JPH05174486A - 制御誤差検出装置 - Google Patents
制御誤差検出装置Info
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- JPH05174486A JPH05174486A JP3342657A JP34265791A JPH05174486A JP H05174486 A JPH05174486 A JP H05174486A JP 3342657 A JP3342657 A JP 3342657A JP 34265791 A JP34265791 A JP 34265791A JP H05174486 A JPH05174486 A JP H05174486A
- Authority
- JP
- Japan
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- value
- output
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
- Synchronizing For Television (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビデオディスクで信号を再生するとき必要な
同期信号を連続的に捕捉する装置に関するものであり、
ノイズに強い捕捉追従性に優れた制御誤差検出装置を盛
況することを目的とする。 【構成】 設定値制御部6から出力されるウインドの中
心値と、同期検出部2から出力される捕捉した同期信号
の周期とを平均値算出部4に入力し、その平均値を用い
て新しいウインドの中心値とすることにより、常に再生
同期信号に追従することができるためウインド幅を狭く
設定することができ、ノイズに強い捕捉追従性に優れた
ものとなる。
同期信号を連続的に捕捉する装置に関するものであり、
ノイズに強い捕捉追従性に優れた制御誤差検出装置を盛
況することを目的とする。 【構成】 設定値制御部6から出力されるウインドの中
心値と、同期検出部2から出力される捕捉した同期信号
の周期とを平均値算出部4に入力し、その平均値を用い
て新しいウインドの中心値とすることにより、常に再生
同期信号に追従することができるためウインド幅を狭く
設定することができ、ノイズに強い捕捉追従性に優れた
ものとなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオディスクプレー
ヤ等の記録媒体に記録された信号を再生するための制御
に必要な同期信号を連続的に捕捉するとき有用な制御誤
差検出装置に関するものである。
ヤ等の記録媒体に記録された信号を再生するための制御
に必要な同期信号を連続的に捕捉するとき有用な制御誤
差検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビデオディスクプレーヤのように円盤状
記録媒体(以下ディスクと記す)に記録された信号を再
生する場合、ディスクの回転速度を制御するスピンドル
制御が必要であり、一般に、このスピンドル制御には映
像信号に付加されている同期信号を連続的に捕捉して用
いている。
記録媒体(以下ディスクと記す)に記録された信号を再
生する場合、ディスクの回転速度を制御するスピンドル
制御が必要であり、一般に、このスピンドル制御には映
像信号に付加されている同期信号を連続的に捕捉して用
いている。
【0003】また、ビデオディスクでは、回転速度が一
定(以下、CAVと記す)になるディスクと記録密度を
上げるために記録再生時の線速度が一定(以下、CLV
と記す)になるディスクが使用される。CAV,CLV
ディスクを回転させるスピンドル制御は、再生同期信号
と基準同期信号とを用いて駆動信号を生成するように構
成されている。
定(以下、CAVと記す)になるディスクと記録密度を
上げるために記録再生時の線速度が一定(以下、CLV
と記す)になるディスクが使用される。CAV,CLV
ディスクを回転させるスピンドル制御は、再生同期信号
と基準同期信号とを用いて駆動信号を生成するように構
成されている。
【0004】以下に従来の制御誤差検出装置について説
明する。図4は従来の制御誤差検出装置のブロック図を
示している。図4において、1は再生同期信号入力端、
3は同期信号出力端、7はウインド下限値格納部、8は
ウインド上限値格納部、101は同期検出部、102は
ウインド設定部、103は設定値制御部、104は基準
同期信号入力端を示している。
明する。図4は従来の制御誤差検出装置のブロック図を
