JPWO2009025273A1 - 積層体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いた化粧材を凹状曲面部や曲利率半径が小さな凸状曲面部に設けることができる積層体及びその製造方法を提供することを課題とする。凸状及び/又は凹状の曲面部21、22、23を有する基材11と、基材の該曲面部を含む表面に接着されている化粧材31とからなる積層体であって、化粧材は、少なくともその外表部が熱硬化性樹脂製の化粧材の素材シートを、基材の曲面部に対応した形状に熱プレス加工した後に、基材に接着されてなることを特徴とする。このため、従来のポストフォーム加工法等の加工法では得られなかった凹状の曲面部や、小さな曲率半径の曲面部を形成した積層体とすることができる。

Description

本発明は、パーティクルボード、木質単板等の基材に化粧材が接着、積層されてなり、家具の表面材、扉、床材、壁材及びカウンタ等の建材等として使用される積層体及びその製造方法に関する。特に、本発明はメラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いた化粧材を凹状曲面部や曲率半径が小さな凸状曲面部に設けることができる積層体及びその製造方法に関する。
従来より、上記家具の表面材及び壁材等の建材として、基材と、その表面にメラミン樹脂、塩化ビニル及び紙材等の化粧材をと、からなる積層体が知られている。このような積層体は通常、木質単板からなる基材の平面部に化粧材等を接着し、積層して形成している。
積層体を、例えば収納棚等において左右両側に観音開きする扉等に適用した場合、扉の中央側の端面部に、図2に示すような、指を掛けて開けるための凹部である手掛け用突片部19等が設けられ、そのような突片部の角部等に、図4に示す曲面部22及び曲面部23を具備する端面部17等が形成されていることがある。基材11の端面部17は図4に示すように、略J字状に形成され、板厚方向の略中央部に窪み形状の底部18が形成され、板厚方向の両縁部に、それぞれ手掛け用突片部19及び背側突片部20が突出する形状となっており、指は手掛け用突片部19からなる手掛け5に引掛けて手前側に開けるようになっている。
このような曲面部等が形成されている基材11の端面部17に化粧材を接着して積層体を形成する場合は、基材11として表面が緻密な中質繊維板(MDF)を用い、化粧材として塩化ビニル、紙材等の薄いシートを貼り付けて形成することが行われている。これにより、基材11の端面部17はその表面に上記化粧材が接着されることによって基材11の木質部分が外部に露出するのが防止され、外観を向上させている。
ところが、塩化ビニル、紙材等の化粧材は、基材11の切断面の形状に追従して貼り付けることはできるものの表面が柔らかく耐久性がないために、指を掛けて扉3を開閉したりしているうちに、徐々に表面が擦り取られたり、しわが形成されたりして見栄えが低下し易い。
また、このような塩化ビニル、紙材等の化粧材はごく薄いものであるため、木のチップを圧縮して作られた表面が粗く安価なパーティクルボード等の板材の表面に貼り付けると、基材11の粗い表面形状が化粧材の表面に浮き出してしまうため、平滑な表面を得ることができない。したがって、このようなごく薄い化粧材を貼り付けて積層できる積層体は、前述のような、基材11の表面が緻密で平滑であるが高価な中質繊維板(MDF)等の板材のものに限られてしまう。
一方、基材に貼り付ける化粧材としてメラミン樹脂等の熱硬化性樹脂が使用されることがある。化粧材がメラミン樹脂製の場合は、表面が硬いために傷が付きにくく耐久性があり、また、パーティクルボード等の表面が粗い基材に貼り付けても基材表面の粗さが前面に浮き出ることがない。
このようなメラミン樹脂製の化粧材を、基材の曲面部が形成されている表面に貼り付けて積層体を製造するために、例えば、ポストフォーム加工法に称せられる工法を採用することができる。この工法によれば、化粧材を基材の平面部に接着した後、化粧材を加熱しながら外力を加えて基材の凸状曲面部に沿って折り曲げ、接着して製造することができる。
