JPS59176046A - 緩衝性積層材の製造方法 - Google Patents
緩衝性積層材の製造方法Info
- Publication number
- JPS59176046A JPS59176046A JP58049006A JP4900683A JPS59176046A JP S59176046 A JPS59176046 A JP S59176046A JP 58049006 A JP58049006 A JP 58049006A JP 4900683 A JP4900683 A JP 4900683A JP S59176046 A JPS59176046 A JP S59176046A
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- Japan
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- laminate
- mold
- sheet
- vacuum
- synthetic resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、緩衝機能を有する包装箱等を製造するための
素材として用いる緩衝性積層材の製造方法に関する。
素材として用いる緩衝性積層材の製造方法に関する。
小型テープレコーダーやラジオ等の小物の電気機器、玩
具、ゲームウォッチ等は、その販売のために表面に印刷
を施した紙製包装箱を用いて１個づつ緩衝材とともに箱
詰めされるのが普通である。
具、ゲームウォッチ等は、その販売のために表面に印刷
を施した紙製包装箱を用いて１個づつ緩衝材とともに箱
詰めされるのが普通である。
その箱詰めには収容される物品を衝撃から保巡するため
に緩衝用のトレーが使用され、このトレーとしては一般
に発泡ポリスチレンペーパーの真空成形品や発泡ポリス
チレンビーズの型物成形品が用いられている。 しかし
て、トレーを用いての箱詰め作業は、先ず箱内にトレー
を入れ、このトレー上に物品を載せて箱詰めするといっ
た手順によるため、手数がかかって能率は悪く、特に箱
詰め作業を自動機械化して行なう場合には、トレーの挿
着に一つの工程が必要であって作業効率の面で大きな問
題になることは避けられない。
に緩衝用のトレーが使用され、このトレーとしては一般
に発泡ポリスチレンペーパーの真空成形品や発泡ポリス
チレンビーズの型物成形品が用いられている。 しかし
て、トレーを用いての箱詰め作業は、先ず箱内にトレー
を入れ、このトレー上に物品を載せて箱詰めするといっ
た手順によるため、手数がかかって能率は悪く、特に箱
詰め作業を自動機械化して行なう場合には、トレーの挿
着に一つの工程が必要であって作業効率の面で大きな問
題になることは避けられない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであ、りて、そ
の目的とするところは包装箱自体に優れた緩衝機能を発
揮させることができるように、該包装箱を製造するだめ
の索胴として用いる新規な緩衝性積層材を得るための製
造方法を提供するととにある。
の目的とするところは包装箱自体に優れた緩衝機能を発
揮させることができるように、該包装箱を製造するだめ
の索胴として用いる新規な緩衝性積層材を得るための製
造方法を提供するととにある。
即ち、本発明の特徴とする製造方法は熱可塑性合成樹脂
フィルムの一面に該フィルムの素材の樹脂の融点よシ高
い軟化点を有するポリスチレン発泡シートを、他面に多
数の吸引孔を予め穿設した紙シートをそれぞれ接合させ
た積層体を形成し、この積層体のポリスチレン発泡シー
ト＋１１１を加熱して該シートと」二記熱町塑性合成樹
脂フィルムを溶融させた後、積層体を、その紙シート側
に設けである吸引孔を通して真空成形用金型上て真空引
きして、該金型上に形成されている成形用四部に臨む部
分のポリスチレン発泡シート上に凸部を形成できるよう
に真空成形して成るものであって、本製造方法により得
られた緩衝性積層材は紙層と発泡ポリスチレン層が一体
的に結合し、発泡ポリスチレン層の表面には所要の形状
で凸部が体裁よく形成されているものであって、この積
層利を用いて製造された包装箱は凸部の存在によって緩
衝機能を著しく向上できることは勿論のこと、箱全体と
して必要強度を十分に保持できるものである。
フィルムの一面に該フィルムの素材の樹脂の融点よシ高
