JPH0333001B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0333001B2 JPH0333001B2 JP15793585A JP15793585A JPH0333001B2 JP H0333001 B2 JPH0333001 B2 JP H0333001B2 JP 15793585 A JP15793585 A JP 15793585A JP 15793585 A JP15793585 A JP 15793585A JP H0333001 B2 JPH0333001 B2 JP H0333001B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative
- synthetic resin
- thermoplastic synthetic
- picture frame
- adhesive tape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は家具用化粧額縁の製造法に関する。
例えば洋服ダンスの扉表面には、その装飾変化
の付与上アーチ状に弯曲された形態の化粧額縁が
取付け一体化されているが、従来ではその化粧額
縁を合成樹脂成形するメーカー側において製造完
成した後家具メーカーへ出荷し、家具メーカー側
においてその家具本体に対する取付面となる化粧
額縁の裏面へ、紙製セパレーターを備えた接着テ
ープを貼り付けており、その爾後的にセパレータ
ーを剥離して、家具本体の表面に取付け得るよう
に準備している。
の付与上アーチ状に弯曲された形態の化粧額縁が
取付け一体化されているが、従来ではその化粧額
縁を合成樹脂成形するメーカー側において製造完
成した後家具メーカーへ出荷し、家具メーカー側
においてその家具本体に対する取付面となる化粧
額縁の裏面へ、紙製セパレーターを備えた接着テ
ープを貼り付けており、その爾後的にセパレータ
ーを剥離して、家具本体の表面に取付け得るよう
に準備している。
ところが、これでは化粧額縁がアーチ状に弯曲
された製品であるにも拘らず、接着テープは紙製
セパレーターを備えた直線帯状であるために、第
8,9図に示す通りその接着テープ1を小片にカ
ツトしない限り、化粧額縁aのアーチ部分に正し
く沿わせて貼り付けることができず、その手貼り
を余儀なくされることから作業性に著しく劣る。
された製品であるにも拘らず、接着テープは紙製
セパレーターを備えた直線帯状であるために、第
8,9図に示す通りその接着テープ1を小片にカ
ツトしない限り、化粧額縁aのアーチ部分に正し
く沿わせて貼り付けることができず、その手貼り
を余儀なくされることから作業性に著しく劣る。
又、そのアーチ部分の全体へ完全に接着テープ
1を貼り付けることができず、その貼付されない
個所sが残存することになるので、家具本体に対
する化粧額縁aの取付強度を低下させてしまう問
題もある。
1を貼り付けることができず、その貼付されない
個所sが残存することになるので、家具本体に対
する化粧額縁aの取付強度を低下させてしまう問
題もある。
本発明はこのような問題点の解決を企図してお
り、その詳細を図面に基いて説明すると、第1,
2図は家具本体Mの一例に係る洋服ダンスの扉に
取付け適用した化粧額縁Aを示しているが、これ
は熱可塑性合成樹脂の型材10を素材として、次
の工程を経ることにより製造される。
り、その詳細を図面に基いて説明すると、第1,
2図は家具本体Mの一例に係る洋服ダンスの扉に
取付け適用した化粧額縁Aを示しているが、これ
は熱可塑性合成樹脂の型材10を素材として、次
の工程を経ることにより製造される。
即ち、第3図のような押出機11の金型12に
よつて、先づ断面形状の一様な型材10を直線状
態の長尺に押出成形し、その押出過程のインライ
ンにおいて、その型材10の表面へ貼り付けロー
ル13などにより、木目柄などが予じめ印刷され
ている熱可塑性合成樹脂の化粧シート14を接着
一体化すると共に、同じく型材10の家具本体M
に対する取付面となる裏面に、やはり熱可塑性合
成樹脂の帯状セパレーター15を備えた接着テー
プ16も、別な貼り付けロール17などによつて
接着する。
よつて、先づ断面形状の一様な型材10を直線状
態の長尺に押出成形し、その押出過程のインライ
ンにおいて、その型材10の表面へ貼り付けロー
ル13などにより、木目柄などが予じめ印刷され
ている熱可塑性合成樹脂の化粧シート14を接着
一体化すると共に、同じく型材10の家具本体M
に対する取付面となる裏面に、やはり熱可塑性合
成樹脂の帯状セパレーター15を備えた接着テー
プ16も、別な貼り付けロール17などによつて
接着する。
そして、その接着後やはり押出過程のインライ
ンにおいて、その長尺な型材10をカツター18
などにより、第4図のような所定寸法の定尺にカ
ツトするのである。19はその接着テープ16の
接着剤層、20は押出過程に介在された冷却室を
示している。その場合、図では型材10の押出断
