JPS598331B2 - 熱可塑性樹脂中空体の成形法 - Google Patents
熱可塑性樹脂中空体の成形法Info
- Publication number
- JPS598331B2 JPS598331B2 JP14810578A JP14810578A JPS598331B2 JP S598331 B2 JPS598331 B2 JP S598331B2 JP 14810578 A JP14810578 A JP 14810578A JP 14810578 A JP14810578 A JP 14810578A JP S598331 B2 JPS598331 B2 JP S598331B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- molding
- resin hollow
- molding method
- hollow bodies
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、少なくとも一部に中空部を有する熱可塑性樹
脂中空体の成形法に関する。
脂中空体の成形法に関する。
従来、外面に凹凸形状を有する熱可塑性樹脂中空体を成
形する場合、第1図に示すように、予め所定の形状に成
形された素材1、1’を接着若しくは融着することによ
つて中空部2を形成する方法やブロー成形による方法が
用いられるが、後者は成形精度が悪いので前者が一般的
である。
形する場合、第1図に示すように、予め所定の形状に成
形された素材1、1’を接着若しくは融着することによ
つて中空部2を形成する方法やブロー成形による方法が
用いられるが、後者は成形精度が悪いので前者が一般的
である。
しかし、前者の方法においても、ポリエチレンやポリプ
ロピレンなどの材料を使用するときは成形後の熱収縮が
大きくそれぞれの成形物間で寸法誤差を生じ、第1図の
ように素材1、丁を合わせるときに両者の凹凸の位置が
一致しない欠点があつた。特に大型の成形品の場合には
前記の誤差が大きく、例えば排水処理装置において多量
数の微生物を付着せしめるために用いる回転円板の製作
に当つては一体成形した円板素材を貼わ合せることは誤
差が大きくて不可能で、複数に分割したものによつて組
立てなければならなかつた。本発明は、素材の成形とそ
の貼わ合せを別に行なうのではなく、同時に行なうこと
によつて上記の問題点を解決したものである。
ロピレンなどの材料を使用するときは成形後の熱収縮が
大きくそれぞれの成形物間で寸法誤差を生じ、第1図の
ように素材1、丁を合わせるときに両者の凹凸の位置が
一致しない欠点があつた。特に大型の成形品の場合には
前記の誤差が大きく、例えば排水処理装置において多量
数の微生物を付着せしめるために用いる回転円板の製作
に当つては一体成形した円板素材を貼わ合せることは誤
差が大きくて不可能で、複数に分割したものによつて組
立てなければならなかつた。本発明は、素材の成形とそ
の貼わ合せを別に行なうのではなく、同時に行なうこと
によつて上記の問題点を解決したものである。
以下図面によつて本発明を説明する。
第2図に示すように本発明は、二層シート3を使用する
。
。
二層シート3は2枚の熱可塑性樹脂シートを熱可塑性接
着剤で貼サ合せたもの或は共押出し成形したシートであ
る。二層シート3は所定の凹凸を有する金型4に挾んで
真空成形するのであるが、その接着面或は融着面を剥離
し少なくとも一方の面を外側に突出させることによつて
中空部が形成される。二層シート3の接着面或は融着面
を剥離するためには加熱を行なえばよいが、金型4には
、シートを剥離し中空部を形成せしめる部分に加熱装置
5を内蔵し剥離させない部分には冷却装置6を内蔵して
いる。二層シート3を成形する場合、まず金型4に挾み
所定部分をそれぞれ加熱、冷却する。
着剤で貼サ合せたもの或は共押出し成形したシートであ
る。二層シート3は所定の凹凸を有する金型4に挾んで
真空成形するのであるが、その接着面或は融着面を剥離
し少なくとも一方の面を外側に突出させることによつて
中空部が形成される。二層シート3の接着面或は融着面
を剥離するためには加熱を行なえばよいが、金型4には
、シートを剥離し中空部を形成せしめる部分に加熱装置
5を内蔵し剥離させない部分には冷却装置6を内蔵して
いる。二層シート3を成形する場合、まず金型4に挾み
所定部分をそれぞれ加熱、冷却する。
加熱装置5に面する部分は熱によつて接着面或は融着面
の結合力が弱くなわ吸引することにより剥離し金型4に
沿つた所定形状の中空部7が形成される。このとき中空
部7に空気を注入することによう剥離は良好に行なわれ
る。一方、冷却装置6に面する部分は接着面或は融着面
の結合力に変化はなく、金型4によつて加圧されている
ので剥離しない。ポリエチレン樹脂シートの場合、 1
00〜230℃に加熱することによ沙成形可能となる。
上述のように本発明は二層シートを剥離して中空体を成
形するので従来の貼り合せにおける成形誤差は問題とな
らず、大型品も一体成形できる点極めて工業的価値の大
なるものである。
の結合力が弱くなわ吸引することにより剥離し金型4に
沿つた所定形状の中空部7が形成される。このとき中空
部7に空気を注入することによう剥離は良好に行なわれ
る。一方、冷却装置6に面する部分は接着面或は融着面
の結合力に変化はなく、金型4によつて加圧されている
ので剥離しない。ポリエチレン樹脂シートの場合、 1
00〜230℃に加熱することによ沙成形可能となる。
上述のように本発明は二層シートを剥離して中空体を成
形するので従来の貼り合せにおける成形誤差は問題とな
らず、大型品も一体成形できる点極めて工業的価値の大
なるものである。
第1図は従来の成形法の断面説明図、第2図は(発明の
断面説明図である。 3は二層シート、4は金型、5は加熱装置、−冷却装置
、7は中空部。
断面説明図である。 3は二層シート、4は金型、5は加熱装置、−冷却装置
、7は中空部。
Claims (1)
- 1 熱可塑性接着剤で結合した二層シート若しくは共押
出し成形した二層シートをその接着面若しくは融着面で
剥離して少なくとも一方を外側へ突出させるように真空
成形するに際し、シートを剥離せしめる部分には加熱装
置を内蔵し剥離させない部分には冷却装置を内蔵した金
型を使用することを特徴とする熱可塑性樹脂中空体の成
形法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14810578A JPS598331B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 熱可塑性樹脂中空体の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14810578A JPS598331B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 熱可塑性樹脂中空体の成形法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5574826A JPS5574826A (en) | 1980-06-05 |
JPS598331B2 true JPS598331B2 (ja) | 1984-02-24 |
Family
ID=15445348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14810578A Expired JPS598331B2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 熱可塑性樹脂中空体の成形法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS598331B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01170231U (ja) * | 1988-05-23 | 1989-12-01 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104159556B (zh) | 2012-03-05 | 2016-07-20 | 宝泰电子有限公司 | 皮肤护理设备 |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP14810578A patent/JPS598331B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01170231U (ja) * | 1988-05-23 | 1989-12-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5574826A (en) | 1980-06-05 |
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