しかし、メラミン樹脂製の化粧材を使用できるのは、凸状に湾曲する曲面部の曲率半径が10mm程度以上の場合に限られる。メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂製の化粧材は、表面硬度が大きく柔軟性がないため、曲面部の曲率半径が10mm程度以下であると、折り曲げることが困難であり、無理に折り曲げると破損することがあるからである。このため、曲面部の曲率半径が5mm以下の小さいものを形成することが困難であり、シャープな外観の印象を与える積層体等を作成する要望に応えられなかった。
また、凹状に湾曲する曲面部を備える基部にメラミン樹脂製の化粧材をポストフォーム加工法等により貼り付けることが困難である。上記方法は、曲面に沿って順に化粧材を貼り付ける必要があるが、凹状曲面部ではこれが困難であるためである。
上記曲率半径を小さくできない問題を解決するために例えば、特許文献1に示す技術が開示されている。この特許文献1記載の積層板の製造方法は、まず、基材の角部に面取り状切欠き部を形成するとともに、熱硬化性樹脂製の化粧板において基材の面取り状切欠き部に対応する箇所に薄肉部を形成し、基材の面取り状切欠き部と化粧板の薄肉部とによって囲まれる空隙部に接着剤を充填する。そして、基材の平面に化粧板を接着した後、薄肉部の外側から加熱しながら、基材の平面からはみ出した化粧板の巻き込み部に外力を加えて薄肉部で折り曲げ、巻き込み部を接着するものである。この積層板の製造方法によれば、化粧板の一部を薄肉とすることによってその部分が柔軟になり、また、化粧板を加熱することによって可塑性が増大し、曲げ易くなるとともに、加熱によって接着剤が融解し、基材と化粧板との接着が可能となる。
特開2004−358873号公報
しかし、特許文献1に示す積層板の製造方法は、基材の角部に面取り状の切欠き部を形成したもの、即ち、外方に向けて凸状に湾曲する曲面部を形成したいわゆる外Rに適用されるものである。基材に、内方に向けて凹状に湾曲する曲面部を形成したいわゆる内Rが形成されたものについては、基材の凹状に湾曲する曲面部に化粧板を取り付けることができないために、その曲面部に沿って化粧板を折り曲げることはできず、この曲面部には適用できない。したがって、基材に形成された曲面部は外方に向けて凸状に湾曲する外Rのものに限定され、内方に向けて凹状に湾曲する内Rのものには適用できないから、基材にこれらの曲面部が形成された複雑な形状のものについては対応できず、積層体を形成できない。
更に、化粧板の薄肉部を加熱することに伴い、接着剤も同時に加熱されるので、接着剤の種類によっては、化粧板の薄肉部の加熱が接着剤を過度に柔らかくしてしまい垂れを生じさせる等の接着に不具合を生ずる場合もある。したがって、使用される接着剤の種類が制約されることとなる。
また、化粧板の薄肉部を加熱することによって折り曲げた直後は化粧板の形状が不安定な状態にあり、元の平面形状に戻ろうとする復元力、弾発力が残存するため、化粧板が冷却されて形状が安定するまでの間、基材から剥がれないよう復元しようとする力に抗して化粧板を強く押さえて保持する必要がある。
発明は、上記問題点を解決するものであり、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂を用いた化粧材を凹状曲面部や曲率半径が小さな凸状曲面部に設けることができる積層体及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、以下の通りである。
1.凸状及び/又は凹状の曲面部を有する基材と、上記基材の該曲面部を含む表面に接着されている化粧材とからなる積層体であって、上記化粧材は、少なくともその外表部が熱硬化性樹脂製の該化粧材の素材シートを、上記基材の曲面部に対応した形状に熱プレス加工されてなることを特徴とする積層体。
2.上記熱硬化性樹脂は、メラミン樹脂である上記1.に記載の積層体。
3.上記化粧材の厚さは、0.3〜0.5mmである上記1.又は上記2.に記載の積層体。
4.上記基材の曲面部の曲率半径は、1.5mm以上である上記1.乃至3のいずれか1項に記載の積層体。
5.曲面部を有する基材と、上記基材の該曲面部を含む表面に接着されている化粧材とからなる積層体の製造方法であって、少なくともその外表部が熱硬化性樹脂である平板状の上記化粧材の素材シートを、上記基材の曲面部に対応した形状に熱プレス加工し、その後、該素材シートの熱プレス加工物を上記基材の対応する表面に接着することを特徴とする積層体の製造方法。