面形状を概してL字型に定めているが、勿論この
形状のみに限らず、家具本体Mとの関係から装飾
化粧目的のもとに、各種形状が採用される。
ンにおいて、その長尺な型材10をカツター18
などにより、第4図のような所定寸法の定尺にカ
ツトするのである。19はその接着テープ16の
接着剤層、20は押出過程に介在された冷却室を
示している。その場合、図では型材10の押出断
面形状を概してL字型に定めているが、勿論この
形状のみに限らず、家具本体Mとの関係から装飾
化粧目的のもとに、各種形状が採用される。
このように定尺化された型材10を、次に第5
図のようなヒーター21などによつて加熱軟化さ
せ乍ら、曲げ型22や曲げロールなどを用いて、
所定曲率半径を有するアーチ状に弯曲させること
により、第6,7図のような所期する化粧額縁A
として成形完了するのである。その際には、化粧
シート14や接着テープ16のセパレーター15
も、塩化ビニールやポリプロピレン、その他の熱
可塑性合成樹脂製として、型材10自身との一挙
同時に自づと弯曲されることになり、従つて成形
完了した化額縁Aへ、爾後的に化粧シート14や
接着テープ16を貼り付け作業する必要が全然な
く、しかも第6,7図のようにその貼り付け状態
の均一な高精度の製品−化粧額縁Aを高能率に得
られる。
図のようなヒーター21などによつて加熱軟化さ
せ乍ら、曲げ型22や曲げロールなどを用いて、
所定曲率半径を有するアーチ状に弯曲させること
により、第6,7図のような所期する化粧額縁A
として成形完了するのである。その際には、化粧
シート14や接着テープ16のセパレーター15
も、塩化ビニールやポリプロピレン、その他の熱
可塑性合成樹脂製として、型材10自身との一挙
同時に自づと弯曲されることになり、従つて成形
完了した化額縁Aへ、爾後的に化粧シート14や
接着テープ16を貼り付け作業する必要が全然な
く、しかも第6,7図のようにその貼り付け状態
の均一な高精度の製品−化粧額縁Aを高能率に得
られる。
その化粧額縁Aは第1,2図から明白なよう
に、その裏面からセパレーター15が剥離される
ことによつて、接着テープ16の接着剤層19を
介して家具本体Mの表面に取付け一体化されるこ
とになり、その家具本体Mの表面に対して興趣に
富む装飾効果を与える。尚、23はそのアーチ状
に弯曲された化粧額縁Aの内部に介在固定された
充填板である。
に、その裏面からセパレーター15が剥離される
ことによつて、接着テープ16の接着剤層19を
介して家具本体Mの表面に取付け一体化されるこ
とになり、その家具本体Mの表面に対して興趣に
富む装飾効果を与える。尚、23はそのアーチ状
に弯曲された化粧額縁Aの内部に介在固定された
充填板である。
以上のように、本発明では家具用化粧額縁Aの
製造法として、その型材10を金型12によつて
先づ直線状態の長尺に押出成形し、引き続きその
表面に熱可塑性合成樹脂の化粧シート14を、同
じく家具本体Mへの取付面となる裏面に、熱可塑
性合成樹脂のセパレーター15を備えた接着テー
プ16を各々貼り付けると共に、その型材10を
定尺にカツトして後、該型材10を加熱しつつ上
記化粧シート14やセパレーター15も含む連続
一体にアーチ状となるように弯曲させるものであ
るため、冒頭に述べた従来の問題点を完全に解消
できる効果がある。
製造法として、その型材10を金型12によつて
先づ直線状態の長尺に押出成形し、引き続きその
表面に熱可塑性合成樹脂の化粧シート14を、同
じく家具本体Mへの取付面となる裏面に、熱可塑
性合成樹脂のセパレーター15を備えた接着テー
プ16を各々貼り付けると共に、その型材10を
定尺にカツトして後、該型材10を加熱しつつ上
記化粧シート14やセパレーター15も含む連続
一体にアーチ状となるように弯曲させるものであ
るため、冒頭に述べた従来の問題点を完全に解消
できる効果がある。
即ち、本発明の場合型材10の長尺な直線状態
のもとで、セパレーター15付きの接着テープ1
6を貼り付ける方法であるから、その型材押出成
形上のインラインにおいて、自動省力的に上記化
粧シート14や接着テープ16の貼り付け作業を
行なえると共に、その接着テープ16の貼り付け
状態としても局部的な欠損なく、型材10の全長
に亘り正確に接着一体化できるのである。
のもとで、セパレーター15付きの接着テープ1
6を貼り付ける方法であるから、その型材押出成
形上のインラインにおいて、自動省力的に上記化
粧シート14や接着テープ16の貼り付け作業を
行なえると共に、その接着テープ16の貼り付け
状態としても局部的な欠損なく、型材10の全長
に亘り正確に接着一体化できるのである。
しかも、その化粧シート14はもとより、接着
テープ16のセパレーター15も熱可塑性合成樹
脂から成つているため、型材10をその直線状態
からアーチ状に弯曲させる際に、そのセパレータ
ー15も加熱作用を受けて支障なく一体連続に弯
曲変形し、その結果製品−化粧額縁Aのアーチ部
分へ正確に沿わせることができるのであり、又延
いては家具本体Mへの取付強度も向上させること
