JPS6068940A - 緩衝性積層材の製造方法 - Google Patents

緩衝性積層材の製造方法

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JPS6068940A
JPS6068940A JP58177723A JP17772383A JPS6068940A JP S6068940 A JPS6068940 A JP S6068940A JP 58177723 A JP58177723 A JP 58177723A JP 17772383 A JP17772383 A JP 17772383A JP S6068940 A JPS6068940 A JP S6068940A
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JP
Japan
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sheet
thermoplastic
resin
thermoplastic resin
laminate
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JP58177723A
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純 前田
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Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Mitsubishi Chemical BASF Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明け、緩衝機能を有する包装箱等を製造するだめの
素材として用いる緩衝性積層材の製造方法に関する。
小型テープレコーダーやラジオ等の小物の電気機器、玩
具、ゲームウォッチ等はその販売のために表面に印刷を
施した紙製包装箱を用いて1個ずつ緩衝材とともに箱詰
めされるのが普通である。
その箱詰めには収容される物品を?”’I撃から保護す
るために緩衝用のトレーが使用され、このトレーとして
は一般に発泡ポリスチレンペーパーの真空成形品や発泡
ポリスチレンビーズの型物成形品が用いられている。又
、他の包装方法としてポリエチレン製エアーキャップシ
ートにて製品がくるまれ、更に紙製包装箱に入れ用いる
場合もある。
しかし、トレーを用いての箱詰め作業は先ずトレイ上に
物品を載せて、このトレイを箱詰めするといった手順に
よるため手数がかかつて能率は悪く、特に箱詰め作業を
自動機械化して行々う場合には、トレーの挿着に一つの
工程が必要であって作業能率の面で大きな問題に力るこ
とは避けられない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは包装箱自体に緩衝性機能を発揮さ
せることができるように該包装箱を製造するための素材
として用いる新規々緩衝性積層材を得るための製造方法
を提供することにある。
即ち、本発明の特徴とする製造方法は熱可塑性フィルム
(3)を接着材として、この一方の面に該フィルムの素
材の樹脂の融点より高い軟化点を有する熱可塑性樹脂シ
ート(2)を、他方の面に多数の吸引孔を予め穿設した
シートであって、ariuam熱可塑性シートC2)の
軟化点より25℃以上高い軟化点を有する非発泡性の熱
可塑性樹脂シートもしくは熱硬化性樹脂シート(1)又
は金属シート(1)を接合させた積層体を、前記樹脂シ
ー)(1)が溶融しない温度で加熱して熱可塑性樹脂シ
ート(2)と上記熱可塑性合成樹脂フィルム(3)を溶
融させた後、この積層体をその非発泡性のシート(1)
側に設けである吸引孔(10,10・・・)を通【7て
真空成形用金型上で真空引きして該金型上に形成されて
いる成形用凹部に臨む部分の熱可塑性シート(2)に凸
部を形成させる緩衝性積層材の製法を提供するものであ
る。本発明の製造方法により得られた緩衝性積層材は剛
性の高い非発泡性シー゛ト(1)を基拐層【2、これに
所望の形状の凸部が体裁よく形成された4&J脂シート
(2)が積層された構造のものであるので、この積層材
を用いて製造された包装箱は上記凸部の存在に」;つて
緩衝性機能を著しく向上出来ることは勿論のこと、箱全
体としての必要強度を十分保持できるものである。
尚、本発明の製造方法に用いられる(1)の非発泡性の
熱可塑性シートとしては、ポリカーボネートシート、ポ
リ塩化ビニルシート ポリエチレンテレフタレートシー
ト、ポリアミドシート、耐@撃ポリスチレンシート、二
軸延伸ボ!Jスチレンシート、ポリプロピレンシート、
