JP2001018203A - 化粧板 - Google Patents

化粧板

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JP2001018203A
JP2001018203A JP11197295A JP19729599A JP2001018203A JP 2001018203 A JP2001018203 A JP 2001018203A JP 11197295 A JP11197295 A JP 11197295A JP 19729599 A JP19729599 A JP 19729599A JP 2001018203 A JP2001018203 A JP 2001018203A
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JP
Japan
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core
decorative
wood
edge
surface material
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Pending
Application number
JP11197295A
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English (en)
Inventor
Shoji Mitani
庄司 三谷
Eiichi Maeda
栄一 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAKAIDE KESHIYOU GOHAN SEISAKUSHO KK
Okura Industrial Co Ltd
Original Assignee
SAKAIDE KESHIYOU GOHAN SEISAKUSHO KK
Okura Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外面からは全体が無垢材で構成されているかの
ごとく高級感を与える化粧板を提供する。 【課題を解決するための手段】少なくとも一方の端縁部
に木口材が取り付けられたコアーの少なくとも一方の面
に適宜化粧の施された表面材が貼着された化粧板であっ
て、前記木口材はコアーより厚みが厚くコアーとの接続
部はコアーの厚みと同じ厚みとなるように少なくとも一
方の面が欠き取られて段違い状となり、他方前記表面材
の端縁部には化粧板が全面にわたって同じ厚みとなるよ
う前記木口材の切り欠き部と係合する切り欠き部が設け
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家具の側板や天板、
テーブルの天板等に使用される化粧板に関するものであ
る。さらに詳しくはコアーの端縁部に木口材を配し、貼
着される表面材の端縁部を薄くすることにより、無垢材
に化粧を施したように見える化粧板に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】従来、コアー端縁部に角柱状の木口部を取
り付け、コアーの両面に化粧の施された表面材を貼着し
た化粧板が知られている。上記従来の化粧板は、表面材
が薄い場合は木口材とコアーとの取り付け部が筋状とな
って表面に現れ見栄えが悪くなるものであった。このよ
うな現象が生じることを避けるために表面材を厚くする
と化粧板が3層構成であることが明白となり、高級なイ
メージとはかけ離れたものであった。また、木口部に突
き板、化粧紙を貼着したり合成樹脂製の疑木の縁材を取
り付けたものがあるが、これらは違和感があったり、高
級感を阻害したり或いは高価になるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来の化
粧板の問題点に鑑みなされたものであり、外面からは全
体が無垢材で構成されているかのごとく高級感を与える
化粧板を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は化粧板を構成
するコアーの端縁部に接合する木口材と化粧の施された
表面材に互いに係合する切り欠き部を形成することによ
り、得られた化粧板があたかも無垢材で構成されたよう
な高級感を与えるものであることを見出し本発明に到達
したものである。即ち本発明によれば、少なくとも一方
の端縁部に木口材が取り付けられたコアーの少なくとも
一方の面に適宜化粧の施された表面材が貼着された化粧
板であって、前記木口材はコアーより厚みが厚くコアー
との接続部はコアーの厚みと同じ厚みとなるように少な
くとも一方の面が欠き取られて段違い状となり、他方前
記表面材の端縁部には化粧板が全面にわたって同じ厚み
となるよう前記木口材の切り欠き部と係合する切り欠き
部が設けられていることを特徴とする化粧板が提供さ
れ、前記表面材が付き板が貼着されたMDF(中密度繊維
板)であることを特徴とする化粧板が提供される。
【0005】以下本発明の化粧板を模式的に示す図面に
基づいて説明する。図1及び図2は本発明に係る化粧板
の部分断面図であり、図1は木口材の両面に切り欠き部
を形成し、両面に表面材を貼着したものを示すものであ
り、図2は木口材の一方の面にのみ切り欠き部を形成し
その面にのみ表面材を貼着したものを示すものである。
図3はコアーに段違い状の切り欠き部などが形成されて
いない木口材を接合させその両表面に突き板又は化粧紙
を貼着した従来の化粧板を示す部分断面図である。
【0006】化粧板1を構成するコアー4の少なくとも
一方の端縁部に木口材2を取り付けるのであるが、コア
ー4との接合部はコアーと同じ厚みとなるように木口材
の少なくとも一方の面から切り欠き部5を形成し段違い
状とする。前記木口材に形成される切り欠き部5の長さ
は特に限定されるものではなく、切削及び取り付けの作
業性の点から20〜50cmの範囲が好ましい。コアー4
の材質は特に限定されるものではないが、縦桟、横桟を
適宜間隔で組み合わせて形成した中空部、あるいは木口
材で形成された中空部にハニカムを充填したフラッシュ
タイプのものが軽量で且つ圧縮強度にも優れ好ましい。
その他パーティクルボード、MDF、合板などが適宜用い
られる。また、前記木口材2の材質は使用用途に応じて
