樹脂接着剤層５が積層されて
いる。二軸延伸ポリエステルフイルム１は、延伸
倍率３〜10倍程度のもので肉厚は７〜50μ好まし
くは10〜30μであり、10μ未満であると印刷時の
張力により印刷後のズレが生じ特に印刷精度の厳
しいものには適さず、30μ以上は価格が上昇して
好ましくない。また、二軸延伸ポリエステルフイ
ルム４は、ヒートシール特に、線状タイプのヒー
トシールのような強い剪断力に耐える保持力が必
要であり、延伸倍率３〜10倍程度肉厚は７〜50μ
好ましくは、12〜25μである。12μ未満であると
ヒートシール特に線状タイプ装置によりヒートシ
ールする際、強い剪断力でシール部が切断しやす
く、25μ以上は過剰の強度で必要とせずコスト高
となる。二軸延伸ポリエステルフイルム１の下面
印刷面２と二軸延伸ポリエステルフイルム４とを
接着する接着剤層３はウレタン系樹脂又はポリエ
チレン系樹脂であり、その接着方法は、ドライラ
ミネート法、押出ラミネート法のいづれでもよ
い。この二軸延伸ポリエステルフイルム１と４と
のラミネート時の引張り張力に関しては、密封容
器を閉封した時、内容物の取り出しが容易なよう
に表層を内側にカールする積層フイルムを作る場
合は、二軸延伸ポリエステルフイルム１と４の引
張り張力を1.2〜5.0：１の状態で接着を行うと有
効である。
ム４の上面に接着剤層３を介して下面に印刷面２
を有する二軸延伸ポリエステルフイルム１を接着
する。他方、二軸延伸ポリエステルフイルム４の
下面には、熱可塑性樹脂接着剤層５が積層されて
いる。二軸延伸ポリエステルフイルム１は、延伸
倍率３〜10倍程度のもので肉厚は７〜50μ好まし
くは10〜30μであり、10μ未満であると印刷時の
張力により印刷後のズレが生じ特に印刷精度の厳
しいものには適さず、30μ以上は価格が上昇して
好ましくない。また、二軸延伸ポリエステルフイ
ルム４は、ヒートシール特に、線状タイプのヒー
トシールのような強い剪断力に耐える保持力が必
要であり、延伸倍率３〜10倍程度肉厚は７〜50μ
好ましくは、12〜25μである。12μ未満であると
ヒートシール特に線状タイプ装置によりヒートシ
ールする際、強い剪断力でシール部が切断しやす
く、25μ以上は過剰の強度で必要とせずコスト高
となる。二軸延伸ポリエステルフイルム１の下面
印刷面２と二軸延伸ポリエステルフイルム４とを
接着する接着剤層３はウレタン系樹脂又はポリエ
チレン系樹脂であり、その接着方法は、ドライラ
ミネート法、押出ラミネート法のいづれでもよ
い。この二軸延伸ポリエステルフイルム１と４と
のラミネート時の引張り張力に関しては、密封容
器を閉封した時、内容物の取り出しが容易なよう
に表層を内側にカールする積層フイルムを作る場
合は、二軸延伸ポリエステルフイルム１と４の引
張り張力を1.2〜5.0：１の状態で接着を行うと有
効である。
次に、二軸延伸ポリエステルフイルム４の下面
の熱可塑性樹脂接着剤層５は、プラスチツク製容
器と接着し、密封されたのち易開封であればいづ
れのものでもよく、例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体系ラツカー、アクリル系ラツカー、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系ホツトメルト等の
接着剤が用いられ、二軸延伸ポリエステルフイル
ム４えの接着力が弱い場合は、コロナ放電処理や
アンカーコート剤処理を行うことができる。なお
図面において、印刷面はポリエステルフイルム１
の下面に設けた例を示したがポリエステルフイル
ム上に設けることもでき、さらに相対するポリエ
ステルフイルム、１及び４の面に設けることもで
きる。
の熱可塑性樹脂接着剤層５は、プラスチツク製容
器と接着し、密封されたのち易開封であればいづ
れのものでもよく、例えば塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体系ラツカー、アクリル系ラツカー、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体系ホツトメルト等の
接着剤が用いられ、二軸延伸ポリエステルフイル
ム４えの接着力が弱い場合は、コロナ放電処理や
アンカーコート剤処理を行うことができる。なお
図面において、印刷面はポリエステルフイルム１
の下面に設けた例を示したがポリエステルフイル
ム上に設けることもでき、さらに相対するポリエ
ステルフイルム、１及び４の面に設けることもで
きる。
以上説明した通り、本考案は、容器とヒートシ
ールする蓋材において、特に線状タイプのヒート
シールをする際に強い剪断力が加えられても切断
がなく、偏肉がない且つ密封後の易開封性にすぐ
れた効果がある。
ールする蓋材において、特に線状タイプのヒート
シールをする際に強い剪断力が加えられても切断
がなく、偏肉がない且つ密封後の易開封性にすぐ
れた効果がある。
図面は、本考案の実施例である蓋材の断面図で
ある。 符号、１……二軸延伸ポリエステルフイルム、
２……印刷面、３……接着剤層、４……二軸延伸
ポリエステルフイルム、５……熱可塑性樹脂接着
剤層。
ある。 符号、１……二軸延伸ポリエステルフイルム、
２……印刷面、３……接着剤層、４……二軸延伸
ポリエステルフイルム、５……熱可塑性樹脂接着
剤層。
Claims (1)
- 二軸延伸ポリエステルフイルム層が接着剤層を
介して相対するように積層され、さらにそのフイ
ルム層の一方の面に熱可塑性樹脂接着剤層を有す
る積層体からなり、しかも前記フイルム層の少く
とも一方の相対する面に印刷面を有するように構
成してなる合成樹脂容器の蓋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5540780U JPS6114439Y2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5540780U JPS6114439Y2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56168342U JPS56168342U (ja) | 1981-12-12 |
| JPS6114439Y2 true JPS6114439Y2 (ja) | 1986-05-06 |
Family
ID=29650065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5540780U Expired JPS6114439Y2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6114439Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59103861A (ja) * | 1982-12-01 | 1984-06-15 | 住友ベークライト株式会社 | 包装体 |
| JP2736412B2 (ja) * | 1987-07-14 | 1998-04-02 | 大日本印刷株式会社 | 保香性能に優れた性質を有する紙容器 |
-
1980
- 1980-04-22 JP JP5540780U patent/JPS6114439Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56168342U (ja) | 1981-12-12 |
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