6.上記熱硬化性樹脂は、メラミン樹脂である上記5.に記載の積層体。
本発明の積層体及びその製造方法によれば、表面が硬く、傷付きにくく、耐久性があり、及び見栄えが良く意匠性に富んだ熱硬化性樹脂を用いた化粧材を基材の曲面部に用いることができる。また、既に硬化した熱硬化性樹脂を用いた化粧材の素材シートであっても、加熱した状態でプレスを行う熱プレス加工を行うことにより、基材の曲面部に沿った形状に成型することができることを用い、従来では用いることができなかった、凹部の曲面部や小さな曲率半径の曲面部に対して、熱硬化性樹脂を用いた化粧材を熱プレス加工によって基材の曲面部に沿って精度良く接着することができる。そして、基材の曲面部が外方及び内方のいずれに湾曲した場合においてもその形状に沿って化粧材を折り曲げることができ、基材の複雑な形状に対応して形成することができる。
また、硬化した熱硬化性樹脂を用いた素材シートを化粧材として用いても、一旦熱プレス加工によって所定形状に形成された後は、一定の形状に保持されるため、貼付時に治具を使って化粧材を固定しなくても接着等により基材に貼付することができる。更に、化粧材を基材に接着する際は、常温型、加熱溶融型のいずれの接着剤も使用することができる。
また、熱硬化性樹脂がメラミン樹脂によって形成されている場合は、化粧材の表面硬度が大きく、耐久性に富む他、各種色彩を付与でき、多彩な柄模様を形成できて模様形成の自由度が高く、意匠性が向上する。
また、化粧材が厚さ0.3〜0.5mmの薄肉に形成されている場合は、化粧材としての所要の剛性が得られ、強度を維持すると同時に、化粧材を基材の曲面部に対応した形状に精度良く形成することができる。
また、基材の曲面部の曲率半径が1.5mm以上である場合は、従来のポストフォーム加工法等の加工法では得られなかった小さな曲率半径の曲面部を得ることができ、シャープな外観の印象を与える積層体を作成することができる。
また、本発明の積層体の製造方法は、硬化した熱硬化性樹脂製の化粧材の素材シートを、熱プレス加工によって上記基材の曲面部に対応した形状に形成し、その後、上記基材の対応する表面に接着するものであり、即ち熱プレス加工による化粧材の形成と接着とが別工程となっている。このため、化粧材は加熱によって柔軟性が付与され、基材の曲面部の曲率半径が小さい場合でも、プレス加工によって基材の曲面部に沿って精度良くかつ簡単に折り曲げられることができる。そして、形成後は単に化粧材をそのまま基材に接着するだけで、貼付時に治具を使って固定することなく簡単かつ確実に積層体を形成することができる。
本実施例の積層体が使用されている収納棚を示す正面図である。 本実施例の積層体が使用されている収納棚の平面図である。 本実施例の積層体の要部平面図である。 本実施例の積層体の基材単体の要部平面図である。 本実施例の積層体の分解斜視図である。 本実施例の化粧材の拡大断面図である。 本実施例の化粧材の成形手順を示す説明図であり、(a)は成形前の化粧材の素材シートを下型に載置した状態、(b)は素材シートをプレス加工した状態、(c)は成形後の素材シートを示す。
符号の説明
4;積層体、11;基材、21,22,23;曲面部、31;化粧材、32;素材シート、33;メラミン樹脂層、34;フェノール樹脂含浸紙層、41;下型、42;上型、43;ヒータ。
以下、本発明の積層体及びその製造方法を、図面を用いて説明する。
本発明の積層体は、曲面部を有する基材と、上記基材の表面に接着されている化粧材とからなる積層体であることを特徴とする。本積層体は、家具の表面材、扉、床材、壁材及びカウンタ等の建材等として使用することができる。
上記「基材」は、上記各種建材等として使用されるものである限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。上記基材は、例えばパーティクルボード、中質繊維板(MDF)、木質単板及び木質合板等を挙げることができる。また、これらの板材に限られず、円柱体、円筒体、角柱体及びその他の複雑な形状を有する曲面体等、化粧材を接着可能な各種形態のものとすることができる。更に、木製の他、金属製、合成樹脂製及びセラミックス製等各種材質のものが適用できる。