ができることになる。
テープ16のセパレーター15も熱可塑性合成樹
脂から成つているため、型材10をその直線状態
からアーチ状に弯曲させる際に、そのセパレータ
ー15も加熱作用を受けて支障なく一体連続に弯
曲変形し、その結果製品−化粧額縁Aのアーチ部
分へ正確に沿わせることができるのであり、又延
いては家具本体Mへの取付強度も向上させること
ができることになる。
第1図は本発明における化粧額縁の使用状態を
示す正面図、第2図は第1図の−線に沿う部
分拡大断面図、第3図はその化粧額縁における型
材の押出成形過程を示す説明図、第4図はその型
材に対する化粧シートと接着テープの貼り付け状
態を示す一部切欠の拡大斜面図、第5図は同じく
型材の曲げ過程を示す説明図、第6図はその弯曲
された製品−化粧額縁を示す背面図、第7図は第
6図の−線に沿う拡大断面図、第8図は第6
図に対応する従来品の背面図、第9図は第8図の
−線に沿う拡大断面図である。 M……家具本体、A……化粧額縁、10……型
材、12……押出成形金型、14……化粧シー
ト、15……セパレーター、16……接着テー
プ、22……曲げ型。
示す正面図、第2図は第1図の−線に沿う部
分拡大断面図、第3図はその化粧額縁における型
材の押出成形過程を示す説明図、第4図はその型
材に対する化粧シートと接着テープの貼り付け状
態を示す一部切欠の拡大斜面図、第5図は同じく
型材の曲げ過程を示す説明図、第6図はその弯曲
された製品−化粧額縁を示す背面図、第7図は第
6図の−線に沿う拡大断面図、第8図は第6
図に対応する従来品の背面図、第9図は第8図の
−線に沿う拡大断面図である。 M……家具本体、A……化粧額縁、10……型
材、12……押出成形金型、14……化粧シー
ト、15……セパレーター、16……接着テー
プ、22……曲げ型。
Claims (1)
- 1 熱可塑性合成樹脂の型材を金型によつて、先
づ直線状態の長尺に押出成形し、引き続きその表
面に熱可塑性合成樹脂の化粧シートを、同じく家
具本体への取付面となる裏面に、熱可塑性合成樹
脂のセパレーターを備えた接着テープを各々貼り
付け、次いでその型材を定尺にカツトして後、該
型材を加熱しつつ上記化粧シートやセパレーター
も含む連続一体にアーチ状となるよう弯曲させる
ことを特徴とする家具用化粧額縁の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15793585A JPS6216711A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 家具用化粧額縁の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15793585A JPS6216711A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 家具用化粧額縁の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216711A JPS6216711A (ja) | 1987-01-24 |
JPH0333001B2 true JPH0333001B2 (ja) | 1991-05-15 |
Family
ID=15660693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15793585A Granted JPS6216711A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 家具用化粧額縁の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6216711A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4326571B2 (ja) | 2007-04-26 | 2009-09-09 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のオイルパン |
JP6016850B2 (ja) * | 2014-07-03 | 2016-10-26 | 本田技研工業株式会社 | 内燃機関のオイル循環装置 |
DE102016119507A1 (de) | 2016-10-13 | 2018-04-19 | Man Diesel & Turbo Se | Ölbehälter einer Brennkraftmaschine |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP15793585A patent/JPS6216711A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6216711A (ja) | 1987-01-24 |
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