い軟化点を有するポリスチレン発泡シートを、他面に多
数の吸引孔を予め穿設した紙シートをそれぞれ接合させ
た積層体を形成し、この積層体のポリスチレン発泡シー
ト＋１１１を加熱して該シートと」二記熱町塑性合成樹
脂フィルムを溶融させた後、積層体を、その紙シート側
に設けである吸引孔を通して真空成形用金型上て真空引
きして、該金型上に形成されている成形用四部に臨む部
分のポリスチレン発泡シート上に凸部を形成できるよう
に真空成形して成るものであって、本製造方法により得
られた緩衝性積層材は紙層と発泡ポリスチレン層が一体
的に結合し、発泡ポリスチレン層の表面には所要の形状
で凸部が体裁よく形成されているものであって、この積
層利を用いて製造された包装箱は凸部の存在によって緩
衝機能を著しく向上できることは勿論のこと、箱全体と
して必要強度を十分に保持できるものである。
以下に、本発明の実施例を添付図面を参照しながら説明
する。
する。
第１図及び第２図に示す如く、本製造方法に用いられる
成形用素材は紙シート１と発泡ポリスチレンシート２と
融点が６０〜１３０℃の熱可塑性合成樹脂フィルム３で
あって、紙シー１−１は、例えば肉厚が５００ミクロン
、幅が５００ ｃｍのアート紙であって、その片面側に
は所要のオフセット印刷が施されている。 そして、紙
シート１上には孔径がＯ０４咽である吸引孔１ａを縦横
それぞれ１０胡間隔で多数設けである。 発泡ポリエチ
レンンート２は１４０〜１８０℃の成形温度で成形され
、肉厚が２．３ｍｍ、嵩密度が領０２〜０ 、２ ’／
ｃ＋ａであり、捷だ、熱可塑性合成樹脂フィルム３とし
ては融点が１１７〜１１９℃のポリエチレン、或いは融
点が６０〜１１５℃のエチレン・酢酸ビニル共重合体、
又はエチレン・酢酸ビニル共重合体にアクリル酸や無水
マレイン酸等の不飽和カルボン酸をグラフト化したエチ
レン酢酸ビニル共重合体脂の各フィルムを用いることが
でき、下記の製造例では熱可塑性合成樹脂フィルム３と
してエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルム（ＥＶＡフ
ィルム）を用いた。
成形用素材は紙シート１と発泡ポリスチレンシート２と
融点が６０〜１３０℃の熱可塑性合成樹脂フィルム３で
あって、紙シー１−１は、例えば肉厚が５００ミクロン
、幅が５００ ｃｍのアート紙であって、その片面側に
は所要のオフセット印刷が施されている。 そして、紙
シート１上には孔径がＯ０４咽である吸引孔１ａを縦横
それぞれ１０胡間隔で多数設けである。 発泡ポリエチ
レンンート２は１４０〜１８０℃の成形温度で成形され
、肉厚が２．３ｍｍ、嵩密度が領０２〜０ 、２ ’／
ｃ＋ａであり、捷だ、熱可塑性合成樹脂フィルム３とし
ては融点が１１７〜１１９℃のポリエチレン、或いは融
点が６０〜１１５℃のエチレン・酢酸ビニル共重合体、
又はエチレン・酢酸ビニル共重合体にアクリル酸や無水
マレイン酸等の不飽和カルボン酸をグラフト化したエチ
レン酢酸ビニル共重合体脂の各フィルムを用いることが
でき、下記の製造例では熱可塑性合成樹脂フィルム３と
してエチレン・酢酸ビニル共重合体フィルム（ＥＶＡフ
ィルム）を用いた。
先ず、融点が８２℃の熱可塑性合成樹脂フィルム３を押
出機のダイ１１より肉厚２０ミクロンに保持して２００
℃で押出し、このフィルム３を供給ロール１２より繰出
される孔が多数設けられた紙シート１の印刷側の反対面
に沿わせて進行させると同時に、−１ψζ化点が１３８
〜１５５℃であるポリスチレン発泡シート２を供給ロー
ル１３から繰出し、この３素祠を押圧ロール装置体１４
によって熱可塑性合成樹脂フィルム３を中間層とした積
層体４に形成する。
出機のダイ１１より肉厚２０ミクロンに保持して２００
℃で押出し、このフィルム３を供給ロール１２より繰出
される孔が多数設けられた紙シート１の印刷側の反対面
に沿わせて進行させると同時に、−１ψζ化点が１３８
〜１５５℃であるポリスチレン発泡シート２を供給ロー
ル１３から繰出し、この３素祠を押圧ロール装置体１４
によって熱可塑性合成樹脂フィルム３を中間層とした積
層体４に形成する。
次いで、この積層体４を加熱トンネルＩ５内に導入し、
その発泡ポリスチレンシート２イ則を２００℃の赤外線
加熱ヒータ１５＆により加熱して、発泡ホリスチ１／ン
シート２と熱り塑性合成樹脂フィルム３を溶融させた後
、積層体４をその紙シート１に穿設されている吸引孔１