高密度ポリエチレンシートその他硬質の非発泡性熱可塑
性樹脂シート等が使用可能である。これらの中でも内部
の包装物又は内部の印刷部分が透視されることが要求さ
れる場合は、ポリ塩化ビニール、ポリカーボネート、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリプロピレ
ン、二軸延伸ポリスチレン等の透明シートを用いる。ま
だ、シート(1)としては上記の他に熱硬化性樹脂、ア
ルミニウムシート、鉄シート等の金属シートを用いるこ
とも可能である。このシート(1)は緩衝材に剛性を付
与するものであるから素材に応じン贅〜3關の肉厚のも
のが用いられる。
真空成形される熱可塑性樹脂シート(2)は発泡体シー
ト(密度0.02〜0.1 t/ca ) 、例えばポ
リスチレンペーパーであっても、非発泡性の樹脂シート
であってもよい。但し、シート(1)の素材よりも低い
軟化点温度を有する熱可塑性樹脂を素材とするものであ
ることが必要である。その温度差は25℃以上、好まし
くは35℃以上である。温度差が25℃未満であると積
層シートを加熱する温度の設定が困難であシ、シート(
1)も溶融しやすくなり真空成形によりシート(1)が
加工されることになったり、真空孔が溶融によりふさが
れ、シート(2)の成形が十分に行われなくなることも
ある。シー)[)とシート(2)の組み合せとしては、
例えばポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリ
カーボネート等の融点が240〜260℃の樹脂をシー
ト(1)の素材としたとき、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリエチレン これらの発泡体
をシート(2)の素材として用いることができる。シー
ト(1)が熱硬化性樹脂板であったり、金属シートであ
るときは、いずれの樹脂シートをシート(2)として用
いることができる。これのシート(1)またはシート(
2)は接着剤フィルム(3)との熱接着性を向上させる
ために放電処理 薬品処理、アンカーコート処理してお
くのが好ましい。シート(2)の肉厚は0.05〜=A
−0胴である。
接着剤フィルム(3)の素材の熱可塑性樹脂としては、
シート(2)の素材の熱可塑性樹脂の融脂の軟化点より
低い融点を有する樹脂、例えば低密度ポリエチレン、エ
チレン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・アクリル酸共
重合体もしくけその金属塩(K% Li% Nas Z
n)、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、塩素化
ポリエチレン、塩化ビニル・アクリル酸共重合体、スチ
レン・アクリル酸エステル共重合体、酢酸上ニル・アク
リル酸エステル共重合体、無水マレイン酸クラフトポリ
エチレン等が利用できる。これらの中でも融点が60〜
130℃の樹脂が成形性の面で好ましい。
以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら説明す
る。
第1図及び第2図に示す如く本製造方法に用いられる成
形用素材は未発泡性の熱可塑性シート(本実施例では厚
さ500ミクロンのポリプロピレンシートを使用)(1
)と非発泡性熱可塑性シート(本実施例では厚さ300
ミクロンの硬質ポリ塩化ビニールシートを使用)(2)
と、融点が82〜83℃、肉厚が30ミクロンのエチレ
ン・酢酸ビニル共重合体フィルム(3)であって、ポリ
プロピレンシート(1)の片面側には所望のオフセット
印刷が施すれている。そして、ポリプロピレンシート(
1)にけ孔径が0.4 mmの吸引孔1aを縦横にそれ
ぞれ15門間隔で多数設けである。硬質ポリ塩化ビニル
シート(2)は150〜210℃で成形されるもので、
肉厚が300ミクロンであり、接着層(3)との接着を
良好とする為にアンカーコート剤が予め表面にコートさ
れている。
積層材を得るには、エチレン・酢酸ビニル共重合体(3
)を押出機のダイαηより200℃で肉厚30ミクロン
のフィルム状に押し出し2、このフィルム(3)を供給
ロール(+2)より繰出される孔が多数設けられた非発
泡のシート(ポリプロピレンシート)(1)の印刷側の
反対面に沿わせて進行させると同時に、融点212℃、
軟化点84〜86℃である硬質ポリ塩化ビニールシート
C2)を供給ロールα→から繰出し、三素材を押圧ロー
ル装置体a→によってエチレン・酢酸ビニル共重合体(
EVA)フィルム(3)を中間層とした積層体(4)に
形成した。
次いで、この積層体(4)を加熱トンネル0→内に導入
l〜、そのポリ塩化ビニルシート(2)側を赤外線ヒー
ター(15a)によシ135℃で加熱してポリ塩化ビニ