示している。図4において、1は再生同期信号入力端、
3は同期信号出力端、7はウインド下限値格納部、8は
ウインド上限値格納部、101は同期検出部、102は
ウインド設定部、103は設定値制御部、104は基準
同期信号入力端を示している。
【0005】以上のように構成された制御誤差検出装置
について、以下、その動作を説明する。同期検出部10
1はウインド下限値とウインド上限値とで決まる期間に
再生同期信号入力端1より再生同期信号が入力された場
合、この再生同期信号を捕捉された同期信号として同期
信号出力端3に出力する。設定値制御部103は、ウイ
ンド幅を指定してウインド設定部102に出力する。ウ
インド設定部102は目標となる基準同期信号入力端1
04よりの基準同期信号の周期(To)と上記ウインド
幅とを用いてウインド下限値とウインド上限値を算出
し、上記ウインド下限値はウインド下限値格納部7に出
力し、上記ウインド上限値はウインド上限値格納部8に
出力する。同期検出部101より同期信号が出力される
と、この同期信号はウインド下限値格納部7とウインド
上限値格納部8とに印加され、再度同期検出部101に
ウインド上限値とウインド下限値とを設定させ、次の再
生同期信号の入力を待つように働く。
について、以下、その動作を説明する。同期検出部10
1はウインド下限値とウインド上限値とで決まる期間に
再生同期信号入力端1より再生同期信号が入力された場
合、この再生同期信号を捕捉された同期信号として同期
信号出力端3に出力する。設定値制御部103は、ウイ
ンド幅を指定してウインド設定部102に出力する。ウ
インド設定部102は目標となる基準同期信号入力端1
04よりの基準同期信号の周期(To)と上記ウインド
幅とを用いてウインド下限値とウインド上限値を算出
し、上記ウインド下限値はウインド下限値格納部7に出
力し、上記ウインド上限値はウインド上限値格納部8に
出力する。同期検出部101より同期信号が出力される
と、この同期信号はウインド下限値格納部7とウインド
上限値格納部8とに印加され、再度同期検出部101に
ウインド上限値とウインド下限値とを設定させ、次の再
生同期信号の入力を待つように働く。
【0006】以下に、起動時やCLVディスクでのトリ
ックプレイ時での同期信号の捕捉用のウインドの動作を
述べる。図5は、起動時のウインドの推移を示してい
る。ディスクが所定の回転数に達すると、同期信号の捕
捉動作を開始する。ビデオディスクでは、一般的に、映
像信号処理との関連で所定の回転数まで正しい同期信号
が出力されない。図5のA区間の始まりが、上記の所定
の回転数に相当する。A区間では、ウインドの幅を広く
設定し、同期信号を捕捉するようにする。A区間で連続
的に捕捉状態となり連続回数が所定の回数を上回ると、
A区間よりウインド幅を狭くしてB区間での動作とな
る。以下同様にB区間からC区間へ、C区間からD区間
へとウインド幅は、順次、狭くなる。図5では、D区間
に設定後にスピンドル制御が引き込んでいることを示し
ている。
ックプレイ時での同期信号の捕捉用のウインドの動作を
述べる。図5は、起動時のウインドの推移を示してい
る。ディスクが所定の回転数に達すると、同期信号の捕
捉動作を開始する。ビデオディスクでは、一般的に、映
像信号処理との関連で所定の回転数まで正しい同期信号
が出力されない。図5のA区間の始まりが、上記の所定
の回転数に相当する。A区間では、ウインドの幅を広く
設定し、同期信号を捕捉するようにする。A区間で連続
的に捕捉状態となり連続回数が所定の回数を上回ると、
A区間よりウインド幅を狭くしてB区間での動作とな
る。以下同様にB区間からC区間へ、C区間からD区間
へとウインド幅は、順次、狭くなる。図5では、D区間
に設定後にスピンドル制御が引き込んでいることを示し
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、起動時やCLVディスクのサーチ等のデ
ィスクの回転数が急激に変化する場合、目標となる同期
信号の周期を中心にしてウインド幅を設定しているため
ウインド幅を広くすることが必要である。そのためディ
スクの汚れ、傷、サビ等で再生同期信号に混入するノイ
ズの影響でスピンドル制御が引き込まない場合が生ずる
という問題点を有していた。
来の構成では、起動時やCLVディスクのサーチ等のデ
ィスクの回転数が急激に変化する場合、目標となる同期
信号の周期を中心にしてウインド幅を設定しているため
ウインド幅を広くすることが必要である。そのためディ
スクの汚れ、傷、サビ等で再生同期信号に混入するノイ