基材において化粧材が接着される表面は上記「曲面部」が形成されており、その曲面部は外方に向けて凸状に湾曲するいわゆる外R状のもの、内方に向けて凹状に湾曲するいわゆる内R状のもの等の多様な立体形状を採り得ることができる。
上記基材の曲面部は、その曲率半径を1.5mm以上(好ましくは、1.8mm以上、特に好ましくは2.0mm以上)のものとすることができる。予め熱プレス加工を行うことによって、従来ではできなかった5mm未満の曲率半径を備える曲面を備えた化粧材を形成することができる。
上記「化粧材」及びその上記「素材シート」は、少なくとも外表部に熱硬化性樹脂が使用されてなり、上記基材に接着されるものである限り、その形状、大きさ、材質等は特に問わない。また、素材シートは、硬化した熱硬化性樹脂製平板であり、通常その表面に凹凸や着色等によって模様等が形成されている。更に、後に剥がすことができる保護シートが表面に貼付されていてもよい。また、外表部以外の層等に熱硬化性樹脂以外の材質(例えば、熱可塑性樹脂及び紙等を挙げることができる。)があってもよい。
熱硬化性樹脂としては、メラミン樹脂、ポリエステル樹脂等各種の樹脂が使用できるが、表面硬度、耐久性、意匠性等を考慮してメラミン樹脂が望ましい。
上記化粧材は、少なくとも基材の曲面部に対応する箇所が薄肉に形成することができる、即ち、通常は、化粧材の全面が一定厚さの薄肉に形成されるが、基材の曲面部に対応する箇所のみ表面を面切削する等として薄肉に形成してもよい。
上記化粧材は、その厚さが0.3〜0.5mm(好ましくは0.4〜0.5mm)の薄肉に形成されているのが好ましい。尚、少なくとも上記基材の曲面部に対応する箇所が上記厚さになるように薄肉に形成されていればよく、平坦部の形状は前記範囲より厚くてもかまわない。
また、上記化粧材は、基材への接着とは別工程で、熱プレス加工によって上記基材の曲面部に対応した形状に形成される。ここで、熱プレス加工は、化粧材の素材シートに熱を加えつつ金型を使用してプレス加工するものであり、プレス加工は、素材シートを両側から圧縮成形するものであればよく、これにはシート成形等の加工が含まれる。素材シートの加熱には、赤外線ランプ、ハロゲンランプ等が使用され、素材シートに柔軟性を付与できる程度に加熱できる各種の加熱機器を使用できる。化粧材の加熱温度は任意に選択でき、メラミン樹脂を化粧材に用いた場合、例えば160〜180℃とすることができる。
この化粧材は、別途に、素材シートを成形して基材の曲面部に対応した形状に形成した後、接着剤を使用して基材の表面に接着され、積層される。ここで、接着剤としては、素材に適合するものであればよく、木工用の酢酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤及びホットメルト系接着剤等の各種常温型及び加熱溶融型接着剤を使用することができる。
本発明の実施形態に係る積層体の製造方法は、凸状及び/又は凹状の曲面部を有する基材と、上記基材の表面に接着される化粧材とからなる積層体を製造するものであって、少なくともその外表部が熱硬化性樹脂である平板状の上記化粧材の素材シートを、上記基材の曲面部に対応した形状に熱プレス加工し、その後、上記基材に接着することを特徴とする。
前記積層体の発明において、基材の曲面部の形状、化粧材の材質及び厚み、熱プレス加工の温度、接着方法、並びにその他について記載した全ての事項を本発明の積層体の製造方法に適用するものとする。
本製造方法は、既に硬化した熱硬化性樹脂製の平板である化粧材の素材シートを、更に熱プレス加工によって曲面部の形状に成型する。このため、従来のポストフォーム加工法等の加工法では得られなかった凹状の曲面部や、小さな曲率半径の曲面部を形成することができる。
また、基材への接着と化粧材の形成とが別工程となっているから、化粧材を、基材の形態や基材への接着作業条件等に制約されることなく素材シートを一般的な平板状等に形成することができ、その後、基材の各種形態の曲面部に対応して形成できる。加えて、基材の表面粗さの影響を受けることなく、また、常温型接着剤、加熱溶融型接着剤を問わず、基材に接着することが可能である。