ルシート(2)とエチレン・酢酸ビニル共重合体フィル
ム(3)を溶融させた後、積層体(4)をそのポリプロ
ピレンシート(1)に穿設′されている吸引孔1aを通
して金型0Q上で真空(−7’OO−10mmHg I
引きして該金型16上に形成されている成形用凹部θカ
に臨む部分のポリ塩化ビニールシート(2)−トに凸部
2aを形成する為の真空成形を行なって、最終製品であ
る緩衝性積層材(5)を製造した。なお、金型0Qは押
え金型(16a )とと止金型(16b)より成る通常
の金型を使用した。図中、18.18fdその吸引パイ
プであり、これは真空ポンプ側に接続されている。
このようにして製造された緩衝性積層材(5)は、例え
ば第3図に示す如く折畳み自在な包装箱を製造するだめ
に必要な形態にトリミング及びヒンジ加工される。
同図中C6)はヒンジ部分である。なおヒンジ部は真空
成形時に金型に設はプこ突起状部分で、これは、真空成
形と同時に形成し7てもよい。
又、熱可塑性樹脂シート(1)、(2)およびフィルム
(3)として透明シートを用いれば内部の包装物を外か
ら見ることができ、商品価値の優れた包装箱を製造する
ことが可能である。
本発明は上記の如くであって製造された桔層利は熱可塑
性シート層(2)に凸部が形成されるので、該シート層
と相俟って緩衝Jr/4に侵れ、この積層材より製造さ
れる包装箱は、機械的強度が犬であって、収容される物
品を十分に保1gできる。また、本製造方法によれば、
その真空成形段階において中間層となる熱可塑性合成フ
ィルム(3)は、熱可塑性シート(2)の凸部に対応す
る部分(第2図に符号aで示す)が真空引きによる減圧
作1t1によってシー) (1)より引き剥されるため
、凸部は金型の成形面(四部)に無理なく適合し/ζ状
態に成形されるものであって緩衝性能の向上することは
勿論のこと、体裁も良好であって商品価値の優れだ緩術
性積層材を製造できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明製造方法を説明するだめの工程系統図、
第2図は本発明製造方法によって製造された積層材の正
断面図、第3図は同上積層材をトリミングした1例を示
す展開図である、図中、1は剛性のあるシート、1aは
吸引孔、2は熱可塑性樹脂シート、2aは凸部、3は熱
可塑性合成樹脂フィルム、4は積層体、16は金型、1
7は成形用四部である。 特許出願人 油化バーデイッシ丁株式会社代理人 弁理
士 古 川 秀 411 代理人 弁理士 長 谷 正 久

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)熱可塑性樹脂フィルム(3)を接着剤とし、この一
    方の面に該フィルム(3)の素材の樹脂の融点よシ高い
    軟化点を有する熱可塑性樹脂シート(2)を、他方の面
    に予じめ多数の吸引孔を穿設[7だシートであって、か
    つa8Wt’d熱可塑性樹脂シー)(2)の軟化点より
    25℃以上高い軟化点または変形温度を有する非発泡性
    熱可塑性もしくは熱硬化性樹脂シートまたは金属製シー
    ト(1)を接合させた積層体を、前記樹脂シート(1)
    が溶融しない温度で加熱し、熱可塑性樹脂シート(2)
    と上記熱可塑性合成樹脂フィルム(3)を溶融させた後
    、この積層体をその非発泡性シート(1)側に設けであ
    る吸引孔(10,10・・・)を通して真空成形用金型
    上で真空引きして該金型上1形成されている成形用凹部
    aカに臨む部分の熱可塑性シート(2)に凸部(2a 
    、2a・・・)を形成させることを特徴とする緩衝性積
    層材の製造方法。 2)熱可塑性樹脂シート(2)が密度が0.02〜0,
    2f / triの発泡体シートであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
JP58177723A 1983-09-26 1983-09-26 緩衝性積層材の製造方法 Pending JPS6068940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110757811A (zh) * 2019-10-29 2020-02-07 上海允泉新材料科技有限公司 运动衣料组合物及其制造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110757811A (zh) * 2019-10-29 2020-02-07 上海允泉新材料科技有限公司 运动衣料组合物及其制造方法

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