適宜選定されるものであるが杉、檜、松等の無垢材が用
いられる。
【0007】前記木口材2はコアーの一方の端縁部にの
み取り付けられてもよいが化粧板の使用用途によっては
隣り合う2辺、対向する2辺、3辺又は4辺に取り付け
られてもよい。該木口材2はコアーに接合させるだけで
もよいが接着材、接合具等により強力に取り付けること
ができる。また、木口材2に形成される切り欠き部5
は、化粧板の一方の面が目に触れないような使われ方を
する場合には木口材の一方の面にのみ切り欠き部を形成
し、他方の面は平滑とし、反りを防止するためなど必要
に応じて表面材を貼着するとよい。
【0008】次に、表面材3は、コアー4及び木口材2
の両面に貼着され化粧板1を形成する。化粧板1が全面
にわたって均一な厚みとなるよう木口材の切り欠き部に
係合すべく表面材3の端縁部に切り欠き部6を形成す
る。該切り欠き部が形成された部分の表面材の厚みは化
粧板1の厚みによって規定されるものであるが薄くなる
と作業性が悪くなるので0.7〜1.0mmの範囲が好ま
しい。表面材3の材質としてはMDF、木質材の単板等が
用いられるがMDFが作業性、コスト、表面のなめらかさ
等の点から好ましい。該表面材3には付き板、化粧紙な
どの化粧層7が形成され、化粧が施される。
【0009】
【発明の実施の形態】求める化粧板の厚み、大きさに対
応してコアーとなるパーティクルボード及び木口材を調
整し、木口材のコアーと接合する側を適宜長さコアーと
同じ厚みとなるように切削して段違い状とする。この場
合木口材の一方の面のみ切削するか、両方の面を切削す
るかは化粧板の用途によって適宜決定されるものであ
る。
【0010】次に、突き板或いは木目模様、抽象柄模様
などの印刷された化粧紙が貼着されたMDFの非化粧面を
前記コアーの段違い状の切削部分と係合し、化粧板の全
面にわたって厚みが同じになるように切削する。前記木
口材及び表面材であるMDFの切削にはNCルーターなど公
知の方法が採用される。
【0011】上記のごとく得られた表面材の非化粧面に
接着材を塗布し、木口材を端縁部に配してコアーを接合
させ、コアーの段違い状の切削部分と表面材の段違い状
の切削部分を係合させてプレスで熱圧又は冷圧する。
【0012】
【実施例】以下実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 [実施例1]厚み4mm、縦1200mm、横800mmの
MDFの一方の面に厚み0。25mmのナラ板目の突き板を
貼着した。次に縦30mm、横40mm、長さ1200m
m、のナラの木口材を各2本調整した。木口材の横方向
の表裏面に端から20mmの幅で全長にわたって深さ2mm
の段違い状の切削部分を形成した。該切削部分を内側に
して前記各木口材を組み合わせて長方形の枠状体とし、
その中空部に紙製のハニカムをコアーとして充填した。
他方前記MDFの非化粧面の四周の端縁部に20mm、深さ
3mmの段違い状の切削部分を形成した。 MDFに非化粧
面に酢ビ系の接着剤を90〜120g/m塗布し、前記
枠状に系された木口材を間にして挟み貼着して目的とす
る高級感に優れた化粧板を得た。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように本発明の化粧板は、化
粧板を構成するコアーの端縁部に接合する木口材と化粧
の施された表面材に互いに係合する切り欠き部を形成
し、前記木口材を接合したコアーに表面材を貼着するす
ることにより、全体が同じ厚みであって木口側には表面
材が非常に薄く現れるのであたかも無垢材に化粧を施し
たように見え、高級感を与えることができるものであ
る。さらに前記木口材に適宜彫りものによる化粧を施す
こともでき、このようにして一層高級感を付与すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す化粧板の部分断面図で
ある。
【図2】本発明の一実施例を示す化粧板の部分断面図で
ある。
【図3】従来の化粧板を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 化粧板 2 木口材 3 表面材 4 コアー 5 切り欠き部 6 切り欠き部 7 化粧層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B002 AA11 AA12 BA01 BA09 BA18 BA19 BB06 DA06 2B250 AA13 BA03 CA11 DA04 EA02 EA11 EA13 FA03 FA13 FA21 FA28 FA31 FA37 GA03 GA06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一方の端縁部に木口材が取り
    付けられたコアーの少なくとも一方の面に適宜化粧の施
    された表面材が貼着された化粧板であって、前記木口材
    はコアーより厚みが厚くコアーとの接続部はコアーの厚
    みと同じ厚みとなるように少なくとも一方の面が欠き取
    られて段違い状となり、他方前記表面材の端縁部には化
    粧板が全面にわたって同じ厚みとなるよう前記木口材の
    切り欠き部と係合する切り欠き部が設けられていること
    を特徴とする化粧板。
  2. 【請求項2】 前記表面材が付き板が貼着されたMDFで
    あることを特徴とする請求項1記載の化粧板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021003818A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社ウッドワン フラッシュ構造体およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021003818A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社ウッドワン フラッシュ構造体およびその製造方法
JP7324622B2 (ja) 2019-06-25 2023-08-10 株式会社ウッドワン フラッシュ構造体の製造方法

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