以下、図面を用いて実施例により本発明を具体的に説明する。本実施例においては、積層体を収納棚の扉に適用したものを例示する。
家具である収納棚1は図1〜4に示すように、前方に開口を備えた棚本体2に左右両側に観音開きとなる一対の扉3が取り付けられており、上記扉3は基材11に化粧材31を接着した積層体4で構成されている。扉3の中央側の端面部には手掛け5が設けられ、ここに指を掛けて開けられるようになっている。
上記扉3を構成する積層体4は、板材で形成された基材11と、この基材11の中央側の端面部17の表面に接着して積層された化粧材31とからなる。基材11は更に詳細には、本体12がパーティクルボード等の木質単板で形成され、その前面部13及び背面部14の表面にはそれぞれ合成樹脂等からなる化粧板15及び化粧板16が接着され、木質積層体となっている。そして、左右の扉3において互いに対向する中央側の端面部17は底部18の両端縁部に前面部13及び背面部14と同一の平面方向に突出する手掛け側突片部19と背側突片部20とが平行に延設されており、これによって、端面部17は断面が略J字状の異形形状となっている。上記手掛け側突片部19は扉3の手掛け5を構成している。
更に、基材11の端面部17は、底部18が本体12の内方に向けて凹状に湾曲するいわゆる内Rの曲面部21に形成されているとともに、上記手掛け側突片部19の内部側の先端角部に本体12の外方に向けて凸状に湾曲するいわゆる外Rの曲面部22が形成され、上記背側突片部20の内部側の先端角部に本体12の外方に向けて凸状に湾曲するいわゆる外Rの曲面部23が形成されている。
基材11の端面部17の寸法関係を図4に示す。曲面部22の曲率半径R1及び曲面部23の曲率半径R2は図4に示すように、いずれも2mmに形成されている。また、手掛け側突片部19の突出先端面における平面長さL1及び背側突片部20の突出先端面における平面長さL2はいずれも2mm以上に設定されている。これは化粧材31を後述する熱プレス加工によって曲面部の曲げ加工を行うときの押さえ代として最小限必要とする大きさだからである。
一方、基材11の端面部17の表面に接着される化粧材31は熱プレス加工によって図3及び図5に示すように、基材11の端面部17の形状に対応して断面が略J字状に形成されている。この化粧材31はこのような形状に成形された素材シート32を、図5に示すように、基材11の端面部17側から挿入され、端面部17の表面に接着されて形成される。素材シート32は熱硬化性樹脂のメラミン樹脂を使用して形成されており、その肉厚は約0.4mmである。
素材シート32は、図6に示すように、表層部のメラミン樹脂層33と、底層部のフェノール樹脂含浸紙層34との2層構造となっている。尚、素材シート32は積層体の形成が終わるまでメラミン樹脂層33の表面を保護するために、必要に応じて薄い保護フィルムで覆っておくのが望ましい。化粧材31はメラミン樹脂層33側が表面側に表出し、フェノール樹脂含浸紙層34側は基材11に接着される。化粧材31は全てメラミン樹脂層33のみで形成してもよいが、本実施例では、基材11との接着性を確保するため、フェノール樹脂含浸紙層34を積層した2層構造としている。
尚、本実施例においては、化粧材31は2層の合計肉厚0.8mmの素材シート32においてフェノール樹脂含浸紙層34をサンディングペーパー等によって面切削することにより2層の合計肉厚を約0.4mmの薄肉に形成しており、メラミン樹脂層33及びフェノール樹脂含浸紙層34はそれぞれ約0.2mmとなっている。ただし、直接薄肉のものを製造できる場合は、切削することなくそのままそれを使用することができる。ここで、化粧材31は肉厚を小さくし過ぎると、所要の剛性が失われ、強度が低下するとともに、下地としての基材11の表面が粗く凹凸面となっている場合は、化粧材31の表面に基材11の表面状態が浮き出てしまうので、0.3〜0.5mmの範囲の肉厚とする必要がある。
更に、化粧材31は曲面部を有する端面部17に接着されるものであり、平面に形成された基材11の前面部13及び背面部14に接着された化粧板15及び化粧板16とは別の化粧材である。
次に、このように構成された本実施例の積層体4の製造方法を図5及び図7に基づいて説明する。