ａを通して金型１６上で真空（−７００〜−１０Ｈｇ）
引きして、該金型１６」二に形成されている成形用凹部
１７に臨む部分の発泡ポリスチレンシート２上に凸部２
ａを形成するだめの真空成形を行なって、最終製品であ
る緩衝性積層材５を製造する。 なお、金型］６は押え
金型１．６ ａと雌金型１．６ ｂより成る通常の金型
を使用でき、１８はその吸引パイプであシ、これは真空
ポンプ側に接続されている。
その発泡ポリスチレンシート２イ則を２００℃の赤外線
加熱ヒータ１５＆により加熱して、発泡ホリスチ１／ン
シート２と熱り塑性合成樹脂フィルム３を溶融させた後
、積層体４をその紙シート１に穿設されている吸引孔１
ａを通して金型１６上で真空（−７００〜−１０Ｈｇ）
引きして、該金型１６」二に形成されている成形用凹部
１７に臨む部分の発泡ポリスチレンシート２上に凸部２
ａを形成するだめの真空成形を行なって、最終製品であ
る緩衝性積層材５を製造する。 なお、金型］６は押え
金型１．６ ａと雌金型１．６ ｂより成る通常の金型
を使用でき、１８はその吸引パイプであシ、これは真空
ポンプ側に接続されている。
このようにして製造された緩衝性積層材５は、例えば第
３図に示す如く折畳み自在な包装箱を製造するために必
要な形態にトリーミングおよびヒンジ加工される。
３図に示す如く折畳み自在な包装箱を製造するために必
要な形態にトリーミングおよびヒンジ加工される。
同図中、６はヒンジ部である。 なお、ヒンジ部は真空
成形時に金型に設けた突起状部分で同時に形成してもよ
い。
成形時に金型に設けた突起状部分で同時に形成してもよ
い。
本発明は上記の如くであって、製造された積層制は発泡
ポリスチレンシート層に凸部が形成されるので、該ンー
ト層と相俟って緩衝性能に優れ、この積層制により製造
される包装箱は機械的強度が犬であって、収容される物
品を十分に保獲できるし、また、本製造方法によれば、
その真空成形段階において中間層となる熱可塑性合成樹
脂フィルムは、発泡ポリスチレンシートの凸部に対応ス
る部分（第２図に符号ａで示す）が真空引きによる減圧
作用によって紙シートよシ引き剥されるため、凸部は金
゛型の成形面（凹部）に無理なく適合した状態に成形さ
れるものであって、緩衝性能の向上することは勿論のこ
と、体裁も良好であって商品価値の優れた緩衝性積層材
を製造できる。
ポリスチレンシート層に凸部が形成されるので、該ンー
ト層と相俟って緩衝性能に優れ、この積層制により製造
される包装箱は機械的強度が犬であって、収容される物
品を十分に保獲できるし、また、本製造方法によれば、
その真空成形段階において中間層となる熱可塑性合成樹
脂フィルムは、発泡ポリスチレンシートの凸部に対応ス
る部分（第２図に符号ａで示す）が真空引きによる減圧
作用によって紙シートよシ引き剥されるため、凸部は金
゛型の成形面（凹部）に無理なく適合した状態に成形さ
れるものであって、緩衝性能の向上することは勿論のこ
と、体裁も良好であって商品価値の優れた緩衝性積層材
を製造できる。
第１図は本発明製造方法を説明するだめの工程系統図、
第２図は本発明製造方法によって製造された積層制の正
断面図、第３図は同上積層桐をトリーミングした１例を
示す展開図である。 図中、１は紙シート、１ａは吸引孔、２はポリスチレン
発泡ノート、２ａは凸部、３は熱可塑性合成樹脂フィル
ム、４は積層体、１６は金型、１７は成形用四部である
。。 代理人 弁理士 菊川貞夫′
第２図は本発明製造方法によって製造された積層制の正
断面図、第３図は同上積層桐をトリーミングした１例を
示す展開図である。 図中、１は紙シート、１ａは吸引孔、２はポリスチレン
発泡ノート、２ａは凸部、３は熱可塑性合成樹脂フィル
ム、４は積層体、１６は金型、１７は成形用四部である
。。 代理人 弁理士 菊川貞夫′
Claims (1)
- 熱用塑性合成樹脂フィルムの一面に該フィルムの素材の
樹脂の融点より高い軟化点を有するポリスチレン発泡シ
ートを、他面に多数の吸引孔を予め穿設した紙シートを
それぞれ接合させた積層体を形成し、この積層体のポリ
スチレン発泡シート側を加熱して該シートと上記熱可塑
性合成樹脂フィルムを溶融させた後、積層体を、その紙
シート側に設けである吸引孔を通して真空成形用金型上
で真空引きして、該金型上に形成されている成形用凹部
に臨む部分のポリスチレン発泡ンート上に凸部を形成で
きるように真空成形することを肋徴とする緩衝性積層材
