JPH0517768U - 積算計 - Google Patents

積算計

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JPH0517768U
JPH0517768U JP6394891U JP6394891U JPH0517768U JP H0517768 U JPH0517768 U JP H0517768U JP 6394891 U JP6394891 U JP 6394891U JP 6394891 U JP6394891 U JP 6394891U JP H0517768 U JPH0517768 U JP H0517768U
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JP
Japan
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digit
wheel
pinion
reverse rotation
numeral wheel
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Withdrawn
Application number
JP6394891U
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English (en)
Inventor
幸男 大池
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C22/00Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】積算計において、累積表示される過去の全走行
距離数を一定距離以上、大幅に改ざんすることを防ぐこ
とを目的としている。 【構成】逆回転方向の力を入力して、数字車3を逆回転
した場合、一定距離に対応する桁より1つ下の桁の数字
車3までは自由に回転するが、一定距離に対応する桁の
数字車3を桁上げするピニオン61が、逆回転阻止片7
cにより阻止されているので、一定距離に対応する桁の
数字車3が逆回転されることがなく、一定距離以上積算
表示を減少させて改ざんすることができなくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の走行距離を積算表示するための走行距離計として使用される 積算計に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の積算計として図3乃至図7に示すものが知られている。
【0003】 図において、フレーム1の互いに対向する支持板1a及び1b間に両端を固着 した回転軸2には、6桁分の数字車3が回転自在に軸支されている。数字車3の 表面3aの全周には、1乃至0の数字31aが等間隔で印刷されている。
【0004】 また、図4の部分拡大図に示すように、各下位桁の数字車3には、その左側に その側縁から凹部3bを形成することによって2枚の駆動歯車31bが一体に形 成され、各上位桁の数字車3には、その右側に20枚の歯からなる被動歯車3c が一体に形成されている。
【0005】 なお、4は回転力を受けて回転される駆動車であり、この駆動車4には、数字 車3と同じようにその左側に2枚の駆動歯車(図示せず)が形成されている。こ の駆動車4の外周には、回転力を受けるため図示しないウォームギヤが噛合され る歯部4が形成されている。
【0006】 上記駆動車4が受け取る回転力は、一般に、走行距離計と一体に組み立てられ るスピードメータが動力伝達手段を介してトランスミッションより受け取る回転 力を分岐して得られる。
【0007】 また、フレーム1の互いに対向する起立片1c及び1d間に両端を固着して上 記回転軸2と平行に配置した回転軸5には、6個の移送ピニオン6が上記数字車 3及び駆動車4の相互間にそれぞれ回転自在に軸支されている。
【0008】 移送ピニオン6は、図5及び図6に示すように、一側を基準にして広幅歯6a と狭幅歯6bとが交互に配列されて形成された8枚の歯を有する。上記移送ピニ オン6の狭幅歯6bは各上位桁の数字車3の被動歯車3cに常時噛合され、広幅 歯6aは各下位桁の数字車3が1回転して所定の回転位置にきたとき凹部3bに 嵌合して駆動歯車31bと噛合されるようになる。
【0009】 このように、下位桁の数字車3の1回転によって2枚の駆動歯車31bと移送 ピニオン6の広幅歯6aが噛合して、移送ピニオン6が1/4回転されると、そ の狭幅歯6bが2枚の歯分回転移動し、これによって狭幅歯6bと常時噛合され ている被動歯車3cを有する上位桁の数字車3が1/10回転駆動され、次の数 字が表示位置に移動される。
【0010】 なお、数字車3、移送ピニオン6等は合成樹脂で形成されているので、数字車 3、移送ピニオン6等の熱膨張により移送ピニオン6と数字車3とがきしむこと がないように、移送ピニオン6と数字車3との噛合を適正状態より緩くしている 。よって、移送ピニオン6と数字車3との遊びが大きくなり、数字車3の僅かな 回転移動により文字ずれが生じる恐れがあり、これを防止するために整列バネ7 aが各移送ピニオン6と一体に形成された角ボス6cを押圧するように、整列バ ネ材7がフレーム1に取り付けられている。この整列バネ材7は、図7に示すよ うに、取り付け部7bと、取り付け部7bから一定間隔で起立された薄板片から なる複数の整列バネ7aとからなり、樹脂の一体成形によって形成されている。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の積算計においては、車両の前進走行時と逆方向の回転力を 入力して駆動車4を逆回転させると、数字車3による積算表示をいくらでも減少 させ、積算計の過去の全走行距離数値を大幅に改ざんできてしまうという問題が ある。
【0012】 よって、本考案は上述した従来の問題点に鑑み、累積表示される過去の全走行 距離数を一定距離以上、大幅に改ざんすることを防ぐことのできる積算計を提供 することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案により成された積算計は、両端を固着した回転 軸上に回転自在に配列した複数個の数字車と、前記回転軸と平行に両端を固着し て配置した回転軸に回転自在に配列したピニオンとを有し、前記数字車の歯と前 記ピニオンの歯とを噛合させることにより、下位桁の数字車の回転を上位桁の数 字車へと順次伝達する積算計において、一定距離に対応する桁の数字車を桁上げ する前記ピニオンの逆回転を阻止する逆回転阻止片を設けたことを特徴としてい る。
【0014】
【作用】
上記構成により、逆回転方向の力を入力して、数字車3を逆回転した場合、一 定距離に対応する桁より1つ下の桁の数字車3までは自由に回転するが、一定距 離に対応する桁の数字車を桁上げするピニオンが、逆回転阻止片により阻止され ているので、一定距離に対応する桁の数字車が逆回転されることがなく、一定距 離以上積算表示を減少させて改ざんすることができなくなる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図1及び図2を用いて説明する。これらの図において 、図3乃至図7について上述した従来のものと同一部分には同一の符号を付して その詳細な説明を省略する。