ズの影響でスピンドル制御が引き込まない場合が生ずる
という問題点を有していた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、これまでのウインドの中心値と捕捉した同期信号の
周期とを用いて新しいウインドの中心値を算出すること
によりウインド幅を狭くすることが出来、ノイズに強い
捕捉追従性に優れた制御誤差検出装置を提供することを
目的とする。
で、これまでのウインドの中心値と捕捉した同期信号の
周期とを用いて新しいウインドの中心値を算出すること
によりウインド幅を狭くすることが出来、ノイズに強い
捕捉追従性に優れた制御誤差検出装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の制御誤差検出装置は、ウインド下限値とウイ
ンド上限値とで定まる期間に入力される再生同期信号の
み応答する同期検出手段と、同期検出手段の出力値と遅
延素子に格納されている値との平均値を算出して平均値
出力を得るとともに平均値出力を再び遅延素子に格納す
る平均値算出手段と、平均値算出手段の平均値出力を用
いてウインド上限値とウインド下限値とを算出するウイ
ンド設定手段と、ウインド設定手段で算出したウインド
上限値を格納するウインド上限値格納手段と、ウインド
下限値を格納するウインド下限値格納手段と、同期検出
手段から出力が得られたときウインド上限値格納手段の
出力とウインド下限値格納手段の出力とを同期検出手段
に印加させる手段と、ウインド設定手段での設定値の制
御やリセット時の遅延素子の値を制御する設定値制御手
段とにより構成され、同期検出手段の出力から連続的に
捕捉された同期信号が得られるような構成を有してい
る。
に本発明の制御誤差検出装置は、ウインド下限値とウイ
ンド上限値とで定まる期間に入力される再生同期信号の
み応答する同期検出手段と、同期検出手段の出力値と遅
延素子に格納されている値との平均値を算出して平均値
出力を得るとともに平均値出力を再び遅延素子に格納す
る平均値算出手段と、平均値算出手段の平均値出力を用
いてウインド上限値とウインド下限値とを算出するウイ
ンド設定手段と、ウインド設定手段で算出したウインド
上限値を格納するウインド上限値格納手段と、ウインド
下限値を格納するウインド下限値格納手段と、同期検出
手段から出力が得られたときウインド上限値格納手段の
出力とウインド下限値格納手段の出力とを同期検出手段
に印加させる手段と、ウインド設定手段での設定値の制
御やリセット時の遅延素子の値を制御する設定値制御手
段とにより構成され、同期検出手段の出力から連続的に
捕捉された同期信号が得られるような構成を有してい
る。
【0010】
【作用】この構成によって、これまでのウインドの中心
値と捕捉した同期信号の周期との平均値を用いて新しい
ウインドの中心値とすることにより、常に再生同期信号
に追従することができるためウインド幅を狭く設定する
ことが出来、ノイズに強い捕捉追従性に優れたものとな
る。
値と捕捉した同期信号の周期との平均値を用いて新しい
ウインドの中心値とすることにより、常に再生同期信号
に追従することができるためウインド幅を狭く設定する
ことが出来、ノイズに強い捕捉追従性に優れたものとな
る。
【0011】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0012】図1において、1は再生同期信号入力端、
2は同期検出部、3は同期信号出力端、4は平均値算出
部、5はウインド設定部、6は設定値制御部、7はウイ
ンド下限値格納部、8はウインド上限値格納部、11は
遅延素子、12は加算器、13は乗算器を示している。
2は同期検出部、3は同期信号出力端、4は平均値算出
部、5はウインド設定部、6は設定値制御部、7はウイ
ンド下限値格納部、8はウインド上限値格納部、11は
遅延素子、12は加算器、13は乗算器を示している。
【0013】以上のように構成された制御誤差検出装置
について、その動作を説明する。同期検出部2はウイン
ド下限値とウインド上限値とで決まる期間に再生同期信
号入力端1より再生信号が入力された場合、この再生同
期信号を捕捉した同期信号として同期信号出力端3に出
力(周期T)するとともに、平均値算出部4に印加され
る。平均値算出部4では、上記同期信号と遅延素子11
の値とを加算器12で加算し、さらに乗算器13で1/
2倍した乗算結果を、遅延素子11に再格納するととも
に平均値算出部4の出力結果(X)とする。ウインド設
定部5は、設定値制御部6より出力される上下のウイン
ド幅(−a,+b)の設定値と平均値算出部4の平均値