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58049006A JPS59176046A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 緩衝性積層材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58049006A JPS59176046A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 緩衝性積層材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59176046A true JPS59176046A (ja) | 1984-10-05 |
| JPS6216811B2 JPS6216811B2 (ja) | 1987-04-14 |
Family
ID=12819082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58049006A Granted JPS59176046A (ja) | 1983-03-25 | 1983-03-25 | 緩衝性積層材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59176046A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5981041U (ja) * | 1982-11-24 | 1984-05-31 | 松下電器産業株式会社 | 集積回路の放熱装置 |
| JPS6213817U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-27 | ||
| JPS6235923U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-03 | ||
| JP6122563B1 (ja) * | 2016-02-16 | 2017-04-26 | 山本印刷株式会社 | 加飾樹脂シートを備えた成形品とその製造方法 |
| WO2017141556A1 (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 山本印刷株式会社 | 加飾樹脂シートを備えた成形品とその製造方法 |
| JP2018047681A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-29 | 山本印刷株式会社 | 加飾樹脂シートを備えた成形品とその製造方法 |
-
1983
- 1983-03-25 JP JP58049006A patent/JPS59176046A/ja active Granted
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5981041U (ja) * | 1982-11-24 | 1984-05-31 | 松下電器産業株式会社 | 集積回路の放熱装置 |
| JPS6213817U (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-27 | ||
| JPS6235923U (ja) * | 1985-08-23 | 1987-03-03 | ||
| JP6122563B1 (ja) * | 2016-02-16 | 2017-04-26 | 山本印刷株式会社 | 加飾樹脂シートを備えた成形品とその製造方法 |
| WO2017141556A1 (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 山本印刷株式会社 | 加飾樹脂シートを備えた成形品とその製造方法 |
| JP2018047681A (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-29 | 山本印刷株式会社 | 加飾樹脂シートを備えた成形品とその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6216811B2 (ja) | 1987-04-14 |
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