予め薄肉に形成した貼付前の平板である化粧材31の素材シート32を図7(a)に示すように、プレス機の下型41の上端に載置する。次に、その周囲から赤外線ランプ及びハロゲンランプ等からなる各種のヒータ43を使用して素材シート32を加熱する。その後、加熱して素材シート32が成形可能な温度まで加熱されて柔軟性を有するに至ったら、上型42を下降させて下型41と嵌合させて、素材シート32をプレス加工する。
尚、素材シート32は別途に専用の加熱器を使用して加熱してから速やかに下型41に載せ替えてもよい。
素材シート32が図7(b)に示すように、下型41と上型42とで圧縮されたら、所定時間その圧縮状態を維持して冷却する。次いで、素材シート32がある程度冷却されて一定形状を保持するに至ったら、上型42を上昇させて成型後の素材シート32を下型41から取り出す。このとき、成型後の素材シート32は約0.4mmの薄肉に形成されており、かつ、ヒータ43によって加熱されるため、柔軟性を有するようになる。そのため、上型42を下降させて圧縮したとき、素材シート32は基材11の端面部17に形成されている曲面部21、曲面部22及び曲面部23の形状に沿って精度良くシャープな形状に成形される。特に、基材11において曲率半径が2mmと、従来のしかない曲面部22及び曲面部23に対しても高い精度でそれらの形状に合致して成形される。
その後、矢印部分において素材シート32の両端部を図7(c)に示すように、トリミング加工によって裁断する。以上によって、化粧材31の成形が完了する。
次に、図5に示すように、基材11の端面部17又は化粧材31或いはその双方に接着剤を塗布し、次いで、成型後の素材シート32を基材11の端面部17に挿入し、当接する。その後、接着剤が乾燥し固化すると、積層体4が完成する。このとき、成型後の素材シート32は熱プレス加工により一定形状に保持され、元の平面状態への復元力は残存しないので、従来のように、化粧板が冷却されて形状が安定するまでの間、化粧板を強く押さえて保持している必要はない。ここで、本実施例では接着剤としてホットメルト系接着剤を使用した。ただし、これに限られるものではなく、基材11と化粧材31との接着に良好な常温型、加熱溶融型等各種の接着剤を使用することができる。
本実施例の積層体4の作用を説明する。
まず、積層体4を構成する化粧材31は、少なくとも外部に表出する部分が熱硬化性樹脂のメラミン樹脂層33で形成されているため、表面が硬く、傷が付きにくく、耐久性に優れる。また、メラミン樹脂層33は豊富なカラーバリエーションを有し、各種色彩を付与できるとともに、多彩な柄模様を形成でき、模様形成の自由度が高く、更にはエンボス仕上げも可能であることから見栄えが良くなり意匠性が向上する。
そして、このような優れた特性を有するメラミン樹脂を用いて形成された化粧材31は、本来、柔軟性に乏しく、基材11の表面部に形成された曲面部の曲率半径が10mm程度以上の大きい円弧面に接着されるものに限られるところ、本実施例では、通常0.8mm以上の肉膜に形成されているメラミン樹脂層を面切削等の手段により、少なくとも基材11の曲面部に対応する箇所を約0.4mmの薄肉に形成している。
加えて、成形時には化粧材31を加熱した状態でプレス加工している。これにより、薄肉形成と熱プレス加工との作用が相俟って、メラミン樹脂層33に柔軟性が付与されるので、基材11の曲面部に対応した形状に形成され、角部に設けられた曲率半径が2mmと小さい曲面部22及び曲面部23の形状に対しても、それらの曲率に合致した曲げ加工が可能となり、基材11の形状に対応した鮮明な曲面形状が得られ、意匠性が向上する。しかも、化粧材31は、その成形が基材への接着とは別個の工程で行われるため、各工程における加工上の自由度が増し、基材及び化粧材の大きさ、形状、材質等に関し、成形と接着とを同時に行うことによって被る加工上の制約はほとんど受けない。そして、化粧材31は熱プレス加工による簡易な圧縮成形によって簡単に所定の形状に形成される。