算出結果を用いてウインド下限値(X−a)、ウインド
上限値(X+b)を算出する。得られたウインド下限値
はウインド下限値格納部7に格納され、ウインド上限値
はウインド上限値格納部8に格納される。設定値制御部
6はウインド中心からウインド下限値、ウインド上限値
までの上下のウインド幅の設定をウインド設定部5に働
きかけるとともに、リセット解除後の平均値算出部の遅
延素子の値の設定を制御する。同期検出部2より同期信
号が出力されると、この同期信号はウインド下限値格納
部7とウインド上限値格納部8とに印加され、再度、同
期検出部2にウインド下限値とウインド上限値とを設定
させ、次の再生同期信号の入力を待つように動作する。
について、その動作を説明する。同期検出部2はウイン
ド下限値とウインド上限値とで決まる期間に再生同期信
号入力端1より再生信号が入力された場合、この再生同
期信号を捕捉した同期信号として同期信号出力端3に出
力(周期T)するとともに、平均値算出部4に印加され
る。平均値算出部4では、上記同期信号と遅延素子11
の値とを加算器12で加算し、さらに乗算器13で1/
2倍した乗算結果を、遅延素子11に再格納するととも
に平均値算出部4の出力結果(X)とする。ウインド設
定部5は、設定値制御部6より出力される上下のウイン
ド幅(−a,+b)の設定値と平均値算出部4の平均値
算出結果を用いてウインド下限値(X−a)、ウインド
上限値(X+b)を算出する。得られたウインド下限値
はウインド下限値格納部7に格納され、ウインド上限値
はウインド上限値格納部8に格納される。設定値制御部
6はウインド中心からウインド下限値、ウインド上限値
までの上下のウインド幅の設定をウインド設定部5に働
きかけるとともに、リセット解除後の平均値算出部の遅
延素子の値の設定を制御する。同期検出部2より同期信
号が出力されると、この同期信号はウインド下限値格納
部7とウインド上限値格納部8とに印加され、再度、同
期検出部2にウインド下限値とウインド上限値とを設定
させ、次の再生同期信号の入力を待つように動作する。
【0014】このような構成において、遅延素子に格納
される最初の値を上記同期検出部で検出された最初の同
期信号とし、その周期をT1、以降発生する第二、第
三、・・・・、第n、・・・の同期信号の周期をT2,
T3,・・・、Tn,・・・とする。この構成では、第
一、第二の同期信号の捕捉用ウインドは初期の設定値を
用いる。第三の同期信号以降のウインド中心Xnは、以
下の値を用いる。 X3=(T1+T1)/2 X4=(X3+T2)/2 ・・・・・ Xn=(Xn-1+Tn-2)/2=Tn-2/2+Tn-3/22/
・・・+T2/2n-3+T1/2n-3 このように、常に、ウインド中心は再生同期信号に追従
することとなる。このためウインド幅を狭くしても、充
分、捕捉追従できることとなる。
される最初の値を上記同期検出部で検出された最初の同
期信号とし、その周期をT1、以降発生する第二、第
三、・・・・、第n、・・・の同期信号の周期をT2,
T3,・・・、Tn,・・・とする。この構成では、第
一、第二の同期信号の捕捉用ウインドは初期の設定値を
用いる。第三の同期信号以降のウインド中心Xnは、以
下の値を用いる。 X3=(T1+T1)/2 X4=(X3+T2)/2 ・・・・・ Xn=(Xn-1+Tn-2)/2=Tn-2/2+Tn-3/22/
・・・+T2/2n-3+T1/2n-3 このように、常に、ウインド中心は再生同期信号に追従
することとなる。このためウインド幅を狭くしても、充
分、捕捉追従できることとなる。
【0015】以下に、起動時やCLVディスクでのトリ
ックプレイ時での同期信号の捕捉用のウインドの動作を
述べる。図2(a)は、起動時のウインドの動作を示して
いる。ディスクが所定の回転数に達すると、同期信号の
捕捉動作を開始する。図2(a)のA区間の始まりが、上
記の所定の回転数に相当する。A区間では、ウインドの
幅を広く設定し、同期信号を捕捉するようにする。A区
間で同期信号が数個連続に捕捉状態となると、A区間で
捕捉した同期信号の周期を用いてB区間の始まりのウイ
ンドを設定する。B区間では、ウインドの中心値は同期
信号に追従するので、図2(a)に示すように同期信号を
中心にウインド幅が設定されることになる。
ックプレイ時での同期信号の捕捉用のウインドの動作を
述べる。図2(a)は、起動時のウインドの動作を示して
いる。ディスクが所定の回転数に達すると、同期信号の
捕捉動作を開始する。図2(a)のA区間の始まりが、上
記の所定の回転数に相当する。A区間では、ウインドの
