JP3243920U - 前面がフラットに仕上げられた家具用樹脂扉 - Google Patents

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真人 上川
武彦 高塚
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株式会社フジイ
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Abstract

【課題】前面がフラットで前面から木口にかけて一体感のある木製家具用扉を提供する。【解決手段】中央部に開口11を有する矩形木枠10と、透光性樹脂板20とを張り合わせてなる、前面がフラットで、前面から木口にかけて一体感を現出させてなる木製家具用扉であって、透光性樹脂版20は木枠10との張り合わせ面となる裏面周囲の枠部に隠蔽面22と、中央部に木枠開口11に相当する面積の投光面21を有する一方、該透光性樹脂板20を矩形木枠10の前面に隠蔽面22の糊付け部を介して張り合わせなる予備成形体を備え、該予備成形体は矩形木枠10と透光性樹脂板20とを張り合わせた木口31は研磨ローラ等40で平坦削り仕上げを施した後、樹脂片50を貼り付けられる。樹脂片50として木口化粧材ローカン(ABS樹脂製木口材ローカンテックスの略)を用いるのが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、オーダーメイドの木製家具の扉として用いられる、前面がフラットに仕上げられた木製家具用扉である。
通常オーダーメイドの家具扉は木枠にガラス板を挟み込み又は嵌め込んで製造されるので、前面は木枠とガラス板とはフラットでなく、ガラス板が木枠から凹んだ形状を有する。なぜなら、木枠の前面にガラス板を張り合わせると、周囲木口に張り合わせ端部が現れるので、これを隠すために種々の木口材の貼り付け仕上げが必要である。しかしながら、木枠とガラス材を張り合わせた後、研磨ローラ等で木枠とガラス板からなる木口を平坦に切削加工するのが困難である。そのため、通常、ガラス板を表裏の一対の木枠等に挟み込む必要があった(特許文献1)。
意匠登録第1166198号
そこで、本考案は前面がフラットで、前面から木口にかけて一体感のある木製家具用扉を提供することを課題とする。
本考案は矩形木枠の前面にガラス板に代えて透光性樹脂版を用い、木枠と樹脂板とからなる木口にローラ削りを適用し、この木口にローカン等の樹脂片を融着することにより前面から木口に一体感を持たせて完成したもので、
中央部に開口11を有する矩形木枠10と、該木枠10全体に相当する面積の透光性樹脂板20とを張り合わせてなり、前記透光性樹脂版20には木枠10との張り合わせ面となる裏面周囲の枠部に隠蔽面22を形成する一方、中央部に木枠開口11に相当する面積の投光面21を形成し、該透光性樹脂板20を前記矩形木枠10の前面に隠蔽面22の糊付け部を介して張り合わせて予備成形体30を備え、
該予備成形体30は前記矩形木枠10と前記透光性樹脂板20とを張り合わせた木口31を有し、該木口31は研磨ローラ等40で平坦削り仕上げを施した後、樹脂片50を貼り付けられ、バリ取り仕上げを施してなる、前面全体から木口にかけて一体感を現出させてなることを特徴とする木製家具用扉100にある。
本考案では、ガラス材の代わりに樹脂板20を用いるので、木枠と張り合わせた木口をローラ削りで樹脂片を融着仕上げが可能である。そのため、扉は前面がフラットで、前面から木口にかけて一体感を現出させ、従来に装飾感を持つに至る。
は本考案の木製家具用扉の製造工程図である。 図1の方法で製造された実物写真である。 図2の完成品の模式図である。 図3のA-A線断面図である。 図3のB-B線断面図である。
本考案の樹脂扉は図1に示すように、(1)は部材準備工程で、開口11を有する木枠10と樹脂板20とを準備する。木枠10には表裏に化粧仕上げが行われている。樹脂板20は透光性を有し、貼り合わせ面には糊付け面を隠蔽する印刷面22が施され、中央部に透光面21を有している。(2)は張り合わせ工程で、両者10と20を貼り合わせ、予備成形体30を形成する。4辺の木口31にその貼り合わせ端面が現れる。(3)は木口削り工程で、研磨ローラ40で木口を切削処理し、均一に仕上げる。(4)木口ローカン工程で、、貼り合わせ機械を用いてローカン50を木口31に貼り付ける。(5)はバリ取り仕上げ工程で、木口仕上げを行い、全面光沢のある一体感を現出させる製品100が製造される。
上記製品100は、オーダーメイドの木製家具の扉として用いられる木製家具用樹脂扉であって、図2に実物を示すように、その特徴とするところは、厚さ12mmのPB(パーチクルボード)の繊維板の表裏に2.5mmの化粧シートを貼り付けてなる木枠の前面全体に3.0mmの樹脂板(ポリカーボネイト製)を張り合わせ、その張り合わせ木口4辺に厚み1.0mmの木口化粧材ローカン(ABS樹脂製木口材ローカンテックスの略)を、エアーテック等の機械にて高温で表面接着剤を融着して貼り合わせ、扉前面から木口にかけて扉全体を完全にフラットな仕上げとなし、全体として一体感のある意匠性を持たせた点にある。図3に示す製品は図4(a)のA-A線断面図、図4(b)のB-B線断面図に示すように前面はフラットで、周囲木口31に樹脂製ローカン50が溶着されているので、前面の樹脂板20から周囲木口31にかけて全面光沢のある一体感を現出させる。
通常オーダーメイドの家具扉は木枠にガラス板を挟み込み又は嵌め込んで製造されるので、前面はフラットでなく、凹部を有する。なぜなら、木枠前面にガラス板を張り合わせると、木口に張り合わせ端部が現れるので、これを隠すために種々の木口材の貼り付け仕上げが必要であるが、木枠とガラス材を張り合わせた後、研磨ローラ等で木口を平坦に切削加工するのが困難である。そのため、木枠等に挟み込む必要があった。本考案では、ガラス材の代わりに樹脂板を用いるので、製造工程図で示すように、(1)木枠と樹脂板とを準備し、(2)これを貼り合わせると、4辺の木口にその貼り合わせ端面が現れるが、(3)木口を切削処理し、均一に仕上げた上で、(4)貼り合わせ機械を用いてローカン50を木口31に貼り付け、(5)木口仕上げを行うので、一体感を伴う。
10 木枠
20 樹脂版
30 予備成形体
40 研磨ローラ
50 ローカン

Claims (2)

  1. 中央部に開口11を有する矩形木枠10と、該木枠10全体に相当する面積の透光性樹脂板20とを張り合わせてなり、前面がフラットで、前面全体から木口にかけて一体感を現出させてなる木製家具用扉であって、
    前記透光性樹脂版20には前記木枠10との張り合わせ面となる裏面周囲の枠部に隠蔽面22が形成される一方、中央部に木枠開口11に相当する面積の投光面21を有し、
    前記透光性樹脂板20は前記矩形木枠10の前面に隠蔽面22の糊付け部を介して張り合わせて予備成形体30を形成し、前記矩形木枠10と前記透光性樹脂板20とを張り合わせた木口31を有し、該木口31は研磨ローラ等40で平坦削り仕上げ後、樹脂片50を貼り付けられ、バリ取り仕上げを施してなる、ことを特徴とする木製家具用扉。
  2. 前記樹脂片50が木口化粧材ローカン(ABS樹脂製木口材ローカンテックスの略)である請求項1記載の樹脂扉。
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