また、従来の積層体は、基材の角部に面取り状切欠き部を形成し、熱硬化性樹脂製の化粧板に薄肉部を形成し、基材と化粧板とによって囲まれる空隙部に接着剤を充填するとともに、基材の平面に化粧板を接着した後、薄肉部の外側から加熱しながら化粧板の巻き込み部に外力を加えて薄肉部で折り曲げ、接着するものであった。即ち、従来の積層体は、基材の角部に面取り状切欠き部を形成したもの、つまり、外方に向けて凸状に湾曲する曲面部を形成したいわゆる外Rのみに適用されるものであった。したがって、基材において内方に向けて凹状に湾曲する曲面部を形成したいわゆる内Rが形成された部分については、その形状に対応して化粧材を形成することはできなかった。
これに対して、本実施例の積層体4は、接着とは別工程で化粧材31の成形を行うものであるから、基材11の曲面部が凸状、凹状のいずれに湾曲したものであっても、その形状通りに沿って折り曲げて形成することができ、基材11の任意の形状に対応した化粧材31を形成することが可能である。
更に、化粧材31は熱硬化性樹脂のメラミン樹脂で形成されているので、熱プレス加工によって一旦所定形状に形成された後は、その形状が維持され、その後の再加熱等によって再度変形することはない。したがって、化粧材31を単に基材11に装着するだけで組み付けることができるし、接着によって接着する際には、木工用の酢酸ビニル系接着剤、ゴム系接着剤、ホットメルト系接着剤等の各種の接着剤を使用することができる。そして、化粧材31は熱プレスによる形成後は、一定形状に安定して保持され、元の形状に復元しようとする弾発力は消失しているため、従来のように、化粧板が冷却されて形状が安定するまでの間、化粧板を強く押さえて保持する必要はない。その結果、接着剤による接着作業が楽になる。
加えて、化粧材31は、メラミン樹脂を用いて形成され、かつ、約0.4mmの肉厚に形成されているので、表面硬度が大きく、かつ、所要の剛性を有する。このため、従来のように、塩化ビニルフィルム、紙材等のごく薄いフィルムシートを接着した場合には、基材の表面が粗い凸凹面になっているとその表面形状を拾ってフィルムシートの表面にその形状が浮き出てしまうところ、本実施例の化粧材31はそのようなことがなく、化粧材31の意匠がそのまま表れる。したがって、基材11が木のチップを圧縮成形した安価なパーティクルボード等のように表面密度が小さく粗い材質のものであっても、基材11の表面形状が化粧材31の表側に浮き出てしまうことがない。したがって、本実施例の化粧材31は、木の繊維を圧縮成形した表面密度の大きい緻密な中質繊維板(MDF)は勿論のこと、上記パーティクルボードを含め、各種の単板、合板の表面に接着し、積層体4を形成できる。
ところで、本実施例の化粧材31は、熱硬化性樹脂としてメラミン樹脂を使用しているが、これに限られるものではない。また、化粧材31は、基材との接着性を確保することができるよう、メラミン樹脂層33にフェノール樹脂含浸紙層34を裏打ちとして積層しているが、裏打ち材はこのフェノール樹脂含浸紙層に限られるものではなく、メラミン樹脂層33と基材11との双方に所要の接合力を有すれば、他の材質を使用することもできる。

Claims (6)

  1. 凸状及び/又は凹状の曲面部を有する基材と、上記基材の該曲面部を含む表面に接着されている化粧材とからなる積層体であって、
    上記化粧材は、少なくともその外表部が熱硬化性樹脂製の該化粧材の素材シートを、上記基材の曲面部に対応した形状に熱プレス加工されてなることを特徴とする積層体。
  2. 上記熱硬化性樹脂は、メラミン樹脂である請求項1に記載の積層体。
  3. 上記化粧材の厚さは、0.3〜0.5mmである請求項1又は2に記載の積層体。
  4. 上記基材の曲面部の曲率半径は、1.5mm以上である請求項1乃至3のいずれか1項に記載の積層体。
  5. 曲面部を有する基材と、上記基材の該曲面部を含む表面に接着されている化粧材とからなる積層体の製造方法であって、
    少なくともその外表部が熱硬化性樹脂である平板状の上記化粧材の素材シートを、上記基材の曲面部に対応した形状に熱プレス加工し、その後、該素材シートの熱プレス加工物を上記基材の対応する表面に接着することを特徴とする積層体の製造方法。
  6. 上記熱硬化性樹脂は、メラミン樹脂である請求項5に記載の積層体の製造方法。
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