幅を広く設定し、同期信号を捕捉するようにする。A区
間で同期信号が数個連続に捕捉状態となると、A区間で
捕捉した同期信号の周期を用いてB区間の始まりのウイ
ンドを設定する。B区間では、ウインドの中心値は同期
信号に追従するので、図2(a)に示すように同期信号を
中心にウインド幅が設定されることになる。
【0016】図2(b)は、図2(a)のB区間で途中から
ウインド幅の設定値を変更して狭くした場合を示してい
る。図2(a)のC区間が新しいウインド幅の設定値での
動作を示している。
ウインド幅の設定値を変更して狭くした場合を示してい
る。図2(a)のC区間が新しいウインド幅の設定値での
動作を示している。
【0017】図3は、ウインド区間内に同期信号が欠落
した場合での動作を示している、図3のA区間に示すよ
うに、再生同期信号がA区間内に発生しないとき、ウイ
ンド上限値を疑似同期信号と見なし、以降の、捕捉動作
を続けるように動作する。
した場合での動作を示している、図3のA区間に示すよ
うに、再生同期信号がA区間内に発生しないとき、ウイ
ンド上限値を疑似同期信号と見なし、以降の、捕捉動作
を続けるように動作する。
【0018】以上のように本実施例によれば、これまで
のウインドの中心値と捕捉した同期信号の周期との平均
値を用いて新しいウインドの中心値とする構成により、
常に、再生同期信号に追従することができるため、ウイ
ンド幅を狭く設定することが出来、ノイズに強い捕捉追
従性に優れたものとなる。
のウインドの中心値と捕捉した同期信号の周期との平均
値を用いて新しいウインドの中心値とする構成により、
常に、再生同期信号に追従することができるため、ウイ
ンド幅を狭く設定することが出来、ノイズに強い捕捉追
従性に優れたものとなる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明は、ウインド下限値
とウインド上限値とで定まる期間に入力される再生同期
信号のみ応答する同期検出手段と、同期検出手段の出力
値と遅延素子に格納されている値との平均値を算出して
平均値出力を得るとともに平均値出力を再び遅延素子に
格納する平均値算出手段と、平均値算出手段の平均値出
力を用いてウインド上限値とウインド下限値とを算出す
るウインド設定手段とウインド設定手段で算出したウイ
ンド上限値を格納するウインド上限値格納手段と、ウイ
ンド設定値手段で算出したウインド下限値を格納するウ
インド下限値格納手段と、同期検出手段から出力が得ら
れたときウインド上限値格納手段の出力とウインド下限
値格納手段の出力とを同期検出手段に印加させる手段
と、ウインド設定手段での設定値の制御やリセット時の
遅延素子の値を制御する設定値制御手段とにより、同期
検出手段の出力から連続的に捕捉された同期信号が得ら
れるように構成することで、常に、ウインド中心が再生
同期信号に追従することとなるためウインド幅を狭く設
定することが出来、ノイズに強い捕捉追従性に優れた特
性を持つ制御誤差検出装置を実現するものである。
とウインド上限値とで定まる期間に入力される再生同期
信号のみ応答する同期検出手段と、同期検出手段の出力
値と遅延素子に格納されている値との平均値を算出して
平均値出力を得るとともに平均値出力を再び遅延素子に
格納する平均値算出手段と、平均値算出手段の平均値出
力を用いてウインド上限値とウインド下限値とを算出す
るウインド設定手段とウインド設定手段で算出したウイ
ンド上限値を格納するウインド上限値格納手段と、ウイ
ンド設定値手段で算出したウインド下限値を格納するウ
インド下限値格納手段と、同期検出手段から出力が得ら
れたときウインド上限値格納手段の出力とウインド下限
値格納手段の出力とを同期検出手段に印加させる手段
と、ウインド設定手段での設定値の制御やリセット時の
遅延素子の値を制御する設定値制御手段とにより、同期
検出手段の出力から連続的に捕捉された同期信号が得ら
れるように構成することで、常に、ウインド中心が再生
同期信号に追従することとなるためウインド幅を狭く設
定することが出来、ノイズに強い捕捉追従性に優れた特
性を持つ制御誤差検出装置を実現するものである。
【図1】本発明の一実施例における制御誤差検出装置の
ブロック図
ブロック図
【図2】同一実施例における制御誤差検出装置の動作説
明のための動作説明図
明のための動作説明図
【図3】同一実施例における制御誤差検出装置の動作説
明のための動作説明図
明のための動作説明図
【図4】従来の制御誤差検出装置のブロック図
【図5】従来の制御誤差検出装置の動作説明のための動
作説明図
作説明図