【0016】 上記整列バネ材7には、数字車3のうち下位桁から3桁目(百km)の数字車 3と4桁目(千km)の数字車3の各角ボス6cを押圧する整列バネ7a間に逆 回転阻止片7cが起立して形成されている。この逆回転阻止片7cは、弾性を有 する弾性板部71cと、この弾性板部71cの先端に、弾性板部71cと略90 °をなして一体に形成された爪72cとからなっている。
【0017】 弾性板部71cは、下位桁から3桁目の数字車3と4桁目の数字車3と噛合す る移送ピニオン61が逆回転してその歯61aが接触したとき、歯61dから受 ける力の方向が弾性板部71cの長手方向に略一致するように位置決めされてい る。また、爪72cは歯61dの歯面と接触して歯61dからの力を有効に受け て阻止効果を高めるように作用している。
【0018】 以上の構成により、積算計の積算表示を改ざんするために車両の前進走行時と 逆方向の回転力を入力して、駆動車4を逆回転させると、移送ピニオン61の1 つ下の桁の数字車3までは自由に回転するが、移送ピニオン61の歯61dは、 歯面が爪72cに受けられ、歯61dにより爪72cにかかる力の方向は、弾性 板部71cの長手方向であり、この方向には弾性板部71cは弾性を有しないの で、弾性板部71cは突っ張り、移送ピニオン61は逆回転しない。なお、車両 の前進走行時の移送ピニオン61の回転方向でも、その歯61dは弾性板部71 cの先端と接触するが、歯61dから弾性板部71cが受ける力の方向は弾性板 部71cが逃げる方向なので、移送ピニオン61の回転には支障はない。
【0019】 よって、千kmの桁以上の数字車3は逆回転しなくなり、千km以上の積算計 の積算表示を減少させることができなくなり、積算計の過去の全走行距離数の一 定距離数以上の改ざんを防止することができる。また、整列バネ材7に逆回転阻 止片7cを整列バネ材7と一体に成形して同時形成できるようにしているので、 ほとんどコストアップになることがない。
【0020】 なお、本実施例では、数字車3のうち下位桁から3桁目の数字車3と4桁目の 数字車3の各角ボス6cを押圧する整列バネ7a間に逆回転阻止片7cを形成し ているが、より下位桁の数字車3と噛合する移送ピニオン61に逆回転阻止片7 cを形成すれば、逆回転阻止片7cに大きな力がかかるので、逆回転阻止片7c を堅牢にしなければならず、また、より上位桁の数字車3と噛合する移送ピニオ ン61に逆回転阻止片7cを形成すれば、改ざんできる距離数が大きくなってし まうため、本実施例の逆回転阻止片の形成位置は適当である。
【0021】 また、本実施例では、逆回転阻止片7cを整列バネ材7と一体に形成している が、逆回転阻止片7cを単独で形成しても、わずかなコストアップですむ。
【0022】
【考案の効果】
以上述べたように本考案に係る積算計では、一定距離に対応する桁の数字車の 逆回転が阻止されているので、一定距離以上積算表示を減少させることができな くなり、累積表示される過去の全走行距離数を大幅に改ざんすることを防ぐこと ができる。また、この改ざんを防止するために逆回転阻止片を設ければよいだけ なので、わずかなコストアップですむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による積算計の一実施例の要部を示す側
面図である。
【図2】本考案による積算計の一実施例を示す斜視図で
ある。
【図3】従来一般の積算計の全体構成を示す平面図であ
る。
【図4】図3の積算計の一部分の拡大図である。
【図5】図4中のA−A断面図である。
【図6】図4中のB−B断面図である。
【図7】図4中の整列バネ材の全体構成を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
2 数字車の回転軸 3 数字車 3c,31b 数字車の歯 5 ピニオンの回転軸 6 ピニオン 6a,6b ピニオンの歯 7c 逆転回転阻止片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端を固着した回転軸上に回転自在に配
    列した複数個の数字車と、前記回転軸と平行に両端を固
    着して配置した回転軸に回転自在に配列したピニオンと
    を有し、前記数字車の歯と前記ピニオンの歯とを噛合さ
    せることにより、下位桁の数字車の回転を上位桁の数字
    車へと順次伝達する積算計において、一定距離に対応す
    る桁の数字車を桁上げする前記ピニオンの逆回転を阻止
    する逆回転阻止片を設けたことを特徴とする積算計。
JP6394891U 1991-08-13 1991-08-13 積算計 Withdrawn JPH0517768U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6394891U JPH0517768U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 積算計
DE19924225737 DE4225737C2 (de) 1991-08-13 1992-08-04 Gesamtstreckenmesser

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6394891U JPH0517768U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 積算計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0517768U true JPH0517768U (ja) 1993-03-05

Family

ID=13244076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6394891U Withdrawn JPH0517768U (ja) 1991-08-13 1991-08-13 積算計

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPH0517768U (ja)
DE (1) DE4225737C2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Also Published As

Publication number Publication date
DE4225737A1 (de) 1993-02-18
DE4225737C2 (de) 1997-01-30

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Effective date: 19951102