2 同期検出部 4 平均値算出部 5 ウインド設定部 6 設定値制御部 7 ウインド下限値格納部 8 ウインド上限値格納部
Claims (5)
- 【請求項1】情報信号に周期的に付加されている同期信
号を連続的に捕捉する場合にウインド下限値とウインド
上限値とで定める期間に入力される再生同期信号のみ応
答する同期検出手段と、上記同期検出手段の出力値と遅
延素子に格納されている値との平均値を算出して平均値
出力を得るとともに上記平均値出力を再び上記遅延素子
に格納する平均値算出手段と、上記平均値算出手段の平
均値出力を用いて上記ウインド上限値と上記ウインド下
限値とを算出するウインド設定手段と、上記ウインド設
定手段で算出したウインド上限値を格納するウインド上
限値格納手段と、上記ウインド設定手段で算出したウイ
ンド下限値を格納するウインド下限値格納手段と、上記
同期検出手段から出力が得られたとき上記ウインド上限
値格納手段の出力と上記ウインド下限値格納手段の出力
とを上記同期検出手段に印加させる手段と、上記ウイン
ド設定手段での設定値の制御やリセット時の上記遅延素
子の値を制御する設定値制御手段とにより構成され、上
記同期検出手段の出力から連続的に捕捉された同期信号
が得られることを特徴とする制御誤差検出装置。 - 【請求項2】設定値制御手段がリセット時に遅延素子に
格納される初期値は同期信号の目標値であることを特徴
とする請求項1記載の制御誤差検出装置。 - 【請求項3】設定値制御手段がリセット時以降最初に得
られる同期検出手段の出力のみを遅延素子に格納すると
ともに、直接平均値算出部の出力とすることを特徴とす
る請求項1記載の制御誤差検出装置。 - 【請求項4】同期検出手段が同期信号が欠落してウイン
ド下限値とウインド上限値とで定まる期間に再生同期信
号が生じない場合、上記ウインド上限値を疑以的に同期
信号と見なして動作するように構成することを特徴とす
る請求項1記載の制御誤差検出装置。 - 【請求項5】平均値算出手段は同期検出手段からの出力
結果を離散的に用いることを特徴とする請求項1記載の
制御誤差検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34265791A JP3269099B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 制御誤差検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34265791A JP3269099B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 制御誤差検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05174486A true JPH05174486A (ja) | 1993-07-13 |
JP3269099B2 JP3269099B2 (ja) | 2002-03-25 |
Family
ID=18355473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34265791A Expired - Fee Related JP3269099B2 (ja) | 1991-12-25 | 1991-12-25 | 制御誤差検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3269099B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009055396A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Nec Electronics Corp | 水平同期検出装置 |
-
1991
- 1991-12-25 JP JP34265791A patent/JP3269099B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2009055396A (ja) * | 2007-08-28 | 2009-03-12 | Nec Electronics Corp | 水平同期検出装置 |
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JP3269099B2 (ja) | 2002-03-25 |
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